JPH10325690A - アルミニウム合金製熱交換器 - Google Patents

アルミニウム合金製熱交換器

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JPH10325690A
JPH10325690A JP13356997A JP13356997A JPH10325690A JP H10325690 A JPH10325690 A JP H10325690A JP 13356997 A JP13356997 A JP 13356997A JP 13356997 A JP13356997 A JP 13356997A JP H10325690 A JPH10325690 A JP H10325690A
Authority
JP
Japan
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transfer tube
heat transfer
holes
aluminum alloy
brazing
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Application number
JP13356997A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Fujiyoshi
達也 藤吉
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝熱管素子を構成する1対の板材7a同士の
ろう付け性を向上させ、伝熱管素子の耐圧強度の向上を
図る。 【解決手段】上記板材7aは凹部9を有し、この凹部9
の外周にフランジ状の外周縁部24を備える。この外周
縁部24の一部で、ろう付け時に伝熱管素子の上半部に
位置する部分に、複数の孔25、25を設ける。これら
各孔25、25が、溶融ろう材が重力により流下するの
を防止し、上記上半部のろう付け性の低下を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明に係るアルミニウム合
金製熱交換器は、例えば自動車用空気調和装置に組み込
んで、車室内の空気を冷却するエバポレータとして利用
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用空気調和装置には、内
部で冷媒を蒸発させ、外部を流通する空気を冷却するエ
バポレータが組み込まれている。この様な空気調和装置
に組み込まれ、エバポレータとして使用されるアルミニ
ウム合金製熱交換器として、例えば特開昭61−499
95号公報には、図4〜7に示す様な構造のものが記載
されている。
【0003】何れもアルミニウム合金により造られた部
材を組み合わせて成る、このアルミニウム合金製熱交換
器1は、コア部2を有する。このコア部2は、横方向
(図4の左右方向)に適当な間隔をあけて互いに平行に
配置された複数の伝熱管素子3、3と、隣り合う伝熱管
素子3、3の間に挟持されたコルゲート型のフィン4、
4とから成る。又、上記コア部2の横方向両端側面に
は、サイドプレート5、5を添設している。これら各サ
イドプレート5、5の内側面と、両端に位置する各伝熱
管素子3、3の外側面との間にも、それぞれフィン4、
4を挟持している。又、上記コア部2の下側には、互い
に平行に配設された1対のタンク6a、6bを設けてい
る。そして、これら各タンク6a、6bの内部と、上記
各伝熱管素子3、3の内部とを連通させている。
【0004】上記各伝熱管素子3、3は、図5に示す様
に、1対の板材7、7を重ね合わせて成る。これら各板
材7、7は、アルミニウム合金板の両面に、Siを多く含
むアルミニウム合金であるろう材のクラッド層を設け
た、所謂両面クラッド材である。上記各板材7、7は、
長手方向(図5の上下方向)の一端(図5の下端)に、
互いに間隔をあけて1対の突出部8a、8bを形成して
いる。又、上記各板材7、7の片面には倒立U字形の凹
部9を、この凹部9の両端を上記1対の突出部8a、8
bの一端縁(図5の下端縁)にまで連続させた状態で形
成している。更に、上記凹部9の内側には多数の突起1
0、10を、凹部9の全面に亙ってほぼ均等に形成して
いる。これら各突起10、10は、上記凹部9により構
成される、次述する折り返し流路11の内側を流れる冷
媒の流れを乱し、この冷媒と上記各板材7、7との間の
熱交換効率を向上させる為のものである。同時にこれら
各突起10、10は、それぞれの先端同士をろう付け接
合する事により、上記折り返し流路11の耐圧強度を向
上させる役目も有する。
【0005】上記各板材7、7は、2枚1組とし、互い
の凹部9同士を対向させた状態で最中状に重ね合わせ、
上記各板材7、7の凹部9の周囲に存在する外周縁部2
4、24同士を互いに気密且つ液密に接合する事によ
り、上記各伝熱管素子3、3を構成する。この様に構成
する各伝熱管素子3、3は、上記凹部9により構成され
る倒立U字形の折り返し流路11と、この折り返し流路
11の両端に位置して長手方向一端縁部から突出した1
対の接合部12a、12bとを有する。これら各接合部
12a、12bの内側には、それぞれ出入り口流路21
a、21bを設けている。
【0006】一方、前記各タンク6a、6bは、それぞ
れ座板13a、13bとタンク本体14a、14bとを
最中状に組み合わせて成る。即ち、これら各座板13
a、13bと各タンク本体14a、14bとは、やはり
両面にろう材をクラッドした板材をプレス成形する事に
より、それぞれ略船形状に形成している。又、上記各座
板13a、13bの開口部の大きさは、上記各タンク本
体14a、14bの開口部の大きさよりも少し大きくし
ている。これら各座板13a、13bとタンク本体14
a、14bとを組み合わせて、上記各タンク6a、6b
とする場合には、各タンク本体14a、14bの開口部
を各座板13a、13bの開口部に嵌合する。
【0007】又、上記各座板13a、13bには、スリ
ット状の接続孔15、15を形成している。これら各接
続孔15、15は、それぞれ上記各伝熱管素子3、3の
接合部12a、12bを大きな隙間なく挿入自在な形状
と大きさとを有する。又、上記1対のタンク6a、6b
のうちの一方のタンク6aの側面には、送り込み口19
と取り出し口20とを設けている。又、このタンク6a
の中間部内側には隔壁16を、上記座板13aとタンク
本体14aとの間に挟持する状態で設けている。アルミ
ニウム合金製熱交換器の完成時にこの隔壁16は、上記
タンク6a内を、気密、液密を保持した状態で二分割す
る。
【0008】前記各伝熱管素子3、3と1対のタンク6
a、6bとを結合する為には、図7に示す様に、上記各
伝熱管素子3、3の接合部12a、12bを、上記各タ
ンク6a、6bの接続孔15、15に挿入する。そし
て、この様に挿入した状態で、各接合部12a、12b
の外周面と各接続孔15、15の内周縁とを互いに気密
且つ液密にろう付けする。ろう付けの為のろう材は、前
記各板材7、7の両面並びに各座板13a、13bを構
成する板材の両面に積層(クラッド)したろう材を使用
する。
【0009】上述の様に構成されるアルミニウム合金製
熱交換器1は、構成各部材の当接部分をろう付けする事
により、これら構成各部材同士を一体的に結合する。こ
の様な構成各部材同士のろう付け接合は、次の様にして
行う。先ず、上記構成各部材、即ち、それぞれが1対ず
つの板材7、7を重ね合わせて成る伝熱管素子3、3、
フィン4、4、サイドプレート5、5、タンク6a、6
bを、図4に示す様に組み合わせ、図示しない治具によ
り抑え付けた状態で加熱炉内に入れる。この際、上記各
タンク6a、6bを下にする。この様に各タンク6a、
6bを下にする理由は、上記各接合部12a、12bの
外周面と上記各接続孔15、15の内周縁との間に十分
な量の溶融ろう材を供給し、これら外周面と内周縁との
間を確実にろう付けする(気密且つ液密に塞ぐ)為であ
る。
【0010】そして、この加熱炉中で上記構成各部材
を、前記ろう材の液相線温度よりは高いが、母材(構成
各部材の芯材となり、強度保持を図るアルミニウム合
金)の液相線温度よりは低い温度である、600℃程度
に加熱する。この加熱により、それぞれがクラッド材に
より構成された部材(サイドプレート5、5、板材7、
7、座板13a、13b、タンク本体14a、14b)
の表面に存在するろう材が溶け、上記構成各部材同士を
互いにろう付け接合される。
【0011】尚、このろう付けの際にタンク6aの内側
は、前記隔壁16により、入口室17と出口室18と
に、気密且つ液密を保持した状態で分割される。前記送
り込み口19はこのうちの入口室17に対応する部分
に、前記取り出し口20はこのうちの出口室18に対応
する部分に、それぞれ設けている。
【0012】上述の様にろう付けされて造られる、前述
の様なアルミニウム合金製熱交換器を、例えばエバポレ
ータとして使用する際には、上記送り込み口19を通じ
て上記入口室17内に、液状の、或は気液混合状態の冷
媒を送り込む。この冷媒は、前記各伝熱管素子3、3内
の折り返し流路11を流れて上記出口室18に達し、上
記取り出し口20から取り出される。上記折り返し流路
11を流れる間に上記冷媒は、周囲の熱を奪って蒸発す
る。この結果、前記コア部2の温度が低下するので、こ
のコア部2を構成する各フィン4、4の間に空気を流せ
ば、この空気を冷却し、更に除湿を行なえる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成される
従来のアルミニウム合金製熱交換器を製造する場合、前
述した様に、各タンク6a、6bを各伝熱管素子3、3
の下側に位置させた状態で加熱炉内に入れて加熱する事
により、上記構成各部材のろう付けを行なっている。こ
の際、上記各伝熱管素子3、3を構成する各板材7、7
にクラッドし、上記加熱に伴って溶融したろう材は、毛
細管現象により微小隙間部分に集まろうとする。そし
て、各板材7、7の外周縁部24、24同士の重ね合わ
せ部に存在する微小隙間、並びに各接合部12a、12
bの外周面と各接続孔15、15の内周面との間に存在
する微小隙間にも、上記ろう材が集まる。この様な場
合、上記各微小隙間が、上記各伝熱管素子3、3の上下
方向に亙り存在する為、上記両外周縁部24、24同士
の間に存在する微小隙間に集まった溶融ろう材は、重力
分だけ下側の微小隙間に多く集まる傾向となる。この結
果、上記各伝熱管素子3、3の上端部(図5の上端部)
で、上記各板材7、7の外周縁部24、24同士を重ね
合わせた部分に存在する溶融ろう材が不足しがちにな
る。この様な現象が生じると、上記各伝熱管素子3、3
の上端部で、上記各板材7、7の外周縁部24、24同
士を重ね合わせた部分のろう付け性が低下する。そし
て、ろう付け性の低下に伴ない上記各伝熱管素子3、3
の上部の耐圧強度が上記各伝熱管素子3、3の下部の耐
圧強度よりも低くなる。本発明に係るアルミニウム合金
製熱交換器は、上述の様な不都合を解消する為に発明し
たものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のアルミニウム合
金製熱交換器は、前述した従来から知られているアルミ
ニウム合金製熱交換器と同様に、それぞれがアルミニウ
ム合金により造られた1対のタンクと、これら各タンク
の側面にそれぞれ複数個ずつ形成されたスリット状の接
続孔と、それぞれが1対のアルミニウム合金製の板材を
重ね合わせて成る複数の伝熱管素子と、各伝熱管素子の
内側に設けられ、中間部で180度折り返された折り返
し流路と、上記各伝熱管素子の一端縁部に1対ずつ、互
いに間隔をあけて設けられ、それぞれが上記タンクの接
続孔に挿入自在な接合部とを備える。そして、上記各タ
ンクを下側にした状態で構成各部材を加熱する事によ
り、上記各伝熱管素子を構成する板材同士、並びに上記
各接合部の外周面と上記各接続孔の内周縁との間をろう
付け接合している。
【0015】特に、本発明のアルミニウム合金製熱交換
器に於いては、上記各板材は中央部に凹部を有し、この
凹部の外周にフランジ状の外周縁部を備えており、この
外周縁部の一部で、ろう付け時に上記各伝熱管素子の上
半部に位置する部分に複数の孔を設けている。
【0016】
【作用】上述の様に構成する本発明のアルミニウム合金
製熱交換器の場合には、上記各板材の外周縁部の一部
で、ろう付け時に上記各伝熱管素子の上半部に位置する
部分に設けた複数の孔に、溶融ろう材の一部が滞溜し、
この溶融ろう材が流下する事を防止する。この結果、上
記孔の周囲部分に存在するろう材の量を確保して、上記
各伝熱管素子の上部のろう付け性を向上させ、上記各伝
熱管素子の上部の耐圧強度の向上を図れる。更に、上記
孔を各板材に設ける事により、この孔の体積分だけ上記
各伝熱管素子を軽量化し、アルミニウム合金製熱交換器
全体としての軽量化を図れる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の実施の形態
の1例を示している。本例のアルミニウム合金製熱交換
器の基本構造は、前述した従来構造と同様である。特
に、本例のアルミニウム合金製熱交換器は、伝熱管素子
3aを構成する板材7aの外周縁部24の一部で、ろう
付け時に上記各伝熱管素子3aの上半部に位置する部分
に複数の孔25、25を設けた点が、従来構造とは異な
る。そこで、前述した従来構造と同等の部分に就いて
は、重複する図示及び説明を省略若しくは簡略にし、以
下、本発明の特徴部分を中心に説明する。
【0018】上記板材7aの中央部には凹部9を設け、
この凹部9の外周にフランジ状の外周縁部24を設けて
いる。そして、この外周縁部24の一部で、ろう付け時
に上記各伝熱管素子3aの上半部に位置する部分に、上
記複数の孔25、25を設けている。これら各孔25、
25は、上記板材7aの外周縁部24の一部で、ろう付
け時に上記各伝熱管素子3aの上半部に位置する部分
に、左右非対称に設けている。そして、図3に示す様
に、互いに同形状の1対の板材7a、7a同士を重ね合
わせて伝熱管素子3aを構成した場合に、これら両板材
7a、7aの外周縁部24、24に設けた上記各孔2
5、25同士が、それぞれの一部でも、互いに整合しな
い様にしている。即ち、図3に示す様に、上記両板材7
a、7a同士を最中状に組み合わせた状態で、最も近接
する上記各孔25、25の外周縁同士の間隔Xを一定量
以上確保できる様にしている(X≧0)。
【0019】上記各孔25、25の大きさに就いては、
ろう付け性確保の面から設計的に定める。例えば、各孔
25、25の幅W25を、ろう付けする部分となる上記外
周縁部24の幅W24よりも小さく(W25<W24)し、且
つ、上記各孔25、25の長さL25を、上記板材7aの
板厚T7aよりも大きく(L25>T7a)する。尚、上記各
孔25、25の形状に就いては、本例の場合には矩形に
しているが、特に、この形状に限定するものではない。
要は、重力により下方に流下しようとする溶融ろう材の
一部を滞溜させられる形状であれば良い。更に、上記各
孔25、25は、上記板材7aを、素材となる板材から
プレス成形等により打ち抜く際に、同時に開ける事がで
きる。従って、従来の板材7(図5参照)に比べて製造
コストの上昇は僅かである。
【0020】以上の様に構成する本発明のアルミニウム
合金製熱交換器を加熱炉内でろう付け接合する際には、
上記各板材7a、7aの外周縁部24、24の一部で、
上記各伝熱管素子3aの上半部に位置する部分に設けた
複数の孔25、25に、溶融ろう材の一部が滞溜する。
そして、この溶融ろう材が、重力により下方に流下する
事を抑制する。上記各孔25、25に滞溜した溶融ろう
材は、温度の低下と共に固化し、これら各孔25、25
内に、図3に示す様なフィレット26、26を形成す
る。これら各フィレット26、26も、上記外周縁部2
4、24同士をろう付け接合する事に寄与する。そし
て、上記各孔25、25の周囲部分に、十分な量のろう
材を残溜させる事と相まって、上記各伝熱管素子3aの
上部でのろう付け性を向上させ、上記各伝熱管素子3a
の上部の耐圧強度を向上させる。更に、上記各孔25、
25を各板材7a、7aに設ける事により、これら各孔
25、25の体積分だけ上記各伝熱管素子3aを軽量化
し、アルミニウム合金製熱交換器全体としての軽量化を
図れる。
【0021】
【発明の効果】本発明のアルミニウム合金製熱交換器
は、以上の様に構成され作用する為、各伝熱管素子の耐
圧強度の向上及び軽量化を図れる。この結果、本発明の
アルミニウム合金製熱交換器を組み込む自動車用空気調
和装置の信頼性、耐久性等の性能向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す、アルミニウ
ム製熱交換器の伝熱管素子を構成する板材を示す正面
図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】1対の板材を重ね合わせて伝熱管素子を構成し
た状態で示す、図2のB−B断面に相当する図。
【図4】本発明の対象となるアルミニウム合金製熱交換
器の1例を示す斜視図。
【図5】同じく一方のタンクを含む部分を示す、部分分
解斜視図。
【図6】他方のタンクを示す部分分解斜視図。
【図7】タンクと伝熱管素子との接合状態を示す、図4
のC−C断面図。
【符号の説明】
1 アルミニウム合金製熱交換器 2 コア部 3、3a 伝熱管素子 4 フィン 5 サイドプレート 6a、6b タンク 7、7a 板材 8a、8b 突出部 9 凹部 10 突起 11 折り返し流路 12a、12b 接合部 13a、13b 座板 14a、14b タンク本体 15 接続孔 16 隔壁 17 入口室 18 出口室 19 送り込み口 20 取り出し口 21a、21b 出入り口流路 24 外周縁部 25 孔 26 フィレット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれがアルミニウム合金により造ら
    れた1対のタンクと、これら各タンクの側面にそれぞれ
    複数個ずつ形成されたスリット状の接続孔と、それぞれ
    が1対のアルミニウム合金製の板材を重ね合わせて成る
    複数の伝熱管素子と、各伝熱管素子の内側に設けられ、
    中間部で180度折り返された折り返し流路と、上記各
    伝熱管素子の一端縁部に1対ずつ、互いに間隔をあけて
    設けられ、それぞれが上記タンクの接続孔に挿入自在な
    接合部とを備え、上記各タンクを下側にした状態で構成
    各部材を加熱する事により、上記各伝熱管素子を構成す
    る板材同士、並びに上記各接合部の外周面と上記各接続
    孔の内周縁との間をろう付け接合して成るアルミニウム
    合金製熱交換器に於いて、上記各板材は中央部に凹部を
    有し、この凹部の外周にフランジ状の外周縁部を備えて
    おり、この外周縁部の一部で、ろう付け時に上記各伝熱
    管素子の上半部に位置する部分に複数の孔を設けている
    事を特徴とするアルミニウム合金製熱交換器。
  2. 【請求項2】 外周縁部の一部に設けた各孔が左右非対
    称位置にあり、互いに同形状の1対の板材同士を重ね合
    わせて伝熱管素子を構成した場合に、これら両板材に設
    けた各孔同士が互いに整合しない、請求項1に記載した
    アルミニウム合金製熱交換器。
JP13356997A 1997-05-23 1997-05-23 アルミニウム合金製熱交換器 Pending JPH10325690A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005283093A (ja) * 2004-03-04 2005-10-13 Showa Denko Kk 平板状ヒートパイプおよびその製造方法

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