JPH10324866A - 帯電防止剤及びそれを用いてなるスチレン系樹脂組成物 - Google Patents
帯電防止剤及びそれを用いてなるスチレン系樹脂組成物Info
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- JPH10324866A JPH10324866A JP13340197A JP13340197A JPH10324866A JP H10324866 A JPH10324866 A JP H10324866A JP 13340197 A JP13340197 A JP 13340197A JP 13340197 A JP13340197 A JP 13340197A JP H10324866 A JPH10324866 A JP H10324866A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】スチレン系樹脂に使用した場合、優れた帯電防
止性を有し、その組成物を成形し、表面を洗浄した後で
も帯電防止性の持続性に優れるスチレン系樹脂組成物を
提供する。 【解決手段】下記繰り返し単位1が25〜75モル%、
繰り返し単位2が75〜25モル%である水溶性重合体
であって、重量平均分子量1,000〜100,000
のスルホン酸基含有芳香族系重合体からなる帯電防止
剤。 (Mはモノアルキルアルコールアンモニウム基またはジ
アルキルアルコールアンモニウム基またはトリアルキル
アルコールアンモニウム基を表し、R1及びR2は水
素、ハロゲンまたは置換されても良いメチル基を表
す。)
止性を有し、その組成物を成形し、表面を洗浄した後で
も帯電防止性の持続性に優れるスチレン系樹脂組成物を
提供する。 【解決手段】下記繰り返し単位1が25〜75モル%、
繰り返し単位2が75〜25モル%である水溶性重合体
であって、重量平均分子量1,000〜100,000
のスルホン酸基含有芳香族系重合体からなる帯電防止
剤。 (Mはモノアルキルアルコールアンモニウム基またはジ
アルキルアルコールアンモニウム基またはトリアルキル
アルコールアンモニウム基を表し、R1及びR2は水
素、ハロゲンまたは置換されても良いメチル基を表
す。)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気・電子・OA
機器のエンクロージャーや内部部品、自動車部品、建築
材料等の種々の分野で利用されているスチレン系樹脂の
帯電防止剤及びそれを用いてなるスチレン系樹脂組成物
に関するものである。
機器のエンクロージャーや内部部品、自動車部品、建築
材料等の種々の分野で利用されているスチレン系樹脂の
帯電防止剤及びそれを用いてなるスチレン系樹脂組成物
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にスチレン系樹脂は外観、機械特性
並びに成形加工性に優れ電気・電子・OA機器のエンク
ロージャーや内部部品、自動車部品、建築材料等の種々
の分野で使用されている。しかしながら、スチレン系樹
脂は帯電し易い性質があり、埃りが付着し商品価値を低
下させる問題点や、成形品に帯電した静電気により機器
に障害を与える問題を有しており、従来より、各種の帯
電防止剤を添加剤として使用されている。
並びに成形加工性に優れ電気・電子・OA機器のエンク
ロージャーや内部部品、自動車部品、建築材料等の種々
の分野で使用されている。しかしながら、スチレン系樹
脂は帯電し易い性質があり、埃りが付着し商品価値を低
下させる問題点や、成形品に帯電した静電気により機器
に障害を与える問題を有しており、従来より、各種の帯
電防止剤を添加剤として使用されている。
【0003】例えば、N,N,−ビス(2−ヒドロキシ
エチル)アルキルアミンやN−ヒドロキシエチル−N−
2−ヒドロキシルアルキルアミン等のカチオン系界面活
性剤や、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のノ
ニオン系界面活性剤が使用されている。しかし、これら
の界面活性剤を添加する方法は、樹脂成形体の表面に界
面活性剤がブリードする結果、水洗や表面を濡れタオル
等で拭きとることにより、長期の帯電防止性が著しく損
なわれるのが現状である。
エチル)アルキルアミンやN−ヒドロキシエチル−N−
2−ヒドロキシルアルキルアミン等のカチオン系界面活
性剤や、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のノ
ニオン系界面活性剤が使用されている。しかし、これら
の界面活性剤を添加する方法は、樹脂成形体の表面に界
面活性剤がブリードする結果、水洗や表面を濡れタオル
等で拭きとることにより、長期の帯電防止性が著しく損
なわれるのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スチ
レン系樹脂に本発明の帯電防止剤を使用した場合、優れ
た帯電防止性を有し、その組成物を成形しその表面を洗
浄した後でも帯電防止性の持続性に優れるスチレン系樹
脂組成物を提供することである。
レン系樹脂に本発明の帯電防止剤を使用した場合、優れ
た帯電防止性を有し、その組成物を成形しその表面を洗
浄した後でも帯電防止性の持続性に優れるスチレン系樹
脂組成物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な背景の下、鋭意検討した結果、本発明を完成するに至
った。即ち本発明は、下記繰り返し単位1が25〜75
モル%、繰り返し単位2が75〜25モル%である水溶
性重合体であって、その重量平均分子量が1,000〜
100,000であるスルホン酸基含有芳香族系重合体
からなる帯電防止剤である。そして、これをスチレン系
樹脂に配合することによって、優れた帯電防止性が得ら
れると共に、その組成物を成形しその表面を洗浄した後
においても帯電防止性の持続性に優れるスチレン系樹脂
組成物に関するものである。
な背景の下、鋭意検討した結果、本発明を完成するに至
った。即ち本発明は、下記繰り返し単位1が25〜75
モル%、繰り返し単位2が75〜25モル%である水溶
性重合体であって、その重量平均分子量が1,000〜
100,000であるスルホン酸基含有芳香族系重合体
からなる帯電防止剤である。そして、これをスチレン系
樹脂に配合することによって、優れた帯電防止性が得ら
れると共に、その組成物を成形しその表面を洗浄した後
においても帯電防止性の持続性に優れるスチレン系樹脂
組成物に関するものである。
【0006】
【化2】
【0007】(式中Mは、モノアルキルアルコールアン
モニウム基またはジアルキルアルコールアンモニウム基
またはトリアルキルアルコールアンモニウム基を表し、
R1及びR2は、水素、ハロゲン原子または置換されても
良いメチル基を表す。) 以下、本発明について詳細に説明する。
モニウム基またはジアルキルアルコールアンモニウム基
またはトリアルキルアルコールアンモニウム基を表し、
R1及びR2は、水素、ハロゲン原子または置換されても
良いメチル基を表す。) 以下、本発明について詳細に説明する。
【0008】本発明の水溶性のスルホン酸基含有芳香族
系重合体は、繰り返し単位1及び2の構成要素からなる
ものであり、該重合体を使用したスチレン系樹脂組成物
は、帯電防止性及びその帯電防止性の持続性に極めて優
れたものである。
系重合体は、繰り返し単位1及び2の構成要素からなる
ものであり、該重合体を使用したスチレン系樹脂組成物
は、帯電防止性及びその帯電防止性の持続性に極めて優
れたものである。
【0009】本発明のスルホン酸基含有含有芳香族系重
合体を構成する繰り返し単位1の構成単位としては、ス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−ク
ロロスチレンなどを挙げることが出来る。また、繰り返
し単位2の構成単位は、p−スチレンスルホン酸のモノ
アルキルアルコールアンモニウム塩,ジアルキルアルコ
ールアンモニウム塩またはトリアルキルアルコールアン
モニウム塩であり、例えば、モノエタノールアンモニウ
ム塩,ジエタノールアンモニウム塩,トリエタノールア
ンモニウム塩などを挙げることが出来る。
合体を構成する繰り返し単位1の構成単位としては、ス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−ク
ロロスチレンなどを挙げることが出来る。また、繰り返
し単位2の構成単位は、p−スチレンスルホン酸のモノ
アルキルアルコールアンモニウム塩,ジアルキルアルコ
ールアンモニウム塩またはトリアルキルアルコールアン
モニウム塩であり、例えば、モノエタノールアンモニウ
ム塩,ジエタノールアンモニウム塩,トリエタノールア
ンモニウム塩などを挙げることが出来る。
【0010】本発明の水溶性のスルホン酸基含有芳香族
系重合体は、前述の繰り返し単位1及び繰り返し単位2
を構成要素とする水溶性重合体であり、その重合体の平
均分子量が1,000〜100,000である。帯電防
止性と洗浄後の帯電防止性の持続性をバランス良く得る
には2,000〜50,000が好ましい。重量平均分
子量が1,000未満の場合には、洗浄後の帯電防止性
の持続性が得られにくく、100,000を越える場合
は、樹脂への帯電防止剤の分散性が悪くなり、その結果
十分な帯電防止性が得られず好ましくない。
系重合体は、前述の繰り返し単位1及び繰り返し単位2
を構成要素とする水溶性重合体であり、その重合体の平
均分子量が1,000〜100,000である。帯電防
止性と洗浄後の帯電防止性の持続性をバランス良く得る
には2,000〜50,000が好ましい。重量平均分
子量が1,000未満の場合には、洗浄後の帯電防止性
の持続性が得られにくく、100,000を越える場合
は、樹脂への帯電防止剤の分散性が悪くなり、その結果
十分な帯電防止性が得られず好ましくない。
【0011】本発明の水溶性のスルホン酸基含有芳香族
系重合体は、繰り返し単位1が25〜75モル%、繰り
返し単位2が75〜25モル%である。帯電防止性とそ
の持続性をバランス良く得るには繰り返し単位1が30
〜60モル%、繰り返し単位2が70〜40モル%が好
ましい。繰り返し単位1が25モル%未満及び繰り返し
単位2が75モル%を越える場合には、樹脂への分散性
が低下し、十分な帯電防止性が得られにくく、繰り返し
単位1が75モル%を越え及び繰り返し単位2が25モ
ル%未満の場合には、分散性は改良されるが繰り返し単
位2の含有量が低くなり十分な帯電防止性が得らず好ま
しくない。
系重合体は、繰り返し単位1が25〜75モル%、繰り
返し単位2が75〜25モル%である。帯電防止性とそ
の持続性をバランス良く得るには繰り返し単位1が30
〜60モル%、繰り返し単位2が70〜40モル%が好
ましい。繰り返し単位1が25モル%未満及び繰り返し
単位2が75モル%を越える場合には、樹脂への分散性
が低下し、十分な帯電防止性が得られにくく、繰り返し
単位1が75モル%を越え及び繰り返し単位2が25モ
ル%未満の場合には、分散性は改良されるが繰り返し単
位2の含有量が低くなり十分な帯電防止性が得らず好ま
しくない。
【0012】本発明の水溶性のスルホン酸基含有芳香族
系重合体は、その構成要素である繰り返し単位1及び繰
り返し単位2を各々の単量体を用いて、所望の構成比率
において通常のラジカル重合法で製造出来る。例えば、
p−スチレンスルホン酸ジエタノールアンモニウムとス
チレンを、アルコール水溶液中で、通常のラジカル重合
開始剤、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム
等の過硫酸塩、キュメンハイドロペルオキシド、t−ブ
チルハイドロペルオキシドのような有機過酸化物、2、
2´−アゾビスアミジノプロパン塩酸塩、2,2´−ア
ゾビスイソブチロニトリルのようなアゾビス系開始剤と
共に、各成分を一括、部分的または連続的に、攪拌下の
重合容器に導入して重合し、重合終了後アルコールを回
収する方法で得られる。
系重合体は、その構成要素である繰り返し単位1及び繰
り返し単位2を各々の単量体を用いて、所望の構成比率
において通常のラジカル重合法で製造出来る。例えば、
p−スチレンスルホン酸ジエタノールアンモニウムとス
チレンを、アルコール水溶液中で、通常のラジカル重合
開始剤、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム
等の過硫酸塩、キュメンハイドロペルオキシド、t−ブ
チルハイドロペルオキシドのような有機過酸化物、2、
2´−アゾビスアミジノプロパン塩酸塩、2,2´−ア
ゾビスイソブチロニトリルのようなアゾビス系開始剤と
共に、各成分を一括、部分的または連続的に、攪拌下の
重合容器に導入して重合し、重合終了後アルコールを回
収する方法で得られる。
【0013】また、本発明の水溶性のスルホン酸基含有
芳香族系重合体は、例えば、繰り返し単位1及び、繰り
返し単位2を構成する対イオンとして、Na,K,アン
モニウム等のスルホン酸塩を原料とし、各々の単量体を
用いて、所望の構成比率において通常のラジカル重合法
で水溶性スルホン酸基含有芳香族重合体を得た後、イオ
ン交換樹脂にて対イオンをHに変え、所望のアルキルア
ルコールアミンとの反応により製造することが出来る。
例えば、p−スチレンスルホン酸Naとスチレンを、ア
ルコール水溶液中で、通常のラジカル重合開始剤、例え
ば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸
塩、キュメンハイドロペルオキシド、t−ブチルハイド
ロペルオキシドのような有機過酸化物、2、2´−アゾ
ビスアミジノプロパン塩酸塩、2,2´−アゾビスイソ
ブチロニトリルのようなアゾビス系開始剤と共に、各成
分を一括、部分的または連続的に、攪拌下の重合容器に
導入して重合し、重合終了後アルコールを回収する。更
に、陰イオン交換樹脂にて対イオンをNaよりHに変
え、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等と反
応し、それぞれの塩を得ることが出来る。
芳香族系重合体は、例えば、繰り返し単位1及び、繰り
返し単位2を構成する対イオンとして、Na,K,アン
モニウム等のスルホン酸塩を原料とし、各々の単量体を
用いて、所望の構成比率において通常のラジカル重合法
で水溶性スルホン酸基含有芳香族重合体を得た後、イオ
ン交換樹脂にて対イオンをHに変え、所望のアルキルア
ルコールアミンとの反応により製造することが出来る。
例えば、p−スチレンスルホン酸Naとスチレンを、ア
ルコール水溶液中で、通常のラジカル重合開始剤、例え
ば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸
塩、キュメンハイドロペルオキシド、t−ブチルハイド
ロペルオキシドのような有機過酸化物、2、2´−アゾ
ビスアミジノプロパン塩酸塩、2,2´−アゾビスイソ
ブチロニトリルのようなアゾビス系開始剤と共に、各成
分を一括、部分的または連続的に、攪拌下の重合容器に
導入して重合し、重合終了後アルコールを回収する。更
に、陰イオン交換樹脂にて対イオンをNaよりHに変
え、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等と反
応し、それぞれの塩を得ることが出来る。
【0014】本発明の水溶性のスルホン酸基含有芳香族
系重合体からなる帯電防止剤は、通常スチレン系樹脂に
対して1〜30重量%の添加で、スチレン系樹脂に帯電
防止性と、その成形品の洗浄後においても帯電防止性の
持続性を発現する。1重量%未満の添加では、帯電防止
性とその持続性が不十分であり、30重量%を越えると
帯電防止性の増大効果は少ない。
系重合体からなる帯電防止剤は、通常スチレン系樹脂に
対して1〜30重量%の添加で、スチレン系樹脂に帯電
防止性と、その成形品の洗浄後においても帯電防止性の
持続性を発現する。1重量%未満の添加では、帯電防止
性とその持続性が不十分であり、30重量%を越えると
帯電防止性の増大効果は少ない。
【0015】本発明でいうスチレン系樹脂は、ポリスチ
レン(PS)、ブタジエン系ゴム−スチレン樹脂(HI
PS),アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン樹脂
(ABS)、アクリロニトリル−スチレン樹脂(A
S)、アクリロニトリル−エチレン・プロピレン系ゴム
−スチレン樹脂(AES),アクリロニトリル−アクリ
ル酸エステル系ゴム−スチレン樹脂(AAS)、α−メ
チルスチレン−アクリロニトリル樹脂(α−MS−A
C)、スチレン−N−フェニルマレイミイド樹脂(S−
NPMI)等が例示され、上記のスチレン系樹脂を単独
で用いられる場合に限定されず、要求される樹脂物性に
応じて、2種以上、更にはこれら以外の樹脂との混合物
であってもよい。
レン(PS)、ブタジエン系ゴム−スチレン樹脂(HI
PS),アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン樹脂
(ABS)、アクリロニトリル−スチレン樹脂(A
S)、アクリロニトリル−エチレン・プロピレン系ゴム
−スチレン樹脂(AES),アクリロニトリル−アクリ
ル酸エステル系ゴム−スチレン樹脂(AAS)、α−メ
チルスチレン−アクリロニトリル樹脂(α−MS−A
C)、スチレン−N−フェニルマレイミイド樹脂(S−
NPMI)等が例示され、上記のスチレン系樹脂を単独
で用いられる場合に限定されず、要求される樹脂物性に
応じて、2種以上、更にはこれら以外の樹脂との混合物
であってもよい。
【0016】本発明の水溶性のスルホン酸基含有芳香族
系重合体からなる帯電防止剤は、スチレン系樹脂に、固
形状、粉末状、水溶液状いずれの形状で添加してもよ
い。また、本発明においてスルホン酸基含有芳香族系重
合体からなる帯電防止剤をスチレン系樹脂に添加するほ
か、必要に応じて酸化防止剤、耐光剤等の各種安定剤
や、顔料、滑剤、難燃剤、難燃助剤、導電剤、ガラス繊
維、無機フィラー、可塑剤、防菌剤等を添加することも
出来る。
系重合体からなる帯電防止剤は、スチレン系樹脂に、固
形状、粉末状、水溶液状いずれの形状で添加してもよ
い。また、本発明においてスルホン酸基含有芳香族系重
合体からなる帯電防止剤をスチレン系樹脂に添加するほ
か、必要に応じて酸化防止剤、耐光剤等の各種安定剤
や、顔料、滑剤、難燃剤、難燃助剤、導電剤、ガラス繊
維、無機フィラー、可塑剤、防菌剤等を添加することも
出来る。
【0017】本発明の水溶性のスルホン酸基含有芳香族
系重合体からなる帯電防止剤を用いたスチレン系樹脂組
成物の製造方法は、ロール、押出混練機、バンバリーミ
キサーなどで溶融混練することで樹脂配合物が得られる
が、特に制限を受けるものではない。
系重合体からなる帯電防止剤を用いたスチレン系樹脂組
成物の製造方法は、ロール、押出混練機、バンバリーミ
キサーなどで溶融混練することで樹脂配合物が得られる
が、特に制限を受けるものではない。
【0018】本発明のスチレン系樹脂組成物の成形法は
特に限定されず、射出成形、押出成形、真空成形、圧縮
成形、ブロー成形等の成形加工法により、各種の部品、
製品にすることが出来る。更に、印刷、ラベリング、接
着、切削等の後加工も付与出来るが、特に制限を受ける
ものではない。
特に限定されず、射出成形、押出成形、真空成形、圧縮
成形、ブロー成形等の成形加工法により、各種の部品、
製品にすることが出来る。更に、印刷、ラベリング、接
着、切削等の後加工も付与出来るが、特に制限を受ける
ものではない。
【0019】
【実施例】次に、実施例をあげて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0020】参考例1(スルホン酸基含有芳香族系重合
体の製造 1) 撹拌機、冷却器、温度計を付けた1lセパラブルフラス
コを窒素ガスで置換した後、エタノール72g、脱イオ
ン水48gを仕込み、撹拌しつつセパラブルフラスコに
設置した恒温水槽により加熱して70℃に昇温した。ス
チレン11.4gをエタノール414gに溶解した溶液
と、p−スチレンスルホン酸をジエタノールアミンと中
和させ得られたp−スチレンスルホン酸ジエタノールア
ミン塩32.0gを、脱イオン水235gに希釈した溶
液及び過硫酸アンモニウム2.2gを脱イオン水60g
に溶解した重合開始剤溶液とを夫々8時間かけて重合容
器に添加し、さらに30時間、70℃で重合した。
体の製造 1) 撹拌機、冷却器、温度計を付けた1lセパラブルフラス
コを窒素ガスで置換した後、エタノール72g、脱イオ
ン水48gを仕込み、撹拌しつつセパラブルフラスコに
設置した恒温水槽により加熱して70℃に昇温した。ス
チレン11.4gをエタノール414gに溶解した溶液
と、p−スチレンスルホン酸をジエタノールアミンと中
和させ得られたp−スチレンスルホン酸ジエタノールア
ミン塩32.0gを、脱イオン水235gに希釈した溶
液及び過硫酸アンモニウム2.2gを脱イオン水60g
に溶解した重合開始剤溶液とを夫々8時間かけて重合容
器に添加し、さらに30時間、70℃で重合した。
【0021】反応終了後、エバポレーターにより反応液
からエタノールを回収し、更に濃縮して20重量%濃度
とし、スプレードライヤーで粉末にした。
からエタノールを回収し、更に濃縮して20重量%濃度
とし、スプレードライヤーで粉末にした。
【0022】スチレンの反応率は、ガスクロマトグラフ
ィーで測定し、スチレンの反応率は96.3%であっ
た。また、p−スチレンスルホン酸ジエタノールアミン
塩の反応率は、エタノールを回収した後、二重結合への
臭素付加反応による定法の容量分析法により測定し、反
応率は、97.3%であった。
ィーで測定し、スチレンの反応率は96.3%であっ
た。また、p−スチレンスルホン酸ジエタノールアミン
塩の反応率は、エタノールを回収した後、二重結合への
臭素付加反応による定法の容量分析法により測定し、反
応率は、97.3%であった。
【0023】尚、ここで得られたスルホン酸基含有芳香
族重合体の重量平均分子量は、17,000であった。
族重合体の重量平均分子量は、17,000であった。
【0024】参考例2(スルホン酸基含有芳香族系重合
体の製造 2) 撹拌機、冷却器、温度計を付けた1lセパラブルフラス
コを窒素ガスで置換した後、エタノール72g、脱イオ
ン水48gを仕込み、撹拌しつつセパラブルフラスコに
設置した恒温水槽により加熱して70℃に昇温した。ス
チレン11.4gをエタノール414gに溶解した溶液
と、p−スチレンスルホン酸Naと22.7gを脱イオ
ン水235gに希釈した溶液及び過硫酸アンモニウム
0.9gを脱イオン水60gに溶解した重合開始剤溶液
とを夫々8時間かけて重合容器に添加し、さらに30時
間、70℃で重合した。反応終了後、エバポレーターに
より反応液からエタノールを回収し、陰イオン交換樹脂
に通液し対イオンをHにした後、ジエタノールアミンと
中和しジエタノールアミン塩とし、更に20重量%濃度
に濃縮し、スプレードライヤーで粉末にした。スチレン
の反応率は97.2%、またp−スチレンスルホン酸N
aの反応率は、98.7%であった。尚、ここで得られ
たスルホン酸基含有芳香族重合体の重量平均分子量は、
48,000であった。
体の製造 2) 撹拌機、冷却器、温度計を付けた1lセパラブルフラス
コを窒素ガスで置換した後、エタノール72g、脱イオ
ン水48gを仕込み、撹拌しつつセパラブルフラスコに
設置した恒温水槽により加熱して70℃に昇温した。ス
チレン11.4gをエタノール414gに溶解した溶液
と、p−スチレンスルホン酸Naと22.7gを脱イオ
ン水235gに希釈した溶液及び過硫酸アンモニウム
0.9gを脱イオン水60gに溶解した重合開始剤溶液
とを夫々8時間かけて重合容器に添加し、さらに30時
間、70℃で重合した。反応終了後、エバポレーターに
より反応液からエタノールを回収し、陰イオン交換樹脂
に通液し対イオンをHにした後、ジエタノールアミンと
中和しジエタノールアミン塩とし、更に20重量%濃度
に濃縮し、スプレードライヤーで粉末にした。スチレン
の反応率は97.2%、またp−スチレンスルホン酸N
aの反応率は、98.7%であった。尚、ここで得られ
たスルホン酸基含有芳香族重合体の重量平均分子量は、
48,000であった。
【0025】実施例及び比較例に記載するスルホン酸基
含有芳香族重合体は、参考例1、参考例2に記載の方法
に準拠して任意の繰り返し単位比率、アルコール濃度で
夫々調製した。実施例、比較例に記載のスルホン酸基含
有芳香族重合体の重量平均分子量及び繰り返し単位1及
び繰り返し単位2の比率は次のようにして行った。
含有芳香族重合体は、参考例1、参考例2に記載の方法
に準拠して任意の繰り返し単位比率、アルコール濃度で
夫々調製した。実施例、比較例に記載のスルホン酸基含
有芳香族重合体の重量平均分子量及び繰り返し単位1及
び繰り返し単位2の比率は次のようにして行った。
【0026】<重量平均分子量>重量平均分子量は、標
準物質として標準ポリスチレンスルホン酸Naを用い、
分離カラムとして東ソー(株)製TSKα−6000と
TSKα−3000(7.5mmID×30cm)各1
本を使用し、紫外線検出器(波長235nm)を用いて
GPC法により求めた。
準物質として標準ポリスチレンスルホン酸Naを用い、
分離カラムとして東ソー(株)製TSKα−6000と
TSKα−3000(7.5mmID×30cm)各1
本を使用し、紫外線検出器(波長235nm)を用いて
GPC法により求めた。
【0027】<繰り返し単位1及び繰り返し単位2の比
率>繰り返し単位1及び繰り返し単位2の比率は、元素
分析により重合体の炭素原子と硫黄原子の比率を測定す
ることにより求めた。尚、重合体水溶液に硫酸塩を含む
場合には、イオンクロマトグラフィーによりその量を定
量し、硫黄原子量より差し引いて求めた。
率>繰り返し単位1及び繰り返し単位2の比率は、元素
分析により重合体の炭素原子と硫黄原子の比率を測定す
ることにより求めた。尚、重合体水溶液に硫酸塩を含む
場合には、イオンクロマトグラフィーによりその量を定
量し、硫黄原子量より差し引いて求めた。
【0028】次に本発明において、実施例中(A〜
G),比較例(イ〜ニ)で使用する帯電防止剤の共重合
組成と重量平均分子量をまとめて表1に示す。
G),比較例(イ〜ニ)で使用する帯電防止剤の共重合
組成と重量平均分子量をまとめて表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】実施例1 表1に記載の本発明のスルホン酸基含有芳香族重合体の
粉末である帯電防止剤A(スチレン49モル%、p−ス
チレンスルホン酸ジエタノールアミン51モル%:重量
平均分子量5.4×103)を、表2に示す配合割合で
HIPS(ディックスチレンCR−3500,大日本イ
ンキ化学(株)製)に配合し、180℃のロールで15
分混練した。ロール混練によって得られた樹脂組成物を
180℃、120kg/cm2で5分間プレス成形し、
その後30℃、120kg/cm2で冷却することによ
り、20cm×20cm×2mmの帯電防止性評価用試
験片とした。
粉末である帯電防止剤A(スチレン49モル%、p−ス
チレンスルホン酸ジエタノールアミン51モル%:重量
平均分子量5.4×103)を、表2に示す配合割合で
HIPS(ディックスチレンCR−3500,大日本イ
ンキ化学(株)製)に配合し、180℃のロールで15
分混練した。ロール混練によって得られた樹脂組成物を
180℃、120kg/cm2で5分間プレス成形し、
その後30℃、120kg/cm2で冷却することによ
り、20cm×20cm×2mmの帯電防止性評価用試
験片とした。
【0031】この試験片を用い、そのまま23℃、湿度
50%RH雰囲気下24時間放置後、表面固有抵抗装置
(川口電気製作所製、P−616型)を用い表面固有抵
抗値を測定することにより、帯電防止性を評価した。
50%RH雰囲気下24時間放置後、表面固有抵抗装置
(川口電気製作所製、P−616型)を用い表面固有抵
抗値を測定することにより、帯電防止性を評価した。
【0032】さらに、その試験片を脱イオンで十分洗浄
し、23℃、湿度50%RH雰囲気下1日後、7日後、
20日後の表面固有抵抗値を測定することにより、帯電
防止性の持続性を評価した。
し、23℃、湿度50%RH雰囲気下1日後、7日後、
20日後の表面固有抵抗値を測定することにより、帯電
防止性の持続性を評価した。
【0033】これら帯電防止性、帯電防止性の持続性の
結果を表2に示した。
結果を表2に示した。
【0034】
【表2】
【0035】実施例2 表1に記載の本発明のスルホン酸基含有芳香族重合体の
粉末である帯電防止剤B(スチレン52モル%、p−ス
チレンスルホン酸ジエタノールアミン48モル%:重量
平均分子量1.7×104)に代えた他は、実施例1と
同様に行い、評価し、その結果を表2に示した。 実施例3 表1に記載の本発明のスルホン酸基含有芳香族重合体の
粉末である帯電防止剤C(スチレン48モル%、p−ス
チレンスルホン酸ジエタノールアミン52モル%:重量
平均分子量4.8×104)に代えた他は、実施例1と
同様に行い、評価し、その結果を表2に示した。
粉末である帯電防止剤B(スチレン52モル%、p−ス
チレンスルホン酸ジエタノールアミン48モル%:重量
平均分子量1.7×104)に代えた他は、実施例1と
同様に行い、評価し、その結果を表2に示した。 実施例3 表1に記載の本発明のスルホン酸基含有芳香族重合体の
粉末である帯電防止剤C(スチレン48モル%、p−ス
チレンスルホン酸ジエタノールアミン52モル%:重量
平均分子量4.8×104)に代えた他は、実施例1と
同様に行い、評価し、その結果を表2に示した。
【0036】実施例4 表1に記載の本発明のスルホン酸基含有芳香族重合体の
粉末である帯電防止剤D(α−メチルスチレン51モル
%、p−スチレンスルホン酸ジエタノールアミン49モ
ル%:重量平均分子量2.1×104)に代えた他は、
実施例1と同様に行い、評価し、その結果を表2に示し
た。
粉末である帯電防止剤D(α−メチルスチレン51モル
%、p−スチレンスルホン酸ジエタノールアミン49モ
ル%:重量平均分子量2.1×104)に代えた他は、
実施例1と同様に行い、評価し、その結果を表2に示し
た。
【0037】実施例5 表1に記載の本発明のスルホン酸基含有芳香族重合体の
粉末である帯電防止剤E(スチレン52モル%、p−ス
チレンスルホン酸モノエタノールアミン48モル%:重
量平均分子量2.3×104)に代えた他は、実施例1
と同様に行い、評価し、その結果を表2に示した。
粉末である帯電防止剤E(スチレン52モル%、p−ス
チレンスルホン酸モノエタノールアミン48モル%:重
量平均分子量2.3×104)に代えた他は、実施例1
と同様に行い、評価し、その結果を表2に示した。
【0038】実施例6 表1に記載の本発明のスルホン酸基含有芳香族重合体の
粉末である帯電防止剤F(スチレン71モル%、p−ス
チレンスルホン酸ジエタノールアミン29モル%:重量
平均分子量2.1×104)に代えた他は、実施例1と
同様に行い、評価し、その結果を表2に示した。
粉末である帯電防止剤F(スチレン71モル%、p−ス
チレンスルホン酸ジエタノールアミン29モル%:重量
平均分子量2.1×104)に代えた他は、実施例1と
同様に行い、評価し、その結果を表2に示した。
【0039】実施例7 表1に記載の本発明のスルホン酸基含有芳香族重合体の
粉末である帯電防止剤G(スチレン32モル%、p−ス
チレンスルホン酸ジエタノールアミン68モル%:重量
平均分子量1.8×104)に代えた他は、実施例1と
同様に行い、評価し、その結果を表2に示した。
粉末である帯電防止剤G(スチレン32モル%、p−ス
チレンスルホン酸ジエタノールアミン68モル%:重量
平均分子量1.8×104)に代えた他は、実施例1と
同様に行い、評価し、その結果を表2に示した。
【0040】比較例1 表1に記載の本発明のスルホン酸基含有芳香族重合体の
粉末である帯電防止剤を添加しない他は、実施例1と同
様に行い、評価し、その結果を表2に示した。
粉末である帯電防止剤を添加しない他は、実施例1と同
様に行い、評価し、その結果を表2に示した。
【0041】比較例2 表1に記載の本発明のスルホン酸基含有芳香族重合体の
粉末である帯電防止剤イ(スチレン51モル%、p−ス
チレンスルホン酸ジエタノールアミン49モル%:重量
平均分子量1.2×105)に代えた他は、実施例1と
同様に行い、評価し、その結果を表2に示した。
粉末である帯電防止剤イ(スチレン51モル%、p−ス
チレンスルホン酸ジエタノールアミン49モル%:重量
平均分子量1.2×105)に代えた他は、実施例1と
同様に行い、評価し、その結果を表2に示した。
【0042】比較例3 表1に記載の本発明のスルホン酸基含有芳香族重合体の
粉末である帯電防止剤ロ(スチレン52モル%、p−ス
チレンスルホン酸Na48モル%:重量平均分子量1.
6×104)に代えた他は、実施例1と同様に行い、評
価し、その結果を表2に示した。
粉末である帯電防止剤ロ(スチレン52モル%、p−ス
チレンスルホン酸Na48モル%:重量平均分子量1.
6×104)に代えた他は、実施例1と同様に行い、評
価し、その結果を表2に示した。
【0043】比較例4 表1に記載の本発明のスルホン酸基含有芳香族重合体の
粉末である帯電防止剤ハ(スチレン12モル%、p−ス
チレンスルホン酸ジエタノールアミン88モル%:重量
平均分子量1.9×104)に代えた他は、実施例1と
同様に行い、評価し、その結果を表2に示した。
粉末である帯電防止剤ハ(スチレン12モル%、p−ス
チレンスルホン酸ジエタノールアミン88モル%:重量
平均分子量1.9×104)に代えた他は、実施例1と
同様に行い、評価し、その結果を表2に示した。
【0044】比較例5 表1に記載の本発明のスルホン酸基含有芳香族重合体の
粉末である帯電防止剤(表1に記載のFとハを重量比で
1/1にしたもの)に代えた他は、実施例1と同様に行
い、評価し、その結果を表2に示した。
粉末である帯電防止剤(表1に記載のFとハを重量比で
1/1にしたもの)に代えた他は、実施例1と同様に行
い、評価し、その結果を表2に示した。
【0045】比較例6 表1に記載の本発明のスルホン酸基含有芳香族重合体の
粉末である帯電防止剤ニ(市販のドデシルベンゼンスル
ホン酸Na:重量平均分子量4.7×102)に代えた
他は、実施例1と同様に行い、評価し、その結果を表2
に示した。
粉末である帯電防止剤ニ(市販のドデシルベンゼンスル
ホン酸Na:重量平均分子量4.7×102)に代えた
他は、実施例1と同様に行い、評価し、その結果を表2
に示した。
【0046】
【発明の効果】以上、本発明の水溶性のスルホン酸基含
有芳香族系重合体からなる帯電防止剤をスチレン系樹脂
に用いることにより、優れた帯電防止性を有し、その組
成物を成形しその表面を洗浄した後でも帯電防止性の持
続性に優れるスチレン系樹脂組成物優れた帯電防止性を
有し、洗浄後の帯電性の持続性に優れたスチレン系樹脂
組成物が製造できる。
有芳香族系重合体からなる帯電防止剤をスチレン系樹脂
に用いることにより、優れた帯電防止性を有し、その組
成物を成形しその表面を洗浄した後でも帯電防止性の持
続性に優れるスチレン系樹脂組成物優れた帯電防止性を
有し、洗浄後の帯電性の持続性に優れたスチレン系樹脂
組成物が製造できる。
Claims (2)
- 【請求項1】下記繰り返し単位1が25〜75モル%、
繰り返し単位2が75〜25モル%である水溶性重合体
であって、その重量平均分子量が1,000〜100,
000であるスルホン酸基含有芳香族系重合体からなる
帯電防止剤。 【化1】 (式中Mは、モノアルキルアルコールアンモニウム基ま
たはジアルキルアルコールアンモニウム基またはトリア
ルキルアルコールアンモニウム基を表し、R1及びR
2は、水素、ハロゲン原子または置換されても良いメチ
ル基を表す。) - 【請求項2】スチレン系樹脂に請求項1に記載の帯電防
止剤を加えてなることを特徴とするスチレン系樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13340197A JPH10324866A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 帯電防止剤及びそれを用いてなるスチレン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13340197A JPH10324866A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 帯電防止剤及びそれを用いてなるスチレン系樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10324866A true JPH10324866A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15103892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13340197A Pending JPH10324866A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 帯電防止剤及びそれを用いてなるスチレン系樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10324866A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011074185A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Daicen Membrane Systems Ltd | スチレン系ポリマー |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP13340197A patent/JPH10324866A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011074185A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Daicen Membrane Systems Ltd | スチレン系ポリマー |
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