JPH10328039A - フライヤの昇降装置 - Google Patents

フライヤの昇降装置

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JPH10328039A
JPH10328039A JP13966397A JP13966397A JPH10328039A JP H10328039 A JPH10328039 A JP H10328039A JP 13966397 A JP13966397 A JP 13966397A JP 13966397 A JP13966397 A JP 13966397A JP H10328039 A JPH10328039 A JP H10328039A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降装置を構成する構成部品につきそれ程精
度が要求されることなく簡単に加工を行うことが可能で
あるとともに、少ない構成部品をもって容易に組み立て
ることが可能なフライヤの昇降装置を提供する。 【解決手段】 駆動モータ13のモータ軸14に固着さ
れたリンク部材15先端のローラ部材16をスライド枠
体19に水平方向に配置されてなるレール部材20に遊
嵌し、また、スライド枠体19に取り付けられたローラ
部材21をフレーム枠体11のレール部材17に、ロー
ラ部材22をレール部材18Aに、ローラ部材23をレ
ール部材18Bに、それぞれ遊嵌し、駆動モータ13の
回転に従ってリンク部材15を回動させてローラ部材1
6をレール部材20に沿って摺動させることにより、フ
レーム枠体11の内部でスライド枠体19を上下方向に
摺動して篭支持ワイヤ7に係合される揚げ篭を昇降させ
るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天ぷら等の揚物を
調理するフライヤにて、揚物が収納される揚げ篭を昇降
する昇降装置に関し、特に、昇降装置を構成する構成部
品につきそれ程精度が要求されることなく簡単に加工を
行うことが可能であり、また、少ない構成部品をもって
容易に組み立てることが可能な昇降装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より各種のフライヤが提案されてお
り、この種のフライヤでは、揚物調理を行う際に、油が
満たされた油槽内に揚物を収納した揚げ篭を自動的に下
降して浸漬し、また、所定時間揚物の揚げ調理を行った
後、揚げ篭を油槽から自動的に昇降させる昇降機構を備
えていることが多い。
【0003】前記揚げ篭の昇降機構として、例えば、実
公平6−25242号公報の従来技術に記載された昇降
機構が一般採用されている。即ち、実公平6−2524
2号公報において、その第3図には、フライポットの一
側にて、一定間隔をおいて2本の垂直昇降杆をそれぞれ
2つのガイドを介して摺動自在に保持し、また、各昇降
杆を連結杆により連結一体化して各昇降杆が同時に昇降
可能にするとともに、モータの出力軸上に取り付けた回
転板と連結杆とをリンクを介して連結した昇降機構が記
載されている。かかる昇降機構では、モータにより回転
板を回転させることにより、連結杆と共に各昇降杆を各
ガイドでガイドしつつ上下に摺動させ、各昇降杆の掛金
具に設けられた掛支片に掛止された揚げ枠を昇降させる
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のフライヤにて採用されている昇降機構においては、
モータによる回転板の回転に基づき、ガイドによりガイ
ドしつつ連結杆と共に各昇降杆を同時に昇降させる構成
上、各昇降杆をスムーズに昇降させるためには、各昇降
杆の外周面と各ガイドのガイド孔との間に極めて高い精
度が要求される。従って、各昇降杆の外周面及びガイド
のガイド孔については高い加工精度が要求されることと
なり、これよりコストアップを招来してしまう問題があ
る。また、前記昇降杆、ガイド等は切削加工される場合
が多く、この点からしてもコストアップを招来する原因
となる。
【0005】更に、前記昇降機構を組み立てるに際して
は、各昇降杆をそれぞれ2つのガイドのガイド孔に挿通
させる必要があり、簡単に組み立てることができない問
題も残存する。
【0006】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、昇降装置を構成する構成部品に
つきそれ程精度が要求されることなく簡単に加工を行う
ことが可能であるとともに、少ない構成部品をもって容
易に組み立てることが可能なフライヤの昇降装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係るフライヤの昇降装置は、フライヤ本体に
設けられ油が貯留される油槽と、油槽の下部位置に配設
され油槽内の油を加熱するヒータと、揚物が収納され油
槽内に浸漬される揚げ篭とを有するフライヤにおいて、
前記フライヤ本体に取り付けられ、前板、後板及び一対
の側板から箱状に形成されたフレーム部材と、前記フレ
ーム部材の内部で上下方向に摺動可能に配設されたスラ
イド部材と、前記前板に取り付けられた駆動モータと、
前記前板の内側にて駆動モータのモータ軸に固着される
とともに、前板と平行に延出された回動部材と、前記回
動部材の先端に回転可能に取り付けられた第1ローラ部
材と、前記スライド部材にて水平方向に配置され、前記
第1ローラ部材が摺動可能に遊嵌される第1レール部材
と、前記スライド部材の上部位置に固定され、前記揚げ
篭に係合される支持部材とを備え、前記駆動モータの回
転に従って回動部材を回動させて第1ローラ部材を第1
レール部材に沿って摺動させることにより、フレーム部
材の内部でスライド部材を上下方向に摺動し、支持部材
に係合される揚げ篭を昇降させることを特徴とする。
【0008】前記請求項1の昇降装置では、駆動モータ
のモータ軸に固着された回動部材先端の第1ローラ部材
を、フレーム部材の内部で上下方向に摺動可能に配設さ
れたスライド部材に水平方向に配置されてなる第1レー
ル部材に遊嵌し、駆動モータの回転に従って回動部材を
回動させて第1ローラ部材を第1レール部材に沿って摺
動させることにより、フレーム部材の内部でスライド部
材を上下方向に摺動して支持部材に係合される揚げ篭を
昇降させる構成としたので、第1ローラ部材と第1レー
ル部材との間には特に高い精度が要求されることはな
く、従って、これらの構成部品の加工を簡単に行うこと
が可能となる。また、第1ローラ部材を第1レール部材
を遊嵌すればよいので、その組立を簡単に行うことが可
能となる。
【0009】また、請求項2に係るフライヤの昇降装置
は、請求項1の昇降装置において、前記フレーム部材
は、その後板内面に上下方向に取り付けられた第2レー
ル部材、各側板内面に上下方向に取り付けられた第3及
び第4レール部材とを有し、前記スライド部材は、前記
第2レール部材に摺動可能に遊嵌される第2ローラ部
材、第3及び第4レール部材に摺動可能に遊嵌される第
3及び第4ローラ部材とを有し、前記スライド部材は、
フレーム部材の内部で上下方向に摺動されている間に、
第2レール部材と第2ローラ部材との協働により左右方
向への移動が規制され、第3レール部材と第3ローラ部
材及び第4レール部材と第4ローラ部材との協働により
前後方向への移動が規制されることを特徴とする。
【0010】請求項2の昇降装置では、スライド部材
は、フレーム部材の内部で上下方向に摺動されている間
に、第2レール部材と第2ローラ部材との協働により左
右方向への移動が規制され、また、第3レール部材と第
3ローラ部材及び第4レール部材と第4ローラ部材との
協働により前後方向への移動が規制されるので、支持部
材を介して揚げ篭を昇降させるについて、揚げ篭を前後
左右方向に揺動させることなくスムーズに上下方向に昇
降させることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るフライヤの昇
降装置について、本発明を具体化した実施形態に基づき
図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に
係る昇降装置が搭載されるフライヤの概略構成について
図1に基づき説明する。図1はフライヤの一部を切り欠
いて示す斜視図である。
【0012】図1において、フライヤ1は、フライヤ本
体2及びフライヤ本体2の後側(図1中、右側)に配設
される昇降装置ユニット3を有する。フライヤ本体2に
は、天ぷら等の揚物を揚げ調理するための油が貯留され
る油槽4が設けられており、また、油槽4内の下部位置
には、油を加熱する複数のヒータ5が配設されている。
各ヒータ5は、油槽4の右上部に配置されたヒータボッ
クス6に接続されており、各ヒータ5はヒータボックス
6内に設けられている温度制御装置を介して加熱制御さ
れて油槽4内の油を所定温度に加熱する。
【0013】また、ヒータボックス6の後方でフライヤ
本体2の後側に配設された昇降装置ユニット3は、その
内部で摺動可能に配置されたスライド枠体19(図2等
参照)の上部に固定され、揚物を収納する揚げ篭(図示
せず)に係合する一対の篭支持ワイヤ7を有している。
篭支持ワイヤ7は、後述するように、スライド枠体19
の昇降に従って矢印X方向(上下方向)に昇降され、こ
れにより各篭支持ワイヤ7に係合された揚げ篭の昇降動
作が行われるものである。因みに、揚げ篭は、揚げ調理
を行う際に油槽4内の油に浸漬されるまで下降され、ま
た、揚げ調理の終了後調理済みの揚物を取り出す際に油
槽4から上方に上昇される。
【0014】次に、昇降装置ユニット3の構成について
図2乃至図4に基づき説明する。図2は昇降装置ユニッ
ト3をフライヤ本体2の前側から見て模式的に示す正面
図、図3は昇降装置ユニット3の側断面図、図4は昇降
装置ユニット3の平断面図である。
【0015】図2乃至図4において、昇降装置ユニット
3は、前板8、後板9及び一対の側板10から箱状に形
成されたフレーム枠体11を有する。かかるフレーム枠
体11において、後板9及び各側板10は一体に形成さ
れており、また、前板8は各側板10の折曲部に対して
ネジ12を介して螺着されている。
【0016】前板8の外面には、駆動モータ13がネジ
固定されており、この駆動モータ13のモータ軸14は
前板8を貫通されている。前板8の内側にてモータ軸1
4の先端には、前板8に平行で且つモータ軸14から放
射方向に延出されたリンク部材15が固着されている。
また、リンク部材15の先端にはローラ部材16が回転
可能に取り付けられている。これより、リンク部材15
は、駆動モータ13の回転駆動時にモータ軸14を介し
て、ローラ部材16と共に回転される。
【0017】また、前記後板の内面で、その略中央位置
には、断面「コ」字状のレール部材17が上下方向に取
り付けられている。同様に、各側板10の内面で、その
略中央位置には、断面「コ」字状のレール部材18A、
18Bが上下方向に取り付けられている。
【0018】前記のように構成されるフレーム枠体11
の内部には、スライド枠体19が上下方向に摺動可能に
配設されている。かかるスライド枠体19の前面側(駆
動モータ13側)において、その上方位置には、水平方
向に断面「コ」字状のレール部材20が配置されてお
り、このレール部材20には、前記リンク部材15の先
端に取り付けられたローラ部材16が摺動可能に遊嵌さ
れている。また、スライド枠体19の後面側には、上下
方向に離間した2箇所にてローラ部材21が回転可能に
取り付けられており、これらの各ローラ部材21は、前
記レール部材17に摺動可能に遊嵌されている。更に、
スライド枠体19の両側面においても、それぞれ上下方
向に離間した2箇所にてローラ部材22、23が回転可
能に取り付けられており、各ローラ部材22は前記レー
ル部材18Aに摺動可能に遊嵌されるとともに、各ロー
ラ部材23は前記レール部材18Bに摺動可能に遊嵌さ
れている。
【0019】前記したフレーム枠体11及びスライド枠
体19の構成に基づき、スライド枠体11は、その後面
側にてレール部材17とローラ部材21との協働、ま
た、その両側面にてレール部材18Aとローラ22及び
レール部材18Bとローラ部材23との協働により、フ
レーム枠体11内で上下方向に摺動可能に配設されるこ
ととなる。また、スライド枠体19がフレーム枠体11
内で上下方向に摺動している間に、スライド枠体19
は、レール部材17とローラ部材21との協働により左
右方向への移動が規制され、また、レール部材18Aと
ローラ22及びレール部材18Bとローラ部材23との
協働により前後方向への移動が規制されることとなる。
これにより、スライド枠体19は、フレーム枠体11内
で極めてスムーズに上下方向に摺動することが可能とな
る。
【0020】次に、前記のように構成された昇降装置ユ
ニット3にて、スライド枠体19の昇降動作を制御する
制御装置について図5に基づき説明する。図5は昇降制
御装置のブロック図である。
【0021】図5において、昇降制御装置は、基本的
に、制御部30、タイマ31、パネルスイッチ32、及
び、2つのマイクロスイッチ33、34から構成され
る。ここに、制御部30はCPUから構成され、昇降装
置ユニット3の昇降制御のみならず、ヒータボックス6
等フライヤ1全体の制御を行う。また、タイマ31は、
例えば、揚物の種類に対応して計時時間を可変しつつ時
間設定を行うことが可能な可変タイマである。更に、パ
ネルスイッチ32には、フライヤ1の電源スイッチ、昇
降装置ユニット3の制御を開始する昇降スイッチ等、そ
の他フライヤ1にとって必要な各種のスイッチが設けら
れている。また、マイクロスイッチ33は、レール部材
20に遊嵌されるリンク部材15のローラ部材16が、
図2に示す位置Aに停止された状態、即ち、スライド枠
体19が上昇位置に移動したことを検出するスイッチで
あり、また、マイクロスイッチ34は、同様に、ローラ
部材16が、図2示す位置Bに停止された状態、即ち、
スライド枠体19が下降位置に移動したことを検出する
スイッチである。
【0022】続いて、前記のように構成された昇降装置
ユニット3において、篭支持ワイヤ7に係合された揚げ
篭を昇降させる場合について図6、図2等に基づき説明
する。図6は昇降制御時における信号のタイミングチャ
ートである。このとき、レール部材20に遊嵌されるリ
ンク部材15のローラ部材16は図2に示すように位置
Aに停止されており、従って、スライド枠体19は上昇
した位置にあるものとする。
【0023】先ず、揚物を収納した揚げ篭を篭支持ワイ
ヤ7に係合した後、揚げ篭を油槽4内に浸漬すべく昇降
スイッチをオンする。この時点では、マイクロスイッチ
33はローラ部材16を介してオン状態となっている。
そして、駆動モータ13が若干回転駆動されてローラ部
材16がマイクロスイッチ33から外れることに基づき
マイクロスイッチ33がオフ状態になったことが確認さ
れた後、駆動モータ13が更に回転駆動される。かかる
駆動モータ13の回転駆動に従って、リンク部材15も
図2に示すように時計方向に回転され、これによりロー
ラ部材16は、レール部材20を右側に摺動しつつスラ
イド枠体19を下方へ押し下げる。このとき、スライド
枠体19は、前記したように、レール部材17とローラ
部材21との協働、レール部材18Aとローラ22及び
レール部材18Bとローラ部材23との協働により、フ
レーム枠体11内で下方向にスムーズに摺動され得る。
【0024】更に、駆動モータ13が回転駆動される
と、やがてリンク部材15は図2中点線で示す位置に到
達し、この時点で、ローラ部材16はマイクロスイッチ
34をオンする。このようにマイクロスイッチ34がオ
ンされたことを確認した後、駆動モータ13の回転駆動
が停止される。また、マイクロスイッチ34のオンに基
づき、タイマ31がオンされて所定時間の計時を開始す
る。この所定時間は、揚物の種類によって予めセットさ
れている。ここに、前記のようにリンク部材15が点線
にて示す位置にある状態においては、スライド枠体19
は下降位置にあり、従って、揚げ篭は油槽4内の油中に
浸漬されて揚物の揚げ調理が、タイマ31にセットされ
た所定時間行われる。そして、タイマ31にセットされ
た所定時間が経過した後、タイマ31がオフされる。こ
れにより、揚げ篭内の揚物の揚げ調理が完了する。
【0025】この後、駆動モータ13が若干回転駆動さ
れてマイクロスイッチ34がオフ状態になったことが確
認された後、駆動モータ13が更に回転駆動される。か
かる駆動モータ13の回転駆動に従って、リンク部材1
5も、前記と同様時計方向に回転され、これによりロー
ラ部材16は、レール部材20を左側に摺動しつつスラ
イド枠体19を上方へ押し上げる。このとき、スライド
枠体19は、前記したように、レール部材17とローラ
部材21との協働、レール部材18Aとローラ22及び
レール部材18Bとローラ部材23との協働により、フ
レーム枠体11内で上方向にスムーズに摺動され得る。
【0026】そして、更に駆動モータ13が回転駆動さ
れると、やがてリンク部材15は図2中実線で示す元の
位置に到達し、この時点で、ローラ部材16はマイクロ
スイッチ33をオンする。このようにマイクロスイッチ
33がオンされたことを確認した後、駆動モータ13の
回転駆動が停止される。前記した動作を繰り返して行う
ことにより、昇降装置ユニット3の昇降動作を行いつつ
揚物の上げ調理が連続的に行われるものである。
【0027】以上詳細に説明した通り本実施形態に係る
昇降装置ユニット3では、駆動モータ13のモータ軸1
4に固着されたリンク部材15先端のローラ部材16を
スライド枠体19に水平方向に配置されてなるレール部
材20に遊嵌し、また、スライド枠体19に取り付けら
れたローラ部材21をフレーム枠体11のレール部材1
7に、ローラ部材22をレール部材18Aに、ローラ部
材23をレール部材18Bに、それぞれ遊嵌し、駆動モ
ータ13の回転に従ってリンク部材15を回動させてロ
ーラ部材16をレール部材20に沿って摺動させること
により、フレーム枠体11の内部でスライド枠体19を
上下方向に摺動して篭支持ワイヤ7に係合される揚げ篭
を昇降させる構成としたので、各ローラ部材16、2
1、22、23と各レール部材20、17、18A、1
8Bとの間には特に高い精度が要求されることはない。
従って、これらの各構成部品の加工を簡単に行うことが
可能となり、また、各ローラ部材16、21、22、2
3を各レール部材20、17、18A、18Bに遊嵌す
ればよいので、その組立を簡単に行うことができる。
【0028】また、スライド枠体19は、フレーム枠体
11の内部で上下方向に摺動されている間に、スライド
枠体19は、レール部材17とローラ部材21との協働
により左右方向への移動が規制され、また、レール部材
18Aとローラ22及びレール部材18Bとローラ部材
23との協働により前後方向への移動が規制されること
となる。これにより、スライド枠体19は、フレーム枠
体11内で極めてスムーズに上下方向に摺動することが
できる。
【0029】尚、本発明は前記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1の昇降装置で
は、駆動モータのモータ軸に固着された回動部材先端の
第1ローラ部材を、フレーム部材の内部で上下方向に摺
動可能に配設されたスライド部材に水平方向に配置され
てなる第1レール部材に遊嵌し、駆動モータの回転に従
って回動部材を回動させて第1ローラ部材を第1レール
部材に沿って摺動させることにより、フレーム部材の内
部でスライド部材を上下方向に摺動して支持部材に係合
される揚げ篭を昇降させる構成としたので、第1ローラ
部材と第1レール部材との間には特に高い精度が要求さ
れることはなく、従って、これらの構成部品の加工を簡
単に行うことが可能となる。また、第1ローラ部材を第
1レール部材遊嵌すればよいので、その組立を簡単に行
うことが可能となる。
【0031】また、請求項2に係るフライヤの昇降装置
では、スライド部材は、フレーム部材の内部で上下方向
に摺動されている間に、第2レール部材と第2ローラ部
材との協働により左右方向への移動が規制され、また、
第3レール部材と第3ローラ部材及び第4レール部材と
第4ローラ部材との協働により前後方向への移動が規制
されるので、支持部材を介して揚げ篭を昇降させるにつ
いて、揚げ篭を前後左右方向に揺動させることなくスム
ーズに上下方向に昇降させることが可能となる。
【0032】以上の通り本発明は、昇降装置を構成する
構成部品につきそれ程精度が要求されることなく簡単に
加工を行うことが可能であるとともに、少ない構成部品
をもって容易に組み立てることが可能なフライヤの昇降
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フライヤの一部を切り欠いて示す斜視図であ
る。
【図2】昇降装置ユニットをフライヤ本体の前側から見
て模式的に示す正面図である。
【図3】昇降装置ユニットの側断面図である。
【図4】昇降装置ユニットの平断面図である。
【図5】昇降制御装置のブロック図である。
【図6】昇降制御時における信号のタイミングチャート
である。
【符号の説明】
1・・・フライヤ、2・・・フライヤ本体、3・・・昇
降装置ユニット、4・・・油槽、5・・・ヒータ、6・
・・ヒータボックス、7・・・篭支持ワイヤ、8・・・
前板、9・・・後板、10・・・側板、11・・・フレ
ーム枠体、13・・・駆動モータ、14・・・モータ
軸、15・・・リンク部材、16・・・ローラ部材、1
7・・・レール部材、18A、18B・・・レール部
材、19・・・スライド枠体、20・・・レール部材、
21・・・ローラ部材、22・・・ローラ部材、23・
・・ローラ部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フライヤ本体に設けられ油が貯留される
    油槽と、油槽の下部位置に配設され油槽内の油を加熱す
    るヒータと、揚物が収納され油槽内に浸漬される揚げ篭
    とを有するフライヤにおいて、 前記フライヤ本体に取り付けられ、前板、後板及び一対
    の側板から箱状に形成されたフレーム部材と、 前記フレーム部材の内部で上下方向に摺動可能に配設さ
    れたスライド部材と、 前記前板に取り付けられた駆動モータと、 前記前板の内側にて駆動モータのモータ軸に固着される
    とともに、前板と平行に延出された回動部材と、 前記回動部材の先端に回転可能に取り付けられた第1ロ
    ーラ部材と、 前記スライド部材にて水平方向に配置され、前記第1ロ
    ーラ部材が摺動可能に遊嵌される第1レール部材と、 前記スライド部材の上部位置に固定され、前記揚げ篭に
    係合される支持部材とを備え、 前記駆動モータの回転に従って回動部材を回動させて第
    1ローラ部材を第1レール部材に沿って摺動させること
    により、フレーム部材の内部でスライド部材を上下方向
    に摺動し、支持部材に係合される揚げ篭を昇降させるこ
    とを特徴とするフライヤの昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記フレーム部材は、その後板内面に上
    下方向に取り付けられた第2レール部材、各側板内面に
    上下方向に取り付けられた第3及び第4レール部材とを
    有し、 前記スライド部材は、前記第2レール部材に摺動可能に
    遊嵌される第2ローラ部材、第3及び第4レール部材に
    摺動可能に遊嵌される第3及び第4ローラ部材とを有
    し、 前記スライド部材は、フレーム部材の内部で上下方向に
    摺動されている間に、第2レール部材と第2ローラ部材
    との協働により左右方向への移動が規制され、第3レー
    ル部材と第3ローラ部材及び第4レール部材と第4ロー
    ラ部材との協働により前後方向への移動が規制されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のフライヤの昇降装置。
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CN116019368A (zh) * 2023-03-27 2023-04-28 佛山市顺德区古今工业设计有限公司 一种防飞溅式滚筒炸锅

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