JPH10322876A - 多機能保護リレーシステムの負荷制御方法 - Google Patents

多機能保護リレーシステムの負荷制御方法

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JPH10322876A
JPH10322876A JP9127253A JP12725397A JPH10322876A JP H10322876 A JPH10322876 A JP H10322876A JP 9127253 A JP9127253 A JP 9127253A JP 12725397 A JP12725397 A JP 12725397A JP H10322876 A JPH10322876 A JP H10322876A
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JP
Japan
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load
command
protection relay
received
host computer
Prior art date
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Pending
Application number
JP9127253A
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English (en)
Inventor
Kazuo Yoshida
和雄 吉田
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位計算機の負担を軽くする。 【解決手段】 上位計算機2から出力命令C1と単一の
番号n1を送信すると、複数の多機能保護リレー1a,
1bでは番号n1の負荷と自己の管理する負荷との関連
の有無を調べる。関連有りの判定が得られたときは出力
命令を受信してから所定時間後に負荷に対して出力命令
を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧配線や高圧負
荷を持つ変電所や工場などに使用される保護リレーの中
で上位計算機と通信可能な多機能保護リレーシステムの
負荷制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、過電流を検知し、遮断器を作動さ
せると共に、電流の測定結果や異常の有無を上位計算機
に転送可能な多機能保護リレーが広く用いられるように
なってきた。また、この多機能保護リレー複数を上位計
算機に接続し、上位計算機から多機能保護リレーに対し
てたとえば、計測データの出力の命令を送信したり、負
荷のオン/オフを指示する出力命令を多機能保護リレー
に送信して負荷の制御を行うなど、多機能保護リレーと
上位計算機との間で情報転送を行う多機能保護リレーシ
ステムも提案されている。
【0003】このような多機能保護リレーシステムのシ
ステム構成を図1に示す。多機能保護リレー(以下、保
護リレーと略記)1aは制御を行うマイクロコンピュー
タ10a、上位計算機2と信号線3を介して情報の送受
信を行う送受信回路l1a、計測結果や制御に必要なデ
ータなどの表示を行う表示回路12a、表示の選択など
の操作を行うキー入力回路13a、メモリ14a、制御
に必要なデータなどを記憶している不揮発性メモリl5
a、電圧・電流センサからのアナログ入力信号を入力す
るアナログ入力回路l6a、負荷4aに入りや切りのオ
ン/オフの信号を出力する出力回路17a、負荷4aを
有する。
【0004】保護リレー1b,1c,1dも保護リレー
1aと同様に構成され、それぞれ負荷4b,4c,4d
に接続されている。
【0005】上位計算機2は制御を行うマイクロコンヒ
ュータ20a、保護リレー1a,lb,1c,1dと信
号線3を介して送受信を行う送受信回路21、計測結果
や制御に必要なデータなどの表示を行う表示回路22、
表示の選択などの操作を行うキー入力回路23、メモリ
24を有する。
【0006】図2は従来の出力命令およびこの命令に応
じた負荷のオン/オフ出力のタイミングを示す。上位計
算機2は保護リレーlaと保護リレー1bに出力命令C
1と負荷の番号nlとn2を送信する。保護リレーla
はこの出力命令および番号を受信し、受信から時間Tl
が経過した後に負荷の番号n1を持つ負荷4aにオン/
オフの出力を行う。保護リレー1bが上記出力命令と番
号を受信すると、受信から時間T1が経過した後に負荷
の番号n2を持つ負荷4bに出力を行う。
【0007】図2の例は1つの出力命令で2つの保護リ
レーが動作する例であるが、保護リレーそれぞれに出力
命令を送信する場合もある。この例の動作タイミングを
図3に示す。図3において、上位計算機2は保護リレー
1aに出力命令Clと負荷の番号nlを送信する。保護
リレーlaはこれを受信し、受信から時間T1が経過し
た後に番号nlを持つ負荷4aに出力を行う。
【0008】上位計算機2は上記の送信から時間T2が
経過した後、保護リレーlbに出力命令C1と負荷の番
号n2を送信する。保護リレー1bはこれを受信し、受
信から時間T1が経過した後に負荷の番号n2を持つ負
荷4bに出力を行う。なお、図3の例で出力間の時間を
T3にするにはT2=T3−T4とすればよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように上位計算
機は、複数種の動作タイミングで出力命令の送信を行う
と、この動作タイミングの制約により、他の情報処理を
を中断して出力命令の送信処理を実行しなければならな
い。このため、命令の送信時間をできるだけ短縮して、
上位計算機の通信負担を軽減することが望まれている。
【0010】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、上位計算機の通信負担を低減することができる多機
能保護リレーシステムの負荷制御方法を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、負荷の番号を出力命令に
付加して上位計算機から複数の多機能保護リレーに送信
し、該当の番号の負荷を制御する多機能保護リレーによ
り受信した出力命令を実行する多機能保護リレーシステ
ムの負荷制御方法において、関連を持たせて制御する複
数の負荷の番号中の単一の特定番号を予め定めておき、
前記複数の多機能保護リレーの各々は、前記特定番号の
負荷と自己の管理下の負荷の関連の有無を示す情報を記
憶しておき、前記上位計算機は出力命令および前記特定
番号を送信し、当該出力命令および特定番号を受信した
複数の多機能保護リレーの各々は記憶してある前記情報
に基づき、受信した特定番号の負荷の関連の有無を判定
し、関連有りの判定が得られたときには関連のある自己
の管理下の負荷に対して受信した出力命令を実行するこ
とを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、請求項1に記載の多機
能保護リレーシステムの負荷制御方法において、前記複
数の多機能保護リレーの各々は、前記情報と、前記出力
命令の実行タイミングを示す遅れ時間とを互いに関連さ
せて記憶することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明実施
の形態を詳細に説明する。本発明の特徴は、従来、1つ
の出力命令に複数の番号を付加していた出力命令につい
ては上位計算機2は代表番号を1つしか付加しないよう
にしたことにある。
【0014】このために、保護リレー側では、上記代表
番号と自己の番号との関連の有無を自己の不揮発性メモ
リに格納しておき、上記代表番号を受信したときは、自
己に対しても番号の送信があったものと見なして、出力
処理を行う。
【0015】参考のために、保護リレー1a,1bに記
憶したデータ内容を図4に示す。図4の例は、負荷の番
号に関連させて、遅れ時間、自局/他局、独立の有無、
他の番号と同期の有無を記憶する例である。図示の例で
は保護リレー1aの管理する負荷の番号はn1とn4で
あることを示している。また、保護リレー1bの管理す
る負荷の番号はn2であり、負荷の番号n1と同期させ
ることを示している。
【0016】このようなシステムで実行される出力命令
の送受信動作を図5〜図7を参照して説明する。図5は
保護リレー1aが実行する処理手順を示し、図6は保護
リレー1bが実行する処理手順を示す。図7は出力命令
の送信タイミングおよびこの出力命令の実行タイミング
を示す。上位計算機2が出力命令C1および負荷の番号
n1を送信すると、保護リレー1aのマイクロコンピュ
ータ10aはこの出力命令を受信し、負荷の番号と自己
が管理する負荷の番号との関連の有無を判別する。
【0017】より具体的には不揮発性メモリ15aに格
納してある図4のテーブルを参照し、受信した命令が出
力命令でかつ負荷の番号n1が自己の負荷の番号である
ことを検出する(ステップS1→S2のYES判定→S
3のYES判定)。マイクロコンピュータ10aはこの
命令を実行すべく、負荷4a(番号n1)の遅れ時間t
1が経過した後、負荷4aに対してオン/オフの出力を
行う(ステップS4→S5、図7参照)。
【0018】出力命令で自己に関連のある負荷の番号を
受信しない場合には、図5の処理手順を終了し、他の処
理手順を実行する(ステップS2→S6,ステップS3
→S6)。
【0019】保護リレー1bのマイクロコンピュータ1
0bでも同様にして図6の処理手順を実行し、受信した
命令が出力命令で、受信した番号が自己に関連のある番
号であると判別すると(ステップS11→S12のYE
S判定→S13のYES判定)、その関連のある自己の
負荷4b(番号n2)の遅れ時間t2の経過後、負荷4
bにオン/オフを出力する(ステップS14→S15、
図7参照)。また、他の保護リレーでも同様の処理が行
われる。
【0020】このように1つの命令と1つの番号を上位
計算機2が、送信するだけで複数の保護リレーがほぼ同
時にその命令の実行動作を開始することができる。この
ため、上位計算機は、負荷の番号が減った分だけ、通信
時間を短縮できる。さらに、出力命令に負荷する番号を
固定化できるので、従来のようにその全ての負荷の番号
を管理する必要がない。加えて設備の変更に関しても、
命令に付加する番号だけを管理すればよいので、記憶デ
ータのメンテナンスも容易となる。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明では、上位計算機側が、
単一の負荷の番号を送信しても、多機能保護リレー側で
この番号の負荷との関連の有無を調べるので、システム
全体としては関連のある負荷全てを制御できる。また、
上位計算機は従来のように複数の番号を出力命令に付加
しなくてよいので、送信処理が簡素化、時間短縮されて
上位計算機の処理負担が軽減される。また、全ての負荷
の番号を上位計算機が管理する必要はなく、負荷の番号
のメンテナンスも容易となる。
【0022】請求項2の発明では、受信の番号の示す負
荷と、自己の管理下の負荷の関連の有無情報と遅れ時間
を関連させて記憶しておくことにより、設備の仕様変更
に関連したデータ修正が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多機能保護リレーシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】従来例の出力命令の送信タイミング、実行タイ
ミングを示すタイミングチャートである。
【図3】従来例の出力命令の送信タイミング、実行タイ
ミングを示すタイミングチャートである。
【図4】負荷に関するデータを示す説明図である。
【図5】多機能保護リレー1aの処理手順を示すフロー
チャートである。
【図6】多機能保護リレー1bの処理手順を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明の出力命令の送信タイミング、実行タイ
ミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】 1a,1b 多機能保護リレー 2 上位計算機 4a,4b 負荷 10a,10b,20 マイクロコンピュータ 11,21 送受信回路 15a,15b 不揮発性メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷の番号を出力命令に付加して上位計
    算機から複数の多機能保護リレーに送信し、該当の番号
    の負荷を制御する多機能保護リレーにより受信した出力
    命令を実行する多機能保護リレーシステムの負荷制御方
    法において、 関連を持たせて制御する複数の負荷の番号中の単一の特
    定番号を予め定めておき、 前記複数の多機能保護リレーの各々は、前記特定番号の
    負荷と自己の管理下の負荷の関連の有無を示す情報を記
    憶しておき、 前記上位計算機は出力命令および前記特定番号を送信
    し、 当該出力命令および特定番号を受信した複数の多機能保
    護リレーの各々は記憶してある前記情報に基づき、受信
    した特定番号の負荷の関連の有無を判定し、 関連有りの判定が得られたときには関連のある自己の管
    理下の負荷に対して受信した出力命令を実行することを
    特徴とすることを特徴とする多機能保護リレーシステム
    の負荷制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多機能保護リレーシス
    テムの負荷制御方法において、前記複数の多機能保護リ
    レーの各々は、前記情報と、前記出力命令の実行タイミ
    ングを示す遅れ時間とを互いに関連させて記憶すること
    を特徴とする多機能保護リレーシステムの負荷制御方
    法。
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