JPH10323914A - コグドベルトの製造方法とこれに使用する金型 - Google Patents

コグドベルトの製造方法とこれに使用する金型

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JPH10323914A
JPH10323914A JP15294097A JP15294097A JPH10323914A JP H10323914 A JPH10323914 A JP H10323914A JP 15294097 A JP15294097 A JP 15294097A JP 15294097 A JP15294097 A JP 15294097A JP H10323914 A JPH10323914 A JP H10323914A
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JP
Japan
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mold
rubber layer
manufacturing
cogged belt
molded body
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Application number
JP15294097A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Ueda
敏広 上田
Toshiaki Arakane
利昭 荒金
Yoichi Hayashi
洋一 林
Haruo Yamada
春雄 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コグ部を正確に出現させ、更にベルトを作製
する際の作業工数を低減するとともに、母型の使用回数
を増加させ、また母型を被せた状態の金型を長期保存す
ることができるコグドベルトの製造方法とこれに使用す
る金型を提供することを目的とする。 【解決手段】 コグドベルトの製造方法において、表面
が窒化処理された円筒状の金型1に、円周方向に沿って
所定の間隔で凸状部32と凹状部31を交互に有すると
ともに凸状部32と凹状部31の表面に歯部帆布36を
被覆した円筒状の内母型30aを嵌入し、この母型30
aの上に圧縮ゴム層、心線、そして伸張ゴム層を構成す
る成形体15を作製した後、加硫する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコグドベルトの製造
方法とこれに使用する金型に係り、コグ部を正確に出現
させ、上コグ部と下コグ部の位置を狙い通りにして位置
ずれを防止し、更にベルトを作製する際の作業工数を低
減するとともに、母型の使用回数を増加させ、また金型
に発生する錆を阻止したローエッジシングルコグドベル
トやローエッジダブルコグドベルトのようなコグドベル
トの製造方法とこれに使用する金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の成形体の内周面にコグ部を付けた
ローエッジコグドベルトの製造方法として、プリフォー
ム製法やスパンコグ製法がその代表的なものである。プ
リフォーム製法では、予め用意したベルト周長よりも長
い平面状のゴク付母型の上に未加硫ゴムシートを設置
し、プレスにより加熱加圧して予備成形体を作製する。
金型にゴム層、心線を巻き付けた後に、上記予備成形体
をこの上から巻き付けて突き合わせ、ガムテープでジョ
イントして成型を終え、加硫工程へ移行していた。ここ
で使用されたゴク付母型は、表面に所定の間隔で凸状部
と凹状部を交互に有し、その裏面に補強用帆布を積層し
ていた。
【0003】また、スパンコグ製法としては、例えば米
国特許第4,106,966号明細書に開示されている
ように、円筒状の金属製金型に装着した円筒状の加硫ゴ
ム製の母型に予め型付けしていない補強布と未加硫ゴム
シートを巻き付け、心線を大きな張力でスパイラルに巻
き付けた後に、型付けしていない補強布と未加硫ゴムシ
ートを巻き付け、コグ形状をもった円筒状の外側母型に
嵌め込んで成型を終え、加硫工程へ移していた。
【0004】ここで使用されている円筒状の金属製金型
は、その表面が厚さ0.04〜0.05mm程度に硬質
のクロムメッキされていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プリフォーム製法で
は、補強布と未加硫ゴムシートとを予め形成しているた
めに正確なゴク部が成形されるが、プリフォームする工
程が付加されることから、コスト高になる問題があっ
た。しかも、作業者が平面状のゴク付母型の上に未加硫
ゴムシートを設置してプレスにより加熱加圧して得た母
型付きシート体をカッターにより所定長さに切断する時
には、シート体のコグ部が外から見えないために、コグ
山中央部を正確に切断していくことが困難であった。切
断した母型付きシート体を成形体の周りに巻き付けて突
き合わせてガムテープでジョイントしても、ジョイント
部に位置するコグ部の体積が他のコグ部と相違するた
め、得られたベルトも振れ、発音、回転変動等の品質異
常を起こすことがあった。また、母型は加硫時に補強用
帆布の熱収縮により変形することがあって、再使用が不
可能であり、母型の使用回数も限定されていた。
【0006】一方、スパンコグ製法では、プリフォーム
製法のもつ問題点は解決されたが、成形体と母型間に内
在する空気が残留して性格なコグ形状が成型されない問
題があった。
【0007】更に、ダブルコグドベルトの製造方法にお
いては、作業者が外側の母型を挿入する際に、外側の母
型の位置が内側の母型からずれることがあり、上コグ部
と下コグ部の位置が合致しない問題が発生した。特に、
最近のスノーモービル等の駆動装置に使用される変速ベ
ルトは、寿命を高めるうえで耐側圧性と可撓性が強く要
求されており、上コグ部と下コグ部の位置を正確に合わ
せる必要があった。
【0008】また、従来のベルトの製造方法に使用する
金型においては、円筒状の加硫ゴム製の母型を金型に被
せ、また成形しない時にはこの状態で金型置場に保管し
ていたために、母型と金型との間の底面から水蒸気が侵
入することがあった。いったん入った水蒸気は水滴とな
って金型に付着して長時間残留し、それが引き金となっ
て錆が発生していた。このため、たとえクロムメッキの
厚みを厚くしても、やはり同様に錆が発生した。この理
由として、クロムメッキ膜には小さなピンホールがある
言われており、その小さな穴の元であるメッキ膜の下に
内部の錆が発生していた。具体的には、初期状態では黒
ずみ、この箇所が徐々に広がり、やがて表面にざらざら
した外部の錆として出現していた。
【0009】また、従来の金型が大きな問題になったの
は、この金型を加硫缶に入れた際、内部の錆が加硫缶の
中に落下し、これが異物となって蒸気漏れなどを引き起
こしていた。
【0010】本発明はこのような問題点を改善するもの
であり、コグ部を正確に出現させ、更にベルトを作製す
る際の作業工数を低減するとともに、母型の使用回数を
増加させ、また母型を被せた状態の金型を長期保存する
ことができるコグドベルトの製造方法とこれに使用する
金型を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】即ち、本願の請求項1記
載の発明は、圧縮ゴム層にコグ部を配し、心線を接着ゴ
ム層に埋設したコグドベルトの製造方法において、表面
が窒化処理された金型に、円周方向に沿って所定の間隔
で凸状部と凹状部を交互に有するとともに該凸状部と凹
状部の表面に歯部帆布を被覆した円筒状の内母型を嵌入
し、該母型の上に圧縮ゴム層、心線、そして伸張ゴム層
を構成する成形体を作製した後、加硫することによって
該母型によりゴム層の表面を型付けすることにより、母
型と成形体間に内在する空気の抜けを良くして正確なコ
グ部の出現を可能とし、スパンコグ製法であるためにベ
ルトを作製する際の作業工数を低減し、また金型も長期
保存することができる。
【0012】本願の請求項2記載の発明は、圧縮ゴム層
と伸張ゴム層の両方にコグ部を配し、心線を接着ゴム層
内に埋設するように形成したコグドベルトの製造方法に
おいて、表面が窒化処理された金型に、円周方向に沿っ
て所定の間隔で凸状部と凹状部を交互に有するとともに
該凸状部と凹状部の表面に歯部帆布を被覆した円筒状の
内母型を挿入し、該内母型の上に圧縮ゴム層、心線、そ
して伸張ゴム層を構成する成形体を作製し、この成形体
の外側に設けたゴム層に、円周方向に沿って所定の間隔
で凸状部と凹状部を交互に有するとともに該凸状部と凹
状部の表面に歯部帆布を被覆した円筒状の外母型を挿入
設置した後、加硫することによって該母型によりゴム層
の表面を型付けすることにより、母型と成形体間に内在
する空気の抜けを良くして正確なコグ部の出現を可能と
し、スパンコグ製法であるためにベルトを作製する際の
作業工数を低減し、また金型も長期保存することができ
る。
【0013】本願の請求項3記載の発明は、円筒状の内
および外母型の歯部帆布として接着処理をしていないも
のを使用するため、母型と成形体間の空気抜けをより良
くして正確なコグ部の出現を可能にする。
【0014】本願の請求項4記載の発明は、円筒状の外
母型を成形体の外側に設けたゴム層に挿入し、位置合わ
せするため、上コグ部と下コグ部の位置を狙い通りにし
て位置ずれを防止することができる。
【0015】本願の請求項5記載の発明は、1つ以上の
ガイド棒を成形体の表面で金型の軸方向と平行に配置
し、その後円筒状の外母型を上記ガイド棒に沿って挿入
し、位置合わせし、上記ガイド棒を除去した後で、加硫
する方法であり、外母型の位置を固定する治具を使用す
るために、特にダブルコグベルトの製法において圧縮ゴ
ム層と伸張ゴム層に設けるコグ部の位置を狙い通りにす
ることができる。
【0016】本願の請求項6記載の発明は、支持台が中
心部に設けた主突起部と、主突起部を中心とした同心円
上に設けた係止穴と、主突起部の中心から離れた位置に
隣接した位置合わせ突起を有しているため、金型を目的
位置に正しく設置することができる。
【0017】本願の請求項7記載の発明は、金型の片方
もしくは両方の側壁が中心部に設けた保持穴と、円周方
向に沿って設けた係止穴と、中心部から離れた部位に設
けた位置合わせ突起を有しており、請求項6記載の発明
と同様に金型を設置するのが容易になる。
【0018】本願の請求項8記載の発明は、金型の保持
穴を支持台に設けた主突起部に挿入するとともに、金型
の位置合わせ突起を支持台の隣接した位置合わせ突起の
間に嵌入することにより、請求項6記載の発明と同様に
金型を短時間に設置することができる。
【0019】本願の請求項9記載の発明は、ガイド棒の
折り曲がった一方の端部を金型に設けた側壁の係止穴
に、また他方の端部を支持台に設けた係止穴に挿入する
ため、ガイド棒の設置と抜き取りが容易で短時間に作業
を完了することができる。
【0020】本願の請求項10記載の発明は、金型に円
筒状の内母型を嵌入し、この上に圧縮ゴム層、心線、そ
して伸張ゴム層を構成する成形体を作製し、該成形体を
加硫してコグドベルトを作製する際に使用する金型にお
いて、該金型が金属製であり、その表面が窒化処理され
ており、内母型を被せた状態でも金型を長期保存するこ
とができる。
【0021】本願の請求項11記載の発明は、金型が円
筒状の内母型を挿入している。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のコグドベルトの
うちのダブルコグドベルトの製造方法を示す。図1はダ
ブルコグドベルトの製造方法において金型に嵌入した内
母型の上で圧縮ゴム層、心線、そして伸張ゴム層からな
る成形体を作製している状態を示しており、図2は金型
に内母型を嵌入した状態の拡大図である。まず、表面が
窒化処理されている円筒状の金型1に、円周方向に沿っ
て所定の間隔で凸状部32と凹状部31を交互に有する
とともにこれらの表面に歯部帆布36を被覆した円筒状
の内母型30aを挿入する。更に、1〜数枚の補強布5
と圧縮ゴム層になる未加硫ゴムシート6と接着ゴム層に
なる未加硫ゴムシートを積層し、これを別に準備した歯
部と溝部とを交互に配した平坦な金型の上に設置し、加
圧することによってコグ部8を型付けしたコグパッド9
を成型する。
【0023】成形機(図示せず)に内母型30aを挿入
した金型1を装着し、内母型30aの凹状部31にコグ
パッドのコグ部8を嵌合しながら、所定長さのコグパッ
ド9を内母型30aに一周巻き付けて端部を接触させた
後、ポリエステル繊維、アラミド繊維、ガラス繊維等の
コードからなる心線10をスパイラルに巻き付ける。そ
の上に0〜数枚の補強布12と伸張ゴム層の未加硫ゴム
シート13の積層物を巻き付けて、成形体15を作製す
る。
【0024】上記圧縮ゴム層および伸張ゴム層になるゴ
ムは、天然ゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴ
ム、クロロプレンゴム、エチレン−プロピレンゴム、ア
リキル化クロロスルファン化ポリエチレン、水素化ニト
リルゴム、水素化ニトリルゴムと不飽和カルボン酸金属
塩との混合ポリマー等のゴム材の単独、またはこれらの
混合物に、例えばパラ系アラミド繊維(商品名:トワロ
ン、ケブラー、テクノーラ)、ナイロン、ポリエステ
ル、ビニロン、綿等の短繊維をベルト幅方向へ配向して
いる。この短繊維の添加量は、ゴム100重量部に対し
て5〜40重量部である。接着ゴム層には、上記短繊維
を含めてもよいが、好ましくは含めない。
【0025】補強布5、12は綿、ポリエステル繊維、
ナイロン等からなり、平織、綾織、朱子織等に製織した
布で、経糸と緯糸との交差角が90〜120°程度の広
角度帆布でもよい。上記補強布5、12は、RFL処理
した後、ゴム組成物をフィリクション・コーチングして
ゴム付帆布とする。RFL液はレゾルシンとホルマリン
との初期縮合物をラテックスに混合したものであり、こ
こで使用するラテックスとしてはクロロプレン、スチレ
ン・ブタジエン・ビニルピリジン三元共重合体、水素化
ニトリル、NBRなどである。
【0026】しかして、本発明では、成形機から取り出
した内母型30a付きの金型1を支持台20上に設置す
るが、上記金型1の片方もしくは両方の側壁16は、図
1に示すように中心部に保持穴17と、円周方向に沿っ
て設けた複数の係止穴18と、中心部から離れた部位に
設けた小さな位置合わせ突起19とを有している
【0027】一方、支持台20は図3に示すように中心
部に設けた主突起部21と、主突起部21を中心とした
同心円上に設けた係止穴23と、主突起部の中心から離
れた位置に隣接した1組の位置合わせ突起22とを有し
ている。
【0028】金型1を支持台20上に設置する時、該金
型1の保持穴17を支持台20に設けた主突起部21に
挿入するとともに、金型1の位置合わせ突起19を支持
台20の隣接した位置合わせ突起22の間に嵌入すれ
ば、金型1を支持台20上で正しく、迅速に固定するこ
とができる。
【0029】ガイド棒25は金属あるいは合成樹脂から
なり、折り曲がった一方の端部26から垂直に突出した
止め部27を、また他端には直線状の抜け易い形状の止
め部28を有し、設置と抜き取りが容易な形状になって
いる。図4〜図6に示すように、複数のガイド棒25は
両端の止め部27、28を該金型1に設けた係止穴18
と支持台20に設けた係止穴23に挿入することで固定
される。この時、ガイド棒25は成形体15の表面に接
しているか、あるいはわずかに離れている。
【0030】図7はガイド棒25を成形体15の表面に
装着した後、加硫ゴム製からなる外母型30bをガイド
棒25に沿って挿入するところを示している。即ち、外
母型30bは、円周方向に沿って所定の間隔で設けた凹
状部31をガイド棒25に嵌入しながら挿入する。上記
ガイド棒25の断面の大きさは、外母型30bの凹状部
31に完全に嵌まり込む程度の大きさであってやや凹状
部31より小さい程度のものである。断面形状は円形、
楕円形、四角形などであり、特に限定しない。
【0031】続いて、全てのガイド棒25を抜き取った
後、成形体15を加硫缶へ移して通常の方法で加硫を行
う。加硫した後、ジャケット、外母型30b、続いて円
筒状のスリーブを金型1から抜き取り、スリーブを所定
幅に切断してダブルコグドベルト40を作製する。
【0032】図9は、本発明方法によって得られたダブ
ルコグベルト40の斜視図である。ダブルコグベルト4
0の構成は、接着ゴム層41内に心線42が埋め込ま
れ、接着ゴム層41の上部、下部には、それぞれ伸張ゴ
ム層43、圧縮ゴム層44がある。伸張ゴム層43、圧
縮ゴム層44には、それぞれ一定ピッチでベルト長手方
向に沿ったコグ部45、46が設けられている。本実施
例のベルトでは、伸張ゴム層43に設けたコグ部45の
溝底部と圧縮ゴム層44に設けたコグ部46の溝底部と
が一致している。むろん、本発明方法では、伸張ゴム層
43に設けたコグ部45の溝底部が圧縮ゴム層44に設
けたコグ部46の頂部に一致するように設定することも
できる。
【0033】シングルコグベルトを作製する場合には、
まず内母型30aを装着した金型1を準備し、この上に
コグパッド9を巻き付け、更に心線をスパイラルに巻き
付け、その上に圧縮ゴム層になる未加硫ゴムシートと0
〜数枚の補強布を巻き付けて、成形体を作製する。この
積層方法は、ダブルコグベルト40と全く逆になってい
る。
【0034】続いて、ジャケットを成形体15へ挿入す
る。その後、これを加硫缶へ設置して加硫を行う。加硫
した後、ジャケット、続いて円筒状のスリーブを内母型
30aから抜き取り、これを所定幅に切断してシングル
コグベルトを作製する。
【0035】内母型30a、外母型30bは、凹状部3
1と凸状部32を有するコグ形成ゴム層37の表面に歯
部帆布36を被覆している。
【0036】歯部帆布36としては、経糸(長手方向)
に6ナイロン、6・6ナイロン、4・6ナイロン、6・
10ナイロン、12ナイロン等のポリアミド繊維、ポリ
エステル繊維、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、
ポリプロピレンのフィラメント糸や綿等の紡績糸であ
る。このフィラメント糸の構成は1本が10〜50デニ
ールのモノフィラメントを3〜25本引き揃えて、5〜
30回/10cmの撚りをSまたはZ方向に与えて経糸
としたものである。あるいは1〜6デニールのアラミド
繊維のフィラメントを10〜200本集束し、もしくは
これを撚り合わせたマルチフィラメント糸を用いること
ができる。一方、緯糸(円周方向)は伸縮性に富んだ糸
であり、例えばウレタン弾性糸、ポリアミド繊維の捲縮
加工糸、紡績糸等を組み合わせた構成からなっている。
そして、歯部帆布36は、平織、綾織、朱子織等に製織
した布であって、特に制限がない。
【0037】歯部帆布36では、必ずしもRFL処理、
エポキシ処理、イソシナネート処理、ソーキング処理な
どの接着処理をする必要はない。これは歯部帆布36の
構成糸内、また構成糸間の空気流れをよくしてゴム層の
表面を型付けする際の空気抜けをよくするためである。
【0038】コグ形成ゴム層37のゴムは、天然ゴム、
スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、アリキ
ル化クロロスルファン化ポリエチレン、水素化ニトリル
ゴム、水素化ニトリルゴムと不飽和カルボン酸金属塩と
の混合ポリマー等のゴム材の単独、またはこれらの混合
物であって、特に制限がないが、これらは同質のゴムで
耐熱性に富んだものが好ましい。
【0039】内母型30a、外母型30bの製造方法と
しては、別に準備した歯部と溝部とを交互に配した平坦
な金型の上に歯部帆布36とコグ形成ゴム層37の未加
硫ゴムシートを設置し、加熱プレスして凹状部と凸状部
を交互に有する加硫したシート状の積層体を作製する。
この積層体の所定距離を置いた2つの凹状部の底部を切
断した後、これを円筒状になるように各端部面にゴム糊
を塗布して突き合わせ、接合部分の平坦な背面にゴム引
きした所定幅の帆布を積層した後、加熱したプレスして
加圧して円筒状の母型にする。内母型30a、外母型3
0bは、内周面に一定間隔で凸状部32と凹状部31を
交互に有するとともに該凸状部32と凹状部31の表面
に歯部帆布36を被覆している。母型30の内周長は、
成形体の外周長より10〜25mm長くなっている。
【0040】内母型30a、外母型30bの他の製造方
法としては、例えば円周面に長手方向に延びる溝状部と
歯状部とを円周方向に沿って交互に設けた彫刻ドラム
に、ミシンジョイントやホットメルトジョイントした円
筒状の歯部帆布を被せ、その上にコグ形成ゴム層37に
なる所定厚みの未加硫ゴムシートを巻き付けた後、これ
を通常の方法で加硫して後、加硫した成形体を彫刻ドラ
ムから脱型して母型とする。
【0041】尚、上記の方法はガイド棒25を用いた実
施態様であるが、本発明ではガイド棒25を使用する必
要はない。ガイド棒25を使用しない場合には、外母型
30bを自由に金型上に伸張ゴム層、心線、そして圧縮
ゴム層を積層した成形体15へ挿入することができる。
また、他の方法としては、支持台20と外母型30bの
マークを付け、互いのマークが合致するように外母型3
0bを挿入することもできる。
【0042】ここで使用する金型1は、炭素鋼、合金
鋼、ステンレス鋼、各種鋳銑鉄、鉄系焼結金属等からな
る金属材料からなり、表面が窒化処理されている。この
窒化処理の一つとして、旭千代田工業社製のタフトライ
ド処理がある。
【0043】
【実施例】以下、更に具体的な実験例により本発明の効
果を確認する。 実施例1 6.6ナイロンからなる210デニールの経糸と6.6
ナイロンの140デニールと6.6ナイロンのスパンデ
ックス140デニールを撚り合わせた緯糸からなる綾織
物の歯部帆布の上にコグ形成ゴム層になる厚さ5mmの
SBRからなる未加硫ゴムシートを積層したものを、歯
部と溝部とを交互に配した平坦な金型の上に設置し、1
50°Cに温度調節した加熱プレスして凹状部と凸状部
を交互に有する加硫した積層体を作製した。この積層体
の所定距離を置いた2つの凸状部の頂部を切断した後、
これを円筒状になるように各端部面にゴム糊を塗布して
突き合わせ、接合部分の平坦な背面にゴム引きした所定
幅の帆布を積層した後、加熱したプレスして加圧して円
筒状の内母型と外母型を作製した。
【0044】心線として、1,100デニールのポリエ
チレンテレフタレート繊維を上撚り数11.4回/10
cm、下撚り数21.0回/10cmで上下逆方向に撚
糸して2×3の撚り構成とし、トータルデニール6,6
00の未処理コードを準備した。次いで、この未処理コ
ードをイソシアネート系接着剤でプレディプした後、約
170〜180°Cで乾燥し,RFL液に浸漬した後、
200〜240°Cで延伸熱固定処理を行なって処理コ
ードとした。
【0045】補強布として、綿の紡績糸を使用し平織帆
布を用いた。これらの帆布をRFL液に浸漬した後、1
50°Cで2分間熱処理して処理帆布とした。その後、
これらの処理帆布にゴム組成物をフリクション・コーチ
ングして、ゴム付帆布とした。
【0046】圧縮ゴム層と伸張ゴム層はアラミドの短繊
維を含んだクロロプレンゴムからなるゴム組成物を用
い、また接着ゴム層は短繊維を含まないクロロプレンゴ
ムからなるゴム組成物を用いた。
【0047】コグパッドは、1枚の補強布と圧縮ゴム層
の未加硫ゴムシートと接着ゴム層の未加硫ゴムシートを
積層し、歯部と溝部とを交互に配した平坦な金型に設置
し、80°Cで加圧することによってコグ部を型付けし
たコグパッドを形成した。
【0048】これらの材料を用意した後、表面を窒化処
理(タフトライド処理、旭千代田工業社製)した円筒状
の金型に内母型を装着した状態で、30日間金型置場に
保管した後、この金型の内母型にコグパッドを巻き付
け、更に心線、平坦な伸張ゴム層、補強布を順次巻き付
けて成形体を作製した。続いて、金型を支持台の所定位
置に設置した後、6本のガイド棒を一定間隔で装着し、
外母型をガイド棒にそって挿入した。上記全てのガイド
棒を除去した後、ジャケットを被せて金型を加硫缶に設
置し、加硫してベルトスリーブを得た。このスリーブを
カッターによってV状に切断して個々のローエッジダブ
ルコグドベルトに仕上げた。
【0049】得られたローエッジダブルコグドベルト
は、上幅36.5mm、厚み16.5mm、長さ131
0mm、上コグ部の深さ5.0mm、下コグ部の深さ
5.0mmであり、上下コグ部ピッチ10.7mmであ
り、上コグ部が正確し出現し、また上下コグ部の溝底部
のずれは、最大1.5mmであった。また、上記母型を
継続して6回使用することができた。
【0050】比較例1 表面をクロムメッキ処理した平坦な金型に内母型を嵌入
した状態で、30日間金型置場に保管すると、黒ずんで
きた箇所が見られ、内部に錆の発生が確認された。
【0051】比較例2 内母型と外母型として、6.6ナイロンからなる210
デニールの経糸と緯糸から織成した平織物とコグ形成ゴ
ム層になる厚さ5mmのSBRからなる未加硫ゴムシー
トを積層したものを、歯部と溝部とを交互に配した平坦
な金型の上に設置し、150°Cに温度調節した加熱プ
レスして凹状部と凸状部を交互に有する加硫した積層体
を作製した。この積層体の所定距離を置いた2つの凸状
部の頂部を切断した後、これを円筒状になるように各端
部面にゴム糊を塗布して突き合わせ、接合部分の平坦な
背面にゴム引きした所定幅の帆布を積層した後、加熱し
たプレスして加圧して円筒状の母型を作製した。この母
型は、内面に平織物を有している。
【0052】他は、実施例1と全く同一の材料を用い
て、平坦な金型に装着した内母型にコグパッドを巻き付
け、更に心線、平坦な伸張ゴム層、補強布を順次巻き付
けて成形体を作製した。続いて、金型を支持台の所定位
置に設置した後、母型を挿入してジャケットを被せ、こ
の金型を加硫缶に設置し、加硫してベルトスリーブを得
た。
【0053】上コグ部には、部分的に残留した空気によ
ると思われる窪みが見られ、正確なコグ部が形成されて
いなかった。また、上記母型を使用し、加硫を2回継続
してベルトスリーブを作製したが、加硫時の母型の熱収
縮が激しく、これ以上使用すると更に正確がコグ部を形
成することが困難になった。
【0054】
【発明の効果】以上のように本願の請求項1記載の発明
では、コグドベルトの製造方法において、表面が窒化処
理された金型に、円周方向に沿って所定の間隔で凸状部
と凹状部を交互に有するとともに該凸状部と凹状部の表
面に歯部帆布を被覆した円筒状の内母型を嵌入し、該母
型の上に圧縮ゴム層、心線、そして伸張ゴム層を構成す
る成形体を作製した後、加硫することによって該母型に
よりゴム層の表面を型付けすることにより、母型と成形
体間に内在する空気の抜けを良くして正確なコグ部の出
現を可能とし、スパンコグ製法であるためにベルトを作
製する際の作業工数を低減し、また金型も長期保存する
ことができる効果がある。
【0055】本願の請求項2記載の発明では、圧縮ゴム
層と伸張ゴム層の両方にコグ部を配し、心線を接着ゴム
層内に埋設するように形成したコグドベルトの製造方法
において、表面が窒化処理された金型に、円周方向に沿
って所定の間隔で凸状部と凹状部を交互に有するととも
に該凸状部と凹状部の表面に歯部帆布を被覆した円筒状
の内母型を挿入し、該内母型の上に圧縮ゴム層、心線、
そして伸張ゴム層を構成する成形体を作製し、この成形
体の外側に設けたゴム層に、円周方向に沿って所定の間
隔で凸状部と凹状部を交互に有するとともに該凸状部と
凹状部の表面に歯部帆布を被覆した円筒状の外母型を挿
入設置した後、加硫することによって該母型によりゴム
層の表面を型付けすることにより、母型と成形体間に内
在する空気の抜けを良くして正確なコグ部の出現を可能
とし、スパンコグ製法であるためにベルトを作製する際
の作業工数を低減し、また金型も長期保存することがで
きる効果がある。
【0056】本願の請求項3記載の発明では、円筒状の
内および外母型の歯部帆布として接着処理をしていない
ものを使用するため、母型と成形体間の空気抜けをより
良くして正確なコグ部の出現を可能にする。
【0057】本願の請求項4記載の発明では、円筒状の
外母型を成形体の外側に設けたゴム層に挿入し、位置合
わせするため、上コグ部と下コグ部の位置を狙い通りに
して位置ずれを防止することができる。
【0058】本願の請求項5記載の発明では、1つ以上
のガイド棒を成形体の表面で金型の軸方向と平行に配置
し、その後円筒状の外母型を上記ガイド棒に沿って挿入
して位置合わせし、上記ガイド棒を除去した後で、加硫
する方法であり、外母型の位置を固定する治具を使用す
るために、特にダブルコグベルトの製法において圧縮ゴ
ム層と伸張ゴム層に設けるコグ部の位置を狙い通りにす
ることができる。
【0059】本願の請求項6記載の発明では、支持台が
中心部に設けた主突起部と、主突起部を中心とした同心
円上に設けた係止穴と、主突起部の中心から離れた位置
に隣接した位置合わせ突起を有しているため、金型を目
的位置に正しく設置することができる。
【0060】本願の請求項7記載の発明では、金型の片
方もしくは両方の側壁が中心部に設けた保持穴と、円周
方向に沿って設けた係止穴と、中心部から離れた部位に
設けた位置合わせ突起を有しており、請求項6記載の発
明と同様に金型を設置するのが容易になる。
【0061】本願の請求項8記載の発明では、金型の保
持穴を支持台に設けた主突起部に挿入するとともに、金
型の位置合わせ突起を支持台の隣接した位置合わせ突起
の間に嵌入することにより、請求項6記載の発明と同様
に金型を短時間に設置することができる。
【0062】本願の請求項9記載の発明では、ガイド棒
の折り曲がった一方の端部を金型に設けた側壁の係止穴
に、また他方の端部を支持台に設けた係止穴に挿入する
ため、ガイド棒の設置と抜き取りが容易で短時間に作業
を完了することができる。
【0063】本願の請求項10記載の発明では、金型が
金属製であり、その表面が窒化処理されており、内母型
を被せた状態でも金型を長期保存することができる。
【0064】本願の請求項11記載の発明では、金型が
円筒状の内母型を挿入しており、この状態でたとえ水滴
が金型に付着して長時間残留しても金型を長期保存する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法において金型に嵌入した内母
型の上で成形体を作製している状態を示す図である
【図2】金型に内母型を嵌入した状態の拡大図である。
【図3】本発明の製造方法において使用する支持台の断
面図である。
【図4】本発明において金型を支持台上に設置した状態
の斜視図である。
【図5】図4におけるA部拡大図である。
【図6】図4におけるB部拡大図である。
【図7】本発明において外母型をガイド棒に沿って挿入
するところの斜視図である。
【図8】図7に示す外母型の部分的な横断面図である。
【図9】本発明方法によって得られたダブルコグドベル
トの斜視図である.
【符号の説明】
1 金型 15 成形体 20 支持台 25 ガイド棒 30a 内母型 30b 外母型 31 凹状部 32 凸状部 36 歯部帆布 37 コグ形成ゴム層 40 ダブルコグベルト 41 接着ゴム層 43 伸張ゴム層 44 圧縮ゴム層 45 コグ部 46 コグ部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 29:00 (72)発明者 山田 春雄 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮ゴム層にコグ部を配し、心線を接着
    ゴム層に埋設したコグドベルトの製造方法において、表
    面が窒化処理された円筒状の金型に、円周方向に沿って
    所定の間隔で凸状部と凹状部を交互に有するとともに該
    凸状部と凹状部の表面に歯部帆布を被覆した円筒状の内
    母型を嵌入し、該母型の上に圧縮ゴム層、心線、そして
    伸張ゴム層を構成する成形体を作製した後、加硫するこ
    とを特徴とするコグドベルトの製造方法。
  2. 【請求項2】 圧縮ゴム層と伸張ゴム層の両方にコグ部
    を配し、心線を接着ゴム層内に埋設するように形成した
    コグドベルトの製造方法において、表面が窒化処理され
    た円筒状の金型に、円周方向に沿って所定の間隔で凸状
    部と凹状部を交互に有するとともに該凸状部と凹状部の
    表面に歯部帆布を被覆した円筒状の内母型を挿入し、該
    内母型の上に圧縮ゴム層、心線、そして伸張ゴム層を構
    成する成形体を作製し、この成形体の外側に設けたゴム
    層に、円周方向に沿って所定の間隔で凸状部と凹状部を
    交互に有するとともに該凸状部と凹状部の表面に歯部帆
    布を被覆した円筒状の外母型を挿入設置した後、加硫す
    ることを特徴とするコグドベルトの製造方法。
  3. 【請求項3】 円筒状の内母型および外母型の歯部帆布
    として接着処理をしていないものを使用する請求項1ま
    たは2記載のコグドベルトの製造方法。
  4. 【請求項4】 円筒状の外母型を成形体の外側に設けた
    ゴム層に挿入し、位置合わせする請求項2記載のコグド
    ベルトの製造方法。
  5. 【請求項5】 1つ以上のガイド棒を成形体の表面で金
    型の軸方向と平行に配置し、その後円筒状の外母型を上
    記ガイド棒に沿って挿入し、位置合わせし、上記ガイド
    棒を除去した後で、加硫する請求項2記載のコグドベル
    トの製造方法。
  6. 【請求項6】 支持台が中心部に設けた主突起部と、主
    突起部を中心とした同心円上に設けた係止穴と、主突起
    部の中心から離れた位置に隣接した位置合わせ突起を有
    している請求項5記載のコグドベルトの製造方法。
  7. 【請求項7】 金型の片方もしくは両方の側壁が中心部
    に設けた保持穴と、円周方向に沿って設けた係止穴と、
    中心部から離れた部位に設けた位置合わせ突起を有して
    いる請求項5記載のコグドベルトの製造方法。
  8. 【請求項8】 金型の保持穴を支持台に設けた主突起部
    に挿入するとともに、金型の位置合わせ突起を支持台の
    隣接した位置合わせ突起の間に嵌入する請求項6または
    7記載のコグドベルトの製造方法。
  9. 【請求項9】 ガイド棒の折り曲がった一方の端部を金
    型に設けた側壁の係止穴に、また他方の端部を支持台に
    設けた係止穴に挿入する請求項5記載のコグドベルトの
    製造方法。
  10. 【請求項10】 金型に円筒状の内母型を嵌入し、この
    上に圧縮ゴム層、心線、そして伸張ゴム層を構成する成
    形体を作製し、該成形体を加硫してコグドベルトを作製
    する際に使用する金型において、該金型が金属製であ
    り、その表面が窒化処理されていることを特徴とするコ
    グドベルト製造用金型。
  11. 【請求項11】 金型が内母型を挿入している請求項1
    0記載のコグドベルト製造用金型。
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