JP2010146235A - 二重化システムにおける系切替方法及び二重化システム - Google Patents

二重化システムにおける系切替方法及び二重化システム Download PDF

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Abstract

【課題】系切替時に切替制御用データを旧現用系から新現用系へ系間転送するデータの最後尾に付加して転送することで、切替時間を短縮する。
【解決手段】制御ホスト21は、現用系と予備系とを切り替える切替時に、現在現用系の処理ホスト1へ切替制御用データを送信して、受信データバッファ部4に格納されていたデータの最後尾に付加させる。処理ホスト1は切替制御用データの受信を契機として、受信データバッファ部4に格納されていた全てのデータを系間転送にて順次送信して、現在予備系で新たに現用系に切り替わる処理ホスト11の受信データバッファ部14に格納させる。処理ホスト11は、切替制御用データが系間転送により受信されると、その切替制御用データを制御ホスト21へ送信する。制御ホスト21は、この切替制御用データの受信を契機として、処理ホスト11へ新たなデータの送信を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は二重化システムにおける系切替方法及び二重化システムに係り、特に同じ機能を持ったサーバ2台で冗長構成を組んでいる二重化システムにおける系切替方法及び二重化システムに関する。
現用系(ACT系)の装置と予備系(SBY系)の装置とで冗長構成をとる二重化システムが種々提案されている。例えば、特許文献1には、IPーPBXシステムにおいて、IPインタフェースを、二重化構成にした遠隔ユニットのACT遠隔IPインタフェースを切り替える二重化システムが記載されている。
この二重化システムは、本体ユニットの本体IPインタフェースが、第1の遠隔ユニットにATC切替命令を送ると、第1の遠隔ユニットは、旧ACT系の遠隔IPインタフェースから新ACT系の遠隔IPインタフェースにACT切替を行う。また、第1の遠隔ユニットがACT切替命令を受信すると、第1のIPインタフェースの受信音声データメモリからの現読み出し音声データの情報を、第2のIPインタフェースへ転送する。
特開2006−100900号公報
しかしながら、上記のような二重化システムの系切替時においては、ACT系とSBY系を切り替える際に、旧ACT系で受信していたデータを一旦新ACT系にコピーし旧ACT系と新ACT系で持つデータが一致することを確認してから、新ACT系での処理に移行していたため、切替時間が長くかかるという問題がある。また、二重化システムによっては、系切替時に一度サービスを止める必要がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、系切替時に切替制御用データを旧現用系から新現用系へ系間転送するデータの最後尾に付加して転送することで、切替時間を短縮できる二重化システムにおける系切替方法及び二重化システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の二重化システムにおける系切替方法は、二重化システムを構成する現用系の第1の装置と予備系の第2の装置とのうち、現用系の第1の装置を予備系に、かつ、予備系の第2の装置を現用系に切り替える系切替時に、制御用装置が第1の装置に切替制御用データを送信して、該第1の装置の第1の受信データバッファ部に格納されていたデータの最後尾に切替制御用データを付加するデータ付加ステップと、切替制御用データの受信を契機として、第1の受信データバッファ部に格納されていた全てのデータを系間転送にて順次送信して、第2の装置の第2の受信データバッファ部に格納させるデータ格納ステップと、第1の受信データバッファ部に格納されていたデータの最後尾に付加されていた切替制御用データが、系間転送により送信されて第2の装置に受信されるときに、受信したその切替制御用データを第2の装置から制御用装置へ送信する切替制御用データ送信ステップと、制御用装置が第2の装置から送信された切替制御用データの受信を契機として、第2の装置へ新たなデータの送信を開始するデータ送信開始ステップとを含むことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の二重化システムは、現用系の第1の装置と予備系の第2の装置と制御用装置とからなる二重化システムであって、
制御用装置は、現用系の第1の装置を予備系に、かつ、予備系の第2の装置を現用系に切り替える系切替時に、切替制御用データを第1の装置に送信する切替制御用データ送信手段と、第2の装置から切替制御用データを受信する第1の切替制御用データ受信手段と、第1の切替制御用データ受信手段により切替制御用データを受信したことを契機として第2の装置へ現用系用の新たなデータを送信するデータ送信手段とを備え、
第1の装置は、運用のためのデータを格納している第1の受信データバッファ部と、第1の受信データバッファ部に格納されているデータに基づいて運用を行う第1のデータ処理手段と、制御用装置から送信された切替制御用データを受信する第2の切替制御用データ受信手段と、第2の切替制御用データ受信手段により受信された切替制御用データを第1の受信データバッファ部に格納されていたデータの最後尾に付加する付加手段と、切替制御用データの受信を契機として、第1の受信データバッファ部に格納されていた全てのデータを系間転送にて第2の装置へ順次送信する第1の系間転送手段とを備え、
第2の装置は、第1の系間転送手段により系間転送されたデータを受信する第2の系間転送手段と、制御用装置から送信された現用系用の新たなデータを受信する受信手段と、第2の系間転送手段により切替制御用データを受信した時に、受信したその切替制御用データを制御用装置へ送信する切替制御用データ送信手段と、第2の系間転送手段で受信した第1の受信データバッファ部からのデータ、又は受信手段で受信した現用系用の新たなデータを格納する第2の受信データバッファ部と、第2の受信データバッファ部に格納されているデータに基づいて運用を行う第2のデータ処理手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、系切替時に切替制御用データを旧現用系から新現用系へ系間転送するデータの最後尾に付加して転送し、切替制御用データにより新現用系の装置に旧現用系の装置のデータの送信完了を認識させることで、旧現用系と新現用系の各装置が持つデータが一致することを確認する必要をなくし、旧現用系の装置での処理が中断後すぐに新現用系の装置での処理が可能となり、切替時間を短縮する(高速化する)ことができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明になる二重化システムの第1の実施形態のシステム構成図を示す。同図において、本実施形態の二重化システムは、同じ機能を持ったサーバ2台で冗長構成を組んでいる二重化システムであって、現用(ACT)系の処理ホストコンピュータ(以下、ホストという)1と、予備(SBY)系の処理ホスト11と、制御ホスト21とから構成される。
処理ホスト1と処理ホスト11とは同じ機能を持ったサーバであり、それぞれデータ処理部2、12と、バッファ制御部3、13と、受信データバッファ部4、14と、系間転送部5、15と、データ受信部6、16と、データ送信部7、17とから構成される。一方、制御ホスト21は、データ送信部22、データ受信部23及びデータ制御部24から構成される。
データ処理部2、12は、制御ホスト21より送られてきたデータに対して所定の処理を行う。バッファ制御部3、13は、受信データバッファ部4、14を制御する部分であり、受信データバッファ部4、14に一時保持されているデータを、ACT時にはデータ処理部2、12に送信し、SBY系切り替え時には系間転送部5、15に送信するなどの制御を行う。
また、受信データバッファ部4、14は、バッファ制御部3、13の制御により受信データを一時保持した後、その受信データをデータ処理部2、12や系間転送部5、15へ送信する。系間転送部5及び15は、それらのうち、系切替時に旧ACT系となる一方の系間転送部から新ACT系となる他方の系間転送部へデータを転送する。
データ受信部6、16は、制御ホスト21より送信されたデータを受信し、受信データバッファ部4、14へ送信する。また、データ受信部6、16は、切替制御用データ受信時はバッファ制御部3、13に、その受信の旨を通知する。データ送信部7、17は、データ処理部2、12からのデータを制御ホスト21へ送信する。
一方、制御ホスト21は、処理データや切替制御用データを処理ホスト1、11へ送信するホストコンピュータである。データ送信部22は、データ制御部24より送信された処理データを処理ホスト1、11へ送信する。データ受信部23は、処理ホスト1、11で処理されたデータを受信する。データ制御部24は、処理データや切替制御用データを制御する。
次に、図1の二重化システムにおける系切替時間の高速化を行うための動作を図2のシーケンス図を参照して説明する。ここでは、現在ACT系の処理ホスト1をSBY系に、また現在SBY系の処理ホスト11をACT系に切り替える場合の動作について説明する。
まず、制御ホスト21より現ACT系へ切り替えるための切替制御用データを、現在ACT系で切替後にSBY系に切り替わる旧ACT系の処理ホスト1へ送信する(ステップS1)。その後、制御ホスト21は、処理ホスト1へのデータ送信処理を停止する(ステップS2)。
一方、旧ACT系の処理ホスト1は、制御ホスト21より送信された上記の切替制御用データをデータ受信部6で受信する(ステップS11)。すると、データ受信部6は切替制御用データの受信をバッファ制御部3へ通知し、バッファ制御部3の制御により受信データバッファ部4でバッファリングされているデータを系間転送部5へ送信させる。受信データバッファ部4よりデータを受信した系間転送部5は、新ACT系処理ホスト11へその受信データの転送を開始する(ステップS12)。
バッファ制御部3へ切り替え制御用データの受信を通知したデータ受信部6は、続いて制御ホスト21より受信した切替制御用データを受信データバッファ部4へ送信する(ステップS13)。この結果、受信データバッファ部4にバッファリングされているデータの最後尾に切替制御用データが付加される。
現在SBY系で切替後にACT系に切り替わる新ACT系の処理ホスト11は、その系間転送部15で旧ACT系処理ホスト1より送信されたデータを受信する。すると、系間転送部15は、受信データを受信データバッファ部14へ送信する。データを受信した受信データバッファ部14は、データ処理部12へデータを送信する。これにより、データ処理部12は受信したデータの処理を開始することで新ACT系処理ホスト11は運用が開始される(以上ステップS21)。
旧ACT系処理ホスト1の受信データバッファ部4でバッファリングされているデータが全て新ACT系処理ホスト11へ転送されると、受信データバッファ部4の一番最後にバッファリングされていた切替制御用データが系間転送部5へ送信される。この切替制御用データを受信した系間転送部5は、その切替制御用データを新ACT系処理ホスト11へ転送する(ステップS14)。
これにより、新ACT系処理ホスト11の系間転送部15は、旧ACT系処理ホスト1より転送されてきた切替制御用データを受信する(ステップS22)。続いて、系間転送部15は、受信した切替制御用データを受信データバッファ部14へ送信する。すると、受信データバッファ部14は、バッファリングされているデータの最後尾に、系間転送部15より受信した切替制御用データをバッファリングする。
続いて、新ACT系処理ホスト11は、受信データバッファ部14内にバッファリングされた旧ACT系処理ホスト1より転送されたデータの処理がすべて終わった後、受信データバッファ部14の最後尾にバッファリングされていた切替制御用データを、データ送信部17より制御ホスト21へ送信する(ステップS23)。
制御ホスト21は、新ACT系処理ホスト11より送信された切替制御用データをデータ受信部23で受信する(ステップS3)。制御ホスト21は、この切替制御用データの受信により新ACT系処理ホスト11での切替作業が完了したと判断し、新ACT系処理ホスト11へのデータ送信処理を開始する(ステップS4)。
このように、本実施形態によれば、制御ホスト21は、切替制御用データの受信により新ACT系処理ホスト11での切替作業が完了したと判断することができるため、系切替時に旧ACT系処理ホスト1で持つデータと転送された新ACT系処理ホスト11で持つデータとが一致することを確認する必要がない。このため、本実施形態によれば、全データが転送されるのを待たなくて済むようになり、二重化システムにおける系切替時間の短縮化(高速化)を実現することができる。また、本実施形態によれば、切替時間の短縮により、サービスをストップしなくてもよくなった。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図3は、本発明になる二重化システムの第2の実施形態のシステム構成図を示す。同図において、本実施形態の二重化システムは、同じ機能を持ったサーバ2台で冗長構成を組んでいる二重化システムであって、現用(ACT)系の処理ホスト101と、予備(SBY)系の処理ホスト111と、制御ホスト121とから構成される。
処理ホスト101と処理ホスト111とは同じ機能を持ったサーバであり、それぞれデータ処理部102、112と、バッファ制御部103、113と、受信データバッファ部104、114と、系間転送部105、115と、データ受信部106、116と、データ送信部107、117と、転送データバッファ部108、118とから構成される。一方、制御ホスト121は、データ送信部122、データ受信部123、データ制御部124とから構成される。
データ処理部102、112は、制御ホスト121より送られてきたデータに対して処理を行う。バッファ制御部103、113は、受信データバッファ部104、114と転送データバッファ部108、118を制御する。すなわち、バッファ制御部103、113は、受信データバッファ部104、114にあるデータをACT時にはデータ処理部102、112に送信し、SBY系切り替え時には系間転送部105、115に送信し、ACT系切り替え時には転送データバッファ部108、118にあるデータをデータ処理部102、112に送信するなどの制御を行う。
受信データバッファ部104、114は、バッファ制御部103、113の制御により受信データをバッファし、そのデータをデータ処理部102、112や系間転送部105、115へ送信する。系間転送部105、115は、系切替時に新ACT系の処理ホストへデータを転送し、旧ACT系の処理ホストより受信したデータを転送データバッファ部108、118へ送信する。
データ受信部106、116は、制御ホスト121より送信されたデータを受信し受信データバッファ部104、114へ送信する。また、データ受信部106、116は、切替制御用データ受信時はバッファ制御部103、113にその受信を通知する。また、データ送信部107、117は、データ処理部102、112で処理されたデータを制御ホスト121へ送信する。
一方、制御ホスト121は、処理データや切替制御用データを処理ホスト101、111へ送信するホストコンピュータである。データ送信部122は、データ制御部124より送信されたデータを処理ホスト101、111へ送信する。また、データ受信部123は、処理ホスト101、111で処理されたデータを受信する。更に、データ制御部124は、処理データや切替制御用データを制御する。
次に、図3の二重化システムにおける系切替時間の高速化を行うための動作を図4のシーケンス図を参照して説明する。ここでは、現在ACT系の処理ホスト101をSBY系に、また現在SBY系の処理ホスト111をACT系に切り替える場合の動作について説明する。
まず、制御ホスト121は、データ送信部122より現ACT系へ切り替えるための切替制御用データを現在ACT系で新たにSBY系に切り替えられる旧ACT系の処理ホスト101へ送信する(ステップS101)。その後、制御ホスト121は、切替制御用データを送信後、データ送信部122より現在SBY系で新たにACT系に切り替えられる新ACT系処理ホスト111へ新たなデータを送信開始する(ステップS102)。すなわち、本実施形態では、制御ホスト121は、切替制御用データを旧ACT系の処理ホスト101へ送信後に直ちに新たなデータを新ACT系処理ホスト111へ送信する。
旧ACT系処理ホスト101は、そのデータ受信部106で制御ホスト121より送信された切替制御用データを受信する(ステップS111)。すると、データ受信部106は、切替制御用データの受信をバッファ制御部103へ通知し、受信データバッファ部104にバッファリングされているデータを、バッファ制御部103の制御により系間転送部105へ転送開始させる。これにより、受信データバッファ部104よりデータを受信した系間転送部105は、新ACT系処理ホスト111へデータの転送を開始する(ステップS112)。
続いて、バッファ制御部103へ切替制御用データの受信を通知したデータ受信部106は、制御ホスト121より受信した切替制御用データを受信データバッファ部104へ送信する(ステップS113)。この結果、受信データバッファ部104にバッファリングされているデータの最後尾に切替制御用データが付加される。
一方、新ACT系の処理ホスト111は、そのデータ受信部116で制御ホスト121より送信されたデータを受信し、その受信データを受信データバッファ部114にバッファリングする(ステップS121)。
また、新ACT系の処理ホスト111は、その系間転送部115で旧ACT系処理ホスト101より送信されたデータを受信する。すると、系間転送部115は、受信データを転送データバッファ部118へ送信する。データを受信した転送データバッファ部118は、データ処理部112へデータを送信する。これにより、データ処理部112は受信したデータの処理を開始することで新ACT系処理ホスト111は運用が開始される(以上ステップ122)。
続いて、旧ACT系処理ホスト101の受信データバッファ部104は、バッファリングしていたデータを全て新ACT系処理ホスト111へ転送した後、受信データバッファ部104の一番最後にバッファリングされていた切替制御用データを系間転送部105を介して、新ACT系処理ホスト111へ転送する(ステップS114)。
すると、新ACT系処理ホスト111の系間転送部115は、ステップS114で旧ACT系処理ホスト111より転送されてきた切替制御用データを受信し、受信した切替制御用データを転送データバッファ部118へ送信する(ステップS123)。系間転送部115より切替制御用データを受信した転送データバッファ部118は、バッファリングしているデータの最後尾に切替制御用データをバッファリングする。
新ACT系処理ホスト111の転送データバッファ部118は、バッファリングしている旧ACT系処理ホスト101より転送されたデータをデータ処理部112へすべて送信し終わった後、旧ACT系処理ホスト101より転送されたデータの最後尾にバッファリングされていた切替制御用データをデータ処理部112へ送信する。これにより、データ処理部112は、この切替制御用データの受信により旧ACT系処理ホスト101より転送されたデータの処理がすべて終わったと判断し、続いて受信データバッファ部114にバッファリングされている制御ホスト121より受信したデータを受信し、そのデータの処理を開始する(ステップS124)。
このように、本実施形態では、系間転送用の転送データバッファ部108、118と、制御ホスト121からのデータ用の受信データバッファ部104、114とを分けているので、系切り替え時に制御ホスト121からのデータ送信を止める必要がないという効果が得られる。
また、本実施形態も第1実施形態と同様に、系切替時に旧ACT系処理ホスト101で持つデータと転送された新ACT系処理ホスト111で持つデータとが一致することを確認する必要がないため、全データが転送されるのを待たなくて済み、二重化システムにおける系切替時間の短縮化(高速化)を実現することができる。また、本実施形態によれば、切替時間の短縮により、サービスをストップしなくてもよい。
本発明の二重化システムの第1の実施形態のシステム構成図である。 図1の二重化システムの動作説明用シーケンス図である。 本発明の二重化システムの第2の実施形態のシステム構成図である。 図3の二重化システムの動作説明用シーケンス図である。
符号の説明
1、101 現在ACT系の処理ホスト(旧ACT系処理ホスト)
2、12、102、112 データ処理部
3、13、103、113 バッファ制御部
4、14、104、114 受信データバッファ部
5、15、105、115 系間転送部
6、16、23、106、116、123 データ受信部
7、17、22、107、117、122 データ送信部
11、111 現在SBY系の処理ホスト(新ACT系処理ホスト)
21、121 制御ホスト
24、124 データ制御部
108、118 転送データバッファ部

Claims (11)

  1. 二重化システムを構成する現用系の第1の装置と予備系の第2の装置とのうち、現用系の前記第1の装置を予備系に、かつ、予備系の前記第2の装置を現用系に切り替える系切替時に、制御用装置が前記第1の装置に切替制御用データを送信して、該第1の装置の第1の受信データバッファ部に格納されていたデータの最後尾に前記切替制御用データを付加するデータ付加ステップと、
    前記切替制御用データの受信を契機として、前記第1の受信データバッファ部に格納されていた全てのデータを系間転送にて順次送信して、前記第2の装置の第2の受信データバッファ部に格納させるデータ格納ステップと、
    前記第1の受信データバッファ部に格納されていたデータの最後尾に付加されていた前記切替制御用データが、前記系間転送により送信されて前記第2の装置に受信されるときに、受信したその切替制御用データを前記第2の装置から前記制御用装置へ送信する切替制御用データ送信ステップと、
    前記制御用装置が前記第2の装置から送信された前記切替制御用データの受信を契機として、前記第2の装置へ新たなデータの送信を開始するデータ送信開始ステップと
    を含むことを特徴とする二重化システムにおける系切替方法。
  2. 前記制御用装置は、前記切替制御用データを前記第1の装置へ送信した後、現用系用の新たなデータの前記第1の装置への送信を停止する停止ステップを更に含むことを特徴とする請求項1記載の二重化システムにおける系切替方法。
  3. 前記第2の装置は、前記第2の受信データバッファ部に、前記系間転送にて受信したデータを格納した時点でそのデータに基づく運用を開始する運用開始ステップを更に含むことを特徴とする請求項1又は2記載の二重化システムにおける系切替方法。
  4. 二重化システムを構成する現用系の第1の装置と予備系の第2の装置とのうち、現用系の前記第1の装置を予備系に、かつ、予備系の前記第2の装置を現用系に切り替える系切替時に、制御用装置が前記第1の装置に切替制御用データを送信して、該第1の装置の第1の受信データバッファ部に格納されていたデータの最後尾に前記切替制御用データを付加するデータ付加ステップと、
    前記切替制御用データの受信を契機として、前記第1の受信データバッファ部に格納されていた全てのデータを系間転送にて順次送信して、前記第2の装置の転送データバッファ部に格納させるデータ格納ステップと、
    前記第1の受信データバッファ部に格納されていたデータの最後尾に付加されていた前記切替制御用データが、前記系間転送により送信されて前記第2の装置の前記転送データバッファ部に格納されたことを通知する通知ステップと
    を含むことを特徴とする二重化システムにおける系切替方法。
  5. 前記第2の装置が、前記転送データバッファ部に前記系間転送にて受信したデータを格納した時点でそのデータに基づく運用を開始する第1の運用開始ステップと、
    前記第2の装置が、前記通知ステップによる通知を受けた後、内部の第2の受信データバッファ部に格納されているデータの運用を開始する第2の運用開始ステップと
    を更に含むことを特徴とする請求項4記載の二重化システムにおける系切替方法。
  6. 前記制御用装置が、前記切替制御用データを送信した後、現用系用の新たなデータの前記第2の装置への送信を開始して、その新たなデータを前記第2の受信データバッファ部に格納させるステップを更に含むことを特徴とする請求項4又は5記載の二重化システムにおける系切替方法。
  7. 現用系の第1の装置と予備系の第2の装置と制御用装置とからなる二重化システムであって、
    前記制御用装置は、
    現用系の前記第1の装置を予備系に、かつ、予備系の前記第2の装置を現用系に切り替える系切替時に、切替制御用データを前記第1の装置に送信する切替制御用データ送信手段と、
    前記第2の装置から前記切替制御用データを受信する第1の切替制御用データ受信手段と、
    前記第1の切替制御用データ受信手段により前記切替制御用データを受信したことを契機として前記第2の装置へ現用系用の新たなデータを送信するデータ送信手段と
    を備え、
    前記第1の装置は、
    運用のためのデータを格納している第1の受信データバッファ部と、
    前記第1の受信データバッファ部に格納されているデータに基づいて運用を行う第1のデータ処理手段と、
    前記制御用装置から送信された前記切替制御用データを受信する第2の切替制御用データ受信手段と、
    前記第2の切替制御用データ受信手段により受信された切替制御用データを前記第1の受信データバッファ部に格納されていたデータの最後尾に付加する付加手段と、
    前記切替制御用データの受信を契機として、前記第1の受信データバッファ部に格納されていた全てのデータを系間転送にて前記第2の装置へ順次送信する第1の系間転送手段と
    を備え、
    前記第2の装置は、
    前記第1の系間転送手段により系間転送されたデータを受信する第2の系間転送手段と、
    前記制御用装置から送信された前記現用系用の新たなデータを受信する受信手段と、
    前記第2の系間転送手段により前記切替制御用データを受信した時に、受信したその切替制御用データを前記制御用装置へ送信する切替制御用データ送信手段と、
    前記第2の系間転送手段で受信した前記第1の受信データバッファ部からのデータ、又は前記受信手段で受信した前記現用系用の新たなデータを格納する第2の受信データバッファ部と、
    前記第2の受信データバッファ部に格納されているデータに基づいて運用を行う第2のデータ処理手段と
    を備えることを特徴とする二重化システム。
  8. 前記制御用装置は、前記切替制御用データを前記第1の装置へ送信した後、現用系用の新たなデータの前記第1の装置への送信を停止するデータ送信停止手段を更に有することを特徴とする請求項7記載の二重化システム。
  9. 前記第2のデータ処理手段は、前記第2の受信データバッファ部に、前記第2の系間転送手段にて受信したデータを格納した時点でそのデータに基づく運用を開始することを特徴とする請求項7又は8記載の二重化システム。
  10. 現用系の第1の装置と予備系の第2の装置と制御用装置とからなる二重化システムであって、
    前記制御用装置は、
    現用系の前記第1の装置を予備系に、かつ、予備系の前記第2の装置を現用系に切り替える系切替時に、切替制御用データを前記第1の装置に送信する切替制御用データ送信手段と、
    前記切替制御用データ送信後に、前記第2の装置へ現用系用の新たなデータを送信するデータ送信手段と
    を備え、
    前記第1の装置は、
    運用のためのデータを格納している第1の受信データバッファ部と、
    前記第1の受信データバッファ部に格納されているデータに基づいて運用を行う第1のデータ処理手段と、
    前記制御用装置から送信された前記切替制御用データを受信する切替制御用データ受信手段と、
    前記切替制御用データ受信手段により受信された前記切替制御用データを前記第1の受信データバッファ部に格納されていたデータの最後尾に付加する付加手段と、
    前記切替制御用データの受信を契機として、前記第1の受信データバッファ部に格納されていた全てのデータと前記切替制御用データとを系間転送にて前記第2の装置へ順次送信する系間転送手段と
    を備え、
    前記第2の装置は、
    前記系間転送手段により系間転送されたデータを受信し、その受信した系間転送されたデータを格納する転送データ記憶手段と、
    前記制御用装置から送信された前記現用系用の新たなデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記現用系用の新たなデータを格納する第2の受信データバッファ部と、
    前記転送データ記憶手段に記憶されたデータ、又は前記第2の受信データバッファ部に格納されているデータに基づいて運用を行う第2のデータ処理手段と
    を備えることを特徴とする二重化システム。
  11. 前記第2のデータ処理手段は、前記転送データ記憶手段に前記系間転送にて受信した前記第1の受信データバッファ部に格納されていたデータを格納した時点でそのデータに基づく運用を開始し、前記転送データ記憶手段に前記系間転送にて受信した前記切替制御用データを格納した時点以後に前記第2の受信データバッファ部に格納されているデータの運用を開始することを特徴とする請求項10記載の二重化システム。
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