JPH10322321A - 伝送装置の保護回路 - Google Patents

伝送装置の保護回路

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JPH10322321A
JPH10322321A JP14576097A JP14576097A JPH10322321A JP H10322321 A JPH10322321 A JP H10322321A JP 14576097 A JP14576097 A JP 14576097A JP 14576097 A JP14576097 A JP 14576097A JP H10322321 A JPH10322321 A JP H10322321A
Authority
JP
Japan
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signal
circuit
unit
held
input
Prior art date
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Application number
JP14576097A
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English (en)
Inventor
Kenichi Ishibashi
健一 石橋
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 第1の信号保持回路3−1と第2の信号
保持回路3−2には、それぞれ1フレーム分の入力信号
を保持する。これらの信号は、それぞれ比較回路6によ
り比較され、1回一致すると保護カウンタ7が“1”だ
けカウントアップする。所定回数連続して入力信号が一
致すると、出力信号保持部10に第2の信号保持回路3
−2の出力が取り込まれる。これが出力信号2となる。 【効果】 入力信号比較のための保持回路規模が小さく
ても、保護カウンタ7によりN回分入力信号1のフレー
ムが一致した場合にのみ出力信号2を得るN段保護機能
を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル伝送装
置において、伝送路から入力される変化の少ない信号
を、正常に受信できているかどうか判断しながら取り込
むための伝送装置の保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディジタル伝送装置において
は、対向している装置から伝送路を介して多重化された
信号が入力する。その信号には、例えば8kHz(キロ
ヘルツ)周期に同期用パターンが挿入される。この同期
用パターンをフレーム同期信号と呼び、その周期で1フ
レームずつ信号が入力する。入力信号からフレーム同期
用信号を検出してフレーム同期をとり、続いてフレーム
同期用信号以外の信号を取り込む。こうした入力信号の
中には、一定時間変化をしない制御信号等も含まれる。
こうした制御信号は、予め定めたNフレームの間状態を
監視して、その間信号が変化しないときそれらの信号は
正常であると判断し、後段の信号処理部へ渡すようにし
て、信頼性を確保している。この処理をする回路をN段
保護回路と読んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
入力した制御信号が一定時間変化のない信号かどうかを
監視するための回路は、例えば入力信号を比較すべきフ
レーム数だけ取り込んで保持するフリップフロップ群に
より構成する。例えば4フレーム連続して入力する信号
を比較する場合、4フレーム分の入力信号を保持するフ
リップフロップ群を設ける。そして、これらのフリップ
フロップ群に格納された各フレームのデータが相互に一
致しているかどうかを比較回路によって判断し、すべて
一致している場合に信号を後続後段の信号処理部へ渡
す。
【0004】しかしながら、こうした回路には、入力信
号を比較すべきフレーム分だけ保持する多数のフリップ
フロップ回路が必要になる。更に、これらの信号を相互
に比較する多入力比較回路等も必要となり、回路規模が
大きくなってしまうという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉伝送路を通じて連続して入力する信号を単位
フレームずつ受け入れて保持する第1の信号保持部と、
この第1の信号保持部が新たな単位フレームの信号を受
け入れるとき、それまで第1の信号保持部が保持してい
た単位フレームの信号を受け入れて保持する第2の信号
保持部と、上記第1の信号保持部に保持された単位フレ
ームの信号と上記第2の信号保持部に保持された単位フ
レームの信号とを比較して、両者が一致した回数をカウ
ントする一致回数計数部と、この一致回数計数部が計数
した一致回数が所定値に達したとき、上記第2の信号保
持部が保持していた単位フレームの信号を受け入れて保
持し、出力信号とする出力信号保持部とを備えたことを
特徴とする伝送装置の保護回路。
【0006】〈構成2〉構成1において、出力信号保持
部は、単位フレームの信号を保持するフリップフロップ
群により構成され、このフリップフロップ群の信号取込
用イネーブル信号は、一致回数計数部が計数した一致回
数が所定値に達したときのみ開放されるゲートを介して
当該フリップフロップ群の制御端子に入力されることを
特徴とする伝送装置の保護回路。
【0007】〈構成3〉構成1において、一致回数計数
部は、第1の信号保持部に保持された信号と第2の信号
保持部に保持された信号とを比較する比較回路と、両者
が一致した回数をカウントする保護カウンタと、この保
護カウンタが所定値をカウントしたとき信号取込用イネ
ーブル信号を出力信号保持部に入力させるゲートとを備
え、出力信号保持部は、信号取込用イネーブル信号が入
力したとき、第2の信号保持部が保持していた単位フレ
ームの信号を取り込んで保持し、出力信号とすることを
特徴とする伝送装置の保護回路。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例〉図1は、本発明による伝送装置の保護回路ブ
ロック図である。図の回路は、入力信号1を図示しない
伝送路より受け入れて、出力信号2を図示しない後段の
信号処理部へ渡す機能を持つ回路である。ここで、この
回路は、一定の間変化をしない制御信号を誤りなく取り
込んで後段に出力する保護機能を持つ。この目的のため
に、図に示すように、第1の信号保持回路3−1、第2
の信号保持回路3−2、一致回数計数部4、出力信号保
持部5を設けている。第1の信号保持回路3−1と、第
2の信号保持回路3−2と、出力信号保持部5とは、い
ずれも入力信号を単位フレームずつ受け入れて保持する
フリップフロップ群から構成される。なお、単位フレー
ムとは、1フレームあるいは、データの内容比較のため
に設定した適当な長さのデータのことをいう。
【0009】これらの回路には、入力信号の転送と同期
して周期的に有効になる信号取込用イネーブル信号9が
入力する。この信号が有効になると、各回路は入力側の
信号を受け入れて保持する。一致回数計数部4には、比
較回路6、保護カウンタ7及びアンドゲート8が設けら
れている。
【0010】比較回路6は、第1の信号保持回路3−1
に保持された入力信号の単位フレームと第2の信号保持
回路3−2に保持された入力信号の単位フレームとをビ
ット毎に比較し、両者が一致した場合に、保護カウンタ
7をカウントアップする一致信号6Aを出力する回路で
ある。保護カウンタ7は、例えば2ビットのカウンタ
で、比較回路6の出力する一致信号6Aをカウントし、
0,1,2,3とカウントした後、更に一致信号6Aが
入力すると、キャリー7Aを出力して“0”に戻るよう
動作する。
【0011】アンドゲート8は、このキャリー7Aが入
力するとゲートを開放し、信号取込用イネーブル信号9
を出力信号保持部5の制御端子10に送り出すよう動作
する回路である。出力信号保持部5は図示しない後段の
信号処理部に接続されており、ここに保持された信号が
出力信号2とされる。
【0012】図2には、本発明の回路の動作説明図を示
す。図2の(a)は、連続して入力する入力信号の各単
位フレームの内容が一致し、4回続けて変化しない場合
に、図1に示した保護カウンタ7がカウントアップして
キャリー7Aを出した状態を示す。実線の丸は、それぞ
れ、第1の信号保持回路3−1と、第2の信号保持回路
3−2と、出力信号保持部5とに保持された単位フレー
ムの信号を表す。また、破線の丸は、入力信号1であ
る。
【0013】第1の信号保持回路3−1と第2の信号保
持回路3−2には、この状態で同一の内容の信号が保持
されている。また、第2の信号保持回路3−2に直前ま
で格納されていたデータは、キャリー7Aが出力された
タイミングで、出力信号保持部5が受け入れて保持した
状態となっている。出力信号は出力信号保持部5の保持
する内容となる。
【0014】次に、図1に示した保護カウンタ7は、キ
ャリー7Aを出力した後カウント値を“0”に戻し、図
1に示す比較回路6の出力する一致信号6Aのカウント
を再開する。図2(b)の状態では、図1に示すアンド
ゲート8は閉じた状態となり、信号取込用イネーブル信
号9はこのアンドゲート8によって阻止される。従っ
て、出力信号保持部5は保持した信号の値をそのまま出
力信号として後段に送り続ける。
【0015】即ち、第1の信号保持回路3−1に保持さ
れた内容と第2の信号保持回路3−2に保持された信号
とが一致したとしても、カウント値が1,2あるいは3
の状態では、出力信号保持部5の内容は書き換えられな
い。第1の信号保持回路3−1に格納された単位フレー
ムの信号は次のタイミングで第2の信号保持回路3−2
に転送され、新たな単位フレームの信号が第1の信号保
持回路3−1に入力する。こうして、連続して入力する
フレームの信号が一致するかどうかを繰り返し比較判断
し、一致する度に保護カウンタ7のカウント値がアップ
する。
【0016】従って、保護カウンタ7が一致信号6Aを
4回受け入れると、再び図2(a)に示すような状態に
なって、その信号を出力信号保持部5に取り込む。こう
して、保護カウンタ7により設定されたN回例えばこの
例では4回同一内容のフレームが入力した場合に、その
単位フレームの信号を出力することでN段の保護回路が
実現する。
【0017】図2(c)には、隣合うフレームの信号が
一致しない場合の状態を示す。ここでは、第1の信号保
持回路3−1に保持された信号と第2の信号保持回路3
−2に保持された信号とが不一致の状態を示している。
このとき、図1に示す比較回路6から一致信号6Aは出
力せず、保護カウンタ7のカウント値をリセットする。
このため、図1に示すアンドゲート8は開放されること
なく、出力信号保持部5に保持された信号がそのまま出
力信号2として取り出される。従って、入力信号が正常
に受信できなかった場合に、その信号を後続回路に取り
込むことがない。そして、その一致しない信号が、その
後正常な信号として連続して入力された場合、設定され
たN回例えばこの例では4回同一内容のフレームが入力
されると、その信号を出力する。
【0018】なお、上記第1の信号保持回路3−1や第
2の信号保持回路3−2に保持される信号は、予め設定
された単位量であればよく、そのビット数等は任意であ
る。また、一致回数計数部4は、第1の信号保持回路3
−1に保持された信号と第2の信号保持回路3−2に保
持された信号が一致するかどうかを判断して、その一致
回数をカウントすればよい。従って、入力信号を比較す
る回路と、比較結果をカウントする任意の回路から構成
すればよい。
【0019】また、上記の例では、丁度カウンタを2ビ
ットカウンタとし、一致回数が4となった場合に、出力
信号保持部5が全体の回路から入力信号を取り込む構成
とした。しかしながら、保護カウンタ7のカウント値を
予め設定した所定の閾値と比較することによって、その
閾値を超えた場合に、ゲートを開くといった構成にする
こともできる。また、カウンタを減算カウンタとしても
よい。
【0020】また、上記第1の信号保持回路3−1、第
2の信号保持回路3−2、出力信号保持部10等は、フ
リップフロップ以外の各種の記憶装置により構成するこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明した本発明による伝送装置の保
護回路は、伝送路を通じて連続して入力する信号を第1
の信号保持回路と第2の信号保持回路を用いて順に比較
し、両者が一致した回数を保護カウンタでカウントする
ことによって、入力信号を保持する回路規模を十分に縮
小することができる。また、入力信号を比較する回路の
入力端子数も減少する。更に、保護カウンタのカウント
値を変更することによって、自由にN段の保護回路を形
成することができる。こうして、この種の保護回路の規
模縮小化を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による伝送装置の保護回路ブロック図で
ある。
【図2】本発明の回路の動作説明図である。
【符号の説明】
1 入力信号 2 出力信号 3−1 第1の信号保持回路 3−2 第2の信号保持回路 4 一致回数計数部 5 出力信号保持部 6 比較回路 7 保護カウンタ 8 アンドゲート 9 信号取込用イネーブル信号 10 制御端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路を通じて連続して入力する信号を
    単位フレームずつ受け入れて保持する第1の信号保持部
    と、 この第1の信号保持部が新たな単位フレームの信号を受
    け入れるとき、それまで第1の信号保持部が保持してい
    た単位フレームの信号を受け入れて保持する第2の信号
    保持部と、 前記第1の信号保持部に保持された単位フレームの信号
    と前記第2の信号保持部に保持された単位フレームの信
    号とを比較して、両者が一致した回数をカウントする一
    致回数計数部と、 この一致回数計数部が計数した一致回数が所定値に達し
    たとき、前記第2の信号保持部が保持していた単位フレ
    ームの信号を受け入れて保持し、出力信号とする出力信
    号保持部とを備えたことを特徴とする伝送装置の保護回
    路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 出力信号保持部は、単位フレームの信号を保持するフリ
    ップフロップ群により構成され、 このフリップフロップ群の信号取込用イネーブル信号
    は、一致回数計数部が計数した一致回数が所定値に達し
    たときのみ開放されるゲートを介して当該フリップフロ
    ップ群の制御端子に入力されることを特徴とする伝送装
    置の保護回路。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 一致回数計数部は、第1の信号保持部に保持された信号
    と第2の信号保持部に保持された信号とを比較する比較
    回路と、両者が一致した回数をカウントする保護カウン
    タと、 この保護カウンタが所定値をカウントしたとき信号取込
    用イネーブル信号を出力信号保持部に入力させるゲート
    とを備え、 出力信号保持部は、信号取込用イネーブル信号が入力し
    たとき、第2の信号保持部が保持していた単位フレーム
    の信号を取り込んで保持し、出力信号とすることを特徴
    とする伝送装置の保護回路。
JP14576097A 1997-05-20 1997-05-20 伝送装置の保護回路 Pending JPH10322321A (ja)

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