JPH10328128A - 硬性内視鏡のライトガイド組み付け方法 - Google Patents

硬性内視鏡のライトガイド組み付け方法

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JPH10328128A
JPH10328128A JP9141312A JP14131297A JPH10328128A JP H10328128 A JPH10328128 A JP H10328128A JP 9141312 A JP9141312 A JP 9141312A JP 14131297 A JP14131297 A JP 14131297A JP H10328128 A JPH10328128 A JP H10328128A
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JP
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tube
light guide
fiber bundle
rigid endoscope
intermediate guide
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JP9141312A
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Hiroshi Sano
浩 佐野
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ライトガイドファイババンドルを外套管内に環
状の断面形状に容易に組み付けることができて、ファイ
バ折れ等の不具合が発生しない硬性内視鏡のライトガイ
ド組み付け方法を提供すること。 【解決手段】予め、外套管21を支持するための外套管
支持部材36を外套管21の基端部に固着すると共に、
外套管21の内周面と隙間をあけて外套管21内に挿通
される硬質パイプ製の中間案内管25を支持するための
案内管支持部材38を中間案内管25の基端部に固着し
ておき、それからライトガイドファイババンドル24を
外套管21の内周面に沿って配置した後、その内側に中
間案内管25を差し込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、硬性内視鏡のラ
イトガイド組み付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】硬性内視鏡においては、一般に、照明用
ライトガイドファイババンドルが、挿入部を外装する硬
質パイプ製の外套管とその内側に間隔をあけて配置され
た中間案内管との間に断面形状を環状にして配置されて
いる。
【0003】そのように、ライトガイドファイババンド
ルを外套管と中間案内管との間に組み込むには、外套管
と中間案内管とを治具に固定した状態で、両管の間にラ
イトガイドファイババンドルを充填して接着剤で固めた
後、外套管を支持するための外套管支持部材を外套管の
基端部に取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
外套管と中間案内管との間にライトガイドファイババン
ドルを充填、固着した状態で、外套管と中間案内管から
治具を取り外したり、外套管に支持部材を取り付けるよ
うな作業を行うと、その作業の際にライトガイドファイ
バを損傷して一部を折ってしまう場合があり、作業が非
常に難しかった。
【0005】そこで本発明は、ライトガイドファイババ
ンドルを外套管内に環状の断面形状に容易に組み付ける
ことができて、ファイバ折れ等の不具合が発生しない硬
性内視鏡のライトガイド組み付け方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の硬性内視鏡のライトガイド組み付け方法
は、硬質パイプ製の外套管の内周面に沿って、ライトガ
イドファイババンドルが断面形状を環状にして配置され
た硬性内視鏡のライトガイド組み付け方法において、予
め、上記外套管を支持するための外套管支持部材を上記
外套管の基端部に固着すると共に、上記外套管の内周面
と隙間をあけて上記外套管内に挿通配置される硬質パイ
プ製の中間案内管を支持するための案内管支持部材を上
記中間案内管の基端部に固着しておき、それから上記ラ
イトガイドファイババンドルを上記外套管の内周面に沿
って配置した後、その内側に上記中間案内管を差し込む
ようにしたことを特徴とする。
【0007】なお、上記外套管と上記中間案内管とが同
軸線上に配置されていてもよく、上記中間案内管内に
は、内視鏡観察像をグレーデッド型光ファイバによって
伝送する像伝送用光学系が挿通されるものであってもよ
い。
【0008】また、上記硬性内視鏡が眼科用内視鏡であ
ってもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図5は、眼科用内視鏡装置の全体構成を
略示しており、眼科用内視鏡10は、短い針状の挿入部
20の基端部に術者が指先で摘んで保持する保持部30
が連結され、保持部30とビデオプロセッサ兼光源装置
71との間が可撓性連結管60によって連結されてい
る。
【0010】ビデオプロセッサ兼光源装置71には、保
持部30に内蔵された固体撮像素子から送られてくる内
視鏡観察像の撮像信号を処理するための処理回路と照明
光源等が内蔵されており、ビデオプロセッサ兼光源装置
71からテレビモニター72に映像信号が送られて、内
視鏡観察画像が表示される。
【0011】図2は、挿入部20と保持部30の構成を
示している。挿入部20は、直径が0.8〜1.5mm
程度で長さが30〜50mm程度のステンレス鋼管等か
らなる硬質パイプ製の外套管21によって外装されてい
る。
【0012】外套管21の先端の中心軸位置には、グレ
ーデッド型光ファイバを所定の長さに形成したレンズ
(いわゆるセルフォックレンズ)からなる対物レンズ2
2が配置され、それに連続して一本の長いグレーデッド
型光ファイバロッド23(いわゆるセルフォックロッ
ド)が、全長にわたって配置されている。
【0013】その結果、対物レンズ22によって結像さ
れた被写体の内視鏡観察像が、保持部30内に位置する
グレーデッド型光ファイバロッド23の像射出端面に伝
送される。
【0014】外套管21の内周面とグレーデッド型光フ
ァイバロッド23との間には、照明光を伝達するための
ライトガイドファイババンドル24が環状に配置されて
いる。ライトガイドファイババンドル24の射出端面は
挿入部20の先端面に位置しており、対物レンズ22に
よる視野範囲が、ライトガイドファイババンドル24か
ら射出される照明光によって照明される。
【0015】挿入部20内には、硬質パイプ製の中間案
内筒25が、ライトガイドファイババンドル24とグレ
ーデッド型光ファイバロッド23との間に全長にわたっ
て配置されている。
【0016】図3に断面が示されるように、グレーデッ
ド型光ファイバロッド23には保護管23aが被嵌、固
着されており、その状態のグレーデッド型光ファイバロ
ッド23が中間案内管25内に挿通され、外套管21と
中間案内管25との間のドーナツ状の断面形状の空間に
ライトガイドファイババンドル24が充填されている。
【0017】図2に戻って、保持部30は、中間部分が
筒状の中間筒31によって外装されていて、先側の部分
がキャップ状の先側キャップ32によって外装されてい
る。中間筒31と先側キャップ32とは、螺合接続され
てさらにその螺合が緩まないように固定ネジ33によっ
て互いに固定されている。34はシール用のOリングで
ある。
【0018】外套管21の基端部分がロー付け等によっ
て固着された外套管支持筒36は、連結枠37にネジ止
め連結されていて、その両部材36,37が中間筒31
と先側キャップ32とで挟み付けられて内部に固定され
ている。
【0019】38は、中間案内管25の基端部分がロー
付け等によって固着された案内管支持筒であり、外套管
支持筒36にネジ止め固定されている。そして、視野マ
スク40が固着されたマスク止め枠39が案内管支持筒
38に対してネジ止め固定されていて、視野マスク40
がグレーデッド型光ファイバロッド23の像射出端面位
置に配置されている。41は、シール用のOリングであ
る。
【0020】43は、内側に撮像レンズ44が固定配置
された鏡枠であり、連結枠37にネジ止め固定された鏡
枠固定筒42に対して固着されている。そして、内視鏡
観察像を撮像するための固体撮像素子45が内蔵された
撮像素子枠47が、鏡枠43の後側に連結されている。
【0021】その結果、グレーデッド型光ファイバロッ
ド23の像射出端面の内視鏡像が撮像レンズ44によっ
て固体撮像素子45の撮像面に投影されて撮像され、後
方に延出された信号ケーブル46によって撮像信号がビ
デオプロセッサ兼光源装置71に伝送されて、テレビモ
ニター72に内視鏡観察画像が表示される。
【0022】ライトガイドファイババンドル24は、保
持部30内では一束に束ねられて、案内管支持筒38、
外套管支持筒36及び連結枠37等に形成された溝38
a,36a,37aを通って後方の可撓性連結管60内
に引き通されており、ビデオプロセッサ兼光源装置71
に内蔵された光源ランプ(図示せず)から放射された照
明光を、挿入部20の先端に伝送する。
【0023】図1は、挿入部20と保持部30との連結
部周辺を拡大して示している。ここに示される部分の、
ライトガイドファイババンドル24を挿入部20に組み
込む際には、先ず外套管21の基端部と中間案内管25
の基端部に外套管支持筒36と案内管支持筒38を固着
しておく。
【0024】そして、外套管21内にライトガイドファ
イババンドル24を挿入した後、中間案内管25をその
内側に差し込み、外套管支持筒36と案内管支持筒38
を図1に示されるように嵌合させることにより、外套管
21と中間案内管25の軸合わせが行われるので、特別
な治具を用いることなく、ライトガイドファイババンド
ル24を、挿入部20内において環状の断面形状に容易
に充填することができる。
【0025】中間案内管25の後端部には、図4に示さ
れるように可撓性連結管60が連結されており、その連
結部を囲むように取り付けられた後側キャップ62に、
可撓性連結管60の端部近傍に被覆された折れ止め用チ
ューブ61が固着されている。
【0026】中間案内管25には、術者が手で把持し易
いように、三つのローレット環51,52,53が突出
形成されており、その最先端のローレット環51は、所
定の向きに平面状に切り欠かれている。54がその平面
状切り欠きである。
【0027】この平面状切り欠き54は、テレビモニタ
ー72に表示される内視鏡観察画像の向きと対応する向
きに形成されており、平面状切り欠き54の設けられた
方向がテレビモニター72において上側に表示されるよ
うに、固体撮像素子45との方向関係が設定されてい
る。
【0028】なお、本発明は上記実施の形態に限らず、
例えば眼科用内視鏡以外の各種硬性内視鏡に適用するこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ライトガイドファイバ
バンドルを組み付ける作業が行われる前に、外套管支持
部材と案内管支持部材とが各管の基端部に固着され、ラ
イトガイドファイババンドルを外套管と中間案内管との
間に環状の断面形状に組み込むのに治具を必要としな
い。
【0030】したがって、ライトガイドファイババンド
ルを組み付けた後で治具等を取り外す作業がないので、
ファイバ折れ等のおそれなくライトガイドファイババン
ドルを外套管内に環状の断面形状に容易に組み付けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の挿入部と保持部との連結
部周辺の側面拡大断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の保持部の側面断面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の挿入部の正面拡大断面図
である。
【図4】本発明の実施の形態の挿入部と保持部周辺の後
半部分を断面で示す側面図である。
【図5】本発明の実施の形態の硬性内視鏡装置の全体略
示図である。
【符号の説明】
20 挿入部 21 外套管 24 ライトガイドファイババンドル 25 中間案内管 36 外套管支持筒 38 案内管支持筒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬質パイプ製の外套管の内周面に沿って、
    ライトガイドファイババンドルが断面形状を環状にして
    配置された硬性内視鏡のライトガイド組み付け方法にお
    いて、 予め、上記外套管を支持するための外套管支持部材を上
    記外套管の基端部に固着すると共に、上記外套管の内周
    面と隙間をあけて上記外套管内に挿通配置される硬質パ
    イプ製の中間案内管を支持するための案内管支持部材を
    上記中間案内管の基端部に固着しておき、それから上記
    ライトガイドファイババンドルを上記外套管の内周面に
    沿って配置した後、その内側に上記中間案内管を差し込
    むようにしたことを特徴とする硬性内視鏡のライトガイ
    ド組み付け方法。
  2. 【請求項2】上記外套管と上記中間案内管とが同軸線上
    に配置される請求項1記載の硬性内視鏡のライトガイド
    組み付け方法。
  3. 【請求項3】上記中間案内管内には、内視鏡観察像をグ
    レーデッド型光ファイバによって伝送する像伝送用光学
    系が挿通される請求項1又は2記載の硬性内視鏡のライ
    トガイド組み付け方法。
  4. 【請求項4】上記硬性内視鏡が眼科用内視鏡である請求
    項1、2又は3記載の硬性内視鏡のライトガイド組み付
    け方法。
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