JP2004141544A - バーチャルペットシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のプレイヤが共用する遊技場などの共用スペースにて、仮想ペットを媒介としてプレイヤ同士のコミュニケーション促進を可能ならしめるシステムを実現する。
【解決手段】各プレイヤがメモリカード4で属性パラメータを保持することにより所有する仮想ペットを、当該属性パラメータを装置1に読みこませることによって、複数のプレイヤが同時に共有する画面2にそれぞれの仮想ペットD1、D2を画像表示する。そして、画面2へのタッチやマイクロホン6への音声入力によって、各プレイヤからの指示を受け付けてこれら仮想ペットを動作させ、その属性パラメータを更新して仮想ペットを個性化する。例えば、現実に公園でペットを散歩させて他のペットの飼い主と出会ったような環境をシステムを使用するプレイヤ間に形成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、犬や猫などと言ったペットを属性パラメータで特徴付けた仮想ペットとして構成し、当該仮想ペットの画像を画面表示して遊戯に供するための技術に関し、特に、複数のプレイヤが共用する遊技場などの共用スペースにて、仮想ペットを媒介としてプレイヤ同士のコミュニケーション促進を可能ならしめる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
仮想ペットによる遊戯装置としては、従来より種々なものが知られている。
例えば、液晶画面を備えた懐中時計程度の大きさの携帯可能な装置で、仮想ペットの画像を画面表示して動作させ、当該装置に備えられたボタンからのプレイヤ入力に応じて当該仮想ペットを育成するものが知られている。
【0003】
また、遊技場などの共用スペースに設置される装置としては、仮想ペット(犬)の成長データを記録した磁気カードを装置に挿し込んで当該成長データを読み込み、装置に備えられた画面に仮想ペットの画像を表示し、また、装置に備えられたキーボードからのプレイヤ入力に応じて当該仮想ペットを育成し、その成長データを磁気カードに記録してプレイヤが携帯できるようにしたものが知られている。(例えば、非特許文献1参照)
【0004】
【非特許文献1】
“dogstation(商標)”、株式会社コナミ、[平成14年8月22日検索]、インターネット<URL : http://www.konami.co.jp/kmj/products/ac/am−dogstation.html>
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、実際に生きたペットを飼育する現実の世界に目を向けると、公園などの共有スペースにペットを散歩させに行った際に、ペットの飼い主同士で会話を交わして友達になると言った光景をよく見かける。これは、ペットが好きだと言う共通の趣味があることをお互いに認識できることや、お互いのペットを可愛がると言った行為によって、見知らぬ者同士でも話をし易い環境となることが大きな要因として考えられる。
すなわち、現実の世界ではペットを飼育・育成することにより、飼い主個人だけの楽しみが得られるだけではなく、ペットを媒介とした他人との触れ合いも得られるのが現実の世界である。
【0006】
しかしながら、従来の仮想ペットによる遊戯装置にあっては、仮想ペットの飼い主(プレイヤ)個人だけの楽しみを提供することはできるものの、ペットを媒介とした他人との触れ合いは実現できるものではなく、また、これを実現することを考慮したものでもなかった。
【0007】
本発明は上記従来の事情に鑑みなされたもので、仮想ペットの飼育・育成によって、現実の世界でペットを飼育・育成すると同じような環境をプレイヤに提供することを目的としている。
なお、本発明の更なる目的は以下の説明において明らかなところである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、現実世界でのペットを媒介とした他人との触れ合いを仮想ペットによって実現せんとする着想に基づく技術思想の創作であり、複数のプレイヤが持ち寄ったそれぞれの仮想ペットをこれらプレイヤが共有する装置でプレイヤ入力に応じて動作させることにより、仮想ペットを媒介としてプレイヤ同士が会話を交わし易い環境を実現し、また、このような動作によって仮想ペットを個性化して行くことを実現するものである。
【0009】
本発明に係るバーチャルペットシステムは、仮想ペットを特徴付ける属性パラメータを読み書き可能に記憶する携帯可能なICカードなどの記憶媒体と、記憶媒体から読み出した属性パラメータに応じて画面に仮想ペットの画像を表示し、当該仮想ペットに対するプレイヤ入力を当該仮想ペットの動作に反映させるバーチャルペット装置と、を備えている。
【0010】
バーチャルペット装置は、複数のプレイヤが同時に共有する画面を有し当該画面に仮想ペットの画像を表示する画像表示手段と、画像表示手段の画面に設けられてプレイヤ入力を受け付ける入力手段(例えば、画面に設けたタッチセンサ)又はプレイヤからの音声入力を受け付けるマイクロホンの少なくともいずれか一方と、記憶媒体の属性パラメータを読み書きするインタフェースと、記憶媒体から読み込んだ属性パラメータに応じて画像表示手段により仮想ペットの画像を表示し、当該仮想ペットを動作させる制御手段と、を備え、制御手段により、記憶媒体から読み込んだ異なる複数の属性パラメータに応じて複数の仮想ペットの画像を画面に表示し、プレイヤからの入力に応じて当該仮想ペットを動作させ、当該仮想ペットの属性パラメータを更新し、更新した属性パラメータを記憶媒体に書き込む処理を行う。
【0011】
また、本発明は、複数のプレイヤが同時に共有する画面を有した装置に携帯可能な記憶媒体から仮想ペットを特徴付ける属性パラメータを読み込み、当該装置によって、記憶媒体から読み込んだ異なる複数の属性パラメータに応じて複数の仮想ペットの画像を画面に表示し、プレイヤ入力に応じて当該仮想ペットを動作させ、当該仮想ペットの属性パラメータを更新して、更新した属性パラメータを記憶媒体に書き込むと言った、画面に複数の仮想ペット画像を表示して、複数のプレイヤによる遊戯を可能にする方法である。
【0012】
また、本発明に係るバーチャルペット装置は、専用回路によって構成することもできるが、携帯可能な外部の記憶媒体から内部メモリに書き込まれた複数の属性パラメータに応じて複数の仮想ペットの画像を画面に表示し、プレイヤ入力に応じて当該仮想ペットを動作させ、当該仮想ペットの属性パラメータを更新して、更新した属性パラメータを記憶媒体に書き込ませる処理をコンピュータに実現させる本発明に係るプログラムによっても構成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
図1〜図3には、それぞれ本発明に係るバーチャルペット装置1の異なる例を示してある。
なお、以下の説明では、バーチャルペット装置1はコンピュータハードウエアにより本実施例に係るプログラムを実行することにより所定の処理を実現する装置として構成されるが、このようなソフトウエア構成ではなく、専用の電子回路によって構成するようにしてもよい。
【0014】
図示のバーチャルペット装置1の外観的な基本構成は、表面に透過性のタッチセンサを備えたタッチパネル式の一つの画面2と、プレイヤ用の複数の操作ポスト3とであり、各操作ポスト3には、ICカードからなる記憶媒体4を差し込むためのスロット5、プレイヤからの音声入力を受け付けるマイクロホン6、ICカード4の取出しなどのプレイヤ操作を受け付ける操作ボタン7が設けられている。ここで、タッチセンサをなすタッチパネルは、公知のように、薄い透明シート状の感圧センサであり、プレイヤが画面上を触った位置やその動きを検出する。
【0015】
ここで、本例では、プレイヤの操作入力を受け付ける入力手段としてタッチパネルを用いるが、これに代えて又はこれとともに、例えば、操作ポスト3にジョイスティック式操作レバーや複数のボタンからなる方向キーを設けて、これら操作レバーなどによりプレイヤからの操作入力(後述するように、撫ぜるなど)を受け付けるようにしてもよい。より具体的には、例えば、画面にプレイヤの手のの画像を表示し、操作レバーなどの動きに応じて当該手画像を動かして、仮想ペットを撫ぜるなどの動作を表示するようにしてもよい。
なお、本例のように、タッチパネルを採用した場合には、プレイヤがあたかも手を使って仮想ペットを直接撫ぜるかのような操作態様となり、より実際的と言う点で好ましい。
このようなバーチャルペット装置1と携帯可能な記憶媒体4とによりバーチャルペットシステムが構成される。
【0016】
なお、図中の8は複数のプレイヤが着座するためのシートであり、当該シート8に着座した各プレイヤの近傍には操作ポスト3が位置に、そして、各プレイヤは同一の画面2を見る状態となる。
また、図中の9はプレーヤに対する音響(仮想ペットの鳴き声など)を出力するためのスピーカである。
【0017】
ここで、図1に示す例はシート8に着座した複数のプレイヤがフラット型の同一の画面2を正対して見るのもであり、図2に示す例はシート8に着座した複数のプレイヤが複数の表示パネルをラウンド型に配置して実質的に同一に構成された画面2を正対して見るのもであり、図3に示す例はシート8に着座した複数のプレイヤがフラット型の同一の画面2を上部から見るのもである。
【0018】
本例では、図1や図2に示す装置1は仮想ペット(本例では犬)D1、D2・・の画像を側面視で表示するものであるが、図2に示す装置1では同一の仮想的な空間を各プレイヤの位置から見ている画像を各表示パネルに表示して、仮想ペットD1、D2・・が存する同一の仮想的空間を周囲から見ている画像表現をしている。
また、本例では、図3に示す装置1は、プレイヤに対して上下左右の違いがないように、仮想ペットD1、D2・・の画像を平面視で表示するものである。
【0019】
本例のバーチャルペット装置1にはICカードからなる記憶媒体4がスロット5で着脱自在に装填され、当該ICカード4から読み出された属性パラメータに基づいて、装置1にインストールされているプログラムが仮想ペットD1、D2・・の画像を画面2に表示して当該仮想ペットを動作させるさせる処理を行う。
なお、本発明では、携帯可能でデータを読み書き可能な種々な記憶媒体を採用することができ、例えば磁気カードやフロッピー(登録商標)ディスク、スティックやカード型の半導体メモリ、MDやCDROMなどの光学的なメモリなどを採用することができる。また、赤外線通信機能を有した携帯電話を記憶媒体として採用することもでき、装置側のインタフェースを赤外線通信装置として、携帯電話の内蔵メモリに記憶される属性パラメータを赤外線によって授受するようにしてもよい。
【0020】
図4には、上記バーチャルペット装置1のより詳しい構成を示してある。なお、図1〜図3に示した装置の構成は同様であるので、図1に示した装置例を代表して説明する。
バーチャルペット装置1の主要な構成はコンピュータよりなり、処理の中心的な機能を成す制御部11、仮想ペットの画像表示や動作などを規定するプログラムPR及び仮想ペットを特徴付ける属性パラメータPを格納する内部メモリ12、複数のスロット5に装填された各ICカード4との間で属性パラメータPの読み書き処理を行う複数のカードインタフェース13、複数のマイクロホン6の音声入力処理を行う複数のマイクインタフェース14が設けられている。
【0021】
制御部11は、図外の制御プログラムを実行することにより本発明の処理に必要な種々な機能を実現し、プログラムPRを属性パラメータPに基づいて実行して仮想ペットをプレイヤ入力に応じて動作させる処理の他、仮想ペットの動作やプレイヤ指示に応じて内部メモリ12に書き込んだ対応する属性パラメータPを更新する処理、ICカード4と内部メモリ12の間での属性パラメータPの読み書き制御処理、マイクロホン6で受け付けたプレイヤの音声入力を音声認識して取り込む処理、画面2の全面に亘って設けられたパッチパネルセンサで検出されたプレイヤからの指示入力を取り込む処理、仮想ペットの鳴き声などの音響をスピーカ9から出力させる処理、操作ボタン7からのプレーや指示に応じてなどを行う。
【0022】
ここで、図5に示すように、プレーヤが所有する仮想ペットを特徴付ける属性パラメータP(カードの数に応じて、Pa、Pb、Pc、・・)が、カードインタフェース13に接続された各ICカード4から読み出されて内部メモリ12のパラメータ記憶領域に書き込まれ、プログラムPRは内部メモリ12に書き込まれたそれぞれの属性パラメータPa、Pb、Pc、・・を利用して、各属性パラメータに対応する仮想ペットの画像表示や動作制御を行う。
なお、本例では、ICカード4がカードインタフェース13に接続されたことにより、属性パラメータPの読み込みが行われるが、これに限定されることなく、例えば、これを操作ボタン7からのユーザ指示で行うようにしてもよく、また、当該装置を利用するための入金を条件に行うようにしてもよい。
【0023】
仮想ペットを特徴付ける属性パラメータPは、図6に示すように、ICカード4に記憶されてプレイヤにより持ち運び自在であり、このICカード4を遊技場などに設置されたバーチャルペット装置1に装填することにより、自分の仮想ペットを画像表示して遊ぶ事ができる。すなわち、プレイヤは、属性パラメータをICカード4に記憶させて保持することにより自己の仮想ペットを所有することができ、この仮想ペットを他のプレイヤとともに共用する画面2に表示することにより、仮想ペットを媒介として当該他のプレイヤと時と場所を同じくして同一の空間を共有することができ、お互いのコミュニケーションが促進される。
【0024】
本例では属性パラメータPは、仮想ペットの形態を特徴付ける表示パラメータと、仮想ペットの動作を特徴付ける個性パラメータとを含んでいる。なお、後述するように、本例ではプレイヤによる仮想ペットの名前の呼びかけで指示対象の仮想ペットを特定する処理を行うため、仮想ペットの名前を個性パラメータとして設定してある。
【0025】
表示パラメータは、仮想ペットの種類(柴犬、テリア、チワワなどの犬種)、仮想ペットの毛色、仮想ペットの柄などと言った、仮想ペット画像を特定するデータであり、プログラムPRはこの表示パラメータに応じた仮想ペットの画像を画面2に表示する。
仮想ペットの画像は、装置1側に多数の種類を予め用意しておいて表示パラメータに対応する画像を表示するようにしてもよく、また、表示パラメータに基づいてその都度生成して表示するようにしてもよい。
なお、図1や図2に示すように、公園などの景色とともに各属性パラメータに応じた仮想ペットの画像が制御部11の処理によって画面2に表示される。
【0026】
個性パラメータは、他のプレイヤに対する慣れ易さを特定する友好度(人)、他の仮想ペットに対する慣れ易さを特定する友好度(犬)、移動は走り回るかのろのろ歩くかといった元気さを特定する活発度、飼い主たる自己プレイヤの呼びかけや指示に従う度合いを特定する忠誠度、よく吠えるかどうかの度合いを特定する臆病度などを含んでおり、仮想ペットの性格や行動を特徴付けるデータである。
これらの度合いはそれぞれ例えば10段階のレベルとして設定され、デフォルトレベル(例えば5)が仮想ペットを画面2に表示して動作させた結果(すなわち、仮想ペットが得た経験)に応じて、制御部11により更新され、そして、ICカード4に更新書き込みされ、仮想ペットと遊ぶことを通じて当該仮想ペットが個性化されて行く。
【0027】
ここで、属性パラメータのICカード4への初期的な設定は、例えば、バーチャルペット装置1に設定機能や設定用の操作キー(更には、新規ICカードの自動販売機能)を設けておき、プレイヤが当該装置1によってICカード4への設定操作を行う、或いは、新規のICカード4を購入する際に、販売カウンタなどに設置した設定書き込み装置をプレイヤが操作して行うなど、種々な態様が考えられる。
【0028】
次に、上記バーチャルペットシステムによる処理及び動作を、図7及び図8に示す処理手順並びに図9〜図11に示す画面表示例を参照して説明する。
まず、プレイヤが自己のICカード4をバーチャルペット装置1のいずれかのスロット5に差し込むと、制御部11による制御の下に、カードインタフェース13によって当該ICカード4から属性パラメータPが読み込まれてプログラムPRによって利用されるように内部メモリ12に格納される。
【0029】
制御部11の処理によりプログラムPRは、図7に示すような巡廻メインフロー及び図8に示すような各属性パラメータに対応したサブルーチンを実行し、各属性パラメータPa、Pb・・Pnによって特徴付けられる仮想ペットの画像を複数のプレイヤが共有する画面2に表示して、仮想ペットに対するプレイヤ入力を仮想ペットの動作に反映させ、また、対応する属性パラメータPa、Pb・・Pnを更新する処理を行う。
すなわち、内部メモリ12に属性パラメータが書き込まれたかを判定し(ステップS1、S2・・)、属性パラメータがあるときには、当該属性パラメータPa、Pb・・Pnに基づく仮想ペットのサブルーチンを行う(ステップS3、S4・・)。
【0030】
図8には属性パラメータPaを代表して示すが、各属性パラメータに基づくサブルーチン処理では、属性パラメータPaを所有するプレイヤにより操作ボタン7から終了の指示が入力されたかを判定し(ステップS11)、終了指示がないときには、プログラムPRが当該属性パラメータPaに基づいて所定のステップ処理を行う(ステップS12)。この所定ステップは、当該仮想ペットの画像表示やその動作変化の処理を或る短い時間単位で行うものであり、画面2に表示された仮想ペットはこのステップ毎にその動作を行う。
なお、サブルーチンの実行を含むメインフローの実行サイクルは現在の技術によって高速(例えば、毎秒60回)で行うことが可能であり、仮想ペットの動作は自然な滑らかさで画面2に画像表示される。
【0031】
そして、このステップ処理において得た仮想ペットの経験を判定して(ステップS12)、所定の経験に基づいて、内部メモリ12に保持されている当該仮想ペットの属性パラメータPa(本例では、特に個性パラメータ)を更新する(ステップS14)。
したがって、仮想ペットは処理フローのサイクルを重ねることによって、順次個性化されたものとなる。
【0032】
例えば、飼い主プレイヤが画面2に表示された自分の仮想ペットを可愛がるとその忠誠度のレベルを所定幅で高くする、プレイヤが画面2に表示された仮想ペットに画面上の種々場所への移動を指示するとその活発度を所定幅で高くする、仮想ペットを画面表示して遊んでいる時間に応じてその臆病度を所定幅で低くする、画面2に表示されている他の仮想ペットの数が或る基準より多いときにはその友好度(犬)を所定幅で高くする、と言ったような更新を行う。また、仮想ペットが表示される画面2は複数のプレイヤが共有しているので、同じ装置1で遊んでいる他のプレイヤの仮想ペットを可愛がったり(場合によっては、いじめたり)することがで、例えばこれによって、その友好度(人)を所定幅で変更する更新がなされる。
したがって、仮想ペットが現実に近い経験に基づいて個性化されて行くことになる。
【0033】
このような画面表示された仮想ペットに対するプレイヤの指示は、タッチパネルによる検出によって、プレイヤが画面2を手で触れることにより画面上の位置指定を入力することができ、また、触れる回数やパターンなどを変えることで指示内容を入力することができる。更に、プレイヤがマイクロホン6を通して呼びかけることによって、制御部11の音声認識機能により、画面表示された仮想ペットに対して画面上の位置指定や指示内容を入力することができる。
【0034】
なお、本例では、指示を入力したプレイヤが飼い主か否かの特定は、指示とともに、プレイヤがマイクロホン6を通して仮想ペットの名前を呼びかけることによって行うが、例えば、操作ボタン7を押しながら指示を入力することにより使用している操作ポスト3との関係でプレイヤと仮想ペットとの対応付けを検知するようにするなど、種々な方法を採用することができる。
【0035】
本例の具体例としては、本例では、図9に示すように、プレイヤが自分の仮想ペットの名前(太郎)を呼びながら手Hで画面2の或る場所を叩いて戻って来るように指示すると、自分の仮想ペットD1が手で叩くことによって指定された位置に移動してくる画像表示がなされる。
また、他の例としては、図10に示すように、プレイヤが自分の仮想ペットの名前(太郎)を呼びながら手Hで画面2の仮想ペット画像を撫ぜると、自分の仮想ペットD1が尻尾を振るなどの画像表示がなされ、属性パラメータの忠誠心のレベル更新がなされる。
また、他の例としては、図11に示すように、操作入力や音声入力によって、画面2上に餌Fを表示させて仮想ペットに与えるようにすることもでき、これによって、忠誠度や友好度(人)のレベル更新をするようにしてもよい。
【0036】
このような動作制御によって更新(ステップS14)された属性パラメータは、終了指示(ステップS11)がなされると、制御部11による制御の下に、内部メモリ12からカードインタフェース13によって元のICカード4に更新書き込みされ(ステップS15)、内部メモリ12の該当する属性パラメータが削除される(ステップS16)。
したがって、バーチャルペット装置1によって画像表示して遊び、それ以外の時はICカード4に格納して保持すると言った形で、仮想ペットを育成させながら所持することができる。
【0037】
なお、上記の例では、音声入力とタッチセンサ入力とを併用した装置を説明したが、音声入力又はタッチセンサ入力のいずれか一方だけでも、仮想ペットに対する指示入力を行うことができるので、これら入力手段のいずれか一方だけを設けた装置構成としてもよい。
また、上記の例では、犬の仮想ペットを示したが、猫、鳥、マウス、昆虫など種々な種類ペットで実現することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、複数のプレイヤが共用する同一画面上にそれぞれのプレイヤが所有する仮想ペットを表示し、これらプレイヤが互いの仮想ペットに指示を与えることができるようにしたため、プレイヤが遊技場などの共有スペースにいるにもかかわらず個人個人で楽しむことになりがちなゲームを、ペットを媒介とした和やかな雰囲気のもとで、複数のプレイヤによって楽しむことができるようなる。したがって、本発明によると、同じ場所に居合わせた見知らぬプレイヤとでも気楽に会話して友達となる機会が生まれ、遊技場などを人と人とのコミュニケーションの場と言った新たな共有スペースとして機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係るバーチャルペット装置の全体構成を示す図である。
【図2】本発明の一例に係るバーチャルペット装置の全体構成を示す図である。
【図3】本発明の一例に係るバーチャルペット装置の全体構成を示す図である。
【図4】本発明の一例に係るバーチャルペット装置の機能的な構成を示す図である。
【図5】本発明の一例に係るプログラムと属性パラメータとの関係を説明する図である。
【図6】本発明の一例に係る属性パラメータを説明する図である。
【図7】本発明の一例に係る処理手順を説明する図である。
【図8】本発明の一例に係る処理手順を説明する図である。
【図9】本発明の一例に係る画面表示例を示す図である。
【図10】本発明の一例に係る画面表示例を示す図である。
【図11】本発明の一例に係る画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1:バーチャルペット装置、 2:画面、
3:操作ポスト、 4:ICカード(記憶媒体)、
5:カードスロット、 6:マイクロホン、
7:操作ボタン、 11:制御部、
12:内部メモリ、 PR:プログラム、
P、Pa、Pb、Pc:属性パラメータ、
D1、D2:仮想ペット、

Claims (7)

  1. 属性パラメータによって特徴付けられる仮想ペットを複数のプレイヤが所有し、当該仮想ペットの画像を複数のプレイヤが共有する画面に表示して、当該仮想ペットに対するプレイヤ入力を当該仮想ペットの動作に反映させるバーチャルペットシステムであって、
    仮想ペットの属性パラメータを読み書き可能に記憶する携帯可能な記憶媒体と、
    複数のプレイヤが同時に共有する画面を有し当該画面に仮想ペットの画像を表示する画像表示手段と、
    画像表示手段の画面に表示される仮想ペットに対するプレイヤ入力を受け付ける入力手段と、
    記憶媒体の属性パラメータを読み書きするインタフェースと、
    記憶媒体から読み込んだ属性パラメータに応じて画像表示手段により仮想ペットの画像を表示し、当該仮想ペットを動作させる制御手段と、を備え、
    制御手段は、記憶媒体から読み込んだ異なる複数の属性パラメータに応じて複数の仮想ペットの画像を画面に表示し、入力手段から受け付けたプレイヤ入力に応じて当該仮想ペットを動作させ、当該仮想ペットの属性パラメータを更新し、更新した属性パラメータを記憶媒体に書き込むことを特徴とするバーチャルペットシステム。
  2. 属性パラメータによって特徴付けられる仮想ペットを複数のプレイヤが所有し、当該仮想ペットの画像を複数のプレイヤが共有する画面に表示して、当該仮想ペットに対するプレイヤ入力を当該仮想ペットの動作に反映させるバーチャルペットシステムであって、
    仮想ペットの属性パラメータを読み書き可能に記憶する携帯可能な記憶媒体と、
    複数のプレイヤが同時に共有する画面を有し当該画面に仮想ペットの画像を表示する画像表示手段と、
    プレイヤからの音声入力を受け付けるマイクロホンと、
    記憶媒体の属性パラメータを読み書きするインタフェースと、
    記憶媒体から読み込んだ属性パラメータに応じて画像表示手段により仮想ペットの画像を表示し、当該仮想ペットを動作させる制御手段と、を備え、
    制御手段は、記憶媒体から読み込んだ異なる複数の属性パラメータに応じて複数の仮想ペットの画像を画面に表示し、マイクロホンから受け付けたプレイヤ音声入力に応じて当該仮想ペットを動作させ、当該仮想ペットの属性パラメータを更新し、更新した属性パラメータを記憶媒体に書き込むことを特徴とするバーチャルペットシステム。
  3. 携帯可能な記憶媒体に読み書き可能に記憶させた仮想ペットを特徴付ける属性パラメータに応じて、画面に仮想ペットの画像を表示し、当該仮想ペットに対するプレイヤ入力を当該仮想ペットの動作に反映させるバーチャルペット装置であって、
    複数のプレイヤが同時に共有する画面を有し当該画面に仮想ペットの画像を表示する画像表示手段と、
    画像表示手段の画面に表示される仮想ペットに対するプレイヤ入力を受け付ける入力手段と、
    記憶媒体の属性パラメータを読み書きするインタフェースと、
    記憶媒体から読み込んだ属性パラメータに応じて画像表示手段により仮想ペットの画像を表示し、当該仮想ペットを動作させる制御手段と、を備え、
    制御手段は、記憶媒体から読み込んだ異なる複数の属性パラメータに応じて複数の仮想ペットの画像を画面に表示し、入力手段から受け付けたプレイヤ入力に応じて当該仮想ペットを動作させ、当該仮想ペットの属性パラメータを更新し、更新した属性パラメータを記憶媒体に書き込むことを特徴とするバーチャルペット装置。
  4. 携帯可能な記憶媒体に読み書き可能に記憶させた仮想ペットを特徴付ける属性パラメータに応じて、画面に仮想ペットの画像を表示し、当該仮想ペットに対するプレイヤ入力を当該仮想ペットの動作に反映させるバーチャルペット装置であって、
    複数のプレイヤが同時に共有する画面を有し当該画面に仮想ペットの画像を表示する画像表示手段と、
    プレイヤからの音声入力を受け付けるマイクロホンと、
    記憶媒体の属性パラメータを読み書きするインタフェースと、
    記憶媒体から読み込んだ属性パラメータに応じて画像表示手段により仮想ペットの画像を表示し、当該仮想ペットを動作させる制御手段と、を備え、
    制御手段は、記憶媒体から読み込んだ異なる複数の属性パラメータに応じて複数の仮想ペットの画像を画面に表示し、マイクロホンから受け付けたプレイヤ音声入力に応じて当該仮想ペットを動作させ、当該仮想ペットの属性パラメータを更新し、更新した属性パラメータを記憶媒体に書き込むことを特徴とするバーチャルペット装置。
  5. 複数のプレイヤが同時に共有する画面に属性パラメータによって特徴付けられる仮想ペットの画像を表示し、当該仮想ペットに対するプレイヤ入力を当該仮想ペットの動作に反映させ、当該仮想ペットの属性パラメータを更新するバーチャルペット装置に用いられる記憶媒体であって、
    携帯可能であり、仮想ペットの属性パラメータを読み書き可能に記憶し、バーチャルペット装置に設けられたインタフェースによって、属性パラメータが読み出され、更新された属性パラメータが書き込まれることを特徴とする記憶媒体。
  6. 画面に複数の仮想ペット画像を表示して、複数のプレイヤによる遊戯を可能にする方法であって、
    複数のプレイヤが同時に共有する画面を有した装置に携帯可能な記憶媒体から仮想ペットを特徴付ける属性パラメータを読み込み、
    当該装置によって、記憶媒体から読み込んだ異なる複数の属性パラメータに応じて複数の仮想ペットの画像を画面に表示し、プレイヤ入力に応じて当該仮想ペットを動作させ、当該仮想ペットの属性パラメータを更新して、更新した属性パラメータを記憶媒体に書き込むことを特徴とするバーチャルペット遊戯方法。
  7. 携帯可能な外部の記憶媒体から内部メモリに書き込まれた複数の属性パラメータに基づいて、複数のプレイヤが同時に共有する画面に複数の仮想ペットの画像を表示させて動作させる処理をコンピュータに実現させるプログラムであって、
    内部メモリに書き込まれた複数の属性パラメータに応じて複数の仮想ペットの画像を画面に表示し、プレイヤ入力に応じて当該仮想ペットを動作させ、当該仮想ペットの属性パラメータを更新して、更新した属性パラメータを記憶媒体に書き込ませる処理をコンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
JP2002312462A 2002-10-28 2002-10-28 バーチャルペットシステム Expired - Lifetime JP3940348B2 (ja)

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