JPH1032845A - バッテリー受皿構造 - Google Patents

バッテリー受皿構造

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JPH1032845A
JPH1032845A JP18764596A JP18764596A JPH1032845A JP H1032845 A JPH1032845 A JP H1032845A JP 18764596 A JP18764596 A JP 18764596A JP 18764596 A JP18764596 A JP 18764596A JP H1032845 A JPH1032845 A JP H1032845A
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JP
Japan
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battery
cabinet
receiving
parts
tray
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18764596A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Noguchi
和義 野口
Naoaki Maeda
直明 前田
Minoru Mizushita
実 水下
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネット底面の通気孔から有効に空気流
を誘導して上部電子回路ユニットの放熱効果を高めるこ
とのできるバッテリー受皿構造を得る。 【解決手段】 通気孔11aを備えた中央通気部11A
の対辺11b,11bを互いにに対称に外側に一定角度
傾斜させて折り曲げてバッテリー側面支持部11c,1
1cを形成する。これを更に外側に直角に折り曲げてバ
ッテリー底面受け部11d,11dを延設し、脱落防止
つば11eを形成する。バッテリー底面受け部11d,
11dの各隅部にそれぞれ取付け脚部11fを垂下さ
せ、稜線11iと同一平面上に取付孔11hのある取付
面11gを配設する。これにより、一枚の板材で断面が
略W字状のバッテリー受皿11が構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電話交換機、特
に構内電話交換機に内蔵する予備バッテリーの受皿構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、構内電話交換機には商用電源の停
電時に備えて複数の予備用バッテリーが交換機本体キャ
ビネットに内蔵されている。図7はこの種バッテリーの
搭載位置を示す要部側断面図であり、バッテリーはその
大きさ、重量及び電源分配ケーブルの配線を整然とする
などの目的から、キャビネット1の最下部底板部1aに
載置した受皿2に搭載されていた。このため、電話交換
機の加入者回線の容量、市場要求のバックアップ時間等
から、バッテリー3の容量も自ずと大きくなり、その専
有面積も大きなものとなって、受皿2はキャビネット底
板部1aの略全域を占める状況になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来は
バッテリー3が実装された受皿2によってキャビネット
1の底板部1aが大部分を専有されていたため、装置内
を冷却するための通気孔が十分に設けられず、放熱効果
が悪くなっていた。このように、底板部に設けられる通
気孔面積が小さかったり、通気孔が設けられない場合に
は、これを補うために、キャビネット1の正面カバー1
bや裏面カバー1cの下部に多数の通過孔1dを穿設し
ていた。しかし、この場合でも、図7に示す如く、流入
空気4は底板部1aに十分通気孔が設けられる場合に比
較すると、冷却を必要とする電子回路ユニット5内部へ
の流入が少く、冷却効果の点で不利であるといった問題
があり、また、地震等によりバッテリーが移動、転倒し
てキャビネットが転倒するおそれがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明のバッテリー受
皿構造は、前述の課題を解決するために、キャビネット
底板部に設けた多数の通気孔から出来得る限り多量の通
気流を得るため、まず、受皿の中央部に大きい通気孔の
ある中央通気部を設け、その対辺をそれぞれ対称に所定
角度傾斜させてバッテリー側面支持部を形成し、更に直
角に折り曲げて脱落防止つばを有するバッテリー底面受
け部を形成し、その先端隅部に取付用脚部を設けたもの
である。
【0005】これにより、受皿は、底板部を隠蔽しない
から、ここに多数の通気孔を設けることにより冷却空気
はこれら通気孔から中央部に形成された断面台形の通気
誘導空間を通って上昇し、電子回路ユニットの内部を重
点的に冷却することが可能になり、冷却効果が著しく向
上する。そして、バッテリーは対称形に配置されるか
ら、地震等の振動にも安定する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係るバッテ
リー受皿構造の第1の実施形態を示す外観斜視図であ
る。同図において、バッテリー受皿11は中央頂部に大
きな通気孔11aが穿設された中央通気部11Aがあ
り、その一方の対辺11b,11bは互いに対称に下方
に一定傾斜角度で折り曲げられてバッテリーの側面支持
部11c,11cが形成されている。この側面支持部1
1c,11cはそれぞれ外側に直角に折り曲げられてバ
ッテリー底面受け部11d,11dが延設され、その3
辺にはバッテリー脱落防止つば11eが形成され、それ
ぞれの先端隅部には下方に折り曲げられた鉤状の脚部1
1fが形成され、その取付面11gにはそれぞれ取付孔
11hが穿設されている。ここで、バッテリー12の側
面支持部11cと底面受け部11dの折り曲げ稜線11
iと脚部11fの取付面11gとは、同一平面上にある
ように加工され、バッテリー受皿11は断面が略W字状
に形成されることになる。
【0007】図2は上記構成のバッテリー12を実装し
た状態を示す側面図であり、また、図3はバッテリー1
2をキャビネット13の底板部13aに配設したバッテ
リー受皿11に搭載した状態を示す側断面図である。
【0008】上記第1の実施形態によれば、バッテリー
受皿11の側面支持部11c及び底面受け部11dはバ
ッテリー12を実装したときに、その重量を支える作用
を行ない、つば11eは脱落防止機能を発揮する。ま
た、バッテリー受皿11はキャビネット13の底板部1
3aと大部分が線接触してバッテリー12とその受皿1
1の重量を支える役目を果す。さらに、多数の通気孔1
3bが下方から空気を吸い上げて断面台形の誘導部を通
って流入空気を中央通気部11Aの大きな通気孔11a
から電子回路ユニット14の内部を冷却する。
【0009】このように、本実施形態によれば、断面が
略W字状のバッテリー受皿を採用したので、従来のよう
に、キャビネット底面を隠蔽することがなくなり、多数
の通気孔から中央通気部の通気孔を通して電子回路ユニ
ットの中央へ空気を誘導することが可能になるため高度
の冷却効果が得られる。
【0010】また、図4は本発明に係るバッテリー受皿
の第2の実施形態を示す外観斜視図で、このバッテリー
受皿構造は、前記第1の実施形態では下部の脚部などで
キャビネットに取り付けられるのに反して、中央通気部
の両端部に設けた係合手段においてキャビネットに揺動
可能に取り付けたものであり、(a)は係合手段として
受皿の軸受部とキャビネットの軸部を設けた場合、
(b)は受皿側の軸部とキャビネット側の軸受部を係合
させる場合における受皿側の軸部のみを示した斜視図で
ある。
【0011】即ち、図4(a)において、中央通気部2
1Aには大きな通気孔21aが複数個穿設され、両端部
には外側上方に折り曲げて係合手段として軸受部21b
が設けられている。対辺21c,21cは対称に一定傾
斜角度で下方に外側に折り曲げられてバッテリー側面支
持部21d,21dが形成され、これらをそれぞれ直角
に折り曲げてバッテリー底面受け部21e,21eが形
成され、脱落防止つば21fが形成されている。このよ
うに、第2の実施形態はその軸受部21bをキャビネッ
ト13の軸部13cと係合し揺動自在にしたものであ
る。
【0012】また、図4(b)は、図4(a)の軸受部
21bの代りに軸部21b′を設け、これをキャビネッ
ト13の軸受部(図示せず)と揺動自在に係着した場合
を示しており、図4(a)の場合と同一の作用、効果が
ある。なお、図5,6はそれぞれ受皿21の配置状態を
示す正面断面図及び側断面図である。
【0013】上述のように、第2の実施形態では第1の
実施形態の有する大きな放熱効果を有するほか、バッテ
リー受皿をキャビネットに揺動可能に取り付けたことに
よって、地震等による振動、衝撃が電子回路ユニットを
含むキャビネット全体に加わった時、受皿を含むバッテ
リーは慣性により静止状態を保持しようとする。その
時、キャビネットの軸受部(又は軸部)はキャビネット
と共に動くため、バッテリーは軸受部(又は軸部)を中
心として揺動する。この揺れはキャビネット全体の揺れ
に対して時間的ずれを有するため、バッテリーの重量が
キャビネットの揺れを抑制する。また、キャビネットが
揺り戻し方向になった時バッテリーが揺り戻しまでに至
っていなければ、打ち消す力となって働き、キャビネッ
トの移動、転倒の抑止効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、バッテリー受皿は、中央通気部の対辺をそれぞれ
対称に一定傾斜角度で外側に折り曲げてバッテリー側面
支持部を形成し、更に、外側に直角方向に折り曲げて脱
落防止つばを有するバッテリー受け部を形成し、その先
端四隅に取付け脚部を垂設したので、断面が略W字状の
バッテリー受皿が構成されるようになり、その中央部に
形成された断面が台形空間はキャビネット底板部の多数
の通気孔から空気流を誘導して上部の電子回路ユニット
の内部を高効率にて冷却が可能になり、大きな放熱効果
が得られる。
【0015】また、上記バッテリー受皿構造において、
取付用脚部を形成せずに、中央通気部の両端に軸受部
(又は軸部)を設け、これをキャビネット内部に設けた
軸部(又は軸受部)に揺動自在に係合したものは、前述
の効果のほかに、地震等による振動及び衝撃に対してキ
ャビネットの移動、転倒の抑止効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す外観斜視図であ
る。
【図2】図1の受皿にバッテリーを実装した状態を示す
側面図である。
【図3】キャビネットへのバッテリー収容状態を示す側
断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す外観斜視図であ
る。
【図5】図4の受皿にバッテリーを実装した状態を示す
側断面図である。
【図6】図5の側断面図である。
【図7】従来例のバッテリー収容状態を示す要部側断面
図である。
【符号の説明】
11,21 バッテリー受皿 11A,21A 中央通気部 11c,21d バッテリー側面支持部 11d,21f バッテリー底面受け部 11f 取付け脚部 12 バッテリー 13 キャビネット 21b 軸受部 31 軸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器筺体内に並設される複数の予備バッ
    テリー受皿構造において、 通気孔を備えた中央通気部の対辺をそれぞれ対称に、一
    定傾斜角度で下方外側に折り曲げてバッテリー受皿の側
    面支持部を形成するとともに、さらに、外側に直角方向
    に延設して脱落防止つばを有するバッテリー底面受け部
    を形成し、 該底面受け部の対称な先端四隅にバッテリー取付け脚部
    を設け、 前記側面支持部と前記底面受け部との境界稜線と前記取
    付け脚部とで取着する構成にしたことを特徴とする断面
    略W字状のバッテリー受皿構造。
  2. 【請求項2】 機器筺体内に並設される複数の予備バッ
    テリー受皿構造において、 通気孔のほかに一方の対辺に軸受部を備えた中央通気部
    の他方の対辺をそれぞれ対称に、一定傾斜角度で下方外
    側に折り曲げてバッテリーの側面支持部を形成するとと
    もに、さらに外側に直角方向に延設して脱落防止つばを
    有するバッテリーの底面受け部を形成し、 前記軸受部を上記機器筺体に設けた軸部に揺動自在に装
    着したことを特徴とする断面略W字状のバッテリー受皿
    構造。
  3. 【請求項3】 中央通気部は、軸受部の代りに軸部を有
    するとともに、機器筺体は軸部の代りに軸受部を有する
    ことを特徴とする請求項2記載のバッテリー受皿構造。
JP18764596A 1996-07-17 1996-07-17 バッテリー受皿構造 Withdrawn JPH1032845A (ja)

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JP18764596A JPH1032845A (ja) 1996-07-17 1996-07-17 バッテリー受皿構造

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JPH1032845A true JPH1032845A (ja) 1998-02-03

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JP18764596A Withdrawn JPH1032845A (ja) 1996-07-17 1996-07-17 バッテリー受皿構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094759A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Nohmi Bosai Ltd 火災報知設備用機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007094759A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Nohmi Bosai Ltd 火災報知設備用機器
JP4726594B2 (ja) * 2005-09-29 2011-07-20 能美防災株式会社 火災報知設備用機器

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