JPH10324125A - アクスルケースと車体フレームとの連結構造 - Google Patents

アクスルケースと車体フレームとの連結構造

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JPH10324125A
JPH10324125A JP14994597A JP14994597A JPH10324125A JP H10324125 A JPH10324125 A JP H10324125A JP 14994597 A JP14994597 A JP 14994597A JP 14994597 A JP14994597 A JP 14994597A JP H10324125 A JPH10324125 A JP H10324125A
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JP
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body frame
axle case
rod
axle
bracket
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JP14994597A
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Haruyuki Hosoya
治之 細谷
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、アクスルケースと車体フレーム
とを連結するVロッドのアクスルケース側の連結構造に
おいて,連結用のボルトに対してナットをVロッドの外
側から締め付け且つボルトの共回りを防止する。 【解決手段】 Vロッド33の会合端部39を支持する
支持ピン112の両端115を挿通するボルト116に
より,アクスルケース14に取り付けられた後方取付け
ブラケット38に支持ピン112を取り付ける。ボルト
116の頭部はVロッド33のロッド部33aと支持ピ
ン112との間のスペース側に位置されるので,ロッド
部と干渉することなく,ナット117をボルト116に
締め付けることができる。ボルト116の頭部は,後方
取付けブラケット38から延びて形成された回り止め部
140と係合して,共回りが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,車軸を回転自在
に支持するアクスルケースと車体フレームとの連結構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,大型車両として,図7に示される
ような,車体フレーム2の前方に前車軸3を,後方に2
軸の後車軸4を有する後2軸車両1がある。かかる後2
軸車両1においては,後車軸4を前方の駆動車軸5と後
方の従動車軸6とから構成し,前車輪を含めて6輪のう
ち2輪を駆動するいわゆる後2軸1軸駆動(6×2)の
車両として,動力伝達系を簡素化するのが普通である。
車両1と積荷の全重量WGは,前車軸3に設けられた前
タイヤ7(荷重WFを支持する)と後車軸4に設けられ
た後タイヤ8,9(荷重WRを支持する)とに分配され
て路面に支持される。全荷重WRのうち,駆動車軸5が
WRFを,従動車軸6がWRR(通常は,WRR=WR
F)を分担しており,一本の車軸が負担する軸重を少な
くして,且つ全体としてより大きな積載荷重に耐えられ
る車両を提供している。
【0003】このような,後2軸車両1において,後車
軸4のサスペンション装置は,車体フレーム2と各車軸
5,6を回転自在に支持するアクスルケースとの間に,
板ばね(リーフスプリング),エアばね,又はエアばね
と板ばねとを併用したものを介装することによって構成
されている。いずれの構成においても,ばねの固有の振
動数と車体フレーム2の振動数とが一致すると,ばねの
振動は共振状態になり振動の収束性が悪い。そのため,
車体フレーム2とアクスルケースとの間にショックアブ
ソーバを配設して,振動を吸収することが行われてい
る。
【0004】後車軸4のサスペンション装置として,駆
動車軸5と従動車軸6とをいずれもエアばね21を用い
て支持したエアサスペンション装置の例が図8に示され
ている。エアばね21は,板ばねと比較して,エアの供
給のための各種タンクや配管系統を考慮にいれても,な
お充分重量を軽減することができる点で有利である。こ
のエアサスペンション装置では,車体フレーム2を車輪
に対して柔軟に支持することが可能となるが,反面,エ
アばね21のばね定数が小さいため,僅かな力の変化で
大きな上下方向の変位の変化,即ち,横揺れが生じる。
したがって,一般に,エアばねを用いた後2軸車両用サ
スペンション装置においては,車体フレーム2の傾きを
水平に保たせるスタビライザの剛性が他の形態のばねを
用いるサスペンションと比較して高く設定されている。
【0005】図8において車体フレーム2は,想像線で
描かれているように,車幅方向両側において車両の前後
方向に延びるサイドメンバ20と,後車軸4の中央位置
において車幅方向に延びるクロスメンバ29とから構成
されている。後車軸4の中央位置において,トルクロッ
ドブラケット22が取付け板23を介してサイドメンバ
20の外側面に固定されている。トルクロッドブラケッ
ト22は,駆動車軸5と従動車軸6との軸中心を結ぶレ
ベルよりも下方まで垂下している。駆動車軸5を回転自
在に支持するアクスルケース13と,従動車軸6を回転
自在に支持するアクスルケース14の両端下部には,取
付組立体25によって車両の前後方向に水平に延びるビ
ーム24が取り付けられている。各ビーム24の前後の
端部と車体フレーム2との間には,エアばね21が介装
されている。エアばね21は後車軸4について計8個用
いられており,車体フレーム2から後車軸4に作用する
荷重が8個のエアばね21に分散支持されるので,各エ
アばね21の負担が軽減している。エアばね21が支持
した荷重は,アクスルケース13又は14からタイヤ
8,9に伝達されて路面に支持される。エアばね21は
ばね定数が小さいので,エアばね21のみの支持では,
車体フレーム2は振動し易く且つ共振状態になると振動
の減衰が長期にわたって続く。これを防ぐため,各ビー
ム24と車体フレーム2との間にはショックアブソーバ
26が配設されて,車体フレーム2の振動減衰が図られ
ている。
【0006】車幅方向の各側において,トルクロッドブ
ラケット22と,アクスルケース13及びアクスルケー
ス14にそれぞれ取り付けられたビーム24との間に
は,トルクロッド17が設けられている。トルクロッド
17の各端部は,トルクロッドブラケット22の下端
と,ビーム24の下部とに対して車両横方向の軸を有す
る枢着部(片側のトルクロッド17についての枢着部2
7のみ図示)によって枢着されている。トルクロッド1
7は,ロッドの軸方向には力を伝達可能であるので,加
速時の駆動力や減速時の制動力等の車体フレーム2と車
輪側との間に働く車両前後方向の力を伝達する働きをす
るが,車両が凹凸路面を走行する場合に,車輪側,即
ち,タイヤ,アクスルケース13,14及びビーム24
が車体フレーム2に対して上下方向に変位するのを拘束
しない。したがって,この変位に対してはサスペンショ
ン装置が作動し,サスペンション装置は,路面からの衝
撃が車体フレーム2にそのまま伝達されるのを緩和する
働きをする。
【0007】後車軸4の中央位置において,左右のサイ
ドメンバ20,20間には,クロスメンバ29が掛け渡
されて,例えばリベットやボルトにて一体的に固定され
ている。クロスメンバ29の両端部が車体フレーム2と
交差する交差部30と,アクスルケース13との間には
前方Vロッド32が配置され,交差部30とアクスルケ
ース14との間には後方Vロッド33が配置されてい
る。前方Vロッド32は,交差部30と駆動車軸5のデ
ィファレンシャル装置を内蔵するハウジングカバー31
との間に,車両後方に向かって分岐した状態に配置され
ている。即ち,駆動車軸5のアクスルケース13と一体
構成されたハウジングカバー31の膨出上部に取り付け
られた前方取付けブラケット35に対して,前方Vロッ
ド32の会合端部34が連結されている。また,前方V
ロッド32の各分岐端部36は,交差部30において車
体フレーム2とクロスメンバ29とに取付けられた交差
ブラケット37に対して連結されている。会合端部34
と一対の分岐端部36とはそれぞれロッド部32aによ
って一体的に接続されている。
【0008】後方Vロッド33は,車体フレーム2と交
差する交差部30と,従動車軸6のアクスルケース14
に取り付けられた後方取付けブラケット38との間にお
いて,車両前方に向かって分岐した状態に配置されてい
る。即ち,従動車軸6のアクスルケース14の上面に取
り付けられた後方取付けブラケット38に対して,後方
Vロッド33の会合端部39が枢着され,後方Vロッド
33の各分岐端部40が,交差部30において車体フレ
ーム2とクロスメンバ29とに取付けられた交差ブラケ
ット41に対して連結されている。会合端部39と一対
の分岐端部40とはそれぞれロッド部33aによって一
体的に接続されている。交差ブラケット41は,前方V
ロッド32についての交差ブラケット37と対称配置さ
れており,クロスメンバ29を間に挟んだ状態で背中合
わせにして連結されている。
【0009】前方Vロッド32と後方Vロッド33と
は,トルクロッド17の場合と同様に,車両が凹凸路面
を走行する場合にサスペンションが機能するように,タ
イヤ8,9とアクスルケース13,14を含む後車軸4
が車体フレーム2に対して上下方向に変位するのを許容
しなければならない。そのため,前方Vロッド32と後
方Vロッド33において,会合端部34は前方取付けブ
ラケット35に対して駆動車軸5と平行な軸の回りに回
動可能に連結され,会合端部39は後方取付けブラケッ
ト38に対して従動車軸6に平行な軸の回りに回動可能
に連結されている。同様に,前方Vロッド32の分岐端
部36は交差ブラケット37に対して,また後方Vロッ
ド33の分岐端部40も交差ブラケット41に対して回
動可能に連結されている。会合端部34,39と分岐端
部36,40は,上記ブラケット35,38,37,4
1に対して回動可能に連結されるので,前方Vロッド3
2と後方Vロッド33とを各ブラケットに取り付けるに
際してロッドの姿勢を整えることもできる。
【0010】前方Vロッド32と後方Vロッド33と
は,アクスルケース13と車体フレーム2との間にトラ
ス構造を形成しているので,車両の発進や加減速時或い
は傾斜路上に走行又は駐車時に車体フレーム2とアクス
ルケース13,14との間に作用する縦方向(車両長手
方向)の力については,トルクロッド17と同様に伝達
する機能を有すると共に,アクスルケース13,14と
車体フレーム2との間において車両旋回時に遠心力によ
って横方向(車両幅方向)の力を伝達することもでき
る。なお,会合端部34,39と分岐端部36,40と
は,上記ブラケット35,38,37,41に対して,
上記平面内の力を伝達可能とし,且つガタ付きなく連結
するように,連結部には弾性ブシュが介装されている。
【0011】駆動車軸5のアクスルケース13の両側に
取付けられた各ビーム24の下部間には,駆動車軸側に
設けられたスタビライザ,即ち,第1スタビライザ42
が掛け渡されている。第1スタビライザ42について
は,車両の前方に延びる第1アーム部分44のみを示し
ている。第1アーム部分44の先端部は,車体フレーム
2にブラケット46を介して上側枢着部48によって回
動可能に取り付けられて垂下する第1ロッド47に対し
て,下側枢着部49によって枢着されている。従動車軸
6についても,同様に,各ビーム24の下部間には,第
2スタビライザ52が掛け渡されている。第2スタビラ
イザ52は,第2捩じり棒部分53と第2アーム部分5
4とから構成されており,各ビーム24の下部に設けら
れた支持部55によって回動自在に支持されている。第
2アーム部分54の先端部は,車体フレーム2にブラケ
ット56を介して上側枢着部58によって回動可能に取
り付けられて垂下する第2ロッド57に対して,下側枢
着部59によって枢着されている。車両が横揺れを起こ
して車幅方向片側において車体フレーム2とアクスルケ
ース13,14との間で上下方向に相対変位が生じる
と,第1スタビライザ42と第2スタビライザ52は,
その変位に応じて捩じり力を発生し,車幅方向他側での
車体フレーム2とアクスルケース13,14との間の高
さに影響を及ぼして,車両の横揺れを防止する。
【0012】上述したように,エアばね21を用いたエ
アサスペンションは,エアばね21内への圧縮空気の供
給と圧力の調節によって車高調整が容易である等の利点
があるため,近年大型車両にも使用されつつある。とこ
ろが,エアばね21は,ダイヤフラムとその内部で相対
往復動するピストンとから成っているため,エアばね2
1には,縦及び横方向の位置決め機能がない。そのた
め,車体フレーム2とアクスルケース13,14とが縦
方向と横方向にずれないように,トルクロッド等を用い
るリンク機構のような連結構造が必要となっており,上
記の例に記載のとおり,Vロッドを使用すると車体フレ
ームへの力の伝達が二分されるので都合がよい。
【0013】後2軸のアクスルケースと車体フレームと
の間において,エアサスペンションと板ばねとの併用に
よって構成されているサスペンション装置がある。この
サスペンション装置については,図示しないが,駆動車
軸及び従動車軸の各アクスルケースは,板ばねによって
支持されており,板ばねの車体フレームに対する支持
は,例えば前端を車体フレームに枢支し,後端をエアサ
スペンションを介して車体フレームに取り付けることに
より行われている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】アクスルケースと車体
フレームとの間をVロッドで連結する場合,Vロッドの
会合端部をアクスルケースに対してコンパクトに取り付
けることが求められる。しかしながら,Vロッドの一対
のロッド部が定める平面内に働く力をアクスルケースと
の間で伝達するには,会合端部に回動可能に取り付けら
れ且つの両側に延びる端部を有する支持ピンを,上記平
面内に置かれるボルトによってアクスルケースに取り付
ける必要がある。ところで,一対のロッド部は支持ピン
に対して直交して延びるのではなく斜めに延びているた
め,ロッド部と支持ピンとの間にはボルトの取付け作業
のために充分なスペースが得られない。そのため,Vロ
ッドをアクスルケースに上手に組み付けることができ
ず,Vロッドをアクスルケースに取り付ける作業に長い
時間を要し,作業効率が低下していた。
【0015】即ち,図9に示すように,後方Vロッド3
3をアクスルケース14に取り付けた例を説明すると,
後方取付けブラケット38の耳状取付部114を,Vロ
ッド33のロッドブラケット33aと会合端部39から
両側に延び出す第1支持ピン112の端部115との間
に配置した場合には,耳状取付部114は狭いスペース
に入り込むことになる。耳状取付部114に形成された
挿通孔134と第1支持ピン112の端部115に形成
された挿通孔135とに挿通されるボルト136に対し
て上記スペース内に配置されるナット137を締め付け
ることは,ナットに工具を係止することが事実上不可能
であるのでボルト136の頭部に工具を係止して回転さ
せることになる。
【0016】しかしながら,ボルト136の頭部側で締
付け操作をすることは,ボルトの捩じりに締付けトルク
を消費するので,端部115と耳状取付部114との間
に充分な締付け軸力を得るには,求められる締付けトル
クが大きくなる。即ち,高軸力を発生させるためには,
同じ締付けトルクを管理しようとする場合,ボルト13
6の頭部側から締め付けるのではなくナット137側か
ら締め付ける方が有利である。なお,138は,ナット
137とブラケット38との接触面圧を低下させるため
のワッシャ又はナットに付けられたフランジである。ナ
ット137をスパナ等の工具で押さえるだけのスペース
が得られないので,ボルト136の頭部側から締付け操
作をするときにナット137の共回りを防止しようとし
ても,ワッシャ又はフランジ138が存在しているため
に,ブラケット38と一体な回り止めを形成することが
できない。
【0017】また,図10に示すように,ブラケット3
8の耳状取付部114と,第1支持ピン112の端部1
15との位置を取り替えた配置とした連結構造において
は,ブラケット38は通常鋳物で製作されるために鍛造
品の降伏点よりも大幅に低い降伏点を有するので,ボル
ト136の頭部がブラケット38に接触する面圧を低下
させるため,138で示すように,ボルト136の頭部
にフランジを付けたりワッシャを介して接触面積を拡大
させることが必要である。しかしながら,この場合,こ
の面圧に抗してボルト136の頭部を回転させねばなら
ず,ボルト136による締付け軸力を確保するには,ボ
ルト136の捩じりに要するトルクに加えて更に大きな
締付けトルクを必要とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,上記
課題を解決することであり,Vロッドの会合端部に回動
自在に連結された支持ピンの両端をアクスルケースに連
結部で取り付けるのに,ロッド部と支持ピンの端部との
間のスペースには,取付け用のボルトの頭部をブラケッ
トに設けられた回り止めで連れ回りを防止された状態で
配置すると共に,ブラケットはこのスペースの外側に配
置することによって,ボルトに対するナットの締付け操
作を簡単化することを可能にするアクスルケースと車体
フレームとの連結構造を提供することである。
【0019】即ち,この発明は,上記の目的を達成する
ため,次のように構成されている。即ち,この発明は,
車軸を回転自在に支持するアクスルケース,前記アクス
ルケースに対してサスペンション装置を介して支持され
る車体フレーム,並びに前記アクスルケースに第1連結
部で取り付けられる会合端部,前記車体フレームに第2
連結部でそれぞれ取り付けられる一対の分岐端部,及び
前記会合端部と前記分岐端部とを接続する一対のロッド
部から成るVロッドを備え,前記第1連結部は前記アク
スルケースに取り付けられたブラケット,前記会合端部
に回動自在に取り付けられると共に前記会合端部から各
側に突出した端部が前記ブラケットに対して前記分岐端
部側に位置される支持ピン,及び頭部を前記分岐端部側
に位置させた状態で前記支持ピンの前記端部を前記取付
けブラケットにナットで締め付けるボルトを有し,前記
ブラケットには前記ナットの締付け時に前記ボルトの共
回りを防止するため前記頭部と係合する回り止め部が形
成されていることから成るアクスルケースと車体フレー
ムとの連結構造に関する。
【0020】この発明は,上記のように構成されている
ので,次のように作動する。即ち,ロッド部と支持ピン
の端部との間の比較的狭いスペースには,ブラケットは
配置されず,ブラケットはこのスペース外に配置され
る。このスペースには,ボルトの頭部をブラケットの回
り止めと係合した状態で配置するので,ボルトに螺合す
るナットをこのスペースの外側の操作し易い側から操作
でき,しかもナットの締付け時にボルトの頭部をスパナ
等の工具で抑えなくても,回り止め部がボルトの共回り
を防止する。更に,ナットの締付けによって締付け操作
をするので,締付けトルクがボルトの軸部の捩じりに消
費されず,締付けトルクが少なくて済む。
【0021】また,このアクスルケースと車体フレーム
との連結構造において,前記ブラケットは鋳造品で形成
されており,ナットはフランジ付きナットである。ブラ
ケットが鋳造品であるとすると,その降伏点は鍛造品と
比較して大幅に低下している。したがって,ナットをフ
ランジ付きナットとしてブラケットとの接触面積を拡大
すると,ブラケットの損傷が回避される。
【0022】また,このアクスルケースと車体フレーム
との連結構造において,前記ブラケットは鋳造品で形成
されており,ナットと接触するブラケットの座面には油
脂がコーティングされている。上記と同様に,ブラケッ
トが鋳造品であるとすると,その降伏点は鍛造品と比較
して大幅に低下するので,充分なボルトの締付け軸力を
得るまでに,ナットの締付け時にブラケットの接触面が
損傷するのが防止される。
【0023】また,このアクスルケースと車体フレーム
との連結構造において,前記取付けブラケットの前記回
り止め部は,前記頭部に形成された係合部と係合する係
合面を有している。ブラケットをロッドブラケットと支
持ピンとの間のスペースにまで入り込ませるとVロッド
の取付けが困難になるが,例えば,頭部を四角形に形成
して一側面を係合部としたような場合,ボルトに形成さ
れた係合部を,上記スペースにまで入り込まないように
ブラケットに形成された係合面と係合させることで,V
ロッドの取付けを困難にすることなくナットの回り止め
を行うことが可能となる。
【0024】また,上記のアクスルケースと車体フレー
ムとの連結構造において,前記アクスルケースと前記車
体フレームとは,Vロッドの一対のロッド部が定める平
面と略平行な位置において,アクスルケースと車体フレ
ームに枢着されたストレートロッドで連結されている。
アクスルケースと車体フレームとの連結を,Vロッドと
平行な別のストレートロッドで連結すると,アクスルケ
ースは車体フレームに対して平行リンク機構と同様の機
構で支持されて安定化する。
【0025】また,上記のアクスルケースと車体フレー
ムとの連結構造において,前記サスペンション装置は,
エアサスペンション装置として構成されている。エアサ
スペンション装置は,縦及び横方向の力を支えることが
できないので,Vロッドやストレートロッドからなるト
ルクロッド等のロッド機構が必要となる。
【0026】更に,上記のアクスルケースと車体フレー
ムとの連結構造において,前記エアサスペンション装置
は,前記アクスルケースの下部から車両の前後方向に延
びるビーム,及び前記ビームの両端部と前記車体フレー
ムとの間に配置された一対のエアばねから構成されてい
る。一つのアクスルケースに対して4つのエアばねによ
って支持されることになるので,一つ当たりのエアばね
が支える荷重が軽くなり,エアばねの耐久性が向上す
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照しつつ,こ
の発明のアクスルケースと車体フレームとの連結構造の
一実施例を説明する。図1はこの発明によるアクスルケ
ースと車体フレームとの連結構造の一実施例を示す平面
図である。図2はこの発明によるアクスルケースと車体
フレームとの連結構造のアクスルケースと取付けブラケ
ットとを示す平面図,図3は図2に示したアクスルケー
スと取付けブラケットとの正面図,図4は図2に示した
アクスルケースと取付けブラケットとの側面図,図5は
第1連結部の拡大側面図,そして図6は図1に示された
アクスルケースと車体フレームとの連結構造において,
会合端部又は分岐端部と支持ピンとの係合構造を示す一
部断面図である。なお,図1及び図2に示すアクスルケ
ースと車体フレームとの連結構造において,図8に示し
た例において用いられている構成要素と同等の構成要素
には同じ符号を付して,これらの構成要素についての再
度の説明を省略する。
【0028】この発明によるアクスルケースと車体フレ
ームとの連結構造は,後2軸1軸駆動(6×2)の形式
の車両及びその他の軸駆動(例えば,6×4)の形式の
車両に適用できるものである。図1は,後方Vロッド3
3(以下,単に「Vロッド33」と称する)を用いてア
クスルケース14と車体フレーム2との間を連結する連
結構造を示しており,この連結構造は,図8に示されて
いるように,サスペンション装置としてエアサスペンシ
ョン装置を備え且つトルクロッドブラケット22とビー
ム24とに枢着されたトルクロッド17と共にアクスル
ケース14と車体フレーム2とを連結する車両に適用可
能である。アクスルケース14は,従動車軸6(図7)
を回転自在に支持するアクスルケースである。Vロッド
33は,一対の車両前方に開脚状に広がったロッド部3
3a,33aと,ロッド部33aの後方端部に固定され
た二股状の会合端部39と,ロッド部33aの前方先端
に固定された分岐端部40とからなっている。アクスル
ケース14に対してエアサスペンション装置(図1に図
示せず。図8参照)を介して支持される車体フレーム2
は,車両長手方向に延びるサイドメンバ20とサイドメ
ンバ20と交差するクロスメンバ29とから成ってい
る。Vロッド33の会合端部39は,アクスルケース1
4に第1連結部110で回動可能に取り付けられてい
る。Vロッド33の各分岐端部40は,それぞれ第2連
結部111で車体フレーム2に回動可能に取り付けられ
ている。
【0029】第1連結部110は,アクスルケース14
に取り付けられた後方取付けブラケット38と,Vロッ
ド33の会合端部39のボス部113に回動可能に支持
された第1支持ピン112と,後方取付けブラケット3
8の耳状取付部114と前記第1支持ピン112の両端
部115とに整合するように形成された孔に挿通される
第1ボルト116と,第1ボルト116のねじ部にねじ
込まれるナット117とからなっている。第1支持ピン
112,第1ボルト116は,それぞれこの発明による
支持ピン,ボルトに相当する。
【0030】一対の第2連結部111は,車体フレーム
2のサイドメンバ20とクロスメンバ29との交差部3
0にサイドメンバ20とクロスメンバ29とに跨がって
取り付けられた交差ブラケット41と,Vロッド33の
分岐端部40のボス部123に回動可能に支持された第
2支持ピン122と,第2支持ピン122の両端部12
5に形成されている挿通孔128を通して交差ブラケッ
ト41の3箇所の取付部124に形成されたねじ穴12
7にねじ込まれる3本の第2ボルト126と,交差ブラ
ケット41の1箇所の取付部124に植え込まれた1本
の植込みボルト129と,植込みボルト129に締め付
けられて,対応する第2支持ピン122の端部125を
取付部124に取り付けるナット130とからなってい
る。なお,交差ブラケット41は,この発明のアクスル
ケースと車体フレームとの連結構造におけるブラケット
を構成している。
【0031】第2連結部111は,このように,Vロッ
ド33の分岐端部40に回動自在に取り付けられた第2
支持ピン122の両端125を挿通して,第2支持ピン
122を交差ブラケット41に対して取り付けるボルト
126のうち,1本を交差ブラケット41に植え込んだ
植込みボルト129としたので,Vロッド33の各分岐
端部40をそれぞれ対応する交差ブラケット41にあて
がう場合に,1本の植込みボルト129を第2支持ピン
122の端部125に形成された挿通孔128に挿通さ
せると,大きな重量を有するVロッド33の相当の部分
を植込みボルト129に支えさせることができる。その
後の第2ボルト126による締付け作業を簡単に行うこ
とができる。
【0032】図2〜図4に示すように,アクスルケース
14は,両端側に溶接等で一体化された取付組立体25
を備えており,取付組立体25を介してビーム24(図
8参照)をボルト等の固着手段で取付けている。アクス
ルケース14の中央位置にはこの発明によるアクスルケ
ースと車体フレームとの連結構造においてブラケットを
構成している後方取付けブラケット38が,溶接等の手
段でアクスルケース14に一体化されている。なお,後
方取付けブラケット38には,適宜の軽量化のための孔
が穿設されている。後方取付けブラケット38の上部に
は,第1連結部110で連結されるVロッド33の会合
端部39を車幅方向両側から挟むように一対の耳状取付
部114が突出している。
【0033】一対の耳状取付部114から見てVロッド
33の分岐端部側,即ち,Vロッド33が取り付けられ
る側に隣接して,回り止め部140が形成されている。
回り止め部140は上面を第1ボルト116の頭部14
2(図5,後述する)が係合する係合面141を有して
いる。第1連結部の詳細を図5に基づいて説明すると,
図5に示されている各構成要素のうち図9又は図10に
示された構成要素と同等のものについては,同じ機能を
有するものであり,同じ符号を付して再度の説明を省略
する。回り止め部140は,後方取付けブラケット38
からVロッド33の分岐端部側に第1支持ピン112の
端部115と干渉しないように迂回して延びて形成され
ている。第1ボルト116の頭部142は,例えば高さ
の低い四角柱に形成されており,その平坦な一側面を係
合部として係合面141に係合させることにより,第1
ボルトの回り止めを果たしている。回り止め部140
は,ナット117の締付け時にボルト116が共回りを
するのを防止する。なお,ナット137をフランジ付き
ナットとすると,フランジ138は,ナット137が後
方取付けブラケット38に対して締め付けられる時に,
鋳造品である後方取付けブラケット38と当接する当接
面積を拡大して面圧を低下させ、後方取付けブラケット
38の当接面の損傷を防止する。フランジ138に代え
てワッシャを用いてもよる。更にこの当接面に油脂をコ
ーティングして,ナット137と後方取付けブラケット
38との焼付けを防止してももい。
【0034】図6は,分岐端部40のボス部123と第
2支持ピン122との支持構造を示す図である。第2支
持ピン122がボス部123に嵌合する部分は,中央部
ほど膨らんだ拡径部118となっている。第2支持ピン
122の拡径部118とボス部123の内部に形成され
た貫通孔119との間には,弾性体120が埋められて
おり,弾性体120の両端は押さえ金具121で拘束さ
れている。第2支持ピン122の支持構造は,以上のよ
うに構成されているので,第2支持ピン122とボス部
123とは,僅かに揺動運動ばかりでなく縦方向と横方
向の力の伝達も可能な支持部構造が形成される。なお,
会合端部39における第1支持ピン112の支持構造に
ついても,図6に示した構造と同様の構造を有してい
る。
【0035】以上,従動車軸6を回転自在に支持するア
クスルケース14と車体フレーム2との間に適用される
連結構造について説明したが,この発明によるアクスル
ケースと車体フレームとの連結構造は,駆動車軸5を回
転自在に支持するアクスルケース13と車体フレーム2
との間の連結構造にも適用できることは明らかである。
【0036】
【発明の効果】この発明は,上記のように構成されてい
るので,次のような効果を奏する。即ち,この発明によ
るアクスルケースと車体フレームとの連結構造によれ
ば,第1連結部はアクスルケースに取り付けられたブラ
ケット,会合端部に回動自在に取り付けられると共に会
合端部から各側に突出した端部が前記ブラケットに対し
て分岐端部側に位置される支持ピン,及び頭部を分岐端
部側に位置させた状態で支持ピンの端部を取付けブラケ
ットにナットで締め付けるボルトを有し,ブラケットに
はナットの締付け時にボルトの共回りを防止するため頭
部と係合する回り止め部を形成したので,ブラケット
は,ロッド部と支持ピンの端部との間の比較的狭いスペ
ースには配置されない。このスペースには,ボルトの頭
部をブラケットの回り止めと係合した状態で配置するの
で,ボルトに螺合するナットをこのスペースの外側の操
作し易い側から操作でき,しかもナットの締付け時にボ
ルトの頭部をスパナ等の工具で抑えなくても,回り止め
部がボルトの共回りを防止する。更に,ナットの締付け
によって締付け操作をするので,締付けトルクがボルト
の軸部の捩じりに消費されず,締付けトルクが少なくて
済み,総合的に見て第1連結部のボルト止め作業が格段
に簡単化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるアクスルケースと車体フレーム
との連結構造の一実施例を示す平面図である。
【図2】この発明によるアクスルケースと車体フレーム
との連結構造のアクスルケースと取付けブラケットとを
示す平面図である。
【図3】図2に示したアクスルケースと取付けブラケッ
トとの正面図である。
【図4】図2に示したアクスルケースと取付けブラケッ
トとの側面図である。
【図5】図1に示されている第1連結部の拡大側面図で
ある。
【図6】図1に示されたアクスルケースと車体フレーム
との連結構造において,分岐端部と支持ピンとの係合構
造を示す一部断面図である。
【図7】従来の後2軸車両の全体の概要を示す説明図で
ある。
【図8】後2軸車両用サスペンション装置にエアばねを
用いた後車軸の一例を示す斜視図である。
【図9】従来のアクスルケースと車体フレームとの連結
構造におけるVロッドの第1連結部の一連結態様を示す
側面図である。
【図10】従来のアクスルケースと車体フレームとの連
結構造におけるVロッドの第1連結部の別の連結態様を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 後2軸車両 2 車体フレーム 4 後車軸 5 駆動車軸 6 従動車軸 13 アクスルケース 14 アクスルケース 17 クロスロッド(ストレートロッド) 20 サイドメンバ 21 エアばね 24 ビーム 29 クロスメンバ 30 交差部 32 前方Vロッド 32a ロッド部 33 後方Vロッド 33a ロッド部 34,39 会合端部 36,40 分岐端部 38 後方取付けブラケット 110 第1連結部 111 第2連結部 112 第1支持ピン 115 第1支持ピンの端部 116 第1ボルト 117 ナット 140 回り止め部 141 係合面 142 頭部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車軸を回転自在に支持するアクスルケー
    ス,前記アクスルケースに対してサスペンション装置を
    介して支持される車体フレーム,並びに前記アクスルケ
    ースに第1連結部で取り付けられる会合端部,前記車体
    フレームに第2連結部でそれぞれ取り付けられる一対の
    分岐端部,及び前記会合端部と前記分岐端部とを接続す
    る一対のロッド部から成るVロッドを備え,前記第1連
    結部は前記アクスルケースに取り付けられたブラケッ
    ト,前記会合端部に回動自在に取り付けられると共に前
    記会合端部から各側に突出した端部が前記ブラケットに
    対して前記分岐端部側に位置される支持ピン,及び頭部
    を前記分岐端部側に位置させた状態で前記支持ピンの前
    記端部を前記取付けブラケットにナットで締め付けるボ
    ルトを有し,前記ブラケットには前記ナットの締付け時
    に前記ボルトの共回りを防止するため前記頭部と係合す
    る回り止め部が形成されていることから成るアクスルケ
    ースと車体フレームとの連結構造。
  2. 【請求項2】 前記ブラケットは鋳造品で形成されてお
    り,前記ナットはフランジ付きナットであることから成
    る請求項1に記載のアクスルケースと車体フレームとの
    連結構造。
  3. 【請求項3】 前記ブラケットは鋳造品で形成されてお
    り,前記ナットと接触する前記取付けブラケットの座面
    には油脂がコーティングされていることから成る請求項
    1に記載のアクスルケースと車体フレームとの連結構
    造。
  4. 【請求項4】 前記ブラケットの前記回り止め部は,前
    記頭部に形成された係合部と係合する係合面を有するこ
    とから成る請求項1〜3のいずれか1項に記載のアクス
    ルケースと車体フレームとの連結構造。
  5. 【請求項5】 前記アクスルケースと前記車体フレーム
    とは,前記Vロッドの前記一対のロッド部が定める平面
    と略平行な位置において,前記アクスルケースと前記車
    体フレームに枢着されたストレートロッドで連結されて
    いることから成る請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    アクスルケースと車体フレームとの連結構造。
  6. 【請求項6】 前記サスペンション装置は,エアサスペ
    ンション装置であることから成る請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載のアクスルケースと車体フレームとの連結
    構造。
  7. 【請求項7】 前記エアサスペンション装置は,前記ア
    クスルケースの下部から車両の前後方向に延びるビーム
    と,前記ビームの両端部と前記車体フレームとの間に配
    置された一対のエアばねから構成されていることから成
    る請求項1〜6のいずれか1項に記載のアクスルケース
    と車体フレームとの連結構造。
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