JPH0248930Y2 - - Google Patents

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JPH0248930Y2
JPH0248930Y2 JP1983141544U JP14154483U JPH0248930Y2 JP H0248930 Y2 JPH0248930 Y2 JP H0248930Y2 JP 1983141544 U JP1983141544 U JP 1983141544U JP 14154483 U JP14154483 U JP 14154483U JP H0248930 Y2 JPH0248930 Y2 JP H0248930Y2
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JP
Japan
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coin
transformer
acceptor
electronic board
engine
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JP1983141544U
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JPS6052561U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動販売機や両替機に装着される電
子選別装置を備えたコインチエンジヤーに関す
る。
従来の技術 従来のコインチエンジヤー1は、第1図に示す
ように、ハウジング2の下部に硬貨収納部4及び
硬貨払出し部を設け、該硬貨収納部4及び硬貨払
出し部の上部には、硬貨を受入れ、電子選別装置
等で該受け入れ硬貨を選別して、硬貨収納部に送
り込むアクセプタ(図示せず)の装着部3が設け
られており、該装着部3にアクセプタを装着した
とき、該アクセプタの背面が接する位置には、第
1図に示すように、トランス6が設けられてい
る。
本考案が解決しようとする課題 電子選別を行うアクセプタにあつては、該アク
セプタの裏面に該アクセプタの制御を行う電子部
品を装着した電子基板が設けられているが、上記
従来技術によれば、アクセプタの背面が接する位
置にトランスが設けられているため、該トランス
の発生する熱が電子基板上の電子部品に伝播さ
れ、該電子部品が影響を受けて障害を起こし、上
記アクセプタの硬貨選別性能が安定せず、使用不
能となることがあつた。
そこで、本考案の目的は、トランスの発生する
熱が電子基板上の電子部品に伝播するのを防止す
ると共に、トランスの放熱性能をも確保したコイ
ンチエンジヤーを提供することにある。
課題を解決するための手段 本考案は、上部にアクセプタと電子基板が装着
されるアクセプタ及び電子基板装着部を設け、下
部に硬貨収納部を設けたコインチエンジヤーにお
いて、硬貨収納部の裏側に上記アクセプタ及び電
子基板装着部と遮断壁で隔離したトランス収納部
を設けてトランス配設し、該コインチエンジヤー
の裏面を覆うバツクカバーには上記トランス収納
部からコインチエンジヤーの上端に至る区間に溝
状の凹部を形成し、該溝状の凹部と上記トランス
収納部を連通する放熱孔と、前記トランス収納部
下部に外部と連通する通孔を設け、上記バツクカ
バーを取付板に当接させてコインチエンジヤーを
取付板に取付けた際、上記取付板と上記バツクカ
バーの溝状の凹部によりダクトを形成せしめるこ
とによつて上記課題を解決した。
作 用 トランス収納部は上記遮断壁でアクセプタと電
子基板装着部より隔離されるので、トランスの発
生する熱が電子基板装着部に伝播されて各種電子
部品に悪影響を与えることがない。
トランスの作動によつてトランス収納部の空気
が加熱されると、加熱された空気は放熱孔を介し
てバツクカバーに設けられた溝状の凹部と取付板
によつて形成されるダクトに導びかれる。そして
該ダクトが、煙突となり、煙突が有する自然通風
力により、加熱された空気を外部へ排出する。加
熱された空気が排出されることにより、トランス
収納部下部に設けられた通孔からは新たな空気が
供給され、該空気によつてトランスが冷却される
のでトランスの放熱性能が向上する。
実施例 本考案の実施例を、図面に基づいて詳細に説明
する。
第2図において、符号2はコインチエンジヤー
1のハウジングであり、該ハウジング2は、その
上下方向略中央部に設けられた遮断壁15によつ
て上部と下部に隔離される。
遮断壁15によつて隔離された上部には、電子
選別装置を備えたアクセプタを着脱自在に装着す
るアクセプタ装着部8と、該アクセプタを含むコ
インチエンジヤー1を制御する電子部品を実装し
た電子基板を装着する電子基板装着部11とが設
けられている。なお、符号14は、上記アクセプ
タ装着部8と上記電子基板装着部11とを区切る
遮断板である。
一方、遮断壁15によつて隔離された下部に
は、アクセプタで選別された釣銭となる硬貨がそ
れぞれの種別に収納されるカセツトチユーブ等を
着脱自在に装着する硬貨収納部9が設けられ、該
硬貨収納部9の下方には釣銭払出し部10が設け
られている。さらに、上記硬貨収納部9の裏側に
は、トランス6を収納するトランス収納部12が
設けられ、該トランス収納部12の下部には通孔
23が備えられ、該通孔23は空気取込み部13
を介して外部と連通している。なお、符号16は
上記硬貨収納部9とトランス収納部12とを区切
る遮断板である。
符号18はコインチエンジヤー1のハウジング
2の裏面を覆うバツクカバーであつて、該バツク
カバー18の、トランス収納部12からコインチ
エンジヤー1上端に至る区間には溝状の凹部19
(以下、単に凹部という)が形成されている。第
3図に示されるように、バツクカバー18には凹
部19と上記トランス収納部12に連通する複数
の放熱孔20が設けられ、また、上記遮断壁15
と組み合う直板21が一体に形成されている。な
お、符号22はトランス収納部12の下部を形成
するトランス支持板であつて、上記通孔23を備
える。
該コインチエンジヤー1は、使用に際して、上
記アクセプタ装着部8に公知のアクセプタを装着
し、電子基板収納部11に該アクセプタを制御す
る電子部品を実装した電子基板を装着し、さら
に、硬貨収納部9にカセツトチユーブを装着し、
該コインチエンジヤー1を自動販売機等に取付け
ると、上記バツクカバー18の凹部19と自動販
売機の取付板25との間にその上端において外部
に開口するダクトaが形成される。
そして、該コインチエンジヤー1の稼働に伴つ
てトランス6が発熱することとなるが、トランス
6が配設されたトランス収納部12と電子基板を
装着した電子基板装着部11とは遮断壁15によ
つて隔離されているので、該トランス6から放射
される熱や加熱された空気が電子基板に実装され
た電子部品に伝播され、これら電子部品に悪影響
を与えることはない。
一方、トランス6の発熱によつて加熱された空
気は、凹部19と連通する放熱孔20を介してバ
ツクカバー18の凹部19と自動販売機の取付板
25とによつて形成されたダクトaに導かれ、該
凹部19上端から外部に排出される。このように
して、加熱された空気を排出することにより、ト
ランス収納部12の下部に設けられた通孔23か
らは新たな空気が供給され、該空気によつてトラ
ンス6が冷却されるのでトランスの放熱性能も向
上し、トランス収納部12を隔離したことによ
り、トランス6の放熱効果が損われるなどといつ
たデメリツトが生ずることはない。
なお、上記実施例における遮断板14及び16
はアクセプタ、電子基板、カセツトチユーブなど
の装着を容易にするためのものであつて、コイン
チエンジヤー1の構成如何によつては必ずしも設
ける必要はない。
考案の効果 本考案によれば、遮断壁によつて、トランス収
納部がアクセプタと電子基板装着部より隔離され
ているため、トランスの発生する熱が電子基板に
伝播されて各種電子部品に悪影響を与えることが
なく、アクセプタの硬貨選別性能が安定し、電子
部品の障害に起因するアクセプタの故障が減少す
る。
また、トランスの発熱により温められたトラン
ス収納部の空気は、バツクカバーに設けられた溝
状の凹部と取付板によつて形成されるダクトを介
して、熱源となるトランス収納部から十分に離れ
た常温の大気中に導かれて積極的に外部へ排出さ
れ、該ダクトが煙突と同様な機能をなし、煙突が
有する自然通風力により空気をトランス収納部に
導入して該トランスを冷却するようにしたので、
トランスの放熱性能が確保され、トランス自在に
高熱による悪影響が生じることもない。また、温
められた空気はコインチエンジヤー内に滞留する
ことなく排出されるから、コインチエンジヤー内
の電子部品を温めることはなく、電子部品に悪影
響を与えることはない。また、トランス収納部内
の通風を促進させるダクトをバツクカバーに形成
した溝状の凹部とコインチエンジヤー取付板によ
つて構成させたから、ダクトを形成するために別
部材を用いる必要がなく、構造が簡単で、製造が
容易であると共にコストも安価ですむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコインチエンジヤーの斜視図、
第2図は本考案の一実施例におけるコインチエン
ジヤーの一部破断側面図、第3図は同実施例の機
枠装着時の要部の拡大図である。 1……コインチエンジヤー、2……ハウジン
グ、3……アクセプタ装着部、4……カセツトチ
ユーブ、6……トランス、8……アクセプタ装着
部、9……硬貨収納部、10……釣銭払出し部、
11……電子基板装着部、12……トランス収納
部、13……空気取込み口、14,16……遮断
板、15……遮断壁、18……バツクカバー、1
9……凹部、20……放熱孔、23……通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部にアクセプタと電子基板が装着されるアク
    セプタ及び電子基板装着部を設け、下部に硬貨収
    納部を設けたコインチエンジヤーにおいて、硬貨
    収納部の裏側に上記アクセプタ及び電子基板装着
    部と遮断壁で隔離したトランス収納部を設けてト
    ランスを配設し、該コインチエンジヤーの裏面を
    覆うバツクカバーには上記トランス収納部からコ
    インチエンジヤーの上端に至る区間に溝状の凹部
    を形成し、該溝状の凹部と上記トランス収納部を
    連通する放熱孔と、前記トランス収納部下部に外
    部と連通する通孔を設け、上記バツクカバーを取
    付板に当接させてコインチエンジヤーを取付板に
    取付けた際、上記取付板と上記バツクカバーの溝
    状の凹部により排熱用のダクトを形成せしめたこ
    とを特徴とするコインチエンジヤー。
JP14154483U 1983-09-14 1983-09-14 コインチエンジヤ− Granted JPS6052561U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14154483U JPS6052561U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 コインチエンジヤ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP14154483U JPS6052561U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 コインチエンジヤ−

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Publication Number Publication Date
JPS6052561U JPS6052561U (ja) 1985-04-13
JPH0248930Y2 true JPH0248930Y2 (ja) 1990-12-21

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ID=30316547

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JP14154483U Granted JPS6052561U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 コインチエンジヤ−

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2511465Y2 (ja) * 1987-10-09 1996-09-25 三洋電機株式会社 硬貨処理装置
JP2512949Y2 (ja) * 1987-10-14 1996-10-02 三洋電機株式会社 硬貨処理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4514629Y1 (ja) * 1967-08-03 1970-06-19

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JPS50152246U (ja) * 1974-06-04 1975-12-18

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JPS4514629Y1 (ja) * 1967-08-03 1970-06-19

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