JPH10322775A - 携帯用電子機器装置 - Google Patents

携帯用電子機器装置

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JPH10322775A
JPH10322775A JP9217201A JP21720197A JPH10322775A JP H10322775 A JPH10322775 A JP H10322775A JP 9217201 A JP9217201 A JP 9217201A JP 21720197 A JP21720197 A JP 21720197A JP H10322775 A JPH10322775 A JP H10322775A
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毅 志水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管轄する基地局毎に特定の仮想生命体又は生
物のキャラクター画像を表示させることにより、地域性
豊かなキャラクター画像を表示し得るようにした興趣性
の高い携帯用電子機器装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 基地局からの呼出情報と当該基地局の識
別情報とを受信する受信手段(送受信回路11)と、基
地局の識別情報を解読する解読手段(CPU21、通信
制御回路27)と、前記呼出情報を受信した回数を基地
局毎に計数する計数手段を有する。また、基地局毎に異
なる複数種類の仮想生命体又は生物のキャラクター画像
を記憶する記憶部(ROM3)と、特定の基地局につい
て計数した計数手段の計数値が所定数に達したときに当
該基地局と対応する仮想生命体又は生物のキャラクター
画像を前記ROM3から読み取る読み取り手段(CPU
21)を有し、この読み取り手段によって読み取られた
仮想生命体又は生物のキャラクター画像を表示する表示
部9を有して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、表示画面内で生
活する仮想生命体又は生物のキャラクターを有する携帯
用電子機器装置に関し、特に基地局と対応する仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を表示し得るようにした
携帯用電子機器装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、犬や猫などのペットを所定の画面
内で飼育するようにした電子ゲーム装置が種々提案され
販売されている。従来のこの種の電子ゲーム装置として
は、例えば、特開平7ー261962号公報、特開平7
ー281819号公報に示すようなものが知られてい
る。特開平7ー261962号公報に示された従来例
は、装置本体に発光素子と受光素子とを設け、ユーザー
(遊戯者)の非接触操作によって発光素子からの赤外光
を手等で反射させて受光素子で受光させるようにしてい
る。そして、複数パターンの犬キャラクターのデータと
当該犬キャラクターのバイオリズムがメモリに記憶され
ているので、前記非接触操作の回数及び当日のバイオリ
ズムに対応した犬キャラクターのデータをメモリから選
択的に読み出して表示させるようにしている。これによ
り、犬キャラクターの体調にも即したキャラクター画像
を選択表示させることができる。
【0003】また、特開平7ー281819号公報に示
された従来例は、装置本体に発光素子と受光素子とを設
け、ユーザーの非接触操作によって発光素子からの赤外
光を手等で反射させて受光素子で受光させることによ
り、非接触操作距離を検出している。また、振り向く犬
やお手をする犬等のそれぞれ動きの変化した複数種類の
犬キャラクターデータ及びその効果音データがメモリに
記憶されているので、前記非接触操作距離に応じて犬キ
ャラクターデータをメモリから選択的に読み出して表示
させると共に、その効果音をスピーカから発生させるよ
うにしている。これにより、ユーザーの手によるジェス
チャー的な命令に即したキャラクター画像を選択表示さ
せることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例は、いずれもユーザーが所有する電子ゲーム装置
の表示画面内に全国的に統一されたキャラクター画像が
常時留まって行動するもので、地域性豊かなキャラクタ
ー画像を表示させるようにしたものは従来存在しなかっ
た。
【0005】本願発明は、上記に鑑みて案出されたもの
で、管轄する基地局毎に特定の仮想生命体又は生物のキ
ャラクター画像を表示させることにより、地域性豊かな
キャラクター画像を表示し得るようにした興趣性の高い
携帯用電子機器装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する請求項
1に係る携帯用電子機器装置は、上記目的を達成するた
めに、下記の要件を備えたことを特徴とする。すなわ
ち、 (イ)複数の基地局の内、管轄する基地局からの呼出情
報と当該基地局の識別情報とを受信する受信手段を有す
ること。 (ロ)前記基地局の識別情報を解読する解読手段を有す
ること。 (ハ)前記呼出情報を受信した回数を基地局毎に計数す
る計数手段を有すること。 (ニ)基地局毎に異なる複数種類の仮想生命体又は生物
のキャラクター画像を記憶する記憶部を有すること。 (ホ)特定の基地局について計数した計数手段の計数値
が所定数に達したときに当該基地局と対応する仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を前記記憶部から読み取
る読み取り手段を有すること。 (ヘ)前記読み取り手段によって読み取られた仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を表示する表示部を有す
ること。
【0007】また、本発明が提供する請求項2に係る携
帯用電子機器装置は、下記の要件を備えたことを特徴と
する。すなわち、 (イ)複数の基地局の内、管轄する基地局へ呼出情報を
送信する送信手段を有すること。 (ロ)前記呼出情報に応答して返信される基地局からの
応答情報と当該基地局の識別情報とを受信する受信手段
を有すること。 (ハ)前記基地局の識別情報を解読する解読手段を有す
ること。 (ニ)前記呼出情報を送信した回数を基地局毎に計数す
る計数手段を有すること。 (ホ)基地局毎に異なる複数種類の仮想生命体又は生物
のキャラクター画像を記憶する記憶部を有すること。 (ヘ)特定の基地局について計数した計数手段の計数値
が所定数に達したときに当該基地局と対応する仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を前記記憶部から読み取
る読み取り手段を有すること。 (ト)前記読み取り手段によって読み取られた仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を表示する表示部を有す
ること。
【0008】また、本発明が提供する請求項3に係る携
帯用電子機器装置は、下記の要件を備えたことを特徴と
する。すなわち、 (イ)複数の基地局の内、管轄する基地局からの呼出情
報と当該基地局の識別情報とを受信する受信手段を有す
ること。 (ロ)前記基地局の識別情報を解読する解読手段を有す
ること。 (ハ)前記基地局へ呼出情報を送信する送信手段を有す
ること。 (ニ)前記呼出情報を受信した回数及び前記呼出情報を
送信した回数を基地局毎に計数する計数手段を有するこ
と。 (ホ)基地局毎に異なる複数種類の仮想生命体又は生物
のキャラクター画像を記憶する記憶部を有すること。 (ヘ)特定の基地局について計数した計数手段の計数値
が所定数に達したときに当該基地局と対応する仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を前記記憶部から読み取
る読み取り手段を有すること。 (ト)前記読み取り手段によって読み取られた仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を表示する表示部を有す
ること。
【0009】また、本発明が提供する請求項4に係る携
帯用電子機器装置は、下記の要件を備えたことを特徴と
する。すなわち、 (イ)複数の基地局の内、管轄する基地局へ通話要求情
報を送信する送信手段を有すること。 (ロ)前記通話要求情報に応答して返信される基地局か
らの応答情報と、当該基地局の識別情報とを受信する受
信手段を有すること。 (ハ)前記基地局の識別情報を解読する解読手段を有す
ること。 (ニ)前記基地局を経由して通話を行う通話手段を有す
ること。 (ホ)前記基地局を経由して通話した時間を基地局毎に
計時する計時手段を有すること。 (ヘ)基地局毎に異なる複数種類の仮想生命体又は生物
のキャラクター画像を記憶する記憶部を有すること。 (ト)特定の基地局について計時した計時手段の計数値
が所定数に達したときに当該基地局と対応する仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を前記記憶部から読み取
る読み取り手段を有すること。 (チ)前記読み取り手段によって読み取られた仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を表示する表示部を有す
ること。
【0010】また、本発明が提供する請求項5に係る発
明は、請求項1乃至4に記載の携帯用電子機器装置に対
し下記の要件を付加したことを特徴とする。すなわち、 (イ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る処置を入力
する入力手段を有すること。 (ロ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る制御データ
を記憶した記憶部を有すること。 (ハ)前記入力手段から育成に係る処置を入力したとき
に、これと対応する制御データを前記記憶部から読み取
り当該読み取った制御データに基づいて仮想生命体又は
生物の育成に係る制御処理を行う制御部を有すること。 (ニ)前記育成した仮想生命体又は生物を表示する表示
部を有すること。 (ホ)前記制御部は、仮想生命体又は生物が成長するに
応じて1又は2以上の成長段階を設定する設定手段を有
すること。 (ヘ)前記記憶部は、前記成長段階毎に少なくとも容姿
の異なる複数種類の仮想生命体又は生物を記憶している
こと。 (ト)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が成長す
る過程で当該仮想生命体又は生物から呼出を行う呼出手
段を有すること。 (チ)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が前記成
長段階に達したときに、それまでの成長過程における前
記呼出に対する処置の内容を判定する判定手段を有する
こと。 (リ)前記制御部は、前記判定手段の判定結果に基づい
て前記記憶された複数種類の仮想生命体又は生物の中か
ら一の仮想生命体又は生物を選択する選択手段を有する
こと。 (ヌ)前記制御部は、前記成長段階に達した仮想生命体
又は生物を前記選択された仮想生命体又は生物に変化さ
せる変化手段を有すること。
【0011】また、本発明が提供する請求項6に係る発
明は、請求項1乃至4に記載の携帯用電子機器装置に対
し下記の要件を付加したことを特徴とする。すなわち、 (イ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る処置を入力
する入力手段を有すること。 (ロ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る制御データ
を記憶した記憶部を有すること。 (ハ)前記入力手段から育成に係る処置を入力したとき
に、これと対応する制御データを前記記憶部から読み取
り当該読み取った制御データに基づいて仮想生命体又は
生物の育成に係る制御処理を行う制御部を有すること。 (ニ)前記育成した仮想生命体又は生物を表示する表示
部を有すること。 (ホ)前記制御部は、仮想生命体又は生物が成長するに
応じて1又は2以上の成長段階を設定する設定手段を有
すること。 (ヘ)前記記憶部は、前記成長段階毎に容姿及び性格の
異なる複数種類の仮想生命体又は生物を記憶しているこ
と。 (ト)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が成長す
る過程で当該仮想生命体又は生物から呼出を行う呼出手
段を有すること。 (チ)前記呼出は、仮想生命体又は生物の成長に必要な
内容と、緊急を要しない内容とを含むこと。 (リ)前記入力手段は、仮想生命体又は生物の成長に必
要な内容の呼出に対して世話を行う手段と、緊急を要し
ない内容の呼出に対して躾を行う手段とを有すること。 (ヌ)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が前記成
長段階に達したときに、それまでの成長過程における、
前記呼出に対する世話の程度及び躾の程度を判定する判
定手段を有すること。 (ル)前記制御部は、前記判定手段が判定した世話の程
度及び躾の程度に基づいて前記記憶された複数種類の仮
想生命体又は生物の中から一の仮想生命体又は生物を選
択する選択手段を有すること。 (ヲ)前記制御部は、前記成長段階に達した仮想生命体
又は生物を前記選択された仮想生命体又は生物に変化さ
せる変化手段を有すること。
【0012】また、本発明が提供する請求項7に係る発
明は、請求項1乃至4に記載の携帯用電子機器装置に対
し下記の要件を付加したことを特徴とする。すなわち、 (イ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る処置を入力
する入力手段を有すること。 (ロ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る制御データ
を記憶した記憶部を有すること。 (ハ)前記入力手段から育成に係る処置を入力したとき
に、これと対応する制御データを前記記憶部から読み取
り当該読み取った制御データに基づいて仮想生命体又は
生物の育成に係る制御処理を行う制御部を有すること。 (ニ)前記育成した仮想生命体又は生物を表示する表示
部を有すること。 (ホ)前記制御部は、仮想生命体又は生物が成長するに
応じて1又は2以上の成長段階を設定する設定手段を有
すること。 (ヘ)前記記憶部は、前記成長段階毎に少なくとも容姿
の異なる複数種類の仮想生命体又は生物を記憶している
こと。 (ト)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が成長す
る過程で当該仮想生命体又は生物から呼出を行う呼出手
段を有すること。 (チ)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が前記成
長段階に達したときに、それまでの成長過程における前
記呼出に対する処置の内容を判定する判定手段を有する
こと。 (リ)前記制御部は、前記判定手段の判定結果に基づい
て前記記憶された複数種類の仮想生命体又は生物の中か
ら一の仮想生命体又は生物を選択する選択手段を有する
こと。 (ヌ)前記制御部は、前記成長段階に達した仮想生命体
又は生物を前記選択された仮想生命体又は生物に変化さ
せる変化手段を有すること。 (ル)時刻情報を出力する時刻情報出力手段を有するこ
と。 (ヲ)前記時刻情報に基づいて前記仮想生命体又は生物
の生活時間を設定する生活時間設定手段を有すること。
【0013】また、本発明が提供する請求項8に係る発
明は、請求項1乃至4に記載の携帯用電子機器装置に対
し下記の要件を付加したことを特徴とする。すなわち、 (イ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る処置を入力
する入力手段を有すること。 (ロ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る制御データ
を記憶した記憶部を有すること。 (ハ)前記入力手段から育成に係る処置を入力したとき
に、これと対応する制御データを前記記憶部から読み取
り当該読み取った制御データに基づいて仮想生命体又は
生物の育成に係る制御処理を行う制御部を有すること。 (ニ)前記育成した仮想生命体又は生物を表示する表示
部を有すること。 (ホ)前記制御部は、仮想生命体又は生物が成長するに
応じて1又は2以上の成長段階を設定する設定手段を有
すること。 (ヘ)前記記憶部は、前記成長段階毎に容姿及び性格の
異なる複数種類の仮想生命体又は生物を記憶しているこ
と。 (ト)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が成長す
る過程で当該仮想生命体又は生物から呼出を行う呼出手
段を有すること。 (チ)前記呼出は、仮想生命体又は生物の成長に必要な
内容と、緊急を要しない内容とを含むこと。 (リ)前記入力手段は、仮想生命体又は生物の成長に必
要な内容の呼出に対して世話を行う手段と、緊急を要し
ない内容の呼出に対して躾を行う手段とを有すること。 (ヌ)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が前記成
長段階に達したときに、それまでの成長過程における、
前記呼出に対する世話の程度及び躾の程度を判定する判
定手段を有すること。 (ル)前記制御部は、前記判定手段が判定した世話の程
度及び躾の程度に基づいて前記記憶された複数種類の仮
想生命体又は生物の中から一の仮想生命体又は生物を選
択する選択手段を有すること。 (ヲ)前記制御部は、前記成長段階に達した仮想生命体
又は生物を前記選択された仮想生命体又は生物に変化さ
せる変化手段を有すること。 (ワ)時刻情報を出力する時刻情報出力手段を有するこ
と。 (カ)前記時刻情報に基づいて前記仮想生命体又は生物
の生活時間を設定する生活時間設定手段を有すること。
【0014】
【発明の実施の形態】本願発明に係る携帯用電子機器装
置の実施の形態を図面に基づいて説明する。請求項1に
係る携帯用電子機器装置1は、例えば、携帯電話装置、
簡易型携帯電話機(PHS)、ポケベル、電子手帳、各
種ゲーム機等の携帯用電子機器装置に関し、複数の基地
局の内、管轄する基地局と通信するための通信機能を有
する各種携帯用電子機器装置に適用される。携帯用電子
機器装置1は、複数の基地局の内、管轄する基地局から
の着呼に基づく呼出情報と当該基地局の識別情報とを受
信する受信手段を有する。すなわち、他の携帯用電子機
器装置又は電話機から通話要求があったときに、この着
呼に基づく呼出情報が管轄する基地局から携帯用電子機
器装置1へ送信される。このとき、呼出情報と共に当該
基地局の識別情報が携帯用電子機器装置1へ送信される
ものである。この受信手段は送受信回路11内に設けら
れている。そして、管轄する基地局からの呼出情報を受
信した場合は、その基地局を判別する必要があり、この
ため基地局の識別情報を解読する解読手段を有する。こ
の解読手段は、CPU21及び通信制御回路27によっ
て構成される。また、携帯用電子機器装置1は、前記着
呼に基づく呼出情報を受信した回数を基地局毎に計数す
る計数手段を有する。この計数手段は、CPU21及び
通信制御回路27によって構成される。
【0015】そして、携帯用電子機器装置1は、基地局
毎に異なる複数種類の仮想生命体又は生物のキャラクタ
ー画像を記憶する記憶部を有する。この記憶部としては
ROM3が用いられる。ROM3は携帯用電子機器装置
1内に固定的に設けられている。もちろん、ROM3を
ROMカートリッジ内に設け、当該ROMカートリッジ
を携帯用電子機器装置1へ着脱自在に設けても良い。ま
た、ROM3の代わりにEEPROM、SRAM、光デ
ィスク、CD−ROM、MD、DVD等の適宜の記録媒
体を用いて構成しても良い。
【0016】また、携帯用電子機器装置1は、特定の基
地局について計数した計数手段の計数値が所定数に達し
たときに当該基地局と対応する仮想生命体又は生物のキ
ャラクター画像を前記記憶部から読み取る読み取り手段
を有する。この読み取り手段はCPU21によって構成
される。また、携帯用電子機器装置1は、前記仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を表示する表示部9を有
する。この表示部9は、液晶表示器等の適宜の表示器が
用いられる。そして、携帯用電子機器装置1は、前記R
OM3から仮想生命体又は生物のキャラクター画像を読
み取って前記表示部9に表示させるための制御を行う制
御装置2を有する。ここで、上記特定の基地局とは、特
定の1つの基地局のみならず、特定の地域又は特定の地
方に存在する複数の基地局を含む概念である。すなわ
ち、基地局から送信される識別情報にはその地域又は地
方を特定する識別情報が含まれており、これを解読する
ことにより、その地域又は地方を判断することができ
る。従って、特定の地域又は地方毎に対応する仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を表示させることができ
る。例えば、東京圏だけ、若しくは博多の市街地だけ、
又は北海道地方だけの特有な仮想生命体又は生物のキャ
ラクター画像を表示させることができる。
【0017】請求項2に係る携帯用電子機器装置1は、
例えば、携帯電話装置、簡易型携帯電話機(PHS)、
ポケベル、電子手帳、各種ゲーム機等の携帯用電子機器
装置に関し、複数の基地局の内、管轄する基地局と通信
するための通信機能を有する各種携帯用電子機器装置に
適用される。携帯用電子機器装置1は、複数の基地局の
内、管轄する基地局へ発呼のための呼出情報を送信する
送信手段を有する。また、携帯用電子機器装置1は、前
記呼出情報に応答して返信される基地局からの応答情報
と当該基地局の識別情報とを受信する受信手段を有す
る。この送信手段及び受信手段は送受信回路11内に設
けられている。そして、管轄する基地局からの呼出情報
を受信した場合は、その基地局を判別する必要があり、
このため基地局の識別情報を解読する解読手段を有す
る。この解読手段は、CPU21及び通信制御回路27
によって構成される。また、携帯用電子機器装置1は、
前記発呼のための呼出情報を送信した回数を基地局毎に
計数する計数手段を有する。この計数手段は、CPU2
1及び通信制御回路27によって構成される。
【0018】そして、携帯用電子機器装置1は、基地局
毎に異なる複数種類の仮想生命体又は生物のキャラクタ
ー画像を記憶する記憶部を有する。この記憶部としては
ROM3が用いられる。ROM3は携帯用電子機器装置
1内に固定的に設けられる。もちろん、ROM3をRO
Mカートリッジ内に設け、当該ROMカートリッジを携
帯用電子機器装置1へ着脱自在に設けても良い。また、
ROM3の代わりにSRAM、EEPROM、光ディス
ク、CD−ROM、MD、DVD等の適宜の記録媒体を
用いて構成しても良い。
【0019】また、携帯用電子機器装置1は、特定の基
地局について計数した計数手段の計数値が所定数に達し
たときに、当該基地局と対応する仮想生命体又は生物の
キャラクター画像を前記記憶部から読み取る読み取り手
段を有する。この読み取り手段はCPU21によって構
成される。また、携帯用電子機器装置1は、前記仮想生
命体又は生物のキャラクター画像を表示する表示部9を
有する。この表示部9は、液晶表示器等の適宜の表示器
が用いられる。そして、携帯用電子機器装置1は、前記
ROM3から仮想生命体又は生物のキャラクター画像を
読み取って前記表示部9に表示させるための制御を行う
制御装置2を有する。ここで、上記特定の基地局とは、
特定の1つの基地局のみならず、特定の地域又は特定の
地方に存在する複数の基地局を含む概念である。すなわ
ち、基地局から送信される識別情報にはその地域又は地
方を特定する識別情報が含まれており、これを解読する
ことにより、その地域又は地方を判断することができ
る。従って、特定の地域又は地方毎に対応する仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を表示させることができ
る。例えば、東京圏だけ、若しくは博多の市街地だけの
特有な仮想生命体又は生物のキャラクター画像を表示さ
せることができる。
【0020】請求項3に係る携帯用電子機器装置1は、
例えば、携帯電話装置、簡易型携帯電話機(PHS)、
ポケベル、電子手帳、各種ゲーム機等の携帯用電子機器
装置に関し、複数の基地局の内、管轄する基地局と通信
するための通信機能を有する各種携帯用電子機器装置に
適用される。携帯用電子機器装置1は、複数の基地局の
内、管轄する基地局からの着呼に基づく呼出情報と当該
基地局の識別情報とを受信する受信手段を有する。この
受信手段は送受信回路11内に設けられている。そし
て、管轄する基地局からの呼出情報を受信した場合は、
その基地局を判別する必要があり、このため基地局の識
別情報を解読する解読手段を有する。この解読手段は、
CPU21及び通信制御回路27によって構成される。
そして、携帯用電子機器装置1は、基地局へ発呼のため
の呼出情報を送信する送信手段を有する。この送信手段
は送受信回路11内に設けられている。また、携帯用電
子機器装置1は、着呼に基づく呼出情報を受信した回数
及び発呼のための呼出情報を送信した回数を基地局毎に
計数する計数手段を有する。また、携帯用電子機器装置
1は、基地局毎に異なる複数種類の仮想生命体又は生物
のキャラクター画像を記憶する記憶部を有し、特定の基
地局について計数した計数手段の計数値が所定数に達し
たときに当該基地局と対応する仮想生命体又は生物のキ
ャラクター画像を記憶部から読み取る読み取り手段を有
する。この読み取り手段によって読み取られた仮想生命
体又は生物のキャラクター画像は表示部9に表示され
る。
【0021】また、本発明が提供する請求項4に係る携
帯用電子機器装置1は、例えば、携帯電話装置、簡易型
携帯電話機(PHS)、ポケベル、電子手帳、各種ゲー
ム機等の携帯用電子機器装置に関し、複数の基地局の
内、管轄する基地局と通信するための通信機能を有する
各種携帯用電子機器装置に適用される。携帯用電子機器
装置1は、複数の基地局の内、管轄する基地局へ通話要
求情報を送信する送信手段を有すると共に、通話要求情
報に応答して返信される基地局からの応答情報と、当該
基地局の識別情報とを受信する受信手段を有する。この
送信手段及び受信手段は送受信回路11内に設けられて
いる。また、携帯用電子機器装置1は、基地局の識別情
報を解読する解読手段を有し、この解読結果に基づいて
基地局を特定することができる。
【0022】携帯用電子機器装置1は、基地局を経由し
て通話を行う通話手段を有する。この通話手段は送受信
回路11、マイクロホン15及びスピーカ17とで構成
される。制御装置2は、基地局を経由して通話した時間
を基地局毎に計時する計時手段を有する。すなわち、制
御装置2は、所定周期のクロックパルスを出力する発振
器と、このクロックパルスを分周して時刻情報を出力す
る時刻情報出力手段を有し、時刻情報に基づいて通話し
た時間を計時するものである。携帯用電子機器装置1
は、基地局毎に異なる複数種類の仮想生命体又は生物の
キャラクター画像を記憶する記憶部であるROM3を有
する。そして、制御装置2は、特定の基地局について計
時した計時手段の計数値が所定数に達したときに当該基
地局と対応する仮想生命体又は生物のキャラクター画像
を前記ROM3から読み取る読み取り手段を有する。こ
の読み取り手段によって読み取られた仮想生命体又は生
物のキャラクター画像は表示部9に表示部される。
【0023】また、請求項5に係る発明は、請求項1乃
至4に記載の携帯用電子機器装置1に対し下記の要件を
付加したものである。携帯用電子機器装置1は、前述の
仮想生命体又は生物の育成に係る処置を入力する入力手
段である操作部7を有する。また、携帯用電子機器装置
1は、仮想生命体又は生物の育成に係る制御データを記
憶した記憶部(ROM3)と、操作部7から育成に係る
処置を入力したときに、これと対応する制御データをR
OM3から読み取り、当該読み取った制御データに基づ
いて仮想生命体又は生物の育成に係る制御処理を行う制
御装置2と、育成した仮想生命体又は生物を表示する表
示部9を有する。
【0024】前記制御装置2は、仮想生命体又は生物が
成長するに応じて1又は2以上の成長段階を設定する設
定手段を有する。図8に示すように、第1世代のキャラ
クター画像KT1の仮想生命体が成長して第1の成長段
階に到達すると、第2世代のキャラクター画像KT2の
仮想生命体に変化する。更に仮想生命体が成長して第2
の成長段階に到達すると、第2世代のキャラクター画像
KT2の仮想生命体第3世代のキャラクター画像KT
3,KT4,KT5,KT6のいずれかの仮想生命体に
変化する。更に仮想生命体が成長して第3の成長段階に
到達すると、第3世代のキャラクター画像から第4世代
のキャラクター画像KT7〜KT12のいずれかの仮想
生命体に変化する。第3世代のキャラクター画像から第
4世代のキャラクター画像KT7〜KT12のいずれか
の仮想生命体に変化したあとでは、ある条件及び確率に
合致した場合だけ第4の成長段階へ移行して第5世代の
キャラクター画像KT13の仮想生命体に変化する。こ
のキャラクター画像KT13は、いわゆる隠れキャラク
ターであり、必ず表示されるとは限らない。
【0025】また、第3世代のキャラクター画像から第
4世代のキャラクター画像KT7〜KT12のいずれか
の仮想生命体に変化したあとでは、前記隠れキャラクタ
ーとは異なる特別の条件で、基地局限定のキャラクター
画像が表示される。すなわち、特定の基地局を経由して
通話した通話時間が所定以上に達した場合、又は特定の
基地局へ呼出情報を所定回数以上送信した場合、又は特
定の基地局から呼出情報を所定回数以上受信した場合、
又は前記呼出情報の送受信回数が所定以上に達した場合
等であり、この場合は、その基地局固有の仮想生命体又
は生物のキャラクター画像がROM3から読み出されて
表示される。
【0026】図8に示す例では第1の成長段階,第2の
成長段階,第3の成長段階及び第4の成長段階の4種類
の成長段階を設定している。ここで、第1世代のキャラ
クター画像KT1の仮想生命体又は生物が誕生してから
例えば60分が経過したときに第1の成長段階に到達す
るように設定されている。また、あるキャラクター画像
の仮想生命体又は生物は、第1の成長段階から例えば、
23時間が経過したときに第2の成長段階に到達するよ
うに設定されている。また、あるキャラクター画像の仮
想生命体又は生物は、第2の成長段階から例えば、4日
が経過したときに第3の成長段階に到達するように設定
される。このように成長段階に到達するまでに要する期
間は、それぞれのキャラクター画像毎に異なる適宜の期
間を設定することができる。尚、図8に示す例では4種
類の成長段階を設定したが、本発明はこれに限定され
ず、単一の成長段階若しくは5以上の任意の成長段階を
設定してもよい。また、図8に示したキャラクター画像
は、一例であり、他の多様な仮想生命体のキャラクター
画像や、犬、猫等の愛玩動物のキャラクター画像や、他
の適宜の種類の動植物を模した生物のキャラクター画像
が用いられる。
【0027】記憶部であるROM3には、成長段階毎に
少なくとも容姿の異なる複数種類の成長した仮想生命体
又は生物が記憶されている。例えば、図8のごとく第2
の成長段階では、第3世代の仮想生命体又は生物として
それぞれ容姿の異なる4種類のキャラクター画像KT
3,KT4,KT5,KT6の仮想生命体又は生物が記
憶されている。また、第3の成長段階では、第4世代の
仮想生命体又は生物としてそれぞれ容姿の異なる6種類
のキャラクター画像KT7〜KT12の仮想生命体又は
生物が記憶されている。前述の成長段階毎に少なくとも
容姿の異なる複数種類の仮想生命体又は生物を記憶する
記憶部としては、ROMには限定されず、RAM、SR
AM、EEPROM、CD−ROM、CD−R、磁気デ
ィスク、光磁気ディスク、DVD等の適宜の記録媒体が
固定的に、若しくは着脱自在に設けられる。尚、図8に
示した例では第1の成長段階及び第4の成長段階では1
種類のキャラクター画像が示されているが、それぞれ複
数種類の成長した仮想生命体又は生物を記憶部(ROM
3)に記憶して構成しても良い。特に、第4の成長段階
では、前述の隠れキャラクターKT13とは、別種類の
キャラクター画像が記憶されている。すなわち、複数の
基地局についてそれぞれの基地局毎に異なる複数種類の
仮想生命体又は生物のキャラクター画像がROM3に記
憶されている。この複数の基地局について設定されるそ
れぞれ異なる仮想生命体又は生物のキャラクター画像
は、前記ROM3とは別体の記録媒体に記憶させて構成
してもよい。
【0028】また、前記仮想生命体又は生物が成長する
過程で当該仮想生命体又は生物から呼出を行う呼出手段
を有する。この呼出手段としては、CPU21と、当該
CPU21の指令によって動作するブザー(図示せず)
や点灯する発光素子、LED若しくは適宜のマーク表示
体が用いられる。更に、前記仮想生命体又は生物からの
呼出に対して処置を行う入力手段として操作部7を有す
る。この入力手段としては、適宜のキースイッチや無接
触型の光スイッチ、磁気スイッチ等を用いることができ
る。そして、前記仮想生命体又は生物がある成長段階に
達したときに、それまでの成長過程における前記呼出に
対する処置の内容を判定する判定手段と、この判定手段
の判定結果を勘案して前記複数種類の仮想生命体又は生
物の中から一の成長した仮想生命体又は生物を選択する
選択手段を有する。この選択手段としては、例えば、仮
想生命体又は生物からの呼出に対して食事の世話をした
回数に応じて複数種類の仮想生命体又は生物の中から一
の成長した仮想生命体又は生物が選択されるようになっ
ている。この判定手段及び選択手段は制御装置2内に設
けられる。そして、制御装置2は、前記成長段階に達し
た仮想生命体又は生物を前記選択された仮想生命体又は
生物に変化させる変化手段を有する。
【0029】また、請求項6に係る発明は、請求項1乃
至4に記載の携帯用電子機器装置1に対し下記の要件を
付加したものである。前述の仮想生命体又は生物の育成
に係る処置を入力する入力手段である操作部7を有す
る。また、携帯用電子機器装置1は、仮想生命体又は生
物の育成に係る制御データを記憶した記憶部(ROM
3)と、操作部7から育成に係る処置を入力したとき
に、これと対応する制御データをROM3から読み取
り、当該読み取った制御データに基づいて仮想生命体又
は生物の育成に係る制御処理を行う制御装置2と、育成
した仮想生命体又は生物を表示する表示部9を有する。
【0030】前記制御装置2は、仮想生命体又は生物が
成長するに応じて1又は2以上の成長段階を設定する設
定手段を有する。図8に示すように、第1世代のキャラ
クター画像KT1の仮想生命体又は生物が成長して第1
の成長段階に到達すると、第2世代のキャラクター画像
KT2の仮想生命体又は生物に変化する。更に仮想生命
体又は生物が成長して第2の成長段階に到達すると、第
2世代のキャラクター画像KT2の仮想生命体又は生物
から第3世代のキャラクター画像KT3,KT4,KT
5,KT6のいずれかの仮想生命体又は生物に変化す
る。更に仮想生命体又は生物が成長して第3の成長段階
に到達すると、第3世代のキャラクター画像から第4世
代のキャラクター画像KT7〜KT12のいずれかの仮
想生命体又は生物に変化する。第3世代のキャラクター
画像から第4世代のキャラクター画像KT7〜KT12
のいずれかの仮想生命体に変化したあとでは、ある条件
及び確率に合致した場合だけ第4の成長段階へ移行して
第5世代のキャラクター画像KT13の仮想生命体に変
化する。すなわち、キャラクター画像KT13は、いわ
ゆる隠れキャラクターであり、必ず表示されるとは限ら
ない。また、第3世代のキャラクター画像から第4世代
のキャラクター画像KT7〜KT12のいずれかの仮想
生命体に変化したあとでは、前記隠れキャラクターとは
異なる特別の条件で、基地局限定のキャラクターが表示
される。すなわち、特定の基地局を経由して通話した通
話時間が所定以上に達した場合、又は特定の基地局へ呼
出情報を所定回数以上送信した場合、又は特定の基地局
から呼出情報を所定回数以上受信した場合、又は前記呼
出情報の送受信回数が所定以上に達した場合は、その基
地局固有の仮想生命体又は生物のキャラクター画像がR
OM3から読み出されて表示される。
【0031】図8に示す例では第1の成長段階,第2の
成長段階,第3の成長段階及び第4の成長段階の4種類
の成長段階を設定している。ここで、第1世代のキャラ
クター画像KT1の仮想生命体又は生物が誕生してから
例えば60分が経過したときに第1の成長段階に到達す
るように設定されている。また、あるキャラクター画像
の仮想生命体又は生物は、第1の成長段階から例えば、
23時間が経過したときに第2の成長段階に到達するよ
うに設定されている。また、あるキャラクター画像の仮
想生命体又は生物は、第2の成長段階から例えば、4日
が経過したときに第3の成長段階に到達するように設定
される。このように成長段階に到達するまでに要する期
間は、それぞれのキャラクター画像毎に異なる適宜の期
間を設定することができる。尚、図8に示す例では4種
類の成長段階を設定したが、本発明はこれに限定され
ず、単一の成長段階若しくは5以上の任意の成長段階を
設定してもよい。また、図8に示したキャラクター画像
は、一例であり、他の多様な仮想生命体のキャラクター
画像や、犬、猫等の愛玩動物のキャラクター画像や、他
の適宜の種類の動植物を模した生物のキャラクター画像
が用いられる。
【0032】記憶部であるROM3には、成長段階毎に
容姿及び性格の異なる複数種類の成長した仮想生命体又
は生物が記憶されている。例えば、図8のごとく第2の
成長段階では、第3世代の仮想生命体又は生物としてそ
れぞれ容姿及び性格の異なる4種類のキャラクター画像
KT3,KT4,KT5,KT6の仮想生命体又は生物
が記憶されている。また、第3の成長段階では、第4世
代の仮想生命体又は生物としてそれぞれ容姿及び性格の
異なる6種類のキャラクター画像KT7〜KT12の仮
想生命体又は生物が記憶されている。例えば、キャラク
ター画像KT3の仮想生命体又は生物は、わがままな性
格で病気になりにくいという性質を有する。キャラクタ
ー画像KT5の仮想生命体又は生物は、素直な性格で病
気になりやすいという性質を有する。キャラクター画像
KT6の仮想生命体又は生物は、大変わがままな性格で
病気になりやすいという性質を有する。また、これ以外
にもそれぞれのキャラクター画像毎に起床時間、就寝時
間、1世代中の期間、呼出の頻度、病気に対する注射の
回数、最低体重等が設定されている。前述の成長段階毎
に容姿及び性格の異なる複数種類の仮想生命体又は生物
を記憶する記憶部としては、ROMには限定されず、R
AM、SRAM、EEPROM、CD−ROM、CD−
R、磁気ディスク、光磁気ディスク、DVD等の適宜の
記録媒体が固定的に、若しくは着脱自在に設けられる。
尚、図8に示した例では第1の成長段階及び第4の成長
段階では1種類のキャラクター画像が示されているが、
それぞれ複数種類の成長した仮想生命体又は生物を記憶
部(ROM3)に記憶して構成しても良い。
【0033】また、前記仮想生命体又は生物が成長する
過程で当該仮想生命体又は生物から呼出を行う呼出手段
を有する。この呼出手段としては、CPU21と、当該
CPU21の指令によって動作するブザー(図示せず)
や点灯する発光素子、LED若しくは適宜のマーク表示
体が用いられる。そして、前記呼出の内容は、仮想生命
体又は生物の成長に必要な内容と、緊急を要しないわが
ままな内容とが含まれる。ここで、前記仮想生命体又は
生物の成長に必要な内容とは、例えば、仮想生命体又は
生物のおなかがすいた場合(おなかパラメータの値がM
AXの値を下回る場合)にご飯を要求するための呼出を
行う場合である。また、仮想生命体又は生物のごきげん
が良くない場合(ごきげんパラメータの値がMAXの値
を下回る場合)に、ごきげんを上昇させるゲームを要求
するために呼出を行う場合である。また、仮想生命体又
は生物が睡眠をとるために照明の消灯を要求するために
呼出を行う場合である。そして、仮想生命体又は生物か
らの呼出が緊急を要しないわがままな内容とは、おなか
パラメータの値及びごきげんパラメータの値が共にMA
Xの値であるにもかかわらず呼出を行う場合である。ま
た、おなかパラメータの値がMAXの値を下回るにもか
かわらず、呼出をしておいて食事をしない場合である。
また、ごきげんパラメータの値がMAXの値を下回るに
もかかわらず、呼出をしておいてゲームをしない場合で
ある。
【0034】また、仮想生命体又は生物からの呼出に対
して処置を行う入力手段を有する。そして、この入力手
段は、仮想生命体又は生物の成長に必要な内容の呼出に
対して世話を行う手段と、緊急を要しないわがままな内
容の呼出に対して躾を行う手段とを有する。例えば、仮
想生命体又は生物の成長に必要な内容の呼出に対して、
遊戯者は操作部7のキースイッチを操作して食事を準備
し、ゲームをし、又は照明を消灯することができる。ま
た、仮想生命体又は生物からのわがままな内容の呼出に
対して、遊戯者は操作部7のキースイッチを操作して躾
を行うことができる。そして、制御装置2は、前記仮想
生命体又は生物がある成長段階に達したときには、それ
までの成長過程における前記呼出に対する処置の内容、
すなわち、前記世話及び躾の内容を判定する判定手段を
有する。また、制御装置2は、当該判定手段の判定結果
を勘案して前記複数種類の仮想生命体又は生物の中から
一の成長した仮想生命体又は生物を選択する選択手段
と、成長段階に達した仮想生命体又は生物を前記選択さ
れた仮想生命体又は生物に変化させる変化手段を有す
る。従って、遊戯者がこまめに世話をし、適切に躾をし
た場合は、複数種類の仮想生命体又は生物の中から性格
の良い仮想生命体又は生物が選択されるので、その後は
あまり手が掛からないようになっている。逆に、遊戯者
がこまめに世話をせずに、且つ、躾もしなかった場合
は、複数種類の仮想生命体又は生物の中から性格の良く
ない仮想生命体又は生物が選択されることになるので、
その後は仮想生命体又は生物からの呼出の回数が多くな
り、遊戯者の負担が重くなるようになっている。
【0035】また、請求項7に係る発明は、請求項1乃
至4に記載の携帯用電子機器装置1に対し下記の要件を
付加したものである。携帯用電子機器装置1は、前述の
仮想生命体又は生物の育成に係る処置を入力する入力手
段である操作部7を有する。また、携帯用電子機器装置
1は、仮想生命体又は生物の育成に係る制御データを記
憶した記憶部(ROM3)と、操作部7から育成に係る
処置を入力したときに、これと対応する制御データをR
OM3から読み取り当該読み取った制御データに基づい
て仮想生命体又は生物の育成に係る制御処理を行う制御
装置2と、育成した仮想生命体又は生物を表示する表示
部9を有する。
【0036】前記制御装置2は、仮想生命体又は生物が
成長するに応じて1又は2以上の成長段階を設定する設
定手段を有する。図8に示すように、第1世代のキャラ
クター画像KT1の仮想生命体又は生物が成長して第1
の成長段階に到達すると、第2世代のキャラクター画像
KT2の仮想生命体又は生物に変化する。更に仮想生命
体又は生物が成長して第2の成長段階に到達すると、第
2世代のキャラクター画像KT2の仮想生命体又は生物
から第3世代のキャラクター画像KT3,KT4,KT
5,KT6のいずれかの仮想生命体又は生物に変化す
る。更に仮想生命体又は生物が成長して第3の成長段階
に到達すると、第3世代のキャラクター画像から第4世
代のキャラクター画像KT7〜KT12のいずれかの仮
想生命体又は生物に変化する。第3世代のキャラクター
画像から第4世代のキャラクター画像KT7〜KT12
のいずれかの仮想生命体に変化したあとでは、ある条件
及び確率に合致した場合だけ第4の成長段階へ移行して
第5世代のキャラクター画像KT13の仮想生命体に変
化する。すなわち、キャラクター画像KT13は、いわ
ゆる隠れキャラクターであり、必ず表示されるとは限ら
ない。また、第3世代のキャラクター画像から第4世代
のキャラクター画像KT7〜KT12のいずれかの仮想
生命体に変化したあとでは、前記隠れキャラクターとは
異なる特別の条件で、基地局限定のキャラクターが表示
される。すなわち、特定の基地局を経由して通話した通
話時間が所定以上に達した場合、又は特定の基地局へ呼
出情報を所定回数以上送信した場合、又は特定の基地局
から呼出情報を所定回数以上受信した場合、又は前記呼
出情報の送受信回数が所定以上に達した場合は、その基
地局固有の仮想生命体又は生物のキャラクター画像がR
OM3から読み出されて表示される。
【0037】図8に示す例では第1の成長段階,第2の
成長段階,第3の成長段階及び第4の成長段階の4種類
の成長段階を設定している。ここで、第1世代のキャラ
クター画像KT1の仮想生命体又は生物が誕生してから
例えば60分が経過したときに第1の成長段階に到達す
るように設定されている。また、あるキャラクター画像
の仮想生命体又は生物は、第1の成長段階から例えば、
23時間が経過したときに第2の成長段階に到達するよ
うに設定されている。また、あるキャラクター画像の仮
想生命体又は生物は、第2の成長段階から例えば、4日
が経過したときに第3の成長段階に到達するように設定
される。このように成長段階に到達するまでに要する期
間は、それぞれのキャラクター画像毎に異なる適宜の期
間を設定することができる。尚、図8に示す例では4種
類の成長段階を設定したが、本発明はこれに限定され
ず、単一の成長段階若しくは5以上の任意の成長段階を
設定してもよい。また、図8に示したキャラクター画像
は、一例であり、他の多様な仮想生命体のキャラクター
画像や、犬、猫等の愛玩動物のキャラクター画像や、他
の適宜の種類の動植物を模した生物のキャラクター画像
が用いられる。
【0038】記憶部であるROM3には、成長段階毎に
少なくとも容姿の異なる複数種類の成長した仮想生命体
又は生物が記憶されている。例えば、図8のごとく第2
の成長段階では、第3世代の仮想生命体又は生物として
それぞれ容姿の異なる4種類のキャラクター画像KT
3,KT4,KT5,KT6の仮想生命体又は生物が記
憶されている。また、第3の成長段階では、第4世代の
仮想生命体又は生物としてそれぞれ容姿の異なる6種類
のキャラクター画像KT7〜KT12の仮想生命体又は
生物が記憶されている。前述の成長段階毎に少なくとも
容姿の異なる複数種類の仮想生命体又は生物を記憶する
記憶部としては、ROMには限定されず、RAM、SR
AM、EEPROM、CD−ROM、CD−R、磁気デ
ィスク、光磁気ディスク、DVD等の適宜の記録媒体が
固定的に、若しくは着脱自在に設けられる。尚、図8に
示した例では第1の成長段階及び第4の成長段階では1
種類のキャラクター画像が示されているが、それぞれ複
数種類の成長した仮想生命体又は生物を記憶部(ROM
3)に記憶して構成しても良い。
【0039】また、前記仮想生命体又は生物が成長する
過程で当該仮想生命体又は生物から呼出を行う呼出手段
を有する。この呼出手段としては、CPU21と、当該
CPU21の指令によって動作するブザー(図示せず)
や点灯する発光素子、LED若しくは適宜のマーク表示
体が用いられる。更に、前記仮想生命体又は生物からの
呼出に対して処置を行う入力手段として操作部7を有す
る。この入力手段としては、適宜のキースイッチや無接
触型の光スイッチ、磁気スイッチ等を用いることができ
る。そして、前記仮想生命体又は生物がある成長段階に
達したときに、それまでの成長過程における前記呼出に
対する処置の内容を判定する判定手段と、この判定手段
の判定結果を勘案して前記複数種類の仮想生命体又は生
物の中から一の成長した仮想生命体又は生物を選択する
選択手段を有する。この選択手段としては、例えば、仮
想生命体又は生物からの呼出に対して食事の世話をした
回数に応じて複数種類の仮想生命体又は生物の中から一
の成長した仮想生命体又は生物が選択されるようになっ
ている。この判定手段及び選択手段は制御装置2内に設
けられる。そして、制御装置2は、前記成長段階に達し
た仮想生命体又は生物を前記選択された仮想生命体又は
生物に変化させる変化手段を有する。
【0040】そして、時刻情報を出力する時刻情報出力
手段を有し、この時刻情報に基づいて生活時間設定手段
が仮想生命体又は生物の生活時間を設定する。すなわ
ち、制御装置2は、所定周期のクロックパルスを出力す
る発振器と、このクロックパルスを分周して時刻情報を
出力する時刻情報出力手段を有し、時刻情報に基づいて
仮想生命体又は生物の生活時間を設定するものである。
これにより、仮想生命体又は生物は、例えば、朝9:0
0に起き出して活動を開始し、夜8:00になると就寝
するという生活時間が設定される。
【0041】また、請求項8に係る発明は、請求項1乃
至4に記載の携帯用電子機器装置1に対し下記の要件を
付加したものである。前述の仮想生命体又は生物の育成
に係る処置を入力する入力手段である操作部7を有す
る。また、携帯用電子機器装置1は、仮想生命体又は生
物の育成に係る制御データを記憶した記憶部(ROM
3)と、操作部7から育成に係る処置を入力したとき
に、これと対応する制御データをROM3から読み取り
当該読み取った制御データに基づいて仮想生命体又は生
物の育成に係る制御処理を行う制御装置2と、育成した
仮想生命体又は生物を表示する表示部9を有する。
【0042】前記制御装置2は、仮想生命体又は生物が
成長するに応じて1又は2以上の成長段階を設定する設
定手段を有する。図8に示すように、第1世代のキャラ
クター画像KT1の仮想生命体又は生物が成長して第1
の成長段階に到達すると、第2世代のキャラクター画像
KT2の仮想生命体又は生物に変化する。更に仮想生命
体又は生物が成長して第2の成長段階に到達すると、第
2世代のキャラクター画像KT2の仮想生命体又は生物
から第3世代のキャラクター画像KT3,KT4,KT
5,KT6のいずれかの仮想生命体又は生物に変化す
る。更に仮想生命体又は生物が成長して第3の成長段階
に到達すると、第3世代のキャラクター画像から第4世
代のキャラクター画像KT7〜KT12のいずれかの仮
想生命体又は生物に変化する。
【0043】第3世代のキャラクター画像から第4世代
のキャラクター画像KT7〜KT12のいずれかの仮想
生命体に変化したあとでは、ある条件及び確率に合致し
た場合だけ第4の成長段階へ移行して第5世代のキャラ
クター画像KT13の仮想生命体に変化する。すなわ
ち、キャラクター画像KT13は、いわゆる隠れキャラ
クターであり、必ず表示されるとは限らない。また、第
3世代のキャラクター画像から第4世代のキャラクター
画像KT7〜KT12のいずれかの仮想生命体に変化し
たあとでは、前記隠れキャラクターとは異なる特別の条
件で、基地局限定のキャラクターが表示される。すなわ
ち、特定の基地局を経由して通話した通話時間が所定以
上に達した場合、又は特定の基地局へ呼出情報を所定回
数以上送信した場合、又は特定の基地局から呼出情報を
所定回数以上受信した場合、又は前記呼出情報の送受信
回数が所定以上に達した場合は、その基地局固有の仮想
生命体又は生物のキャラクター画像がROM3から読み
出されて表示される。
【0044】図8に示す例では第1の成長段階,第2の
成長段階,第3の成長段階及び第4の成長段階の4種類
の成長段階を設定している。ここで、第1世代のキャラ
クター画像KT1の仮想生命体又は生物が誕生してから
例えば60分が経過したときに第1の成長段階に到達す
るように設定されている。また、あるキャラクター画像
の仮想生命体又は生物は、第1の成長段階から例えば、
23時間が経過したときに第2の成長段階に到達するよ
うに設定されている。また、あるキャラクター画像の仮
想生命体又は生物は、第2の成長段階から例えば、4日
が経過したときに第3の成長段階に到達するように設定
される。このように成長段階に到達するまでに要する期
間は、それぞれのキャラクター画像毎に異なる適宜の期
間を設定することができる。尚、図8に示す例では4種
類の成長段階を設定したが、本発明はこれに限定され
ず、単一の成長段階若しくは5以上の任意の成長段階を
設定してもよい。また、図8に示したキャラクター画像
は、一例であり、他の多様な仮想生命体のキャラクター
画像や、犬、猫等の愛玩動物のキャラクター画像や、他
の適宜の種類の動植物を模した生物のキャラクター画像
が用いられる。
【0045】記憶部であるROM3には、成長段階毎に
容姿及び性格の異なる複数種類の成長した仮想生命体又
は生物が記憶されている。例えば、図8のごとく第2の
成長段階では、第3世代の仮想生命体又は生物としてそ
れぞれ容姿及び性格の異なる4種類のキャラクター画像
KT3,KT4,KT5,KT6の仮想生命体又は生物
が記憶されている。また、第3の成長段階では、第4世
代の仮想生命体又は生物としてそれぞれ容姿及び性格の
異なる6種類のキャラクター画像KT7〜KT12の仮
想生命体又は生物が記憶されている。このキャラクター
画像KT3の仮想生命体又は生物は、少しわがままな性
格であるが病気になりにくいという性質を有する。キャ
ラクター画像KT4の仮想生命体又は生物は、大変わが
ままな性格で病気になりにくいという性質を有する。キ
ャラクター画像KT5の仮想生命体又は生物は、少しわ
がままな性格で病気になりやすいという性質を有する。
キャラクター画像KT6の仮想生命体又は生物は、大変
わがままな性格で病気になりやすいという性質を有す
る。また、これ以外にもそれぞれのキャラクター画像毎
に起床時間、就寝時間、1世代中の期間、呼出の頻度、
病気に対する注射の回数、最低体重等が設定されてい
る。また、第3の成長段階では、第4世代の仮想生命体
又は生物としてそれぞれ容姿及び性格の異なる6種類の
キャラクター画像KT7〜KT12の仮想生命体又は生
物が記憶されている。前述したと同様に、わがままな性
格であるかどうか、病気になりやすい性質であるか否
か、起床時間、就寝時間、1世代中の期間、呼出の頻
度、病気に対する注射の回数、最低体重等がそれぞれの
キャラクター画像毎に設定されている。
【0046】前述の成長段階毎に容姿及び性格の異なる
複数種類の仮想生命体又は生物を記憶する記憶部として
は、ROMには限定されず、RAM、SRAM、EEP
ROM、CD−ROM、CD−R、磁気ディスク、光磁
気ディスク、DVD等の適宜の記録媒体が固定的に、若
しくは着脱自在に設けられる。尚、図8に示した例では
第1の成長段階及び第4の成長段階では1種類のキャラ
クター画像が示されているが、それぞれ複数種類の成長
した仮想生命体又は生物を記憶部(ROM3)に記憶し
て構成しても良い。
【0047】また、前記仮想生命体又は生物が成長する
過程で当該仮想生命体又は生物から呼出を行う呼出手段
を有する。この呼出手段としては、CPU21と、当該
CPU21の指令によって動作するブザー(図示せず)
や点灯する発光素子、LED若しくは適宜のマーク表示
体が用いられる。そして、前記呼出の内容は、仮想生命
体又は生物の成長に必要な内容と、緊急を要しないわが
ままな内容とが含まれる。ここで、前記仮想生命体又は
生物の成長に必要な内容とは、例えば、仮想生命体又は
生物のおなかがすいた場合(おなかパラメータの値がM
AXの値を下回る場合)にご飯を要求するための呼出を
行う場合である。また、仮想生命体又は生物のごきげん
が良くない場合(ごきげんパラメータの値がMAXの値
を下回る場合)に、ごきげんを上昇させるゲームを要求
するために呼出を行う場合である。また、仮想生命体又
は生物が睡眠をとるために照明の消灯を要求するために
呼出を行う場合である。そして、仮想生命体又は生物か
らの呼出が緊急を要しないわがままな内容とは、おなか
パラメータの値及びごきげんパラメータの値が共にMA
Xの値であるにもかかわらず呼出を行う場合である。ま
た、おなかパラメータの値がMAXの値を下回るにもか
かわらず、呼出をしておいて食事をしない場合である。
また、ごきげんパラメータの値がMAXの値を下回るに
もかかわらず、呼出をしておいてゲームをしない場合で
ある。
【0048】また、仮想生命体又は生物からの呼出に対
して処置を行う入力手段を有する。そして、この入力手
段は、仮想生命体又は生物の成長に必要な内容の呼出に
対して世話を行う手段と、緊急を要しないわがままな内
容の呼出に対して躾を行う手段とを有する。例えば、仮
想生命体又は生物の成長に必要な内容の呼出に対して、
遊戯者は操作部7のキースイッチを操作して食事を準備
し、ゲームをし、又は照明を消灯することができる。ま
た、仮想生命体又は生物からのわがままな内容の呼出に
対して、遊戯者は操作部7のキースイッチを操作して躾
を行うことができる。そして、前記仮想生命体又は生物
がある成長段階に達したときには、それまでの成長過程
における前記呼出に対する処置の内容、すなわち、前記
世話及び躾の内容を判定手段で判定し、当該判定手段の
判定結果を勘案して前記複数種類の仮想生命体又は生物
の中から一の成長した仮想生命体又は生物を選択する選
択手段と、成長段階に達した仮想生命体又は生物を前記
選択された仮想生命体又は生物に変化させる変化手段を
有する。従って、遊戯者がこまめに世話をし、適切に躾
をした場合は、複数種類の仮想生命体又は生物の中から
性格の良い仮想生命体又は生物が選択されるので、その
後はあまり手が掛からないようになっている。逆に、遊
戯者がこまめに世話をせずに、且つ、躾もしなかった場
合は、複数種類の仮想生命体又は生物の中から性格の良
くない仮想生命体又は生物が選択されることになるの
で、その後は仮想生命体又は生物からの呼出の回数が多
くなり、遊戯者の負担が重くなるようになっている。
【0049】そして、時刻情報を出力する時刻情報出力
手段を有し、この時刻情報に基づいて生活時間設定手段
が仮想生命体又は生物の生活時間を設定する。すなわ
ち、制御装置2は、所定周期のクロックパルスを出力す
る発振器と、このクロックパルスを分周して時刻情報を
出力する時刻情報出力手段を有し、時刻情報に基づいて
仮想生命体又は生物の生活時間を設定するものである。
これにより、仮想生命体又は生物は、例えば、朝9:0
0に起き出して活動を開始し、夜8:00になると就寝
するという生活時間を設定される。
【0050】
【実施例】次に、本願発明に係る携帯用電子機器装置1
の一実施例を図面に基づいて説明する。図1に示す実施
例は、簡易型の携帯電話機(PHS)に適用した場合を
示したものである。本願発明に係る携帯用電子機器装置
1は、電話機や他の携帯用電子機器装置とのあいだで文
字通信(いわゆるPメール)やデータ通信又は通話を行
うための送受信回路11を有する。送受信回路11には
アンテナ13が接続されている。携帯用電子機器装置1
は、当該アンテナ13を介して複数の基地局のうち、管
轄する基地局(図示せず)からの1.9GHZ帯の電波
を受信すると共に、その基地局へ電波を発射する。ま
た、送受信回路11にはマイクロホン15及びスピーカ
17が接続されている。マイクロホン15は音声情報を
入力するものであり、スピーカ17は音声情報を出力す
るものである。前記送受信回路11は、送信回路、受信
回路、高周波増幅回路、中間周波増幅回路、変調回路、
復調回路、チャネルコーデック(TDMA)、ADPC
M、A/D変換回路、D/A変換回路等の種々の回路部
を有する。したがって、送受信回路11は基地局からの
呼出情報と当該基地局の識別情報とを受信する受信手段
を有すると共に、前記基地局へ呼出情報を送信する送信
手段を有する。
【0051】前記送受信回路11には制御装置2が接続
されている。制御装置2はROM3、RAM5、操作部
7、表示部9のそれぞれと接続されている。ROM3
は、基地局毎に異なる複数種類の仮想生命体又は生物の
キャラクター画像を記憶している。また、ROM3には
仮想生命体又は生物の育成シミュレーションに係る種々
のプログラムが記憶されている。更に、ROM3には、
前記育成シミュレーションによって成長するそれぞれの
成長段階毎に容姿及び性格の異なる複数種類の仮想生命
体又は生物のキャラクター画像が記憶されている。RA
M5は、CPU21のワーク用のメモリである。また、
操作部7はテンキーやファンクションキー等の種々のキ
ースイッチを有し、通話に係る操作及び仮想生命体の育
成に係る処置を入力することができる。表示部9は、液
晶表示器(LCD)により構成され、通話モードにおい
て前記テンキーから入力された電話番号や日付及び現在
時刻等を表示する。また、表示部9は、前記文字通信モ
ード又はデータ通信モードでは、文字情報又はデータ情
報を表示する。また、表示部9は、育成シミュレーショ
ンモードにおいて仮想生命体のキャラクター画像及び各
種マークを表示するものである。
【0052】次に、図2を参照して表示部9の育成シミ
ュレーションモードにおける表示例を説明する。表示部
9は仮想生命体のキャラクター画像を表示するための画
像表示部12と、画像表示部12の上部に設けられるマ
ーク表示部14と、画像表示部12の下部に設けられる
マーク表示部16とで構成されている。マーク表示部1
4には、食事マーク14aと、照明マーク14bと、ゲ
ームマーク14cと、注射マーク14dとの複数のマー
クが表示されている。食事マーク14aが選択表示され
ると、仮想生命体又は生物にご飯又はお菓子を与えるこ
とができる。これにより、仮想生命体はご飯を1膳食べ
る毎におなかパラメータが+1増加する。また、仮想生
命体はお菓子を1個食べる毎にごきげんパラメータが+
1増加する。照明マーク14bが選択表示されると、仮
想生命体が睡眠する場合にその部屋の照明を消灯するこ
とができる。ゲームマーク14cが選択表示されると、
仮想生命体とゲームを行うことができる。このゲームの
結果、例えば、5回戦の内、3回以上仮想生命体が勝利
すると、ごきげんパラメータが+1増加する。注射マー
ク14dが選択表示されると、仮想生命体が病気した場
合に注射をすることができる。これにより、仮想生命体
を治療することができる。
【0053】また、マーク表示部16には、トイレマー
ク16aと、チェックメータマーク16bと、躾マーク
16cと、呼出マーク16dとの複数のマークが表示さ
れている。トイレマーク16aが選択表示されると、仮
想生命体が大便をした場合にこれを水で流して清掃する
ことができる。チェックメータマーク16bが選択表示
されると、仮想生命体の年令、体重、ごきげんパラメー
ター、おなかパラメーター及び躾度のそれぞれの値をメ
ータ表示で確認することができる。躾マーク16cが選
択表示されると、仮想生命体の緊急を要しないわがまま
な呼出に対して躾を行うことができる。呼出マーク16
dは、仮想生命体からの呼出を表示するマークである。
この呼出マーク16dは、仮想生命体が成長する過程で
当該仮想生命体が呼出を行うための呼出手段の一部を形
成する。
【0054】前述の操作部7に設けられるキースイッチ
としては、マーク表示用キースイッチ、決定用キースイ
ッチ、キャンセル用キースイッチ、時刻調整用キースイ
ッチ等を有する。マーク表示用キースイッチは、前記マ
ーク表示部14,16の中から所望のマークを表示させ
るためのキースイッチであり、このマーク表示用キース
イッチを押下する毎に食事マーク14a、照明マーク1
4b、ゲームマーク14c、注射マーク14d、トイレ
マーク16a、チェックメータマーク16b、躾マーク
16cの順番で切り替え表示される。決定用キースイッ
チは、前記切り替え表示されたマークを決定するための
スイッチである。キャンセル用キースイッチは、前記表
示されたマークをキャンセルするためのスイッチであ
る。また、時刻調整用キースイッチは、制御装置2に設
けられた時刻情報出力手段の時刻調整用に用いられる。
【0055】再び図1を参照するに、制御装置2は、C
PU21、インタフェース回路23、表示駆動回路2
5、通信制御回路27を有する。上記CPU21と通信
制御回路27とで、基地局の識別情報を解読する解読手
段を構成すると共に、呼出情報を受信した回数又は呼出
情報を送信した回数又は通話時間を基地局毎に計数する
計数手段を構成する。また、CPU21は、特定の基地
局について計数した計数手段の計数値が所定数に達した
ときに当該基地局と対応する仮想生命体又は生物のキャ
ラクター画像をROM3から読み取る読み取り手段を構
成する。そして、CPU21及び表示駆動回路25は、
記憶部であるROM3から仮想生命体又は生物のキャラ
クター画像を読み取って前記表示部9に表示させるため
の表示制御を行うものである。
【0056】また、ROM3は複数の相手先の電話番号
を記憶する番号記憶領域と、相手先の番号毎に異なる複
数種類の仮想生命体又は生物のキャラクター画像を記憶
する画像記憶領域を有する。例えば、恋人などの特別な
人の電話番号と対応して最大レベルの喜びの表情を示す
仮想生命体又は生物のキャラクター画像を設定し、親し
い友人や親兄弟の電話番号と対応して中レベルの喜びの
表情を示す仮想生命体又は生物のキャラクター画像を設
定し、飲み友達の電話番号と対応して低レベルの喜びの
表情を示す仮想生命体又は生物のキャラクター画像を設
定し、会社の上司の電話番号と対応して最低レベルの喜
びの表情を示す仮想生命体又は生物のキャラクター画像
を設定する。そして、制御装置2は、基地局からの呼出
情報を受信したときに、呼出情報に含まれる相手先の電
話番号を解読する番号解読手段を有し、この番号解読手
段によって解読された電話番号が前記記憶された電話番
号と一致した場合は、当該電話番号と対応する仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を前記記憶部から読み取
る。この読み取られた仮想生命体又は生物のキャラクタ
ー画像は表示部9に表示される。従って、恋人などの特
別な人からの着信である場合は、最大レベルの喜びを示
す仮想生命体又は生物のキャラクター画像が表示され、
親しい友人や親兄弟からの着信である場合は、中レベル
の喜びを示す仮想生命体又は生物のキャラクター画像が
表示され、飲み友達からの着信である場合は、低レベル
の喜びを示す仮想生命体又は生物のキャラクター画像が
表示され、会社の上司からの着信である場合は、最低レ
ベルの喜びを示す仮想生命体又は生物のキャラクター画
像が表示される。このように、着信があったときに仮想
生命体又は生物のキャラクター画像の表情を視認するこ
とにより、着信の有無のみならず、相手をも判断するこ
とができる。
【0057】次に、作用を説明する。まず、図3乃至図
8を参照して仮想生命体の育成シミュレーションに係る
作用を説明する。図3は、育成シミュレーションのメイ
ンのフロー制御を示したフローチャートである。ステッ
プSP1では操作部7のリセットスイッチが操作された
かどうかを判断しており、リセットスイッチが操作され
た場合は、ステップSP3へ進み操作部7のキースイッ
チを操作して時刻合わせを行う。以後、この時刻に基づ
いて仮想生命体の生活時間が決定される。従って、現実
の時間帯に沿って仮想生命体が活動することになる。例
えば、午前9時に起床して活動を開始し、午後8時には
就寝するという生活時間が設定される。続いてステップ
SP5では初期画面を表示する。ここでは、例えば卵の
形状の画像が表示され、所定時間経過後に卵が割れて新
生児である第1世代のキャラクター画像KT1の仮想生
命体が誕生し表示される。
【0058】次に、ステップSP7では第1の成長過程
に係る処理が実行される。例えば、遊戯者は操作部7の
キースイッチを操作してごはんやおかしを食べさせて世
話を行う。また、仮想生命体からの呼出に対してトイレ
掃除や病気の治療を行うことができる。次に、ステップ
SP9では、第1世代のキャラクター画像KT1の仮想
生命体が誕生して約60分が経過すると、第2世代のキ
ャラクター画像KT2の仮想生命体又は生物に変化して
第2の成長過程に移行する。この第2の成長過程では、
前述の第1の成長過程と同様に仮想生命体からの呼出が
あった場合に、その成長に必要な内容の呼出に対して世
話を行う。また、遊戯者は仮想生命体からのわがままな
内容の呼出に対して躾を行うことができる。
【0059】続いてステップSP11では、仮想生命体
が第2の成長段階に到達したかどうかを判断する。ステ
ップSP11で第2の成長段階に到達していないことを
判断した場合は再びステップSP9へ戻り前述の第2の
成長過程の処理を行う。また、ステップSP11で第2
の成長段階に到達したことを判断した場合はステップS
P13へ進む。ステップSP13では、前記第2の成長
過程における世話及び躾の内容を勘案して複数種類の仮
想生命体、すなわち、第3世代のキャラクター画像KT
3,KT4,KT5,KT6の仮想生命体の中から一の
成長した仮想生命体を選択する。例えば、第2の成長過
程において、仮想生命体からの呼出があった場合にその
成長に必要な内容の呼出に対しての世話を3回以上ミス
し、且つ仮想生命体からのわがままな内容の呼出に対し
て躾を2回以上ミスした場合は、キャラクター画像KT
6の仮想生命体が選択され、当該キャラクター画像KT
6の仮想生命体が第3世代の仮想生命体に変化して以後
成長していくことになる。次に、ステップSP15では
第3の成長過程に移行し、前述の第2の成長過程と同様
に仮想生命体からの呼出があった場合に、その成長に必
要な内容の呼出に対して世話を行うと共に、仮想生命体
からのわがままな内容の呼出に対して躾を行うことがで
きる。
【0060】続いてステップSP17では、仮想生命体
が第3の成長段階に到達したかどうかを判断する。ステ
ップSP17で第3の成長段階に到達していないことを
判断した場合は再びステップSP15へ戻り前述の第3
の成長過程の処理を行う。また、ステップSP17で第
3の成長段階に到達したことを判断した場合はステップ
SP19へ進む。ステップSP19では、前記第3の成
長過程における世話及び躾の内容を勘案して複数種類の
仮想生命体、すなわち、第4世代のキャラクター画像K
T7〜KT12の仮想生命体の中から一の成長した仮想
生命体を選択する。例えば、第3の成長過程において、
仮想生命体からの呼出があった場合にその成長に必要な
内容の呼出に対しての世話を3回以上ミスし、且つ仮想
生命体からのわがままな内容の呼出に対して躾を6回以
上ミスした場合は、キャラクター画像KT12の仮想生
命体が選択され、当該キャラクター画像KT12の仮想
生命体が第4世代の仮想生命体に変化して以後成長して
いくことになる。
【0061】続いて、ステップSP19からステップS
P20へ進む。ステップSP20では隠れキャラクター
の表示処理を行う。第3世代のキャラクター画像から第
4世代のキャラクター画像KT7〜KT12のいずれか
の仮想生命体に変化したあとでは、ある条件及び確率に
合致した場合だけ第4の成長段階へ移行して第5世代の
キャラクター画像KT13の仮想生命体に変化する。す
なわち、キャラクター画像KT13は、いわゆる隠れキ
ャラクターであり、必ず表示されるとは限らない。ま
た、第3世代のキャラクター画像から第4世代のキャラ
クター画像KT7〜KT12のいずれかの仮想生命体に
変化したあとでは、前記隠れキャラクターとは異なる特
別の条件で、基地局限定のキャラクターが表示される。
すなわち、特定の基地局を経由して通話した通話時間が
所定以上に達した場合、又は特定の基地局へ呼出情報を
所定回数以上送信した場合、又は特定の基地局から呼出
情報を所定回数以上受信した場合、又は前記呼出情報の
送受信回数が所定以上に達した場合は、その基地局固有
の仮想生命体又は生物のキャラクター画像がROM3か
ら読み出されて表示される。尚、上記の例では第3世代
のキャラクター画像から第4世代のキャラクター画像K
T7〜KT12のいずれかの仮想生命体に変化したあと
で、基地局限定のキャラクターを表示させるように構成
したが、本発明はこれには限定されず、例えば、第2世
代のキャラクター画像から第3世代のキャラクター画像
の仮想生命体に変化したあとで、基地局限定のキャラク
ターを表示させるように構成してもよい。
【0062】また、ステップSP1において操作部7の
リセットスイッチが操作されていない場合は、ステップ
SP2へ進み第1の成長過程であるかどうかを判断す
る。ステップSP2で第1の成長過程であることを判断
した場合はステップSP7へ進み第1の成長過程の処理
を行う。また、ステップSP2で第1の成長過程でない
ことを判断した場合はステップSP4へ進み第2の成長
過程であるかどうかを判断する。ステップSP4で第2
の成長過程であることを判断した場合はステップSP9
へ進み第2の成長過程の処理を行う。また、ステップS
P4で第2の成長過程でないことを判断した場合はステ
ップSP15へ進み第3の成長過程の処理を行う。
【0063】次に、図4乃至図8を参照して第2の成長
過程における作用を詳細に説明する。図4のステップS
P21では仮想生命体からの呼出があったかどうかを判
断しており、仮想生命体からの呼出があった場合は、ス
テップSP23、SP25へ進み表示部9に呼出マーク
16dを点灯させると同時に、ブザーを所定時間T1、
例えば3秒間だけ鳴動させる。また同時にステップSP
27ではタイマーを起動させてステップSP31へ進
む。ステップSP31では、仮想生命体からの呼出が睡
眠のためであるかどうかを判断する。ステップSP31
で睡眠のための呼出であることを判断した場合は、を
介して図5のステップSP41へ進む。ステップ41で
は遊戯者が操作部7のキースイッチを操作して照明を消
灯したかどうかを判断しており、照明が消灯された場合
はステップSP43へ進み、所定時間内であるかどうか
を判断する。仮想生命体からの呼出があってから所定時
間T3、例えば1時間以内に消灯された場合は、適切に
世話をしたことになり、ステップSP43からステップ
SP45へ進み世話度が1増加する。また、逆に仮想生
命体からの呼出があってもこれに対する世話がなされな
い場合、若しくは仮想生命体からの呼出があってから所
定時間T3、例えば1時間以上経過した後で消灯された
場合は、適切な世話がされなかったことになり、ステッ
プSP41又はSP43からステップSP47へ進み世
話度が1減少する。
【0064】再び図4を参照するに、ステップSP31
において睡眠のための呼出でないことを判断した場合は
ステップSP33へ進む。ステップSP33では、仮想
生命体のおなかパラメータの値はMAXであるかどうか
を判断しており、おなかパラメータの値がMAXでない
場合はを介して図6のステップSP51へ進む。ステ
ップSP51では、遊戯者が操作部7のキースイッチを
操作して食事の準備をしたかどうかを判断しており、食
事の準備がなされた場合はステップSP53へ進む。ス
テップSP53では仮想生命体が前述の準備されたご飯
を食べたかどうかを判断しており、ご飯を食べた場合は
ステップSP55へ進む。ステップSP55では所定時
間内であるかどうかを判断する。上記仮想生命体からの
呼出があってから所定時間T2、例えば15分以内に食
事ができた場合は、適切に世話をしたことになり、ステ
ップSP57へ進み世話度が1増加する。また、逆に仮
想生命体からの呼出があってもこれに対する世話が全く
なされない場合、又は、食事の世話をした場合であって
もそれが仮想生命体からの呼出があってから所定時間T
2、例えば15分以上を経過した後で食事をすることに
なった場合は、適切な世話がされなかったことになり、
ステップSP51又はSP55からステップSP59へ
進み世話度が1減少する。また、ステップSP53にお
いて遊戯者がご飯の準備をしたにもかかわらず、これを
仮想生命体が食べなかった場合は、ステップSP53か
らを介して図4のステップSP37へ進む。ここで、
遊戯者は、仮想生命体のおなかパラメータの値がMAX
でもないのに食事をしないのは、仮想生命体のわがまま
であると判断して躾に係る操作を行うことになる。すな
わち、遊戯者は操作部7のキースイッチを操作して表示
部9の躾マークを選択表示させることにより、仮想生命
体に対する躾を行うことができる。ステップSP37で
は、上記の躾に係る操作がされたかどうかを判断してお
り、躾に係る操作がされた場合はステップSP39へ進
み躾度が1増加する。
【0065】前述したようにステップSP33では、仮
想生命体のおなかパラメータの値はMAXであるかどう
かを判断しており、おなかパラメータの値がMAXであ
る場合はステップSP35へ進む。ステップSP35で
は、仮想生命体のごきげんパラメータの値はMAXであ
るかどうかを判断しており、ごきげんパラメータの値が
MAXでない場合はを介して図7のステップSP61
へ進む。ステップSP61では、遊戯者が操作部7のキ
ースイッチを操作してゲームの準備をしたかどうかを判
断しており、ゲームの準備がされた場合はステップSP
63へ進む。ステップSP63では仮想生命体が前述の
ゲームをしたかどうかを判断しており、ゲームをした場
合はステップSP65へ進む。ステップSP65では所
定時間内であるかどうかを判断する。上記仮想生命体か
らの呼出があってから所定時間T2、例えば15分以内
にゲームをした場合は、適切に世話をしたことになり、
ステップSP67へ進み世話度が1増加する。
【0066】また、ステップSP61において、ゲーム
の準備がされない場合はステップSP62へ進む。ステ
ップSP62では、遊戯者が操作部7のキースイッチを
操作しておかしの準備をしたかどうかを判断しており、
おかしの準備をした場合はステップSP65へ進む。前
述と同様に、ステップSP65では所定時間内であるか
どうかを判断する。上記仮想生命体からの呼出があって
から所定時間T2、例えば15分以内におかしを準備し
た場合は、適切に世話をしたことになり、ステップSP
67へ進み世話度が1増加する。また、逆に仮想生命体
からの呼出があってもこれに対するゲームの準備及びお
かしの準備が全くされない場合は、ステップSP61,
SP62からステップSP69へ進み世話度が1減少す
る。ゲーム又はおかしの世話をした場合であってもそれ
が仮想生命体からの呼出があってから所定時間T2、例
えば15分以上を経過した後である場合は、適切な世話
がされなかったことになり、ステップSP65からステ
ップSP69へ進み世話度が1減少する。
【0067】また、ステップSP63において遊戯者が
ゲームの準備をしたにもかかわらず、仮想生命体がゲー
ムをしなかった場合は、ステップSP63からを介し
て図4のステップSP37へ進む。ここで、遊戯者は、
仮想生命体のごきげんパラメータの値がMAXでもない
のにゲームをしないのは、仮想生命体のわがままである
と判断して躾に係る操作を行うことになる。すなわち、
遊戯者は操作部7のキースイッチを操作して表示部9の
躾マークを選択表示させることにより、仮想生命体に対
する躾を行うことができる。ステップSP37では、上
記の躾に係る操作がされたかどうかを判断しており、躾
に係る操作がされた場合はステップSP37からステッ
プSP39へ進み躾度が1増加する。また、ステップS
P21において仮想生命体からの呼出がない場合は、ス
テップSP29へ進み各種世話処理を行う。また、ステ
ップSP37において躾に係る操作がない場合もを介
してステップSP29へ進み各種世話処理を行う。その
後、ステップSP29からを介して図3のステップS
P11へ戻る。尚、上記時間T1,T2,T3は前述し
た値には限定されず、適宜の値に設定することができ
る。また、第3の成長過程における作用は、前述した第
2の成長過程と同様であり、詳細な説明を省略する。
【0068】次に、図9を参照して図3のステップSP
20における基地局限定のキャラクターを表示させる場
合の一例を説明する。まず、携帯用電子機器装置1に対
して他の携帯用電子機器装置、又は電話機から呼出があ
った場合は、携帯用電子機器装置1を管轄する基地局か
ら携帯用電子機器装置1へ呼出情報が送信される。ステ
ップSP71では上記着呼に基づく基地局からの呼出情
報及び当該基地局の識別情報を受信したかどうかを判断
しており、呼出情報及び識別情報を受信した場合は、ス
テップSP73へ進み基地局の識別情報を解読する。こ
れにより基地局を識別することができる。続いてステッ
プSP75では上記識別された基地局からの呼出情報の
受信の回数を計数する。また、前述のステップSP71
において、基地局からの識別情報及び呼出情報を受信し
ていない場合、又はステップSP75の処理を終了した
場合はステップSP77へ進む。ステップSP77では
自装置から基地局へ発呼のための呼出情報を送信したか
否かを判定しており、呼出情報を送信していない場合は
再びステップSP71へ戻る。ここで、携帯用電子機器
装置1から他の携帯用電子機器装置、又は電話機を呼び
出す場合は、まず、携帯用電子機器装置1から当該携帯
用電子機器装置1を管轄する基地局へ呼出情報が送信さ
れる。ステップSP77において、携帯用電子機器装置
1から基地局へ呼出情報を送信したことを判断した場合
は、ステップSP79へ進む。ステップSP79では上
記基地局への呼出情報の送信の回数を計数する。続い
て、ステップSP81では、上記送信及び受信の合計の
計数値が所定の値に達したかどうかを判定しており、所
定の値に達していない場合は再びステップSP71へ戻
る。また、ステップSP81において、上記送信及び受
信の合計の計数値が所定の値に達したことを判定する
と、ステップSP83へ進む。ステップSP83では前
記基地局と対応する特定の仮想生命体のキャラクター画
像をROM3から読み取って表示部9へ表示する。これ
により、その基地局固有の仮想生命体のキャラクター画
像が表示部9に表示される。
【0069】ここで、ROM3に特定の地域又は地方に
存在する複数の基地局毎に異なる仮想生命体又は生物の
キャラクター画像が設定されている場合は、基地局から
送信される識別情報にその地域又は地方を特定する情報
が含まれているので、この地域又は地方を特定する情報
を解読することにより、その地域又は地方と対応する仮
想生命体又は生物のキャラクター画像を表示部9に表示
させることができる。例えば、東京圏で携帯用電子機器
装置1を使用する場合は、東京圏だけの特有な仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を表示させることができ
る。また、博多の市街地で携帯用電子機器装置1を使用
する場合は、博多の市街地だけの特有な仮想生命体又は
生物のキャラクター画像を表示させることができる。ま
た、北海道地方で携帯用電子機器装置1を使用する場合
は、北海道地方だけの特有な仮想生命体又は生物のキャ
ラクター画像を表示させることができる。
【0070】次に、図10を参照して図3のステップS
P20における基地局限定のキャラクターを表示させる
場合の他の例を説明する。まず、携帯用電子機器装置1
が複数の基地局の内、管轄する基地局へ通話要求情報を
送信すると、この通話要求情報に対して基地局から応答
情報と、当該基地局の識別情報とが返送される。ステッ
プSP91では基地局から上記識別情報及び応答情報を
受信したかどうかを判断しており、識別情報及び応答情
報を受信した場合は、ステップSP93へ進み基地局の
識別情報を解読する。これにより基地局が識別される。
また、前述のステップSP91において、基地局からの
識別情報及び呼出情報を受信していない場合、又はステ
ップSP93の処理を終了した場合はステップSP95
へ進む。ステップSP95では自装置から基地局へ通話
情報を送信したか否かを判定しており、通話情報を送信
していない場合は再びステップSP91へ戻る。また、
ステップSP95において基地局へ通話情報を送信した
ことを判断した場合は、ステップSP97へ進み上記基
地局を経由して通話した時間を計時する。続いて、ステ
ップSP98では、上記通話時間の積算値が所定の値に
達したかどうかを判定しており、所定の値に達していな
い場合は再びステップSP91へ戻る。また、ステップ
SP98において、上記通話時間の積算値が所定の値に
達したことを判定すると、ステップSP99へ進む。ス
テップSP99では前記基地局と対応する特定の仮想生
命体のキャラクター画像をROM3から読み取って表示
部9へ表示する。これにより、その基地局だけに限定さ
れた仮想生命体のキャラクター画像が表示部9に表示さ
れる。
【0071】ここで、ROM3に特定の地域又は地方に
存在する基地局毎に異なる仮想生命体又は生物のキャラ
クター画像が設定されている場合は、基地局から送信さ
れる識別情報に含まれるその地域又は地方を特定する情
報を解読することにより、その地域又は地方と対応する
仮想生命体又は生物のキャラクター画像を表示部9に表
示させることができる。例えば、東京圏で携帯用電子機
器装置1を使用する場合は、東京圏だけの特有な仮想生
命体又は生物のキャラクター画像を表示させることがで
きる。また、博多の市街地で携帯用電子機器装置1を使
用する場合は、博多の市街地だけの特有な仮想生命体又
は生物のキャラクター画像を表示させることができる。
また、北海道地方で携帯用電子機器装置1を使用する場
合は、北海道地方だけの特有な仮想生命体又は生物のキ
ャラクター画像を表示させることができる。
【0072】尚、上記の例では、特定の基地局を経由し
て通話した通話時間が所定以上に達した場合、又は呼出
情報の送受信回数が所定以上に達した場合は、その基地
局固有の仮想生命体又は生物のキャラクター画像をRO
M3から読み出して表示部9に表示するように構成した
が、本発明はこれに限定されず、適宜の条件でその基地
局だけに限定された仮想生命体のキャラクター画像を表
示部9に表示するように構成しても良い。例えば、特定
の基地局へ呼出情報を所定回数以上送信した場合、又は
特定の基地局から呼出情報を所定回数以上受信した場合
は、その基地局固有の仮想生命体又は生物のキャラクタ
ー画像をROM3から読み出して表示部9に表示するよ
うに構成してもよい。
【0073】また、制御装置は基地局からの呼出情報を
受信したときに、呼出情報に含まれる相手先の電話番号
を解読する番号解読手段を有し、この番号解読手段によ
って解読された電話番号が前記記憶された電話番号と一
致した場合は、当該電話番号と対応する仮想生命体又は
生物のキャラクター画像を記憶部から読み取る。この読
み取られた仮想生命体又は生物のキャラクター画像は表
示部に表示される。従って、恋人などの特別な人からの
着信である場合は、最大レベルの喜びを示す仮想生命体
又は生物のキャラクター画像が表示され、親しい友人や
親兄弟からの着信である場合は、中レベルの喜びを示す
仮想生命体又は生物のキャラクター画像が表示され、飲
み友達からの着信である場合は、低レベルの喜びを示す
仮想生命体又は生物のキャラクター画像が表示され、会
社の上司からの着信である場合は、最低レベルの喜びを
示す仮想生命体又は生物のキャラクター画像が表示され
る。このように着信があったときに仮想生命体又は生物
のキャラクター画像の表情を視認することにより、着信
の有無のみならず、着信の相手をも判断することができ
るという効果を有する。
【0074】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1に係る
発明は、複数の基地局の内、管轄する基地局からの呼出
情報と当該基地局の識別情報とを受信する受信手段を有
し、基地局の識別情報を解読する解読手段と、呼出情報
を受信した回数を基地局毎に計数する計数手段を有す
る。そして、基地局毎に異なる複数種類の仮想生命体又
は生物のキャラクター画像を記憶する記憶部を有し、特
定の基地局について計数した計数手段の計数値が所定数
に達したときに当該基地局と対応する仮想生命体又は生
物のキャラクター画像を前記記憶部から読み取り、表示
部に表示するように構成したので、特定の基地局から呼
出情報を所定回数以上受信した場合は、その基地局固有
の仮想生命体又は生物のキャラクター画像を表示させる
ことができる。このように、特定の基地局毎に特有の仮
想生命体又は生物のキャラクター画像を表示させること
ができ、地域性豊かなキャラクター画像を表示し得る興
趣性の高い携帯用電子機器装置を提供することができる
という効果を有する。
【0075】また、請求項2に係る発明は、複数の基地
局の内、管轄する基地局へ呼出情報を送信する送信手段
と、呼出情報に応答して返信される基地局からの応答情
報と当該基地局の識別情報とを受信する受信手段と、基
地局の識別情報を解読する解読手段とを有する。そし
て、呼出情報を送信した回数を基地局毎に計数する計数
手段と、基地局毎に異なる複数種類の仮想生命体又は生
物のキャラクター画像を記憶する記憶部を有し、特定の
基地局について計数した計数手段の計数値が所定数に達
したときに当該基地局と対応する仮想生命体又は生物の
キャラクター画像を前記記憶部から読み取って表示する
ように構成したので、特定の基地局へ呼出情報を所定回
数以上送信した場合は、その基地局固有の仮想生命体又
は生物のキャラクター画像を表示させることができる。
このように、特定の基地局毎に特有の仮想生命体又は生
物のキャラクター画像を表示させることができ、地域性
豊かなキャラクター画像を表示し得る興趣性の高い携帯
用電子機器装置を提供することができるという効果を有
する。
【0076】また、請求項3に係る発明は、基地局から
の呼出情報と当該基地局の識別情報とを受信する受信手
段と、前記基地局の識別情報を解読する解読手段と、当
該基地局へ呼出情報を送信する送信手段とを有し、呼出
情報を受信した回数及び送信した回数を基地局毎に計数
する計数手段を有する。また、基地局毎に異なる複数種
類の仮想生命体又は生物のキャラクター画像を記憶する
記憶部と、特定の基地局について計数した計数手段の計
数値が所定数に達したときに当該基地局と対応する仮想
生命体又は生物のキャラクター画像を前記記憶部から読
み取る読み取り手段を有し、この読み取り手段によって
読み取られた仮想生命体又は生物のキャラクター画像を
表示する表示部を有して構成したので、特定の基地局毎
に特有の仮想生命体又は生物のキャラクター画像を表示
させることにより、地域性豊かなキャラクター画像を表
示し得る興趣性の高い携帯用電子機器装置を提供するこ
とができるという効果を有する。上記特定の基地局と
は、特定の1の基地局には限定されず、特定の地域又は
地方に存在する複数の基地局を含む概念であるから、特
定の地域又は地方毎に対応する仮想生命体又は生物のキ
ャラクター画像を表示させることができる。例えば、東
京圏だけ、若しくは博多の市街地だけの特有な仮想生命
体又は生物のキャラクター画像を表示させることができ
るという効果を有する。
【0077】また、請求項4に係る発明は、複数の基地
局の内、管轄する基地局へ通話要求情報を送信する送信
手段と、通話要求情報に応答して返信される基地局から
の応答情報と、当該基地局の識別情報とを受信する受信
手段を有する。また、基地局の識別情報を解読する解読
手段と、基地局を経由して通話を行う通話手段と、基地
局を経由して通話した時間を基地局毎に計時する計時手
段を有する。そして、基地局毎に異なる複数種類の仮想
生命体又は生物のキャラクター画像を記憶する記憶部
と、特定の基地局について計時した計時手段の計数値が
所定数に達したときに当該基地局と対応する仮想生命体
又は生物のキャラクター画像を記憶部から読み取る読み
取り手段を有し、読み取り手段によって読み取られた仮
想生命体又は生物のキャラクター画像を表示するように
構成したので、特定の基地局を経由して通話した通話時
間が所定以上に達した場合は、その基地局固有の仮想生
命体又は生物のキャラクター画像を表示させることがで
きる。このように、特定の基地局毎に特有の仮想生命体
又は生物のキャラクター画像を表示させることができ、
地域性豊かなキャラクター画像を表示し得る興趣性の高
い携帯用電子機器装置を提供することができるという効
果を有する。
【0078】また、請求項5に係る発明は、入力手段か
ら育成に係る処置を入力したときに、これと対応する制
御データを記憶部から読み取り当該読み取った制御デー
タに基づいて仮想生命体又は生物の育成に係る制御処理
を行う制御部を有する。制御部は、仮想生命体又は生物
が成長するに応じて1又は2以上の成長段階を設定する
設定手段と、仮想生命体又は生物が成長段階に達したと
きに、それまでの成長過程における前記呼出に対する処
置の内容を判定する判定手段と、判定手段の判定結果に
基づいて一の仮想生命体又は生物を選択する選択手段を
有し、成長段階に達した仮想生命体又は生物を前記選択
された仮想生命体又は生物に変化させるように構成した
ので、自分だけの仮想生命体を育成することができる。
そして、仮想生命体又は生物が成長する過程で当該仮想
生命体又は生物から呼出を行うと、この仮想生命体又は
生物からの呼出に対して処置を行う入力手段を有するの
で、画面内の仮想生命体又は生物からの呼びかけや要求
に対して遊戯者が応答して対応する処置を行うことによ
り、当該仮想生命体又は生物をしつけしながら成長させ
ることができる。また、仮想生命体又は生物が前記成長
段階に達したときに、それまでの成長過程における呼出
に対する処置の内容を勘案して複数種類の仮想生命体又
は生物の中から一の成長した仮想生命体又は生物を選択
するように構成したので、遊戯者はあたかも実際の生き
物を飼育しているかのごとくに真剣に対処することにな
り、遊戯者の世話の程度に応じて異なる容姿の仮想生命
体又は生物に成長させることができ、興趣性の高い携帯
用電子機器装置を提供することができるという効果を有
する。また、遊戯者があたかも実際の生き物を飼育して
いるかのごとくに真剣に対処することによって、生物に
対する優しい心を育むことができ、教育上にも好適な携
帯用電子機器装置を提供することができるという効果を
有する。
【0079】また、請求項6に係る発明は、成長段階毎
に容姿及び性格の異なる複数種類の成長した仮想生命体
又は生物を記憶する記憶部を有し、また、仮想生命体又
は生物が成長する過程で当該仮想生命体又は生物から呼
出を行う呼出手段を有し、この呼出の内容は仮想生命体
又は生物の成長に必要な内容と、わがままな内容とを含
むように構成し、入力手段は仮想生命体又は生物の成長
に必要な内容の呼出に対して世話を行う手段と、緊急を
要しないわがままな内容の呼出に対して躾を行う手段と
を有して構成したので、仮想生命体又は生物からの呼出
に対して遊戯者がこれに対応する処置を行うことによ
り、当該仮想生命体又は生物をしつけしながら成長させ
ることができるという効果を有する。そして、仮想生命
体又は生物がある成長段階に達したときに、それまでの
成長過程における呼出に対する処置の内容、すなわち、
世話及び躾の内容を勘案して複数種類の仮想生命体又は
生物の中から一の成長した仮想生命体又は生物を選択す
るように構成したので、遊戯者がこまめに世話をし、適
切に躾をした場合は、複数種類の仮想生命体又は生物の
中から性格の良い仮想生命体又は生物が選択されること
になり、遊戯者の世話の程度に応じて良い性格の仮想生
命体又は生物、若しくは性格の良くない仮想生命体又は
生物に成長させることができ、興趣性の高い携帯用電子
機器装置を提供することができるという効果を有する。
このように遊戯者の世話や躾の程度によって予期しない
仮想生命体又は生物に変化するので、飽きることのない
興趣性の高い携帯用電子機器装置を提供することができ
るという効果を有する。また、遊戯者があたかも実際の
生き物を飼育しているかのごとくに真剣に対処すること
によって、生物に対する優しい心を育むことができ、教
育上にも好適な携帯用電子機器装置を提供することがで
きるという効果を有する。
【0080】また、請求項7に係る発明は、仮想生命体
又は生物が成長するに応じて1又は2以上の成長段階を
設定する設定手段を有し、成長段階毎に少なくとも容姿
の異なる複数種類の成長した仮想生命体又は生物を記憶
する記憶部を有する。そして、仮想生命体又は生物が成
長する過程で当該仮想生命体又は生物から呼出を行う
と、この仮想生命体又は生物からの呼出に対して処置を
行う入力手段を有するので、画面内の仮想生命体又は生
物からの呼びかけや要求に対して遊戯者が応答して対応
する処置を行うことにより、当該仮想生命体又は生物を
しつけしながら成長させることができる。また、仮想生
命体又は生物が前記成長段階に達したときに、それまで
の成長過程における呼出に対する処置の内容を勘案して
複数種類の仮想生命体又は生物の中から一の成長した仮
想生命体又は生物を選択するように構成したので、遊戯
者はあたかも実際の生き物を飼育しているかのごとくに
真剣に対処することになり、遊戯者の世話の程度に応じ
て異なる容姿の仮想生命体又は生物に成長させることが
でき、興趣性の高い携帯用電子機器装置を提供すること
ができるという効果を有する。そして、時刻情報を出力
する時刻情報出力手段を有し、この時刻情報に基づいて
生活時間設定手段が仮想生命体又は生物の生活時間を設
定するように構成したので、遊戯者はあたかも実際の生
き物を飼育しているかのごとくに真剣に対処することに
なり、生物に対する優しい心を育むことができ、教育上
にも好適な携帯用電子機器装置を提供することができる
という効果を有する。
【0081】また、請求項8に係る発明は、成長段階毎
に容姿及び性格の異なる複数種類の成長した仮想生命体
又は生物を記憶する記憶部を有し、また、仮想生命体又
は生物が成長する過程で当該仮想生命体又は生物から呼
出を行う呼出手段を有し、この呼出の内容は仮想生命体
又は生物の成長に必要な内容と、わがままな内容とを含
むように構成し、入力手段は仮想生命体又は生物の成長
に必要な内容の呼出に対して世話を行う手段と、緊急を
要しないわがままな内容の呼出に対して躾を行う手段と
を有して構成したので、仮想生命体又は生物からの呼出
に対して遊戯者がこれに対応する処置を行うことによ
り、当該仮想生命体又は生物をしつけしながら成長させ
ることができるという効果を有する。そして、仮想生命
体又は生物がある成長段階に達したときに、それまでの
成長過程における呼出に対する処置の内容、すなわち、
世話及び躾の内容を勘案して複数種類の仮想生命体又は
生物の中から一の成長した仮想生命体又は生物を選択す
るように構成したので、遊戯者がこまめに世話をし、適
切に躾をした場合は、複数種類の仮想生命体又は生物の
中から性格の良い仮想生命体又は生物が選択されること
になり、遊戯者の世話の程度に応じて良い性格の仮想生
命体又は生物、若しくは性格の良くない仮想生命体又は
生物に成長させることができ、興趣性の高い携帯用電子
機器装置を提供することができるという効果を有する。
このように遊戯者の世話や躾の程度によって予期しない
仮想生命体又は生物に変化するので、飽きることのない
興趣性の高い携帯用電子機器装置を提供することができ
るという効果を有する。そして、時刻情報を出力する時
刻情報出力手段を有し、この時刻情報に基づいて生活時
間設定手段が仮想生命体又は生物の生活時間を設定する
ように構成したので、遊戯者はあたかも実際の生き物を
飼育しているかのごとくに真剣に対処することができ、
生物に対する優しい心を育むことができ、教育上にも好
適な携帯用電子機器装置を提供することができるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯用電子機器装置の要部のブロ
ック図である。
【図2】育成シミュレーションモードにおける表示部の
表示例を示した説明図である。
【図3】仮想生命体の育成シミュレーションに係るメイ
ンの制御処理を示したフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートの第2の成長過程の制御
処理を示したフローチャートである。
【図5】図3のフローチャートの第2の成長過程の制御
処理を示したフローチャートである。
【図6】図3のフローチャートの第2の成長過程の制御
処理を示したフローチャートである。
【図7】図3のフローチャートの第2の成長過程の制御
処理を示したフローチャートである。
【図8】育成シミュレーションにおけるキャラクターの
成長に伴う分岐を示した説明図である。
【図9】基地局固有のキャラクターの表示例を示したフ
ローチャートである。
【図10】基地局固有のキャラクターの他の表示例を示
したフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯用電子機器装置 2 制御装置 3 ROM 5 RAM 7 操作部 9 表示部 11 送受信回路 13 アンテナ 15 マイクロホン 17 スピーカ 21 CPU 25 表示駆動回路 27 通信制御回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る携帯用電子機器装置。 (イ)複数の基地局の内、管轄する基地局からの呼出情
    報と当該基地局の識別情報とを受信する受信手段を有す
    ること。 (ロ)前記基地局の識別情報を解読する解読手段を有す
    ること。 (ハ)前記呼出情報を受信した回数を基地局毎に計数す
    る計数手段を有すること。 (ニ)基地局毎に異なる複数種類の仮想生命体又は生物
    のキャラクター画像を記憶する記憶部を有すること。 (ホ)特定の基地局について計数した計数手段の計数値
    が所定数に達したときに当該基地局と対応する仮想生命
    体又は生物のキャラクター画像を前記記憶部から読み取
    る読み取り手段を有すること。 (ヘ)前記読み取り手段によって読み取られた仮想生命
    体又は生物のキャラクター画像を表示する表示部を有す
    ること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る携帯用電子機器装置。 (イ)複数の基地局の内、管轄する基地局へ呼出情報を
    送信する送信手段を有すること。 (ロ)前記呼出情報に応答して返信される基地局からの
    応答情報と当該基地局の識別情報とを受信する受信手段
    を有すること。 (ハ)前記基地局の識別情報を解読する解読手段を有す
    ること。 (ニ)前記呼出情報を送信した回数を基地局毎に計数す
    る計数手段を有すること。 (ホ)基地局毎に異なる複数種類の仮想生命体又は生物
    のキャラクター画像を記憶する記憶部を有すること。 (ヘ)特定の基地局について計数した計数手段の計数値
    が所定数に達したときに当該基地局と対応する仮想生命
    体又は生物のキャラクター画像を前記記憶部から読み取
    る読み取り手段を有すること。 (ト)前記読み取り手段によって読み取られた仮想生命
    体又は生物のキャラクター画像を表示する表示部を有す
    ること。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る携帯用電子機器装置。 (イ)複数の基地局の内、管轄する基地局からの呼出情
    報と当該基地局の識別情報とを受信する受信手段を有す
    ること。 (ロ)前記基地局の識別情報を解読する解読手段を有す
    ること。 (ハ)前記基地局へ呼出情報を送信する送信手段を有す
    ること。 (ニ)前記呼出情報を受信した回数及び前記呼出情報を
    送信した回数を基地局毎に計数する計数手段を有するこ
    と。 (ホ)基地局毎に異なる複数種類の仮想生命体又は生物
    のキャラクター画像を記憶する記憶部を有すること。 (ヘ)特定の基地局について計数した計数手段の計数値
    が所定数に達したときに当該基地局と対応する仮想生命
    体又は生物のキャラクター画像を前記記憶部から読み取
    る読み取り手段を有すること。 (ト)前記読み取り手段によって読み取られた仮想生命
    体又は生物のキャラクター画像を表示する表示部を有す
    ること。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る携帯用電子機器装置。 (イ)複数の基地局の内、管轄する基地局へ通話要求情
    報を送信する送信手段を有すること。 (ロ)前記通話要求情報に応答して返信される基地局か
    らの応答情報と、当該基地局の識別情報とを受信する受
    信手段を有すること。 (ハ)前記基地局の識別情報を解読する解読手段を有す
    ること。 (ニ)前記基地局を経由して通話を行う通話手段を有す
    ること。 (ホ)前記基地局を経由して通話した時間を基地局毎に
    計時する計時手段を有すること。 (ヘ)基地局毎に異なる複数種類の仮想生命体又は生物
    のキャラクター画像を記憶する記憶部を有すること。 (ト)特定の基地局について計時した計時手段の計数値
    が所定数に達したときに当該基地局と対応する仮想生命
    体又は生物のキャラクター画像を前記記憶部から読み取
    る読み取り手段を有すること。 (チ)前記読み取り手段によって読み取られた仮想生命
    体又は生物のキャラクター画像を表示する表示部を有す
    ること。
  5. 【請求項5】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る請求項1乃至4に記載の携帯用電子機器装置。 (イ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る処置を入力
    する入力手段を有すること。 (ロ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る制御データ
    を記憶した記憶部を有すること。 (ハ)前記入力手段から育成に係る処置を入力したとき
    に、これと対応する制御データを前記記憶部から読み取
    り当該読み取った制御データに基づいて仮想生命体又は
    生物の育成に係る制御処理を行う制御部を有すること。 (ニ)前記育成した仮想生命体又は生物を表示する表示
    部を有すること。 (ホ)前記制御部は、仮想生命体又は生物が成長するに
    応じて1又は2以上の成長段階を設定する設定手段を有
    すること。 (ヘ)前記記憶部は、前記成長段階毎に少なくとも容姿
    の異なる複数種類の仮想生命体又は生物を記憶している
    こと。 (ト)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が成長す
    る過程で当該仮想生命体又は生物から呼出を行う呼出手
    段を有すること。 (チ)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が前記成
    長段階に達したときに、それまでの成長過程における前
    記呼出に対する処置の内容を判定する判定手段を有する
    こと。 (リ)前記制御部は、前記判定手段の判定結果に基づい
    て前記記憶された複数種類の仮想生命体又は生物の中か
    ら一の仮想生命体又は生物を選択する選択手段を有する
    こと。 (ヌ)前記制御部は、前記成長段階に達した仮想生命体
    又は生物を前記選択された仮想生命体又は生物に変化さ
    せる変化手段を有すること。
  6. 【請求項6】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る請求項1乃至4に記載の携帯用電子機器装置。 (イ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る処置を入力
    する入力手段を有すること。 (ロ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る制御データ
    を記憶した記憶部を有すること。 (ハ)前記入力手段から育成に係る処置を入力したとき
    に、これと対応する制御データを前記記憶部から読み取
    り当該読み取った制御データに基づいて仮想生命体又は
    生物の育成に係る制御処理を行う制御部を有すること。 (ニ)前記育成した仮想生命体又は生物を表示する表示
    部を有すること。 (ホ)前記制御部は、仮想生命体又は生物が成長するに
    応じて1又は2以上の成長段階を設定する設定手段を有
    すること。 (ヘ)前記記憶部は、前記成長段階毎に容姿及び性格の
    異なる複数種類の仮想生命体又は生物を記憶しているこ
    と。 (ト)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が成長す
    る過程で当該仮想生命体又は生物から呼出を行う呼出手
    段を有すること。 (チ)前記呼出は、仮想生命体又は生物の成長に必要な
    内容と、緊急を要しない内容とを含むこと。 (リ)前記入力手段は、仮想生命体又は生物の成長に必
    要な内容の呼出に対して世話を行う手段と、緊急を要し
    ない内容の呼出に対して躾を行う手段とを有すること。 (ヌ)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が前記成
    長段階に達したときに、それまでの成長過程における、
    前記呼出に対する世話の程度及び躾の程度を判定する判
    定手段を有すること。 (ル)前記制御部は、前記判定手段が判定した世話の程
    度及び躾の程度に基づいて前記記憶された複数種類の仮
    想生命体又は生物の中から一の仮想生命体又は生物を選
    択する選択手段を有すること。 (ヲ)前記制御部は、前記成長段階に達した仮想生命体
    又は生物を前記選択された仮想生命体又は生物に変化さ
    せる変化手段を有すること。
  7. 【請求項7】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る請求項1乃至4に記載の携帯用電子機器装置。 (イ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る処置を入力
    する入力手段を有すること。 (ロ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る制御データ
    を記憶した記憶部を有すること。 (ハ)前記入力手段から育成に係る処置を入力したとき
    に、これと対応する制御データを前記記憶部から読み取
    り当該読み取った制御データに基づいて仮想生命体又は
    生物の育成に係る制御処理を行う制御部を有すること。 (ニ)前記育成した仮想生命体又は生物を表示する表示
    部を有すること。 (ホ)前記制御部は、仮想生命体又は生物が成長するに
    応じて1又は2以上の成長段階を設定する設定手段を有
    すること。 (ヘ)前記記憶部は、前記成長段階毎に少なくとも容姿
    の異なる複数種類の仮想生命体又は生物を記憶している
    こと。 (ト)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が成長す
    る過程で当該仮想生命体又は生物から呼出を行う呼出手
    段を有すること。 (チ)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が前記成
    長段階に達したときに、それまでの成長過程における前
    記呼出に対する処置の内容を判定する判定手段を有する
    こと。 (リ)前記制御部は、前記判定手段の判定結果に基づい
    て前記記憶された複数種類の仮想生命体又は生物の中か
    ら一の仮想生命体又は生物を選択する選択手段を有する
    こと。 (ヌ)前記制御部は、前記成長段階に達した仮想生命体
    又は生物を前記選択された仮想生命体又は生物に変化さ
    せる変化手段を有すること。 (ル)時刻情報を出力する時刻情報出力手段を有するこ
    と。 (ヲ)前記時刻情報に基づいて前記仮想生命体又は生物
    の生活時間を設定する生活時間設定手段を有すること。
  8. 【請求項8】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る請求項1乃至4に記載の携帯用電子機器装置。 (イ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る処置を入力
    する入力手段を有すること。 (ロ)前記仮想生命体又は生物の育成に係る制御データ
    を記憶した記憶部を有すること。 (ハ)前記入力手段から育成に係る処置を入力したとき
    に、これと対応する制御データを前記記憶部から読み取
    り当該読み取った制御データに基づいて仮想生命体又は
    生物の育成に係る制御処理を行う制御部を有すること。 (ニ)前記育成した仮想生命体又は生物を表示する表示
    部を有すること。 (ホ)前記制御部は、仮想生命体又は生物が成長するに
    応じて1又は2以上の成長段階を設定する設定手段を有
    すること。 (ヘ)前記記憶部は、前記成長段階毎に容姿及び性格の
    異なる複数種類の仮想生命体又は生物を記憶しているこ
    と。 (ト)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が成長す
    る過程で当該仮想生命体又は生物から呼出を行う呼出手
    段を有すること。 (チ)前記呼出は、仮想生命体又は生物の成長に必要な
    内容と、緊急を要しない内容とを含むこと。 (リ)前記入力手段は、仮想生命体又は生物の成長に必
    要な内容の呼出に対して世話を行う手段と、緊急を要し
    ない内容の呼出に対して躾を行う手段とを有すること。 (ヌ)前記制御部は、前記仮想生命体又は生物が前記成
    長段階に達したときに、それまでの成長過程における、
    前記呼出に対する世話の程度及び躾の程度を判定する判
    定手段を有すること。 (ル)前記制御部は、前記判定手段が判定した世話の程
    度及び躾の程度に基づいて前記記憶された複数種類の仮
    想生命体又は生物の中から一の仮想生命体又は生物を選
    択する選択手段を有すること。 (ヲ)前記制御部は、前記成長段階に達した仮想生命体
    又は生物を前記選択された仮想生命体又は生物に変化さ
    せる変化手段を有すること。 (ワ)時刻情報を出力する時刻情報出力手段を有するこ
    と。 (カ)前記時刻情報に基づいて前記仮想生命体又は生物
    の生活時間を設定する生活時間設定手段を有すること。
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