JPH1032080A - 加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低電圧低電流により、如何なる加熱対象物に
も、安全に、効果的に、加温が可能な発熱体で、あらゆ
る分野に貢献する加熱装置の発明を目的とした。 【構成】活性炭素繊維の両端に、微弱電流、低電圧を印
加し、可能な限り高温を発熱させ、柔軟性の特徴と、活
性炭素繊維の濾過性能をも加味し、幅広い有効な加熱装
置である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、生活関連から車
両、航空機、船舶、レジャー関連にわたる全ての分野に
おける、加温、保温、保熱に関し、交流、直流両電源で
の低電圧による、可搬可能な加熱装置である。

【０００２】

【従来の技術】従来の加熱装置は、交流電源によるもの
が多く、交流の場合は１００Ｖ、又は２００Ｖ電源に限
定されており、ニクロム線による温度コントロールが主
流であって、低電圧の直流、交流共用の加熱装置は無
い。

【０００３】例えば、電気温熱じゅうたんの場合、ダニ
の発生、汚れの付着等の為に、クリーニングを依頼して
もニクロム線の毀損発生の可能性がある為に洗濯不能に
近く、又断線事故による修理不能等が発生している。

【０００４】同時に、直流電源のトラック車両等に於け
る冬期のエンジン停止状態での仮眠加熱装置が現存しな
い為に、仮眠中の暖房目的でのエンジン稼働による騒
音、燃料消費、又、冬期の天災、人災による車両等の長
時間の停滞の為、暖房目的によるエンジン継続回転によ
る燃料欠乏等々の問題が躍起されており、その他各分野
において、直流、交流の微弱電流による発熱体の開発が
望まれている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】一つの素材で、交流、
直流で使用可能な発熱体は現存せず、そのために使用用
途はあっても製品がなく、多くの生活環境に不便をかも
し出している。以下、各種用途に使用可能な為の課題を
述べる。

【０００６】１、発熱体にニクロム線は使わない。必然
的に断線事故、コントローラー故障による過熱事故、水
洗クリーニングは酸化劣化の為不能、ニクロム線周囲の
不燃材劣化による危険性等々の問題。

【０００７】２、従来の発熱体自体は、交流、直流の何
れかの用途にしか使用出来ない。用途によっては温度コ
ントローラーによる温度制御により、交流、直流の何れ
にも使用可能な発熱体が理想である。

【０００８】３、高圧、高電流を要する。理想は、装置
の簡素化、安全性から、微弱電流、低電圧で高温発熱体
である。

【０００９】４、使用対象物によっては、肌に接し他場
合、固形による違和感があり、ニクロム線の装填形状露
出による意匠的欠陥もある。

【００１０】

【課題を解決する為の手段】上記の目的を達成する為
に、従来の課題を次の通り解決した。

【００１１】発熱体を活性炭素繊維にする事により、炭
素繊維の集合体の為、仮に１本切断してもミクロン直径
の繊維であり、機能に影響は全く無く、断線によるよる
発熱不能は一切心配がない。

【００１２】活性炭素繊維により、微細穴を多量に持
ち、微弱電流の交流、直流何れの電流も使用可能であ
る。

【００１３】活性炭素繊維により、微弱電流によって高
温を発する。

【００１４】活性炭素繊維の面積、繊維太さ径、密度、
厚みの差によって、好みの発熱温度が自由に選べる。

【００１５】活性炭素繊維は、柔軟性に富み、ミシン縫
製も出来、あらゆる箇所に使用出来る。

【００１６】活性炭素繊維により、装着方法によって、
発熱体の取り替え交換が自由に出来る。

【００１７】活性炭素繊維によって、発熱体面積の全面
に均等の発熱が得られる。

【００１８】活性炭素繊維によって、従来、製作が出来
なかった産業分野への進出が可能である。

【００１９】以下、実施例のいくつかによって説明す
る。

【００２０】本実施例においてガラス以外に使用した活
性炭素繊維（１）は、形状は２５０ミリメートル角正方
形、厚みは、３．４ミリメートル、繊維直径１４ミクロ
ン乃至２２ミクロン、見掛け密度１ｃｃ当たり０．００
５６グラム、真比重１ｃｃ当たり２．５グラムのものを
主として使用した。

【００２１】ガラスの場合は、外景可視の為に超薄手の
活性炭素繊維（１）とし、其の他は全て同様とした。

【００２２】活性炭素繊維（１）の両端に、１５ミリ幅
のコの字型アルミ箔の導電極（３）をかしめ、脱落防止
の処置を行った。

【００２３】左右の導電極（３）に夫々、電流陰極線
（２）、電流陽極線（４）を密着接続した。

【００２４】電流陰極線（２）と電流陽極線（４）は、
途中で被服電線に接続される。

【００２５】活性炭素繊維（１）は、非常に軟弱の為、
合わせガラス（２２）に封入する以外は、絶縁外装材
（６）によって覆い、平面上を強度付加の為、升目縫製
した。

【００２６】活性炭素繊維（１）が装填された、絶縁外
装材（６）の片側表面には、加温物（７）に装着安定化
の為に、必要に応じて、マジックテープ（５）を取りつ
けた。

【００２７】絶縁外装材（６）に装填された活性炭素繊
維（１）からの電流陰極線（２）と電流陽極線（４）
は、装填された加温物（７）から引き出され、直流、又
は交流電源を印加する。

【００２８】活性炭素繊維（１）に印加される電圧によ
って発熱温度は異なるが、本実施例による前述寸法で、
温度制御装置を持たずに、直流２４ボルトでは、消費電
流は０．２アンペアで、１分後で発熱温度は４５℃とな
り、１時間後も温度上昇する事なく、４５℃の発熱温度
を維持した。

【００２９】従って、微弱電流と、低電圧で、一定温度
をキープする事が判明したが、安全の為に、温度ヒュー
ズ（８）を設置することにした。

【００３０】又、用途によってはその必要温度の変更を
要する事がある為、温度制御器（９）の設置も行った。

【００３１】活性炭素繊維（１）の大きさ、厚み、密度
が、前述の数値と同じものを、交流電源によって実施し
たところ、同じ４５℃を発熱、同温度を維持させる為に
は、直流電源よりも約６５％高い電圧を必要とした。

【００３２】以上、一実施例として発熱体の構成を述べ
たが、以下、加温物（７）に装着実施した事例を述べ
る。

【００３３】請求項６、７記載の、加熱装置を、敷布
（１０）、又は毛布（１１）に装填した場合、この目的
は、従来からトラック運転席内の仮眠ベッドに於て、冬
期の運転手仮眠の際、暖房の為にエンジンを稼働して暖
気をせざるを得ない為に、騒音によって仮眠場所を限定
され、その上、燃料を消費し、場合によっては排気ガス
の運転席漏洩による事故も発生している。

【００３４】これらを完全に解消する為には、エンジン
停止の上、車載蓄電池を利用して仮眠暖房を行い、尚
且、相当時間経過後においてもエンジン再起動に何ら支
障をきたさない電力消費量で暖房を取らなければならな
い。

【００３５】本発明は、加温物がガラスを除いて、発熱
面積３００ミリメートル角で、０．４アンペアーの電力
消費量の為、運転席仮眠敷布、幅５００ｍｍ、長さ２．
０００ｍｍに、背中部、腰部、足先部の３箇所に各１枚
挿入した場合、全電流合計が０．６Ａであるために、車
載蓄電池には何ら影響を与えない。

【００３６】又、仮眠状態に於て、温度制御器（９）に
よって４０℃にコントロールすれば、当然ながら車載蓄
電池の消費量は大幅に減少されて、長時間の睡眠も充分
可能である。

【００３７】自動車に限らず、微弱電流、電圧による本
発明は、病弱療養者の安全性の為、又車両、船舶、キャ
ンピング・カー等によるレジャー産業等々にも安全に使
用出来た。

【００３８】請求項８、９に於ては、冬期の戸外外出、
戸外レジャー、戸外作業等々において、本発明の加熱装
置の小型サイズを、衣服（１２）、或は靴（１３）、ズ
ボン等に装着し、腰ベルト等に小型の蓄電池を装着携帯
する事により使用する事も行ったが、冬期戸外で、身体
の動作があまりない様な場合、例えば魚釣りの様な時に
は非常に有効であった。

【００３９】請求項１０記載の実施例では、家庭、事務
所、船舶、車両等の座席、椅子（１４）に装填して使用
したが、車両は直流電源を印加し、他は交流電源を印加
したが、交流の直流変換機によって直流２４Ｖでも稼働
させた。

【００４０】請求項１１記載の座布団（１５）に本発明
を装填した場合、特に冬期寒冷の車両始動時には、エン
ジン暖気による室内暖房立ち上がりをの待つ事なく、殆
ど瞬間的に、規定温度に上昇した。

【００４１】請求項１２の場合、極寒冷地方の冬期寒冷
時にはゴム製品（１６）の硬化をきたし、機械的弾力性
を求めるゴム緩衝材の様な場合には、その周囲を本発明
で囲い電気を印加した。

【００４２】請求項１３は、冬期寒冷時の冷却を望まな
い物品の運搬、保管に、本発明の加熱装置を袋（１７）
のなかに挿入、又は本発明の加熱装置ををそのまま袋
（１７）に縫製加工し、電気を印加して使用し、弁当入
れ袋、加熱物の冷却防止等に使用し効果を得た。

【００４３】請求項１４、１５は、樹脂製品（１８）、
金属製品（１９）の加温であり、その何れも、加温部の
形状が複雑なものが多く従来の加熱ヒーターでは対応出
来なかったが、本発明は柔軟性に富んでいる為、如何様
な表面にも装着が可能であった。

【００４４】請求項１６は、木製品（２０）の加温であ
るが、従来の加熱ヒーターは、高温になるものを温度制
御器によってコントロールする為に、瞬間的には発火温
度にもなり、安全性の問題があったが本発明は、電圧に
よって一定温度以上上昇しない為、木製箱内部の加温、
例えば下駄箱等に安全に使用出来た。

【００４５】請求項１７の場合、活性炭素繊維（１）
は、元々空気濾過、臭気吸着の素材である事から、本発
明は、空気濾過をしながらその濾過材自体の発熱によっ
て温風を出す事が出来、空気清浄器にそのまま装填し、
温風器の効果も得た。

【００４６】活性炭素繊維（１）を超薄手にし、左右又
は上下に導電極（３）を装着し、電流陰極線（２）と電
流陽極線（４）を夫々導電極（３）に接続し、合わせガ
ラスの中間に封入し、電気を印加する事によって発熱さ
せ、温度は、印加電圧によって結露防止程度の温度にコ
ントロールし、室内暖房の効果増進にも約たった。

【００４７】

【発明の作用】活性炭素繊維（１）は、純粋炭素繊維の
上に多孔性のミクロン繊維であり、導電作用における非
常に有効な抵抗体である。

【００４８】この活性炭素繊維（１）は、元々臭気ガス
の吸着目的で製作されたものである為、繊維の直径は１
４ミクロンから２２ミクロンの極細の上、１グラム当た
りの開穴面積が１．５００平方メートルと大きな抵抗値
を示すもので、この為に、低電圧、微弱電流によって、
大きな抵抗熱を発散する。

【００４９】陰、陽の電極を発熱体に接続するに当たっ
て、活性炭素繊維（１）が軟弱素材である為と、微弱電
流の全面均等導電の為に、導電極（３）を装着するが、
用途によって、軟質銅板の場合と、柔軟なアルミ箔の場
合との選択により、装着、使用感触等々に合った使い方
をした。

【００５０】本発明は、合わせガラスに封入する以外
は、低電圧、微弱電流の場合で低温発熱の場合でも、如
何なる事が発生しても安全な様に、活性炭素繊維（１）
は、絶縁外装材（６）で覆われ、活性炭素繊維（１）の
破断、片寄り防止の為に、絶縁外装材（６）の上から升
目状にミシン縫製を行い、強度保持を図った。

【００５１】本発明は、低電圧、微弱直流低電圧によ
る、可搬、又は移動可能で、発熱カロリーの大きさが、
本発明の大きな特徴であるので、交流電源でも良いが、
特に、直流電源低電圧の車両、或は直流蓄電池電源を利
用して電気を印加する事によりその使用範囲を大きく広
げた。

【００５２】本発明は、高温発熱を温度制御器によって
低温に維持するものでなく、印加電圧によって最高発熱
温度を維持するものであるため、必要最大の発熱量を決
定して電圧を決めれば良く、健康、病弱を問わず、一般
睡眠においても、電圧が上昇しない限り、安全に使用が
出来る。

【００５３】

【発明の効果】以上の本発明に基づき、種々の実施例も
含めて、次の様な効果が判明した。

【００５４】本発明を冬期の寒冷期に、車両トラック運
転席後部の仮眠ベッドスペースに、ウレタンフォームを
敷き、その上に３０ｃｍ角の本発明を背中部、腰部、足
先部の３箇所に装着された布敷布を敷いて、掛け毛布を
使用し、エンジンを止めて仮眠した場合、車両トラック
の直流２４Ｖを印加して１分乃至２分以内に、４５℃の
発熱をみた。

【００５５】発熱部は、背中、腰、足先の３箇所で充分
な暖気となり、そのまま加温状態を維持し、１２時間経
過後においても、温度低下はまったくなく、蓄電池の電
圧低下もなく車両エンジンの起動にも影響がなかった。

【００５６】この事例から、車両トラックの宿命でもあ
る長距離トラックの荷物積み込み待ち、又は荷物降ろし
時間調整待機仮眠が、従来は民家のない場所を選び、エ
ンジン稼働のまま暖房を掛けて時間調整せざるを得なか
ったものが、エンジンを切って、瞬間的に加温シーツで
暖房睡眠の上、時間調整が出来た。

【００５７】同時に、天災、人災による冬期の長時間停
滞の場合、１９９５年暮れからの冬期の豪雪に、２日、
３日にわたる通行止め待機の場合、いくら燃料を搭載し
ていても、その間エンジンを掛けて暖を取れば燃料消費
により、通行止め解除の際に走行不能となるもので、他
車の通行妨害を含めて、大きな問題となった事実もあ
る。

【００５８】この場合本発明も、交通解除の予想の立た
ない渋滞停止の場合、車載蓄電池の消費は僅かであり、
１２時間以上の連続使用も車載蓄電池の消耗は僅少でエ
ンジン始動に影響は起こさないが、万一の場合を想定し
て、数時間毎の定時間毎に約３０分毎にエンジンを始動
させる事によって車載蓄電池の充電を図れば、万一の場
合においても、１０日間以上は充分に加熱装置の効果が
持続されるので安心である。

【００５９】これらの種々の機能効果は基より、天災人
災の問題は、車両トラックに限らず、乗用車、キャンピ
ングカー、ヨット、ボートの車内、船内、それにキャン
プのテント、等々のあらゆる場合に効果を表し、場合に
よっては、積雪山中での車両走行不能状態で、搭載燃料
微量の状態において、本発明によって人命の危機をも救
われる事もあり得るものである。。

【００６０】冬期寒冷時の屋外作業、冬期魚釣り、或は
屋外外出等の防寒は、重ね着にも限界があり、この場
合、小型の蓄電池を腰に携帯し、上着の背中、ズボンの
大腿部、それに靴先に夫々の大きさの本発明を装着した
ところ、この上ない暖房の衣服、靴となった。この場
合、衣服、靴が、オートバイ運転服、靴の様な、革製の
場合は、より断熱効果があり有効であった。

【００６１】車両、船舶、航空機、一般建築備品の座
席、椅子の場合、冬期に臀部に暖を取ることは、仮に室
内暖房をしていても心地よいものであり、座席、椅子の
背もたれ部にも、本発明の加熱装置を装填すれば、室内
暖房を低減する事も十分可能であった。

【００６２】座席、椅子が木製の様に、素材によって本
発明の装填が不能な場合は、座布団のなかに本発明の加
熱装置を装填し、同様の効果を得る事が出来た。

【００６３】素材がゴム製品の場合、特に極寒冷地方の
制振ゴムの様な場合、形状に合わせて本発明を装着する
ことにより、ゴムの凍結状態振動による極端な劣化が防
止出来た。

【００６４】本発明の加熱装置を、適当な大きさの袋状
に縫製加工し、又は、既存の袋に本発明の加熱マットを
挿入し、車両の場合は車両電源から、携帯の場合は携帯
電池から電源を供給して、保温維持したい物品を袋に挿
入すれば、その目的を達成出来た。

【００６５】例えば、車両で遠出時の携帯弁当、缶ジュ
ウス、茶、其の他種々の加温用途に使用出来た。

【００６６】請求項１４の場合、樹脂製品が氾濫してい
る現状に於て、加熱暖気を必要とする樹脂機器、部品は
数多く、しかも樹脂製品金型成型の性格から形状は千差
万別に複雑な形状を持ち、その暖気を要する部位は形状
表面密着が、従来のニクロム線ヒーターでは対応出来な
いが、本開発の加熱装置は、如何なる形状にも簡単に対
応出来た。特に、凍結防止の管、各種弁、機器部品の場
合にも、非常に有効であった。

【００６７】請求項１５の加温物が金属の場合、機械器
具の加温においても、全く平らな加熱部は少ないといっ
て良いほど、これも形状が複雑であり、特に、鋼管、
弁、フランジ等々も樹脂成型物と同様に、本発明の加熱
装置ならば容易に覆う事が可能であり、その効果も充分
であった。

【００６８】請求項１６は、木製品であるが、通常、木
製品に加熱器を装着する事はあまり無い様であるが、本
発明の加熱装置を下記の製品に装着して、好結果を得
た。

【００６９】１、下駄箱内に装着することによって、梅
雨時の履物の乾燥、又、冬期の履物の暖気による履き初
めの足先の心地良さは極寒冷地では欠かせないものとな
った。

【００７０】２、洋服タンス、和服タンスに於ても、本
発明の加熱装置を、温度制御器によって１年中２５℃前
後の同一温度に保ち、夏期に温度制御器によって電気が
印加されない状態では、脱臭装置としての機能を発揮
し、黴発生の防止に大きな効果があった。。

【００７１】請求港１７は、生活環境の空気の除湿、塵
埃除去、加温、又研究室の不活性ガスの加温には非常に
好都合であった。通常、暖房は燃料燃焼させるか、電気
的に冷媒ガスの圧縮加圧、気化減圧の過程でのエネルギ
ーを利用するが、気体を、本発明の加熱装置を通過して
ファンで供給すれば、基本材料である活性炭素繊維によ
って、塵埃濾過、加温の両者を同時に行う事が出来た。

【００７２】又特筆すべきは、電圧の調整によって、気
体の温度を自由にコントロールする事が出来た事であ
る。

【００７３】請求項１８、１９の装着物が、合わせガラ
スの場合、合わせガラスの中間に、活性炭素繊維の超薄
手を封入して両極に電気を印加し、ガラスを暖める事に
より、室内暖房の効果増進もさる事ながら、ガラスの内
側と外側の温度差による結露が全く無くなった。

【００７４】請求項２０の装着物が２枚のフイルムの場
合、その中間に極薄い活性炭素繊維をばらまいて熱圧着
し、片面に耐熱接着剤をコーティングすることにより、
既存の家屋の窓ガラスにも、簡単に接着が可能であり、
景色も可視出来、極寒冷地の温度差による結露防止に有
効であるが、印加電気も直流１２Ｖ乃至２４Ｖで発熱す
るので安全性はこの上ない。

【００７５】

【図面の簡単な説明】

【図１】加熱装置の斜視図、一部欠裂図である。

【図２】加熱マッットを、敷布、又は毛布に装着した斜
視図、一部欠裂透視図である。

【図３】加熱装置を、衣服に装着した、斜視図である。

【図４】加熱装置を、靴に挿入した、斜視図、一部欠裂
透視図である。

【図５】加熱装置を、座席、椅子に装着した、斜視図、
一部欠裂透視図である。

【図６】加熱装置を、袋状にした、断面図、一部透視図
である。

【図７】加熱装置を、樹脂製、及び、金属性の管、弁に
加温の為に装着した斜視図、一部欠裂透視図である。

【図８】加熱装置を、下駄箱内に装着した、斜視図であ
る。

【図９】加熱装置を、空気清浄器に装填し、断熱器の機
構を加味した、側面断面図である。

【図１０】薄い活性炭素繊維を合わせガラス内に封入し
た、結露防止ガラス、発熱ガラスの、斜視図、一部断面
図である、

【図１１】活性炭素繊維を、薄い２枚の樹脂フイルムで
抱き合わせて圧着した斜視図である。

【符号の説明】

１ 活性炭素繊維 ２ 電流陰極線 ３ 導電極 ４、 電流陽極線 ５ マジックテープ ６ 絶縁外装材 ７ 加温物 ８ 温度ヒューズ ９ 温度制御器 １０ 敷布 １１ 毛布 １２ 衣服 １３ 靴 １４ 座席、椅子 １５ 座布団 １６ ゴム製品 １７ 袋 １８ 樹脂製品 １９ 金属製品 ２０ 木製品 ２１ 気体 ２２ 合わせガラス ２６ 不活性ガス ２７ 樹脂フイルム

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ａ４３Ｂ 7/02 Ａ４３Ｂ 7/02 13/24 13/24 Ａ４３Ｄ 95/10 Ａ４３Ｄ 95/10 Ａ４５Ｄ 4/00 Ａ４５Ｄ 4/00 Ａ４７Ｃ 7/74 Ａ４７Ｃ 7/74 Ｂ 27/00 27/00 Ｆ Ａ４７Ｇ 1/00 Ａ４７Ｇ 1/00 Ａ 9/02 9/02 Ｐ Ａ４７Ｈ 23/08 Ａ４７Ｈ 23/08 33/00 33/00 Ａ４７Ｊ 36/24 Ａ４７Ｊ 36/24 39/02 39/02 41/00 ３０５ 41/00 ３０５ 41/02 ３０５ 41/02 ３０５ Ａ４７Ｋ 10/48 Ａ４７Ｋ 10/48 13/30 13/30 Ａ４７Ｌ 15/48 Ａ４７Ｌ 15/48 19/00 19/00 23/20 23/20 Ａ６１Ｆ 9/00 Ａ６１Ｆ 9/00 Ａ６１Ｈ 36/00 Ａ６１Ｈ 36/00 Ａ６２Ｂ 17/00 Ａ６２Ｂ 17/00 23/00 23/00 Ｂ０５Ｂ 17/06 Ｂ０５Ｂ 17/06 Ｂ３２Ｂ 5/00 Ｂ３２Ｂ 5/00 Ｂ６０Ｊ 1/06 Ｂ６０Ｊ 1/06 Ｂ６１Ｄ 33/00 Ｂ６１Ｄ 33/00 Ｂ６４Ｄ 11/00 Ｂ６４Ｄ 11/00 11/06 11/06 Ｂ６５Ｄ 90/22 Ｂ６５Ｄ 90/22 Ｅ０４Ｄ 11/00 Ｅ０４Ｄ 11/00 Ｆ０１Ｄ 25/02 Ｆ０１Ｄ 25/02 Ｈ０５Ｂ 3/14 Ｈ０５Ｂ 3/14 Ｇ 3/30 3/30 3/66 3/66

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 活性炭素繊維（１）の一端に、電流陰極
   線（２）が固着された導電極（３）を固着し、又、活性
   炭素繊維（１）の他端にも、電流陽極線（４）が固着さ
   れた導電極（３）が固着され、活性炭素繊維（１）の周
   囲を、片面にマジックテープ（登録商標）（５）が装着
   された絶縁外装材（６）で覆い、加温物（７）に、挿
   入、添付、又は装着して電気を印加する、加熱装置。
2. 【請求項２】 導電極（３）が、アルミ箔の、請求項１
   記載の、加熱装置。
3. 【請求項３】 導電極（３） が、銅板の、請求項１記
   載の、加熱装置。
4. 【請求項４】 電流陰極線（２）、又は電流陽極線
   （４）に、温度ヒューズ（８）が装着された、請求項１
   記載の、加熱装置。
5. 【請求項５】 電流陰極線（２）、又は電流陽極線
   （４）に、温度制御器（９）が装着された、請求項１記
   載の、加熱装置。
6. 【請求項６】 加温物（７）が、敷布（１０）の、請求
   項１記載の、加熱装置。
7. 【請求項７】 加温物（７）が、毛布（１１）の、請求
   項１記載の、加熱装置。
8. 【請求項８】 加温物（７）が、衣服（１２）の、請求
   項１記載の、請求項１記載の、加熱装置。
9. 【請求項９】 加温物（７）が、靴（１３）の、請求項
   １記載の、加熱装置。
10. 【請求項１０】 加温物（７）が、座席、椅子（１４）
    の、請求項１記載の、加熱装置。
11. 【請求項１１】 加温物（７）が、座布団（１５）の、
    請求項１記載の、加熱装置。
12. 【請求項１２】加温物（７）が、ゴム製品（１６）の、
    請求項１記載の、加熱装置。
13. 【請求項１３】加温物（７）が、袋（１７）の、請求項
    １記載の、加熱装置。
14. 【請求項１４】 加温物（７）が、樹脂製機械器具（１
    ８）の、請求項１記載の加熱装置。
15. 【請求項１５】 加温物（７）が、金属製機械器具（１
    ９）の、請求項１記載の、加熱装置。
16. 【請求項１６】 加温物（７）が、木製家具（２０）
    の、請求項１記載の、加熱装置。
17. 【請求項１７】 加温物（７）が、気体（２１）の、請
    求項１記載の、加熱装置。
18. 【請求項１８】 左右又は上下に導電極（３）が固着さ
    れた薄手の活性炭素繊維（１）を、合わせのガラス（２
    ２）の中間に封入し、電流陰極線（２）、電流陽極線
    （４）をそれぞれ接続して電源を印加する、加熱装置。
19. 【請求項１９】 薄手の活性炭素繊維（１）を、合わせ
    ガラス（２２）の中間に封入し、合わせガラス（２２）
    の左右、又は上下に導電極（３）を塗布して電流陰極線
    （２）、及び電流陽極線（４）を接続、電源を印加す
    る、加熱装置。
20. 【請求項２０】 左右、又は上下に導電極（３）が固着
    された薄手の活性炭素繊維（１）を、２枚の樹脂フイル
    ム（２７）の中間に封入装着し、電流陰極線（２）、電
    流陽極線（４）を接続して電源を印加する、加熱装置。