JPH10322782A - ユニバーサルリモコンシステム - Google Patents
ユニバーサルリモコンシステムInfo
- Publication number
- JPH10322782A JPH10322782A JP9125966A JP12596697A JPH10322782A JP H10322782 A JPH10322782 A JP H10322782A JP 9125966 A JP9125966 A JP 9125966A JP 12596697 A JP12596697 A JP 12596697A JP H10322782 A JPH10322782 A JP H10322782A
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- JP
- Japan
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- remote control
- data
- transmitting
- memory
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種電気機器に使用されるユニバーサルリモ
コンにおいて、設定の簡単化と 機能の拡張を計る。 【解決手段】 大量の各種リモコン信号あるいは符号を
体系的に保持する外部のデータベースサーバ１と、 通
信回路６を経てデータ交換を行い、所望の機器のＩＤと
の一致により、それに対応するデータをメモリ５にダウ
ンロードする。そして各種リモコン信号データと パタ
ーンマッチング処理し合致するリモコン信号データ及び
それを含むデータ集合体をメモリに記憶する。このデー
タ集合体はリモコンに割り当てられた全部あるいは一部
の機能符号で構成される。
コンにおいて、設定の簡単化と 機能の拡張を計る。 【解決手段】 大量の各種リモコン信号あるいは符号を
体系的に保持する外部のデータベースサーバ１と、 通
信回路６を経てデータ交換を行い、所望の機器のＩＤと
の一致により、それに対応するデータをメモリ５にダウ
ンロードする。そして各種リモコン信号データと パタ
ーンマッチング処理し合致するリモコン信号データ及び
それを含むデータ集合体をメモリに記憶する。このデー
タ集合体はリモコンに割り当てられた全部あるいは一部
の機能符号で構成される。
Description
【０００１】
【発明の属する分野】本発明は、各種家電製品や各種情
報機器など複数の電気関連機器で必要な、マンマシンイ
ンタフェースの入力手段として用いられるリモコンに関
する。
報機器など複数の電気関連機器で必要な、マンマシンイ
ンタフェースの入力手段として用いられるリモコンに関
する。
【０００２】
【従来の技術】各種家電製品や各種情報機器などで必要
なマンマシンインタフェースの入力手段としてのリモー
トコントロール装置（以下、単にリモコンと称する）
は、家庭内の機器が増えてくるとそれに応じて各機器の
専用のリモコンの数が増加する。多数のリモコンを各機
器毎に使い分けることは機器の数が増えるに従い繁雑に
なる。このような、各機器の専用のリモコンを操作する
繁雑さを解消するための対策として、従来より複数の機
器の制御を１個のリモコンで行うことのできるマルチ機
能リモコンが使われている。以下この型のリモコンをユ
ニバーサルリモコンと呼ぶこのタイプのリモコンとして
は複数の機器のリモコン信号をあらかじめ記憶させたＲ
ＯＭをリモコンに内蔵した、プリセットリモコンと呼ば
れる安価なタイプと、任意の多数のリモコンの機能を一
つのリモコンに統合化することができる学習リモコンと
呼ばれる高価なタイプがある。
なマンマシンインタフェースの入力手段としてのリモー
トコントロール装置（以下、単にリモコンと称する）
は、家庭内の機器が増えてくるとそれに応じて各機器の
専用のリモコンの数が増加する。多数のリモコンを各機
器毎に使い分けることは機器の数が増えるに従い繁雑に
なる。このような、各機器の専用のリモコンを操作する
繁雑さを解消するための対策として、従来より複数の機
器の制御を１個のリモコンで行うことのできるマルチ機
能リモコンが使われている。以下この型のリモコンをユ
ニバーサルリモコンと呼ぶこのタイプのリモコンとして
は複数の機器のリモコン信号をあらかじめ記憶させたＲ
ＯＭをリモコンに内蔵した、プリセットリモコンと呼ば
れる安価なタイプと、任意の多数のリモコンの機能を一
つのリモコンに統合化することができる学習リモコンと
呼ばれる高価なタイプがある。
【０００３】図６及び図７にそれぞれプリセット型リモ
コンのブロック図とプリセット型のリモコンの設定フロ
ーを示す。ＲＯＭ２１内には対応すべき所定数の機器の
符号があらかじめ蓄積されている。下記の手順に従いキ
ー２２により設定操作を行いＲＯＭ２１内の符号をＣＰ
Ｕ２３を介して読出す。設定操作が終了すれば、以降リ
モコン送信部２４により設定された機器のリモコン信号
を発することが可能となる。
コンのブロック図とプリセット型のリモコンの設定フロ
ーを示す。ＲＯＭ２１内には対応すべき所定数の機器の
符号があらかじめ蓄積されている。下記の手順に従いキ
ー２２により設定操作を行いＲＯＭ２１内の符号をＣＰ
Ｕ２３を介して読出す。設定操作が終了すれば、以降リ
モコン送信部２４により設定された機器のリモコン信号
を発することが可能となる。
【０００４】上記プリセット型のリモコンの設定手順の
一例を以下に示す。 １． キー２２によりプリセットモードに切り替える
（図７のフローチャートのステップ９１）。 ２． 「ＴＶ」、「ビデオ」、「ＣＡＴＶ」など プリセ
ットしたい機器名をキー２２により入力する（同ステッ
プ９２）。 ３． リモコン操作を受けることになる対象機器に割り
当てられた符号(機種ＩＤ)を入力する（同ステップ９
３）。
一例を以下に示す。 １． キー２２によりプリセットモードに切り替える
（図７のフローチャートのステップ９１）。 ２． 「ＴＶ」、「ビデオ」、「ＣＡＴＶ」など プリセ
ットしたい機器名をキー２２により入力する（同ステッ
プ９２）。 ３． リモコン操作を受けることになる対象機器に割り
当てられた符号(機種ＩＤ)を入力する（同ステップ９
３）。
【０００５】上記の操作によって、機種ＩＤに基づいて
ＲＯＭ内のデータ集合体を検索し、例えば「チャネルUp
/Down」、「音量Up/Down」、「再生」、「停止」など一
定数のリモコンコードをリモコン送信部２４から出力す
ることが可能となる（同ステップ９４）。
ＲＯＭ内のデータ集合体を検索し、例えば「チャネルUp
/Down」、「音量Up/Down」、「再生」、「停止」など一
定数のリモコンコードをリモコン送信部２４から出力す
ることが可能となる（同ステップ９４）。
【０００６】図８及び図９にそれぞれ学習リモコンの機
能ブロック図、及び学習リモコンの設定フローを示す。
ＲＯＭ３１内には学習処理プログラムが蓄積されてい
る。
能ブロック図、及び学習リモコンの設定フローを示す。
ＲＯＭ３１内には学習処理プログラムが蓄積されてい
る。
【０００７】下記の手順に従いキー３２により設定操作
を行い、ＲＯＭ３１のデータをＣＰＵ３３を経て読み出
す。次に学習させるべきリモコンである第１のリモコン
送信部３５のデータをメモリ３７に記憶させて設定す
る。設定が終了すれば以降第2のリモコン送信部３４に
よりその機種のリモコン信号を発することが可能とな
る。学習リモコンの記憶操作の手順の例を以下に説明す
る。
を行い、ＲＯＭ３１のデータをＣＰＵ３３を経て読み出
す。次に学習させるべきリモコンである第１のリモコン
送信部３５のデータをメモリ３７に記憶させて設定す
る。設定が終了すれば以降第2のリモコン送信部３４に
よりその機種のリモコン信号を発することが可能とな
る。学習リモコンの記憶操作の手順の例を以下に説明す
る。
【０００８】１．キー３２により学習モードに切り替え
る（図９のフローチャートのステップ１０１）。 ２．被学習対象の第１のリモコン送信部３５の無線信号
を発信するヘッドとこの無線信号を受信するユニバーサ
ルリモコンの受信部３６のヘッドを向い合わせる（同ス
テップ１０２）。 ３．設定先のユニバーサルリモコンのキー３２を押す
（同ステップ１０３）。 ４．第１のリモコン送信部３５のキーを押す（同ステッ
プ１０５）。記憶の完了を示すサイン(インジケータ３
８が点滅から点灯に変わる)が現われるまでそのキーを
押し続ける。 ５．ステップ１０３〜１０５を繰り返す。 ６．インジケータ３８の点灯によりメモり３７への記憶
操作が総て終了したら通常モードに切り替える（同ステ
ップ１１０）。
る（図９のフローチャートのステップ１０１）。 ２．被学習対象の第１のリモコン送信部３５の無線信号
を発信するヘッドとこの無線信号を受信するユニバーサ
ルリモコンの受信部３６のヘッドを向い合わせる（同ス
テップ１０２）。 ３．設定先のユニバーサルリモコンのキー３２を押す
（同ステップ１０３）。 ４．第１のリモコン送信部３５のキーを押す（同ステッ
プ１０５）。記憶の完了を示すサイン(インジケータ３
８が点滅から点灯に変わる)が現われるまでそのキーを
押し続ける。 ５．ステップ１０３〜１０５を繰り返す。 ６．インジケータ３８の点灯によりメモり３７への記憶
操作が総て終了したら通常モードに切り替える（同ステ
ップ１１０）。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】プリセット型及び学習
型のユニバーサルリモコンにはそれぞれに一長一短があ
る。まず前者の長所は安価であることと操作が比較的簡
単であることである。一方後者の長所は任意の符号に対
応できる柔軟性と拡張性にある。前者の欠点は対象とな
る制御機器がＲＯＭ２１の蓄積データで限定されるため
拡張性が無いことである。又後者の欠点は高価なことと
リモコン信号の記憶操作の繁雑さにある。
型のユニバーサルリモコンにはそれぞれに一長一短があ
る。まず前者の長所は安価であることと操作が比較的簡
単であることである。一方後者の長所は任意の符号に対
応できる柔軟性と拡張性にある。前者の欠点は対象とな
る制御機器がＲＯＭ２１の蓄積データで限定されるため
拡張性が無いことである。又後者の欠点は高価なことと
リモコン信号の記憶操作の繁雑さにある。
【００１０】本発明はプリセット型及び学習型の両方の
利点を生かしつつ、学習リモコンの記憶操作において一
つのキー毎の学習手順が必要である、という操作の繁雑
さの改善とプリセットリモコンの拡張性の改善を達成す
ることを目的とするものである。
利点を生かしつつ、学習リモコンの記憶操作において一
つのキー毎の学習手順が必要である、という操作の繁雑
さの改善とプリセットリモコンの拡張性の改善を達成す
ることを目的とするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】第１の発明のユニバーサ
ルリモコンは、各種リモコン信号あるいは符号を体系的
に保持するデータベースサーバに所望の機器ＩＤを送信
する第１のリモコン送信手段と、前記リモコン送信手段
の信号を受信するリモコン受信手段と前記所望の機器の
リモコン信号を送信する第２のリモコン送信手段と、複
数のリモコン符号あるいは信号を記憶するメモリと、前
記リモコン受信手段と前記データベースサーバとのデー
タ交換を行う通信手段、前記メモリ、前記リモコン受信
手段及び前記第２のリモコン送信手段を制御するＣＰＵ
を有するものである。この構成においてＣＰＵは第１の
リモコン送信手段からのプリセット要求に従い前記デー
タベースサーバから前記通信手段を制御して指定のリモ
コン信号あるいは符号を選択・ダウンロードし、前記メ
モリに記憶保持する。この設定が完了すると以降の前記
第１のリモコン送信手段からの要求に対応して前記ＣＰ
Ｕは前記メモリ内の対応データを選択して前記第２のリ
モコン送信手段に送ることでリモコン信号を発生する。
ルリモコンは、各種リモコン信号あるいは符号を体系的
に保持するデータベースサーバに所望の機器ＩＤを送信
する第１のリモコン送信手段と、前記リモコン送信手段
の信号を受信するリモコン受信手段と前記所望の機器の
リモコン信号を送信する第２のリモコン送信手段と、複
数のリモコン符号あるいは信号を記憶するメモリと、前
記リモコン受信手段と前記データベースサーバとのデー
タ交換を行う通信手段、前記メモリ、前記リモコン受信
手段及び前記第２のリモコン送信手段を制御するＣＰＵ
を有するものである。この構成においてＣＰＵは第１の
リモコン送信手段からのプリセット要求に従い前記デー
タベースサーバから前記通信手段を制御して指定のリモ
コン信号あるいは符号を選択・ダウンロードし、前記メ
モリに記憶保持する。この設定が完了すると以降の前記
第１のリモコン送信手段からの要求に対応して前記ＣＰ
Ｕは前記メモリ内の対応データを選択して前記第２のリ
モコン送信手段に送ることでリモコン信号を発生する。
【００１２】第２の発明のユニバーサルリモコンは、各
種リモコン信号あるいは符号を体系的に保持するデータ
ベースサーバに所望の機種ＩＤを送信するための第１の
リモコン送信手段と、前記第１のリモコン送信手段の信
号を受信するリモコン受信手段と、リモコン信号を送信
する第２のリモコン送信手段と、複数のリモコン符号あ
るいは信号を記憶するメモリと、前記リモコン受信手段
と前記データベースサーバとのデータ交換を行う通信手
段と、状態表示を行うインジケータと、前記メモリ、前
記リモコン受信手段、前記第２のリモコン送信手段及び
前記インジケータを制御するＣＰＵと、少なくとも１個
の第３のリモコン送信手段とを有するものである。
種リモコン信号あるいは符号を体系的に保持するデータ
ベースサーバに所望の機種ＩＤを送信するための第１の
リモコン送信手段と、前記第１のリモコン送信手段の信
号を受信するリモコン受信手段と、リモコン信号を送信
する第２のリモコン送信手段と、複数のリモコン符号あ
るいは信号を記憶するメモリと、前記リモコン受信手段
と前記データベースサーバとのデータ交換を行う通信手
段と、状態表示を行うインジケータと、前記メモリ、前
記リモコン受信手段、前記第２のリモコン送信手段及び
前記インジケータを制御するＣＰＵと、少なくとも１個
の第３のリモコン送信手段とを有するものである。
【００１３】ＣＰＵは第３のリモコン送信手段から発信
された単一のキー操作による信号をリモコン受信手段で
受信・保持した後、データベースサーバから順次検索・
ダウンロードする各種リモコン信号データとパターンマ
ッチング処理し合致するリモコン信号データ及びそれを
含むデータ集合体をメモリに記憶する。このデータ集合
体は前記第３のリモコン送信手段に割り当てられた全部
あるいは一部の機能符号で構成される。
された単一のキー操作による信号をリモコン受信手段で
受信・保持した後、データベースサーバから順次検索・
ダウンロードする各種リモコン信号データとパターンマ
ッチング処理し合致するリモコン信号データ及びそれを
含むデータ集合体をメモリに記憶する。このデータ集合
体は前記第３のリモコン送信手段に割り当てられた全部
あるいは一部の機能符号で構成される。
【００１４】以上のように単一のキー操作によって所望
のデータ系列を総てメモリに記憶することができる。こ
のリモコンの機能が変更あるいは追加された場合はデー
タベースサーバ内のデータベースを更新することで機能
拡張に対応できる。第３のリモコン送信手段が種類の異
なる複数ならばその数だけ前記処理を繰り返すことでメ
モリはその総てのリモコン信号を記憶することができ
る。従ってこれらリモコン信号を第２のリモコン送信手
段で送信することで目的の複数リモコンの統合化が達成
できる。
のデータ系列を総てメモリに記憶することができる。こ
のリモコンの機能が変更あるいは追加された場合はデー
タベースサーバ内のデータベースを更新することで機能
拡張に対応できる。第３のリモコン送信手段が種類の異
なる複数ならばその数だけ前記処理を繰り返すことでメ
モリはその総てのリモコン信号を記憶することができ
る。従ってこれらリモコン信号を第２のリモコン送信手
段で送信することで目的の複数リモコンの統合化が達成
できる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図１ないし図５を参照して説明する。
図１ないし図５を参照して説明する。
【００１６】《実施例１》実施例１を図１及び図２を参
照して説明する。図１は、本発明の実施例１のユニバー
サルリモコンのブロック図である。図において、実施例
１のユニバーサルリモコン１０は、大量の各種リモコン
信号あるいは符号を体系的に保持し、複数の使用者が共
通に利用できるようになされた既知のデータベースサー
バ１に所望の機種ＩＤを送信するための第１のリモコン
送信手段である送信リモコン２、リモコン受信部３、第
２のリモコン送信手段であるリモコン送信部４、複数の
リモコン符号あるいは信号を記憶するメモリ５、前記デ
ータベースサーバ１とデータ交換を行う通信装置６及び
前記メモリ５と通信装置６とリモコン受信部３とリモコ
ン送信部４とを制御するＣＰＵ７を有している。リモコ
ン送信部４はＩＲブラスタを有する。ＩＲブラスタと
は、赤外線の信号を発生する装置であり、リモコンの赤
外線発光部と同じ働きをするものである。
照して説明する。図１は、本発明の実施例１のユニバー
サルリモコンのブロック図である。図において、実施例
１のユニバーサルリモコン１０は、大量の各種リモコン
信号あるいは符号を体系的に保持し、複数の使用者が共
通に利用できるようになされた既知のデータベースサー
バ１に所望の機種ＩＤを送信するための第１のリモコン
送信手段である送信リモコン２、リモコン受信部３、第
２のリモコン送信手段であるリモコン送信部４、複数の
リモコン符号あるいは信号を記憶するメモリ５、前記デ
ータベースサーバ１とデータ交換を行う通信装置６及び
前記メモリ５と通信装置６とリモコン受信部３とリモコ
ン送信部４とを制御するＣＰＵ７を有している。リモコ
ン送信部４はＩＲブラスタを有する。ＩＲブラスタと
は、赤外線の信号を発生する装置であり、リモコンの赤
外線発光部と同じ働きをするものである。
【００１７】以上のように構成されたユニバーサルリモ
コン１０について、以下、その動作を述べる。送信リモ
コン２によりリモコン操作をする機器の機種ＩＤをＣＰ
Ｕ７に送り前記機器のリモコン用のデータを設定するた
めのプリセット要求をする（図２のフローチャートのス
テップ５１）。ＣＰＵ７は送信リモコン２からのプリセ
ット要求に従い通信装置６を制御してデータベースサー
バ１から通信装置６を制御して指定のリモコン信号ある
いは符号を選択・ダウンロードし、メモリ５に複写・記
憶して設定する（同ステップ５２〜５３）。
コン１０について、以下、その動作を述べる。送信リモ
コン２によりリモコン操作をする機器の機種ＩＤをＣＰ
Ｕ７に送り前記機器のリモコン用のデータを設定するた
めのプリセット要求をする（図２のフローチャートのス
テップ５１）。ＣＰＵ７は送信リモコン２からのプリセ
ット要求に従い通信装置６を制御してデータベースサー
バ１から通信装置６を制御して指定のリモコン信号ある
いは符号を選択・ダウンロードし、メモリ５に複写・記
憶して設定する（同ステップ５２〜５３）。
【００１８】この設定が完了すると、それ以降の送信リ
モコン２からの要求に対応して、ＣＰＵ７は前記メモリ
５内の対応データを選択して前記リモコン送信部４に送
ることでリモコン信号を発信する。ここでは送信リモコ
ン２から発生するリモコン信号とリモコン送信部４から
発生する信号は互いに干渉しない条件にあることを前提
とする。これは例えばリモコン対象機器には送信リモコ
ン２からの信号が入力できない遮蔽板を配置することな
どで実現できる。本実施例特有の機能は機種ＩＤに基づ
きデータベースサーバ１内のデータ集合体をメモリ５に
複写・記憶する点である（図２ステップ５４）。データ
ベースサーバ１内のデータベースはパソコンなどの他の
手段で更新できるので従来のＲＯＭでは不可能であった
大幅な機能拡張に対応できる。
モコン２からの要求に対応して、ＣＰＵ７は前記メモリ
５内の対応データを選択して前記リモコン送信部４に送
ることでリモコン信号を発信する。ここでは送信リモコ
ン２から発生するリモコン信号とリモコン送信部４から
発生する信号は互いに干渉しない条件にあることを前提
とする。これは例えばリモコン対象機器には送信リモコ
ン２からの信号が入力できない遮蔽板を配置することな
どで実現できる。本実施例特有の機能は機種ＩＤに基づ
きデータベースサーバ１内のデータ集合体をメモリ５に
複写・記憶する点である（図２ステップ５４）。データ
ベースサーバ１内のデータベースはパソコンなどの他の
手段で更新できるので従来のＲＯＭでは不可能であった
大幅な機能拡張に対応できる。
【００１９】《実施例２》実施例２を図３及び図４を参
照して説明する。図３は、本発明の実施例２のユニバー
サルリモコン１０Ａのブロック図である。図において、
ユニバーサルリモコン１０Ａは、大量の各種リモコン信
号あるいは符号を体系的に保持する外部のデータベース
サーバ１に所望の機種ＩＤを送信するための第１のリモ
コン送信手段である送信リモコン２、リモコン受信部
３、第２のリモコン送信手段であるリモコン送信部４、
複数のリモコン符号あるいは信号を記憶するメモリ５、
前記データベースサーバ１とデータ交換を行う通信装置
６、動作状態を表示するインジケータ８及び前記メモリ
５と通信装置６とリモコン受信部３とリモコン送信部４
とインジケータ８とを制御するＣＰＵ７を有している。
リモコン送信部４はＩＲブラスタを有する。実施例２の
ユニバーサルリモコン１０Ａは図１に示す実施例１の構
成に状態表示を行うインジケータ８を加えた構成であ
る。また被学習対象の第３のリモコン送信部９は複数個
のリモコンから構成されている。
照して説明する。図３は、本発明の実施例２のユニバー
サルリモコン１０Ａのブロック図である。図において、
ユニバーサルリモコン１０Ａは、大量の各種リモコン信
号あるいは符号を体系的に保持する外部のデータベース
サーバ１に所望の機種ＩＤを送信するための第１のリモ
コン送信手段である送信リモコン２、リモコン受信部
３、第２のリモコン送信手段であるリモコン送信部４、
複数のリモコン符号あるいは信号を記憶するメモリ５、
前記データベースサーバ１とデータ交換を行う通信装置
６、動作状態を表示するインジケータ８及び前記メモリ
５と通信装置６とリモコン受信部３とリモコン送信部４
とインジケータ８とを制御するＣＰＵ７を有している。
リモコン送信部４はＩＲブラスタを有する。実施例２の
ユニバーサルリモコン１０Ａは図１に示す実施例１の構
成に状態表示を行うインジケータ８を加えた構成であ
る。また被学習対象の第３のリモコン送信部９は複数個
のリモコンから構成されている。
【００２０】以上のように構成されたユニバーサルリモ
コン１０Ａについて、以下、その動作を図４のフローチ
ャートを参照して説明する。リモコン受信部３を学習モ
ードに切り換える（図４のフローチャートのステップ６
１）。記憶させたいリモコン送信部９のヘッドとユニバ
ーサルリモコン１０Ａのリモコン受信部３のヘッドを向
かい合わせる（同ステップ６２）。送信リモコン２のキ
ーを押すとインジケータが点滅する（同ステップ６３、
６４）。リモコン送信部９の所定のキーを押す（同ステ
ップ６５）。リモコン送信部９のリモコン信号とデータ
ベースサーバ１内の登録データとの比較を行う（同ステ
ップ６６）。一致するとインジケータ８が点灯して（同
ステップ６７、６８）、登録データを含む同一グループ
にあるデータ集合体がデータベースサーバ１からメモリ
５に複写・記憶される（同ステップ６９）。その後は通
常動作モードに切り換える（同ステップ７０）。
コン１０Ａについて、以下、その動作を図４のフローチ
ャートを参照して説明する。リモコン受信部３を学習モ
ードに切り換える（図４のフローチャートのステップ６
１）。記憶させたいリモコン送信部９のヘッドとユニバ
ーサルリモコン１０Ａのリモコン受信部３のヘッドを向
かい合わせる（同ステップ６２）。送信リモコン２のキ
ーを押すとインジケータが点滅する（同ステップ６３、
６４）。リモコン送信部９の所定のキーを押す（同ステ
ップ６５）。リモコン送信部９のリモコン信号とデータ
ベースサーバ１内の登録データとの比較を行う（同ステ
ップ６６）。一致するとインジケータ８が点灯して（同
ステップ６７、６８）、登録データを含む同一グループ
にあるデータ集合体がデータベースサーバ１からメモリ
５に複写・記憶される（同ステップ６９）。その後は通
常動作モードに切り換える（同ステップ７０）。
【００２１】以上の動作によって、ＣＰＵ７は、被学習
対象のリモコン送信部９から発信された単一の信号をリ
モコン受信部３で受信し、保持した後、データベースサ
ーバ１から順次検索・ダウンロードする。次にデータベ
ースサーバ１の各種リモコン信号データとパターンマッ
チング処理し、合致するリモコン信号データ及びそれを
含むデータ集合体をメモリ５に記憶する。このデータ集
合体はこのリモコン送信部９に割り当てられた全部ある
いは一部の機能符号で構成される。そこで機能符号とし
て例えば「電源」キーなど特定のキーの符号に限定すれ
ば、より高確度のパターンマッチングが可能となる。以
上のようにして１個のキーの操作によって所望のデータ
系列を総てメモリ５に記憶することができる。
対象のリモコン送信部９から発信された単一の信号をリ
モコン受信部３で受信し、保持した後、データベースサ
ーバ１から順次検索・ダウンロードする。次にデータベ
ースサーバ１の各種リモコン信号データとパターンマッ
チング処理し、合致するリモコン信号データ及びそれを
含むデータ集合体をメモリ５に記憶する。このデータ集
合体はこのリモコン送信部９に割り当てられた全部ある
いは一部の機能符号で構成される。そこで機能符号とし
て例えば「電源」キーなど特定のキーの符号に限定すれ
ば、より高確度のパターンマッチングが可能となる。以
上のようにして１個のキーの操作によって所望のデータ
系列を総てメモリ５に記憶することができる。
【００２２】この設定が完了すると、その後は前記送信
リモコン２からの要求に対応して前記ＣＰＵ７は前記メ
モリ５内の対応データを選択して前記リモコン送信部４
に送ることでリモコン信号を発生する。送信リモコン２
から発生するリモコン信号と第２のリモコン送信機４か
ら発生する信号は互いに干渉しない条件にあることを前
提とする。
リモコン２からの要求に対応して前記ＣＰＵ７は前記メ
モリ５内の対応データを選択して前記リモコン送信部４
に送ることでリモコン信号を発生する。送信リモコン２
から発生するリモコン信号と第２のリモコン送信機４か
ら発生する信号は互いに干渉しない条件にあることを前
提とする。
【００２３】このリモコンの機能が変更あるいは追加さ
れた場合はデータベースサーバ１内のデータベースを更
新することで従来のＲＯＭでは不可能であった大幅な機
能拡張に対応できる。リモコン送信部９が種類の異なる
複数の場合はその数だけ前記処理を繰り返すことでメモ
リ５はその総てのリモコン信号を記憶することができ
る。送信リモコン２を操作してこれらのリモコン信号を
リモコン送信部４で送信することで複数のリモコン送信
部９のデータを１個のリモコン送信部４で送信できリモ
コンの統合化が達成できる。
れた場合はデータベースサーバ１内のデータベースを更
新することで従来のＲＯＭでは不可能であった大幅な機
能拡張に対応できる。リモコン送信部９が種類の異なる
複数の場合はその数だけ前記処理を繰り返すことでメモ
リ５はその総てのリモコン信号を記憶することができ
る。送信リモコン２を操作してこれらのリモコン信号を
リモコン送信部４で送信することで複数のリモコン送信
部９のデータを１個のリモコン送信部４で送信できリモ
コンの統合化が達成できる。
【００２４】図５はデータベースサーバ１のデータの例
を示す。図に示すようにＡ社、Ｂ社及びＺ社など多数の
メーカーのＶＴＲ、ＴＶ、ＣＡＴＶなど多種の機器のリ
モコンデータがデータベースサーバ１内に記録されてい
る。これらのデータをリモコン送信部９のリモコン信号
との一致を図４のフローチャートのステップ６７で判定
して、登録データとしてステップ６９でメモリ５に記録
する。
を示す。図に示すようにＡ社、Ｂ社及びＺ社など多数の
メーカーのＶＴＲ、ＴＶ、ＣＡＴＶなど多種の機器のリ
モコンデータがデータベースサーバ１内に記録されてい
る。これらのデータをリモコン送信部９のリモコン信号
との一致を図４のフローチャートのステップ６７で判定
して、登録データとしてステップ６９でメモリ５に記録
する。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、ユニバーサルリモコン
と大量のデータを記憶できる外部のデータベースサーバ
１とを通信装置６で結んで所望のリモコン信号を得るの
で、リモコンで使用可能な装置の拡張性が向上する効果
をもたらすことができる。
と大量のデータを記憶できる外部のデータベースサーバ
１とを通信装置６で結んで所望のリモコン信号を得るの
で、リモコンで使用可能な装置の拡張性が向上する効果
をもたらすことができる。
【００２６】更に他の発明によれば学習リモコンの記憶
の操作を簡略化して手間を省くという効果をもたらすこ
とができる。コスト面では上記のハードウエア及びソフ
トウエアの機能を通信機能を備えたパソコンやセットト
ップボックス（リモコン用の制御装置）などに組み込む
ことでわずかのコスト上昇でこれらの機器によるユニバ
ーサルリモコン機能を実現できるという効果をもたらす
ことができる。
の操作を簡略化して手間を省くという効果をもたらすこ
とができる。コスト面では上記のハードウエア及びソフ
トウエアの機能を通信機能を備えたパソコンやセットト
ップボックス（リモコン用の制御装置）などに組み込む
ことでわずかのコスト上昇でこれらの機器によるユニバ
ーサルリモコン機能を実現できるという効果をもたらす
ことができる。
【図１】本発明の実施例１によるユニバーサルリモコン
システムの機能ブロック図。
システムの機能ブロック図。
【図２】実施例１の動作を示すフローチャート。
【図３】本発明の実施例２によるユニバーサルリモコン
システムの機能ブロック図。
システムの機能ブロック図。
【図４】実施例２の動作を示すフローチャート。
【図５】データベースサーバ内のデータの１例を示す
図。
図。
【図６】従来のユニバーサルリモコンであるプリセット
リモコンのブロック図。
リモコンのブロック図。
【図７】図６のプリセットリモコンの動作を示すフロー
チャート。
チャート。
【図８】従来の他のユニバーサルリモコンである学習型
リモコンのブロック図。
リモコンのブロック図。
【図９】図８の学習型リモコンの動作を示すフローチャ
ート。
ート。
１ データベースサーバ ２ 送信リモコン ３ リモコン受信部 ４ リモコン送信部 ５ メモリ ６ 通信装置 ７ ＣＰＵ ８ インジケータ ９ リモコン送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｂ 10/10 10/22
Claims (3)
- 【請求項１】 各種リモコン信号あるいは符号を体系的
に保持するデータベースサーバに所望の機種ＩＤを送信
するための第１のリモコン送信手段と、 前期第１のリモコン送信手段の信号を受信するリモコン
受信手段と、 所望の機器のリモコン信号を送信する第２のリモコン送
信手段と、 複数のリモコン符号あるいは信号を記憶するメモリと、 前記リモコン受信手段と前記データベースサーバとのデ
ータ交換を行う通信手段と、 前記メモリ、前記リモコン受信手段及び前記第２のリモ
コン送信手段を制御するＣＰＵと、 を有するユニバーサルリモコンシステム。 - 【請求項２】 各種リモコン信号あるいは符号を体系的
に保持するデータベースサーバに所望の機種ＩＤを送信
するための第１のリモコン送信手段と、 前記第１のリモコン送信手段の信号を受信するリモコン
受信手段と、 リモコン信号を送信する第２のリモコン送信手段と、 複数のリモコン符号あるいは信号を記憶するメモリと、 前記リモコン受信手段と前記データベースサーバとのデ
ータ交換を行う通信手段と、 データ交換の状態表示を行うインジケータと、 前記メモリ、前記リモコン受信手段、前記第２のリモコ
ン送信手段及び前記インジケータを制御するＣＰＵと、 を有するユニバーサルリモコンシステム。 - 【請求項３】 前記ＣＰＵがパターンマッチング機能を
備えたものである請求項２記載のユニバーサルリモコン
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12596697A JP3482319B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | ユニバーサルリモコンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12596697A JP3482319B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | ユニバーサルリモコンシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10322782A true JPH10322782A (ja) | 1998-12-04 |
| JP3482319B2 JP3482319B2 (ja) | 2003-12-22 |
Family
ID=14923391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12596697A Expired - Fee Related JP3482319B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | ユニバーサルリモコンシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3482319B2 (ja) |
Cited By (15)
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| US8797151B2 (en) | 2010-01-04 | 2014-08-05 | Sony Corporation | Information processing apparatus, information processing method, program, control target device, and information processing system |
-
1997
- 1997-05-15 JP JP12596697A patent/JP3482319B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3482319B2 (ja) | 2003-12-22 |
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