JPH08167784A - 電子機器のシャーシ構造 - Google Patents

電子機器のシャーシ構造

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JPH08167784A
JPH08167784A JP30671794A JP30671794A JPH08167784A JP H08167784 A JPH08167784 A JP H08167784A JP 30671794 A JP30671794 A JP 30671794A JP 30671794 A JP30671794 A JP 30671794A JP H08167784 A JPH08167784 A JP H08167784A
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JP
Japan
Prior art keywords
chassis
unit
duct
air
require cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP30671794A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Kuno
俊之 久納
Mutsumi Shimoda
睦海 下田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKI SYSTEC TOKAI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
OKI SYSTEC TOKAI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by OKI SYSTEC TOKAI KK, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical OKI SYSTEC TOKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納ラック内に電子機器ユニットを収容した
シャーシを複数段収納し、そのそれぞれのシャーシの上
下に空気を案内する勾配を有する排気ダクトと吸気ダク
トを設け、それらシャーシの中間に冷却を必要としない
ユニットを収容するシャーシを収納した電子機器のシャ
ーシ構造において、ラック内の収容スペースの減少を防
ぎ、冷却を必要としないユニットの容積の不足が生じな
いようにすることを目的とする。 【構成】 冷却を必要としないユニットを収容するシャ
ーシの天井板と底板を、吸気ダクトと排気ダクトの空気
を案内する勾配と平行もしくはほぼ平行に構成したこと
を特徴とする電子機器のシャーシ構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の回路部品等
を収納する通風冷却構造を有する収納ラックのシャ−シ
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置として実開昭62ー
73592号があり、この技術を以下に図面を用いて説
明する。図5は正面図、図6は側断面図である。図にお
いて、1は収納ラックであり、電子機器ユニット2を収
容したシャーシ3を複数段収納している。その各段の電
子機器ユニット2のシャーシ3前面下部に該当する正面
には外気吸入口4が形成してあり、上部後方にファン5
を有する排気口6を設けて強制換気を行っている。
【0003】外気吸入口4から吸入された空気は、さら
に各シャーシ3の下部に設けた空気を案内する勾配を有
した吸気ダクト7により上部のシャーシ3に送られ、各
シャーシ3の上部に設けたファン8によって空気を案内
する勾配を有した排気ダクト9により背面側に排気され
て上記排気口6から排出される。なお、電子機器ユニッ
トのシャーシ3が複数段連続している場合には図示する
如く、吸気ダクト7と排気ダクト9は空気を案内する勾
配を有する一枚の遮蔽板によって兼用した構造にしてシ
ャーシの収容スペースを大きくしている。
【0004】このような構造において、シャーシには冷
却を必要としないメンテナンスパネルユニット等の密閉
型のユニット10を収容させる場合がある。その場合に
は図7の正面図、図8の側断面図に示す如く、メンテナ
ンスパネルユニット等の密閉型のユニット10の操作性
を考慮すると最上段や最下段に収納することができない
場合が多く、中間の位置に収納することになる。その場
合、密閉型のユニット10を収容するシャーシ11の上
下にある電子機器ユニット2を冷却させるために密閉型
のユニット9のシャーシ11上下には空気を案内する勾
配を有する吸気ダクト7と排気ダクト9とが設けてあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記のように
冷却を必要としない密閉型のユニットを収容するシャー
シを中間部に収納する場合、その上下には空気を案内す
る勾配を有する吸気ダクトと排気ダクトとを独立させて
配置しなければならないために、収納ラック内の収容ス
ペースが減少して密閉型のユニットの容積が不足してし
まうという問題があり、さらに、電子機器ユニットの冷
却効率が著しく低下するという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、冷却を
必要としないユニットを収容するシャーシの天井板と底
板を、吸気ダクトと排気ダクトの空気を案内する勾配と
平行もしくはほぼ平行に構成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】以上の構成によると、冷却を必要としないユニ
ットを収容するシャーシの高さをダクトの高さ分程度高
くすることができることになり、それだけシャーシの内
容積を大きくすることができるために部品収容量を増加
させることができることになる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は第1実施例を示す側断面図であり、図におい
て、12は収納ラックであり、電子機器ユニット13を
収容したシャーシ14を複数段収容している。15はそ
の中間段に収容したメンテナンスパネルユニット等の冷
却を必要としない密閉型のユニット16を収容するシャ
ーシである。このシャーシ15の天井板と底板は、上方
の電子機器ユニット13の吸気ダクト18および下方の
電子機器ユニット13の排気ダクト19との空気を案内
するための勾配と平行もしくはほぼ平行な勾配を有して
おり、正面側より後方側に向けて尻り上がりの形状に形
成されている。
【0009】各段の電子機器ユニット13の前面下部に
該当する正面には外気吸入口20が形成してあり、収納
ラック12の上部後方にファン21を有する排気口22
を設けて強制換気を行っている。したがって、密閉型の
ユニット16を収容するシャーシ15の正面パネルの高
さHは上記従来例の正面パネルの高さH1 と吸気ダクト
の高さH2 を加えた高さとなり、吸気ダクト18と排気
ダクト19のシャーシとの隙間はシャーシの取り付け調
整に必要な最小隙間があればよい。
【0010】そこで、外気吸入口20から吸入された空
気は、各電子機器ユニット13の下部に設けた空気を案
内する勾配を有した吸気ダクト18により上部のシャー
シ14に送られ、各電子機器ユニット13の上部に設け
たファン23によって空気を案内する勾配を有した排気
ダクト19により背面側に排気されて上記排気口22か
ら排出される。
【0011】このような実施例によると、密閉型のユニ
ット16を収容するシャーシ15の高さをダクトの高さ
分程度高くすることができることになり、シャーシ15
の内容積を大きくすることができるために部品収容量を
増加させることができ、高性能な機器を提供することが
できることになる。しかも、電子機器ユニット13用の
吸気ダクト18および排気ダクト19の流路容積も損な
うこともないために冷却性能もすぐれた安定した電子機
器ユニットの収納ラックとなる。
【0012】つぎに、第2実施例を図2を用いて説明す
る。図は要部側断面図であり、図において、12は収納
ラックであり、電子機器ユニット13を収容したシャー
シ14を複数段収容している。24はその中間段に収容
したメンテナンスパネルユニット等の冷却を必要としな
い密閉型のユニット25を収容するシャーシである。こ
のシャーシ24の天井板と底板は、上方の電子機器ユニ
ット13の吸気ダクト18および下方の電子機器ユニッ
ト13の排気を案内するための勾配もしくはほぼその勾
配を有しており、正面側より後方側に向けて尻り上がり
の形状に形成されている。つまり、シャーシ24の底板
26は排気ダクトを兼ねる構造であり、これによってシ
ャーシ24の底板26の位置を排気ダクトの位置まで下
方にのばすことができることになる。
【0013】したがって、このような構成によると、密
閉型のユニット25を収容するシャーシ24の正面パネ
ルの高さH4 は上記第1実施例の正面パネルの高さHに
排気ダクトの正面側高さH3 を加えた高さとなる。各段
の電子機器ユニット13の前面下部に該当する正面には
上記第1実施例と同様に外気吸入口20が形成してあ
り、収納ラック12の上部後方にファンを有する排気口
を設けて強制換気を行っている。
【0014】この実施例によると、密閉型のユニット2
5を収容するシャーシ24の高さを上記第1実施例より
さらに排気ダクトの高さ分だけ高くすることができ、シ
ャーシ24の内容積をさらに大きくすることができるこ
とになり、しかも排気ダクトを削除することができるこ
とになる。つぎに、第3実施例を図3を用いて説明す
る。図は要部側断面図であり、図において、12は収納
ラックであり、電子機器ユニット13を収容したシャー
シ14を複数段収容している。27はその中間段に収容
したメンテナンスパネルユニット等の冷却を必要としな
い密閉型のユニット28を収容するシャーシである。
【0015】このシャーシ27の天井板29は、上方の
電子機器ユニット13の吸気を案内するための勾配もし
くはほぼその勾配としてあり、底板30は下方の電子機
器ユニット13の排気ダクト19の排気を案内するため
の勾配と平行もしくはほぼ平行の勾配を有しており、正
面側より後方側に向けて尻り上がりの形状に形成されて
いる。つまり、シャーシ27の天井板29は吸気ダクト
を兼ねる構造であり、これによってシャーシ27の天井
板29の位置を吸気ダクトの位置まで上方にのばすこと
ができることになる。
【0016】したがって、このような構成によると、密
閉型のユニット28を収容するシャーシ27の正面パネ
ルの高さH5 は上記第1実施例の正面パネルの高さHに
吸気ダクトの正面側高さH6 を加えた高さとなる。各段
の電子機器ユニット13の前面下部に該当する正面には
上記第1実施例と同様に外気吸入口20が形成してあ
り、収納ラック12の上部後方にファンを有する排気口
を設けて強制換気を行っている。
【0017】この実施例によると、密閉型のユニット2
8を収容するシャーシ27の高さを上記第1実施例より
さらに吸気ダクトの高さ分だけ高くすることができ、シ
ャーシ27の内容積をさらに大きくすることができるこ
とになり、しかも吸気ダクトを削除することができるこ
とになる。つぎに、第4実施例を図4を用いて説明す
る。図は要部側断面図であり、図において、12は収納
ラックであり、電子機器ユニット13を収容したシャー
シ14を複数段収容している。30はその中間段に収容
したメンテナンスパネルユニット等の冷却を必要としな
い密閉型のユニット31を収容するシャーシである。
【0018】このシャーシ30の天井板32は、上方の
電子機器ユニット13の吸気を案内するための勾配もし
くはほぼその勾配を、また底板33は下方の電子機器ユ
ニット13の排気を案内するための勾配もしくはほぼそ
の勾配を有しており、正面側より後方側に向けて尻り上
がりの形状に形成されている。つまり、シャーシ30の
天井板32は吸気ダクトを兼ね、底板33は排気ダクト
を兼ねる構造であり、これによってシャーシ30の天井
板32の位置は吸気ダクトの位置まで上げることがで
き、底板33の位置を排気ダクトの位置まで下方にのば
すことができることになる。
【0019】したがって、このような構成によると、密
閉型のユニット31を収容するシャーシ30の正面パネ
ルの高さH7 は上記第1実施例の正面パネルの高さHに
排気ダクトの正面側高さH3 および吸気ダクトの正面側
高さH6 を加えた高さとなる。各段の電子機器ユニット
13の前面下部に該当する正面には上記第1実施例と同
様に外気吸入口20が形成してあり、収納ラック12の
上部後方にファンを有する排気口を設けて強制換気を行
っている。
【0020】この実施例によると、密閉型のユニット3
1を収容するシャーシ30の高さを上記第1実施例より
さらに吸気ダクトおよび排気ダクトの高さ分だけ高くす
ることができ、シャーシ30の内容積をさらに大きくす
ることができることになり、しかも吸気ダクトと排気ダ
クトを削除することができることになる。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、冷
却を必要としないユニットを収容するシャーシの天井板
と底板を、吸気ダクトと排気ダクトの勾配と平行もしく
はほぼ平行に構成したことにより、冷却を必要としない
ユニットを収容するシャーシの高さをダクトの高さ分だ
け高くすることができることになり、それによってシャ
ーシの内容積を大きくすることができるために部品収容
量を増加させることができ、高性能な機器を提供するこ
とができることになる効果を有する。
【0022】また、電子機器ユニット用の吸気ダクトお
よび排気ダクトの流路容積を損なうことがないために冷
却性能もすぐれた安定した電子機器ユニットの収納ラッ
クとなる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す側断面図
【図2】第2実施例を示す要部側断面図
【図3】第3実施例を示す要部側断面図
【図4】第4実施例を示す要部側断面図
【図5】従来例を示す正面図
【図6】同側断面図
【図7】他の従来例を示す正面図
【図8】同側断面図
【符号の説明】
12 収納ラック 13 電子機器ユニット 14 シャーシ 15 シャーシ 16 冷却を必要としないユニット 18 吸気ダクト 19 排気ダクト 20 外気吸入口 22 排気口 24 シャーシ 25 冷却を必要としないユニット 27 シャーシ 28 冷却を必要としないユニット 30 シャーシ 31 冷却を必要としないユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納ラック内に電子機器ユニットを収容
    したシャーシを複数段収納し、それぞれのシャーシの上
    下に空気を案内する勾配を有した排気ダクトと吸気ダク
    トを有し、それらシャーシの中間に冷却を必要としない
    ユニットを収容するシャーシを収納した電子機器のシャ
    ーシ構造において、 冷却を必要としないユニットを収容するシャーシの天井
    板と底板を、吸気ダクトと排気ダクトの空気を案内する
    勾配と平行もしくはほぼ平行に構成したことを特徴とす
    る電子機器のシャーシ構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、冷却を必要としない
    ユニットを収容するシャーシの底板が排気ダクトを兼ね
    る構造としたことを特徴とする電子機器のシャーシ構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、冷却を必要としない
    ユニットを収容するシャーシの天井板が吸気ダクトを兼
    ねる構造としたことを特徴とする電子機器のシャーシ構
    造。
  4. 【請求項4】 請求項1において、冷却を必要としない
    ユニットを収容するシャーシの天井板が吸気ダクトを兼
    ね、底板が排気ダクトを兼ねる構造としたことを特徴と
    する電子機器のシャーシ構造。
JP30671794A 1994-12-09 1994-12-09 電子機器のシャーシ構造 Pending JPH08167784A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164802A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Sharp Corp 表示装置
JP2014165408A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Nec Access Technica Ltd 電子装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164802A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Sharp Corp 表示装置
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