JPH10328204A - 内視鏡用焼灼具 - Google Patents
内視鏡用焼灼具Info
- Publication number
- JPH10328204A JPH10328204A JP9147758A JP14775897A JPH10328204A JP H10328204 A JPH10328204 A JP H10328204A JP 9147758 A JP9147758 A JP 9147758A JP 14775897 A JP14775897 A JP 14775897A JP H10328204 A JPH10328204 A JP H10328204A
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- Japan
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- suction tube
- electrode
- endoscope
- suction
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- Pending
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Abstract
の治療を容易かつ安全、確実に行うことができる内視鏡
用焼灼具を提供すること。 【解決手段】内視鏡の処置具挿通チャンネル4に挿通さ
れる吸引チューブ11の先端部分の先端面または内面の
少なくとも一方に、高周波電流が通電される電極12を
配置した。
Description
て小さな患部の高周波焼灼処置を行うために用いられる
内視鏡用焼灼具に関する。
潰瘍等の治療を行う場合、生検鉗子に高周波電流を通じ
ることができるようにしたいわゆるホットバイオプシー
が広く用いられている。
プシーを行う際には、まず出血源を鉗子カップで摘まな
ければならないので、止血処置を行う前に出血が増大し
て出血源の位置が分からなくなってしまうことがある。
高周波電流を流すと、止血のための焼灼タンパク凝固が
十分に行われないうちに、血液が焼けて炭化した泡状態
になってしまい、うまく治療できない状態になりがちで
ある。
出血源や小さな潰瘍等の治療を容易かつ安全、確実に行
うことができる内視鏡用焼灼具を提供することを目的と
する。
め、本発明の内視鏡用焼灼具は、内視鏡の処置具挿通チ
ャンネルに挿通される吸引チューブの先端部分の先端面
または内面の少なくとも一方に、高周波電流が通電され
る電極を配置したことを特徴とする。
引チューブ内に挿通されていてもよく、上記電極に接続
された導線が上記吸引チューブに埋設されていてもよ
い。また、上記吸引チューブの手元側端部に、外部に開
口するリーク孔が穿設されていて、そのリーク孔を塞ぐ
ことにより上記吸引チューブを介してその先端から吸引
が行われるようにしてもよく、上記吸引チューブの手元
側端部に吸引操作弁が設けられていてもよい。
上記吸引チューブの先端に取り付けられていてもよく、
上記電極が筒状に形成されて、外面に露出しない状態で
上記吸引チューブの先端内に配置されていてもよい。
て、上記吸引チューブの先端内に配置されていてもよ
く、その場合に上記複数の電極が全て正極電極であって
もよく、上記複数の電極が、正極電極と負極電極であっ
てもよい。
態を説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の焼灼
具10を示しており、内視鏡の処置具挿通チャンネルに
挿脱可能な可撓性の吸引チューブ11の先端に、先端チ
ップ状の電極12が取り付けられている。
レン樹脂、ナイロン又はポリプロピレン等のように柔軟
性と電気絶縁性のある合成樹脂材からなるチューブであ
り、電極12は、吸引チューブ11の先端面部分に螺
合、接着により固着されている。
内外径の筒状に形成されて外面に露出する状態に吸引チ
ューブ11の先端面部分に取り付けられていて、電極1
2の内面に接続された導線13が、吸引チューブ11内
に挿通されて吸引チューブ11の基端側に達している。
のプラスチックからなる手元側口金14が取り付けられ
ており、その側面に突設された接続端子15に導線13
の基端が接続されている。接続端子15は、図示されて
いない接続ケーブルを介して高周波電源装置に接続され
る。
内腔に真っ直ぐに連通する貫通孔16が形成されてい
て、その手元側端部には、吸引装置の接続チューブ30
を接続するためのテーパ状の手元側開口17が形成され
ている。
直接連通するリーク孔18が穿設されており、吸引チュ
ーブ11内とリーク孔18との管路抵抗の差が大きいの
で、手元側開口17に吸引接続チューブ30を接続して
常時吸引を行うと、リーク孔18から外部の空気が吸引
される。そして、リーク孔18を指先で塞ぐことによっ
て、吸引チューブ11を介してその先端から吸引が行わ
れる。
内視鏡1の処置具挿通チャンネル4に通されて使用され
る状態を示しており、2は内視鏡1の挿入部、3は操作
部であり、5は送気送水操作弁、6は吸引操作弁であ
る。なお、挿入部2の先端部分には、観察窓及び照明窓
等が配置されているが、その図示は省略されている。
1の処置具挿通チャンネル4内に挿通されて、その先端
に取り付けられた電極12が患者100の患部に押しつ
けられる。
操作部3から延び出していて、手元側口金14には吸引
接続チューブ30が接続され、接続端子15は導線41
によって高周波電源40の正極端子に接続されている。
に取り付けられた対極板42が高周波電源40の負極端
子に接続されている。43は、高周波電源40のオン/
オフ操作を行うためのフートスイッチである。
を示しており、出血源となる血管102の断端を囲むよ
うに筒状の電極12を粘膜101に押しつけ、手元側口
金14のリーク孔18を塞いで吸引チューブ11の先端
から吸引をすると、血管102の断端部分とその周りの
粘膜101が筒状の電極12内に吸い込まれる。
と、電極12に接触する部分とその周囲の狭い範囲が焼
灼されて、図4に符号105で示されるように、血管1
02の断端部分とその周囲が焼灼蛋白凝固され、確実に
止血される。
た電極12を二つに分割して、それに高周波電源40の
正極端子と負極端子を接続するいわゆるバイポーラ構造
にしてもよい。ただしその場合には2本の導線を、互い
に接触し合わない状態に配置する必要がある。
具10の先端部分を示しており、筒状の電極12を吸引
チューブ11の先端部内に配置したものである。導線1
3と電極12とは、例えばスポット溶接によって連結接
続されている。
の先端の内周面部分に位置するようにすることにより、
焼灼の範囲がその内側部分だけに狭められるので、図6
に符号105で示されるように、非常に狭い部分を確実
に焼灼蛋白凝固させることができる。
10を示しており、図8にVIII−VIII断面が示されるよ
うに、導線13を吸引チューブ11の壁内に埋め込むと
共に、手元側口金14の側部に吸引操作弁20を設け
て、吸引接続チューブ30をその吸引操作弁20に接続
したものである。
を通って吸引チューブ11内に、鉗子、注射針、スネ
ア、把持具その他各種の処置具を挿通して、それらによ
る処置と焼灼具10による焼灼処置とを容易に併用する
ことができる。
と貫通孔16との間に接続された状態に配置されたシリ
ンダ体21と、T字形の通気孔24が形成されてシリン
ダ体21内において軸線方向に摺動自在な操作ピストン
体22とからなり、待機状態においては大気が通気孔2
4から吸引接続チューブ30に吸い込まれ、操作ピスト
ン体22をシリンダ体21内に押し込むことによって通
気孔24を介して吸引接続チューブ30と貫通孔16と
が連通するようになっている。
10の先端部分を示しており、棒状に形成された複数の
電極12を吸引チューブ11の先端部分内に並列に配置
したものである。
ューブ11の内周面に固着された電気絶縁性の電極ホル
ダーであり、その軸線部分には吸引通路29が貫通して
穿設されている。
部分を示しており、第4の実施の形態と同様の構成にお
いて、棒状の電極を正極電極12aと負極電極12bと
に分けて、それに正極用導線13aと負極用導線13b
とを接続していわゆるバイポーラ構造にしたものであ
る。正極用導線13aは、負極用導線13bと接触しな
いように電気絶縁材によって被覆されている。
棒状あるいはその他の形状でもさしつかえない。
ャンネルに挿通される吸引チューブの先端部分の先端面
または内面の少なくとも一方に、高周波電流が通電され
る電極を配置したことにより、小さな出血源や小さな潰
瘍等を局部的に吸引チューブに吸いつけた状態で焼灼し
て、止血治療等を容易かつ安全、確実に行うことができ
る。
側面断面図である。
使用状態の全体構成図である。
使用状態の先端部分の側面断面図である。
よる処置を受けた患部の略示図である。
使用状態の先端部分の側面断面図である。
よる処置を受けた患部の略示図である。
側面断面図である。
使用状態の先端部分の側面断面図である。
の使用状態の先端部分の側面断面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通され
る吸引チューブの先端部分の先端面または内面の少なく
とも一方に、高周波電流が通電される電極を配置したこ
とを特徴とする内視鏡用焼灼具。 - 【請求項2】上記電極に接続された導線が上記吸引チュ
ーブ内に挿通されている請求項1記載の内視鏡用焼灼
具。 - 【請求項3】上記電極に接続された導線が上記吸引チュ
ーブに埋設されている請求項1記載の内視鏡用焼灼具。 - 【請求項4】上記吸引チューブの手元側端部に、外部に
開口するリーク孔が穿設されていて、そのリーク孔を塞
ぐことにより上記吸引チューブを介してその先端から吸
引が行われる請求項1、2又は3記載の内視鏡用焼灼
具。 - 【請求項5】上記吸引チューブの手元側端部に吸引操作
弁が設けられている請求項1、2又は3記載の内視鏡用
焼灼具。 - 【請求項6】上記電極が、外面に露出する状態で上記吸
引チューブの先端に取り付けられている請求項1ないし
5のいずれかの項に記載の内視鏡用焼灼具。 - 【請求項7】上記電極が筒状に形成されて、外面に露出
しない状態で上記吸引チューブの先端内に配置されてい
る請求項1ないし5のいずれかの項に記載の内視鏡用焼
灼具。 - 【請求項8】上記電極が複数の棒状に形成されて、上記
吸引チューブの先端内に配置されている請求項1ないし
5のいずれかの項に記載の内視鏡用焼灼具。 - 【請求項9】上記複数の電極が全て正極電極である請求
項8記載の内視鏡用焼灼具。 - 【請求項10】上記複数の電極が、正極電極と負極電極
である請求項8記載の内視鏡用焼灼具。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9147758A JPH10328204A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 内視鏡用焼灼具 |
US09/088,706 US6086583A (en) | 1997-06-05 | 1998-06-02 | Electric cautery for endoscope |
DE19825284A DE19825284B4 (de) | 1997-06-05 | 1998-06-05 | Endoskop mit einem elektrischen Kauter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9147758A JPH10328204A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 内視鏡用焼灼具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10328204A true JPH10328204A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15437503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9147758A Pending JPH10328204A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 内視鏡用焼灼具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10328204A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000019926A1 (en) * | 1998-10-05 | 2000-04-13 | Scimed Life Systems, Inc. | Large area thermal ablation |
KR20010049223A (ko) * | 2000-03-10 | 2001-06-15 | 박찬수 | 담석파괴 장치기용 엘록트로드 |
JP2006325810A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Fujinon Corp | 高周波処置具 |
JP2016150229A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-22 | 山科精器株式会社 | 内視鏡用カテーテル |
-
1997
- 1997-06-05 JP JP9147758A patent/JPH10328204A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000019926A1 (en) * | 1998-10-05 | 2000-04-13 | Scimed Life Systems, Inc. | Large area thermal ablation |
US6394949B1 (en) | 1998-10-05 | 2002-05-28 | Scimed Life Systems, Inc. | Large area thermal ablation |
US6932812B2 (en) | 1998-10-05 | 2005-08-23 | Scimed Life Systems, Inc. | Large area thermal ablation |
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JP4701833B2 (ja) * | 2005-05-25 | 2011-06-15 | 富士フイルム株式会社 | 高周波処置具 |
JP2016150229A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-22 | 山科精器株式会社 | 内視鏡用カテーテル |
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A02 | Decision of refusal |
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