JPH10329496A - クロム光沢調のハーフ蒸着フィルム - Google Patents

クロム光沢調のハーフ蒸着フィルム

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JPH10329496A
JPH10329496A JP15805897A JP15805897A JPH10329496A JP H10329496 A JPH10329496 A JP H10329496A JP 15805897 A JP15805897 A JP 15805897A JP 15805897 A JP15805897 A JP 15805897A JP H10329496 A JPH10329496 A JP H10329496A
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JP15805897A
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Hiroyuki Maekawa
浩之 前川
Fujio Mori
富士男 森
Yoshiteru Hayashi
佳輝 林
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Nissha Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の光線透過率のアルミ蒸着膜と特定の明
度の黒色インキ層とを積層して合成色とすることによ
り、曲げなどに強く色調変化の容易なクロム光沢を安価
に得ることができるクロム光沢調のハーフ蒸着フィルム
を提供すること。 【解決手段】 基体フィルム1上に、少なくとも光線透
過率が5〜50%の薄膜アルミ蒸着層2が形成され、そ
の上に明度が0〜50の黒色系インキ層3、接着層6が
順次形成されたクロム光沢調のハーフ蒸着フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車部品(例
えば、バンパー、モール)、電気製品(例えば、冷蔵庫
ハンドル)、筆記具(例えば、シャープペンシル)等に
クロム光沢調の金属光沢を施す際に用いるハーフ蒸着フ
ィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クロム光沢調の金属光沢を成形品
等に施すには、真空蒸着やスパッタリングなどによりク
ロム蒸着膜を形成するか、クロムメッキ膜を形成してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、クロム蒸着膜
は、アルミ蒸着膜よりコストが高い。つまり、アルミニ
ウムは蒸着用金属として汎用され、しかも、普及率の高
い抵抗加熱装置を用いて蒸着膜を形成できるが、クロム
は電子線加熱装置などの特殊かつ大型の加熱装置を用い
なければならないなど、設備投資等にコストがかかるか
らである。
【0004】クロム蒸着膜やクロムメッキ膜は、同一の
厚みのアルミ蒸着膜やアルミメッキに比べて硬いため、
曲げや衝撃などが加わることにより亀裂などが入りやす
くてもろい。
【0005】クロム蒸着膜やクロムメッキ膜は、クロム
光沢の黒っぽい色の色調を変化させにくい。
【0006】この発明は上記の欠点を解決し、特定の光
線透過率のアルミ蒸着膜と特定の明度の黒色インキ層と
を積層して合成色とすることにより、曲げなどに強く色
調変化の容易なクロム光沢を安価に得ることができるク
ロム光沢調のハーフ蒸着フィルムを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、この発明のクロム光沢調のハーフ蒸着フィ
ルムは、基体フィルム上に、少なくとも光線透過率が5
〜50%の薄膜アルミ蒸着層が形成され、その上に明度
が0〜50の黒色系インキ層、接着層が順次形成された
ことを特徴とするものである。または、この発明のクロ
ム光沢調のハーフ蒸着フィルムは、剥離性を有する基体
フィルム上に、少なくとも光線透過率が5〜50%の薄
膜アルミ蒸着層が形成され、その上に明度が0〜50の
黒色系インキ層、接着層が順次形成された転写フィルム
であることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1〜
4は、それぞれ、この発明のハーフ蒸着フィルムの一実
施例を示す模式断面図である。図5〜8は、それぞれ、
この発明のハーフ蒸着フィルムを用いインサート成形を
行う一工程を示す模式断面説明図である。図中、1は基
体フィルム、2は薄膜アルミ蒸着層、3は黒色系インキ
層、4は剥離層、5は前アンカー層、6は接着層、7は
ハーフ蒸着フィルム、8は接着フィルム、11は金型、
12は加熱手段、13は凹部、14は樹脂射出口、15
はキャビティ、16は成形樹脂を示している。
【0009】この発明のハーフ蒸着フィルム7は、基体
フィルム1上に、少なくとも光線透過率が5〜50%の
薄膜アルミ蒸着層2が形成され、その上に明度が0〜5
0の黒色系インキ層3、接着層6が順次形成されたもの
である(図1参照)。また、剥離性を有する基体フィル
ム上に前記薄膜アルミ蒸着層2、前記黒色系インキ層
3、接着層6が順次形成され転写フィルムとして使用さ
れるハーフ蒸着フィルムがある(図2参照)。また、基
体フィルム1上に、前記薄膜アルミ蒸着層2、前記黒色
系インキ層3が順次形成され、射出成形用の金型内に挿
入してインサート成形に使用されるインサートフィルム
がある(図3参照)。インサート成形とは、樹脂成形品
などの成形の際に、成形時の熱圧により、インサートフ
ィルムを樹脂成形品の表面に一体化する成形法である。
【0010】基体フィルム1としては、インサートフィ
ルムとして使用される場合は、光透過性の樹脂製フィル
ムを用いるとよい。例えば、厚み10〜300μmのア
クリルフィルム、フッ素フィルム、ポリカーボネートフ
ィルム、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、
ポリアミドフィルムなどがある。特に、延伸性が優れて
いる理由から、アクリルフィルム、ポリ塩化ビニルフィ
ルム、フッ素フィルムまたはこれらの複合フィルムのい
ずれかを用いることにより、3次元曲面を有する樹脂成
形品や、立ち上がりの深い樹脂成形品にもきれいに沿わ
せることのできるハーフ蒸着フィルムが得られる。
【0011】基体フィルム1としては、転写フィルムと
して使用される場合は、厚み10〜50μmのポリエス
テルフィルムの他、塩化ビニルフィルム、ポリプロピレ
ンフィルム、ポリエチレンフィルムなどがある。基体フ
ィルム1には、後述する薄膜アルミ蒸着層2が形成され
る側と反対側の面にハードコート層9を形成してもよい
(図3参照)。剥離性を有する基体フィルムとするに
は、基体フィルム1上に剥離層4を形成するとよい。剥
離層4の材質、厚み、形成方法は基体フィルムの材質、
使用用途の要求水準などによって適宜変化する。
【0012】基体フィルム1の片面、あるいは剥離層4
上には、薄膜アルミ蒸着層2が形成される。薄膜アルミ
蒸着層2は、光線透過率が5〜50%の蒸着層である。
特に、20〜40%が好ましい。光線透過率が5%より
低いと、後述する黒色系インキ層の色が薄膜アルミ蒸着
層2を透かして見えなくなってしまうため、クロム光沢
調の黒っぽい色が薄膜アルミ蒸着層2表面に現れず、純
粋のアルミ蒸着層そのものの光沢と大差のない柄となっ
てしまう。光線透過率が50%より高いと、後述する黒
色インキ層の色の影響が大きくなるため、金属光沢感自
体が弱くなり、光沢のないただ黒いだけの柄となってし
まう。また、薄膜アルミ蒸着層2は、同一膜厚のクロム
蒸着膜に比べて、柔軟性があり、衝撃吸収性に優れる。
例えば、同一条件下で曲げの繰り返しをしたときは、薄
膜アルミ蒸着層は亀裂がはいりにくく、クロム蒸着膜に
対して約3倍の耐性がある。ここで、光線透過率とは、
日本工業規格Z8727(10度視野XYZ系による物体色
の測定法)の透明物体の分光線透過率の測定方法に基づ
いて測定した分光線透過率のことであり、入射光量に対
する試料を透過した光量の比率を示すものである。
【0013】薄膜アルミ蒸着層2は、基体フィルム1の
片面あるいは剥離層4の全面に設けてもよいし、部分的
に設けてもよい。部分的な薄膜アルミ蒸着層2を形成す
る場合の一例としては、薄膜アルミ蒸着層2を必要とし
ない部分に溶剤可溶性樹脂層を形成した後、その上に全
面的に金属蒸着を形成し、溶剤洗浄を行って溶剤可溶性
樹脂層と共に不要な金属蒸着を除去する方法がある。こ
の場合によく用いられる溶剤は、水または水溶液であ
る。また、別の一例としては、全面的に金属蒸着を形成
し、次に金属蒸着を残しておきたい部分にマスキングパ
ターンを形成し、酸またはアルカリでエッチングを行
い、マスキングパターンを除去する方法がある。
【0014】なお、基体フィルム1や剥離層4は、薄膜
アルミ蒸着層2との密着性が低い場合は、薄膜アルミ蒸
着層2を形成する前に、基体フィルム1や剥離層4上に
アンカー層4を形成するとよい(図2参照)。アンカー
層4としては、熱硬化性ウレタン樹脂、熱硬化性アクリ
ル樹脂、熱硬化性ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂な
どがある。
【0015】黒色系インキ層3は、カーボンブラックな
どの黒色系顔料やフタロシアニンブルー、アルカリブル
ートーナー、紺青、群青、ビクトリアピュアブルーなど
の青色系顔料、フタロシアニンブリリアント緑などの緑
色系顔料やその他アゾ系やキノン系の油溶染料などを、
アクリル系、ポリエステル系、ウレタン系、塩化ビニル
系などの樹脂バインダー中に分散させたインキで、グラ
ビア印刷、スクリーン印刷、オフセット印刷またはリバ
ースコート法などにより、前記薄膜アルミ蒸着層2上に
形成する。黒色系インキ層3の膜厚は、0.5〜50μ
mのものがある。黒色系とは、純粋の黒色だけでなく、
若干の藍や深緑がかかった色相なども含むことを意味す
る。純粋の黒色以外の色相を応用すると純粋のクロム色
に色を加えた多彩な色調に仕上げることが可能となり、
クロム光沢の選択肢を提供できる。黒色系インキ層3
は、明度が0〜50の層である。特に、20以下が好ま
しい。明度とは、日本工業規格Z8729(Lab表色系に
よる色の表示方法)のL値のことである。明度は、純粋
のクロム光沢のような重厚感をだすためには小さいほう
が好ましい。特に、明度が50より大きいとクロム光沢
のような重厚感のある金属光沢になりにくい。なお、薄
膜アルミ蒸着層2と黒色系インキ層3との間にアンカー
層を設けてもよい。
【0016】接着層6としては、アクリル樹脂、ウレタ
ン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エチレン
ブチルアルコール樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体などを用いるとよい。
接着層6は、これらの接着剤を黒色系インキ層3上に、
オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷
法、フレキソ印刷法などの印刷法により形成するとよ
い。また、前記材質の接着フィルム8を、黒色系インキ
層3上に貼り付けてもよい(図4参照)。
【0017】ハーフ蒸着フィルム7は、成形用の金型内
に挿入してインサート成形に使用されるインサートフィ
ルムであるものがある。インサート成形法とは、キャビ
ティ内にハーフ蒸着フィルム7を挿入した成形用金型を
用いて、樹脂成形品の成形と同時に成形樹脂16の熱圧
によってハーフ蒸着フィルム7の接着層6を溶融させる
ことによって、ハーフ蒸着フィルム7を樹脂成形品表面
に一体化するものである。そこで、インサート成形法の
一具体例を説明する。まず、射出成形用の金型11内に
ハーフ蒸着フィルム7を配置した後、ハーフ蒸着フィル
ム7を加熱手段12により加熱軟化させ(図5参照)、
真空吸引により金型11の凹部13(凹部のことを「キ
ャビティ」という場合もある。)に密着させる(図6参
照)。凹部13の深さや表面の凹凸状態によっては、密
着させる際にハーフ蒸着フィルム7を屈曲や延伸させる
ことがある。その後、成形用の金型11を閉じ、キャビ
ティ15を形成し(図7参照)、樹脂射出口14からキ
ャビティ15内に溶融させた成形樹脂16を射出充満さ
せ、樹脂を固化させ、3次元曲面の樹脂成形品を形成す
るのと同時にその表面にハーフ蒸着フィルム7を接着さ
せる(図8参照)。樹脂成形品を冷却した後、成形用金
型を開いて樹脂成形品を取り出す。なお、加熱手段12
としては近赤外線ヒーター、遠赤外線ヒーター、熱風ヒ
ーター、超音波加熱ヒーター、金属セラミックヒーター
などがある。
【0018】成形樹脂16としては特に限定されず、た
とえば、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、
ABS樹脂、AS樹脂、AN樹脂などの汎用樹脂を挙げ
ることができる。また、ポリフェニレンオキシド・ポリ
スチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアセタ
ール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート変性ポ
リフェニレンエーテル樹脂、ポリブチレンテレフタレー
ト樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、超高分子量
ポリエチレン樹脂などの汎用エンジニアリング樹脂やポ
リスルホン樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂、
ポリフェニレンオキシド系樹脂、ポリアリレート樹脂、
ポリエーテルイミド樹脂、ポリイミド樹脂、液晶ポリエ
ステル樹脂、ポリアリル系耐熱樹脂などのスーパーエン
ジニアリング樹脂を使用することもできる。さらに、ガ
ラス繊維や無機フィラーなどの補強材を添加した複合樹
脂も使用できる。
【0019】なお、以上のインサート成形は、ハーフ蒸
着フィルム7の基体フィルム1を剥離しない方法である
が、ハーフ蒸着フィルム7を樹脂成形品表面に一体化し
た後基体フィルム1のみを剥離するいわゆるインモール
ド成形にも適用できる。この場合は、剥離性を有する基
体フィルム1からなる転写フィルムとしたハーフ蒸着フ
ィルム7を用いるとよい。
【0020】
【実施例】
実施例1 以下の条件で、シャープペンシルにクロム光沢を転写す
るための転写材を製造した。まず、ポリエステルフィル
ム(25μm)からなる長尺の基体フィルム上に、アクリ
ル樹脂を用いたグラビア印刷法により、膜厚1.5μm
の剥離層を形成し、連続して、真空蒸着機の中に通し
て、光線透過率28%のアルミニウムの蒸着膜を膜厚2
00Åで形成し、ロール状に一旦巻き取った。次に、カ
ーボンブラック20%含有ビニル樹脂系インキを用いた
グラビア印刷法により、膜厚2.0μmでL値6の黒色
系インキ層を形成し、連続して、ビニル系インキを用い
たグラビア印刷法により膜厚1.8μmの接着層を形成
した。
【0021】実施例2 以下の条件で、ポリプロピレン樹脂製自動車バンパーに
クロム光沢のフィルムを貼付けるためのインサートフィ
ルムを製造した。まず、アクリルフィルム(125μm)
からなる長尺の基体フィルムの片面に、ウレタンアクリ
レート樹脂系紫外線硬化型インキを用いたリバースコー
ト法により、膜厚10μmのハードコート層を形成し
た。基体フィルムの他方の面に、光線透過率22%のア
ルミニウムの真空蒸着膜を膜厚300Åで形成し、ロー
ル状に一旦巻き取った。次に、顔料比率がカーボンブラ
ック/フタロシアニングリーン/酸化チタン=6/3/
1のビニル樹脂系インキを用いたグラビア印刷法によ
り、膜厚2.2μmでL値13の黒色系インキ層を形成
し、連続して、塩素化ポリプロピレン樹脂系インキを用
いたグラビア印刷法により膜厚3.3μmの接着層を形
成した。
【0022】実施例3 以下の条件で、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹
脂製自動車モールにクロム光沢のフィルムを貼付けるた
めのインサートフィルムを製造した。まず、耐光性ポリ
エステルフィルム(25μm)からなる長尺の基体フィル
ム上に、真空蒸着機の中に通して、光線透過率12%の
アルミニウムの蒸着膜を膜厚400Åで形成し、ロール
状に一旦巻き取った。次に、顔料比率がカーボンブラッ
ク/酸化チタン=8/2のビニル樹脂系インキを用いた
スクリーン印刷法により、膜厚5.5μmでL値10の
黒色系インキ層を形成した。さらに、黒色系インキ層上
に膜厚100μmのポリ塩化ビニルフィルムを接着フィル
ムとしてラミネート法により形成した。
【0023】
【発明の効果】この発明のハーフ蒸着フィルムは、クロ
ム光沢を、クロム蒸着膜を用いずにアルミ蒸着膜とイン
キ層で形成することができるので、低コストで製造でき
る。つまり、アルミニウムは蒸着用金属として汎用さ
れ、しかも、普及率の高い抵抗加熱装置を用いて蒸着膜
を形成できるので設備投資等にコストがかからないから
である。
【0024】この発明のクロム光沢調のハーフ蒸着フィ
ルムは、光線透過率が5〜50%の薄膜アルミ蒸着膜で
金属光沢を表しているため、クロム光沢を有するにもか
かわらず曲げや衝撃などが加わっても亀裂などが入りに
くい。
【0025】この発明のハーフ蒸着フィルムは、明度が
0〜50の黒色系インキ層の色と光線透過率が5〜50
%の薄膜アルミ蒸着膜の金属光沢との合成色でクロム光
沢を現しているため、重厚感のあるクロム光沢はもちろ
ん、明度や光線透過率を微妙にコントロールすることに
よって、色調が微妙に変化したクロム光沢を得ることが
できる。また、その色調のコントロールが簡単かつ安価
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のハーフ蒸着フィルムの一実施例を示
す模式断面図である。
【図2】この発明のハーフ蒸着フィルムの一実施例を示
す模式断面図である。
【図3】この発明のハーフ蒸着フィルムの一実施例を示
す模式断面図である。
【図4】この発明のハーフ蒸着フィルムの一実施例を示
す模式断面図である。
【図5】この発明のハーフ蒸着フィルムを用いインサー
ト成形を行う一工程を示す模式断面説明図である。
【図6】この発明のハーフ蒸着フィルムを用いインサー
ト成形を行う一工程を示す模式断面説明図である。
【図7】この発明のハーフ蒸着フィルムを用いインサー
ト成形を行う一工程を示す模式断面説明図である。
【図8】この発明のハーフ蒸着フィルムを用いインサー
ト成形を行う一工程を示す模式断面説明図である。
【符号の説明】
1 基体フィルム 2 薄膜アルミ蒸着層 3 黒色系インキ層 4 剥離層 5 前アンカー層 6 接着層 7 ハーフ蒸着フィルム 8 接着フィルム 9 ハードコート層 11 金型 12 加熱手段 13 凹部 14 樹脂射出口 15 キャビティ 16 成形樹脂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体フィルム上に、少なくとも光線透過
    率が5〜50%の薄膜アルミ蒸着層が形成され、その上
    に明度が0〜50の黒色系インキ層、接着層が順次形成
    されたことを特徴とするクロム光沢調のハーフ蒸着フィ
    ルム。
  2. 【請求項2】 剥離性を有する基体フィルム上に、少な
    くとも光線透過率が5〜50%の薄膜アルミ蒸着層が形
    成され、その上に明度が0〜50の黒色系インキ層、接
    着層が順次形成された転写フィルムであることを特徴と
    するクロム光沢調のハーフ蒸着フィルム。
JP15805897A 1997-05-29 1997-05-29 クロム光沢調のハーフ蒸着フィルム Pending JPH10329496A (ja)

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