JP2010020697A - 冗長構成システム及びその切替制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】待機中装置から運用中装置への切替処理の時間を短縮でき、通信相手となる対向装置からの通信制御依頼を迅速に処理することのできる冗長構成システムを提供する。
【解決手段】待機中装置から運用中装置へと切り替えられる第2情報処理装置は、第1情報処理装置からの切替要求後に、転送情報の送受信なく直ちに待機中装置から運用中装置へと移行して動作する。
【選択図】図1

Description

本発明は、2つの情報処理装置を用いて一方を運用中装置、他方を待機中装置として動作させる冗長構成システム及びその切替制御方法に関する。
従来、2つの情報処理装置の一方が運用中装置、他方が待機中装置として動作し、障害発生時に、前記運用中装置となる情報処理装置と前記待機中装置となる情報処理装置を切り替える冗長構成システムが利用されている。この冗長構成システムにおいては、運用中装置から待機中装置へと切り替えられる情報処理装置は、待機中装置から運用中装置へと切り替えられる情報処理装置に対して、メモリで記憶する通信制御等に必要な情報を送信している。そして、待機中装置から運用中装置へと切り替えられる情報処理装置は、受信した情報を用いて、他の装置との間の通信制御を引き継ぐ。そして、このような冗長構成システムに関する技術が特許文献1および特許文献2に開示されている。
特開2006−58960号公報 特開2007−162747号公報
しかしながら、上述したような冗長構成システムにおいては、運用中装置から待機中装置へと切り替えられる情報処理装置が、待機中装置から運用中装置へと切り替えられる情報処理装置に対して、メモリ等で記憶する通信制御等に必要な情報を送信する際に、その情報量に応じて切替時間が長くかかってしまうという問題や、その切替処理の間に通信相手から通信制御依頼を受信した場合に、その通信制御依頼を正常に処理できないという問題があった。
そこでこの発明は、待機中装置と運用中装置の切替処理の時間を短縮でき、通信相手となる対向装置からの通信制御依頼を迅速に処理することのできる冗長構成システム及びその切替制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、2つの情報処理装置の一方が運用中装置、他方が待機中装置として動作し、障害発生時に、前記運用中装置となる情報処理装置と前記待機中装置となる情報処理装置を切り替える冗長構成システムであって、前記運用中装置となる情報処理装置は、切替検出後に前記待機中装置となる情報処理装置へ切替要求する切替要求手段と、前記切替検出後に自装置を待機中装置へと切り替える切替処理を行なう待機中装置移行制御手段と、前記待機中装置の切替完了後に、新たな運用中装置となった情報処理装置に対して自装置に記憶している転送情報を順次転送する情報転送手段と、を備え、前記待機中装置となる情報処理装置は、前記切替要求の受信後に自装置を運用中装置へと切り替える切替処理を行なう運用中装置移行制御手段と、前記転送情報を受信して自装置の記憶部へ記録する転送情報記録手段と、を備えることを特徴とする冗長構成システムである。
また本発明は、上述の冗長構成システムにおいて、前記運用中装置と前記待機中装置の各情報処理装置は同一ネットワークアドレスが割り当てられており、前記切替処理後に新たな運用中装置となった情報処理装置は、運用中装置と通信を行う対向装置から前記転送情報を利用する通信制御依頼を受信した場合には、当該転送情報が記憶部に記録されているかを判定し、記録されていない場合には、前記運用中装置から待機中装置へと切替処理を行った前記情報処理装置へ、前記転送情報の転送を要求し、当該転送情報を用いて前記対向装置からの通信制御依頼を処理することを特徴とする。
また本発明は、上述の冗長構成システムにおいて、前記運用中装置となる情報処理装置は、前記切替要求した後に、前記運用中装置と通信を行う対向装置から通信制御依頼を受信した場合には、その通信制御依頼を、切替要求した待機中装置となる情報処理装置へ転送する通信制御転送手段と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、2つの情報処理装置の一方が運用中装置、他方が待機中装置として動作し、障害発生時に、前記運用中装置となる情報処理装置と前記待機中装置となる情報処理装置を切り替える冗長構成システムにおける切替制御方法であって、前記運用中装置となる情報処理装置の切替要求手段が、切替検出後に前記待機中装置となる情報処理装置へ切替要求し、前記運用中装置となる情報処理装置の待機中装置移行制御手段が、前記切替検出後に自装置を待機中装置へと切り替える切替処理を行ない、前記運用中装置となる情報処理装置の情報転送手段が、前記待機中装置の切替完了後に、新たな運用中装置となった情報処理装置に対して自装置に記憶している転送情報を順次転送し、前記待機中装置となる情報処理装置の運用中装置移行制御手段が、前記切替要求の受信後に自装置を運用中装置へと切り替える切替処理を行ない、前記待機中装置となる情報処理装置の転送情報記録手段が、前記転送情報を受信して自装置の記憶部へ記録することを特徴とする切替制御方法である。
また本発明は、上述の切替制御方法において、前記運用中装置と前記待機中装置の各情報処理装置は同一ネットワークアドレスが割り当てられており、前記切替処理後に新たな運用中装置となった情報処理装置は、運用中装置と通信を行う対向装置から前記転送情報を利用する通信制御依頼を受信した場合には、当該転送情報が記憶部に記録されているかを判定し、記録されていない場合には、前記運用中装置から待機中装置へと切替処理を行った前記情報処理装置へ、前記転送情報の転送を要求し、当該転送情報を用いて前記対向装置からの通信制御依頼を処理することを特徴とする。
また本発明は、上述の切替制御方法において、前記運用中装置となる情報処理装置の通信制御転送手段が、前記切替要求した後に、前記運用中装置と通信を行う対向装置から通信制御依頼を受信した場合には、その通信制御依頼を、切替要求した待機中装置となる情報処理装置へ転送することを特徴とする。
本発明によれば、待機中装置から運用中装置へと切り替えられる第2情報処理装置は、第1情報処理装置からの切替要求後に、転送情報の送受信なく直ちに待機中装置から運用中装置へと移行して動作している。従って、対向装置は、元々運用中装置として動作していた第1情報処理装置との通信後、切替処理が発生した場合には、直ちに新たな運用中装置として動作することとなった第2情報処理装置と通信処理を行うことができる。これにより、冗長構成システム側においては、待機中装置から運用中装置への切替処理の時間を短縮でき、通信相手となる対向装置からの通信制御依頼を迅速に処理することができる。
また、本発明によれば、運用中装置が第1情報処理装置から第2情報処理装置に切り替わった直後において、まだ転送情報が第2情報処理装置に転送されていない状況においても、第2情報処理装置が転送情報の未受信を自ら検出して、第1情報処理装置から優先的に受信するので、切替処理の後に、対向装置との間の通信に必要な転送情報が送られてくる様な処理においても、滞りなくその処理を行うことができる。また、新たな運用中装置として動作する第2情報処理装置は、対向装置からの要求通信メッセージに対応する情報処理に必要な転送情報がない場合にのみ、その転送情報の要求を新たに待機中装置となった第1情報処理装置に送信しており、その他の転送情報については自動的に新たに待機中装置となった第1情報処理装置から受信することとなるため、ネットワークの帯域を圧迫することなく、転送情報の転送を完了させることができる。
また、本発明によれば、運用中装置が対向装置から要求通信メッセージを受信した直後に、切替処理が発生する場合、当該切替処理によって運用中装置から待機中装置へ切り替えられる情報処理装置が、その要求通信メッセージを、新たに運用中装置として動作する情報処理装置へ転送する。これにより要求通信メッセージに対応する情報処理を滞りなく行なうことができる。
以下、本発明の一実施形態による冗長構成システムを図面を参照して説明する。
図1は同実施形態による冗長構成システムの構成を示すブロック図である。
この図において、符号11は冗長構成システムを示している。そして冗長構成システム11は、第1情報処理装置21と、第2情報処理装置31を有している。この第1情報処理装置21と第2情報処理装置31とは通信ネットワークを介して接続されている。また第1情報処理装置21は、情報を記憶するメモリ22、アプリケーション処理を行なうアプリケーション機能部23、運用中装置と待機中装置の切替制御を行う冗長制御部24を備えている。また、第2情報処理装置31も同様に、メモリ32、アプリケーション機能部33、冗長制御部34を備えている。そして、最初の段階においては、第1情報処理装置21が運用中装置として動作しており、第2情報処理装置31が待機中装置として動作しているものとする。
また図1において符号41は対向装置である。この対向装置41は冗長構成システム内の運用中装置となる情報処理装置と通信を行なうものである。ここで、冗長構成システムにおいて、第1情報処理装置と第2情報処理装置とは、共に同じネットワークアドレスが割り当てられている。そして、一方の情報処理装置が運用中装置として動作している場合には、他方の情報処理装置は待機中装置として動作し、待機中装置として動作する情報処理装置は、通信ネットワーク機能を停止することにより、外部の装置(対向装置41など)からのアクセスが不可能となる。そして、対向装置41は第1情報処理装置と第2情報処理装置のどちらが運用中装置として動作しているかを検出する必要なく、冗長構成システム11内の運用中装置として動作している第1情報処理装置または第2情報処理装置と通信を行なうことが可能となる。なお対向装置41は、説明の便宜上1つのみ図1に示しているが、実際には複数存在する場合がある。
そして、本実施形態の冗長構成システムにおいては、運用中装置となる情報処理装置が、切替検出後に待機中装置となる情報処理装置へ切替要求の情報を送信する。また運用中装置となる情報処理装置は、切替検出後に自装置を待機中装置へと切り替える切替処理を行なう。そして、運用中装置となる情報処理装置は、待機中装置の運用中装置への切替完了後に、当該新たな運用中装置となった情報処理装置に対して自装置に記憶している転送情報を順次転送する処理を行なう。また待機中装置となる情報処理装置は、運用中装置となる情報処理装置からの切替要求の受信後に自装置を運用中装置へと切り替える切替処理を行ない、転送情報を受信して自装置の記憶部へ記録する。つまり、本実施形態の冗長構成システムは、切替処理時には、運用中装置から待機中装置へと転送すべき情報を送信せず、切替処理が完了後に、その転送すべき情報を送信する。
図2は冗長構成システムの処理フローを示す第1の図である。
次に冗長構成システムの処理フローの詳細を説明する。
まず、図2より、第1情報処理装置21が運用中装置、第2情報処理装置31が待機中装置として動作しているものとする。また、このような状態において、対向装置41が運用中装置である第1情報処理装置21へ要求通信メッセージを送信し(ステップS101)、第1情報処理装置21が応答通信メッセージを送信する(ステップS102)。ここで、通信ネットワーク機能の障害発生等を第1情報処理装置の冗長制御部24が検出したとする。このような場合、第1情報処理装置21の冗長制御部24は、切替が必要と判断し(ステップS103)、第2情報処理装置31へ切替要求を送信する(ステップS104)。そして切替要求の送信後、運用中装置から待機中装置への切替処理を開始する(ステップS105)。他方、切替要求を受信した第2情報処理装置31では、冗長制御部34が待機中装置から運用中装置への切替処理を開始し(ステップS106)、運用中装置への移行を完了する(ステップS107)。
第1情報処理装置21の冗長制御部24は、ステップS104の運用中装置から待機中装置への切替処理において、自装置のメモリ22に記録されている切替処理時に転送しなければならない転送情報を第2情報処理装置31へ送信する(ステップS108)。そして、転送情報を全て送信完了すると、運用中装置から待機中装置への切替処理を完了し(ステップS109)、これにより第1情報処理装置21は待機中装置として動作する。また、第2情報処理装置31においては、運用中装置として動作開始後に転送情報を受信すると、冗長制御部34が、その転送情報をメモリ32に記録する。そして、対向装置41は、運用中装置として動作する第2情報処理装置31へ要求通信メッセージを送信し(ステップS110)、第1情報処理装置21が応答通信メッセージを送信する(ステップS111)。なお、第1情報処理装置と第2情報処理装置は同一ネットワークアドレスが割り当てられているため、対向装置41からは、同一の情報処理装置と通信メッセージを送受信しているように制御することができる。
図3は冗長構成システムの処理フローを示す第2の図である。
図2を用いて説明した処理によれば、第2情報処理装置31は、切替要求後に、転送情報の送受信なく直ちに待機中装置から運用中装置へと移行して動作している。従って、図3で示すように、対向装置41は運用中装置として動作していた第1情報処理装置21との通信後、切替処理が発生した場合には、直ちに新たな運用中装置として動作することとなった第2情報処理装置と通信処理を行うことができる(ステップS201,ステップS202)。
図4は冗長構成システムの処理フローを示す第3の図である。
次に、図4を用いて、切替処理の発生後に、転送情報が転送されない状況で要求通信メッセージを対向装置から受信した場合の例について説明する。
図4より、ステップS101〜ステップS107の処理までは同様である。そしてこの処理により、第2情報処理装置31が、待機中装置から運用中装置へと移行完了して動作している。ここで、転送情報が第1情報処理装置21から第2情報処理装置31へと送信されることとなるが、全ての転送情報が第2情報処理装置31へ転送される前に、対向装置41が運用中装置として動作する第2情報処理装置31へ要求通信メッセージを送信したとする(ステップS301)。第2情報処理装置31の冗長制御部34は、要求通信メッセージを受信すると、その要求通信メッセージに対応する情報処理を行なうための情報(転送情報A)が、第1情報処理装置21から転送情報として送信されたかどうかを確認するため、メモリ32を検索する(ステップS302)。例えば、要求通信メッセージに対応する情報処理において、対向装置のIDの情報を必要な場合には、そのIDが転送情報として第1情報処理装置21から送信されてメモリ32に記録されているかどうかを判定する。
そして、冗長制御部34は、要求通信メッセージに対応する情報処理において必要な情報(転送情報A)がメモリ32に記録されていないと判定した場合には、転送情報Aの要求信号を第1情報処理装置21へ送信する(ステップS303)。第1情報処理装置21は転送情報Aの要求信号を受信すると、自装置のメモリに記録されている転送情報Aを、他の転送情報に優先して第2情報処理装置31へ送信する(ステップS304)。そして、第2情報処理装置31のアプリケーション機能部33は、転送情報Aを用いてステップS301で送信された要求通信メッセージに対応する情報処理を行い、その結果である応答通信メッセージを対向装置41へ送信する(ステップS305)。
また第1情報処理装置21においては、転送情報A以外の他の転送情報の第2情報処理装置31への送信を行い(ステップS306)、全ての転送情報の第2情報処理装置31への送信により、運用中装置から待機中装置への切替処理を完了する(ステップS307)。そして、その後、対向装置41から、運用中装置として動作する第2情報処理装置31へ要求通信メッセージが送信(ステップS308)された場合には、第2情報処理装置21が応答通信メッセージを送信する(ステップS309)。
以上の処理により、運用中装置が第1情報処理装置21から第2情報処理装置31に切り替わった直後において、まだ転送情報が第2情報処理装置31に転送されていない状況においても、第2情報処理装置31が転送情報の未受信を自ら検出して、第1情報処理装置から優先的に受信するので、切替処理の後に、対向装置との間の通信に必要な転送情報が送られてくる様な処理においても、滞りなくその処理を行うことができる。また、新たな運用中装置として動作する第2情報処理装置31は、対向装置41からの要求通信メッセージに対応する情報処理に必要な転送情報がない場合にのみ、その転送情報の要求を新たに待機中装置となった第1情報処理装置21に送信しており、その他の転送情報については自動的に新たに待機中装置となった第1情報処理装置21から受信することとなるため、ネットワークの帯域を圧迫することなく、転送情報の転送を完了させることができる。
図5は冗長構成システムの処理フローを示す第4の図である。
次に、図5を用いて、対向装置41から要求通信メッセージを受信した直後、当該要求通信メッセージに対応する応答通信メッセージの送信前に切替処理を行なわなければならない場合の例について説明する。
まず、図5より、第1情報処理装置21が運用中装置、第2情報処理装置31が待機中装置として動作しているものとする。また、このような状態において、対向装置41が運用中装置である第1情報処理装置21へ要求通信メッセージを送信し(ステップS401)、第1情報処理装置21が応答通信メッセージを送信する(ステップS402)。また、再度、第1情報処理装置21が要求通信メッセージを送信する(ステップS403)。ここで、第1情報処理装置の冗長制御部24が、ステップS403の要求通信メッセージに対応する応答通信メッセージを送信する前に、通信ネットワーク機能の障害発生等を検出したとする。このような場合、第1情報処理装置21の冗長制御部24は、切替が必要と判断し(ステップS404)、応答通信メッセージの送信を中断して、第2情報処理装置31へ切替要求を送信する(ステップS405)。そして切替要求の送信後、運用中装置から待機中装置への切替処理を開始する(ステップS406)。他方、切替要求を受信した第2情報処理装置31では、冗長制御部34が待機中装置から運用中装置への切替処理を開始し(ステップS407)、運用中装置への移行を完了する(ステップS408)。
第1情報処理装置21は、第2情報処理装置31が運用中装置への移行を完了すると、ステップS403において受信した要求通信メッセージを、新たに運用中装置として動作する第2情報処理装置31へ転送する(ステップS409)。この要求通信メッセージには送信元の対向装置41の情報が格納されている。そして、要求通信メッセージを受信した第2情報処理装置31は、そのメッセージに対応する応答通信メッセージを対向装置41へ送信する(ステップS410)。
また第1情報処理装置21の冗長制御部24は、転送情報を第2情報処理装置31へ送信し(ステップS411)、全ての転送情報の第2情報処理装置31への送信により、運用中装置から待機中装置への切替処理を完了する(ステップS412)。そして、その後、対向装置41から、運用中装置として動作する第2情報処理装置31へ要求通信メッセージを送信(ステップS413)された場合には、第2情報処理装置21が応答通信メッセージを送信する(ステップS414)。
以上の処理によれば、運用中装置が対向装置から要求通信メッセージを受信した直後に、切替処理が発生する場合、当該切替処理によって運用中装置から待機中装置へ切り替えられる情報処理装置が、その要求通信メッセージを、新たに運用中装置として動作する情報処理装置へ転送する。これにより要求通信メッセージに対応する情報処理を滞りなく行なうことができる。
なお、上述の各装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
冗長構成システムの構成を示すブロック図である。 冗長構成システムの処理フローを示す第1の図である。 冗長構成システムの処理フローを示す第2の図である。 冗長構成システムの処理フローを示す第3の図である。 冗長構成システムの処理フローを示す第4の図である。
符号の説明
11・・・冗長構成システム
21・・・第1情報処理装置
22・・・メモリ
23・・・アプリケーション機能部
24・・・冗長制御部
31・・・第2情報処理装置
32・・・メモリ
33・・・アプリケーション機能部
34・・・冗長制御部
41・・・対向装置

Claims (6)

  1. 2つの情報処理装置の一方が運用中装置、他方が待機中装置として動作し、障害発生時に、前記運用中装置となる情報処理装置と前記待機中装置となる情報処理装置を切り替える冗長構成システムであって、
    前記運用中装置となる情報処理装置は、
    切替検出後に前記待機中装置となる情報処理装置へ切替要求する切替要求手段と、
    前記切替検出後に自装置を待機中装置へと切り替える切替処理を行なう待機中装置移行制御手段と、
    前記待機中装置の切替完了後に、新たな運用中装置となった情報処理装置に対して自装置に記憶している転送情報を順次転送する情報転送手段と、を備え、
    前記待機中装置となる情報処理装置は、
    前記切替要求の受信後に自装置を運用中装置へと切り替える切替処理を行なう運用中装置移行制御手段と、
    前記転送情報を受信して自装置の記憶部へ記録する転送情報記録手段と、
    を備えることを特徴とする冗長構成システム。
  2. 前記運用中装置と前記待機中装置の各情報処理装置は同一ネットワークアドレスが割り当てられており、
    前記切替処理後に新たな運用中装置となった情報処理装置は、
    運用中装置と通信を行う対向装置から前記転送情報を利用する通信制御依頼を受信した場合には、当該転送情報が記憶部に記録されているかを判定し、記録されていない場合には、前記運用中装置から待機中装置へと切替処理を行った前記情報処理装置へ、前記転送情報の転送を要求し、当該転送情報を用いて前記対向装置からの通信制御依頼を処理する
    ことを特徴とする請求項1に記載の冗長構成システム。
  3. 前記運用中装置となる情報処理装置は、
    前記切替要求した後に、前記運用中装置と通信を行う対向装置から通信制御依頼を受信した場合には、その通信制御依頼を、切替要求した待機中装置となる情報処理装置へ転送する通信制御転送手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冗長構成システム。
  4. 2つの情報処理装置の一方が運用中装置、他方が待機中装置として動作し、障害発生時に、前記運用中装置となる情報処理装置と前記待機中装置となる情報処理装置を切り替える冗長構成システムにおける切替制御方法であって、
    前記運用中装置となる情報処理装置の切替要求手段が、切替検出後に前記待機中装置となる情報処理装置へ切替要求し、
    前記運用中装置となる情報処理装置の待機中装置移行制御手段が、前記切替検出後に自装置を待機中装置へと切り替える切替処理を行ない、
    前記運用中装置となる情報処理装置の情報転送手段が、前記待機中装置の切替完了後に、新たな運用中装置となった情報処理装置に対して自装置に記憶している転送情報を順次転送し、
    前記待機中装置となる情報処理装置の運用中装置移行制御手段が、前記切替要求の受信後に自装置を運用中装置へと切り替える切替処理を行ない、
    前記待機中装置となる情報処理装置の転送情報記録手段が、前記転送情報を受信して自装置の記憶部へ記録する
    ことを特徴とする切替制御方法。
  5. 前記運用中装置と前記待機中装置の各情報処理装置は同一ネットワークアドレスが割り当てられており、
    前記切替処理後に新たな運用中装置となった情報処理装置は、運用中装置と通信を行う対向装置から前記転送情報を利用する通信制御依頼を受信した場合には、当該転送情報が記憶部に記録されているかを判定し、記録されていない場合には、前記運用中装置から待機中装置へと切替処理を行った前記情報処理装置へ、前記転送情報の転送を要求し、当該転送情報を用いて前記対向装置からの通信制御依頼を処理する
    ことを特徴とする請求項4に記載の切替制御方法。
  6. 前記運用中装置となる情報処理装置の通信制御転送手段が、前記切替要求した後に、前記運用中装置と通信を行う対向装置から通信制御依頼を受信した場合には、その通信制御依頼を、切替要求した待機中装置となる情報処理装置へ転送する
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の切替制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016066303A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 沖電気工業株式会社 サーバ装置、冗長構成サーバシステム、情報引継プログラム及び情報引継方法

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