JPH10322428A - 携帯電話器及び電源ユニット - Google Patents

携帯電話器及び電源ユニット

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JPH10322428A
JPH10322428A JP9128567A JP12856797A JPH10322428A JP H10322428 A JPH10322428 A JP H10322428A JP 9128567 A JP9128567 A JP 9128567A JP 12856797 A JP12856797 A JP 12856797A JP H10322428 A JPH10322428 A JP H10322428A
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JP
Japan
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portable telephone
generator
casing
operator
mobile phone
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Pending
Application number
JP9128567A
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English (en)
Inventor
Masao Yamamoto
正男 山本
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SCALA KK
Original Assignee
SCALA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手動発電機を用いた携帯電話器について、手動
による発電操作をより容易に行なえることがきるように
する。 【解決手段】手動操作用の動作子1と、この動作子の動
作力を受けて駆動する発電機4とを備えた携帯電話器に
ついて、動作子を携帯電話器のケーシング3の側面部に
配し、ケーシングの外周を片手で握った状態で、当該片
手の指や掌により動作子を操作できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話器に関
し、特に携帯電話器における電源に関する。より具体的
には、手動の発電機を備えた携帯電話器及び携帯電話器
用の手動式電源ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話器は通信可能エリアであれば如
何なる場所からも通話できるという大きな利点を持って
いる。しかしその一方で、電源に関する問題を抱えてい
る。携帯電話器は一定容量の電池を備えているが、携帯
電話器が小型化する傾向にあることに伴って、その電池
の容量も小さくなることを避けられない。そのため使用
しようとする時にたまたま電池が消耗しきっていて通話
を行なうことができないという現象が多くなる。このこ
とは携帯電話器の利便性を前提にして行動している場合
に思わぬ不利益を招きかねない。
【0003】このような問題は、何時でも何処でも必要
に応じて電源を得ることができるようにすることで解消
することができる。その一つの手段として、手動の発電
機を電源に用いる方法がある。例えば実開昭63−15
3759号や特開平8−307300号などに開示の技
術がその例である。
【0004】このように手動の発電機を携帯電話器の電
源に用いるについては、実用上で一つの問題がある。そ
れは手動による発電操作の行ない易さという問題であ
る。例えば実開昭63−153759号の場合には、一
方の手に携帯電話器を持った状態で他方の手で発電機の
手動操作用の取手を操作する必要がある。また特開平8
−307300号の場合にも同様に、一方の手に携帯電
話器を持った状態で他方の手でアンテナの出し入れ操作
をする必要がある。このように両手を必要とする手動発
電操作は意外と面倒なものである。このことは必要な発
電操作を忘れやすくすることにつながり、そのため必要
時に電源の不足をしばしば招くことになりかねない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、手動発電機を用いた携帯電話器について、手動に
よる発電操作をより容易に行なえることがきるようにす
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的のために
本発明では、片手で握れるサイズのケーシングと、これ
に組み込まれた機能要素とからなり、この機能要素とし
て手動操作用の動作子と、この動作子の動作力を受けて
駆動する発電機とを備えた携帯電話器について、前記動
作子を携帯電話器のケーシングの側面部に配し、ケーシ
ングの外周を片手で握った状態で、当該片手の指や掌に
より動作子を操作できるようにしている。
【0007】このようにすることにより、携帯電話器を
片手で握って通話に使用している最中でもその同じ片手
で手動による発電操作を行なうことができる。すなわち
片手で握れるサイズの携帯電話器の場合、一般に、これ
を片手で握った際に手の指や掌、特に手のつけけ根側の
掌が携帯電話器の左右各側面部に当たる状態になる。し
たがって携帯電話器を片手で握って通話している最中
に、指を動かしたり、あるいは握り締め的な運動をする
だけで動作子に駆動力を加えて発電操作を行なうことが
できる。しかもこれらの動作は多くの場合に無意識的に
行なうことができるし、また通話中の手持ちぶさたを軽
快なリズム動作でまぎらわすこととしても行なうことが
できる。このため携帯電話器を必然的に手に持つことに
なる通話中を通じて、何らの面倒を伴うことなく、発電
操作を継続することができ、発電操作のし忘れを効果的
に防止することができる。この結果、手動発電方式の有
用性を大幅に高めることができる。
【0008】上記のような携帯電話器における動作子の
動作方式には、回転式、直線動式それに揺動式などが可
能である。動作子の回転や往復動や揺動を発電機へ伝達
するには増速機構を介在させ、また往復動や揺動につい
ては、これらを回転に変換する機構を介在させる。これ
らの機構はギア群により形成することができる。
【0009】また動作子と発電機の間に、動作子への手
動による駆動力を蓄積する手段を設けることも可能であ
る。このような駆動力蓄積手段にはぜんまいやフライホ
イールなどを用いることができる。
【0010】上記のような携帯電話器における発電機
は、小型で且つ偏平な構造であることが望ましい。この
ような要求を満足させるために本発明では、内面または
外面に多数のN磁極とS磁極が交互に設けられた偏平な
回転子と、内面または外面に電気子コイルを装着の磁極
が多数設けられ、これらの磁極が前記回転子の磁極と対
向するように前記回転子の内側または外側に配された同
じく偏平な固定子とからなる発電機を用いるようにして
いる。このような小型偏平発電機は、携帯電話器の電源
に必要な起電力として例えば5ボルト80ミリアンペア
の出力電圧を得る条件で、例えば厚さが5〜10mm程
度、外径が数cm程度のケーシングに納まる大きさが可
能である。
【0011】上記のような携帯電話器については、その
電源をユニット化して、これを携帯電話器に設けた装着
部に装着して用いるようにすることもできる。そのため
の電源ユニットは、携帯電話器に装着した状態で、当該
携帯電話器の側面部に位置するように配された動作子
と、この動作子の動作力を受けて駆動する発電機とを備
えてなる。
【0012】
【実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明する。以
下の各実施形態は何れも電源をユニット化して携帯電話
器に装着するタイプである。第1の実施形態による電源
ユニットは、これを装着した携帯電話器を模式化して示
す図1に見られるように、回転式の動作子1を備えてい
る。円盤状に形成してある動作子1は、電源ユニットを
携帯電話器に装着した場合に、その一部が携帯電話器の
側面部から突出するようにして設ける。より具体的に
は、図2に見られる電源ユニットのケーシング2の外周
サイズを携帯電話器のケーシング3のそれとほぼ同じに
し、ケーシング2の側面部から動作子1の一部が突出す
るようにする。このようにすることで、電源ユニットを
携帯電話器に装着した際に、動作子1の一部が携帯電話
器のケーシング3から突出することになる。この動作子
1は図1に示すような状態で手の指で加えられる駆動操
作で回転する。
【0013】このような動作子1の駆動力を受けて駆動
する発電機4は、図2に見られるように、マグネット回
転子5と固定電機子6とからなる。マグネット回転子5
は、偏平な有底円筒状に形成され、その内周面に多数の
磁極5pが設けられている。多数の磁極5pは、N磁極
とS磁極からなり、これら両磁極が交互に並ぶようにさ
れている。このマグネット回転子5は、ケーシング2に
回転可能に支持させてある。固定電機子6は、図3に見
られるように、それぞれ電機子コイル7を装着した磁極
6pが一定のピッチで設けられている。この固定電機子
6は、その磁極6pがマグネット回転子5の磁極5pと
対向するようにマグネット回転子5の内側に組み込まれ
ている。これらマグネット回転子5と固定電機子6それ
ぞれの磁極の関係は図4の展開図に示すようになる。磁
極の数が多いので図4にはその一部のみを示してある。
この発電機4で得られる電力は図4における電機子コイ
ル7の端子Ta、Tbから取り出され、バッテリー8を
介して携帯電話器の回路に供給される。
【0014】動作子1と発電機4との間にはギア群10
を介在させる。ギア群10は、動作子1に固定的に接続
された大ギア11、ケーシング2に回転可能に支持され
るとともに大ギア11に噛合する小ギア12、この小ギ
ア12に固定的に接続された大ギア13、及び発電機4
における回転子5に固定的に接続されるとともに大ギア
13に噛合する小ギア14からなる。なお各図では、図
の煩雑化を避けるために、動作子やギアの回転軸の図示
を省略してある。
【0015】第2の実施形態による電源ユニットは、図
5に示すように、直線動式の動作子21を備えている。
動作子21は、ラック構造とし、その先端部が僅かにケ
ーシング2の側面部から突出するようにして設ける。そ
のためにケーシング2の側面部には操作用開口部を設
け、必要に応じてこの操作用開口部にベローズ22など
を設ける。また動作子21は、圧縮コイルばね23など
の付勢手段により矢印の如き方向に付勢する。この動作
子21と発電機4の間には第1の実施形態におけると同
様なギア群24を設ける。この場合はギア群24の小ギ
ア25がラック構造の動作子21の直線動を回転動に変
換するピニオンの機能を果たす。つまり図1の場合と同
様にして携帯電話器を手に握った状態でこの同じ手の指
や掌で押されることにより動作子21が行なう直線動を
小ギア25が回転動に変換し、これがギア群24を介し
て発電機4に伝達される。
【0016】第3の実施形態による電源ユニットは、図
6に示すように、揺動式の動作子31を備えている。動
作子31は、ギア群32の最初に位置する大ギア33に
固定的に接続したレバー構造に形成し、その先端部が僅
かにケーシング2の側面部から突出するように設ける。
この場合も必要に応じて操作用開口部にベローズ34な
どを設ける。また動作子31は、引っ張りコイルばね3
5などの付勢手段により矢印の如き方向に付勢する。こ
の電源ユニットも、これを装着した携帯電話器を一方の
手に握った状態でこの同じ手の指や掌で押されることに
より動作子31が揺動を行ない、この揺動がギア群32
を介して回転動として発電機4に伝達される。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によると、手動によ
る発電操作を通話中にもより容易に行なうことができ、
携帯電話器における手動発電方式の有用性を大幅に高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態による電源ユニットを装着した
携帯電話器の模式図。
【図2】第1の実施形態による電源ユニットの簡略化し
た内部構造図。
【図3】発電機のマグネット回転子と固定電機子との関
係を示す内部構造図。
【図4】発電機のマグネット回転子と固定電機子との関
係を示す展開図。
【図5】第2の実施形態による電源ユニットの模式図。
【図6】第3の実施形態による電源ユニットの模式図。
【符号の説明】
1 動作子 2 電源ユニットのケーシング 3 携帯電話器のケーシング 4 発電機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片手で握れるサイズのケーシングとこれ
    に組み込まれた機能要素とからなり、前記機能要素とし
    て手動操作可能な動作子と、この動作子の動作力を受け
    て駆動する発電機とを備えた携帯電話器において、前記
    動作子は、前記ケーシングの外周を片手で握った状態で
    当該片手の指や掌により操作可能となるようにして、前
    記ケーシングの側面部に設けられていることを特徴とす
    る携帯電話器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の携帯電話器に装着して
    用いられる電源ユニットであって、携帯電話器に装着し
    た状態で、当該携帯電話器の側面部に位置するように設
    けられた動作子と、この動作子の動作力を受けて駆動す
    る発電機とを備えた電源ユニット。
JP9128567A 1997-05-19 1997-05-19 携帯電話器及び電源ユニット Pending JPH10322428A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9128567A JPH10322428A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 携帯電話器及び電源ユニット

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JPH10322428A true JPH10322428A (ja) 1998-12-04

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ID=14987958

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JP9128567A Pending JPH10322428A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 携帯電話器及び電源ユニット

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012157305A1 (ja) * 2011-05-18 2012-11-22 セイコーインスツル株式会社 小型発電装置、及び携帯型電子機器

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