JPH10324411A - チェーン式ディスタックフィーダ装置用マグネットチェーンコンベヤ - Google Patents
チェーン式ディスタックフィーダ装置用マグネットチェーンコンベヤInfo
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- JPH10324411A JPH10324411A JP13326897A JP13326897A JPH10324411A JP H10324411 A JPH10324411 A JP H10324411A JP 13326897 A JP13326897 A JP 13326897A JP 13326897 A JP13326897 A JP 13326897A JP H10324411 A JPH10324411 A JP H10324411A
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- chain
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- chain conveyor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、プレス機械のタク
トに相応して高速走行を可能にするマグネットチェーン
コンベヤを案出することである。 【解決手段】 チェーン式ディスタックフィーダ装
置用マグネットチェーンコンベヤにおいて、複数のマグ
ネットチェーンコンベヤ1;21がチェーンコンベヤの
マグネットに金属シートを吸着して搬送するように、第
1のマグネットチェーンコンベヤ1に第2のマグネット
チェーンコンベヤ21が後続するように順次配設され、
その際前記マグネットチェーンコンベヤ1のコンベヤフ
レーム10の一部の領域においてマグネット8が電磁石
14によって置換されており、電磁石の励磁により電磁
石の磁極N又はSとチェーンコンベヤのマグネットの磁
極S又はNとが吸引し合うことにより、前記マグネット
の金属シート20の吸着力が低下して二枚差しの金属シ
ート20の分離が行われるようにしたことを特徴とする
前記チェーンコンベヤ。
トに相応して高速走行を可能にするマグネットチェーン
コンベヤを案出することである。 【解決手段】 チェーン式ディスタックフィーダ装
置用マグネットチェーンコンベヤにおいて、複数のマグ
ネットチェーンコンベヤ1;21がチェーンコンベヤの
マグネットに金属シートを吸着して搬送するように、第
1のマグネットチェーンコンベヤ1に第2のマグネット
チェーンコンベヤ21が後続するように順次配設され、
その際前記マグネットチェーンコンベヤ1のコンベヤフ
レーム10の一部の領域においてマグネット8が電磁石
14によって置換されており、電磁石の励磁により電磁
石の磁極N又はSとチェーンコンベヤのマグネットの磁
極S又はNとが吸引し合うことにより、前記マグネット
の金属シート20の吸着力が低下して二枚差しの金属シ
ート20の分離が行われるようにしたことを特徴とする
前記チェーンコンベヤ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チェーン式ディス
タックフィーダ装置用マグネットチェーンコンベヤに関
する。
タックフィーダ装置用マグネットチェーンコンベヤに関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の公知のディスタックフィーダ装
置用マグネットチェーンコンベヤの場合、シートが給送
されるべきプレス機械のタクトに搬送速度を対応させ、
従ってマグネットチェーンコンベヤの運転速度が高くな
れば相応してシートの搬送速度、従ってマグネットチェ
ーンコンベヤの運転速度を高める必要がある。従来技術
では図4(a)及び(b)に示すように、マグネットチ
ェーン31の垂れ防止のために、2つのリンクピンによ
って支持された案内板32が各チェーンリンク毎にマグ
ネットチェーン31に付設され、案内板32の下端には
軸受34が軸35によって支持されてばね座金及びナッ
ト33を介して案内板32に固定されて、軸受34が図
示しない案内レール上を走行するようにされている。そ
の際ディスタックされた金属シートの支持は軸受34に
懸架された形の図示しない金属シート吊下げ部材により
金属シートを支持・搬送するか、又は軸受34上に軸受
の走行中も外れないように支持された金属シート支持部
材によりシートを支持・搬送するかいずれかの機構が使
用される。しかし、ディスタックフィーダの速度が低速
度(30〜40m/min)では問題とならないが高速
度(90〜100m/min)になると、ディスタック
フィーダがシートスタックから一枚づつ金属シートをデ
ィスタックして受け取る度毎に停止し、続いて所定距離
走行した後プレス機械への所定の給送位置で金属シート
を下ろすために再び停止するという作動プロセスに従っ
てディスタックフィーダは急発進、高速走行及び急停止
を繰り返すために、上記マグネットチェーン31に付設
された案内板32、軸受等の部品の折損、損耗が甚だし
く、ディスタックフィーダ自体の頻繁な故障、従って運
転停止を招き、ディスタックフィーダの速度を金属シー
トが給送されるべきプレス機械のタクトに追随させるこ
とが不可能であった。
置用マグネットチェーンコンベヤの場合、シートが給送
されるべきプレス機械のタクトに搬送速度を対応させ、
従ってマグネットチェーンコンベヤの運転速度が高くな
れば相応してシートの搬送速度、従ってマグネットチェ
ーンコンベヤの運転速度を高める必要がある。従来技術
では図4(a)及び(b)に示すように、マグネットチ
ェーン31の垂れ防止のために、2つのリンクピンによ
って支持された案内板32が各チェーンリンク毎にマグ
ネットチェーン31に付設され、案内板32の下端には
軸受34が軸35によって支持されてばね座金及びナッ
ト33を介して案内板32に固定されて、軸受34が図
示しない案内レール上を走行するようにされている。そ
の際ディスタックされた金属シートの支持は軸受34に
懸架された形の図示しない金属シート吊下げ部材により
金属シートを支持・搬送するか、又は軸受34上に軸受
の走行中も外れないように支持された金属シート支持部
材によりシートを支持・搬送するかいずれかの機構が使
用される。しかし、ディスタックフィーダの速度が低速
度(30〜40m/min)では問題とならないが高速
度(90〜100m/min)になると、ディスタック
フィーダがシートスタックから一枚づつ金属シートをデ
ィスタックして受け取る度毎に停止し、続いて所定距離
走行した後プレス機械への所定の給送位置で金属シート
を下ろすために再び停止するという作動プロセスに従っ
てディスタックフィーダは急発進、高速走行及び急停止
を繰り返すために、上記マグネットチェーン31に付設
された案内板32、軸受等の部品の折損、損耗が甚だし
く、ディスタックフィーダ自体の頻繁な故障、従って運
転停止を招き、ディスタックフィーダの速度を金属シー
トが給送されるべきプレス機械のタクトに追随させるこ
とが不可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、冒頭に記載
された種類のマグネットチェーンコンベヤの運転のため
の具体的な構成を、プレス機械のタクトに相応して高速
走行を可能にしかつマグネットチェーンコンベヤの構成
部品、例えばチェーンリンクピン、チェーンリンク、付
設の案内板等の折損等の故障、従ってディスタックフィ
ーダの運転ラインの停止に至るような事故の発生を防止
するマグネットチェーンコンベヤを案出することであ
る。
された種類のマグネットチェーンコンベヤの運転のため
の具体的な構成を、プレス機械のタクトに相応して高速
走行を可能にしかつマグネットチェーンコンベヤの構成
部品、例えばチェーンリンクピン、チェーンリンク、付
設の案内板等の折損等の故障、従ってディスタックフィ
ーダの運転ラインの停止に至るような事故の発生を防止
するマグネットチェーンコンベヤを案出することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、特許請求の範囲第1項〜第5項に記載された発明
特定事項によって解決される。
れば、特許請求の範囲第1項〜第5項に記載された発明
特定事項によって解決される。
【0005】
【実施例】図1〜図3において、本発明によるチェーン
式ディスタックフィーダ装置用マグネットチェーンコン
ベヤの実施例が示されている。図1の左半分において、
1は第1の無端のマグネットチェーンコンベヤであり、
シートスタックからディスタックされる金属シートの幅
寸法に相応して図示の場合4つ金属シートの幅方向に並
んで配設されている。第1の無端のマグネットチェーン
コンベヤ1はそれぞれ被動側では被動軸位置調整部3に
よってその位置を調整可能な被動軸2に固定されたスプ
ロケット4と、駆動側では駆動軸5は図示しない軸受を
介して回転可能に支承する駆動軸支持形材17に支持さ
れている駆動軸5に固定されたスプロケット6とに亘っ
て巻掛けられている。被動軸位置調整部3は図示しない
機械フレームに取付けられた被動軸支持形材16に支持
され、駆動軸支持形材17は機械フレーム31に支持さ
れている(図2)。駆動軸5は図示しない駆動装置によ
って駆動されることができる。被動軸位置調整部3は第
1のマグネットチェーンコンベヤ1の張力を調整するた
めのタイトナーとして役立つ。
式ディスタックフィーダ装置用マグネットチェーンコン
ベヤの実施例が示されている。図1の左半分において、
1は第1の無端のマグネットチェーンコンベヤであり、
シートスタックからディスタックされる金属シートの幅
寸法に相応して図示の場合4つ金属シートの幅方向に並
んで配設されている。第1の無端のマグネットチェーン
コンベヤ1はそれぞれ被動側では被動軸位置調整部3に
よってその位置を調整可能な被動軸2に固定されたスプ
ロケット4と、駆動側では駆動軸5は図示しない軸受を
介して回転可能に支承する駆動軸支持形材17に支持さ
れている駆動軸5に固定されたスプロケット6とに亘っ
て巻掛けられている。被動軸位置調整部3は図示しない
機械フレームに取付けられた被動軸支持形材16に支持
され、駆動軸支持形材17は機械フレーム31に支持さ
れている(図2)。駆動軸5は図示しない駆動装置によ
って駆動されることができる。被動軸位置調整部3は第
1のマグネットチェーンコンベヤ1の張力を調整するた
めのタイトナーとして役立つ。
【0006】図1の右半分において、21は第2の無端
のマグネットチェーンコンベヤを示し、第2のマグネッ
トチェーンコンベヤ21は例えば金属シートの幅方向に
並んで2つ配設されている。駆動軸22は駆動軸支持形
材18に図示しない軸受を介して回転可能に支承されて
おり、図示しない駆動装置によって駆動されることがで
きる。駆動軸22には2つのスプロケット23が固定さ
れている。駆動軸支持形材18は機械フレーム31に取
付けられている(図2)。被動軸24は被動軸位置調整
部25を介して支持形材29に固定されている。支持形
材29は機械フレーム31に取付けられている。各被動
軸24には各1つのスプロケット26が固定されてい
る。第2の無端のマグネットチェーンコンベヤ21はそ
れぞれ被動側では被動軸位置調整部25によってその位
置を調整可能な被動軸24に固定されたスプロケット2
6と、駆動側では駆動軸22に固定されたスプロケット
23とに亘って巻掛けられている。被動軸位置調整部2
5は第2のマグネットチェーンコンベヤ21の張力を調
整するためのタイトナーとして役立つ。2つの第2のマ
グネットチェーンコンベヤ21の間の間隔は金属シート
の幅寸法に応じて調整可能にされており、調整は第2の
マグネットチェーンコンベヤ21及びコンベヤフレーム
30を駆動側の駆動軸22、スプロケット23、被動側
の被動軸24、被動軸位置調整部25及びスプロケット
26と共にガイド軸27、27上をシート幅方向に移動
させることによって行われる。ガイド軸27はそれぞれ
ブラケット28、支持形材29に軸線方向に移動不能に
支承されている。
のマグネットチェーンコンベヤを示し、第2のマグネッ
トチェーンコンベヤ21は例えば金属シートの幅方向に
並んで2つ配設されている。駆動軸22は駆動軸支持形
材18に図示しない軸受を介して回転可能に支承されて
おり、図示しない駆動装置によって駆動されることがで
きる。駆動軸22には2つのスプロケット23が固定さ
れている。駆動軸支持形材18は機械フレーム31に取
付けられている(図2)。被動軸24は被動軸位置調整
部25を介して支持形材29に固定されている。支持形
材29は機械フレーム31に取付けられている。各被動
軸24には各1つのスプロケット26が固定されてい
る。第2の無端のマグネットチェーンコンベヤ21はそ
れぞれ被動側では被動軸位置調整部25によってその位
置を調整可能な被動軸24に固定されたスプロケット2
6と、駆動側では駆動軸22に固定されたスプロケット
23とに亘って巻掛けられている。被動軸位置調整部2
5は第2のマグネットチェーンコンベヤ21の張力を調
整するためのタイトナーとして役立つ。2つの第2のマ
グネットチェーンコンベヤ21の間の間隔は金属シート
の幅寸法に応じて調整可能にされており、調整は第2の
マグネットチェーンコンベヤ21及びコンベヤフレーム
30を駆動側の駆動軸22、スプロケット23、被動側
の被動軸24、被動軸位置調整部25及びスプロケット
26と共にガイド軸27、27上をシート幅方向に移動
させることによって行われる。ガイド軸27はそれぞれ
ブラケット28、支持形材29に軸線方向に移動不能に
支承されている。
【0007】図1の左半分によれば、第1のマグネット
チェーンコンベヤ1によってその下部(張り側)のチェ
ーンの下面に吸着されて左方から右方に搬送されてきた
金属シート20は図1の右半分の第2のマグネットチェ
ーンコンベヤ21によってその上部(緩み側)のチェー
ンの上面上に引き渡される。図1の右半分の右端に図示
したように、図示しないプレス機械への給送位置まで第
2のマグネットチェーンコンベヤ21によって搬送され
てきた金属シートが20′で示される。
チェーンコンベヤ1によってその下部(張り側)のチェ
ーンの下面に吸着されて左方から右方に搬送されてきた
金属シート20は図1の右半分の第2のマグネットチェ
ーンコンベヤ21によってその上部(緩み側)のチェー
ンの上面上に引き渡される。図1の右半分の右端に図示
したように、図示しないプレス機械への給送位置まで第
2のマグネットチェーンコンベヤ21によって搬送され
てきた金属シートが20′で示される。
【0008】図2は図1に示すチェーン式ディスタック
フィーダ装置用マグネットチェーンコンベヤの側面図で
あり、図1に示す金属シート20は図1の左半分に示す
第1のマグネットチェーンコンベヤ1から右半分に示す
第2のマグネットチェーンコンベヤ21上に図2におい
て両マグネットチェーンコンベヤ1と21とにより搬送
されるべき金属シートの厚さに相応した間隔を通って金
属シート20が継送される。その際図1の左半分に示す
第1のマグネットチェーンコンベヤ1によってはその下
部のチェーンの下面に金属シート20が吸着されて搬送
され、そして図1の右半分に示す第2のマグネットチェ
ーンコンベヤ21によってはその上部のチェーンの上面
上に金属シート20′が吸着されて搬送される。スプロ
ケット4及び23に対する第1のマグネットチェーンコ
ンベヤ1及び第2のマグネットチェーンコンベヤ21の
巻き付けの弛み・外れ防止のためにスプロケット4及び
23に近接して図示しないチェーンカバーを配設するこ
とができる。
フィーダ装置用マグネットチェーンコンベヤの側面図で
あり、図1に示す金属シート20は図1の左半分に示す
第1のマグネットチェーンコンベヤ1から右半分に示す
第2のマグネットチェーンコンベヤ21上に図2におい
て両マグネットチェーンコンベヤ1と21とにより搬送
されるべき金属シートの厚さに相応した間隔を通って金
属シート20が継送される。その際図1の左半分に示す
第1のマグネットチェーンコンベヤ1によってはその下
部のチェーンの下面に金属シート20が吸着されて搬送
され、そして図1の右半分に示す第2のマグネットチェ
ーンコンベヤ21によってはその上部のチェーンの上面
上に金属シート20′が吸着されて搬送される。スプロ
ケット4及び23に対する第1のマグネットチェーンコ
ンベヤ1及び第2のマグネットチェーンコンベヤ21の
巻き付けの弛み・外れ防止のためにスプロケット4及び
23に近接して図示しないチェーンカバーを配設するこ
とができる。
【0009】図3(a)は第1のマグネットチェーンコ
ンベヤ1のコンベヤフレーム10の任意の箇所の横断面
を示し、第2のマグネットチェーンコンベヤ21のコン
ベヤフレーム30の任意の箇所の横断面を示せば図3
(a)を上下を反転した形になる(図示しない)。その
わけは、第1のマグネットチェーンコンベヤ1によって
その下部のチェーンの下面に金属シート20が吸着され
て搬送され、図1の右半分に示す第2のマグネットチェ
ーンコンベヤ21によってはその上部のチェーンの上面
上に金属シート20′が吸着されて搬送されるためであ
る。しかし本発明においては第2のマグネットチェーン
コンベヤ21の垂れ防止のためにコンベヤフレーム30
の下部の領域においても図3(a)の場合と同様に永久
磁石8が配設されている〔図3(c)〕。図2を参照す
れば、コンベヤフレーム10の下部には外側にチェーン
ガイドを備えたマグネット用ハウジング7の外方にはマ
グネットハウジング7の内方に配設された永久磁石8を
介して第1のマグネットチェーンコンベヤ1が配置され
る。チェーンガイドは二列の第1のマグネットチェーン
1の間に延びていて第1のマグネットチェーンコンベヤ
1の横方向の位置を規制している。9はコンベヤフレー
ム10とマグネットハウジング7とを結合するための連
結部材である。ここに11はコンベヤフレーム10と連
結部材9とを結合するボルトである。コンベヤフレーム
10の上部ではコンベヤフレーム10上にねじ13によ
って固定されたチェーンガイド12によって第1のマグ
ネットチェーンコンベヤ1の上部のチェーンの横方向の
位置を規制し、コンベヤフレーム10の下部ではコンベ
ヤフレーム10上にボルト11によって固定されたマグ
ネットハウジング7の外方に設けられたチェーンガイド
が第1のマグネットチェーンコンベヤ1の下部のチェー
ンの2つのチェーンリンクの間に嵌入してその横方向の
位置をを規制している。永久磁石8の代わりに電磁石が
使用されることもできる。
ンベヤ1のコンベヤフレーム10の任意の箇所の横断面
を示し、第2のマグネットチェーンコンベヤ21のコン
ベヤフレーム30の任意の箇所の横断面を示せば図3
(a)を上下を反転した形になる(図示しない)。その
わけは、第1のマグネットチェーンコンベヤ1によって
その下部のチェーンの下面に金属シート20が吸着され
て搬送され、図1の右半分に示す第2のマグネットチェ
ーンコンベヤ21によってはその上部のチェーンの上面
上に金属シート20′が吸着されて搬送されるためであ
る。しかし本発明においては第2のマグネットチェーン
コンベヤ21の垂れ防止のためにコンベヤフレーム30
の下部の領域においても図3(a)の場合と同様に永久
磁石8が配設されている〔図3(c)〕。図2を参照す
れば、コンベヤフレーム10の下部には外側にチェーン
ガイドを備えたマグネット用ハウジング7の外方にはマ
グネットハウジング7の内方に配設された永久磁石8を
介して第1のマグネットチェーンコンベヤ1が配置され
る。チェーンガイドは二列の第1のマグネットチェーン
1の間に延びていて第1のマグネットチェーンコンベヤ
1の横方向の位置を規制している。9はコンベヤフレー
ム10とマグネットハウジング7とを結合するための連
結部材である。ここに11はコンベヤフレーム10と連
結部材9とを結合するボルトである。コンベヤフレーム
10の上部ではコンベヤフレーム10上にねじ13によ
って固定されたチェーンガイド12によって第1のマグ
ネットチェーンコンベヤ1の上部のチェーンの横方向の
位置を規制し、コンベヤフレーム10の下部ではコンベ
ヤフレーム10上にボルト11によって固定されたマグ
ネットハウジング7の外方に設けられたチェーンガイド
が第1のマグネットチェーンコンベヤ1の下部のチェー
ンの2つのチェーンリンクの間に嵌入してその横方向の
位置をを規制している。永久磁石8の代わりに電磁石が
使用されることもできる。
【0010】図3(b)は第1のマグネットチェーンコ
ンベヤ1のコンベヤフレーム10の下部の一部の領域、
例えば中央の範囲に配置されるべき電磁石を示す。図1
及び図2の左半分に位置する第1のマグネットチェーン
コンベヤ1のコンベヤフレーム10に配設された永久磁
石8が、第1のマグネットチェーンコンベヤ1の下部の
一部の領域、例えば中央の範囲において電磁石14によ
って置換されており、電磁石14は同様に横断面コ字状
のマグネットハウジング7によって取り囲まれ、連結部
材9′を介してボルト11′によってコンベヤフレーム
10に固定されている。マグネットハウジング7の外方
にはチェーンガイドがあり、チェーンガイドは第1のマ
グネットチェーンコンベヤ1の下部のチェーンの二列の
チェーンリンクの間に嵌入して第1のマグネットチェー
ンコンベヤ1の横方向の位置を規制している。コンベヤ
フレーム10の上部では図3(a)に示す構成と同様
に、コンベヤフレーム10上にねじ13によって固定さ
れたチェーンガイド12が第1のマグネットチェーンコ
ンベヤ1の上部のチェーンの横方向の位置を規制してい
る。そのためにチェーンガイド12は第1のマグネット
チェーンコンベヤ1のチェーンの二列のチェンリンクの
間に嵌入している。電磁石14はマグネットハウジング
7によってカバーされている。電磁石14はチェーンガ
イド9′の中央はS極、その両側ではN極であるように
構成されている。それによって第1のマグネットチェー
ン1の対応したS極と電磁石14のN極とが吸引し合う
ように作用することになる。永久磁石8の代わりに電磁
石が使用されることもできる。
ンベヤ1のコンベヤフレーム10の下部の一部の領域、
例えば中央の範囲に配置されるべき電磁石を示す。図1
及び図2の左半分に位置する第1のマグネットチェーン
コンベヤ1のコンベヤフレーム10に配設された永久磁
石8が、第1のマグネットチェーンコンベヤ1の下部の
一部の領域、例えば中央の範囲において電磁石14によ
って置換されており、電磁石14は同様に横断面コ字状
のマグネットハウジング7によって取り囲まれ、連結部
材9′を介してボルト11′によってコンベヤフレーム
10に固定されている。マグネットハウジング7の外方
にはチェーンガイドがあり、チェーンガイドは第1のマ
グネットチェーンコンベヤ1の下部のチェーンの二列の
チェーンリンクの間に嵌入して第1のマグネットチェー
ンコンベヤ1の横方向の位置を規制している。コンベヤ
フレーム10の上部では図3(a)に示す構成と同様
に、コンベヤフレーム10上にねじ13によって固定さ
れたチェーンガイド12が第1のマグネットチェーンコ
ンベヤ1の上部のチェーンの横方向の位置を規制してい
る。そのためにチェーンガイド12は第1のマグネット
チェーンコンベヤ1のチェーンの二列のチェンリンクの
間に嵌入している。電磁石14はマグネットハウジング
7によってカバーされている。電磁石14はチェーンガ
イド9′の中央はS極、その両側ではN極であるように
構成されている。それによって第1のマグネットチェー
ン1の対応したS極と電磁石14のN極とが吸引し合う
ように作用することになる。永久磁石8の代わりに電磁
石が使用されることもできる。
【0011】図3(c)は第2のマグネットチェーンコ
ンベヤ21のコンベヤフレーム30の上部の一部の領
域、例えば右端における、即ち図示しないプレス機械へ
のシート給送箇所におけるコンベヤフレーム30を断面
で示す。かかるコンベヤフレーム30の上部の一部の領
域を除いては、コンベヤフレーム30の全長に渡ってコ
ンベヤフレーム30の上部に連結板9′を介して永久磁
石8がマグネットハウジング7によって取り囲まれて配
置されている。マグネットハウジング7はその外側にチ
ェーンガイドを有し、チェーンガイドは第2のマグネッ
トチェーンコンベヤ21の上部のチェーンの二列のチェ
ンリンクの間に嵌入して第2のチェーンコンベヤ21の
横方向の位置を規制している。コンベヤフレーム30の
下部にはコンベヤフレーム30の全長に渡って永久磁石
8がマグネットハウジング7に取り囲まれて付設されか
つ連結板9を介してボルト11によってコンベヤフレー
ム30に固定されている。マグネットハウジング7の外
方のチェーンガイドは第2のチェーンコンベヤ21の下
部のチェーンの二列のチェンリンクの間に嵌入して第2
のマグネットチェーンコンベヤ21の横方向の位置を規
制されている。電磁石14はコンベヤフレーム30の上
部でチェーンガイド9′の中央はS極、その両側ではN
極であるように構成されている。それによって第2のマ
グネットチェーン21の対応したS極又はN極がと電磁
石14のN極又はS極とが吸引し合うようになる。永久
磁石8の代わりに電磁石が使用されることもできる。
ンベヤ21のコンベヤフレーム30の上部の一部の領
域、例えば右端における、即ち図示しないプレス機械へ
のシート給送箇所におけるコンベヤフレーム30を断面
で示す。かかるコンベヤフレーム30の上部の一部の領
域を除いては、コンベヤフレーム30の全長に渡ってコ
ンベヤフレーム30の上部に連結板9′を介して永久磁
石8がマグネットハウジング7によって取り囲まれて配
置されている。マグネットハウジング7はその外側にチ
ェーンガイドを有し、チェーンガイドは第2のマグネッ
トチェーンコンベヤ21の上部のチェーンの二列のチェ
ンリンクの間に嵌入して第2のチェーンコンベヤ21の
横方向の位置を規制している。コンベヤフレーム30の
下部にはコンベヤフレーム30の全長に渡って永久磁石
8がマグネットハウジング7に取り囲まれて付設されか
つ連結板9を介してボルト11によってコンベヤフレー
ム30に固定されている。マグネットハウジング7の外
方のチェーンガイドは第2のチェーンコンベヤ21の下
部のチェーンの二列のチェンリンクの間に嵌入して第2
のマグネットチェーンコンベヤ21の横方向の位置を規
制されている。電磁石14はコンベヤフレーム30の上
部でチェーンガイド9′の中央はS極、その両側ではN
極であるように構成されている。それによって第2のマ
グネットチェーン21の対応したS極又はN極がと電磁
石14のN極又はS極とが吸引し合うようになる。永久
磁石8の代わりに電磁石が使用されることもできる。
【0012】上記のチェーン式ディスタックフィーダ装
置用マグネットチェーンコンベヤは次のように作用す
る。図1中VCでその位置を示されたディスタックフィ
ーダのサクションヘッドの昇降により図示しないシート
スタックから一枚づつセパレートされてディスタックさ
れ、ディスタックフィーダに吸着される金属シートが図
2に示すチェーン式ディスタックフィーダ装置用マグネ
ットチェーンコンベヤの第1のマグネットチェーンコン
ベヤ1の下部のチェーンに吸着され、第1のマグネット
チェーンコンベヤ1の走行により金属シートは図2の左
方から右方へと搬送される。その際図3(a)に示すよ
うに第1のマグネットチェーンコンベヤ1はコンベヤフ
レーム10の上部でチェーンガイド12により横方向を
規制され、そしてコンベヤフレーム10の下部では永久
磁石8を内蔵したマグネットハウジング7の外方のチェ
ーンガイドにより第1のマグネットチェーンコンベヤ1
の下部のチェーンの二列のチェーンリンクの横方向を規
制されている。第1のマグネットチェーンコンベヤ1に
より吸着されたシートが不正の場合、例えば二枚差しで
あることが図示しないセンサにより検出されると、金属
シートが第1のマグネットチェーンコンベヤ1により搬
送されてコンベヤフレーム10の中央の位置に来た時、
前記センサからの信号を受けて中央にある電磁石14が
励磁され又は励磁を強められ、それによって第1のマグ
ネットチェーンコンベヤ1の永久磁石と電磁石14とが
永久磁石のS極又はN極が電磁石14のN極又はS極と
吸引し合う。その結果永久磁石の磁束のうち電磁石14
の磁束と作用する磁束が増加する一方で、金属シートに
対する永久磁石の吸着力が殆どゼロに低下する。それに
よって第1のマグネットチェーンコンベヤ1の永久磁石
によって吸着されてきた金属シートが第1のマグネット
チェーンコンベヤ1による吸着力の低下のために第1の
マグネットチェーンコンベヤ1から落下する。それによ
って二枚差しのシートが二枚共第1のマグネットチェー
ンコンベヤ1から排除される。
置用マグネットチェーンコンベヤは次のように作用す
る。図1中VCでその位置を示されたディスタックフィ
ーダのサクションヘッドの昇降により図示しないシート
スタックから一枚づつセパレートされてディスタックさ
れ、ディスタックフィーダに吸着される金属シートが図
2に示すチェーン式ディスタックフィーダ装置用マグネ
ットチェーンコンベヤの第1のマグネットチェーンコン
ベヤ1の下部のチェーンに吸着され、第1のマグネット
チェーンコンベヤ1の走行により金属シートは図2の左
方から右方へと搬送される。その際図3(a)に示すよ
うに第1のマグネットチェーンコンベヤ1はコンベヤフ
レーム10の上部でチェーンガイド12により横方向を
規制され、そしてコンベヤフレーム10の下部では永久
磁石8を内蔵したマグネットハウジング7の外方のチェ
ーンガイドにより第1のマグネットチェーンコンベヤ1
の下部のチェーンの二列のチェーンリンクの横方向を規
制されている。第1のマグネットチェーンコンベヤ1に
より吸着されたシートが不正の場合、例えば二枚差しで
あることが図示しないセンサにより検出されると、金属
シートが第1のマグネットチェーンコンベヤ1により搬
送されてコンベヤフレーム10の中央の位置に来た時、
前記センサからの信号を受けて中央にある電磁石14が
励磁され又は励磁を強められ、それによって第1のマグ
ネットチェーンコンベヤ1の永久磁石と電磁石14とが
永久磁石のS極又はN極が電磁石14のN極又はS極と
吸引し合う。その結果永久磁石の磁束のうち電磁石14
の磁束と作用する磁束が増加する一方で、金属シートに
対する永久磁石の吸着力が殆どゼロに低下する。それに
よって第1のマグネットチェーンコンベヤ1の永久磁石
によって吸着されてきた金属シートが第1のマグネット
チェーンコンベヤ1による吸着力の低下のために第1の
マグネットチェーンコンベヤ1から落下する。それによ
って二枚差しのシートが二枚共第1のマグネットチェー
ンコンベヤ1から排除される。
【0013】図1及び図2において金属シート20がプ
レス機械への給送位置に来た時、金属シート20′はプ
レス機械への給送のために、プレス機械のロボットアー
ムにより把持されるために第2のマグネットチェーンコ
ンベヤ21上で第2のマグネットチェーンコンベヤ21
による磁力の作用から解放されなければならない。その
際図3(c)の電磁石14に金属シート20′の到来を
センサにより検出して信号を送る。それによって電磁石
14が励磁され又は励磁を強化されて、この電磁石14
のN極又はS極は第2のマグネットチェーンコンベヤ2
1のS極又はN極吸引し合う。その結果マグネットの磁
束のうち電磁石14の磁束と作用する磁束が増加する一
方で、マグネットの上に吸着されていた金属シート2
0′と第2のマグネットチェーンコンベヤ21のマグネ
ットとの間の吸着力が殆どゼロに低下する。それによっ
て第2のマグネットチェーンコンベヤ21のマグネット
によって吸着されてきた金属シート20′が図示しない
他の持ち上げ機構による金属シート20′の持ち上げを
介して又は直接プレス機械のロボットアームにより金属
シート20′が把持されてプレス機械に給送されること
ができる。
レス機械への給送位置に来た時、金属シート20′はプ
レス機械への給送のために、プレス機械のロボットアー
ムにより把持されるために第2のマグネットチェーンコ
ンベヤ21上で第2のマグネットチェーンコンベヤ21
による磁力の作用から解放されなければならない。その
際図3(c)の電磁石14に金属シート20′の到来を
センサにより検出して信号を送る。それによって電磁石
14が励磁され又は励磁を強化されて、この電磁石14
のN極又はS極は第2のマグネットチェーンコンベヤ2
1のS極又はN極吸引し合う。その結果マグネットの磁
束のうち電磁石14の磁束と作用する磁束が増加する一
方で、マグネットの上に吸着されていた金属シート2
0′と第2のマグネットチェーンコンベヤ21のマグネ
ットとの間の吸着力が殆どゼロに低下する。それによっ
て第2のマグネットチェーンコンベヤ21のマグネット
によって吸着されてきた金属シート20′が図示しない
他の持ち上げ機構による金属シート20′の持ち上げを
介して又は直接プレス機械のロボットアームにより金属
シート20′が把持されてプレス機械に給送されること
ができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、チェーン式ディスタッ
クフィーダ装置用マグネットチェーンコンベヤにおいて
チェーンコンベヤの速度が後続するプレス機械のタクト
に応じて高速化されることができ、二枚差し等の事故の
際にチェーン式ディスタックフィーダ装置用マグネット
チェーンコンベヤを停止させる必要がなく、またプレス
機械への金属シートの給送の際にマグネットチェーンコ
ンベヤの金属シートに作用する磁力を低下させることに
よりチェーンコンベヤからの金属シートの容易な取り出
しが可能にされることができる。金属シートのチェーン
コンベヤからの切り離しの他に金属シートのセンタリン
グ等、チェーンコンベヤ上での他の操作のためにも有利
である。
クフィーダ装置用マグネットチェーンコンベヤにおいて
チェーンコンベヤの速度が後続するプレス機械のタクト
に応じて高速化されることができ、二枚差し等の事故の
際にチェーン式ディスタックフィーダ装置用マグネット
チェーンコンベヤを停止させる必要がなく、またプレス
機械への金属シートの給送の際にマグネットチェーンコ
ンベヤの金属シートに作用する磁力を低下させることに
よりチェーンコンベヤからの金属シートの容易な取り出
しが可能にされることができる。金属シートのチェーン
コンベヤからの切り離しの他に金属シートのセンタリン
グ等、チェーンコンベヤ上での他の操作のためにも有利
である。
【図1】本発明によるマグネットチェーンコンベヤの平
面図である。
面図である。
【図2】図1のマグネットチェーンコンベヤの側面図で
ある。
ある。
【図3】マグネットチェーンと案内レールの断面図であ
り、(a)は通常の構成における断面図、(b)はシー
トリジェクト箇所におけるマグネットチェーンと案内レ
ールの断面図、そして(c)はシート受渡し箇所におけ
るマグネットチェーンと案内レールの断面図である。
り、(a)は通常の構成における断面図、(b)はシー
トリジェクト箇所におけるマグネットチェーンと案内レ
ールの断面図、そして(c)はシート受渡し箇所におけ
るマグネットチェーンと案内レールの断面図である。
【図4】従来技術によるマグネットチェーンを示す図で
あり、(a)はマグネットチェーンの正面図でありそし
て(b)はそのマグネットチェーンの断面図である。
あり、(a)はマグネットチェーンの正面図でありそし
て(b)はそのマグネットチェーンの断面図である。
1 第1のマグネットチェーンコンベヤ 2 被動軸 3 被動軸位置調整部 4 スプロケット 5 駆動軸 6 スプロケット 7 外側にチェーンガイドを備えたマグネットハウジ
ング 8 永久磁石 9 コンベヤフレームとマグネットハウジングとの間
の連結板 9′ コンベヤフレームとマグネットハウジングとの
間の連結板 10 コンベヤフレーム 11 ボルト 11′ ボルト 12 チェーンガイド 13 固定ねじ 14 電磁石 16 被動軸支持形材 17 駆動軸支持形材 18 駆動軸支持形材 20 第2のマグネットチェーンコンベヤ21上のシ
ート 20′ 第2のマグネットチェーンコンベヤ21から
プレス機械への給送位置にあるシート 21 第2のマグネットチェーンコンベヤ 22 駆動軸 23 スプロケット 24 被動軸 25 被動軸位置調整部支持形材 26 スプロケット 27 ガイド 28 ブラケット 29 支持形材 30 コンベヤフレーム 31 機械フレーム VC ディスタック装置におけるサクションヘッド N 磁石のN極 S 磁石のS極
ング 8 永久磁石 9 コンベヤフレームとマグネットハウジングとの間
の連結板 9′ コンベヤフレームとマグネットハウジングとの
間の連結板 10 コンベヤフレーム 11 ボルト 11′ ボルト 12 チェーンガイド 13 固定ねじ 14 電磁石 16 被動軸支持形材 17 駆動軸支持形材 18 駆動軸支持形材 20 第2のマグネットチェーンコンベヤ21上のシ
ート 20′ 第2のマグネットチェーンコンベヤ21から
プレス機械への給送位置にあるシート 21 第2のマグネットチェーンコンベヤ 22 駆動軸 23 スプロケット 24 被動軸 25 被動軸位置調整部支持形材 26 スプロケット 27 ガイド 28 ブラケット 29 支持形材 30 コンベヤフレーム 31 機械フレーム VC ディスタック装置におけるサクションヘッド N 磁石のN極 S 磁石のS極
Claims (5)
- 【請求項1】 チェーン式ディスタックフィーダ装置用
マグネットチェーンコンベヤにおいて、 複数のマグネットチェーンコンベヤ(1;21)がチェ
ーンコンベヤのマグネットに金属シートを吸着して搬送
するように、第1のマグネットチェーンコンベヤ(1)
に第2のマグネットチェーンコンベヤ(21)が後続す
るように順次配設され、第1のマグネットチェーンコン
ベヤ(1)はコンベヤフレーム(10)の下部でコンベ
ヤフレーム(10)に取付けられた永久磁石(8)を取
り囲むマグネットハウジング(7)に付設されたチェー
ンガイドによって案内されかつコンベヤフレーム(1
0)の上部では他のチェーンガイド(12)によって案
内されており、第2のマグネットチェーンコンベヤ(2
1)はコンベヤフレーム(30)の上部でコンベヤフレ
ーム(30)に取付けられたマグネット(8)を取り囲
むマグネットハウジング(7)に付設されたチェーンガ
イドによって案内されかつコンベヤフレーム(30)の
下部では他のチェーンガイド(12)によって案内され
ており、前記第2のマグネットチェーンコンベヤ(2
1)のコンベヤフレーム(30)の上部の一部の領域に
おいて永久磁石(8)が電磁石(14)によって置換さ
れており、それによって電磁石(14)の励磁又は励磁
の強化により電磁石(14)の磁極(N又はS)とチェ
ーンコンベヤの永久磁石の磁極(S又はN)とが吸引し
合うことにより、前記永久磁石の金属シート(20′)
に対する吸着力が低下して金属シートが第2のマグネッ
トチェーンコンベヤ(21)から解放されるようになる
ことを特徴とする前記チェーン式ディスタックフィーダ
装置用マグネットチェーンコンベヤ。 - 【請求項2】 第1のマグネットチェーンコンベヤ
(1)のコンベヤフレーム(10)の一部の領域におい
て永久磁石(8)が電磁石(14)によって置換されて
いる、請求項1記載のディスタックフィーダ装置用マグ
ネットチェーンコンベヤ。 - 【請求項3】 第2のマグネットチェーンコンベヤ(2
1)のコンベヤフレーム(30)の下部でコンベヤフレ
ーム(30)にマグネットハウジング(7)によって取
り囲まれて永久磁石(8)が配設されている請求項1又
は2記載のディスタックフィーダ装置用マグネットチェ
ーンコンベヤ。 - 【請求項4】 チェーン式ディスタックフィーダ装置用
マグネット・チェーンコンベヤにおいて、 第1のマグネットチェーンコンベヤ(1)がディスタッ
クされた金属シートをそのマグネットに吸着して搬送す
るように配設されており、第1のマグネットチェーンコ
ンベヤ(1)は、コンベヤフレーム(10)の下部で永
久磁石(8)を取り囲むマグネットハウジング(7)に
付設されたチェーンガイドによって案内されかつコンベ
ヤフレーム(10)の上部で他のチェーンガイド(1
2)によって案内されており、前記第1のマグネットチ
ェーンコンベヤ(1)のコンベヤフレーム(10)の一
部の領域において永久磁石(8)が電磁石(14)によ
って置換されており、それによって電磁石(14)の励
磁又は励磁の強化により電磁石(14)の磁極(N又は
S)とチェーンコンベヤの永久磁石の磁極(S又はN)
とが吸引し合うことにより、前記永久磁石の金属シート
(20)の吸着力が低下して金属シートが第1のマグネ
ットチェーンコンベヤ(1)から離脱するようになるこ
とを特徴とする前記チェーン式ディスタックフィーダ装
置用マグネットチェーンコンベヤ。 - 【請求項5】 永久磁石(8)が全て電磁石(14)に
よって置換されている、請求項1 から4までのうちのい
ずれか1 つに記載のチェーン式ディスタックフィーダ装
置用マグネットチェーンコンベヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13326897A JPH10324411A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | チェーン式ディスタックフィーダ装置用マグネットチェーンコンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13326897A JPH10324411A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | チェーン式ディスタックフィーダ装置用マグネットチェーンコンベヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10324411A true JPH10324411A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15100656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13326897A Pending JPH10324411A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | チェーン式ディスタックフィーダ装置用マグネットチェーンコンベヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10324411A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2221143A1 (en) * | 2007-09-07 | 2010-08-25 | Tohoku Seiki Industries, Ltd. | Solar battery module transfer line |
JP2012201451A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Tsubakimoto Chain Co | チェーンコンベヤ装置 |
JP2012250837A (ja) * | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Tsubakimoto Chain Co | チェーンコンベヤ装置 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP13326897A patent/JPH10324411A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2221143A1 (en) * | 2007-09-07 | 2010-08-25 | Tohoku Seiki Industries, Ltd. | Solar battery module transfer line |
EP2221143A4 (en) * | 2007-09-07 | 2012-08-22 | Tohoku Seiki Ind Ltd | TRANSFER LINE OF SOLAR BATTERY MODULES |
US8322509B2 (en) | 2007-09-07 | 2012-12-04 | Tohoku Seiki Industries, Ltd. | Solar cell module conveyer line |
JP5202532B2 (ja) * | 2007-09-07 | 2013-06-05 | 東北精機工業株式会社 | 太陽電池モジュール搬送ライン |
JP2012201451A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Tsubakimoto Chain Co | チェーンコンベヤ装置 |
JP2012250837A (ja) * | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Tsubakimoto Chain Co | チェーンコンベヤ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040415 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061219 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070508 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |