JPH10325610A - 熱交換フィン - Google Patents
熱交換フィンInfo
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- JPH10325610A JPH10325610A JP15575297A JP15575297A JPH10325610A JP H10325610 A JPH10325610 A JP H10325610A JP 15575297 A JP15575297 A JP 15575297A JP 15575297 A JP15575297 A JP 15575297A JP H10325610 A JPH10325610 A JP H10325610A
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- combustion
- heat exchanging
- bent edge
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- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
行え、且つ燃焼排ガスが熱交換フィンの中央を通らずに
側方を通って逃げて行くのを防止することができる熱交
換フィンの提供を課題とする。 【解決手段】 燃焼缶体1の内空間に複数枚が整列配置
されると共にそれらを水管2が貫通するようになされた
熱交換フィン20であって、該熱交換フィン20の左右両辺
には、少なくとも斜めに構成された肩部21と垂下して構
成されて前記燃焼缶体1の内壁に対して接合せられる中
央部23とを有し、且つ前記肩部21と前記中央部23とに
は、それらの間に途切れることなく連続する直角方向の
折れ曲がり縁21a 、23a が構成されている。
Description
交換器に用いられる熱交換フィンに関する。
図6を参照して説明する。図4は従来の熱交換フィンを
用いた熱交換器の断面図、図5は従来の熱交換フィンの
要部の斜視図、図6は熱交換フィンと燃焼缶体との接合
部分の詳細図である。従来、給湯器等においては、燃焼
缶体1の内空間に、多数枚の整列せられた熱交換フィン
10とそれらを貫通する水管2とからなる熱交換器が配置
せられる。前記燃焼缶体1内空間の下方には図示しない
バーナが配置され、バーナの燃焼によって発生した高温
の燃焼排ガスが上昇して熱交換フィン10の間を通過する
際に熱交換フィン10側に熱交換され、これによって水管
2内の水等が加熱せられる。前記熱交換フィン10には、
例えばその左右両辺の肩部11や下側部12に、直角方向に
折れ曲がった折れ曲がり縁11a 、12a が設けられ、この
折れ曲がり縁11a 、12a によって前記下方から上昇して
くる燃焼排ガスがフィン10の中央を通らずに、フィン10
の側方を通って逃げて行くのを防止するようにしてい
る。また一方、前記熱交換フィン10の左右両辺には、前
記肩部11と下側部12との間に、前記燃焼缶体1の内壁に
対してロウ付けにより接合される中央部13が設けられ、
該中央部13にも直角方向に折れ曲がった折れ曲がり縁13
a が、前記折れ曲がり縁11a 、12a とは独立して、設け
られ、該折れ曲がり縁13a によって、前記ロウ付けの接
合面積を確保するようにしていた。即ち、図6を参照し
て、従来は熱交換フィン10群を燃焼缶体1の内空間に固
定するのに、棒状等のロウ材Rを、燃焼缶体1の内壁と
熱交換フィン10の中央部13と肩部11との隙間Sに配置
し、炉等内で加熱してロウ付けを行っていた。前記ロウ
材Rは加熱されることで、溶融し、熱交換フィン10の中
央部13の折れ曲がり縁13a と燃焼缶体1の内壁との隙間
に侵入し、両者をロウ付けする。
来の熱交換フィン10においては、特にロウ材Rが内側に
反っている場合等、ロウ付けを行う際に溶融したロウ
が、熱交換フィン10の中央部13の折れ曲がり縁13a の内
側にも流れ易く、このため、中央部13の折れ曲がり縁13
a と燃焼缶体1の内壁との隙間へのロウの侵入が悪くな
り、ロウ付け不良を起こす問題があった。
の欠点を解消し、燃焼缶体内壁とのロウ付けが安定して
確実に行え、且つ燃焼排ガスが熱交換フィンの中央を通
らずに側方を通って逃げて行くのを防止することができ
る熱交換フィンの提供を課題とする。
め、本発明の熱交換フィンは、燃焼缶体の内空間に複数
枚が整列配置されると共にそれらを水管が貫通するよう
になされた熱交換フィンであって、該熱交換フィンの左
右両辺には、少なくとも斜めに構成された肩部と垂下し
て構成されて前記燃焼缶体の内壁に対して接合せられる
中央部とを有し、且つ前記肩部と前記中央部とには、そ
れらの間に途切れることなく連続する直角方向の折れ曲
がり縁が構成されていることを特徴としている。
れた肩部の折れ曲がり縁と垂下する中央部の折れ曲がり
縁とが途中で途切れることなく連続して構成されている
ので、ロウ付け作業の際、例えロウ材が多少反った状態
となっていても、確実に折れ曲がり縁の外側に配置せら
れることになる。よってロウ材が中央部の折れ曲がり縁
と燃焼缶体の内壁との間に流れ易い状態となる。また折
れ曲がり縁が連続しているので、溶融したロウが折れ曲
がり縁の内側に流れることが十分に防止せられる。以上
より、溶融したロウが中央部の折れ曲がり縁と燃焼缶体
の内壁との間に確実に侵入せられ、ロウ付けが確実に且
つ安定してなされる。また、折れ曲がり縁は肩部から中
央部にかけて途中で途切れることなく連続せられている
ので、燃焼排ガスが熱交換フィンの中央部を通らずに側
方へ逃げるのが防止せられる。
用いた熱交換器の断面図、図2は熱交換フィンの要部の
斜視図、図3は熱交換フィンと燃焼缶体との接合部分の
詳細図である。
多数枚、整列せられた状態で配置され、それらの熱交換
フィン20群を貫通して水管2が設けられている。実際に
は、水管2に対して多数枚の熱交換フィン20を一定の間
隔で取り付けて一体化したものを、燃焼缶体1の内空間
に配置し、燃焼缶体1の内壁と接触する各熱交換フィン
20の左右の縁でロウ付けし、また燃焼缶体1を貫通する
水管2の貫通位置等でロウ付けして、固定する。前記燃
焼缶体1内空間の下方には図示しないバーナが配置さ
れ、バーナの燃焼によって発生した高温の燃焼排ガスが
上昇して熱交換フィン20の間を通過する際に熱交換フィ
ン20側に熱交換され、これによって水管2内の水等が加
熱せられる。前記熱交換フィン20には、その左右両辺の
肩部21や下側部22に、直角方向に折れ曲がった折れ曲が
り縁21a 、22a が設けられ、この折れ曲がり縁21a 、22
a によって前記下方から上昇してくる燃焼排ガスがフィ
ン20の中央を通らずに、フィン20の側方を通って逃げて
行くのを防止するようにしている。また一方、前記熱交
換フィン20の左右両辺には、前記肩部21と下側部22との
間に、前記燃焼缶体1の内壁に対してロウ付けにより接
合される中央部23が設けられ、該中央部23にも直角方向
に折れ曲がった折れ曲がり縁23a が設けられ、該折れ曲
がり縁23a によって、前記ロウ付けの接合面積を確保す
るようにされている。
である。本発明の熱交換フィン20は、前記燃焼缶体1の
内壁との間でロウ付けを行うべき左右両辺の中央部23の
折れ曲がり縁23a をその肩部21の折れ曲がり縁21a と連
続させて形成し、途中で途切れないように構成してい
る。前記中央部23の折れ曲がり縁23a と肩部21の折れ曲
がり縁21a とを連続させて途切れないようにするために
は、中央部23から肩部21への接続領域Zにおいて、急角
度の曲がり角を形成しないようにすることが、連続した
折れ曲がり縁を一体成型する上で重要である。図2に明
示されるように、本発明では接続領域Zと中央部23の折
れ曲がり縁23a との接続角度Θ1 、及び接続領域Zと肩
部21の折れ曲がり縁21a との接続角度Θ2 は何れも90度
を越える鈍角に調整して、曲げ加工或いは付加絞り的な
加工が可能なように考慮している。
央部23の折れ曲がり縁23a と肩部21の折れ曲がり縁21a
とを連続して形成することで、ロウ付けを容易に、確実
に、安定して行うことができる。即ち、図3を参照し
て、ロウ付け作業に際しては、燃焼缶体1の内空間に配
置された熱交換フィン20群と燃焼缶体1の内壁とが接触
する位置の直ぐ上に構成される隙間Sに対して棒状等の
ロウ材Rを配置する。中央部23の折れ曲がり縁23aと肩
部21の折れ曲がり縁21a とが連続するので、前記ロウ材
Rが多少、反っていたり、曲がっていたりしても、その
ロウ材Rが折れ曲がり縁21a 、23a の内側に入り込んで
位置せられてしまうといったことが防止される。ロウ付
けは、ロウ材Rを配置した状態で、炉内等で加熱、冷却
されることによって行われる。その際、前記ロウ材Rは
加熱されることで、溶融し、重力で下方に流れ、熱交換
フィン20の中央部23の折れ曲がり縁23a と燃焼缶体1の
内壁との隙間に侵入し、両者をロウ付けする。中央部23
の折れ曲がり縁23a と肩部21の折れ曲がり縁21a とが連
続して、途中で切れていないので、前記溶融したロウが
中央部23の折れ曲がり縁23a の内側へ流れてしまうとい
ったことが確実に防止できる。即ち、ロウ付け不良が防
止される。
に記載の熱交換フィンによれば、熱交換フィンの左右両
辺には、少なくとも斜めに構成された肩部と垂下して構
成されて燃焼缶体の内壁に対して接合せられる中央部と
を有し、且つ前記肩部と前記中央部とには、それらの間
に途切れることなく連続する直角方向の折れ曲がり縁が
構成されているので、斜めに構成された肩部の折れ曲が
り縁と垂下する中央部の折れ曲がり縁とが途中で途切れ
ることなく連続して構成されていることで、ロウ付け作
業の際、例えロウ材が多少反った状態となっていても、
該ロウ材を確実に折れ曲がり縁の外側に配置することが
できる。よってロウ材を中央部の折れ曲がり縁と燃焼缶
体の内壁との間に流れ易い状態とすることができる。ま
た肩部の折れ曲がり縁と垂下する中央部の折れ曲がり縁
とが途中で途切れることなく連続して構成されているこ
とで、ロウ付けの際に溶融したロウが折れ曲がり縁と燃
焼缶体の内壁との隙間に流れ込まずに、折れ曲がり縁の
内側に流れてしまうといったことを十分に防止すること
ができる。以上により、本発明の熱交換フィンによれ
ば、ロウ材を適所に確実に配置させることができ、且つ
溶融したロウを中央部の折れ曲がり縁と燃焼缶体の内壁
との間に確実に侵入させることができ、ロウ付けを容易
に、確実に、安定して行うことができる。また、折れ曲
がり縁を肩部から中央部にかけて途中で途切れることな
く連続させているので、燃焼排ガスが熱交換フィンの中
央部を通らずに側方へ逃げるのを一層確実に防止するこ
とができる。
図である。
である。
である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 燃焼缶体の内空間に複数枚が整列配置さ
れると共にそれらを水管が貫通するようになされた熱交
換フィンであって、該熱交換フィンの左右両辺には、少
なくとも斜めに構成された肩部と垂下して構成されて前
記燃焼缶体の内壁に対して接合せられる中央部とを有
し、且つ前記肩部と前記中央部とには、それらの間に途
切れることなく連続する直角方向の折れ曲がり縁が構成
されていることを特徴とする熱交換フィン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15575297A JP3767092B2 (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 熱交換フィン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15575297A JP3767092B2 (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 熱交換フィン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10325610A true JPH10325610A (ja) | 1998-12-08 |
JP3767092B2 JP3767092B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=15612651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15575297A Expired - Fee Related JP3767092B2 (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 熱交換フィン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3767092B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000234809A (ja) * | 1999-02-10 | 2000-08-29 | Rinnai Corp | 熱交換器 |
EP1396688A3 (de) * | 2002-09-05 | 2004-12-15 | Robert Bosch Gmbh | Wärmeübertrager für brennstoffbeheizte Wassererhitzer |
JP2007113812A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃焼装置 |
JP2017133754A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | 株式会社ノーリツ | 給湯装置 |
CN108225087A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-06-29 | 芜湖美的厨卫电器制造有限公司 | 增长换热器寿命的换热片、换热器及燃气热水器 |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP15575297A patent/JP3767092B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000234809A (ja) * | 1999-02-10 | 2000-08-29 | Rinnai Corp | 熱交換器 |
EP1396688A3 (de) * | 2002-09-05 | 2004-12-15 | Robert Bosch Gmbh | Wärmeübertrager für brennstoffbeheizte Wassererhitzer |
JP2007113812A (ja) * | 2005-10-19 | 2007-05-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃焼装置 |
JP2017133754A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | 株式会社ノーリツ | 給湯装置 |
CN108225087A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-06-29 | 芜湖美的厨卫电器制造有限公司 | 增长换热器寿命的换热片、换热器及燃气热水器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3767092B2 (ja) | 2006-04-19 |
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