JPH10322999A - 無刷子電動機 - Google Patents
無刷子電動機Info
- Publication number
- JPH10322999A JPH10322999A JP9126652A JP12665297A JPH10322999A JP H10322999 A JPH10322999 A JP H10322999A JP 9126652 A JP9126652 A JP 9126652A JP 12665297 A JP12665297 A JP 12665297A JP H10322999 A JPH10322999 A JP H10322999A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic sensor
- brushless motor
- stator
- rotor
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Brushless Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 空調機用に使用される無刷子電動機において
信頼性が高く、しかも高効率，低振動騒音化を目的とす
る。 【解決手段】 無刷子電動機の回転子６の位置検出用の
磁気センサー３の位置を固定子７の磁束密度が低い部分
にすることにより磁気センサー３に対する固定子７の磁
束の影響をなし磁気センサー３の異常パルスをなくす。
また磁気センサー３の位置を固定子７の内側で、かつ固
定子鉄芯の絶縁層と干渉しない位置に設置することによ
り固定子のスロットに対して任意の角度に磁気センサー
３の設置ができ最適な通電切替えタイミングを設定でき
る構成となっている。
信頼性が高く、しかも高効率，低振動騒音化を目的とす
る。 【解決手段】 無刷子電動機の回転子６の位置検出用の
磁気センサー３の位置を固定子７の磁束密度が低い部分
にすることにより磁気センサー３に対する固定子７の磁
束の影響をなし磁気センサー３の異常パルスをなくす。
また磁気センサー３の位置を固定子７の内側で、かつ固
定子鉄芯の絶縁層と干渉しない位置に設置することによ
り固定子のスロットに対して任意の角度に磁気センサー
３の設置ができ最適な通電切替えタイミングを設定でき
る構成となっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石回転子を
有し、磁気センサーにより回転子位置を検出して電子的
整流を行う無刷子電動機に関するものである。
有し、磁気センサーにより回転子位置を検出して電子的
整流を行う無刷子電動機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、無刷子電動機の回転子の位置検出
用の磁気センサーは固定子のスロット絶縁層の側面中央
部に配置されていた。以下に従来の無刷子電動機の磁気
センサー位置の一例について説明する。
用の磁気センサーは固定子のスロット絶縁層の側面中央
部に配置されていた。以下に従来の無刷子電動機の磁気
センサー位置の一例について説明する。
【０００３】図３は従来の無刷子電動機の軸方向断面図
である。磁気センサー３はプリント基板４上の磁気セン
サー固定台１ｂに設置され固定子７の電気絶縁体８の側
面中央部に配置されていた。このため無刷子電動機の運
転時において固定子巻線２から発生する磁束の影響によ
り磁気センサー３が異常パルスを出力し誤動作の要因と
なることがある。また図４は従来の無刷子電動機の径方
向から見た構成図である。回転子６の位置検出用の磁気
センサー３の設置位置を固定子７の電気絶縁体８が干渉
するために自由な角度位置に磁気センサー３を配置でき
ないため、効率，振動騒音が最適値となるように磁気セ
ンサー位置を調整することができないという問題点を有
していた。
である。磁気センサー３はプリント基板４上の磁気セン
サー固定台１ｂに設置され固定子７の電気絶縁体８の側
面中央部に配置されていた。このため無刷子電動機の運
転時において固定子巻線２から発生する磁束の影響によ
り磁気センサー３が異常パルスを出力し誤動作の要因と
なることがある。また図４は従来の無刷子電動機の径方
向から見た構成図である。回転子６の位置検出用の磁気
センサー３の設置位置を固定子７の電気絶縁体８が干渉
するために自由な角度位置に磁気センサー３を配置でき
ないため、効率，振動騒音が最適値となるように磁気セ
ンサー位置を調整することができないという問題点を有
していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】近年、空調用等に使用
される無刷子電動機においては機器の高信頼性，省エ
ネ，静粛性の追求に対応するため、信頼性が高い、高効
率で低振動騒音の高品位の小型電動機が強く要求されて
いる。
される無刷子電動機においては機器の高信頼性，省エ
ネ，静粛性の追求に対応するため、信頼性が高い、高効
率で低振動騒音の高品位の小型電動機が強く要求されて
いる。
【０００５】本発明は、回転子の位置検出用の磁気セン
サーの位置をかえることにより無刷子電動機の信頼性向
上及び高効率，低振動騒音化を実現することを目的とす
る。
サーの位置をかえることにより無刷子電動機の信頼性向
上及び高効率，低振動騒音化を実現することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、回転子の位置検出用の磁気センサーの位置
を固定子巻線からの磁束による影響を受け難い回転子端
面部分に配置する構成としたものである。これにより磁
気センサーに対する固定子巻線磁束の影響をなくし、か
つ固定子に対して任意の角度に磁気センサー位置が配置
でき最適な通電切替えタイミングを設定することができ
る無刷子電動機が得られる。
に本発明は、回転子の位置検出用の磁気センサーの位置
を固定子巻線からの磁束による影響を受け難い回転子端
面部分に配置する構成としたものである。これにより磁
気センサーに対する固定子巻線磁束の影響をなくし、か
つ固定子に対して任意の角度に磁気センサー位置が配置
でき最適な通電切替えタイミングを設定することができ
る無刷子電動機が得られる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は、外周部に第１の永久磁
石を有する円筒形状の回転子と、複数のスロットを有し
前記回転子の外周を所定の空隙を介して包囲する固定子
鉄心と、前記固定子鉄心のスロットに電気絶縁体を介し
て巻装された固定子巻線とを有する無刷子電動機であっ
て、前記回転子の一方の端面に配置された第２の永久磁
石と、前記第２の永久磁石を挟んで前記回転子端面に対
向して配置された磁気センサーとを有する構成としたも
のであり、固定子巻線からの磁束の影響を受け難くし、
かつ磁気センサーの周方向位置を自由に選択することが
できるので電動機の効率及び、振動が最適となる位置に
磁気センサーを配置することができるという作用を有す
る。
石を有する円筒形状の回転子と、複数のスロットを有し
前記回転子の外周を所定の空隙を介して包囲する固定子
鉄心と、前記固定子鉄心のスロットに電気絶縁体を介し
て巻装された固定子巻線とを有する無刷子電動機であっ
て、前記回転子の一方の端面に配置された第２の永久磁
石と、前記第２の永久磁石を挟んで前記回転子端面に対
向して配置された磁気センサーとを有する構成としたも
のであり、固定子巻線からの磁束の影響を受け難くし、
かつ磁気センサーの周方向位置を自由に選択することが
できるので電動機の効率及び、振動が最適となる位置に
磁気センサーを配置することができるという作用を有す
る。
【０００８】
【実施例】図１は本発明における無刷子電動機の軸方向
断面図を示し、回転子６の位置検出用の磁気センサー３
の位置を固定子７からの磁束の影響を受け難い回転子端
面部と対向する位置に磁気センサー固定台１ａを配置す
る構成となっている。本構成により無刷子電動機の磁気
センサー３の異常パルスをなくし無刷子電動機の信頼性
を向上させることができる。
断面図を示し、回転子６の位置検出用の磁気センサー３
の位置を固定子７からの磁束の影響を受け難い回転子端
面部と対向する位置に磁気センサー固定台１ａを配置す
る構成となっている。本構成により無刷子電動機の磁気
センサー３の異常パルスをなくし無刷子電動機の信頼性
を向上させることができる。
【０００９】図２は本発明における無刷子電動機の径方
向から見た構成図を示し、磁気センサー３を第２のマグ
ネット５に対して面対向となるように磁気センサー固定
台１ａに設置したものを固定子７の内側でかつ固定子７
の電気絶縁体８と干渉しない部分とすることにより固定
子７のスロットに対して任意の角度に磁気センサー３を
設置することで最適な通電タイミングを設定できる構成
となっている。本構成により無刷子電動機の高効率，低
振動騒音化が図れる作用を有する。
向から見た構成図を示し、磁気センサー３を第２のマグ
ネット５に対して面対向となるように磁気センサー固定
台１ａに設置したものを固定子７の内側でかつ固定子７
の電気絶縁体８と干渉しない部分とすることにより固定
子７のスロットに対して任意の角度に磁気センサー３を
設置することで最適な通電タイミングを設定できる構成
となっている。本構成により無刷子電動機の高効率，低
振動騒音化が図れる作用を有する。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、無刷子電
動機において信頼性が高く、しかも高効率，低振動騒音
ができる有利な効果が得られる。
動機において信頼性が高く、しかも高効率，低振動騒音
ができる有利な効果が得られる。
【図１】本発明の無刷子電動機の軸方向断面図
【図２】同無刷子電動機の径方向から見た構成図
【図３】従来の無刷子電動機の軸方向断面図
【図４】同無刷子電動機の径方向から見た構成図
１ 磁気センサー固定台 ２ 固定子巻線 ３ 磁気センサー ４ プリント基板 ５ 第２の永久磁石 ６ 回転子 ７ 固定子 ８ 電気絶縁体
Claims (1)
- 【請求項１】外周部に第１の永久磁石を有する円筒形状
の回転子と、複数のスロットを有し前記回転子の外周を
所定の空隙を介して包囲する固定子鉄心と、前記固定子
鉄心のスロットに電気絶縁体を介して巻装された固定子
巻線とを有する無刷子電動機であって、前記回転子の一
方の端面に配置された第２の永久磁石と、前記第２の永
久磁石を挟んで前記回転子端面に対向して配置された磁
気センサーとを有することを特徴とする無刷子電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9126652A JPH10322999A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 無刷子電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9126652A JPH10322999A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 無刷子電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10322999A true JPH10322999A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14940523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9126652A Pending JPH10322999A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 無刷子電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10322999A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001141096A (ja) * | 1999-11-12 | 2001-05-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動機およびこれを用いた流体制御弁 |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP9126652A patent/JPH10322999A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001141096A (ja) * | 1999-11-12 | 2001-05-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動機およびこれを用いた流体制御弁 |
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