JPH10321940A - 光伝送システム操作方法及びレーザ出力電力制御方法並びにレーザ制御回路 - Google Patents

光伝送システム操作方法及びレーザ出力電力制御方法並びにレーザ制御回路

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JPH10321940A
JPH10321940A JP10124422A JP12442298A JPH10321940A JP H10321940 A JPH10321940 A JP H10321940A JP 10124422 A JP10124422 A JP 10124422A JP 12442298 A JP12442298 A JP 12442298A JP H10321940 A JPH10321940 A JP H10321940A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイアス電流を制御することにより、低温時
にクリッピングにより誘発されるエラーを防ぐ光リンク
制御方法及び装置を提供する。 【解決手段】 注入型レーザに対する制御回路が、レー
ザ出力においてクリッピングにより誘発されるエラーを
防ぐプリバイアス電流を提供する。アナログ変調信号が
レーザダイオード10に直接与えられ、レーザは帰還電
流Ifbと電流源Ioとの和をプリバイアス電流Ipb
として受信する。モニタフォトダイオード14がレーザ
光出力を検波し、電流Idetを供給する。帰還電流は
Idetの変化に対応し、プリセット値に等しいIde
tを保持するためにレーザプリバイアス電流を調整し、
有効にレーザの平均出力電力を一定に保持する。Ipb
がIminを下回ることを防ぐことにより、クリッピン
グによる誘発されるエラー及びひずみは避けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光伝送システム操作
方法及び制御回路に関し、特に半導体レーザを用いる光
リンクの制御に関する。
【0002】
【従来の技術】直接変調された半導体レーザがアナログ
リンクにて用いられるとき、プリバイアス電流は通常、
レーザ平均出力電力が一定となるように設定される。こ
れは単純な帰還回路を用いてなされる。このような回路
を用いない場合には、レーザのプリバイアス電流は、レ
ーザの寿命、さらにレーザの動作温度範囲にわたってレ
ーザの平均出力電力が十分に高いことを確保するだけ、
十分に高く設定される必要がある。このような高いプリ
バイアス電流により、新しい、すなわちレーザ温度が低
いとき、レーザはあまりに高い電力を出力してしまうこ
とがある。過度の光電力は受信機を飽和したり、或いは
ファイバの非線形を誘発し、その結果システムの特性を
劣化させる。高電流にてレーザを動作させることはま
た、レーザのエージングを速める。それ故、定バイアス
電流を用いることはシステム特性を劣化させることがあ
る。
【0003】単純な従来技術の帰還回路が冷却されない
レーザ(温度制御が欠如しているレーザモジュール)に
用いられるとき、プリバイアス電流は低温にて低くな
り、プリバイアス電流が落ち込むに従い、リンクはより
クリッピングによる誘発エラーの影響を受けやすくな
る。これらのエラーは、レーザ電流(プリバイアス電流
と変調信号の和)がレージングしきい値以下に落ち込む
とき発生する。
【0004】レーザプリバイアス電流を制御することに
関する従来技術は以下のものがある。
【0005】1997年2月22日発行の米国特許第
4,009,385号は、電気的変調信号に応じて、レ
ーザに駆動電流を印加する駆動回路を含む注入型レーザ
に対する制御回路を開示する。プリバイアス回路が、電
気的変調信号から導出される信号とレーザ光出力から導
出される信号との差に応じて、レーザに対してプリバイ
アス電流を印加する。
【0006】1981年9月29日発行の米国特許第
4,292,606号は、レーザダイオードに印加され
る全電流が光−電流特性曲線上の第2のブレークポイン
ト値を超え、かつ電流変調器を調整するためにフィード
バックされるエラー信号を発生する時間間隔を感知する
回路を開示する。
【0007】1984年11月20日発行の米国特許第
4,484,331号は、半導体レーザダイオードのバ
イアス電流を安定化させるために、電気的フィードバッ
クを用いる電流調整回路を開示する。レーザダイオード
電流は負性温度係数抵抗を用いて感知され、ゼロ温度係
数電圧と比較された電圧を発生し、それによりエラー信
号を生成し、温度による変化に対してレーザダイオード
からの放射を調整する。
【0008】1990年2月20日発行の米国特許第
4,903,273号は、レーザダイオードの動作点が
特性曲線の一部に位置し、その特性曲線の一部におい
て、特性曲線の線形部分における特性曲線の勾配に対す
る特性曲線の勾配の比が、所定値に等しくなる制御回路
を開示する。この比は、変調電流の変化によって生じる
電力変化を補うバイアス電流の変化を測定することによ
り得られる。
【0009】1990年9月25日発行の米国特許第
4,958,926号は、レーザに対する閉ループ制御
システムを開示し、そのシステムでは、レーザの出力光
及びレーザ光が結合されるファイバからの光が、最初に
バイアス及びレーザへのパルス電流振幅を設定され、制
御システムの一部をなす受信機の利得を調整する。ファ
イバからの光に応じて、制御システムは連続的にパルス
電流振幅及び受信機利得を制御し、振幅、すなわち光の
電気的信号表示が、受信機の電子回路の動作範囲内に保
持される。
【0010】1991年12月17日発行の米国特許第
5,073,983号は、振幅変調型光シグナリングシ
ステムを開示し、その信号システムは、電気的帰還を得
るために光放射器から光出力の一部を検出し、帰還信号
の最初の部分を位相反転し、光放射器をAC変調するた
めに結合した信号を得るために帰還信号の最初の部分を
信号の電気的入力を負帰還的に結合することにより、線
形性を改善し、歪みを減少させる。帰還信号の第2の部
分は、所望に時間平均され、光放射器に対するDC駆動
を制御するために用いられ、その平均光出力は概ね一定
になる。高電力レベルで駆動される光放射器に関連する
非線形により光シグナリングシステム内に別に入り込む
歪みは減少される。
【0011】1993年11月9日発行の米国特許第
5,260,955号は、線形レーザ動作領域及び低い
非線形動作領域を有するレーザダイオードに対するしき
い値電流を自動的に設定する方法を開示する。レーザダ
イオードは、(1)電子回路及びレーザダイオードが安
定化できるようにするために、レーザダイオードに動作
電流が供給されないウォームアップ期間中、(2)レー
ザダイオードに対する電流が、前記非線形動作領域上の
しきい値動作点まで引き上げられるが、映像データはレ
ーザダイオードに印加されない初期化期間中、(3)線
形レーザ動作領域内でレーザを動作させるために、デジ
タル映像データが線形ダイオードに印加される動作期間
中、制御される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術はいずれ
もが、(1)最小平均レーザ出力電力を達成する、並び
に(2)プリバイアス電流が最小値を下回るとき、平均
レーザ出力電力が最小値を超えるようにすることによ
り、レーザ出力内においてクリッピングにより誘発され
るエラーを防ぐような、レーザに対する制御回路を開示
してはいない。
【0013】本発明は、レーザに一定の最小電流を供給
する問題を解決し、その結果低温にてレーザプリバイア
スが最小許容値を下回らないが、高温ではレーザプリバ
イアスは平均光出力が一定のままであるように制御する
ことで、低温ではクリッピングによる誘発エラーが発生
することを防ぎ、高温では十分な光が放射されることを
確実にする制御回路及び方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】光リンクにおける注入型
レーザのためのバイアス制御回路は、モニタダイオー
ド、帰還回路及び電流源を含む。変調信号に応じて、レ
ーザが変調光を放射し、変調光が光リンクに供給され
る。モニタダイオードが平均レーザ出力電力に比例する
電流Idetを発生させる。Idetは帰還回路に供給
され、帰還回路は出力電流を調整し、Idetは一定レ
ーザ平均出力電力を示す事前設定値に近づく。帰還回路
は制限範囲を有し、負帰還電流を供給しない。帰還電流
Ifbは、Idetが事前設定値について変化するに従
い、変化する。Ifbは電流源からの電流Ioと結合さ
れ、レーザに対するプリバイアス電流Ipbを形成し、
プリバイアス電流上に変調信号が重畳される。温度が下
がるにつれて、一定平均出力電力を保持するために必要
なプリバイアス電流は下がる。プリバイアス電流は、そ
れ以下には下がらない最低限の電流に到達するまで下が
り、それによりレーザ出力信号内のクリッピングよる誘
発エラーを防ぐ。
【0015】すなわち、第1の発明は、光伝送システム
操作方法において、a)レーザプリバイアス電流Ipb
を所定値Imin以上に設定する過程と、b)レーザ平
均出力電力が少なくとも所定の光出力値Loに等しくな
るようにIpbを所定値以上に保持する過程とを有する
ことを特徴とする。
【0016】また、第2の発明は、レーザに対する制御
回路がレーザ及び帰還回路に接続されるモニタダイオー
ドを含み、前記帰還回路が電流源を結合してレーザにプ
リバイアス電流を供給する構成において前記レーザの出
力電力を制御するための方法が、a)帰還回路内に帰還
電流を発生させる過程と、b)電流源から電流値Ioを
発生させる過程と、c)前記帰還電流と前記電流源電流
をレーザに対するプリバイアス電流Ipbとして結合す
る過程と、d)入力信号を、前記プリバイアス電流上に
重畳された入力信号として前記レーザに供給する過程
と、e)モニタダイオード内に、レーザ出力光に比例す
る電流Idを発生させる過程と、f)前記帰還回路に電
流Idを供給する過程と、g)前記プリバイアス電流が
最低限値Imin以上になるように、前記帰還回路から
前記レーザまで電流を変更し、電流Idが予め設定され
た値について変化するに従い、前記プリバイアス電流
が、前記レーザからの平均光出力が最小値Lo以上に保
持されるように調整される過程とを有することを特徴と
する。
【0017】また、第3の発明は、レーザに対する制御
回路がレーザ及び帰還回路に接続されるモニタダイオー
ドを含み、前記帰還回路がレーザにプリバイアス電流を
供給する構成において前記レーザの出力電力を制御する
ための方法が、a)前記帰還回路内にプリバイアス電流
Ipbを発生する過程と、b)前記レーザに入力信号
を、前記プリバイアス電流上に重畳された入力信号とし
て供給する過程と、c)前記モニタダイオード内に、レ
ーザ出力光に比例する電流Idを発生させる過程と、
d)前記帰還回路に電流Idを供給する過程と、e)前
記プリバイアス電流が最低限値Imin以上になるよう
に、前記帰還回路から前記レーザまで電流を変更し、電
流Idが予め設定された値について変化するに従い、前
記プリバイアス電流が、前記レーザからの平均光出力が
最小値Lo以上に保持されるように調整される過程とを
有することを特徴とする。
【0018】また、第4の発明は、第1の発明におい
て、前記レーザに対する前記最小プリバイアス電流が
【数1】Imin=Ith(T=T´)+Iac,m 但し、Ith=(T)が動作温度T´に対するレーザし
きい値電流 Iac,mが[−1×Iac(t)]の最大値 Iac(t)はレーザに対するAC入力信号 T´は温度 (Iac,m)×(レーザの勾配効率)=Lo であることを特徴とする。
【0019】また、第5の発明は、第1の発明におい
て、さらに、a)前記レーザを低温にて動作させると
き、前記プリバイアス電流を制御し、最小平均光出力を
達成する過程を有することを特徴とする。
【0020】また、第6の発明は、第1の発明におい
て、さらに、a)前記レーザを高温にて動作させると
き、プリバイアス電流を制御し、一定光出力を達成する
過程を有することを特徴とする。
【0021】また、第7の発明は、第2の発明におい
て、さらに、a)Ifbが常にプラスになるように、前
記帰還回路を動作させる過程を有することを特徴とす
る。
【0022】また、第8の発明は、第2の発明におい
て、さらに、a)制限されたダイナミックレンジ内で、
前記帰還回路を動作させる過程を有することを特徴とす
る。
【0023】また、第9の発明は、第1の発明におい
て、前記入力信号が連続アナログ信号或いはパケットバ
ースト信号であることを特徴とする。
【0024】また、第10の発明は、最低限の光出力を
供給するためのレーザに対する制御回路において、a)
レーザダイオードと、b)前記レーザに対する入力デー
タ信号と、c)前記レーザ光出力に結合され、前記レー
ザ光出力に対して比例する電流Idを発生させるモニタ
ダイオードと、d)前記電流Idを受信し、出力電流I
fbを供給する帰還回路と、e)電流Ioを供給する電
流源と、f)前記電流Ifb及びIoを前記レーザに対
するプリバイアス電流として結合するための手段と、
g)前記レーザ動作温度が低温動作温度と高温動作温度
との間を変化するとき、前記プリバイアス電流が最小電
流レベル以下に落ち込まないように、前記レーザへの最
低限プリバイアス電流及び前記レーザからの光出力を達
成する手段とを有することを特徴とする。
【0025】また、第11の発明は、第10の発明にお
いて、前記帰還回路がマイナスの出力レベルを供給しな
いことを特徴とする。
【0026】また、第12の発明は、第10の発明にお
いて、前記プリバイアス電流が
【数2】 Imin=Ith(T=T´)+Iac,max 但し、Ithが動作温度T´に対するレーザしきい値電
流 Iac,mが[−1×Iac(t)]の最大値 Iac(t)はレーザに対するAC入力信号 T´は温度 (Iac,min)×(レーザの勾配効率)=Lo により定義される最小レベルに設定されることを特徴と
する。
【0027】また、第13の発明は、第10の発明にお
いて、前記入力信号が連続アナログ信号或いはパケット
バースト信号であることを特徴とする。
【0028】また、第14の発明は、第10の発明にお
いて、前記入力信号が前記レーザ入力に直接供給される
ことを特徴とする。
【0029】本発明はさらに添付の図面とともに与えら
れる、以下の好適な実施の形態の詳細な説明から理解さ
れよう。
【0030】
【発明の実施の形態】図1には、19℃で35mAプリ
バイアス電流(Ipb)時、48℃で46mAプリバイ
アス電流(Ipb)時で、ビット誤り率(BER)が2
つのデータチャネル上で測定され、一方が980MHz
に対する2MbpsのQPSK(4相位相変調)信号を
伝送する場合で、他方が947MHzに対する20Mb
psのOOK(オンオフキーイング)信号を伝送する場
合の注入型レーザ動作に対して、縦軸にBER(ビット
誤り率)を、横軸にdB表示のRF駆動レベルをとった
場合のクリッピングによるエラーを示すレーザの試験動
作の対数グラフが示されている。
【0031】図において、注入型レーザは、アナログ入
力信号の電力に関してレーザ出力信号内のエラーを測定
して、レーザ平均出力電力が一定に保持されるように、
プリバイアス電流を用いて動作する。19℃の低動作温
度では、レーザのプリバイアス及び勾配効率は48℃の
高動作温度時より大きくなり、クリッピングによるエラ
ーは、より高いプリバイアスRF駆動レベル時に黒塗り
の丸及び四角により表されるように両方のデータチャネ
ルで観測される。高動作温度では、アナログ入力信号の
電力が、19℃でクリッピングによるエラーが観測され
る電力より7dB高くなるまで、プリバイアスレベルは
保持され、クリッピングによるエラーは観測されない。
これは、低温時の光リンクがより高い駆動レベルでは適
切に行われないことを意味する。本発明は、単にプリバ
イアスを設定するのではなく、ある最低限値Imin以
上のレーザを常にプリバイアスすることによりこの問題
を解決し、レーザ平均出力電力が一定になる。この最低
限プリバイアス電流は、帰還が用いられず、レーザの平
均出力電力が常に十分に高い値であることを確保するだ
け十分に大きい一定値にプリバイアス電流が設定される
場合には、必要とされるレベル以下である。
【0032】図2(A)及び(B)は本発明が用いられ
るとき、レーザ動作温度によって、いかにレーザの平均
出力電力及びプリバイアス電流が変化するかを示す。
(A)はレーザ平均出力電力<L>対動作温度を示すグ
ラフであり、(B)はレーザプリバイアス電流(Ip
b)対レーザ動作温度を示すグラフである。
【0033】レーザプリバイアス電流(Ipb)は以下
の式により記述される。
【0034】
【数3】 Ipb=Ia 但し<L(Ia)>=Lo (Ia>Imin)
【数4】 Ipb=Imin (上記以外) 但し、Iaはプリバイアス電流により規定される電流
(図2Ipb=Io参照)であり、L(Ia)はIaの
関数として表したレーザ出力であり、Loは事前設定平
均レーザ出力電力である。
【0035】レーザが変調されるとき以下の式が成り立
つ。
【0036】
【数5】I=Ipb+変調信号=Ipb+Iac(t) 但し、Iac(t)は時間の関数として表した入力信号
である。
【0037】従ってクリッピングを防ぐためには、Im
inは以下のように選択される。
【0038】全時間において、
【数6】Ipb+Iac(t)>Ith 現実のシステムでは、Iac(t)の瞬時の大きさは広
範囲に及ぶが、最大値は非常にまれにしか生じない。限
定されたクリッピング値は許容可能である。そのシステ
ムは、Ithを下回る変位は許容範囲内であり、まれに
しか生じないように設計されるべきである。許容範囲及
び信号のクリッピングを許容可能な頻度は、用いられる
変調方式、エラー訂正符号が用いられるか否か、並びに
提供されるサービスに依存する。
【0039】Ithは温度によって変化し、温度が下が
るに従って下がる傾向がある。全動作温度範囲にわたっ
て十分な特性を保証するIminの値を選択するために
は、Iminは、レーザがしきい値以下では駆動されな
いように選択されるべきである。nはレーザの勾配効率
(電流入力mA当たりの光出力mW)であり、温度の関
数(ただしnは温度が下がるとき増加する傾向にある)
であるとする。レーザが<L>=Loのようにプリバイ
アスされるなら、その時
【数7】L(t)=Lo+(Iac(t)×n) である。
【0040】レーザがしきい値以下では駆動されないと
いうことを保証するためには、
【数8】L(t)=(Ipb+Iac−Ith)×n がプラスのままでなければならない。nがレーザ温度T
の関数であることを思い起こされたい。ここで(−1×
Iac)の最大値をIac,mと表す。T´をIac,
m×n(T´)=Loでの温度とする。その時Imin
【数9】Imin=Ith(T=T´)+Iac,m に設定されるべきである。これはIth<Ith(T
´)及びn>(Lo/Iac,m)であるとき、Ipb
がIminに及びL(t)>0に設定されることが保証
される。
【0041】L(t)>0となるためには、以下の式を
思い起されたい。
【0042】
【数10】 L(t)≒{[(Imin−Iyh(T))]+Iac(t)}×n ={(Ith(T=T´)+Iac,m)−Ith(T)+Iac(t)}×n ={(Ith(T´)−Ith)+(Iac,m+Iac(t))}×n ただしn>0、{Ith(T´)>Ith}並びに(I
ac,m>−1×Iac(t)) Ith>Ith(T´)、並びにn<(Lo/Iac,
m)であるとき、Ipbは、<L>=Loで、Imin
以上となるように設定されるであろう。
【0043】そのとき
【数11】L(t)≒Lo+Iac(t)×n である。
【0044】明らかに、システムを設計するときには、
Imin及びIacの両方がシステム設計者の管理下に
置かれ、これらの値を設定する際にトレードオフがあ
る。制限されたクリッピング量が許容可能であるなら、
そのときIminは低い値に設定できる(例えば1分当
たり1回のクリッピング発生が許容可能であり、−1×
Iac(t)が1分当たり1度だけIac,zを越える
なら、Iac,zは上式においてIac,mに置き換わ
る)。
【0045】寿命期間にわたって、レーザの勾配効率は
減少する傾向があり、そのしきい値電流は増加する傾向
にあるため、結果的にレーザが新しいときのIminの
適切な選択がレーザの有効期間にわたって、レーザ出力
信号における許容レベルまでクリッピングエラーを抑え
る、すなわち減少させるべきである。従ってImin=
Ith(T=T´)+Iac,maxを設定すること
が、注入型レーザを用いる光リンク内の許容レベルクリ
ッピングエラーまで抑える、すなわち減少させるであろ
う。
【0046】温度制御されたレーザを用いる光リンクに
おいても、本発明はアナログ信号をバースト信号にて送
出するシステムにおいて適用される。
【0047】レーザの応答が線形であるとき、レーザの
平均出力は平均電流入力の関数となるであろう。<L
(I)>=L(<I>)である。レーザの応答が線形で
ないなら、そのときこの式は成り立たない。アナログ信
号を連続的に送出するシステムでは、この影響は問題で
はなく、従来型の帰還回路のように<L>=Loを設定
するであろう。しかしながらレーザがデータのパケット
をバースト送信するとき、<L>は、レーザの応答が非
線形であるなら、パケットが送出されるとき変化するで
あろう。従来型の帰還回路は、長時間一定値にしなけれ
ばならないから(そうでないと送出される信号を劣化さ
せるであろう)、<L>の変化に対してパケット時間ス
ケール上で訂正できる制御ループを設計することは困難
であろう。ほとんどデータパケットが送出されないな
ら、そのとき帰還回路は、データの多くのパケットが送
信されているときより低い値にIpbを設定することが
できる。本発明は、帰還回路がプリバイアス電流をあま
りにも低く設定することを防ぐ。したがって本発明はま
た、しきい値電流及び勾配効率が温度により変化しない
システムにおいても適用できる。
【0048】図3に戻ると、レーザのためのプリバイア
ス制御回路はIfbを供給する帰還回路及びIoを供給
する電流源を含む。制御回路最小出力電流(Imin=
Io+Ifb,min)は、Imin=Ith(T=T
´)+Iac,maxに設定されるとき、許容されない
クリッピングエラーは、レーザ動作温度に関係なく、防
止される。
【0049】図3では、レーザダイオード10は光リン
ク12内に結合され、モニタフォトダイオード14に光
出力を供給する。ダイオード14は、レーザダイオード
10出力に比例する電流Idetを生成する。Idet
は出力電流Ifbを供給する帰還回路16に、入力とし
て供給される。出力電流Ifbは制限されたダイナミッ
クレンジを有する(例えば、IfbはI1+/−40、
すなわちIfb>0)。このタイプの帰還回路は商業的
に入手可能である。電流源18は出力電流Ioを供給
し、IoはIfbと結合され、レーザダイオード10に
対するプリバイアス電流Ipbを形成する。変調信号源
20は、信号Iacを供給し、Iacはレーザダイオー
ド10への入力としてIpbに重畳される。帰還回路は
Ifbを調整することにより事前設定される一定値に等
しい<Idet>を保持しようとし、レーザのDC電流
(Ipb=Ifb+Io)を変化させる。帰還回路の制
限されたダイナミックレンジは、レーザダイオードのD
C電流が最小値以下に下がることを防ぐであろう。従っ
て、レーザダイオード10の動作温度が下がるに従い、
帰還回路は、Ipb=Imin=Io+Ifb,min
(Ifb,minは0でありうる)になるまで、レーザ
ダイオード10の平均出力電力を一定に保持するであろ
う。レーザ出力はそのとき増大するが、レーザ電流は最
小事前設定値を下回らないであろう。
【0050】従来技術では、ダイオード動作温度が落ち
るに従い、レーザ勾配効率は増加し、しきい値電流は下
がるであろう。従来の制御回路では、レーザプリバイア
ス電流は、Idetが事前設定値に等しい点まで下が
る。この条件により、変調電流Iacは、歪み及びエラ
ーを誘発するしきい値電流Ithを下回るレーザを駆動
することができる。本帰還回路は、事前設定値(例えば
Ipb>Io+Ifb,min)を下回るレーザを駆動
できず、クリッピングによる誘発エラーは防がれる、す
なわち許容範囲内に保持される。
【0051】本発明は好適な実施例に関して示され、記
載されるが、請求の範囲にて確定されるように、様々な
変更が本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、その
実施例内においてなされるであろう。
【0052】
【発明の効果】本発明により、バイアス電流を制御する
ことにより、低温ではクリッピングにより誘発されるエ
ラーを防ぎ、かつ高温では十分な光を放射するレーザダ
イオードを用いる光リンクシステムを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 縦軸上にBERを、横軸上にdB表示のRF
駆動レベルをとった場合のクリッピングによるエラーを
示すレーザの試験的動作の対数グラフである。
【図2】 本発明が用いられるときのレーザ平均出力電
力<L>とレーザプリバイアス電流(Ipb)に対する
レーザ動作温度を示すグラフである。
【図3】 本発明の原理によるクリッピングよるエラー
を防ぐ、或いは減少させるレーザに対するプリバイアス
制御回路図である。
【符号の説明】
10 レーザダイオード、12 光リンク(通常ファイ
バにカップリング)、14 モニタフォトダイオード、
16 帰還回路、18 電流源、20 変調信号源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シェリル レイフ ウッドワード アメリカ合衆国 ニュージャージー州 ホ ルムデル イースト ブルック ドライブ 7

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝送システム操作方法において、 a)レーザプリバイアス電流Ipbを所定値Imin以
    上に設定する過程と、 b)レーザ平均出力電力が少なくとも所定の光出力値L
    oに等しくなるようにIpbを所定値以上に保持する過
    程と、 を有することを特徴とする光伝送システム操作方法。
  2. 【請求項2】 レーザに対する制御回路がレーザ及び帰
    還回路に接続されるモニタダイオードを含み、前記帰還
    回路が電流源を結合してレーザにプリバイアス電流を供
    給する構成において前記レーザの出力電力を制御するた
    めの方法が、 a)帰還回路内に帰還電流を発生させる過程と、 b)電流源から電流値Ioを発生させる過程と、 c)前記帰還電流と前記電流源電流をレーザに対するプ
    リバイアス電流Ipbとして結合する過程と、 d)入力信号を、前記プリバイアス電流上に重畳された
    入力信号として前記レーザに供給する過程と、 e)モニタダイオード内に、レーザ出力光に比例する電
    流Idを発生させる過程と、 f)前記帰還回路に電流Idを供給する過程と、 g)前記プリバイアス電流が最低限値Imin以上にな
    るように、前記帰還回路から前記レーザまで電流を変更
    し、電流Idが予め設定された値について変化するに従
    い、前記プリバイアス電流が、前記レーザからの平均光
    出力が最小値Lo以上に保持されるように調整される過
    程と、 を有することを特徴とするレーザ出力電力制御方法。
  3. 【請求項3】 レーザに対する制御回路がレーザ及び帰
    還回路に接続されるモニタダイオードを含み、前記帰還
    回路がレーザにプリバイアス電流を供給する構成におい
    て前記レーザの出力電力を制御するための方法が、 a)前記帰還回路内にプリバイアス電流Ipbを発生す
    る過程と、 b)前記レーザに入力信号を、前記プリバイアス電流上
    に重畳された入力信号として供給する過程と、 c)前記モニタダイオード内に、レーザ出力光に比例す
    る電流Idを発生させる過程と、 d)前記帰還回路に電流Idを供給する過程と、 e)前記プリバイアス電流が最低限値Imin以上にな
    るように、前記帰還回路から前記レーザまで電流を変更
    し、電流Idが予め設定された値について変化するに従
    い、前記プリバイアス電流が、前記レーザからの平均光
    出力が最小値Lo以上に保持されるように調整される過
    程と、 を有することを特徴とするレーザ出力電力制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法において、 前記レーザに対する前記最小プリバイアス電流が Imin=Ith(T=T´)+Iac,m 但し、Ith=(T)が動作温度T´に対するレーザし
    きい値電流 Iac,mが[−1×Iac(t)]の最大値 Iac(t)はレーザに対するAC入力信号 T´は温度 (Iac,m)×(レーザの勾配効率)=Lo であることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法において、さら
    に、 a)前記レーザを低温にて動作させるとき、前記プリバ
    イアス電流を制御し、最小平均光出力を達成する過程 を有することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法において、さら
    に、 a)前記レーザを高温にて動作させるとき、プリバイア
    ス電流を制御し、一定光出力を達成する過程 を有することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の方法において、さら
    に、 a)Ifbが常にプラスになるように、前記帰還回路を
    動作させる過程 を有することを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載の方法において、さら
    に、 a)制限されたダイナミックレンジ内で、前記帰還回路
    を動作させる過程 を有することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の方法において、 前記入力信号が連続アナログ信号或いはパケットバース
    ト信号であることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 最低限の光出力を供給するためのレー
    ザに対する制御回路において、 a)レーザダイオードと、 b)前記レーザに対する入力データ信号と、 c)前記レーザ光出力に結合され、前記レーザ光出力に
    対して比例する電流Idを発生させるモニタダイオード
    と、 d)前記電流Idを受信し、出力電流Ifbを供給する
    帰還回路と、 e)電流Ioを供給する電流源と、 f)前記電流Ifb及びIoを前記レーザに対するプリ
    バイアス電流として結合するための手段と、 g)前記レーザ動作温度が低温動作温度と高温動作温度
    との間を変化するとき、前記プリバイアス電流が最小電
    流レベル以下に落ち込まないように、前記レーザへの最
    低限プリバイアス電流及び前記レーザからの光出力を達
    成する手段と、 を有することを特徴とするレーザ制御回路。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の制御回路におい
    て、 前記帰還回路がマイナスの出力レベルを供給しないこと
    を特徴とする制御回路。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の制御回路におい
    て、 前記プリバイアス電流が Imin=Ith(T=T´)+Iac,max 但し、Ithが動作温度T´に対するレーザしきい値電
    流 Iac,mが[−1×Iac(t)]の最大値 Iac(t)はレーザに対するAC入力信号 T´は温度 (Iac,min)×(レーザの勾配効率)=Lo により定義される最小レベルに設定されることを特徴と
    する制御回路。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の制御回路におい
    て、前記入力信号が連続アナログ信号或いはパケットバ
    ースト信号であることを特徴とする制御回路。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載の制御回路におい
    て、前記入力信号が前記レーザ入力に直接供給されるこ
    とを特徴する制御回路。
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