JP3389489B2 - 仮想生命体の育成シミュレーション装置 - Google Patents

仮想生命体の育成シミュレーション装置

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JP3389489B2
JP3389489B2 JP03047998A JP3047998A JP3389489B2 JP 3389489 B2 JP3389489 B2 JP 3389489B2 JP 03047998 A JP03047998 A JP 03047998A JP 3047998 A JP3047998 A JP 3047998A JP 3389489 B2 JP3389489 B2 JP 3389489B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、仮想生命体を育
成する育成シミュレーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、犬や猫などのペットを所定の画面
内で育成するようにした電子ゲーム装置が種々提案され
販売されている。従来のこの種の電子ゲーム装置として
は、例えば、特開平7−261962号公報、特開平7
−281819号公報に示すようなものが知られてい
る。特開平7−261962号公報に示された従来例
は、装置本体に発光素子と受光素子とを設け、ユーザー
(遊戯者)の非接触操作によって発光素子からの赤外光
を手等で反射させて受光素子で受光させるようにしてい
る。そして、複数パターンの犬キャラクターのデータと
当該犬キャラクターのバイオリズムがメモリに記憶され
ているので、前記非接触操作の回数及び当日のバイオリ
ズムに対応した犬キャラクターのデータをメモリから選
択的に読み出して表示させるようにしている。これによ
り、犬キャラクターの体調にも即したキャラクター画像
を選択表示させることができる。
【0003】また、特開平7−281819号公報に示
された従来例は、装置本体に発光素子と受光素子とを設
け、ユーザーの非接触操作によって発光素子からの赤外
光を手等で反射させて受光素子で受光させることによ
り、非接触操作距離を検出している。また、振り向く犬
やお手をする犬等のそれぞれ動きの変化した複数種類の
犬キャラクターデータ及びその効果音データがメモリに
記憶されているので、前記非接触操作距離に応じて犬キ
ャラクターデータをメモリから選択的に読み出して表示
させると共に、その効果音をスピーカから発生させるよ
うにしている。これにより、ユーザーの手によるジェス
チャー的な命令に即したキャラクター画像を選択表示さ
せることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例は、いずれもユーザーからの一方的な命令によっ
てキャラクター画像に指示を与えるものであり、キャラ
クター画像からの呼びかけに応じて遊戯者が応答するよ
うにしたものは従来存在しなかった。
【0005】本願発明は、上記に鑑みて案出されたもの
で、画面内の仮想生命体からの呼びかけや呼出しに対し
て遊戯者が応答することにより、当該仮想生命体に変化
を与えつつ、育成するようにした育成シミュレーション
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する請求項
1に係る仮想生命体の育成シミュレーション装置は、上
記目的を達成するために、下記の構成を備えたことを特
徴とする。すなわち、 (イ)仮想生命体の育成に係る操作を行う操作手段を有
すること。 (ロ)前記仮想生命体の育成に係る制御情報を記憶した
記憶部を有すること。 (ハ)前記操作手段が操作されたときに、これと対応す
る制御情報を前記記憶部から読み取り、当該読み取った
制御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御を行う
制御部を有すること。 (ニ)前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部を有
すること。 (ホ) 時間情報を出力する時間情報出力手段を有するこ
と。 (ヘ) 前記時間情報出力手段からの時間情報に基づいて
前記操作手段が継続して操作されなかった時間を計時
し、この計時した時間が所定時間に達したか否かを判定
する判定手段を有すること。 (ト) 前記判定手段が前記所定時間に達したことを判定
した場合は、前記仮想生命体を縮小して表示する縮小表
示制御手段を有すること。 (チ) 前記仮想生命体が縮小表示されている状態で、前
記操作部が操作されたときには当該縮小表示された仮想
生命体を拡大して表示する拡大表示制御手段を有するこ
と。
【0007】また、本発明が提供する請求項2に係る仮
想生命体の育成シミュレーション装置は、下記の構成を
備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)仮想生命体の育成に係る操作を行う操作手段を有
すること。 (ロ)前記仮想生命体の育成に係る制御情報を記憶した
記憶部を有すること。 (ハ)前記操作手段が操作されたときに、これと対応す
る制御情報を前記記憶部から読み取り、当該読み取った
制御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御を行う
制御部を有すること。 (ニ)前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部を有
すること。 (ホ)時間情報を出力する時間情報出力手段を有するこ
と。 (ヘ)前記時間情報出力手段からの時間情報に基づいて
前記操作手段が継続して操作されなかった時間を計時
し、この計時した時間が所定時間に達したか否かを判定
する判定手段を有すること。 (ト) 前記判定手段が前記所定時間に達したことを判定
した場合は、前記仮想生命体を縮小して表示する縮小表
示制御手段を有すること。 (チ) 前記仮想生命体が縮小表示されている状態で、前
記操作部が操作されたときには当該縮小表示された仮想
生命体を拡大して表示する拡大表示制御手段を有するこ
と。 (リ) 前記時間情報に基づいて前記仮想生命体の生活時
間を設定する生活時間設定手段を有すること。 (ヌ) 前記制御部は、前記生活時間に応じて仮想生命体
の生活行動を制御する行動制御手段を有すること。
【0008】また、本発明が提供する請求項3に係る仮
想生命体の育成シミュレーション装置は、下記の構成を
備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)仮想生命体の育成に係る操作を行う操作手段を有
すること。 (ロ)前記仮想生命体の育成に係る制御情報を記憶した
記憶部を有すること。 (ハ)前記操作手段が操作されたときに、これと対応す
る制御情報を前記記憶部から読み取り、当該読み取った
制御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御を行う
制御部を有すること。 (ニ)前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部を有
すること。 (ホ)時間情報を出力する時間情報出力手段を有するこ
と。 (ヘ)前記時間情報出力手段からの時間情報に基づいて
前記操作手段が継続して操作されなかった時間を計時
し、この計時した時間が所定時間に達したか否かを判定
する判定手段を有すること。 (ト)前記判定手段が前記所定時間に達したことを判定
した場合は、前記仮想生命体を縮小して表示する縮小表
示制御手段を有すること。 (チ) 前記仮想生命体が縮小表示されている状態で、前
記操作部が操作されたときには当該縮小表示された仮想
生命体を拡大して表示する拡大表示制御手段を有するこ
と。 (リ)前記時間情報に基づいて前記仮想生命体の生活時
間を設定する生活時間設定手段を有すること。 (ヌ)前記制御部は、前記生活時間に応じて仮想生命体
の生活行動を制御する行動制御手段を有すること。 (ル) 前記制御部は、仮想生命体を襲撃する襲撃体をラ
ンダムなタイミングで出現させる襲撃体出現手段を有す
ること。 (ヲ) 前記襲撃体が出現した時に仮想生命体からの呼出
しを出力する呼出し出力手段を有すること。 (ワ) 外部からの音又は音声の入力を検知する音入力検
知手段を有すること。 (カ) 前記制御部は、前記仮想生命体からの呼出しがあ
ってから所定の救出時間内に外部からの音又は音声の入
力があった場合に、仮想生命体を救出する救出手段を有
すること。
【0009】
【発明の実施の形態】本願発明に係る育成シミュレーシ
ョン装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。[第1の実施の形態] 第1の実施の形態 に係る仮想生命体の育成シミュレーシ
ョン装置1は、図1及び図2に示すように仮想生命体の
育成に係る操作を行う操作手段として3つのキースイッ
チSW1,SW2,SW3を有する。このキースイッチ
SW1,SW2,SW3を操作することにより、仮想生
命体の各種世話操作、時刻設定操作及び時刻調整操作、
育成温度の設定操作、仮想生命体の救出操作等を行うこ
とができる。図2に示すように仮想生命体の育成に係る
複数種類の処置をマークで個々に表示するマーク表示部
17,19を有する。マーク表示部17には、食事マー
ク17aと、照明マーク17bと、ゲームマーク17c
と、注射マーク17dとの複数のマークが表示されてい
る。また、マーク表示部19には、トイレマーク19a
と、チェックメータマーク19bと、音声入力マーク1
9cと、呼出マーク19dとの複数のマークが表示され
ている。もちろん、これらの各種マークは適宜の順序に
並び替えることができ、また、他の適宜の形状のマーク
を用いることができる。マーク表示部19の下側に設け
られるキースイッチSW1,SW2,SW3は、仮想生
命体からの呼出に対して処置を行うためのスイッチであ
り、複数のマークの中から特定のマークを選択すること
により該当する処置を入力するための操作手段である。
キースイッチSW1は、マーク表示部17,19の中か
ら所望のマークを選択して表示させるためのスイッチで
あり、このキースイッチSW1を押下する毎に食事マー
ク17a、照明マーク17b、ゲームマーク17c、注
射マーク17d、トイレマーク19a、チェックメータ
マーク19b、音声入力マーク19cの順番で切り替え
表示される。キースイッチSW2は、前記選択されたマ
ークを決定するためのスイッチであり、キースイッチS
W3は、前記表示されたマークをキャンセルするための
スイッチである。
【0010】キースイッチSW1,SW2,SW3を操
作して、例えば、食事マーク17aを選択すると、仮想
生命体に食物を与えることができる。また、照明マーク
17bを選択すると、仮想生命体が睡眠する場合にその
部屋の照明を消灯することができる。ゲームマーク17
cを選択するとゲームを行うことができる。注射マーク
17dが選択表示されると、仮想生命体が病気した場合
に注射をすることができる。これにより、仮想生命体を
治療することができる。また、トイレマーク19aを選
択すると、仮想生命体が排便した場合にこれを水で流し
て清掃することができる。チェックメータマーク19b
を選択すると、仮想生命体の年令、体重、ごきげんパラ
メーター、おなかパラメーター等のそれぞれの値をメー
タ表示で確認することができる。音声入力マーク19c
を選択すると、仮想生命体からの緊急の呼出に対して音
又は音声を入力することにより、仮想生命体を襲撃する
襲撃体を追い払ってその仮想生命体を救出することがで
きる。もちろん、上記に示した以外の処置をマークで表
示すると共に、そのマークと対応する処置をキースイッ
チSW1,SW2,SW3を操作して入力するように構
成しても良い。また、キースイッチは上記3個には限定
されず、2個又は4個以上のキースイッチを設けること
ができる。更に、操作手段としては、キースイッチには
限定されず、他の適宜のスイッチや無接触型の光スイッ
チ、磁気スイッチ等を用いることができる。また、上記
仮想生命体は、各種虫類や昆虫類が用いられる。もちろ
ん、他の仮想生命体、例えば犬や猫等のペット、他の生
物や無生物、ロボットや怪獣等の適宜の仮想生命体を用
いることができる。
【0011】また、装置本体11内には、仮想生命体の
育成に係る制御情報を記憶した記憶部22を有する。そ
して、装置本体11は、前記操作手段を操作して育成に
係る処置を入力したときに、これと対応する制御情報を
前記記憶部22から読み取ると共に、当該読み取った制
御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御処理を行
う制御部(CPU23)を有する。また、装置本体11
の前面には画像表示部15が設けられ、この画像表示部
15は前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部であ
る。尚、育成シミュレーション装置1が小型である場
合、例えば、携帯できるようにコンパクトに形成される
場合は、前述の記憶部22としてはROM、EEPRO
M、SRAM等が固定的に、若しくは着脱自在に設けら
れる。また、育成シミュレーション装置1が大型である
場合、例えば、パーソナルコンピュータ等に組み込まれ
る場合は、記憶部22として、例えば、CD−ROM、
CD−R、磁気ディスク、光磁気ディスク、DVD等の
適宜の記録媒体が用いられる。
【0012】制御装置21は、発振器XLからの発振パ
ルスに基づいて所定周期のクロックパルスを形成するク
ロックパルス形成回路と、このクロックパルスに基づい
て時間情報を出力する時間情報出力手段を有する。ま
た、制御装置21は、時間情報出力手段からの時間情報
に基づいて操作手段が継続して操作されなかった時間を
計時し、この計時した時間が所定時間に達したか否かを
判定する判定手段を有し、この判定手段が所定時間に達
したことを判定した場合は、仮想生命体を縮小して表示
する縮小表示制御手段を有する。そして、制御装置21
は、前記仮想生命体が縮小表示されている状態で、操作
部が操作されたときには当該縮小表示された仮想生命体
を拡大して表示する拡大表示制御手段を有する。上記仮
想生命体を縮小して表示する際の縮小率は適宜の値に設
定することができる。また、縮小した仮想生命体を1個
のドットで表示すると、待機状態における電源消費を大
幅に低減することができる。
【0013】[第2の実施の形態] 第2の実施の形態 に係る育成シミュレーション装置1
は、図1及び図2に示すように仮想生命体の育成に係る
操作を行う操作手段として3つのキースイッチSW1,
SW2,SW3を有する。このキースイッチSW1,S
W2,SW3を操作することにより、仮想生命体の各種
世話操作、時刻設定操作及び時刻調整操作、育成温度の
設定操作、仮想生命体の救出操作等を行うことができ
る。図2に示すように仮想生命体の育成に係る複数種類
の処置をマークで個々に表示するマーク表示部17,1
9を有する。マーク表示部17には、食事マーク17a
と、照明マーク17bと、ゲームマーク17cと、注射
マーク17dとの複数のマークが表示されている。ま
た、マーク表示部19には、トイレマーク19aと、チ
ェックメータマーク19bと、音声入力マーク19c
と、呼出マーク19dとの複数のマークが表示されてい
る。マーク表示部19の下側に設けられるキースイッチ
SW1,SW2,SW3は、仮想生命体からの呼出に対
して処置を行うためのスイッチであり、複数のマークの
中から特定のマークを選択することにより該当する処置
を入力するための操作手段である。キースイッチSW1
は、マーク表示部17,19の中から所望のマークを選
択して表示させるためのスイッチであり、このキースイ
ッチSW1を押下する毎に食事マーク17a、照明マー
ク17b、ゲームマーク17c、注射マーク17d、ト
イレマーク19a、チェックメータマーク19b、音声
入力マーク19cの順番で切り替え表示される。キース
イッチSW2は、前記選択されたマークを決定するため
のスイッチであり、キースイッチSW3は、前記表示さ
れたマークをキャンセルするためのスイッチである。
【0014】キースイッチSW1,SW2,SW3を操
作して、例えば、食事マーク17aを選択すると、仮想
生命体に食物を与えることができる。また、照明マーク
17bを選択すると、仮想生命体が睡眠する場合にその
部屋の照明を消灯することができる。ゲームマーク17
cを選択するとゲームを行うことができる。注射マーク
17dが選択表示されると、仮想生命体が病気した場合
に注射をすることができる。これにより、仮想生命体を
治療することができる。また、トイレマーク19aを選
択すると、仮想生命体が排便した場合にこれを水で流し
て清掃することができる。チェックメータマーク19b
を選択すると、仮想生命体の年令、体重、ごきげんパラ
メーター、おなかパラメーター等のそれぞれの値をメー
タ表示で確認することができる。音声入力マーク19c
を選択すると、仮想生命体からの緊急の呼出に対して音
又は音声を入力することにより、仮想生命体を襲撃する
襲撃体を追い払ってその仮想生命体を救出することがで
きる。もちろん、上記に示した以外の処置をマークで表
示すると共に、そのマークと対応する処置をキースイッ
チSW1,SW2,SW3を操作して入力するように構
成しても良い。また、キースイッチは上記3個には限定
されず、2個又は4個以上のキースイッチを設けること
ができる。更に、操作手段としては、キースイッチには
限定されず、他の適宜のスイッチや無接触型の光スイッ
チ、磁気スイッチ等を用いることができる。また、上記
仮想生命体は、各種虫類や昆虫類が用いられる。もちろ
ん、他の仮想生命体、例えば犬や猫等のペット、他の生
物や無生物、ロボットや怪獣等の適宜の仮想生命体を用
いることができる。
【0015】また、装置本体11内には、仮想生命体の
育成に係る制御情報を記憶した記憶部22を有する。そ
して、装置本体11は、前記操作手段を操作して育成に
係る処置を入力したときに、これと対応する制御情報を
前記記憶部22から読み取ると共に、当該読み取った制
御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御処理を行
う制御部(CPU23)を有する。また、装置本体11
の前面には画像表示部15が設けられ、この画像表示部
15は前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部であ
る。尚、育成シミュレーション装置1が小型である場
合、例えば、携帯できるようにコンパクトに形成される
場合は、前述の記憶部22としてはROM、EEPRO
M、SRAM等が固定的に、若しくは着脱自在に設けら
れる。また、育成シミュレーション装置1が大型である
場合、例えば、パーソナルコンピュータ等に組み込まれ
る場合は、記憶部22として、例えば、CD−ROM、
CD−R、磁気ディスク、光磁気ディスク、DVD等の
適宜の記録媒体が用いられる。
【0016】制御装置21は、発振器XLからの発振パ
ルスに基づいて所定周期のクロックパルスを形成するク
ロックパルス形成回路と、このクロックパルスに基づい
て時間情報を出力する時間情報出力手段を有する。ま
た、制御装置21は、時間情報出力手段からの時間情報
に基づいて操作手段が継続して操作されなかった時間を
計時し、この計時した時間が所定時間に達したか否かを
判定する判定手段を有し、この判定手段が所定時間に達
したことを判定した場合は、仮想生命体を縮小して表示
する縮小表示制御手段を有する。そして、制御装置21
は、前記仮想生命体が縮小表示されている状態で、操作
部が操作されたときには当該縮小表示された仮想生命体
を拡大して表示する拡大表示制御手段を有する。上記仮
想生命体を縮小して表示する際の縮小率は適宜の値に設
定することができる。また、縮小した仮想生命体を1個
のドットで表示すると、待機状態における電源消費を大
幅に低減することができる。
【0017】また、時間情報に基づいて仮想生命体の生
活時間を設定する生活時間設定手段を有し、制御装置2
1はこの生活時間に応じて仮想生命体の生活行動を制御
する行動制御手段を有する。すなわち、キースイッチS
W1,SW2,SW3を操作して時刻を設定すると、以
後この設定した時刻に基づいて仮想生命体の生活行動が
決定される。上記設定した時刻を現実の時刻に合わせた
場合は、現実の時間帯に沿って仮想生命体が活動するこ
とになる。例えば、午前9時に起床して活動を開始し、
午後8時には就寝するという基本的な生活行動が設定さ
れる。
【0018】[第3の実施の形態] 次に、第3の実施の形態に係る育成シミュレーション装
置1の実施の形態を説明する。図1及び図2に示すよう
に仮想生命体の育成に係る操作を行う操作手段として3
つのキースイッチSW1,SW2,SW3を有する。こ
のキースイッチSW1,SW2,SW3を操作すること
により、仮想生命体の各種世話操作、時刻設定操作及び
時刻調整操作、育成温度の設定操作、仮想生命体の救出
操作等を行うことができる。図2に示すように仮想生命
体の育成に係る複数種類の処置をマークで個々に表示す
るマーク表示部17,19を有する。マーク表示部17
には、食事マーク17aと、照明マーク17bと、ゲー
ムマーク17cと、注射マーク17dとの複数のマーク
が表示されている。また、マーク表示部19には、トイ
レマーク19aと、チェックメータマーク19bと、音
声入力マーク19cと、呼出マーク19dとの複数のマ
ークが表示されている。マーク表示部19の下側に設け
られるキースイッチSW1,SW2,SW3は、仮想生
命体からの呼出に対して処置を行うためのスイッチであ
り、複数のマークの中から特定のマークを選択すること
により該当する処置を入力するための操作手段である。
キースイッチSW1は、マーク表示部17,19の中か
ら所望のマークを選択して表示させるためのスイッチで
あり、このキースイッチSW1を押下する毎に食事マー
ク17a、照明マーク17b、ゲームマーク17c、注
射マーク17d、トイレマーク19a、チェックメータ
マーク19b、音声入力マーク19cの順番で切り替え
表示される。キースイッチSW2は、前記選択されたマ
ークを決定するためのスイッチであり、キースイッチS
W3は、前記表示されたマークをキャンセルするための
スイッチである。
【0019】キースイッチSW1,SW2,SW3を操
作して、例えば、食事マーク17aを選択すると、仮想
生命体に食物を与えることができる。また、照明マーク
17bを選択すると、仮想生命体が睡眠する場合にその
部屋の照明を消灯することができる。ゲームマーク17
cを選択するとゲームを行うことができる。注射マーク
17dが選択表示されると、仮想生命体が病気した場合
に注射をすることができる。これにより、仮想生命体を
治療することができる。また、トイレマーク19aを選
択すると、仮想生命体が排便した場合にこれを水で流し
て清掃することができる。チェックメータマーク19b
を選択すると、仮想生命体の年令、体重、ごきげんパラ
メーター、おなかパラメーター等のそれぞれの値をメー
タ表示で確認することができる。音声入力マーク19c
を選択すると、仮想生命体からの緊急の呼出に対して音
又は音声を入力することにより、仮想生命体を襲撃する
襲撃体を追い払ってその仮想生命体を救出することがで
きる。もちろん、上記に示した以外の処置をマークで表
示すると共に、そのマークと対応する処置をキースイッ
チSW1,SW2,SW3を操作して入力するように構
成しても良い。また、キースイッチは上記3個には限定
されず、2個又は4個以上のキースイッチを設けること
ができる。更に、操作手段としては、キースイッチには
限定されず、他の適宜のスイッチや無接触型の光スイッ
チ、磁気スイッチ等を用いることができる。また、上記
仮想生命体は、各種虫類や昆虫類が用いられる。もちろ
ん、他の仮想生命体、例えば犬や猫等のペット、他の生
物や無生物、ロボットや怪獣等の適宜の仮想生命体を用
いることができる。
【0020】また、装置本体11内には、仮想生命体の
育成に係る制御情報を記憶した記憶部22を有する。そ
して、装置本体11は、前記操作手段を操作して育成に
係る処置を入力したときに、これと対応する制御情報を
前記記憶部22から読み取ると共に、当該読み取った制
御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御処理を行
う制御部(CPU23)を有する。また、装置本体11
の前面には画像表示部15が設けられ、この画像表示部
15は前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部であ
る。尚、育成シミュレーション装置1が小型である場
合、例えば、携帯できるようにコンパクトに形成される
場合は、前述の記憶部22としてはROM、EEPRO
M、SRAM等が固定的に、若しくは着脱自在に設けら
れる。また、育成シミュレーション装置1が大型である
場合、例えば、パーソナルコンピュータ等に組み込まれ
る場合は、記憶部22として、例えば、CD−ROM、
CD−R、磁気ディスク、光磁気ディスク、DVD等の
適宜の記録媒体が用いられる。
【0021】制御装置21は、発振器XLからの発振パ
ルスに基づいて所定周期のクロックパルスを形成するク
ロックパルス形成回路と、このクロックパルスに基づい
て時間情報を出力する時間情報出力手段を有する。ま
た、制御装置21は、時間情報出力手段からの時間情報
に基づいて操作手段が継続して操作されなかった時間を
計時し、この計時した時間が所定時間に達したか否かを
判定する判定手段を有し、この判定手段が所定時間に達
したことを判定した場合は、仮想生命体を縮小して表示
する縮小表示制御手段を有する。そして、制御装置21
は、前記仮想生命体が縮小表示されている状態で、操作
部が操作されたときには当該縮小表示された仮想生命体
を拡大して表示する拡大表示制御手段を有する。上記仮
想生命体を縮小して表示する際の縮小率は適宜の値に設
定することができる。また、縮小した仮想生命体を1個
のドットで表示すると、待機状態における電源消費を大
幅に低減することができる。
【0022】また、時間情報に基づいて仮想生命体の生
活時間を設定する生活時間設定手段を有し、制御装置2
1はこの生活時間に応じて仮想生命体の生活行動を制御
する行動制御手段を有する。すなわち、キースイッチS
W1,SW2,SW3を操作して時刻を設定すると、以
後この設定した時刻に基づいて仮想生命体の生活行動が
決定される。上記設定した時刻を現実の時刻に合わせた
場合は、現実の時間帯に沿って仮想生命体が活動するこ
とになる。例えば、午前9時に起床して活動を開始し、
午後8時には就寝するという基本的な生活行動が設定さ
れる。
【0023】制御装置21は、仮想生命体を襲撃する襲
撃体をランダムなタイミングで出現させる襲撃体出現手
段を有し、襲撃体が出現した時に仮想生命体からの呼出
しを出力する呼出し出力手段を有する。この呼出し出力
手段は、呼出マーク19d及びブザーBZ1によって構
成され、襲撃体が出現した時に仮想生命体からの呼出し
を光及び音により出力するものである。外部からの音又
は音声の入力を検知する音入力検知手段としてのマイク
ロホン25が制御装置21に接続されている。そして、
制御装置21は、仮想生命体からの呼出しがあってから
所定の救出時間内に外部からの音又は音声の入力があっ
た場合に、仮想生命体を救出する救出手段を有する。
【0024】[第4の実施の形態] 第4の実施の形態 係る育成シミュレーション装置1は、
図1及び図2に示すように仮想生命体の育成に係る操作
を行う操作手段として3つのキースイッチSW1,SW
2,SW3を有する。このキースイッチSW1,SW
2,SW3を操作することにより、仮想生命体の各種世
話操作、時刻設定操作及び時刻調整操作、育成温度の設
定操作、仮想生命体の救出操作等を行うことができる。
図2に示すように仮想生命体の育成に係る複数種類の処
置をマークで個々に表示するマーク表示部17,19を
有する。マーク表示部17には、食事マーク17aと、
照明マーク17bと、ゲームマーク17cと、注射マー
ク17dとの複数のマークが表示されている。また、マ
ーク表示部19には、トイレマーク19aと、チェック
メータマーク19bと、音声入力マーク19cと、呼出
マーク19dとの複数のマークが表示されている。マー
ク表示部19の下側に設けられるキースイッチSW1,
SW2,SW3は、仮想生命体からの呼出に対して処置
を行うためのスイッチであり、複数のマークの中から特
定のマークを選択することにより該当する処置を入力す
るための操作手段である。キースイッチSW1は、マー
ク表示部17,19の中から所望のマークを選択して表
示させるためのスイッチであり、このキースイッチSW
1を押下する毎に食事マーク17a、照明マーク17
b、ゲームマーク17c、注射マーク17d、トイレマ
ーク19a、チェックメータマーク19b、音声入力マ
ーク19cの順番で切り替え表示される。キースイッチ
SW2は、前記選択されたマークを決定するためのスイ
ッチであり、キースイッチSW3は、前記表示されたマ
ークをキャンセルするためのスイッチである。
【0025】キースイッチSW1,SW2,SW3を操
作して、例えば、食事マーク17aを選択すると、仮想
生命体に食物を与えることができる。また、照明マーク
17bを選択すると、仮想生命体が睡眠する場合にその
部屋の照明を消灯することができる。ゲームマーク17
cを選択するとゲームを行うことができる。注射マーク
17dが選択表示されると、仮想生命体が病気した場合
に注射をすることができる。これにより、仮想生命体を
治療することができる。また、トイレマーク19aを選
択すると、仮想生命体が排便した場合にこれを水で流し
て清掃することができる。チェックメータマーク19b
を選択すると、仮想生命体の年令、体重、ごきげんパラ
メーター、おなかパラメーター等のそれぞれの値をメー
タ表示で確認することができる。音声入力マーク19c
を選択すると、仮想生命体からの緊急の呼出に対して音
又は音声を入力することにより、仮想生命体を襲撃する
襲撃体を追い払ってその仮想生命体を救出することがで
きる。もちろん、上記に示した以外の処置をマークで表
示すると共に、そのマークと対応する処置をキースイッ
チSW1,SW2,SW3を操作して入力するように構
成しても良い。また、キースイッチは上記3個には限定
されず、2個又は4個以上のキースイッチを設けること
ができる。更に、操作手段としては、キースイッチには
限定されず、他の適宜のスイッチや無接触型の光スイッ
チ、磁気スイッチ等を用いることができる。また、上記
仮想生命体は、各種虫類や昆虫類が用いられる。もちろ
ん、他の仮想生命体、例えば犬や猫等のペット、他の生
物や無生物、ロボットや怪獣等の適宜の仮想生命体を用
いることができる。
【0026】また、装置本体11内には、仮想生命体の
育成に係る制御情報を記憶した記憶部22を有する。そ
して、装置本体11は、前記操作手段を操作して育成に
係る処置を入力したときに、これと対応する制御情報を
前記記憶部22から読み取ると共に、当該読み取った制
御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御処理を行
う制御部(CPU23)を有する。また、装置本体11
の前面には画像表示部15が設けられ、この画像表示部
15は前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部であ
る。尚、育成シミュレーション装置1が小型である場
合、例えば、携帯できるようにコンパクトに形成される
場合は、前述の記憶部22としてはROM、EEPRO
M、SRAM等が固定的に、若しくは着脱自在に設けら
れる。また、育成シミュレーション装置1が大型である
場合、例えば、パーソナルコンピュータ等に組み込まれ
る場合は、記憶部22として、例えば、CD−ROM、
CD−R、磁気ディスク、光磁気ディスク、DVD等の
適宜の記録媒体が用いられる。
【0027】制御装置21は、仮想生命体が成長するに
応じて1又は2以上の成長段階を設定する成長段階設定
手段を有し、前記記憶部22には成長段階毎に形状の異
なる複数種類の仮想生命体が記憶されている。また、制
御装置21は、操作手段の操作に応じて仮想生命体の育
成温度を設定する温度設定手段と、仮想生命体が前記成
長段階に達したときに、それまでの成長過程における育
成温度が所定の温度範囲内の第1の育成温度であるかま
たは、当該第1の育成温度よりも高い所定の温度範囲内
の第2の育成温度であるかを判断する判断手段と、この
判断手段の判断結果に基づいて前記記憶された複数種類
の仮想生命体の中から一の仮想生命体を選択する選択手
段と、成長段階に達した仮想生命体を前記選択された仮
想生命体に変化させる変化手段とを有する。
【0028】[第5の実施の形態] 第5の実施の形態 に係る育成シミュレーション装置1
は、図1及び図2に示すように仮想生命体の育成に係る
操作を行う操作手段として3つのキースイッチSW1,
SW2,SW3を有する。このキースイッチSW1,S
W2,SW3を操作することにより、仮想生命体の各種
世話操作、時刻設定操作及び時刻調整操作、育成温度の
設定操作、仮想生命体の救出操作等を行うことができ
る。図2に示すように仮想生命体の育成に係る複数種類
の処置をマークで個々に表示するマーク表示部17,1
9を有する。マーク表示部17には、食事マーク17a
と、照明マーク17bと、ゲームマーク17cと、注射
マーク17dとの複数のマークが表示されている。ま
た、マーク表示部19には、トイレマーク19aと、チ
ェックメータマーク19bと、音声入力マーク19c
と、呼出マーク19dとの複数のマークが表示されてい
る。マーク表示部19の下側に設けられるキースイッチ
SW1,SW2,SW3は、仮想生命体からの呼出に対
して処置を行うためのスイッチであり、複数のマークの
中から特定のマークを選択することにより該当する処置
を入力するための操作手段である。キースイッチSW1
は、マーク表示部17,19の中から所望のマークを選
択して表示させるためのスイッチであり、このキースイ
ッチSW1を押下する毎に食事マーク17a、照明マー
ク17b、ゲームマーク17c、注射マーク17d、ト
イレマーク19a、チェックメータマーク19b、音声
入力マーク19cの順番で切り替え表示される。キース
イッチSW2は、前記選択されたマークを決定するため
のスイッチであり、キースイッチSW3は、前記表示さ
れたマークをキャンセルするためのスイッチである。
【0029】キースイッチSW1,SW2,SW3を操
作して、例えば、食事マーク17aを選択すると、仮想
生命体に食物を与えることができる。また、照明マーク
17bを選択すると、仮想生命体が睡眠する場合にその
部屋の照明を消灯することができる。ゲームマーク17
cを選択するとゲームを行うことができる。注射マーク
17dが選択表示されると、仮想生命体が病気した場合
に注射をすることができる。これにより、仮想生命体を
治療することができる。また、トイレマーク19aを選
択すると、仮想生命体が排便した場合にこれを水で流し
て清掃することができる。チェックメータマーク19b
を選択すると、仮想生命体の年令、体重、ごきげんパラ
メーター、おなかパラメーター等のそれぞれの値をメー
タ表示で確認することができる。音声入力マーク19c
を選択すると、仮想生命体からの緊急の呼出に対して音
又は音声を入力することにより、仮想生命体を襲撃する
襲撃体を追い払ってその仮想生命体を救出することがで
きる。もちろん、上記に示した以外の処置をマークで表
示すると共に、そのマークと対応する処置をキースイッ
チSW1,SW2,SW3を操作して入力するように構
成しても良い。また、キースイッチは上記3個には限定
されず、2個又は4個以上のキースイッチを設けること
ができる。更に、操作手段としては、キースイッチには
限定されず、他の適宜のスイッチや無接触型の光スイッ
チ、磁気スイッチ等を用いることができる。また、上記
仮想生命体は、各種虫類や昆虫類が用いられる。もちろ
ん、他の仮想生命体、例えば犬や猫等のペット、他の生
物や無生物、ロボットや怪獣等の適宜の仮想生命体を用
いることができる。
【0030】また、装置本体11内には、仮想生命体の
育成に係る制御情報を記憶した記憶部22を有する。そ
して、装置本体11は、前記操作手段を操作して育成に
係る処置を入力したときに、これと対応する制御情報を
前記記憶部22から読み取ると共に、当該読み取った制
御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御処理を行
う制御部(CPU23)を有する。また、装置本体11
の前面には画像表示部15が設けられ、この画像表示部
15は前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部であ
る。尚、育成シミュレーション装置1が小型である場
合、例えば、携帯できるようにコンパクトに形成される
場合は、前述の記憶部22としてはROM、EEPRO
M、SRAM等が固定的に、若しくは着脱自在に設けら
れる。また、育成シミュレーション装置1が大型である
場合、例えば、パーソナルコンピュータ等に組み込まれ
る場合は、記憶部22として、例えば、CD−ROM、
CD−R、磁気ディスク、光磁気ディスク、DVD等の
適宜の記録媒体が用いられる。
【0031】制御装置21は、仮想生命体が成長するに
応じて1又は2以上の成長段階を設定する成長段階設定
手段を有し、前記記憶部22には成長段階毎に形状の異
なる複数種類の仮想生命体が記憶されている。また、制
御装置21は、操作手段の操作に応じて仮想生命体の育
成温度を設定する温度設定手段と、仮想生命体が前記成
長段階に達したときに、それまでの成長過程における育
成温度が所定の温度範囲内の第1の育成温度であるかま
たは、当該第1の育成温度よりも高い所定の温度範囲内
の第2の育成温度であるかを判断する判断手段と、この
判断手段の判断結果に基づいて前記記憶された複数種類
の仮想生命体の中から一の仮想生命体を選択する選択手
段と、成長段階に達した仮想生命体を前記選択された仮
想生命体に変化させる変化手段とを有する。
【0032】制御装置21は、発振器XLからの発振パ
ルスに基づいて所定周期のクロックパルスを形成するク
ロックパルス形成回路と、このクロックパルスに基づい
て時間情報を出力する時間情報出力手段を有する。ま
た、時間情報に基づいて仮想生命体の生活時間を設定す
る生活時間設定手段を有し、制御装置21はこの生活時
間に応じて仮想生命体の生活行動を制御する行動制御手
段を有する。すなわち、キースイッチSW1,SW2,
SW3を操作して時刻を設定すると、以後この設定した
時刻に基づいて仮想生命体の生活行動が決定される。上
記設定した時刻を現実の時刻に合わせた場合は、現実の
時間帯に沿って仮想生命体が活動することになる。例え
ば、午前9時に起床して活動を開始し、午後8時には就
寝するという基本的な生活行動が設定される。
【0033】[第6の実施の形態]第6の実施の形態 に係る育成シミュレーション装置1の
実施の形態を説明する。図1及び図2に示すように仮想
生命体の育成に係る操作を行う操作手段として3つのキ
ースイッチSW1,SW2,SW3を有する。このキー
スイッチSW1,SW2,SW3を操作することによ
り、仮想生命体の各種世話操作、時刻設定操作及び時刻
調整操作、育成温度の設定操作、仮想生命体の救出操作
等を行うことができる。図2に示すように仮想生命体の
育成に係る複数種類の処置をマークで個々に表示するマ
ーク表示部17,19を有する。マーク表示部17に
は、食事マーク17aと、照明マーク17bと、ゲーム
マーク17cと、注射マーク17dとの複数のマークが
表示されている。また、マーク表示部19には、トイレ
マーク19aと、チェックメータマーク19bと、音声
入力マーク19cと、呼出マーク19dとの複数のマー
クが表示されている。マーク表示部19の下側に設けら
れるキースイッチSW1,SW2,SW3は、仮想生命
体からの呼出に対して処置を行うためのスイッチであ
り、複数のマークの中から特定のマークを選択すること
により該当する処置を入力するための操作手段である。
キースイッチSW1は、マーク表示部17,19の中か
ら所望のマークを選択して表示させるためのスイッチで
あり、このキースイッチSW1を押下する毎に食事マー
ク17a、照明マーク17b、ゲームマーク17c、注
射マーク17d、トイレマーク19a、チェックメータ
マーク19b、音声入力マーク19cの順番で切り替え
表示される。キースイッチSW2は、前記選択されたマ
ークを決定するためのスイッチであり、キースイッチS
W3は、前記表示されたマークをキャンセルするための
スイッチである。
【0034】キースイッチSW1,SW2,SW3を操
作して、例えば、食事マーク17aを選択すると、仮想
生命体に食物を与えることができる。また、照明マーク
17bを選択すると、仮想生命体が睡眠する場合にその
部屋の照明を消灯することができる。ゲームマーク17
cを選択するとゲームを行うことができる。注射マーク
17dが選択表示されると、仮想生命体が病気した場合
に注射をすることができる。これにより、仮想生命体を
治療することができる。また、トイレマーク19aを選
択すると、仮想生命体が排便した場合にこれを水で流し
て清掃することができる。チェックメータマーク19b
を選択すると、仮想生命体の年令、体重、ごきげんパラ
メーター、おなかパラメーター等のそれぞれの値をメー
タ表示で確認することができる。音声入力マーク19c
を選択すると、仮想生命体からの緊急の呼出に対して音
又は音声を入力することにより、仮想生命体を襲撃する
襲撃体を追い払ってその仮想生命体を救出することがで
きる。もちろん、上記に示した以外の処置をマークで表
示すると共に、そのマークと対応する処置をキースイッ
チSW1,SW2,SW3を操作して入力するように構
成しても良い。また、キースイッチは上記3個には限定
されず、2個又は4個以上のキースイッチを設けること
ができる。更に、操作手段としては、キースイッチには
限定されず、他の適宜のスイッチや無接触型の光スイッ
チ、磁気スイッチ等を用いることができる。また、上記
仮想生命体は、各種虫類や昆虫類が用いられる。もちろ
ん、他の仮想生命体、例えば犬や猫等のペット、他の生
物や無生物、ロボットや怪獣等の適宜の仮想生命体を用
いることができる。
【0035】また、装置本体11内には、仮想生命体の
育成に係る制御情報を記憶した記憶部22を有する。そ
して、装置本体11は、前記操作手段を操作して育成に
係る処置を入力したときに、これと対応する制御情報を
前記記憶部22から読み取ると共に、当該読み取った制
御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御処理を行
う制御部(CPU23)を有する。また、装置本体11
の前面には画像表示部15が設けられ、この画像表示部
15は前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部であ
る。尚、育成シミュレーション装置1が小型である場
合、例えば、携帯できるようにコンパクトに形成される
場合は、前述の記憶部22としてはROM、EEPRO
M、SRAM等が固定的に、若しくは着脱自在に設けら
れる。また、育成シミュレーション装置1が大型である
場合、例えば、パーソナルコンピュータ等に組み込まれ
る場合は、記憶部22として、例えば、CD−ROM、
CD−R、磁気ディスク、光磁気ディスク、DVD等の
適宜の記録媒体が用いられる。
【0036】制御装置21は、仮想生命体が成長するに
応じて1又は2以上の成長段階を設定する成長段階設定
手段を有し、前記記憶部22には成長段階毎に形状の異
なる複数種類の仮想生命体が記憶されている。また、制
御装置21は、操作手段の操作に応じて仮想生命体の育
成温度を設定する温度設定手段と、仮想生命体が前記成
長段階に達したときに、それまでの成長過程における育
成温度が所定の温度範囲内の第1の育成温度であるかま
たは、当該第1の育成温度よりも高い所定の温度範囲内
の第2の育成温度であるかを判断する判断手段と、この
判断手段の判断結果に基づいて前記記憶された複数種類
の仮想生命体の中から一の仮想生命体を選択する選択手
段と、成長段階に達した仮想生命体を前記選択された仮
想生命体に変化させる変化手段とを有する。
【0037】制御装置21は、発振器XLからの発振パ
ルスに基づいて所定周期のクロックパルスを形成するク
ロックパルス形成回路と、このクロックパルスに基づい
て時間情報を出力する時間情報出力手段を有する。ま
た、時間情報に基づいて仮想生命体の生活時間を設定す
る生活時間設定手段を有し、制御装置21はこの生活時
間に応じて仮想生命体の生活行動を制御する行動制御手
段を有する。すなわち、キースイッチSW1,SW2,
SW3を操作して時刻を設定すると、以後この設定した
時刻に基づいて仮想生命体の生活行動が決定される。上
記設定した時刻を現実の時刻に合わせた場合は、現実の
時間帯に沿って仮想生命体が活動することになる。例え
ば、午前9時に起床して活動を開始し、午後8時には就
寝するという基本的な生活行動が設定される。
【0038】制御装置21は、仮想生命体を襲撃する襲
撃体をランダムなタイミングで出現させる襲撃体出現手
段を有し、襲撃体が出現した時に仮想生命体からの呼出
しを出力する呼出し出力手段を有する。この呼出し出力
手段は、呼出マーク19d及びブザーBZ1によって構
成され、襲撃体が出現した時に仮想生命体からの呼出し
を光及び音により出力するものである。外部からの音又
は音声の入力を検知する音入力検知手段としてのマイク
ロホン25が制御装置21に接続されている。そして、
制御装置21は、仮想生命体からの呼出しがあってから
所定の救出時間内に外部からの音又は音声の入力があっ
た場合に、仮想生命体を救出する救出手段を有する。
【0039】[第7の実施の形態] 第7の実施の形態 に係る仮想生命体の育成シミュレーシ
ョン装置1は、図1及び図2に示すように仮想生命体の
育成に係る操作を行う操作手段として3つのキースイッ
チSW1,SW2,SW3を有する。このキースイッチ
SW1,SW2,SW3を操作することにより、仮想生
命体の各種世話操作、時刻設定操作及び時刻調整操作、
育成温度の設定操作、仮想生命体の救出操作等を行うこ
とができる。図2に示すように仮想生命体の育成に係る
複数種類の処置をマークで個々に表示するマーク表示部
17,19を有する。マーク表示部17には、食事マー
ク17aと、照明マーク17bと、ゲームマーク17c
と、注射マーク17dとの複数のマークが表示されてい
る。また、マーク表示部19には、トイレマーク19a
と、チェックメータマーク19bと、音声入力マーク1
9cと、呼出マーク19dとの複数のマークが表示され
ている。マーク表示部19の下側に設けられるキースイ
ッチSW1,SW2,SW3は、仮想生命体からの呼出
に対して処置を行うためのスイッチであり、複数のマー
クの中から特定のマークを選択することにより該当する
処置を入力するための操作手段である。キースイッチS
W1は、マーク表示部17,19の中から所望のマーク
を選択して表示させるためのスイッチであり、このキー
スイッチSW1を押下する毎に食事マーク17a、照明
マーク17b、ゲームマーク17c、注射マーク17
d、トイレマーク19a、チェックメータマーク19
b、音声入力マーク19cの順番で切り替え表示され
る。キースイッチSW2は、前記選択されたマークを決
定するためのスイッチであり、キースイッチSW3は、
前記表示されたマークをキャンセルするためのスイッチ
である。
【0040】キースイッチSW1,SW2,SW3を操
作して、例えば、食事マーク17aを選択すると、仮想
生命体に食物を与えることができる。また、照明マーク
17bを選択すると、仮想生命体が睡眠する場合にその
部屋の照明を消灯することができる。ゲームマーク17
cを選択するとゲームを行うことができる。注射マーク
17dが選択表示されると、仮想生命体が病気した場合
に注射をすることができる。これにより、仮想生命体を
治療することができる。また、トイレマーク19aを選
択すると、仮想生命体が排便した場合にこれを水で流し
て清掃することができる。チェックメータマーク19b
を選択すると、仮想生命体の年令、体重、ごきげんパラ
メーター、おなかパラメーター等のそれぞれの値をメー
タ表示で確認することができる。音声入力マーク19c
を選択すると、仮想生命体からの緊急の呼出に対して音
又は音声を入力することにより、仮想生命体を襲撃する
襲撃体を追い払ってその仮想生命体を救出することがで
きる。もちろん、上記に示した以外の処置をマークで表
示すると共に、そのマークと対応する処置をキースイッ
チSW1,SW2,SW3を操作して入力するように構
成しても良い。また、キースイッチは上記3個には限定
されず、2個又は4個以上のキースイッチを設けること
ができる。更に、操作手段としては、キースイッチには
限定されず、他の適宜のスイッチや無接触型の光スイッ
チ、磁気スイッチ等を用いることができる。また、上記
仮想生命体は、各種虫類や昆虫類が用いられる。もちろ
ん、他の仮想生命体、例えば犬や猫等のペット、他の生
物や無生物、ロボットや怪獣等の適宜の仮想生命体を用
いることができる。
【0041】また、装置本体11内には、仮想生命体の
育成に係る制御情報を記憶した記憶部22を有する。そ
して、装置本体11は、前記操作手段を操作して育成に
係る処置を入力したときに、これと対応する制御情報を
前記記憶部22から読み取ると共に、当該読み取った制
御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御処理を行
う制御部(CPU23)を有する。また、装置本体11
の前面には画像表示部15が設けられ、この画像表示部
15は前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部であ
る。尚、育成シミュレーション装置1が小型である場
合、例えば、携帯できるようにコンパクトに形成される
場合は、前述の記憶部22としてはROM、EEPRO
M、SRAM等が固定的に、若しくは着脱自在に設けら
れる。また、育成シミュレーション装置1が大型である
場合、例えば、パーソナルコンピュータ等に組み込まれ
る場合は、記憶部22として、例えば、CD−ROM、
CD−R、磁気ディスク、光磁気ディスク、DVD等の
適宜の記録媒体が用いられる。
【0042】制御装置21は、発振器XLからの発振パ
ルスに基づいて所定周期のクロックパルスを形成するク
ロックパルス形成回路と、このクロックパルスに基づい
て時間情報を出力する時間情報出力手段を有する。ま
た、制御装置21は、時間情報出力手段からの時間情報
に基づいて操作手段が継続して操作されなかった時間を
計時し、この計時した時間が所定時間に達したか否かを
判定する判定手段を有し、この判定手段が所定時間に達
したことを判定した場合は、仮想生命体を縮小して表示
する縮小表示制御手段を有する。そして、制御装置21
は、前記仮想生命体が縮小表示されている状態で、操作
部が操作されたときには当該縮小表示された仮想生命体
を拡大して表示する拡大表示制御手段を有する。上記仮
想生命体を縮小して表示する際の縮小率は適宜の値に設
定することができる。また、縮小した仮想生命体を1個
のドットで表示すると、待機状態における電源消費を大
幅に低減することができる。
【0043】制御装置21は、仮想生命体が成長するに
応じて1又は2以上の成長段階を設定する成長段階設定
手段を有し、前記記憶部22には成長段階毎に形状の異
なる複数種類の仮想生命体が記憶されている。また、制
御装置21は、操作手段の操作に応じて仮想生命体の育
成温度を設定する温度設定手段と、仮想生命体が前記成
長段階に達したときに、それまでの成長過程における育
成温度が所定の温度範囲内の第1の育成温度であるかま
たは、当該第1の育成温度よりも高い所定の温度範囲内
の第2の育成温度であるかを判断する判断手段と、この
判断手段の判断結果に基づいて前記記憶された複数種類
の仮想生命体の中から一の仮想生命体を選択する選択手
段と、成長段階に達した仮想生命体を前記選択された仮
想生命体に変化させる変化手段とを有する。
【0044】[第8の実施の形態] 第8の実施の形態 に係る仮想生命体の育成シミュレーシ
ョン装置1は、図1及び図2に示すように仮想生命体の
育成に係る操作を行う操作手段として3つのキースイッ
チSW1,SW2,SW3を有する。このキースイッチ
SW1,SW2,SW3を操作することにより、仮想生
命体の各種世話操作、時刻設定操作及び時刻調整操作、
育成温度の設定操作、仮想生命体の救出操作等を行うこ
とができる。図2に示すように仮想生命体の育成に係る
複数種類の処置をマークで個々に表示するマーク表示部
17,19を有する。マーク表示部17には、食事マー
ク17aと、照明マーク17bと、ゲームマーク17c
と、注射マーク17dとの複数のマークが表示されてい
る。また、マーク表示部19には、トイレマーク19a
と、チェックメータマーク19bと、音声入力マーク1
9cと、呼出マーク19dとの複数のマークが表示され
ている。マーク表示部19の下側に設けられるキースイ
ッチSW1,SW2,SW3は、仮想生命体からの呼出
に対して処置を行うためのスイッチであり、複数のマー
クの中から特定のマークを選択することにより該当する
処置を入力するための操作手段である。キースイッチS
W1は、マーク表示部17,19の中から所望のマーク
を選択して表示させるためのスイッチであり、このキー
スイッチSW1を押下する毎に食事マーク17a、照明
マーク17b、ゲームマーク17c、注射マーク17
d、トイレマーク19a、チェックメータマーク19
b、音声入力マーク19cの順番で切り替え表示され
る。キースイッチSW2は、前記選択されたマークを決
定するためのスイッチであり、キースイッチSW3は、
前記表示されたマークをキャンセルするためのスイッチ
である。
【0045】キースイッチSW1,SW2,SW3を操
作して、例えば、食事マーク17aを選択すると、仮想
生命体に食物を与えることができる。また、照明マーク
17bを選択すると、仮想生命体が睡眠する場合にその
部屋の照明を消灯することができる。ゲームマーク17
cを選択するとゲームを行うことができる。注射マーク
17dが選択表示されると、仮想生命体が病気した場合
に注射をすることができる。これにより、仮想生命体を
治療することができる。また、トイレマーク19aを選
択すると、仮想生命体が排便した場合にこれを水で流し
て清掃することができる。チェックメータマーク19b
を選択すると、仮想生命体の年令、体重、ごきげんパラ
メーター、おなかパラメーター等のそれぞれの値をメー
タ表示で確認することができる。音声入力マーク19c
を選択すると、仮想生命体からの緊急の呼出に対して音
又は音声を入力することにより、仮想生命体を襲撃する
襲撃体を追い払ってその仮想生命体を救出することがで
きる。もちろん、上記に示した以外の処置をマークで表
示すると共に、そのマークと対応する処置をキースイッ
チSW1,SW2,SW3を操作して入力するように構
成しても良い。また、キースイッチは上記3個には限定
されず、2個又は4個以上のキースイッチを設けること
ができる。更に、操作手段としては、キースイッチには
限定されず、他の適宜のスイッチや無接触型の光スイッ
チ、磁気スイッチ等を用いることができる。また、上記
仮想生命体は、各種虫類や昆虫類が用いられる。もちろ
ん、他の仮想生命体、例えば犬や猫等のペット、他の生
物や無生物、ロボットや怪獣等の適宜の仮想生命体を用
いることができる。
【0046】また、装置本体11内には、仮想生命体の
育成に係る制御情報を記憶した記憶部22を有する。そ
して、装置本体11は、前記操作手段を操作して育成に
係る処置を入力したときに、これと対応する制御情報を
前記記憶部22から読み取ると共に、当該読み取った制
御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御処理を行
う制御部(CPU23)を有する。また、装置本体11
の前面には画像表示部15が設けられ、この画像表示部
15は前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部であ
る。尚、育成シミュレーション装置1が小型である場
合、例えば、携帯できるようにコンパクトに形成される
場合は、前述の記憶部22としてはROM、EEPRO
M、SRAM等が固定的に、若しくは着脱自在に設けら
れる。また、育成シミュレーション装置1が大型である
場合、例えば、パーソナルコンピュータ等に組み込まれ
る場合は、記憶部22として、例えば、CD−ROM、
CD−R、磁気ディスク、光磁気ディスク、DVD等の
適宜の記録媒体が用いられる。
【0047】制御装置21は、発振器XLからの発振パ
ルスに基づいて所定周期のクロックパルスを形成するク
ロックパルス形成回路と、このクロックパルスに基づい
て時間情報を出力する時間情報出力手段を有する。ま
た、制御装置21は、時間情報出力手段からの時間情報
に基づいて操作手段が継続して操作されなかった時間を
計時し、この計時した時間が所定時間に達したか否かを
判定する判定手段を有し、この判定手段が所定時間に達
したことを判定した場合は、仮想生命体を縮小して表示
する縮小表示制御手段を有する。そして、制御装置21
は、前記仮想生命体が縮小表示されている状態で、操作
部が操作されたときには当該縮小表示された仮想生命体
を拡大して表示する拡大表示制御手段を有する。上記仮
想生命体を縮小して表示する際の縮小率は適宜の値に設
定することができる。また、縮小した仮想生命体を1個
のドットで表示すると、待機状態における電源消費を大
幅に低減することができる。
【0048】制御装置21は、仮想生命体が成長するに
応じて1又は2以上の成長段階を設定する成長段階設定
手段を有し、前記記憶部22には成長段階毎に形状の異
なる複数種類の仮想生命体が記憶されている。また、制
御装置21は、操作手段の操作に応じて仮想生命体の育
成温度を設定する温度設定手段と、仮想生命体が前記成
長段階に達したときに、それまでの成長過程における育
成温度が所定の温度範囲内の第1の育成温度であるかま
たは、当該第1の育成温度よりも高い所定の温度範囲内
の第2の育成温度であるかを判断する判断手段と、この
判断手段の判断結果に基づいて前記記憶された複数種類
の仮想生命体の中から一の仮想生命体を選択する選択手
段と、成長段階に達した仮想生命体を前記選択された仮
想生命体に変化させる変化手段とを有する。
【0049】また、時間情報に基づいて仮想生命体の生
活時間を設定する生活時間設定手段を有し、制御装置2
1はこの生活時間に応じて仮想生命体の生活行動を制御
する行動制御手段を有する。すなわち、キースイッチS
W1,SW2,SW3を操作して時刻を設定すると、以
後この設定した時刻に基づいて仮想生命体の生活行動が
決定される。上記設定した時刻を現実の時刻に合わせた
場合は、現実の時間帯に沿って仮想生命体が活動するこ
とになる。例えば、午前9時に起床して活動を開始し、
午後8時には就寝するという基本的な生活行動が設定さ
れる。
【0050】[第9の実施の形態] 第9の実施の形態 に係る育成シミュレーション装置1の
実施の形態を説明する。図1及び図2に示すように仮想
生命体の育成に係る操作を行う操作手段として3つのキ
ースイッチSW1,SW2,SW3を有する。このキー
スイッチSW1,SW2,SW3を操作することによ
り、仮想生命体の各種世話操作、時刻設定操作及び時刻
調整操作、育成温度の設定操作、仮想生命体の救出操作
等を行うことができる。図2に示すように仮想生命体の
育成に係る複数種類の処置をマークで個々に表示するマ
ーク表示部17,19を有する。マーク表示部17に
は、食事マーク17aと、照明マーク17bと、ゲーム
マーク17cと、注射マーク17dとの複数のマークが
表示されている。また、マーク表示部19には、トイレ
マーク19aと、チェックメータマーク19bと、音声
入力マーク19cと、呼出マーク19dとの複数のマー
クが表示されている。マーク表示部19の下側に設けら
れるキースイッチSW1,SW2,SW3は、仮想生命
体からの呼出に対して処置を行うためのスイッチであ
り、複数のマークの中から特定のマークを選択すること
により該当する処置を入力するための操作手段である。
キースイッチSW1は、マーク表示部17,19の中か
ら所望のマークを選択して表示させるためのスイッチで
あり、このキースイッチSW1を押下する毎に食事マー
ク17a、照明マーク17b、ゲームマーク17c、注
射マーク17d、トイレマーク19a、チェックメータ
マーク19b、音声入力マーク19cの順番で切り替え
表示される。キースイッチSW2は、前記選択されたマ
ークを決定するためのスイッチであり、キースイッチS
W3は、前記表示されたマークをキャンセルするための
スイッチである。
【0051】キースイッチSW1,SW2,SW3を操
作して、例えば、食事マーク17aを選択すると、仮想
生命体に食物を与えることができる。また、照明マーク
17bを選択すると、仮想生命体が睡眠する場合にその
部屋の照明を消灯することができる。ゲームマーク17
cを選択するとゲームを行うことができる。注射マーク
17dが選択表示されると、仮想生命体が病気した場合
に注射をすることができる。これにより、仮想生命体を
治療することができる。また、トイレマーク19aを選
択すると、仮想生命体が排便した場合にこれを水で流し
て清掃することができる。チェックメータマーク19b
を選択すると、仮想生命体の年令、体重、ごきげんパラ
メーター、おなかパラメーター等のそれぞれの値をメー
タ表示で確認することができる。音声入力マーク19c
を選択すると、仮想生命体からの緊急の呼出に対して音
又は音声を入力することにより、仮想生命体を襲撃する
襲撃体を追い払ってその仮想生命体を救出することがで
きる。もちろん、上記に示した以外の処置をマークで表
示すると共に、そのマークと対応する処置をキースイッ
チSW1,SW2,SW3を操作して入力するように構
成しても良い。また、キースイッチは上記3個には限定
されず、2個又は4個以上のキースイッチを設けること
ができる。更に、操作手段としては、キースイッチには
限定されず、他の適宜のスイッチや無接触型の光スイッ
チ、磁気スイッチ等を用いることができる。また、上記
仮想生命体は、各種虫類や昆虫類が用いられる。もちろ
ん、他の仮想生命体、例えば犬や猫等のペット、他の生
物や無生物、ロボットや怪獣等の適宜の仮想生命体を用
いることができる。
【0052】また、装置本体11内には、仮想生命体の
育成に係る制御情報を記憶した記憶部22を有する。そ
して、装置本体11は、前記操作手段を操作して育成に
係る処置を入力したときに、これと対応する制御情報を
前記記憶部22から読み取ると共に、当該読み取った制
御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御処理を行
う制御部(CPU23)を有する。また、装置本体11
の前面には画像表示部15が設けられ、この画像表示部
15は前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部であ
る。尚、育成シミュレーション装置1が小型である場
合、例えば、携帯できるようにコンパクトに形成される
場合は、前述の記憶部22としてはROM、EEPRO
M、SRAM等が固定的に、若しくは着脱自在に設けら
れる。また、育成シミュレーション装置1が大型である
場合、例えば、パーソナルコンピュータ等に組み込まれ
る場合は、記憶部22として、例えば、CD−ROM、
CD−R、磁気ディスク、光磁気ディスク、DVD等の
適宜の記録媒体が用いられる。
【0053】制御装置21は、発振器XLからの発振パ
ルスに基づいて所定周期のクロックパルスを形成するク
ロックパルス形成回路と、このクロックパルスに基づい
て時間情報を出力する時間情報出力手段を有する。ま
た、制御装置21は、時間情報出力手段からの時間情報
に基づいて操作手段が継続して操作されなかった時間を
計時し、この計時した時間が所定時間に達したか否かを
判定する判定手段を有し、この判定手段が所定時間に達
したことを判定した場合は、仮想生命体を縮小して表示
する縮小表示制御手段を有する。そして、制御装置21
は、前記仮想生命体が縮小表示されている状態で、操作
部が操作されたときには当該縮小表示された仮想生命体
を拡大して表示する拡大表示制御手段を有する。上記仮
想生命体を縮小して表示する際の縮小率は適宜の値に設
定することができる。また、縮小した仮想生命体を1個
のドットで表示すると、待機状態における電源消費を大
幅に低減することができる。
【0054】制御装置21は、仮想生命体が成長するに
応じて1又は2以上の成長段階を設定する成長段階設定
手段を有し、前記記憶部22には成長段階毎に形状の異
なる複数種類の仮想生命体が記憶されている。また、制
御装置21は、操作手段の操作に応じて仮想生命体の育
成温度を設定する温度設定手段と、仮想生命体が前記成
長段階に達したときに、それまでの成長過程における育
成温度が所定の温度範囲内の第1の育成温度であるかま
たは、当該第1の育成温度よりも高い所定の温度範囲内
の第2の育成温度であるかを判断する判断手段と、この
判断手段の判断結果に基づいて前記記憶された複数種類
の仮想生命体の中から一の仮想生命体を選択する選択手
段と、成長段階に達した仮想生命体を前記選択された仮
想生命体に変化させる変化手段とを有する。
【0055】また、時間情報に基づいて仮想生命体の生
活時間を設定する生活時間設定手段を有し、制御装置2
1はこの生活時間に応じて仮想生命体の生活行動を制御
する行動制御手段を有する。すなわち、キースイッチS
W1,SW2,SW3を操作して時刻を設定すると、以
後この設定した時刻に基づいて仮想生命体の生活行動が
決定される。上記設定した時刻を現実の時刻に合わせた
場合は、現実の時間帯に沿って仮想生命体が活動するこ
とになる。例えば、午前9時に起床して活動を開始し、
午後8時には就寝するという基本的な生活行動が設定さ
れる。
【0056】制御装置21は、仮想生命体を襲撃する襲
撃体をランダムなタイミングで出現させる襲撃体出現手
段を有し、襲撃体が出現した時に仮想生命体からの呼出
しを出力する呼出し出力手段を有する。この呼出し出力
手段は、呼出マーク19d及びブザーBZ1によって構
成され、襲撃体が出現した時に仮想生命体からの呼出し
を光及び音により出力するものである。外部からの音又
は音声の入力を検知する音入力検知手段としてのマイク
ロホン25が制御装置21に接続されている。そして、
制御装置21は、仮想生命体からの呼出しがあってから
所定の救出時間内に外部からの音又は音声の入力があっ
た場合に、仮想生命体を救出する救出手段を有する。
【0057】
【実施例】次に、本願発明に係る育成シミュレーション
装置1の一実施例を図1乃至図3を参照して説明する。
まず、図2を参照して育成シミュレーション装置1の全
体的な構成を説明する。図2に示すように、装置本体1
1は全体が卵形の形状に携帯可能に形成されている。本
体装置11の中央部には表示部13が設けられ、当該表
示部13の下側に複数のキースイッチSW1,SW2,
SW3が配置されている。表示部13は仮想生命体のキ
ャラクター画像を表示するための画像表示部15と、画
像表示部15の上部に設けられるマーク表示部17と、
画像表示部15の下部に設けられるマーク表示部19と
で構成されている。画像表示部15は図3に拡大して示
すように縦16ドット×横32ドットの液晶画面により
形成されている。本発明はこれに限定されることなく、
適宜のドット数の液晶画面を用いることができる。操作
手段であるキースイッチSW1,SW2,SW3のいず
れもが継続して所定時間以上操作されなかった場合は、
仮想生命体の画像を縮小して表示し、この結果、単一の
ドット15aのみが表示される。マーク表示部17に
は、食事マーク17aと、照明マーク17bと、ゲーム
マーク17cと、注射マーク17dとの複数のマークが
表示されている。食事マーク17aが選択表示される
と、仮想生命体に食物を与えることができる。これによ
り、仮想生命体は食物を1膳食べる毎におなかパラメー
タが+1増加する。照明マーク17bが選択表示される
と、仮想生命体が睡眠する場合にその部屋の照明を消灯
することができる。ゲームマーク17cが選択表示され
ると、仮想生命体とゲームを行うことができる。このゲ
ームの結果に応じて仮想生命体のごきげんパラメータを
増加させることができる。注射マーク17dが選択表示
されると、仮想生命体が病気や怪我をした場合に注射を
して治療することができる。
【0058】また、マーク表示部19には、トイレマー
ク19aと、チェックメータマーク19bと、音声入力
マーク19cと、呼出マーク19dとの複数のマークが
表示されている。トイレマーク19aが選択表示される
と、仮想生命体が排便した場合にこれを水で流して清掃
することができる。チェックメータマーク19bが選択
表示されると、仮想生命体の年令、体重、ごきげんパラ
メーター、おなかパラメーター等のそれぞれの値をメー
タ表示で確認することができる。音声入力マーク19c
が選択表示されると、仮想生命体を救出するための音声
入力モードに設定される。すなわち、仮想生命体を襲撃
する襲撃体がランダムなタイミングで出現し、この襲撃
体が出現した時に仮想生命体からの呼出しがあってから
所定の救出時間内に外部からの音又は音声の入力があっ
た場合に、仮想生命体を救出することができる。呼出マ
ーク19dは、上記仮想生命体からの呼出しがあったこ
とを表示するマークである。
【0059】キースイッチSW1は、前記マーク表示部
17,19の中から所望のマークを選択して表示させる
ためのスイッチであり、このキースイッチSW1を押下
する毎に食事マーク17a、照明マーク17b、ゲーム
マーク17c、注射マーク17d、トイレマーク19
a、チェックメータマーク19b、音声入力マーク19
cの順番で切り替え表示される。キースイッチSW2
は、前記選択されたマークを決定するためのスイッチで
ある。キースイッチSW3は、前記表示されたマークを
キャンセルするためのスイッチである。また、装置本体
11は時計回路を内蔵しており、この時計回路の時刻調
整用にキースイッチSW1,SW2,SW3が用いられ
る。また、キースイッチSW1,SW2,SW3は、仮
想生命体の育成に係る操作を行うための操作手段を形成
する。また、装置本体11の裏面にはリセットスイッチ
SW4が設けられている。このリセットスイッチSW4
を操作することにより、仮想生命体の成長シミュレーシ
ョンを初期設定に戻すことができる。
【0060】次に、装置本体11内に組み込まれる回路
部とその周辺部の構成を図1を参照して説明する。前述
した表示部13が制御装置21と接続されている。この
制御装置21はワンチップの集積回路によって形成され
ている。制御装置21には、前述のキースイッチSW
1,SW2,SW3及びリセットスイッチSW4が接続
されている。また、制御装置21には、コンデンサーC
C1〜CC12と、抵抗RR1,2,4,5が接続され
ている。そして、制御装置21には、抵抗RR4,5を
介してブザーBZ1が接続されると共に、抵抗RR2と
並列に発振器XLが接続されている。制御装置21には
マイクロホン25が接続されている。このマイクロホン
25は外部からの音又は音声の入力を検知する音入力検
知手段である。また、前述の呼出マーク19d及びブザ
ーBZ1は、襲撃体が出現した時に仮想生命体からの呼
出しを出力する呼出し出力手段である。制御装置21
は、仮想生命体を育成し成長させるための成長シミュレ
ーションに係るソフトプログラムや各種制御情報を記憶
した記憶部22や、この記憶部22に記憶されたソフト
プログラム及び各種制御情報を読み取り、これらの制御
情報に基づいて各種制御処理を実行するCPU23及び
当該CPU23のワーク用メモリ等を有する。CPU2
3は、操作手段であるキースイッチSW1,SW2,S
W3が操作されたときに、これと対応する制御情報を前
記記憶部22から読み取り、当該読み取った制御情報に
基づいて仮想生命体の育成に係る制御を行うものであ
る。
【0061】制御装置21は、時間情報を出力する時間
情報出力手段と、時間情報出力手段からの時間情報に基
づいて前記操作手段が継続して操作されなかった時間を
計時し、この計時した時間が所定時間に達したか否かを
判定する判定手段と、判定手段が前記所定時間に達した
ことを判定した場合は、仮想生命体を縮小して表示する
縮小表示制御手段と、仮想生命体が縮小表示されている
状態で、操作部が操作されたときには当該縮小表示され
た仮想生命体を拡大して表示する拡大表示制御手段とを
有する。また、制御装置21は、仮想生命体が成長する
に応じて1又は2以上の成長段階を設定する成長段階設
定手段と、操作手段の操作に応じて仮想生命体の育成温
度を設定する温度設定手段と、仮想生命体が前記成長段
階に達したときに、それまでの成長過程における育成温
度が所定の温度範囲内の第1の育成温度であるかまた
は、当該第1の育成温度よりも高い所定の温度範囲内の
第2の育成温度であるかを判断する判断手段と、判断手
段の判断結果に基づいて前記記憶された複数種類の仮想
生命体の中から一の仮想生命体を選択する選択手段と、
成長段階に達した仮想生命体を前記選択された仮想生命
体に変化させる変化手段とを有する。そして、制御装置
21は、時間情報に基づいて仮想生命体の生活時間を設
定する生活時間設定手段と、この生活時間に応じて仮想
生命体の生活行動を制御する行動制御手段と、仮想生命
体を襲撃する襲撃体をランダムなタイミングで出現させ
る襲撃体出現手段と、仮想生命体からの呼出しがあって
から所定の救出時間内に外部からの音又は音声の入力が
あった場合に、仮想生命体を救出する救出手段とを有す
る。また、制御装置21は、前記表示部13を駆動する
ための駆動回路、前記ブザーBZ1を鳴動させるための
鳴動回路、前記発振器XLからの発振パルスに基づいて
所定周期のクロックパルスを形成するクロックパルス形
成回路、このクロックパルスに基づいて時間情報を出力
する時間情報出力手段及びクロックパルスに基づいてタ
イマー情報を出力するタイマー回路等を有する。
【0062】次に、作用を説明する。まず、イニシャル
リセット又は時刻合わせのためにリセットスイッチSW
4が操作された場合は、仮想生命体の生活時間を設定す
ることができる。すなわち、キースイッチSW1,SW
2,SW3を操作して時刻を設定する。以後、この時刻
に基づいて仮想生命体の生活時間が決定される。上記設
定した時刻を現実の時刻に合わせた場合は、現実の時間
帯に沿って仮想生命体が活動することになる。例えば、
午前9時に起床して活動を開始し、午後8時には就寝す
るという基本的な生活行動が設定される。次に、初期画
面では2種類の卵Aと、卵Bの画像が画像表示部15に
表示されるので、遊戯者はいずれか一方の卵を選択す
る。卵Aはその後、世話の程度又は設定された育成温度
に応じて多様な仮想生命体に変化して成長するものであ
り、卵Bはその後、特定の昆虫、例えばカブトムシに成
長するものである。このカブトムシに成長する場合は、
その大きさも数字表示されるので友達と大きさや育て方
を競うことができる。
【0063】次に、卵Aを選択した場合の成長過程を図
4を参照して説明する。まず、卵Aを選択してから所定
時間、例えば3分経過後に卵が割れてベビッチの仮想生
命体が誕生し画像表示部15に表示される(ステップS
P1)。続いて仮想生命体の成長過程に係る処理が実行
される。例えば、遊戯者はキースイッチSW1,SW
2,SW3を操作してごはんを食べさせて世話を行う。
また、仮想生命体からの呼出に対してトイレ掃除や病気
の治療を行うことができる。次に、ベビッチの仮想生命
体が誕生してから所定時間が経過すると、イモッちの仮
想生命体に変化する(ステップSP3,SP5)。
【0064】ステップSP3から次の成長段階に進む際
には、それまでの成長過程における世話の内容、例え
ば、ゲームをした頻度や仮想生命体の体重を判断し、こ
れらの結果に応じて複数種類の仮想生命体の中からマユ
a(ステップSP7)、またはマユb(ステップSP
9)、またはマユc(ステップSP11)に変化する。
このようにマユa、マユb、マユcに変化した場合は、
その後設定された育成温度に応じて複数種類の仮想生命
体の中から一の仮想生命体に変化するものである。例え
ば、マユaに変化した状態で遊戯者はキースイッチSW
1,SW2,SW3を操作して仮想生命体の育成温度を
設定することになる。この設定された育成温度は時間の
経過に従って変動するので遊戯者はこまめに温度調節し
て仮想生命体の育成温度を予め設定された最適温度に保
つ必要がある。ここで、育成温度が所定の温度範囲内の
第1の育成温度である場合は、例えばコガネっちの仮想
生命体に変化し(ステップSP13)、また、育成温度
が第1の育成温度よりも高い所定の温度範囲内の第2の
育成温度である場合は、例えばてんとっちの仮想生命体
に変化する(ステップSP15)。同様に、マユbに変
化した状態で育成温度が第1の育成温度である場合は、
例えば、ちびタマっちの仮想生命体に変化し(ステップ
SP17)、また、育成温度が第2の育成温度である場
合は、例えばみのっちの仮想生命体に変化する(ステッ
プSP19)。また、マユcに変化した状態で育成温度
が第1の育成温度である場合は、例えば、ムシぱっちの
仮想生命体に変化し(ステップSP21)、また、育成
温度が第2の育成温度である場合は、例えばゲジっちの
仮想生命体に変化する(ステップSP23)。また、マ
ユaから所定の確率でふたごアリっちの仮想生命体に変
化する場合がある(ステップSP25)。このふたごア
リっちの仮想生命体は、いわゆる隠れキャラクターであ
り、常に出現するとは限らない。
【0065】イモッちの仮想生命体に変化(ステップS
P5)した後の次の成長過程は、前述したと同様であ
る。すなわち、イモッちの仮想生命体からマユdの仮想
生命体に変化する(ステップSP31)。マユdに変化
した状態で育成温度が第1の育成温度である場合は、例
えば、みのっちの仮想生命体に変化し(ステップSP3
3)、また、育成温度が第2の育成温度である場合は、
例えばフンコロがっちの仮想生命体に変化する(ステッ
プSP35)。また、マユdから所定の確率でヘルメっ
ちの仮想生命体に変化する場合がある(ステップSP3
7)。このヘルメっちの仮想生命体は、いわゆる隠れキ
ャラクターであり、常に出現するとは限らない。
【0066】次に、操作手段が継続的に操作されなかっ
た場合の作用を説明する。制御装置21は、前述の時間
情報出力手段からの時間情報に基づいてキースイッチS
W1,SW2,SW3のいずれもが継続して操作されな
かった時間を計時しており、この計時した時間が所定時
間に達したか否かを判定する。そして、制御装置21
は、キースイッチSW1,SW2,SW3のいずれもが
継続して操作されなかった時間が所定時間に達したこと
を判定した場合は、仮想生命体を縮小して表示する。こ
の場合、画像表示部15上の任意の位置に存在する単一
のドット15aを仮想生命体として表示する。このよう
に、仮想生命体が縮小表示されている状態で、キースイ
ッチSW1,SW2,SW3の内、いずれかのキースイ
ッチが操作されたときには直ちに当該縮小表示された仮
想生命体を元の大きさに拡大して表示する。以上のごと
く、操作手段が継続的に操作されなかった場合は、仮想
生命体を縮小して表示し、いずれかの操作手段が操作さ
れたときには縮小表示された仮想生命体を拡大して表示
するので、普段気に留めない各種虫や昆虫類は人の目に
留まらず、意識的に見つめた場合に初めて各種虫や昆虫
類が目に飛び込むのと同様な現実的な感覚で遊ぶことが
できる。
【0067】次に、仮想生命体を襲撃する襲撃体が出現
した場合の作用を説明する。制御装置21は、仮想生命
体を襲撃する襲撃体をランダムなタイミングで出現させ
るように制御しており、襲撃体が出現した場合は呼出し
マーク19dを点灯させると共に、ブザーBZ1を鳴動
させて仮想生命体からの呼出しを出力する。この仮想生
命体からの呼出しを認識した遊戯者は、キースイッチS
W1,SW2,SW3を操作して音声入力マーク19c
を選択表示させる。音声入力マーク19cが選択表示さ
れると、仮想生命体を救出するための音声入力モードに
設定される。続いて、遊戯者は襲撃体を追い払うために
装置本体11に向けて大声を発するか、手を叩いたり、
装置本体11を叩く。この外部からの音又は音声がマイ
クロホン25から入力すると、制御装置21は仮想生命
体からの呼出しがあってから所定の救出時間内に外部か
らの音又は音声の入力があったか否かを判断する。所定
の救出時間内に外部からの音又は音声の入力があった場
合には、襲撃体を追い払うことができ、これにより仮想
生命体を救出することができる。
【0068】次に、卵Bを選択した場合の作用を説明す
る。遊戯者が初期画面において卵Bを選択した場合は、
この卵Bからカブトムシの仮想生命体に変化し順次成長
して行く。この成長過程において仮想生命体に与えるこ
とのできるエサが16種類用意されており、遊戯者がこ
まめに世話をした場合は良いエサ、例えば、健康上及び
成長に好適なエサが出現するようになっている。従っ
て、遊戯者がこまめに世話をし、適切に処置をした場合
は、複数種類のエサの中から好適なエサが出現するの
で、その後はあまり手が掛からず、早く成長するように
なっている。
【0069】次に、図5を参照して本願発明に係る育成
シミュレーション装置の他の実施例を説明する。図5に
示すように、装置本体11は全体が卵形の形状に携帯可
能に形成されている。本体装置11の中央部には表示部
13が設けられ、当該表示部13の下側に複数のキース
イッチSW1,SW2,SW3が配置されている。表示
部13の上部には、チェックメータマーク7aと、食事
マーク7bと、ゲームマーク7cと、トイレマーク7d
との複数のマークが表示されている。また、表示部13
の下部には、ボックスマーク9aと、キューキュー箱マ
ーク9bと、照明マーク9cと、呼出マーク9dとの複
数のマークが表示されている。ボックスマーク9aは、
図2に示す音声入力マーク19cと同様な機能を有する
ものであり、ボックスマーク9aが選択表示されると、
仮想生命体を救出するための音声入力モードに設定され
る。すなわち、仮想生命体を襲撃する襲撃体がランダム
なタイミングで出現し、この襲撃体が出現した時に仮想
生命体からの呼出しがあってから所定の救出時間内に外
部からの音又は音声の入力があった場合に、仮想生命体
を救出することができる。キューキュー箱マーク9b
は、図2に示す注射マーク17dと同様な機能を有する
ものであり、キューキュー箱マーク9bが選択表示され
ると、仮想生命体が病気や怪我をした場合に治療をする
ことができる。尚、上記以外のマーク表示部の機能及び
回路部の構成は、図1乃至図3に示したと同様であり、
詳細な説明を省略する。
【0070】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1に係る
発明は、時間情報を出力する時間情報出力手段を有し、
時間情報に基づいて操作手段が継続して操作されなかっ
た時間を計時し、この計時した時間が所定時間に達した
ことを判定した場合は、仮想生命体を縮小して表示する
と共に、仮想生命体が縮小表示されている状態で、操作
部が操作されたときには当該縮小表示された仮想生命体
を拡大して表示するように構成したので、普段気に留め
ない各種虫や昆虫類は人の目に留まらず、意識的に見つ
めた場合に初めて各種虫や昆虫類が目に飛び込むのと同
様な現実的な感覚で遊ぶことができるという効果を有す
る。また、操作部が継続的に操作されない、いわゆる待
機状態においては仮想生命体が縮小して表示されるの
で、待機状態における電源消費を大幅に低減することが
できるという効果を有する。
【0071】また、請求項2に係る発明は、時間情報を
出力する時間情報出力手段を有し、時間情報に基づいて
操作手段が継続して操作されなかった時間を計時し、こ
の計時した時間が所定時間に達したことを判定した場合
は、仮想生命体を縮小して表示すると共に、仮想生命体
が縮小表示されている状態で、操作部が操作されたとき
には当該縮小表示された仮想生命体を拡大して表示する
ように構成したので、普段気に留めない各種虫や昆虫類
は人の目に留まらず、意識的に見つめた場合に初めて各
種虫や昆虫類が目に飛び込むのと同様な現実的な感覚で
遊ぶことができるという効果を有する。また、操作部が
継続的に操作されない、いわゆる待機状態においては仮
想生命体が縮小して表示されるので、待機状態における
電源消費を大幅に低減することができるという効果を有
する。また、時間情報に基づいて仮想生命体の生活時間
を設定し、この生活時間に応じて仮想生命体の生活行動
を制御するように構成したので、遊戯者はあたかも実際
の生き物を育成しているかのごとくに真剣に対処するこ
とによって、生物に対する優しい心を育むことができ、
教育上にも好適な装置を提供することができるという効
果を有する。
【0072】また、請求項3に係る発明は、時間情報を
出力する時間情報出力手段を有し、時間情報に基づいて
操作手段が継続して操作されなかった時間を計時し、こ
の計時した時間が所定時間に達したことを判定した場合
は、仮想生命体を縮小して表示すると共に、仮想生命体
が縮小表示されている状態で、操作部が操作されたとき
には当該縮小表示された仮想生命体を拡大して表示する
ように構成したので、普段気に留めない各種虫や昆虫類
は人の目に留まらず、意識的に見つめた場合に初めて各
種虫や昆虫類が目に飛び込むのと同様な現実的な感覚で
遊ぶことができるという効果を有する。また、操作部が
継続的に操作されない、いわゆる待機状態においては仮
想生命体が縮小して表示されるので、待機状態における
電源消費を大幅に低減することができるという効果を有
する。また、襲撃体がランダムに出現して仮想生命体を
襲撃するので、遊戯者は仮想生命体からの呼出しに応答
して音又は音声を発することにより、仮想生命体を救出
することができ、遊戯者は仮想生命体と一体となって災
難に対処することができ、興趣性の高い装置を提供する
ことができるという効果を有する。
【0073】また、第4の実施の形態に係る発明は、仮
想生命体の育成温度を設定する温度設定手段を有し、仮
想生命体が成長段階に達したときに、それまでの成長過
程における育成温度が所定の温度範囲内の第1の育成温
度であるかまたは、当該第1の育成温度よりも高い所定
の温度範囲内の第2の育成温度であるかを判断し、その
判断結果に基づいて複数種類の仮想生命体の中から一の
仮想生命体を選択し、成長段階に達した仮想生命体を選
択された仮想生命体に変化させるように構成したので、
遊戯者はあたかも実際の昆虫類を飼育しているかのごと
くに真剣に対処することになり、興趣性の高い育成シミ
ュレーション装置を提供することができるという効果を
有する。
【0074】また、第5の実施の形態に係る発明は、仮
想生命体の育成温度を設定する温度設定手段を有し、仮
想生命体が成長段階に達したときに、それまでの成長過
程における育成温度が所定の温度範囲内の第1の育成温
度であるかまたは、当該第1の育成温度よりも高い所定
の温度範囲内の第2の育成温度であるかを判断し、その
判断結果に基づいて複数種類の仮想生命体の中から一の
仮想生命体を選択し、成長段階に達した仮想生命体を選
択された仮想生命体に変化させるように構成したので、
遊戯者はあたかも実際の昆虫類を飼育しているかのごと
くに真剣に対処することになり、興趣性の高い育成シミ
ュレーション装置を提供することができるという効果を
有する。また、時間情報に基づいて仮想生命体の生活時
間を設定し、この生活時間に応じて仮想生命体の生活行
動を制御するように構成したので、遊戯者はあたかも実
際の生き物を育成しているかのごとくに真剣に対処する
ことによって、生物に対する優しい心を育むことがで
き、教育上にも好適な育成シミュレーション装置を提供
することができるという効果を有する。
【0075】また、第6の実施の形態に係る発明は、仮
想生命体の育成温度を設定する温度設定手段を有し、仮
想生命体が成長段階に達したときに、それまでの成長過
程における育成温度が所定の温度範囲内の第1の育成温
度であるかまたは、当該第1の育成温度よりも高い所定
の温度範囲内の第2の育成温度であるかを判断し、その
判断結果に基づいて複数種類の仮想生命体の中から一の
仮想生命体を選択し、成長段階に達した仮想生命体を選
択された仮想生命体に変化させるように構成したので、
遊戯者はあたかも実際の昆虫類を飼育しているかのごと
くに真剣に対処することになり、興趣性の高い育成シミ
ュレーション装置を提供することができるという効果を
有する。また、時間情報に基づいて仮想生命体の生活時
間を設定し、この生活時間に応じて仮想生命体の生活行
動を制御するように構成したので、遊戯者はあたかも実
際の生き物を育成しているかのごとくに真剣に対処する
ことによって、生物に対する優しい心を育むことがで
き、教育上にも好適な育成シミュレーション装置を提供
することができるという効果を有する。また、襲撃体が
ランダムに出現して仮想生命体を襲撃するので、遊戯者
は仮想生命体からの呼出しに応答して音又は音声を発す
ることにより、仮想生命体を救出することができ、遊戯
者は仮想生命体と一体となって災難に対処することがで
き、興趣性の高い育成シミュレーション装置を提供する
ことができるという効果を有する。
【0076】また、第7の実施の形態に係る発明は、時
間情報を出力する時間情報出力手段を有し、時間情報に
基づいて操作手段が継続して操作されなかった時間を計
時し、この計時した時間が所定時間に達したことを判定
した場合は、仮想生命体を縮小して表示すると共に、仮
想生命体が縮小表示されている状態で、操作部が操作さ
れたときには当該縮小表示された仮想生命体を拡大して
表示するように構成したので、普段気に留めない各種虫
や昆虫類は人の目に留まらず、意識的に見つめた場合に
初めて各種虫や昆虫類が目に飛び込むのと同様な現実的
な感覚で遊ぶことができるという効果を有する。また、
操作部が継続的に操作されない、いわゆる待機状態にお
いては仮想生命体が縮小して表示されるので、待機状態
における電源消費を大幅に低減することができるという
効果を有する。また、仮想生命体の育成温度を設定する
温度設定手段を有し、仮想生命体が成長段階に達したと
きに、それまでの成長過程における育成温度が所定の温
度範囲内の第1の育成温度であるかまたは、当該第1の
育成温度よりも高い所定の温度範囲内の第2の育成温度
であるかを判断し、その判断結果に基づいて複数種類の
仮想生命体の中から一の仮想生命体を選択し、成長段階
に達した仮想生命体を選択された仮想生命体に変化させ
るように構成したので、遊戯者はあたかも実際の昆虫類
を飼育しているかのごとくに真剣に対処することにな
り、興趣性の高い育成シミュレーション装置を提供する
ことができるという効果を有する。
【0077】また、第8の実施の形態に係る発明は、時
間情報を出力する時間情報出力手段を有し、時間情報に
基づいて操作手段が継続して操作されなかった時間を計
時し、この計時した時間が所定時間に達したことを判定
した場合は、仮想生命体を縮小して表示すると共に、仮
想生命体が縮小表示されている状態で、操作部が操作さ
れたときには当該縮小表示された仮想生命体を拡大して
表示するように構成したので、普段気に留めない各種虫
や昆虫類は人の目に留まらず、意識的に見つめた場合に
初めて各種虫や昆虫類が目に飛び込むのと同様な現実的
な感覚で遊ぶことができるという効果を有する。また、
操作部が継続的に操作されない、いわゆる待機状態にお
いては仮想生命体が縮小して表示されるので、待機状態
における電源消費を大幅に低減することができるという
効果を有する。また、仮想生命体の育成温度を設定する
温度設定手段を有し、仮想生命体が成長段階に達したと
きに、それまでの成長過程における育成温度が所定の温
度範囲内の第1の育成温度であるかまたは、当該第1の
育成温度よりも高い所定の温度範囲内の第2の育成温度
であるかを判断し、その判断結果に基づいて複数種類の
仮想生命体の中から一の仮想生命体を選択し、成長段階
に達した仮想生命体を選択された仮想生命体に変化させ
るように構成したので、遊戯者はあたかも実際の昆虫類
を飼育しているかのごとくに真剣に対処することにな
り、興趣性の高い育成シミュレーション装置を提供する
ことができるという効果を有する。また、時間情報に基
づいて仮想生命体の生活時間を設定し、この生活時間に
応じて仮想生命体の生活行動を制御するように構成した
ので、遊戯者はあたかも実際の生き物を育成しているか
のごとくに真剣に対処することによって、生物に対する
優しい心を育むことができ、教育上にも好適な育成シミ
ュレーション装置を提供することができるという効果を
有する。
【0078】また、第9の実施の形態に係る発明は、時
間情報を出力する時間情報出力手段を有し、時間情報に
基づいて操作手段が継続して操作されなかった時間を計
時し、この計時した時間が所定時間に達したことを判定
した場合は、仮想生命体を縮小して表示すると共に、仮
想生命体が縮小表示されている状態で、操作部が操作さ
れたときには当該縮小表示された仮想生命体を拡大して
表示するように構成したので、普段気に留めない各種虫
や昆虫類は人の目に留まらず、意識的に見つめた場合に
初めて各種虫や昆虫類が目に飛び込むのと同様な現実的
な感覚で遊ぶことができるという効果を有する。また、
操作部が継続的に操作されない、いわゆる待機状態にお
いては仮想生命体が縮小して表示されるので、待機状態
における電源消費を大幅に低減することができるという
効果を有する。また、仮想生命体の育成温度を設定する
温度設定手段を有し、仮想生命体が成長段階に達したと
きに、それまでの成長過程における育成温度が所定の温
度範囲内の第1の育成温度であるかまたは、当該第1の
育成温度よりも高い所定の温度範囲内の第2の育成温度
であるかを判断し、その判断結果に基づいて複数種類の
仮想生命体の中から一の仮想生命体を選択し、成長段階
に達した仮想生命体を選択された仮想生命体に変化させ
るように構成したので、遊戯者はあたかも実際の昆虫類
を飼育しているかのごとくに真剣に対処することにな
り、興趣性の高い育成シミュレーション装置を提供する
ことができるという効果を有する。また、時間情報に基
づいて仮想生命体の生活時間を設定し、この生活時間に
応じて仮想生命体の生活行動を制御するように構成した
ので、遊戯者はあたかも実際の生き物を育成しているか
のごとくに真剣に対処することによって、生物に対する
優しい心を育むことができ、教育上にも好適な育成シミ
ュレーション装置を提供することができるという効果を
有する。また、襲撃体がランダムに出現して仮想生命体
を襲撃するので、遊戯者は仮想生命体からの呼出しに応
答して音又は音声を発することにより、仮想生命体を救
出することができ、遊戯者は仮想生命体と一体となって
災難に対処することができ、興趣性の高い育成シミュレ
ーション装置を提供することができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る育成シミュレーション装置の回路
図である。
【図2】本発明に係る育成シミュレーション装置の外観
図である。
【図3】図2の表示部の液晶画面を示した説明図であ
る。
【図4】仮想生命体の成長過程における分岐を示した説
明図である。
【図5】本発明に係る育成シミュレーション装置の他の
実施例の外観図である。
【符号の説明】
1 育成シミュレーション装置 11 装置本体 13 表示部 15 画像表示部 17 マーク表示部 19 マーク表示部 SW1 キースイッチ SW2 キースイッチ SW3 キースイッチ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 13/00 - 13/12 G09B 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    仮想生命体の育成シミュレーション装置。 (イ)仮想生命体の育成に係る操作を行う操作手段を有
    すること。 (ロ)前記仮想生命体の育成に係る制御情報を記憶した
    記憶部を有すること。 (ハ)前記操作手段が操作されたときに、これと対応す
    る制御情報を前記記憶部から読み取り、当該読み取った
    制御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御を行う
    制御部を有すること。 (ニ)前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部を有
    すること。 (ホ) 時間情報を出力する時間情報出力手段を有するこ
    と。 (ヘ) 前記時間情報出力手段からの時間情報に基づいて
    前記操作手段が継続して操作されなかった時間を計時
    し、この計時した時間が所定時間に達したか否かを判定
    する判定手段を有すること。 (ト) 前記判定手段が前記所定時間に達したことを判定
    した場合は、前記仮想生命体を縮小して表示する縮小表
    示制御手段を有すること。 (チ) 前記仮想生命体が縮小表示されている状態で、前
    記操作部が操作されたときには当該縮小表示された仮想
    生命体を拡大して表示する拡大表示制御手段を有するこ
    と。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    仮想生命体の育成シミュレーション装置。 (イ)仮想生命体の育成に係る操作を行う操作手段を有
    すること。 (ロ)前記仮想生命体の育成に係る制御情報を記憶した
    記憶部を有すること。 (ハ)前記操作手段が操作されたときに、これと対応す
    る制御情報を前記記憶部から読み取り、当該読み取った
    制御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御を行う
    制御部を有すること。 (ニ)前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部を有
    すること。 (ホ)時間情報を出力する時間情報出力手段を有するこ
    と。 (ヘ)前記時間情報出力手段からの時間情報に基づいて
    前記操作手段が継続して操作されなかった時間を計時
    し、この計時した時間が所定時間に達したか否かを判定
    する判定手段を有すること。 (ト) 前記判定手段が前記所定時間に達したことを判定
    した場合は、前記仮想生命体を縮小して表示する縮小表
    示制御手段を有すること。 (チ) 前記仮想生命体が縮小表示されている状態で、前
    記操作部が操作されたときには当該縮小表示された仮想
    生命体を拡大して表示する拡大表示制御手段を有するこ
    と。 (リ) 前記時間情報に基づいて前記仮想生命体の生活時
    間を設定する生活時間設定手段を有すること。 (ヌ) 前記制御部は、前記生活時間に応じて仮想生命体
    の生活行動を制御する行動制御手段を有すること。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    仮想生命体の育成シミュレーション装置。 (イ)仮想生命体の育成に係る操作を行う操作手段を有
    すること。 (ロ)前記仮想生命体の育成に係る制御情報を記憶した
    記憶部を有すること。 (ハ)前記操作手段が操作されたときに、これと対応す
    る制御情報を前記記憶部から読み取り、当該読み取った
    制御情報に基づいて仮想生命体の育成に係る制御を行う
    制御部を有すること。 (ニ)前記仮想生命体を表示する仮想生命体表示部を有
    すること。 (ホ)時間情報を出力する時間情報出力手段を有するこ
    と。 (ヘ)前記時間情報出力手段からの時間情報に基づいて
    前記操作手段が継続して操作されなかった時間を計時
    し、この計時した時間が所定時間に達したか否かを判定
    する判定手段を有すること。 (ト)前記判定手段が前記所定時間に達したことを判定
    した場合は、前記仮想生命体を縮小して表示する縮小表
    示制御手段を有すること。 (チ) 前記仮想生命体が縮小表示されている状態で、前
    記操作部が操作されたときには当該縮小表示された仮想
    生命体を拡大して表示する拡大表示制御手段を有するこ
    と。 (リ)前記時間情報に基づいて前記仮想生命体の生活時
    間を設定する生活時間設定手段を有すること。 (ヌ)前記制御部は、前記生活時間に応じて仮想生命体
    の生活行動を制御する行動制御手段を有すること。 (ル) 前記制御部は、仮想生命体を襲撃する襲撃体をラ
    ンダムなタイミングで出現させる襲撃体出現手段を有す
    ること。 (ヲ) 前記襲撃体が出現した時に仮想生命体からの呼出
    しを出力する呼出し出力手段を有すること。 (ワ) 外部からの音又は音声の入力を検知する音入力検
    知手段を有すること。 (カ) 前記制御部は、前記仮想生命体からの呼出しがあ
    ってから所定の救出時間内に外部からの音又は音声の入
    力があった場合に、仮想生命体を救出する救出手段を有
    すること。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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