JPH10322467A - 加入者線終端装置 - Google Patents
加入者線終端装置Info
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- JPH10322467A JPH10322467A JP9129495A JP12949597A JPH10322467A JP H10322467 A JPH10322467 A JP H10322467A JP 9129495 A JP9129495 A JP 9129495A JP 12949597 A JP12949597 A JP 12949597A JP H10322467 A JPH10322467 A JP H10322467A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1つの加入者線終端装置によって複数の端末
をサポートすることを可能にする。 【解決手段】 局から第1チャネルへの着呼要求がある
場合は、第1の通信処理回路20の着呼検出回路23が起動
信号の検出を行い、スイッチ回路200により、端末側フ
レーム組立分解回路21への給電を行い、第1の通信処理
回路20への電源供給を行う。逆に、端末からの発呼があ
る場合は、第1の通信処理回路20の発呼検出回路22が発
呼信号の検出を行い、スイッチ回路200により、端末側
フレーム組立分離回路21への給電を行い、第1の通信処
理回路20への電源供給を行う。第2チャネルについて
も、第2の通信処理回路30において前記と同様の動作を
行うことにより、通信の開始が、いずれのチャネルの発
呼または着呼の場合でも、それぞれの通信処理回路20,
30への給電が可能になる。
をサポートすることを可能にする。 【解決手段】 局から第1チャネルへの着呼要求がある
場合は、第1の通信処理回路20の着呼検出回路23が起動
信号の検出を行い、スイッチ回路200により、端末側フ
レーム組立分解回路21への給電を行い、第1の通信処理
回路20への電源供給を行う。逆に、端末からの発呼があ
る場合は、第1の通信処理回路20の発呼検出回路22が発
呼信号の検出を行い、スイッチ回路200により、端末側
フレーム組立分離回路21への給電を行い、第1の通信処
理回路20への電源供給を行う。第2チャネルについて
も、第2の通信処理回路30において前記と同様の動作を
行うことにより、通信の開始が、いずれのチャネルの発
呼または着呼の場合でも、それぞれの通信処理回路20,
30への給電が可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加入者と局との間
の通信システムにおける加入者線終端装置に関する。
の通信システムにおける加入者線終端装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加入者側に設置されて、光信号を
用いた通信サービスを提供するための加入者線終端装置
としては、特開平8−191273号公報に記載された構成の
ものが知られている。
用いた通信サービスを提供するための加入者線終端装置
としては、特開平8−191273号公報に記載された構成の
ものが知られている。
【0003】図7は従来の光加入者線終端装置の構成を
示すブロック図であり、10は光加入者線に接続する加入
者線接続端子1からの信号を終端する加入者線終端回路
であり、上り光信号と下り光信号の合波を行う光合波回
路11と、上り信号を生成する電気/光変換回路12と、下
り信号を生成する光/電気変換回路13と、加入者線フレ
ームの制御を行う加入者線フレーム組立分解回路14と、
局からの終端装置の起動(着信)信号を検出する起動検出
回路15により構成される。
示すブロック図であり、10は光加入者線に接続する加入
者線接続端子1からの信号を終端する加入者線終端回路
であり、上り光信号と下り光信号の合波を行う光合波回
路11と、上り信号を生成する電気/光変換回路12と、下
り信号を生成する光/電気変換回路13と、加入者線フレ
ームの制御を行う加入者線フレーム組立分解回路14と、
局からの終端装置の起動(着信)信号を検出する起動検出
回路15により構成される。
【0004】また、20は端末機器へ接続する端末接続端
子2からの信号を終端する通信処理回路であり、端末と
加入者線間のフレームの制御を行う端末側フレーム組立
分解回路21と、端末からの発呼信号を検出する発呼検出
回路22により構成される。
子2からの信号を終端する通信処理回路であり、端末と
加入者線間のフレームの制御を行う端末側フレーム組立
分解回路21と、端末からの発呼信号を検出する発呼検出
回路22により構成される。
【0005】100はAC(交流)/DC(直流)変換器であ
って電源接続端子5からの電源を直流電源に変換する。
101はDC/DC変換器であって装置が使用する電圧に
変換する。102はバッテリーであって電源接続端子5か
らの給電が停止した際にDC/DC変換器101への給電
を行う。
って電源接続端子5からの電源を直流電源に変換する。
101はDC/DC変換器であって装置が使用する電圧に
変換する。102はバッテリーであって電源接続端子5か
らの給電が停止した際にDC/DC変換器101への給電
を行う。
【0006】203はスイッチ回路、204は論理和回路であ
って、発呼検出回路22あるいは起動検出回路15からの信
号により加入者線フレーム組立分解回路14と電気/光変
換回路12と端末側フレーム組立分解回路21への給電のO
N/OFF制御を行う。
って、発呼検出回路22あるいは起動検出回路15からの信
号により加入者線フレーム組立分解回路14と電気/光変
換回路12と端末側フレーム組立分解回路21への給電のO
N/OFF制御を行う。
【0007】前記構成において、局から装置の起動要求
がある場合は、起動検出回路15が起動信号の検出を行
い、スイッチ回路203と論理和回路204により、加入者線
フレーム組立分解回路14と電気/光変換回路12と端末側
フレーム組立分解回路21への給電を行い、装置の全回路
への電源供給を行う。
がある場合は、起動検出回路15が起動信号の検出を行
い、スイッチ回路203と論理和回路204により、加入者線
フレーム組立分解回路14と電気/光変換回路12と端末側
フレーム組立分解回路21への給電を行い、装置の全回路
への電源供給を行う。
【0008】逆に、端末からの発呼がある場合は、発呼
検出回路22が発呼信号の検出を行い、スイッチ回路203
と論理和回路204により、加入者線フレーム組立分解回
路14と電気/光変換回路12と端末側フレーム組立分解回
路21への給電を行い、装置の全回路への電源供給を行
う。
検出回路22が発呼信号の検出を行い、スイッチ回路203
と論理和回路204により、加入者線フレーム組立分解回
路14と電気/光変換回路12と端末側フレーム組立分解回
路21への給電を行い、装置の全回路への電源供給を行
う。
【0009】また、電源接続端子5からの給電が停止し
た場合は、バッテリー102が回路への給電を行う。
た場合は、バッテリー102が回路への給電を行う。
【0010】このように構成したことによって、通信の
開始が発呼または着呼の場合でも全装置への給電が行わ
れる。
開始が発呼または着呼の場合でも全装置への給電が行わ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の加入者線終端装置においては、各装置が1個の端末
をサポートする構成のものであり、1つの加入者線終端
装置が複数の端末をサポートすることができないという
問題を有していた。
来の加入者線終端装置においては、各装置が1個の端末
をサポートする構成のものであり、1つの加入者線終端
装置が複数の端末をサポートすることができないという
問題を有していた。
【0012】本発明は、前記従来の問題を解決するもの
であり、1つで複数の端末をサポートすることを可能に
した加入者線終端装置を提供することを目的とする。
であり、1つで複数の端末をサポートすることを可能に
した加入者線終端装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の加入者線終端装置は、各端末の通信処理回
路に発呼検出手段と着呼検出手段を設け、さらに局から
の起動信号を検出する起動検出手段を設けるようにした
ものである。
め、本発明の加入者線終端装置は、各端末の通信処理回
路に発呼検出手段と着呼検出手段を設け、さらに局から
の起動信号を検出する起動検出手段を設けるようにした
ものである。
【0014】以上により、1つの加入者線終端装置で複
数の端末をサポートすることが可能になる。
数の端末をサポートすることが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
1つの伝送路に複数のチャネル信号を時分割多重し、こ
の多重信号を用いて加入者と局の間において送受信を行
う通信システムの加入者線終端装置であって、前記時分
割多重した信号を各チャネル信号に多重および分離する
加入者線通信処理手段と、前記チャネル信号の信号処理
を行うために発呼検出手段と着呼検出手段とチャネル信
号の端末側フレーム組立分解手段により構成される複数
の通信処理手段と、加入者側に備えられた第1の電源に
よって前記加入者線通信処理手段と前記複数の通信処理
手段に対して第2の電源としての給電を行う電源供給手
段と、前記発呼検出手段と前記着呼検出手段のいずれか
の出力信号により前記端末側フレーム組立分解手段への
給電を停止するスイッチ手段とを備え、前記電源供給手
段が1つによって、前記加入者線通信処理手段と前記複
数の通信処理手段に給電を行い、これらの通信処理手段
に対して、各チャネル信号の発呼あるいは着呼が検出さ
れた場合に前記端末側フレーム組立分解手段に給電を行
い、未通信時には前記発呼検出手段と着呼検出手段にの
み給電を行うようにしたものであって、1つの加入者線
終端装置で複数の端末をサポートすることができる。
1つの伝送路に複数のチャネル信号を時分割多重し、こ
の多重信号を用いて加入者と局の間において送受信を行
う通信システムの加入者線終端装置であって、前記時分
割多重した信号を各チャネル信号に多重および分離する
加入者線通信処理手段と、前記チャネル信号の信号処理
を行うために発呼検出手段と着呼検出手段とチャネル信
号の端末側フレーム組立分解手段により構成される複数
の通信処理手段と、加入者側に備えられた第1の電源に
よって前記加入者線通信処理手段と前記複数の通信処理
手段に対して第2の電源としての給電を行う電源供給手
段と、前記発呼検出手段と前記着呼検出手段のいずれか
の出力信号により前記端末側フレーム組立分解手段への
給電を停止するスイッチ手段とを備え、前記電源供給手
段が1つによって、前記加入者線通信処理手段と前記複
数の通信処理手段に給電を行い、これらの通信処理手段
に対して、各チャネル信号の発呼あるいは着呼が検出さ
れた場合に前記端末側フレーム組立分解手段に給電を行
い、未通信時には前記発呼検出手段と着呼検出手段にの
み給電を行うようにしたものであって、1つの加入者線
終端装置で複数の端末をサポートすることができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、第2の電源に電源蓄積する蓄積手段を
備え、第1の電源が供給される場合は、1つの電源供給
手段が加入者線通信処理手段と複数の通信処理手段に給
電を行い、第1の電源が供給されない場合は、第2の電
源が加入者線通信処理手段と複数の通信処理手段に給電
を行うようにしたものである。
の発明において、第2の電源に電源蓄積する蓄積手段を
備え、第1の電源が供給される場合は、1つの電源供給
手段が加入者線通信処理手段と複数の通信処理手段に給
電を行い、第1の電源が供給されない場合は、第2の電
源が加入者線通信処理手段と複数の通信処理手段に給電
を行うようにしたものである。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、第1の電源からの給電の有無
を検出を電源検出手段と、この電源検出手段と発呼検出
手段と着呼検出手段のいずれかの出力信号により端末側
フレーム組立分解手段への給電を停止するスイッチ手段
とを備え、第1の電源が供給される場合は、1つの電源
供給手段が加入者線通信処理手段と複数の通信処理手段
に給電を行い、第1の電源が供給されない場合は、所定
の通信処理手段への給電を停止して、加入者線通信処理
手段と所定の通信処理手段への給電をスイッチ手段によ
り制御を行うようにしたものである。
2に記載の発明において、第1の電源からの給電の有無
を検出を電源検出手段と、この電源検出手段と発呼検出
手段と着呼検出手段のいずれかの出力信号により端末側
フレーム組立分解手段への給電を停止するスイッチ手段
とを備え、第1の電源が供給される場合は、1つの電源
供給手段が加入者線通信処理手段と複数の通信処理手段
に給電を行い、第1の電源が供給されない場合は、所定
の通信処理手段への給電を停止して、加入者線通信処理
手段と所定の通信処理手段への給電をスイッチ手段によ
り制御を行うようにしたものである。
【0018】請求項4に記載の発明は、1つの伝送路に
複数のチャネル信号を時分割多重し、この多重信号を用
いて加入者と局の間において送受信を行う通信システム
の加入者線終端装置であって、前記時分割多重した信号
を各チャネル信号に多重および分離する加入者線フレー
ム組立分解手段と加入者線終端の起動を検出する起動検
出手段により構成される加入者線通信処理手段と前記チ
ャネル信号の信号処理を行うために発呼検出手段と着呼
検出手段とチャネル信号の端末側フレーム組立分解手段
により構成される複数の通信処理手段と、加入者側に備
えられた第1の電源によって前記加入者線通信処理手段
と前記複数の通信処理手段に対して第2の電源としての
給電を行う電源供給手段と、前記起動検出手段と前記発
呼検出手段と前記着呼検出手段のいずれかの出力信号に
より前記加入者線フレーム組立分解手段と前記端末側フ
レーム組立分解手段への給電を停止するスイッチ手段を
備え、前記電源供給手段が1つによって前記加入者線通
信処理手段と前記複数の通信処理手段に給電を行い、前
記加入者線通信処理手段に対して、各チャネル信号の発
呼あるいは起動信号が検出された場合に前記加入者線フ
レーム組立分離手段に給電を行い、未通信時には前記起
動検出手段にのみ給電を行い、しかも前記通信処理手段
に対して、各チャネル信号の発呼か着呼が検出された場
合に前記端末側フレーム組立分離手段に給電を行い、未
通信時には前記発呼検出手段と着呼検出手段にのみ給電
を行うようにしたものであって、1つの加入者線終端装
置で複数の端末をサポートすることができる。
複数のチャネル信号を時分割多重し、この多重信号を用
いて加入者と局の間において送受信を行う通信システム
の加入者線終端装置であって、前記時分割多重した信号
を各チャネル信号に多重および分離する加入者線フレー
ム組立分解手段と加入者線終端の起動を検出する起動検
出手段により構成される加入者線通信処理手段と前記チ
ャネル信号の信号処理を行うために発呼検出手段と着呼
検出手段とチャネル信号の端末側フレーム組立分解手段
により構成される複数の通信処理手段と、加入者側に備
えられた第1の電源によって前記加入者線通信処理手段
と前記複数の通信処理手段に対して第2の電源としての
給電を行う電源供給手段と、前記起動検出手段と前記発
呼検出手段と前記着呼検出手段のいずれかの出力信号に
より前記加入者線フレーム組立分解手段と前記端末側フ
レーム組立分解手段への給電を停止するスイッチ手段を
備え、前記電源供給手段が1つによって前記加入者線通
信処理手段と前記複数の通信処理手段に給電を行い、前
記加入者線通信処理手段に対して、各チャネル信号の発
呼あるいは起動信号が検出された場合に前記加入者線フ
レーム組立分離手段に給電を行い、未通信時には前記起
動検出手段にのみ給電を行い、しかも前記通信処理手段
に対して、各チャネル信号の発呼か着呼が検出された場
合に前記端末側フレーム組立分離手段に給電を行い、未
通信時には前記発呼検出手段と着呼検出手段にのみ給電
を行うようにしたものであって、1つの加入者線終端装
置で複数の端末をサポートすることができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項4記載に
記載の発明において、第2の電源以外に電源蓄積する蓄
積手段を備え、第1の電源が供給される場合は、1つの
電源供給手段が加入者線通信処理手段と複数の通信処理
手段に給電を行い、第1の電源が供給されない場合は、
第2の電源が加入者線通信処理手段と複数の通信処理手
段に給電を行うようにしたものである。
記載の発明において、第2の電源以外に電源蓄積する蓄
積手段を備え、第1の電源が供給される場合は、1つの
電源供給手段が加入者線通信処理手段と複数の通信処理
手段に給電を行い、第1の電源が供給されない場合は、
第2の電源が加入者線通信処理手段と複数の通信処理手
段に給電を行うようにしたものである。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5に記載の発明において、第1の電源からの給電の有無
を検出を電源検出手段と、この電源検出手段と発呼検出
手段と着呼検出手段のいずれかの出力信号により端末側
フレーム組立分解手段への給電を停止するスイッチ手段
とを備え、電源が供給される場合は、1つの電源供給手
段が加入者線通信処理手段と複数の通信処理手段に給電
を行い、電源が供給されない場合は、所定の通信処理手
段への給電を停止して、加入者線通信処理手段と所定の
通信処理手段への給電をスイッチ手段により制御するよ
うにしたものである。
5に記載の発明において、第1の電源からの給電の有無
を検出を電源検出手段と、この電源検出手段と発呼検出
手段と着呼検出手段のいずれかの出力信号により端末側
フレーム組立分解手段への給電を停止するスイッチ手段
とを備え、電源が供給される場合は、1つの電源供給手
段が加入者線通信処理手段と複数の通信処理手段に給電
を行い、電源が供給されない場合は、所定の通信処理手
段への給電を停止して、加入者線通信処理手段と所定の
通信処理手段への給電をスイッチ手段により制御するよ
うにしたものである。
【0021】請求項7に記載の発明は、請求項1,2,
3,4,5または6に記載の発明において、1つの伝送
路に複数の信号が波長多重方式により多重され、前記信
号が複数のチャネル信号を時分割多重した信号であり、
前記波長多重信号を分離する分離手段を波長分離器によ
って構成し、前記時分割多重した信号により加入者と局
の間における送受信を行うことが可能である。
3,4,5または6に記載の発明において、1つの伝送
路に複数の信号が波長多重方式により多重され、前記信
号が複数のチャネル信号を時分割多重した信号であり、
前記波長多重信号を分離する分離手段を波長分離器によ
って構成し、前記時分割多重した信号により加入者と局
の間における送受信を行うことが可能である。
【0022】請求項8に記載の発明は、請求項1,2,
3,4,5または6に記載の発明において、1つの伝送
路の複数の信号が周波数多重方式により多重され、前記
信号が複数のチャネル信号を時分割多重した信号であ
り、前記周波数多重信号を分離する分離手段をローパス
フィルタまたはハイパスフィルタまたはバンドパスフィ
ルタまたはそれらの組み合わせによって構成し、前記時
分割多重した信号により加入者と局の間における送受信
を行うことが可能である。
3,4,5または6に記載の発明において、1つの伝送
路の複数の信号が周波数多重方式により多重され、前記
信号が複数のチャネル信号を時分割多重した信号であ
り、前記周波数多重信号を分離する分離手段をローパス
フィルタまたはハイパスフィルタまたはバンドパスフィ
ルタまたはそれらの組み合わせによって構成し、前記時
分割多重した信号により加入者と局の間における送受信
を行うことが可能である。
【0023】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図6を参照して説明する。なお、図7に基づいて説明
した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説
明は省略する。
ら図6を参照して説明する。なお、図7に基づいて説明
した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説
明は省略する。
【0024】図1は本発明の第1実施形態を説明するた
めの加入者線終端装置の構成を示すブロック図である。
本例では2つの端末をサポートする場合について説明す
る。
めの加入者線終端装置の構成を示すブロック図である。
本例では2つの端末をサポートする場合について説明す
る。
【0025】図1において、10は光加入者線に接続する
加入者線接続端子1から信号を終端する加入者線通信処
理手段としての加入者線終端回路であり、上り光信号と
下り光信号の合波を行う光合波回路11と、上り信号を生
成する電気/光変換回路12と、下り信号を生成する光/
電気変換回路13と、加入者線フレームの制御を行う加入
者線フレーム組立分解回路14により構成される。
加入者線接続端子1から信号を終端する加入者線通信処
理手段としての加入者線終端回路であり、上り光信号と
下り光信号の合波を行う光合波回路11と、上り信号を生
成する電気/光変換回路12と、下り信号を生成する光/
電気変換回路13と、加入者線フレームの制御を行う加入
者線フレーム組立分解回路14により構成される。
【0026】20は端末機器に接続する端末接続端子2か
らの信号を終端する第1の通信処理回路であり、端末と
加入者線間のフレームの制御を行う端末側フレーム組立
分解回路21と、端末からの発呼信号を検出する発呼検出
回路22と、加入者線終端回路10からのチャネル着呼信号
を検出する着呼検出回路23により構成される。
らの信号を終端する第1の通信処理回路であり、端末と
加入者線間のフレームの制御を行う端末側フレーム組立
分解回路21と、端末からの発呼信号を検出する発呼検出
回路22と、加入者線終端回路10からのチャネル着呼信号
を検出する着呼検出回路23により構成される。
【0027】30は端末機器に接続する端末接続端子3か
らの信号を終端する第2の通信処理回路であり、端末と
加入者間のフレームの制御を行う端末側フレーム組立分
解回路31と、端末からの発呼信号を検出する発呼検出回
路32と、加入者線終端回路10からのチャネル着呼信号を
検出する着呼検出回路33で構成される。
らの信号を終端する第2の通信処理回路であり、端末と
加入者間のフレームの制御を行う端末側フレーム組立分
解回路31と、端末からの発呼信号を検出する発呼検出回
路32と、加入者線終端回路10からのチャネル着呼信号を
検出する着呼検出回路33で構成される。
【0028】100はAC/DC変換器であって電源接続
端子5からの電源を直流電源に変換する。101はDC/
DC変換器であって装置が使用する電圧に変換する。
端子5からの電源を直流電源に変換する。101はDC/
DC変換器であって装置が使用する電圧に変換する。
【0029】200,201はスイッチ回路であって、第1の
通信処理回路20,第2の通信処理回路30に対応してそれ
ぞれ設けられ、それぞれ発呼検出回路22,32あるいは着
呼検出回路23,33からの信号により端末側フレーム組立
分解回路21,31への給電のON/OFF制御を行う。
通信処理回路20,第2の通信処理回路30に対応してそれ
ぞれ設けられ、それぞれ発呼検出回路22,32あるいは着
呼検出回路23,33からの信号により端末側フレーム組立
分解回路21,31への給電のON/OFF制御を行う。
【0030】前記第1実施形態の構成において、局から
第1チャネルへの着呼要求がある場合は、第1の通信処
理回路20の着呼検出回路23が起動信号の検出を行い、ス
イッチ回路200により、端末側フレーム組立分解回路21
への給電を行い、第1の通信処理回路20への電源供給を
行う。
第1チャネルへの着呼要求がある場合は、第1の通信処
理回路20の着呼検出回路23が起動信号の検出を行い、ス
イッチ回路200により、端末側フレーム組立分解回路21
への給電を行い、第1の通信処理回路20への電源供給を
行う。
【0031】逆に、端末からの発呼がある場合は、第1
の通信処理回路20の発呼検出手段22が発呼信号の検出を
行い、スイッチ回路200により、端末側フレーム組立分
離回路21への給電を行い、第1の通信処理回路20への電
源供給を行う。
の通信処理回路20の発呼検出手段22が発呼信号の検出を
行い、スイッチ回路200により、端末側フレーム組立分
離回路21への給電を行い、第1の通信処理回路20への電
源供給を行う。
【0032】第2チャネルについても、第2の通信処理
回路30において前記と同様の動作を行う。
回路30において前記と同様の動作を行う。
【0033】このように構成したことにより、通信の開
始が、いずれかのチャネルの発呼または着呼の場合でも
それぞれの通信処理回路への給電を行うことが可能にな
る。
始が、いずれかのチャネルの発呼または着呼の場合でも
それぞれの通信処理回路への給電を行うことが可能にな
る。
【0034】以上のように第1実施形態の装置によれ
ば、いずれかのチャネルの発呼あるいは着呼を検出し、
そのチャネルの通信処理手段に給電を行えるようにする
ことにより、1つの加入者線終端装置で複数の端末をサ
ポートすることができる。
ば、いずれかのチャネルの発呼あるいは着呼を検出し、
そのチャネルの通信処理手段に給電を行えるようにする
ことにより、1つの加入者線終端装置で複数の端末をサ
ポートすることができる。
【0035】図2は本発明の第2実施形態を説明するた
めの加入者線終端装置の構成を示すブロック図である。
本例では2つの端末をサポートする場合について説明す
る。
めの加入者線終端装置の構成を示すブロック図である。
本例では2つの端末をサポートする場合について説明す
る。
【0036】図2において、102はバッテリーであって
AC/DC変換器100によって蓄電され、DC/DC変
換器101への給電を行う。その他の構成部材は前記第1
実施形態における構成と同様である。
AC/DC変換器100によって蓄電され、DC/DC変
換器101への給電を行う。その他の構成部材は前記第1
実施形態における構成と同様である。
【0037】この第2実施形態の構成において、局から
第1チャネルへの着呼要求がある場合は、第1の通信処
理回路20の着呼検出回路23が起動信号の検出を行い、ス
イッチ回路200により、端末側フレーム組立分解回路21
への給電を行い、第1の通信処理回路20への電源供給を
行う。
第1チャネルへの着呼要求がある場合は、第1の通信処
理回路20の着呼検出回路23が起動信号の検出を行い、ス
イッチ回路200により、端末側フレーム組立分解回路21
への給電を行い、第1の通信処理回路20への電源供給を
行う。
【0038】逆に、端末からの発呼がある場合は、第1
の通信処理回路20の発呼検出回路22が発呼信号の検出を
行い、スイッチ回路200により、端末側フレーム組立分
解回路21への給電を行い、第1の通信処理回路20への電
源供給を行う。第2チャネルについても第2の通信処理
回路30において同様の動作を行う。
の通信処理回路20の発呼検出回路22が発呼信号の検出を
行い、スイッチ回路200により、端末側フレーム組立分
解回路21への給電を行い、第1の通信処理回路20への電
源供給を行う。第2チャネルについても第2の通信処理
回路30において同様の動作を行う。
【0039】電源接続端子5からの給電が停止した場合
は、バッテリー102がDC/DC変換器101への給電を行
うことによって前記の動作がそのまま行われる。
は、バッテリー102がDC/DC変換器101への給電を行
うことによって前記の動作がそのまま行われる。
【0040】このように構成したことにより、電源接続
端子5からの給電が停止した場合においても、また通信
の開始がいずれかのチャネルの発呼あるいは着呼の場合
でも、それぞれの通信処理回路への給電を行うことが可
能になる。
端子5からの給電が停止した場合においても、また通信
の開始がいずれかのチャネルの発呼あるいは着呼の場合
でも、それぞれの通信処理回路への給電を行うことが可
能になる。
【0041】以上のように第2実施形態の装置によれ
ば、第1実施形態の装置と同様に1つの加入者線終端装
置で複数の端末をサポートすることができる。
ば、第1実施形態の装置と同様に1つの加入者線終端装
置で複数の端末をサポートすることができる。
【0042】なお、以上の説明では、2チャネルの通信
処理手段に着呼と発呼の検出機能を備えた構成を例にし
たが、その他、加入者線終端回路10がサポートする任意
の端末通信処理手段に発呼と着呼の検出機能を備えるよ
うにした構成についても同様に実施することが可能であ
る。
処理手段に着呼と発呼の検出機能を備えた構成を例にし
たが、その他、加入者線終端回路10がサポートする任意
の端末通信処理手段に発呼と着呼の検出機能を備えるよ
うにした構成についても同様に実施することが可能であ
る。
【0043】図3は本発明の第3実施形態を説明するた
めの加入者線終端装置の構成を示すブロック図である。
本例では2つの端末をサポートする場合について説明す
る。
めの加入者線終端装置の構成を示すブロック図である。
本例では2つの端末をサポートする場合について説明す
る。
【0044】図3において、103は電源接続端子5から
の入力電源が入っているか否かを検出する電源検出手段
としての入力断検出回路であり、202はスイッチ回路201
のON/OFF制御を行う論理和回路である。その他の
構成は前記第1実施形態の構成と同様である。
の入力電源が入っているか否かを検出する電源検出手段
としての入力断検出回路であり、202はスイッチ回路201
のON/OFF制御を行う論理和回路である。その他の
構成は前記第1実施形態の構成と同様である。
【0045】この第3実施形態の構成において、局から
第2チャネルへの着呼要求がある場合は、第2の通信処
理回路30の着呼検出回路33が起動信号の検出を行い、ス
イッチ回路201と論理和回路202により、端末側フレーム
組立分解回路31への給電を行い、第2チャネルの通信処
理回路への電源供給を行う。
第2チャネルへの着呼要求がある場合は、第2の通信処
理回路30の着呼検出回路33が起動信号の検出を行い、ス
イッチ回路201と論理和回路202により、端末側フレーム
組立分解回路31への給電を行い、第2チャネルの通信処
理回路への電源供給を行う。
【0046】逆に、端末からの発呼がある場合は、発呼
検出回路32が発呼信号の検出を行い、スイッチ回路201
と論理和回路202により、端末側フレーム組立分解回路3
1への給電を行い、第2の通信処理回路30への電源供給
を行う。第1チャネルについても第1の通信処理回路20
において同様の動作を行う。
検出回路32が発呼信号の検出を行い、スイッチ回路201
と論理和回路202により、端末側フレーム組立分解回路3
1への給電を行い、第2の通信処理回路30への電源供給
を行う。第1チャネルについても第1の通信処理回路20
において同様の動作を行う。
【0047】電源接続端子5からの給電が停止した場合
は、入力断検出回路103が入力断を検出し、スイッチ回
路201と論理和回路202により端末側フレーム組立分解回
路31への給電を停止する。このとき、バッテリー10
2がDC/DC変換器101を介して端末側フレーム組立
分解回路21への給電を行うことによって、第2チャネル
の通信動作はそのまま行われる。
は、入力断検出回路103が入力断を検出し、スイッチ回
路201と論理和回路202により端末側フレーム組立分解回
路31への給電を停止する。このとき、バッテリー10
2がDC/DC変換器101を介して端末側フレーム組立
分解回路21への給電を行うことによって、第2チャネル
の通信動作はそのまま行われる。
【0048】このように構成して、電源接続端子5から
の給電が停止した場合においても、第2チャネルの第2
の通信処理回路30における動作を停止させることがで
き、第1チャネルの通信はチャネルの発呼あるいは着呼
で第1の通信処理回路20への給電を行うようにしてい
る。
の給電が停止した場合においても、第2チャネルの第2
の通信処理回路30における動作を停止させることがで
き、第1チャネルの通信はチャネルの発呼あるいは着呼
で第1の通信処理回路20への給電を行うようにしてい
る。
【0049】以上のように第3実施形態によれば、入力
電源が入っている状態か否かを検出し所定チャネルの通
信処理回路への給電を停止することにより、停電時のバ
ッテリーの小型化が実現する。
電源が入っている状態か否かを検出し所定チャネルの通
信処理回路への給電を停止することにより、停電時のバ
ッテリーの小型化が実現する。
【0050】なお、以上の説明では、第2の通信処理回
路30のみへの給電をOFFとする構成を例にしたが、そ
の他にも加入者線終端回路10がサポートする任意の端末
通信処理手段への給電をOFFする構成についても、同
様に実施することが可能である。
路30のみへの給電をOFFとする構成を例にしたが、そ
の他にも加入者線終端回路10がサポートする任意の端末
通信処理手段への給電をOFFする構成についても、同
様に実施することが可能である。
【0051】図4は本発明の第4実施形態を説明するた
めの加入者線終端装置の構成を示すブロック図であり、
本例では2つの端末をサポートする場合について説明す
る。
めの加入者線終端装置の構成を示すブロック図であり、
本例では2つの端末をサポートする場合について説明す
る。
【0052】図4において、10は光加入者線に接続する
加入者線接続端子1から信号を終端する加入者線終端回
路であり、上り光信号と下り光信号の合波を行う光合波
回路11と、上り信号を生成する電気/光変換回路12と、
下り信号を生成する光/電気変換回路13と、加入者線フ
レームの制御を行う加入者線フレーム組立分離回路14と
を備えた構成は前記各実施形態の構成と同様であるが、
さらに局からの装置起動要求を検出する起動検出回路15
を具備している点で異なる。
加入者線接続端子1から信号を終端する加入者線終端回
路であり、上り光信号と下り光信号の合波を行う光合波
回路11と、上り信号を生成する電気/光変換回路12と、
下り信号を生成する光/電気変換回路13と、加入者線フ
レームの制御を行う加入者線フレーム組立分離回路14と
を備えた構成は前記各実施形態の構成と同様であるが、
さらに局からの装置起動要求を検出する起動検出回路15
を具備している点で異なる。
【0053】203はスイッチ回路、204は論理和回路であ
り、発呼検出回路32あるいは発呼検出回路22あるいは起
動検出回路15からの信号により加入者線フレーム組立分
解回路14と電気/光変換回路12への給電のON/OFF
制御を行う。
り、発呼検出回路32あるいは発呼検出回路22あるいは起
動検出回路15からの信号により加入者線フレーム組立分
解回路14と電気/光変換回路12への給電のON/OFF
制御を行う。
【0054】局から加入者線終端装置への起動要求があ
る場合は、起動検出回路15が起動信号の検出を行い、ス
イッチ回路203と論理和回路204により、加入者線フレー
ム組立分解回路14と電気/光変換回路12への給電を行
い、加入者線終端回路10への電源供給を行う。
る場合は、起動検出回路15が起動信号の検出を行い、ス
イッチ回路203と論理和回路204により、加入者線フレー
ム組立分解回路14と電気/光変換回路12への給電を行
い、加入者線終端回路10への電源供給を行う。
【0055】この第4実施形態の構成において、局から
第1チャネルへの着呼要求がある場合、第1の通信処理
回路20の着呼検出回路23が加入者線終端回路10からの信
号の起動信号の検出を行い、スイッチ回路200により、
端末側フレーム組立分解回路21への給電を行い、第1の
通信処理回路20への電源供給を行う。
第1チャネルへの着呼要求がある場合、第1の通信処理
回路20の着呼検出回路23が加入者線終端回路10からの信
号の起動信号の検出を行い、スイッチ回路200により、
端末側フレーム組立分解回路21への給電を行い、第1の
通信処理回路20への電源供給を行う。
【0056】逆に、端末からの発呼がある場合、第1の
通信処理回路20の発呼検出回路22が発呼信号の検出を行
い、スイッチ回路200により、端末側フレーム組立分解
回路21への給電を行い、第1の通信処理回路20への電源
供給を行う。第2の通信処理回路30についても同様の動
作を行われる。
通信処理回路20の発呼検出回路22が発呼信号の検出を行
い、スイッチ回路200により、端末側フレーム組立分解
回路21への給電を行い、第1の通信処理回路20への電源
供給を行う。第2の通信処理回路30についても同様の動
作を行われる。
【0057】このように構成することによって、通信開
始がいずれかのチャネルの発呼あるいは着呼の場合でも
それぞれの通信処理回路への給電が行われるようにして
いる。
始がいずれかのチャネルの発呼あるいは着呼の場合でも
それぞれの通信処理回路への給電が行われるようにして
いる。
【0058】図5は本発明の第5実施形態を説明するた
めの加入者線終端装置の構成を示すブロック図であり、
本例では2つの端末をサポートする場合について説明す
る。
めの加入者線終端装置の構成を示すブロック図であり、
本例では2つの端末をサポートする場合について説明す
る。
【0059】図5において、102はバッテリーであっ
て、AC/DC変換器100によって蓄電され、DC/D
C変換器101への給電を行う。その他の構成部材は前記
第4実施形態における構成と同様である。
て、AC/DC変換器100によって蓄電され、DC/D
C変換器101への給電を行う。その他の構成部材は前記
第4実施形態における構成と同様である。
【0060】この第5実施形態の構成において、電源接
続端子5からの給電が停止した場合は、バッテリー102
がDC/DC変換器101への給電を行うことで装置の動
作が第4実施形態と同様に行われる。
続端子5からの給電が停止した場合は、バッテリー102
がDC/DC変換器101への給電を行うことで装置の動
作が第4実施形態と同様に行われる。
【0061】このように構成することにより、電源接続
端子5からの給電が停止した場合においても、通信の開
始が、いずれかのチャネルの発呼あるいは着呼の場合で
もそれぞれの通信処理回路への給電を行うようにしてい
る。
端子5からの給電が停止した場合においても、通信の開
始が、いずれかのチャネルの発呼あるいは着呼の場合で
もそれぞれの通信処理回路への給電を行うようにしてい
る。
【0062】以上のように第5実施形態の装置によれ
ば、装置への電源が停止した場合においても、いずれか
のチャネルの発呼または着呼を検出し、そのチャネルの
通信処理手段に給電を行えるようにすることにより、1
つの加入者線終端装置で複数の端末をサポートすること
ができる。
ば、装置への電源が停止した場合においても、いずれか
のチャネルの発呼または着呼を検出し、そのチャネルの
通信処理手段に給電を行えるようにすることにより、1
つの加入者線終端装置で複数の端末をサポートすること
ができる。
【0063】なお、以上の説明では、2チャネルの通信
処理手段に着呼と発呼の検出機能を備えた構成を例にし
たが、その他、加入者線終端回路10がサポートする任意
の端末通信処理手段に発呼と着呼の検出機能を備えるよ
うにした構成についても同様に実施することが可能であ
る。
処理手段に着呼と発呼の検出機能を備えた構成を例にし
たが、その他、加入者線終端回路10がサポートする任意
の端末通信処理手段に発呼と着呼の検出機能を備えるよ
うにした構成についても同様に実施することが可能であ
る。
【0064】図6は本発明の第6実施形態を説明するた
めの加入者線終端装置の構成を示すブロック図である。
本例では2つの端末をサポートする場合について説明す
る。
めの加入者線終端装置の構成を示すブロック図である。
本例では2つの端末をサポートする場合について説明す
る。
【0065】図6において、103は電源端子5からの入
力電源が入っているか否かを検出する電源検出手段とし
ての入力断検出回路であり、202はスイッチ回路201のO
N/OFF制御を行う論理和回路である。その他の構成
は前記第4実施形態の構成と同様である。
力電源が入っているか否かを検出する電源検出手段とし
ての入力断検出回路であり、202はスイッチ回路201のO
N/OFF制御を行う論理和回路である。その他の構成
は前記第4実施形態の構成と同様である。
【0066】この第6実施形態の構成において、局から
第2チャネルへの着呼要求がある場合は、第2の通信処
理回路30の着呼検出回路33が起動信号の検出を行い、ス
イッチ回路201と論理和回路202により、端末側フレーム
組立分解回路31への給電を行い、第2チャネルの通信処
理回路への電源供給を行う。
第2チャネルへの着呼要求がある場合は、第2の通信処
理回路30の着呼検出回路33が起動信号の検出を行い、ス
イッチ回路201と論理和回路202により、端末側フレーム
組立分解回路31への給電を行い、第2チャネルの通信処
理回路への電源供給を行う。
【0067】逆に、端末からの発呼がある場合は、発呼
検出回路32が発呼信号の検出を行い、スイッチ回路201
と論理和回路202により、端末側フレーム組立分解回路3
1への給電を行い、第2の通信処理回路30への電源供給
を行う。第1チャネルについても第1の通信処理回路20
において同様の動作を行う。
検出回路32が発呼信号の検出を行い、スイッチ回路201
と論理和回路202により、端末側フレーム組立分解回路3
1への給電を行い、第2の通信処理回路30への電源供給
を行う。第1チャネルについても第1の通信処理回路20
において同様の動作を行う。
【0068】電源接続端子5からの給電が停止した場合
は、入力断検出回路103が入力断を検出し、スイッチ回
路201と論理和回路202により端末側フレーム組立分解回
路31への給電を停止する。このとき、バッテリー102が
DC/DC変換器101を介して端末側フレーム組立分解
回路31への給電を行うことによって、第2チャネルの通
信動作はそのまま行われる。
は、入力断検出回路103が入力断を検出し、スイッチ回
路201と論理和回路202により端末側フレーム組立分解回
路31への給電を停止する。このとき、バッテリー102が
DC/DC変換器101を介して端末側フレーム組立分解
回路31への給電を行うことによって、第2チャネルの通
信動作はそのまま行われる。
【0069】このように構成して、電源接続端子5から
の給電が停止した場合においても、第2チャネルの第2
の通信処理回路30における動作を停止させることがで
き、第1チャネルの通信はチャネルの発呼または着呼で
第1の通信処理回路20への給電を行うようにしている。
の給電が停止した場合においても、第2チャネルの第2
の通信処理回路30における動作を停止させることがで
き、第1チャネルの通信はチャネルの発呼または着呼で
第1の通信処理回路20への給電を行うようにしている。
【0070】以上のように第6実施形態によれば、入力
電源が入っているか否かを検出し所定チャネルの通信処
理回路への給電を停止することにより、停電時のバッテ
リーの小型化が実現する。
電源が入っているか否かを検出し所定チャネルの通信処
理回路への給電を停止することにより、停電時のバッテ
リーの小型化が実現する。
【0071】なお、以上の説明では、第2の通信処理回
路30のみへの給電をOFFとする構成を例にしたが、そ
の他にも加入者線終端回路10がサポートする任意の端末
通信処理手段への給電をOFFする構成についても、同
様に実施することが可能である。
路30のみへの給電をOFFとする構成を例にしたが、そ
の他にも加入者線終端回路10がサポートする任意の端末
通信処理手段への給電をOFFする構成についても、同
様に実施することが可能である。
【0072】また、以上の説明では、対象とする信号が
伝送路へ複数のチャネル信号を時分割多重した信号であ
り、かつ各チャネルを用いて局と加入者間の通信を行う
構成例を説明したが、その他にも、1つの伝送路に複数
の信号が波長多重方式を用いて多重され、かつ複数のチ
ャネル信号を時分割多重した信号であって、しかも波長
多重信号を分離する分離手段が波長分離器で構成され、
前記時分割多重した信号により加入者と局の間において
送受信を行う構成においても同様に実施することが可能
であり、さらに対象とする信号が1つの伝送路に複数の
信号が周波数多重方式を用いて多重され、かつ複数のチ
ャネル信号を時分割多重した信号であって、しかも周波
数多重信号を分離する分離手段が、ローパスフィルタま
たはハイパスフィルタまたはバンドパスフィルタ、ある
いはそれらの組み合わせによって構成され、前記時分割
多重した信号により加入者と局の間において送受信を行
う構成においても同様に実施することが可能である。
伝送路へ複数のチャネル信号を時分割多重した信号であ
り、かつ各チャネルを用いて局と加入者間の通信を行う
構成例を説明したが、その他にも、1つの伝送路に複数
の信号が波長多重方式を用いて多重され、かつ複数のチ
ャネル信号を時分割多重した信号であって、しかも波長
多重信号を分離する分離手段が波長分離器で構成され、
前記時分割多重した信号により加入者と局の間において
送受信を行う構成においても同様に実施することが可能
であり、さらに対象とする信号が1つの伝送路に複数の
信号が周波数多重方式を用いて多重され、かつ複数のチ
ャネル信号を時分割多重した信号であって、しかも周波
数多重信号を分離する分離手段が、ローパスフィルタま
たはハイパスフィルタまたはバンドパスフィルタ、ある
いはそれらの組み合わせによって構成され、前記時分割
多重した信号により加入者と局の間において送受信を行
う構成においても同様に実施することが可能である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の加入者線
終端装置によれば、各チャネルごとに着呼検出機能と発
呼検出機能を設けることにより、1つの加入者線終端装
置によって複数の端末をサポートすることが可能にな
る。
終端装置によれば、各チャネルごとに着呼検出機能と発
呼検出機能を設けることにより、1つの加入者線終端装
置によって複数の端末をサポートすることが可能にな
る。
【図1】本発明の第1実施形態を説明するための加入者
線終端装置の構成を示すブロック図である。
線終端装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施形態を説明するための加入者
線終端装置の構成を示すブロック図である。
線終端装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3実施形態を説明するための加入者
線終端装置の構成を示すブロック図である。
線終端装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4実施形態を説明するための加入者
線終端装置の構成を示すブロック図である。
線終端装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第5実施形態を説明するための加入者
線終端装置の構成を示すブロック図である。
線終端装置の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第6実施形態を説明するための加入者
線終端装置の構成を示すブロック図である。
線終端装置の構成を示すブロック図である。
【図7】従来の加入者線終端装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
1…加入者線接続端子、 2,3…端末接続端子、 5
…電源接続端子、 10…加入者線終端回路、 11…光合
波回路、 12…電気/光変換回路、 13…光/電気変換
回路、 14…加入者線フレーム組立分解回路、 15…起
動検出回路、 20,30…通信処理回路、 21,31…端末
側フレーム組立分解回路、 22,32…発呼検出回路、
23,33…着呼検出回路、 100…AC/DC変換器、101
…DC/DC変換器、 102…バッテリー、 103…入力
断検出回路、 200,201,203…スイッチ回路、 202,
204…論理和回路。
…電源接続端子、 10…加入者線終端回路、 11…光合
波回路、 12…電気/光変換回路、 13…光/電気変換
回路、 14…加入者線フレーム組立分解回路、 15…起
動検出回路、 20,30…通信処理回路、 21,31…端末
側フレーム組立分解回路、 22,32…発呼検出回路、
23,33…着呼検出回路、 100…AC/DC変換器、101
…DC/DC変換器、 102…バッテリー、 103…入力
断検出回路、 200,201,203…スイッチ回路、 202,
204…論理和回路。
Claims (8)
- 【請求項1】 1つの伝送路に複数のチャネル信号を時
分割多重し、この多重信号を用いて加入者と局の間にお
いて送受信を行う通信システムの加入者線終端装置であ
って、前記時分割多重した信号を各チャネル信号に多重
および分離する加入者線通信処理手段と、前記チャネル
信号の信号処理を行うために発呼検出手段と着呼検出手
段とチャネル信号の端末側フレーム組立分解手段により
構成される複数の通信処理手段と、加入者側に備えられ
た第1の電源によって前記加入者線通信処理手段と前記
複数の通信処理手段に対して第2の電源としての給電を
行う電源供給手段と、前記発呼検出手段と前記着呼検出
手段のいずれかの出力信号により前記端末側フレーム組
立分解手段への給電を停止するスイッチ手段とを備え、
前記電源供給手段が1つによって、前記加入者線通信処
理手段と前記複数の通信処理手段に給電を行い、これら
の通信処理手段に対して、各チャネル信号の発呼あるい
は着呼が検出された場合に前記端末側フレーム組立分解
手段に給電を行い、未通信時には前記発呼検出手段と着
呼検出手段にのみ給電を行うように構成したことを特徴
とする加入者線終端装置。 - 【請求項2】 前記第2の電源に電源蓄積する蓄積手段
を備え、前記第1の電源が供給される場合は、前記1つ
の電源供給手段が前記加入者線通信処理手段と前記複数
の通信処理手段に給電を行い、前記第1の電源が供給さ
れない場合は、前記第2の電源が前記加入者線通信処理
手段と前記複数の通信処理手段に給電を行うように構成
したことを特徴とする請求項1記載の加入者線終端装
置。 - 【請求項3】 前記第1の電源からの給電の有無を検出
を電源検出手段と、この電源検出手段と前記発呼検出手
段と前記着呼検出手段のいずれかの出力信号により前記
端末側フレーム組立分解手段への給電を停止するスイッ
チ手段とを備え、前記第1の電源が供給される場合は、
前記1つの電源供給手段が前記加入者線通信処理手段と
前記複数の通信処理手段に給電を行い、前記第1の電源
が供給されない場合は、所定の前記通信処理手段への給
電を停止して、加入者線通信処理手段と所定の前記通信
処理手段への給電を前記スイッチ手段により制御するよ
うに構成したことを特徴とする請求項1または2記載の
加入者線終端装置。 - 【請求項4】 1つの伝送路に複数のチャネル信号を時
分割多重し、この多重信号を用いて加入者と局の間にお
いて送受信を行う通信システムの加入者線終端装置であ
って、前記時分割多重した信号を各チャネル信号に多重
および分離する加入者線フレーム組立分解手段と加入者
線終端の起動を検出する起動検出手段により構成される
加入者線通信処理手段と前記チャネル信号の信号処理を
行うために発呼検出手段と着呼検出手段とチャネル信号
の端末側フレーム組立分解手段により構成される複数の
通信処理手段と、加入者側に備えられた第1の電源によ
って前記加入者線通信処理手段と前記複数の通信処理手
段に対して第2の電源としての給電を行う電源供給手段
と、前記起動検出手段と前記発呼検出手段と前記着呼検
出手段のいずれかの出力信号により前記加入者線フレー
ム組立分解手段と前記端末側フレーム組立分解手段への
給電を停止するスイッチ手段を備え、前記電源供給手段
が1つによって前記加入者線通信処理手段と前記複数の
通信処理手段に給電を行い、前記加入者線通信処理手段
に対して、各チャネル信号の発呼あるいは起動信号が検
出された場合に前記加入者線フレーム組立分離手段に給
電を行い、未通信時には前記起動検出手段にのみ給電を
行い、しかも前記通信処理手段に対して、各チャネル信
号の発呼か着呼が検出された場合に前記端末側フレーム
組立分離手段に給電を行い、未通信時には前記発呼検出
手段と着呼検出手段にのみ給電を行うように構成したこ
とを特徴とする加入者線終端装置。 - 【請求項5】 前記第2の電源に電源蓄積する蓄積手段
を備え、前記第1の電源が供給される場合は、前記1つ
の電源供給手段が前記加入者線通信処理手段と前記複数
の通信処理手段に給電を行い、前記第1の電源が供給さ
れない場合は、前記第2の電源が前記加入者線通信処理
手段と前記複数の通信処理手段に給電を行うように構成
したことを特徴とする請求項4記載の加入者線終端装
置。 - 【請求項6】 前記第1の電源からの給電の有無を検出
する電源検出手段と、この電源検出手段と前記発呼検出
手段と前記着呼検出手段のいずれかの出力信号により前
記端末側フレーム組立分解手段への給電を停止するスイ
ッチ手段とを備え、前記第1の電源が供給される場合
は、前記1つの電源供給手段が前記加入者線通信処理手
段と前記複数の通信処理手段に給電を行い、前記第1の
電源が供給されない場合は、所定の前記通信処理手段へ
の給電を停止して、加入者線通信処理手段と所定の前記
通信処理手段への給電を前記スイッチ手段により制御す
るように構成したことを特徴とする請求項4または5記
載の加入者線終端装置。 - 【請求項7】 1つの伝送路に複数の信号が波長多重方
式により多重され、前記信号が複数のチャネル信号を時
分割多重した信号であり、前記波長多重信号を分離する
分離手段を波長分離器によって構成し、前記時分割多重
した信号により加入者と局の間における送受信を行うこ
とを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載
の加入者線終端装置。 - 【請求項8】 1つの伝送路の複数の信号が周波数多重
方式により多重され、前記信号が複数のチャネル信号を
時分割多重した信号であり、前記周波数多重信号を分離
する分離手段をローパスフィルタまたはハイパスフィル
タまたはバンドパスフィルタまたはそれらの組み合わせ
によって構成し、前記時分割多重した信号により加入者
と局の間における送受信を行うことを特徴とする請求項
1,2,3,4,5または6記載の加入者線終端装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9129495A JPH10322467A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 加入者線終端装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9129495A JPH10322467A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 加入者線終端装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10322467A true JPH10322467A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15010900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9129495A Pending JPH10322467A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 加入者線終端装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10322467A (ja) |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP9129495A patent/JPH10322467A/ja active Pending
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