JPH10327186A - 優先制御可変方式 - Google Patents

優先制御可変方式

Info

Publication number
JPH10327186A
JPH10327186A JP9135145A JP13514597A JPH10327186A JP H10327186 A JPH10327186 A JP H10327186A JP 9135145 A JP9135145 A JP 9135145A JP 13514597 A JP13514597 A JP 13514597A JP H10327186 A JPH10327186 A JP H10327186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
priority
transmission
queue
queues
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9135145A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Suda
亮一 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Communication Systems Ltd
Priority to JP9135145A priority Critical patent/JPH10327186A/ja
Publication of JPH10327186A publication Critical patent/JPH10327186A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】データのトラヒック量に応じたデータ量で優先
度の高いデータの優先送信を可能とする優先制御可変方
式の交換機を提供する。 【解決手段】交換機10には、端末回線や中継回線から
複数の送信優先度を持つデータが、回線制御部12,1
3,14に入力される。優先制御部11はこれらのうち
から優先度の高いデータを優先してルーチング制御部1
5に送る。交換機10へのトラヒックやデータの送信優
先度は常に変化する。そこで、蓄積部112では入力さ
れたデータを送信優先度別のキューに一時登録し、蓄積
制御部116および最適値算出部116は、トラヒック
観測部115のトラヒック観測結果を基に、送信優先度
の異なる上記データ間の送信データ量の比率を前記各キ
ューのトラヒック量と前記各送信優先度ごとに予め定め
た送信優先取り出し数とに応じて前記キューの各各ごと
に定める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ通信用の交換
機における送信データの優先制御可変方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般のデータ通信では、即時送信要求の
高い(送信優先度の高い)データとそれほど緊急に送信
する必要のないデータが混在する。このように送信優先
度が混在するデータを送信する場合、データ通信用交換
機はデータの送信優先度に応じてデータ送信を行ってい
る。
【0003】従来のこの種のデータ通信用交換機の一つ
である特開平3−10541号公報(発明の名称:優先
交換サービス制御方式)では、例えば、[課題を解決す
るための手段]の項に示されるように、各優先レベル
(度)で送信するデータ(パケット)の個数最大値を予
め規制値として固定設定している(例えば同公報の図3
のフローチャートでも示されるている)。この結果、こ
の交換技術では、優先レベルの高いデータが極端に多く
ても、優先レベルの低いデータの滞留が長くなり過ぎる
ことがないという効果がある。
【0004】また、特開平7−23058号公報(発明
の名称:パケット交換機のパケット送信装置)では、送
信優先度や送信回線比率の概念を導入してデータ送信の
優先度に制約を加えている。例えば、段落0004項に
示されるようにパケットの送信優先度Pはパケット通信
単位に設定され、送信優先度Pの異なるパケット間の送
信優先比率Rは、段落0009〜0010項に示される
ように、交換機の設計者によって予め適宜決定されてい
る。なお、この公報では、図7のフローチャート(公報
の図1に相当)にも示されるように、優先キュー(13
1A)から取り出すパケット個数N2は、上記優先キュ
ーに登録されるパケット数を一般キューから移動させた
パケットも含めたブロック数PDUi(B)に変更し、
このブロック数PDUi(B)に優先送信比率Rを乗
じ、この変更後の優先パケットの登録値であるN2値が
初期設定値(固定値)になるように制御されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
るデータ通信用交換機では、各送信キューから取り出す
データの個数が、データ通信を行う前に設定され、トラ
ヒック(各送信キューで登録されているデータ量)の変
動に対して各送信キューから取り出すデータ数を柔軟に
変更できないという欠点があった。
【0006】この理由は、通常の通信において、データ
量の多いものに優先度が高いデータが多いとは限らない
ことにある。例えば、優先度の高いキューにデータが無
いときでも、優先度の高いキューから予め設定された個
数のデータを取り出そうとし、その個数が設定数より少
くとも他の優先度キューのデータに融通できないからで
ある。
【0007】また、従来技術によるデータ通信用交換機
では、送信優先度が例えばパケット通信を行う前にあら
かじめ回線単位あるいは論理チャネル単位ごとにパケッ
ト交換機に固定して登録されるため、送信データの優先
度の設定を端末から自由に行えないという欠点があっ
た。
【0008】従って本発明の目的は、上述した従来技術
によるデータ通信用交換機の欠点を解消し、交換機に入
力されるデータのトラヒック量に応じた数量で優先度の
高いデータの優先送信を可能とする優先制御可変方式を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一つによる優先
制御方式は、複数の送信優先度を持つデータのうちから
優先度の高いデータを優先して送信するデータ通信用交
換機の優先制御可変方式であって、前記交換機が受信し
た前記データを送信優先度別のキューに一時登録する手
段と、送信優先度の異なる前記データ間の送信データ量
の比率を前記各キューで登録されているデータ量と前記
各送信優先度ごとに予め定めた送信優先取り出し数とに
応じて前記キューの各各ごとに定めるキュー取り出しデ
ータ数決定手段とを備える。
【0010】前記優先度制御可変方式の一つは、前記送
信優先度ごとに設けられた前記キューの各各から取り出
すデータ量が、データ通信を行う前に予め設定された値
と、取り出し時に前記キューの各各ごとに登録されてい
るデータ量とから算出される構成をとることができる。
【0011】前記優先制御可変方式の別の一つは、前記
送信優先度毎に予め設けられた前記キューの各各に登録
された前記データから送信する量のうち、データ通信を
行う前に設定される値は、前記端末や回線および論理チ
ャネルなどに関係無く設定することができる構成をとる
ことができる。
【0012】前記優先制御可変方式のさらに別の一つ
は、送信優先度の設定された前記データは、端末回線あ
るいは中継回線などに転送するデータすべてを前記送信
優先度に従って制御することができる構成をとることが
できる。
【0013】本発明の別の一つによる優先制御可変方式
は、複数の送信優先度を持つデータのうちから優先度の
高いデータを優先して送信するデータ通信用交換機の優
先制御可変方式であって、前記データに設定される送信
優先度が、端末と前記交換機との間でデータ通信を行う
前に取り決められた範囲において、前記端末が自由に設
定できる。
【0014】本発明による優先制御可変方式は、複数の
送信優先度を持つデータのうちから優先度の高いデータ
を優先して送信するデータ通信用交換機のデータ送信装
置に属する。この優先制御可変方式は、送信優先度の異
なる各キューにおいて、キューへのデータ登録が予め設
定された,キューからのデータ取り出し個数より少ない
場合(トラヒックが少ない場合)に、その観測されたト
ラヒック量(キューに登録されたデータ量)から、少な
かった差分を他のキューに分配する。
【0015】また、送信優先度の異なる各キューからの
データ取り出し個数が、送信優先度とトラヒック量から
算出した値に従って制御される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明による一実施の形態
を示すブロック図である。この実施の形態はデータ通信
用交換機の構成をとるが、説明の便宜上、回線制御と優
先制御に必要な機能ブロックを主として図示している。
【0017】図1の交換機10の回線制御部12および
13は、端末回線との間でデータを送受信する。回線制
御部14は中継回線との間でデータを送受信する。回線
制御部12,13および14は、端末回線または中継回
線から受信したデータを優先制御部11に送る。なお、
これらのデータには送信優先度が付されている。
【0018】優先制御部11は、受信制御部111,蓄
積部112,送信制御部113,蓄積制御部114,ト
ラヒック観測部115,最適値算出部116および取り
出し個数書き換え部117を含む。蓄積部112は、上
記各データを送信優先度別に登録するように、例えば、
最優先キューQ1,優先キューQ2および3番目に優先
度の高い一般キューQ3の3種類を備えている。受信制
御部111は回線制御部12,13および14から送ら
れたデータを受信し、これらテータを蓄積部112に引
き継ぐ。蓄積部112は受けたデータに設定された送信
優先度に従って最優先キューQ1、優先キューQ2、一
般キューQ3にそれぞれ登録する。なお、各優先度キュ
ーはその優先度に属するデータのみが登録される。
【0019】蓄積制御部114は蓄積部112に優先度
別に登録されているデータを各キューQ1,Q2,Q3
から周期的に取り出し、送信制御部113にデータを引
き継ぐ。送信制御部113は、送られてきたデータをル
ーチング制御部15のルーチング結果に従って、回線制
御部12,13および14のいずれかに引き継ぐことに
なる。蓄積制御部114が蓄積部112から取り出すデ
ータは、後述するとおり、トラヒック観測部115,最
適値算出部116および取り出し個数書き換え部117
の動作に従う。
【0020】なお、トラヒック観測部115は蓄積部1
12に登録されているデータ量を蓄積制御部114を介
して優先度別に記憶する。また、最適値算出部116
は、トラヒック観測部115に記憶しているデータ量を
基に優先度別に最適な各キューから取り出すデータ数を
算出し、取り出し個数書き換え部117に通知する。取
り出し個数書き換え部117は蓄積制御部114の各キ
ューから取り出すデータ数を更新する。蓄積部112
は、蓄積制御部114を介し、取り出し個数書き換え部
117のキューから取り出す,更新されたデータ数に従
って各キューからデータを取り出し、上述のとおり、送
信制御部113にデータを引き継ぐ。
【0021】以下、図2および図3のフローチャートを
用いて本実施の形態の動作について詳細に説明する。図
2は蓄積部112の各優先キューから取り出す優先デー
タの最適値数を算出するフローチャートである。
【0022】ここで、フローチャートの説明に先立っ
て、フローチャートおよび後の動作説明で使用する符号
の説明をしておく。 U1:最優先キューQ1に登録されているデータの個数 U2:優先キューQ2に登録されているデータの個数 U3:一般キューQ3に登録されているデータの個数 Ux:U1とU2とU3の合計 N1:予めモデルトラヒックから設計された最優先キュ
ーQ1からのデータ取り出し個数 N2:予めモデルトラヒックから設計された優先キュー
Q2からのデータ取り出し個数 N3:予めモデルトラヒックから設計された一般キュー
Q3からのデータ取り出し個数 M1:N1とU1との差 M2:N2とU2との差 M3:N2とU2との差 K1:最優先キューQ1に分配される取り出し個数の増
加分 K2:優先キューQ2に分配される取り出し個数の増加
分 K3:一般キューQ3に分配される取り出し個数の増加
分 なお、U1,U2およびU3はトラヒック観測部115
から得られる値であり、取り出し個数書き換え部117
は予め設定されていたN1,N2およびN3をK1,K
2およびK3に書き換える。
【0023】さて、図2のフローチャートの詳細な説明
を行うと、優先制御部11に引き継がれたデータは、デ
ータに設定されている送信優先度に従って蓄積部112
のキューの一つに登録される。すると、蓄積制御部11
4からこのデータ登録情報を得たトラヒック観測部11
5はこれを記憶し、最適値算出部116に転送する。最
適値算出部116は、複数のキューからデータを取り出
す順序として最も優先順位の高い最優先キューQ1に登
録されているデータの個数U1とあらかじめモデルトラ
ヒックより設計された最優先キューQ1より取り出すデ
ータの個数N1を比較する(S100)。
【0024】比較の結果、登録されているデータの個数
がN1個未満であれば(S100のYES)、最適値算
出部116はN1とU1の差M1を算出する(S10
1)。しかし、N1個以上であれば(S100のN
O)、N1とU1の差M1に「0」を設定し(S10
2)、フローはS103に移行する。
【0025】次に、最適値算出部116は、2番目に優
先順位の高い優先キューQ2に登録されているデータの
個数U2と、あらかじめモデルトラヒックより設計され
た優先キューQ2より取り出すデータ数Nを比較する
(S103)。比較の結果、登録されているデータの個
数がN2個未満であれば(S103のYES)、最適値
算出部116はN2とU2の差M2を算出する(S10
4)。しかし、N2個以上であれば(S103のN
O)、N2とU2の差M2に「0」を設定し(S10
5)、フローはS106に移行する。
【0026】次に、最適値算出部116は、3番目に優
先順位の高い一般キューQ3に登録されているデータの
個数U3と、あらかじめモデルトラヒックより設計され
た優先キューQ3より取り出すデータ数N3を比較する
(S106)。比較の結果、登録されているデータの個
数がN3個未満であれば(S106のYES)、最適値
算出部116はN3とU3の差M3を算出する(S10
7)。しかし、N3個以上であれば(S106のN
O)、N3とU3の差M3に「0」を設定する(S10
8)、フローはS109に移行する。
【0027】次に、最適値算出部116は、各キューQ
1〜Q3の取り出し個数N1〜N3と各キューに登録さ
れているデータの個数U1〜U3の差M1〜M3の合計
Mxを算出する(S109)。次に、各キューQ1〜Q
3に登録されているデータの個数U1〜U3の合計Ux
を算出する(S110)。次に、最優先キューQ1に分
配されるデータ取り出し個数の増加分K1を算出する
(S111)。次に優先キューQ2に分配されるデータ
取り出し個数の増加分K2を算出する(S112)。次
に、一般キューQ3に分配されるデータ取り出し個数の
増加分K3を算出する(S113)。これで、最適値算
出部116が各優先キューから取り出す優先データの最
適値数を算出する作業が終る。
【0028】図3は蓄積部112の各優先キューQ1〜
Q3からから取り出したデータを送信制御部113に転
送するフローチャートである。
【0029】図2のフローチャートによる作業が終る
と、蓄積制御部114は、まず、蓄積部112の最優先
キューQ1からN1+K1個のデータを取り出し(S2
00)、この取り出したデータを送信制御部113へ転
送する(S201)。次に、蓄積制御部114は、蓄積
部112の優先キューQ2からN2+K2個のデータを
取り出し(S202)、この取り出したデータを送信制
御部113へ転送する(S203)。最後に、蓄積制御
部114は、蓄積部112の一般キューQ3からN3+
K3個のデータを取り出し(S204)、この取り出し
たデータを送信制御部113へ転送する(S205)。
これら取り出しデータの数は蓄積制御部114に設定さ
れている。
【0030】次に、上述した本実施の形態による優先制
御可変方式の動作について、さらに具体的に説明する。
【0031】図4はU1>N1,U2>N2およびU3
>N3における優先制御部11の動作を説明する図であ
る。
【0032】図4の状態では、蓄積部112の各キュー
Q1ないしQ3のいずれにも、予め設計された取り出し
個数N1ないしN3より多いデータが登録されている。
この場合は、予め設計された取り出し個数N1ないしN
3に従ってデータが取り出される。
【0033】図5はU1<N1,U2>N2,U3>N
3における優先制御部11の動作を説明する図である。
【0034】蓄積部112の最優先キューQ1は、予め
設計された取り出し個数N1より少ないデータしか登録
されていない状態にある。つまり、トラヒックが少ない
状態である。この場合は、図2のフローチャートで説明
したように、M1(=N1−U1)個の取り出し個数を
他のキューQ2およびQ3に登録されているデータの個
数U2およびU3に応じて増加分K2およびK3を算出
し、予めQ2およびQ3に設計された取り出し個数N2
およびN3より、増加分K2およびK3だけ多くQ1以
外のキューからデータを取り出すことができる。
【0035】図6はU1<N1,U2>N2,U3<N
3における優先制御部11の動作を説明する図である。
【0036】蓄積部112の最優先キューQ1および一
般キューQ3は、あらかじめ設計された取り出し個数N
1及びN3より少ないデータしか登録されていない状態
にある。つまり、最優先キューQ1と一般キューQ3に
登録されるデータのトラヒックが少ない状態である。こ
の場合は、M1(=N1−U1)個及びM3(=N3−
U3)個の取り出し個数を優先キューQ2の増加分K2
として、予め設計された取り出し個数N2より増加分K
2だけ多く、キューQ2からデータを取り出すことがで
きる。
【0037】以上、図1の実施の形態を用いて説明した
本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、先の実施の形態では3つの優先度を設けたが、
2個以上の優先度が設けられる場合に、適用することが
できる。
【0038】また、この本発明は、パケット交換、フレ
ームリレー等の周辺技術にも適用することができるのは
勿論である。。
【0039】なお、本発明は、データ通信用交換機で受
信され、通信のために処理されるデータは全て優先制御
部11を通ることになるので、上記データに設定される
送信優先度が、データ通信を行う前に設定される値は、
上記端末回線,上記中継回線および論理チャネルなどに
関係無く設定することができる。
【0040】また、本発明による優先制御可変方式は、
データ通信用交換機で受信され、通信のために処理され
るデータは全て優先制御部11を通ることになるので、
送信優先度の設定された上記データは、端末回線または
中継回線などに転送するデータすべてを前記送信優先度
に従って制御することができるという特徴がある。
【0041】さらに、本発明による優先制御可変方式
は、従来方式のように回線単位や論理チャネル単位に優
先度を設定すると、設定された回線や論理チャネルはそ
の通鮮度のデータしか扱えない。しかし、通信のために
処理されるデータは全て優先制御部11で扱われ、回線
や論理チャネル状を種々の優先度を持つデータが転送さ
れる方式なので、上記データに設定される送信優先度
が、端末と前記交換機との間でデータ通信を行う前に取
り決められた範囲において、上記端末が送信する内容に
応じて自由に設定できるという特徴がある。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の送
信優先度を持つデータのうちから優先度の高いデータを
優先して送信するデータ通信用交換機の優先制御可変方
式であって、前記交換機が受信した前記データを送信優
先度別のキューに一時登録する手段と、送信優先度の異
なる前記データ間の送信データ量の比率を前記各キュー
で登録されているデータ量と前記各送信優先度ごとに予
め定めた送信優先取り出し数とに応じて前記キューの各
各ごとに定めるキュー取り出しデータ数決定手段とを備
えるので、この交換機に転送される,送信優先度やトラ
ヒックが時間的に常に変動するデータに対し、各キュー
に対するデータ取り出し量を変化でき、データ通信用交
換機が受信するデータ量の変動に対応して優先制御がで
きるという特徴がある。
【0043】また、本発明は、回線やチャネル毎に優先
度を設定するのではなく、上記データに設定される送信
優先度が、回線制御やルーチング制御から独立した機能
として、データ通信を行う前に上記端末回線,上記中継
回線回線および論理チャネルなどに関係無く、端末側で
送信するデータの内容に応じて自由に設定することがで
きるので、上記交換機で転送するデータ全てを優先制御
することで交換機全体のトラヒックに応じた優先制御が
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】図1の蓄積部112の各優先キューから取り出
す優先データの最適値数を算出するフローチャートであ
る。
【図3】図1の蓄積部112の各優先キューQ1〜Q3
からから取り出したデータを送信制御部113に転送す
るフローチャートである。
【図4】U1>N1,U2>N2およびU3>N3にお
ける優先制御部11の動作を説明する図である。
【図5】U1<N1、U2>N2、U3>N3の時の優
先制御部11の動作を説明する図である。
【図6】U1<N1、U2>N2、U3<N3の時の優
先制御部11の動作を説明する図である。
【図7】従来技術によるデータ送信優先制御の例を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
10 交換機 11 優先制御部 12,13,14 回線制御部 15 ルーチング制御部 111 受信制御部 112 蓄積部 113 送信制御部 114 蓄積制御部 115 トラヒック観測部 116 最適値算出部 117 取り出し個数書き換え部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の送信優先度を持つデータのうちか
    ら優先度の高いデータを優先して送信するデータ通信用
    交換機の優先制御可変方式であって、 前記交換機が受信した前記データを送信優先度別のキュ
    ーに一時登録する手段と、送信優先度の異なる前記デー
    タ間の送信データ量の比率を前記各キューで登録されて
    いるデータ量と前記各送信優先度ごとに予め定めた送信
    優先取り出し数とに応じて前記キューの各各ごとに定め
    るキュー取り出しデータ数決定手段とを備えることを特
    徴とする優先度制御可変方式。
  2. 【請求項2】 前記送信優先度ごとに設けられた前記キ
    ューの各各から取り出すデータ量が、データ通信を行う
    前に予め設定された値と、取り出し時に前記キューの各
    各ごとに登録されているデータ量とから算出されること
    を特徴とする請求項1記載の優先制御可変方式。
  3. 【請求項3】 前記送信優先度毎に設けられた前記キュ
    ーの各各に登録された前記データから送信する量のう
    ち、データ通信を行う前に予め設定される値は、前記端
    末や回線および論理チャネルなどに関係無く設定するこ
    とができることを特徴とする請求項1記載の優先制御可
    変方式。
  4. 【請求項4】 送信優先度の設定された前記データは、
    端末回線あるいは中継回線などに転送するデータすべて
    を前記送信優先度に従って制御することができることを
    特徴とする請求項1記載の優先制御可変方式。
  5. 【請求項5】 複数の送信優先度を持つデータのうちか
    ら優先度の高いデータを優先して送信するデータ通信用
    交換機の優先制御可変方式であって、 前記データに設定される送信優先度が、端末と前記交換
    機との間でデータ通信を行う前に取り決められた範囲に
    おいて、前記端末が自由に設定できることを特徴とする
    優先制御可変方式。
JP9135145A 1997-05-26 1997-05-26 優先制御可変方式 Pending JPH10327186A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9135145A JPH10327186A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 優先制御可変方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9135145A JPH10327186A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 優先制御可変方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10327186A true JPH10327186A (ja) 1998-12-08

Family

ID=15144868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9135145A Pending JPH10327186A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 優先制御可変方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10327186A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001036578A (ja) * 1999-07-21 2001-02-09 Nec Corp 無線電話網におけるarq方式のqos制御方法及び制御システム
JP2020510892A (ja) * 2017-03-28 2020-04-09 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited ブロックチェーンベースのデータ処理方法および装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001036578A (ja) * 1999-07-21 2001-02-09 Nec Corp 無線電話網におけるarq方式のqos制御方法及び制御システム
JP2020510892A (ja) * 2017-03-28 2020-04-09 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited ブロックチェーンベースのデータ処理方法および装置
US10909085B2 (en) 2017-03-28 2021-02-02 Advanced New Technologies Co., Ltd. Blockchain-based data processing method and device
US11036689B2 (en) 2017-03-28 2021-06-15 Advanced New Technologies Co., Ltd. Blockchain-based data processing method and device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5555264A (en) Methods and devices for prioritizing in handling buffers in packet networks
US7352695B2 (en) Switch and a switching method
US5732087A (en) ATM local area network switch with dual queues
US8711694B2 (en) Call admission control method and system
US20110010474A1 (en) Low latency request dispatcher
CA2505844A1 (en) Apparatus and method for distributing buffer status information in a switching fabric
US5951654A (en) System for processing cooperation signals by storing and executing the control part of the signal separately from the data part using pointer to link the two parts
WO2002023816A8 (en) System and method for controlling the multicast traffic of a data packet switch
US5949780A (en) Integration of intelligence with communications in a switching node
WO1998025378A1 (en) Method for flow controlling atm traffic
JPH10327186A (ja) 優先制御可変方式
EP0870415B1 (en) Switching apparatus
US20040047334A1 (en) Method of operating a crossbar switch
KR100333475B1 (ko) 고속 패킷 노드를 위한 속도 비례 자가 클럭 공정 패킷스케쥴링 장치 및 그 스케쥴링 방법
Tassiulas Cut-through switching, pipelining, and scheduling for network evacuation
JP3039828B2 (ja) Atm通信の交換装置
KR100382144B1 (ko) 입출력버퍼형 스위치의 셀 시지연 보상방법
JPS61144945A (ja) パケツト交換方式
JP2680096B2 (ja) パケット交換網の事前迂回方式
JP3090308B2 (ja) Atm交換機
JP3074839B2 (ja) セルトラヒック監視装置
JP3588546B2 (ja) Atmスイッチシステム及びセルトラヒック制御方法
CN115002036A (zh) Ndn网络拥塞控制方法、电子设备及存储介质
JPH0426262B2 (ja)
JPH06104915A (ja) バッファー優先制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000321