JPH1032391A - 取付シャーシ - Google Patents

取付シャーシ

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JPH1032391A
JPH1032391A JP18522396A JP18522396A JPH1032391A JP H1032391 A JPH1032391 A JP H1032391A JP 18522396 A JP18522396 A JP 18522396A JP 18522396 A JP18522396 A JP 18522396A JP H1032391 A JPH1032391 A JP H1032391A
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JP
Japan
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chassis
base
mounting
base chassis
engaging
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JP18522396A
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English (en)
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Masanobu Morioka
政信 森岡
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各部分のアース電位を一定にするとともに、
電磁波の漏洩を防止する。 【解決手段】 一方縁に取付板8が設けられたベースシ
ャーシ2と、このベースシャーシ2の取付板8に対応し
た位置に取付壁18が設けられてベースシャーシ2に取
り付けられたフロントシャーシ4とを備える。そして、
この取付シャーシ1は、ベースシャーシ2の取付板8に
一対の係合穴12A、12Bが設けられるとともに、フ
ロントシャーシ4の取付壁18に一対の係合突片20
A、20Bが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超小型カメラ、接
続端子、駆動モータ等が取り付けられる取付シャーシに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の取付シャーシは、略矩形状のベー
スシャーシと、このベースシャーシの一方縁に屈曲して
設けられた略矩形状のバックシャーシと、ベースシャー
シの他方縁にネジ止めされて取り付けられた略矩形状の
フロントシャーシとを備えている。
【0003】ベースシャーシには、両側縁に一対の側壁
が上方に屈曲して設けられている。ベースシャーシは、
側壁の先端から内方に一対のネジ止め部が屈曲して設け
られている。
【0004】バックシャーシは、両側縁に位置して、ベ
ースシャーシの接合片に重ね合わせられる側壁が前方に
屈曲して設けられている。
【0005】フロントシャーシは、両側縁に側壁が後方
に屈曲して設けられている。このフロントシャーシの両
側壁は、両側壁の上縁に、ベースシャーシのネジ止め部
に重ね合わせられる一対のネジ止め部が内方に屈曲して
設けられている。
【0006】まず、取付シャーシにおいては、ベースシ
ャーシの側壁がプレス機等によって屈曲されて設けられ
る。次に、バックシャーシは、側壁が屈曲されて設けら
れた後にベースシャーシ側に屈曲される。そして、フロ
ントシャーシは、ベースシャーシの他方縁にネジ止めさ
れて取り付けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の取付シャーシは、EMC対策上、各部分どこでもア
ース電位が一定となることが望ましい。しかしながら、
取付シャーシは、諸機能部品を搭載するために、ベース
シャーシのアース電位と、屈曲されて設けられたバック
シャーシや側壁のアース電位とが一定となることができ
ないといった問題点があった。この問題点を解決する手
段としては、ベースシャーシとバックシャーシや側壁と
を接触させて閉ループを形成する手段が考えられる。
【0008】しかしながら、上述した取付シャーシは、
バックシャーシがベースシャーシ側に屈曲される際に、
バックシャーシの側壁がベースシャーシの側壁の一方縁
に衝突するおそれがある。このため、取付シャーシは、
バックシャーシの側壁とベースシャーシの側壁との間に
間隙を設ける必要が生じ、閉ループを完全に形成するこ
とができないといった問題点が生じる。
【0009】このため、取付シャーシは、ベースシャー
シとバックシャーシや側壁とを溶接やネジ止め等によっ
て固定して閉ループを形成するといった手段が考えられ
る。しかしながら、この取付シャーシは、構造が複雑化
するとともに、製造コストが増大するといった問題点が
生じる。
【0010】一方、取付シャーシは、バックシャーシの
側壁とベースシャーシの側壁との間に間隙が設けられる
と、内部の電磁波が外部へと漏洩するとともに、外部の
電磁波が内部へと漏洩するといった問題点があった。
【0011】また、取付シャーシは、フロントシャーシ
がベースシャーシにネジ止めされているだけなので、フ
ロントシャーシがベースシャーシに対してガタを生じる
とともに直角に取り付けることが困難とされる。このた
め、取付シャーシは、フロントシャーシとベースシャー
シとの間に間隙が生じ、内部の電磁波が外部へと漏洩す
るとともに、外部の電磁波が内部へと漏洩するといった
問題点があった。 そこで、本発明は、各部分のアース
電位を一定にするとともに、電磁波の漏洩を防止した取
付シャーシを提供することを目的に提案されたものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係る取付シャーシは、一方縁に取付手段が設けられ
たベースシャーシと、このベースシャーシの取付手段に
対応した位置に取付手段が設けられてベースシャーシに
取り付けられたフロントシャーシとを備えている。そし
て、この取付シャーシは、ベースシャーシの取付手段に
係合部が設けられるとともに、フロントシャーシの取付
手段に被係合部が設けられている。
【0013】以上のように構成された取付シャーシは、
フロントシャーシの取付手段に設けられた係合部がベー
スシャーシの取付手段に設けられた被係合部に掛けられ
る。次に、フロントシャーシは、上記係合部が掛けられ
た被係合部を支点として、ベースシャーシ側に回転され
る。このとき、フロントシャーシは、取付手段がベース
シャーシの取付手段に重ね合わされて、ベースシャーシ
に取り付けられる。
【0014】また、本発明に係る取付シャーシは、両側
縁に側壁が設けられたベースシャーシと、両側縁にベー
スシャーシの側壁に重ね合わせられる側壁が設けられて
ベースシャーシの一方縁に屈曲されて設けられたバック
シャーシとを備えている。そして、この取付シャーシ
は、ベースシャーシの側壁とバックシャーシの側壁との
いずれか一方に、他方の側壁を押圧する凸部が設けられ
ている。
【0015】以上のように構成される取付シャーシは、
まず、バックシャーシに側壁が屈曲して設けられた後、
ベースシャーシの一方縁から屈曲される。このとき、バ
ックシャーシは、側壁に設けられた凸部がベースシャー
シの側壁の一方縁に接触する。そして、バックシャーシ
は、さらに屈曲されると、この凸部がベースシャーシの
側壁を内方に押圧する。そして、バックシャーシは、側
壁の内面がベースシャーシの側壁の外面に重ね合わされ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図1乃至図14の図面を参照して詳細に説
明する。本発明の実施の形態として示す取付シャーシ1
は、図1に示すように、略矩形状のベースシャーシ2
と、このベースシャーシ2の一方縁に上方に屈曲して設
けられた略矩形状のバックシャーシ3と、ベースシャー
シ2の他方縁に噛み合わされて取り付けられた略矩形状
のフロントシャーシ4とを備えている。
【0017】ベースシャーシ2には、図2に示すよう
に、両側縁に一対の側壁5A、5Bが上方に屈曲して設
けられている。この側壁5A、5Bの先端縁には、配線
基板等を固定するネジ止め部6が内方に屈曲して設けら
れている。また、ベースシャーシ2は、図2に示すよう
に、両側壁5A、5Bの後方側に位置して、一対の接合
片7A、7Bが上方に突設されている。
【0018】このベースシャーシ2は、一方縁に亘っ
て、フロントシャーシ4が取り付けられる略L字状の取
付板8が設けられている。この取付板8は、図3に示す
ように、ベースシャーシ2の一方縁から上方に屈曲して
設けられた係合壁9と、この係合壁9の先端縁から前方
に屈曲して設けられた接合面10とを有している。
【0019】この接合面10は、図3に示すように、一
方縁の中央に位置して係合爪11が下方に屈曲して設け
られている。また、ベースシャーシ2には、係合爪11
の両側に位置して、略矩形状の一対の係合穴12A、1
2Bが係合壁9と接合面10とに亘って設けられてい
る。ベースシャーシ2は、図4に示すように、係合穴1
2A、12Bの係合壁9側の一方縁9Aから接合面10
の下面10Aまでの距離寸法Lがフロントシャーシ4の
厚さ寸法Hより略々大とされている。
【0020】また、ベースシャーシ2は、図3に示すよ
うに、取付板8の係合壁9の上方に位置して、一対のネ
ジ止め部13A、13Bが側壁5A、5Bの先端から内
方に屈曲して設けられている。このネジ止め部13A、
13Bは、係合穴12A、12Bの係合壁9側の一方縁
9Aを回転軸とした回転円の接線方向に傾斜されてい
る。
【0021】バックシャーシ3は、図2に示すように、
超小型カメラ、接続端子、駆動モータ等が取り付けられ
る各種の取付穴14が設けられている。バックシャーシ
3は、両側縁に位置して、ベースシャーシ2の接合片7
A、7Bに重ね合わせられる側壁15A、15Bが前方
に屈曲して設けられている。このバックシャーシ3の両
側壁15A、15Bは、ベースシャーシ2の両側壁5
A、5Bの間隔寸法より略大とされた間隔寸法を有して
いる。これら側壁15A、15Bには、図5に示すよう
に、ベースシャーシ2の接合片7A、7Bを押圧する略
円錐状の凸部16が内方に向かって突出されている。
【0022】以上のように構成されるバックシャーシ3
は、まず、側壁5A、5Bが屈曲して設けられた後、ベ
ースシャーシ2の後方縁から上方に屈曲される。このと
き、バックシャーシ3は、図6に示すように、両側壁1
5A、15Bに設けられた凸部16がベースシャーシ2
の接合片7A、7Bの後方縁7Cに接触する。そして、
バックシャーシ3は、さらに屈曲されると、図7中に矢
印Mで示すように、この凸部16がベースシャーシ2の
両側壁5A、5Bを内方に押圧する。そして、バックシ
ャーシ3は、図5に示すように、両側壁5A、5Bの内
面がベースシャーシ2の接合片7A、7Bの外面に重ね
合わされる。
【0023】上記凸部16は、この出っ張り量によっ
て、バックシャーシ3の両側壁5A、5Bのベースシャ
ーシ2の接合片7A、7Bに対する押圧力を調整するこ
とができる。また、この凸部16は、バックシャーシ3
の両側壁5A、5Bに設けられたが、ベースシャーシ2
の接合片7A、7Bに設けられても良い。
【0024】このフロントシャーシ4には、図8に示す
ように、前方側に位置して、操作パネルが取り付けられ
る取付面17が設けられている。フロントシャーシ4
は、ベースシャーシ2に取り付けられる取付壁18が他
方縁から後方に屈曲して設けられている。この取付壁1
8は、ベースシャーシ2の接合面10の係合爪11に係
合される略三角形状の切り欠き部19が設けられてい
る。また、フロントシャーシ4には、この切り欠き部1
9の両側に位置して、ベースシャーシ2の取付板8の係
合穴12A、12Bに進入する略矩形状の一対の係合突
片20A、20Bが取付壁18の他方縁から後方に突出
して設けられている。この係合突片20A、20Bに
は、先端から下方に屈曲して係合部21が設けられてい
る。
【0025】また、フロントシャーシ4は、両側縁に略
L字状の側壁22A、22Bが後方に屈曲して設けられ
ている。このフロントシャーシ4の両側壁22A、22
Bは、ベースシャーシ2の両側壁5A、5Bの間隔寸法
より略小とされた間隔寸法を有している。この側壁22
A、22Bの一部の上縁には、ベースシャーシ2のネジ
止め部13A、13Bに重ね合わせられる一対のネジ止
め部23A、23Bが内方に屈曲して設けられている。
このネジ止め部23A、23Bは、係合穴12A、12
Bの係合壁9側の一方縁9Aを回転軸とした回転円の接
線方向に傾斜されている。
【0026】以上のように構成されるフロントシャーシ
4は、まず、図3中に矢印Nで示すように、この取付壁
18の係合突片20A、20Bがベースシャーシ2の一
対の係合穴12A、12Bに下方から進入させる。上記
係合突片20A、20Bの係合部21は、図9に示すよ
うに、上記ベースシャーシ2の係合壁9の先端縁に掛け
られる。次に、フロントシャーシ4は、図9中に矢印R
で示すように、上記係合突片20A、20Bの係合部2
1が屈曲された位置を支点として、ベースシャーシ2側
に回転される。 また、フロントシャーシ4は、図10
に示すように、取付壁18の切り欠き部19がベースシ
ャーシ2の取付板8の係合爪11に進入されて係合され
る。このとき、フロントシャーシ4は、図11に示すよ
うに、取付壁18の上面18Aがベースシャーシ2の接
合面10の下面10Aに重ね合わされる。そして、フロ
ントシャーシ4は、図12に示すように、ネジ止め部2
3A、23Bがベースシャーシ2のネジ止め部13A、
13Bの下方に重ね合わせられる。そして、フロントシ
ャーシ4は、このネジ止め部23A、23Bとベースシ
ャーシ2のネジ止め部13A、13Bとが互いにネジ止
めされて、ベースシャーシ2に対して強固に取り付けら
れる。
【0027】さらに、フロントシャーシ4には、図1に
示すように、取付面17に、操作パネル25を保持する
略矩形の浅皿状のパネル保持部材24が取り付けられて
いる。このパネル保持部材24は、図13に示すよう
に、フロントシャーシ4の外周寸法より大とされた外周
寸法を有している。このパネル保持部材24は、フロン
トシャーシ4の外周縁を取り囲む外周壁26が設けられ
ている。また、パネル保持部材24は、フロントシャー
シ4の両側壁22A、22Bの近傍に対応した位置に、
一対のネジ止め突部27A、27Bが設けられている。
このパネル保持部材24は、ネジ止め突部27A、27
Bと近傍の外周壁26との間隔寸法が、フロントシャー
シ4の外周壁22A、22Bの厚さ寸法より大とされて
いる。
【0028】このため、フロントシャーシ4の取付面1
7は、図13に示すように、パネル保持部材24のネジ
止め突部27A、27Bに対応した位置に、一対の貫通
孔28A、28Bが設けられている。そして、フロント
シャーシ4の両側壁22A、22の上縁には、一対の貫
通孔28A、28Bに差し込まれたパネル保持部材24
のネジ止め突部27A、27Bをネジ止めする一対のネ
ジ止め部29A、29Bが設けられている。
【0029】まず、パネル保持部材24は、図1に示す
ように、ネジ止め突部27A、27Bがフロントシャー
シ4の貫通孔28A、28Bに差し込まれて、フロント
シャーシ4の取付面17に当接される。そして、パネル
保持部材24は、ネジ止め突部27A、27Bの先端が
フロントシャーシ4のネジ止め部29A、29Bに当接
されるとともにネジ止めされて、フロントシャーシ4に
取り付けられる。
【0030】操作パネル25は、図14に示すように、
略矩形の板状に形成されている。この操作パネル25
は、各押釦33が設けられた操作部30と、この操作部
30の後方側に設けられたシールド部材31と、このシ
ールド部材31の後方側に設けられた回路基板32とを
有している。シールド部材31は、取付シャーシ1の内
部から外部への電磁波や外部から内部への電磁波を遮断
する。また、回路基板32の下方には、ベースシャーシ
2に取り付けられた各装置に電気的に接続されるフレキ
シブル基板34が設けられている。さらに、シールド部
材31の下方には、このフレキシブル基板34に対応し
て、ベースシャーシ2に取り付けられる略帯状のシール
ド片35が設けられている。
【0031】このため、フロントシャーシ4とパネル保
持部材24には、図13に示すように、下方で操作パネ
ル25のフレキシブル基板34及びシールド片35が差
し込まれる略矩形の開口部36、37がそれぞれ設けら
れている。
【0032】この操作パネル25は、図1に示すよう
に、フレキシブル基板34及びシールド片35がパネル
保持部材24の開口部37とフロントシャーシ4の開口
部36とに差し込まれて、パネル保持部材24に取り付
けられる。シールド片35は、図1に示すように、略中
央部38が略90度に略L字状に曲げられて、先端に設
けられたネジ穴39が表裏を反転させた状態でネジ40
によってベースシャーシ2にネジ止めされている。
【0033】上述した実施の形態取付シャーシ1は、バ
ックシャーシ3に設けられた凸部16によってベースシ
ャーシ2の接合片7A、7Bとバックシャーシ3の両側
壁15A、15Bとが密接されることにより、ベースシ
ャーシ2とバックシャーシ3との間に隙が生じることが
防止されて、各部分のアース電位が一定とされるととも
に電磁波の漏洩が防止される。
【0034】また、この取付シャーシ1は、フロントシ
ャーシ4の係合突片20A、20Bがベースシャーシ2
の係合壁9の先端縁に掛けられてベースシャーシ2側に
回転されてフロントシャーシ4がベースシャーシ2にネ
ジ止めされることにより、ベースシャーシ2とフロント
シャーシ4との間に間隙が生じることが防止されて、電
磁波の漏洩が防止される。
【0035】また、この取付シャーシ1は、フロントシ
ャーシ4の係合突片20A、20Bがベースシャーシ2
の係合壁9の先端縁に掛けられてベースシャーシ2側に
回転されて取り付けられることにより、位置決めが不要
とされるとともにネジ止め箇所が減少され、製造効率が
向上される。
【0036】さらに、この取付シャーシ1は、フロント
シャーシ4がベースシャーシ2に対して障害物の無い方
向からネジ止めされることにより、強固に取り付けられ
るとともにネジ止め作業が容易とされ、製造効率が向上
される。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る取付シャーシは、バックシ
ャーシに設けられた凸部によってベースシャーシの側壁
とバックシャーシの側壁とが密接されることにより、ベ
ースシャーシとバックシャーシとの間に間隙が生じるこ
とが防止されて、各部分のアース電位が一定とされると
ともに電磁波の漏洩が防止される。
【0038】また、本発明に係る取付シャーシは、フロ
ントシャーシの係合部がベースシャーシの被係合部に掛
けられてベースシャーシ側に回転されてフロントシャー
シがベースシャーシにネジ止めされることにより、ベー
スシャーシとフロントシャーシとの間に間隙が生じるこ
とが防止されて、電磁波の漏洩が防止される。
【0039】また、この取付シャーシは、フロントシャ
ーシの係合部がベースシャーシの被係合部に掛けられて
ベースシャーシ側に回転されて取り付けられることによ
り、位置決めが不要とされるとともにネジ止め箇所が減
少され、製造効率が向上される。
【0040】さらに、この取付シャーシは、フロントシ
ャーシがベースシャーシに対して障害物の無い方向から
ネジ止めされることにより、強固に取り付けられるとと
もにネジ止め作業が容易とされ、製造効率が向上され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態取付シャーシを示す斜
視図である。
【図2】同取付シャーシを構成するベースシャーシとバ
ックシャーシとを示す斜視図である。
【図3】上記ベースシャーシの取付板を示す斜視図であ
る。
【図4】上記ベースシャーシの取付板に設けられた係合
穴を示す断面図である。
【図5】上記ベースシャーシに重ね合わされたバックシ
ャーシを示す断面図である。
【図6】上記バックシャーシの凸部がベースシャーシの
接合片の後方縁に接触する状態を示す斜視図である。
【図7】上記バックシャーシの凸部がベースシャーシの
接合片を押圧した状態を示す斜視図である。
【図8】上記取付シャーシを構成するフロントシャーシ
を示す斜視図である。
【図9】上記フロントシャーシの係合突片がベースシャ
ーシの係合穴に進入した状態を示す断面図である。
【図10】上記フロントシャーシの切り欠き部にベース
シャーシの係合爪が進入した状態を示す断面図である。
【図11】上記フロントシャーシの取付壁がベースシャ
ーシの取付板に重ね合わされた状態を示す断面図であ
る。
【図12】上記フロントシャーシのネジ止め部がベース
シャーシのネジ止め部に重ね合わされた状態を示す断面
図である。
【図13】上記フロントシャーシに取り付けられるパネ
ル保持部材と操作パネルとを示す斜視図である。
【図14】上記操作パネルを示す正面図である。
【符号の説明】
1 取付シャーシ、 2 ベースシャーシ、 4 フロ
ントシャーシ、 8取付板、 18 取付壁、 12
A,12B 係合穴、 20A,20B 係合突片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方縁に取付手段が設けられたベースシ
    ャーシと、 このベースシャーシの取付手段に対応した位置に取付手
    段が設けられてベースシャーシに取り付けられたフロン
    トシャーシとを備え、 ベースシャーシの取付手段に被係合部が設けられるとと
    もに、フロントシャーシの取付手段に係合部が設けられ
    ることを特徴とする取付シャーシ。
  2. 【請求項2】 フロントシャーシは、係合部がベースシ
    ャーシの被係合部に掛けられて被係合部を支点としてベ
    ースシャーシ側に回転されて取り付けられていることを
    特徴とする請求項1に記載の取付シャーシ。
  3. 【請求項3】 フロントシャーシは、ネジ止めされてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の取付シャーシ。
  4. 【請求項4】 両側縁に側壁が設けられたベースシャー
    シと、 両側縁にベースシャーシの側壁に重ね合わせられる側壁
    が設けられてベースシャーシの一方縁に屈曲されて設け
    られたバックシャーシとを備え、 ベースシャーシの側壁とバックシャーシの側壁とのいず
    れか一方に、他方の側壁を押圧する凸部が設けられてい
    ることを特徴とする取付シャーシ。
JP18522396A 1996-07-15 1996-07-15 取付シャーシ Withdrawn JPH1032391A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009081228A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Funai Electric Co Ltd 薄型モニタ装置のシールド構造
JP2013042171A (ja) * 2012-10-30 2013-02-28 Yazaki Corp シールドシェルの取付構造

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