JPH10320740A - 磁気記憶装置及び面内磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記憶装置及び面内磁気記録媒体

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JPH10320740A
JPH10320740A JP12962497A JP12962497A JPH10320740A JP H10320740 A JPH10320740 A JP H10320740A JP 12962497 A JP12962497 A JP 12962497A JP 12962497 A JP12962497 A JP 12962497A JP H10320740 A JPH10320740 A JP H10320740A
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magnetic
layer
magnetic layer
recording medium
concentration
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JP12962497A
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English (en)
Inventor
Kiwamu Tanahashi
究 棚橋
Yuzuru Hosoe
譲 細江
Ichiro Tamai
一郎 玉井
Tetsuya Kanbe
哲也 神邊
Tomoo Yamamoto
朋生 山本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1平方インチあたり3ギガビット以上の記録
密度で高い信頼性を有する磁気記憶装置と、それを実現
するための、媒体ノイズが低く、かつ、熱揺らぎの影響
を受けにくい面内記録媒体を提供する。 【解決手段】 磁気記憶装置の磁気ヘッドの再生部を磁
気抵抗効果型ヘッドで構成する。また、面内磁気記録媒
体の磁性層を組成の異なる二層構造とし、下地層52と
接する第一磁性層53のPt濃度を、第一磁性層の上に
形成された第二磁性層54のPt濃度に比べ高くし、第
一磁性層53のCr濃度を第二磁性層54のCr濃度に
比べ低くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記憶装置及び
面内磁気記録媒体に係り、特に1平方インチあたり3ギ
ガビット以上の記録密度を有する磁気記憶装置と、これ
を実現するための面内磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの扱う情報量は増加の一途
をたどっており、外部記憶装置である磁気ディスク装置
にはますますの大容量化が求められている。現在のとこ
ろ最高1平方インチあたり1ギガビットクラスの記録密
度を持つ磁気ディスク装置が製品化されるに到ってい
る。こうした高密度磁気ディスク装置の磁気ヘッドに
は、記録部と再生部を分離し、記録部には電磁誘導型磁
気ヘッドを、再生部には磁気抵抗効果型ヘッドを用いた
複合型ヘッドが採用されている。磁気抵抗効果型ヘッド
は、従来の電磁誘導型ヘッドに比べ再生感度が高いた
め、記録ビットが微小化し漏洩磁束が減少した場合で
も、十分な再生出力を得ることができる。また、さらに
再生感度を高めたスピンバルブ型の巨大磁気抵抗効果型
ヘッドの開発も進みつつある。
【0003】一方、磁気記録媒体は、CoNiCr、C
oCrTa、CoCrPt等のCo合金磁性層と、磁性
層の結晶配向性を制御するCr下地層とから成るものが
用いられている。Co合金磁性層はc軸を磁化容易軸と
する六方最密(hcp)構造をとるため、面内磁気記録
媒体として用いるには、c軸を面内に向けるのが望まし
い。そこで、基板上にまず体心立方(bcc)構造をと
るCr下地層を形成し、その上にCo合金磁性層をエピ
タキシャル成長させ、c軸を面内に向ける手法が用いら
れている。また、高い保磁力が必要な高密度記録媒体の
磁性層には、格子定数の大きなCoCrPt合金が用い
られるため、CrにTiやVを添加して格子間隔を増加
させ、磁性層との格子整合性を高め、c軸をより面内に
向ける手法が提案されている(特開昭62−25761
8号公報、特開昭63−197018号公報)。
【0004】再生ヘッドに磁気抵抗効果型ヘッドを用い
た場合、媒体の信号のみならず、ノイズも高感度に再生
するため、媒体には従来以上の低ノイズ化が求められ
る。媒体ノイズは、主に記録ビット間の磁化遷移領域に
おける磁化の乱れに起因しており、この領域を狭くする
ことが媒体ノイズの低減につながる。これには、磁性粒
子を微細化し、かつ、粒子間の相互作用を弱め、磁化反
転サイズを小さくすることが有効である。前述したよう
に、磁性層と下地層の間にはエピタキシャル関係が成り
立っているため、下地粒子を微細化することにより磁性
粒子を微細化できる。また、粒子間の相互作用の低減
は、磁性層のCr濃度及び成膜温度を高くして、非磁性
のCrを粒界に偏析させることにより可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高記録
密度化に対応するために磁性層を薄くした場合には、磁
性粒子の過度な微細化により磁化が熱的に不安定とな
り、記録された信号が時間とともに減衰することが問題
となりつつある。本発明は、上記の問題点を解決するた
めになされたものである。より具体的には、1平方イン
チあたり3ギガビット以上の記録密度で高い信頼性を有
する磁気記憶装置と、それを実現するための、媒体ノイ
ズが低く、かつ、熱揺らぎの影響を受けにくい面内磁気
記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、基板上に下
地層を介して形成された磁性層を有する面内磁気記録媒
体と、面内磁気記録媒体を記録方向に駆動する駆動部
と、記録部と再生部とを備える磁気ヘッドと、磁気ヘッ
ドを面内磁気記録媒体に対して相対運動させる手段と、
磁気ヘッドへの信号入力と磁気ヘッドからの出力信号再
生を行うための記録再生信号処理手段とを有する磁気記
憶装置において、磁気ヘッドの再生部を磁気抵抗効果型
磁気ヘッドで構成し、面内磁気記録媒体の磁性層を組成
の異なる二層構造とし、かつ、下地層と接する第一磁性
層のPt濃度を第一磁性層の上に形成された第二磁性層
のPt濃度に比べて高くすることにより、前記目的を達
成する。
【0007】第一磁性層のCr濃度は、第二磁性層のC
r濃度に比べて低いのが好ましい。また、第一磁性層の
膜厚は1nm以上8nm以下とする。磁気抵抗効果型磁
気ヘッドは、互いの磁化方向が外部磁界によって相対的
に変化することによって大きな抵抗変化を生ずる複数の
導電性磁性層と、導電性磁性層の間に配置された導電性
非磁性層とを含む磁気抵抗センサを備えることもでき
る。
【0008】面内磁気記録媒体の磁性層は、CoCrP
t、CoCrPtTa、CoCrPtNi、CoCrP
tTi等、Coを主成分とする合金を用いることができ
る。Ptが添加されたCo合金は、異方性磁界が高く容
易に高保磁力が得られるため高密度記録に適している。
ただし、Pt添加とともに保磁力は増加する傾向にある
ため、記録ヘッドの書き込み能力にあわせてPt濃度を
選ぶ必要がある。
【0009】本発明者等の検討によれば、高記録密度化
に対応するために磁性層を薄くしていく必要があるが、
磁性層が薄い場合には、図1に示すように記録した信号
が時間とともに減衰するようになる。これは、下地層の
上にエピタキシャル成長させた磁性層の初期成長部に
は、過度に微細な粒子が存在し、これらが熱的に揺らぐ
ためと考えられる。こうした熱揺らぎ現象は、磁気異方
性定数Ku と磁性粒子の体積Vの積Ku ・Vが熱エネル
ギーkB ・Tと比較できる程度まで小さくなると起こ
る。IEEE TRANSACTIONS ON MAGNETICS、第30巻、42
30−4232頁(1994年)によると、(Ku
V)/(kB ・T)が60程度になると、熱揺らぎの影
響が顕著になる。
【0010】本発明者等はこうした熱揺らぎの影響を抑
えるために、磁性層のPt濃度を変化させた媒体につい
て検討したところ、図1に示すようにPt濃度を高くす
ることにより、信号の減衰を抑制できることが分かっ
た。図1は再生出力の経時変化を表す図であり、磁性層
のPt濃度を8at%(図中に□で示す)から、10a
t%(○)、12at%(△)と高めるに従って再生出
力の経時変化が少なくなる。これは、Pt濃度とともに
磁気異方性定数Ku が大きくなり、(Ku ・V)/(k
B ・T)の値を高くすることができ、その結果、熱揺ら
ぎの影響を抑えることができるためと考えられる。しか
しながら、Pt濃度を高くすると保磁力が大きくなり、
記録再生において十分な重ね書き特性が得られないとい
う問題が生じる。
【0011】本発明者らは、熱揺らぎの影響を抑え、か
つ、良好な重ね書き特性を得られるよう媒体構造を種々
検討したところ、磁性層を二層構成とし、下地層と接す
る第一磁性層のPt濃度を、その上に形成された第二磁
性層のPt濃度に比べ高くすることが有効であることが
わかった。第一磁性層のPt濃度を高くすることは、磁
性層初期成長部の過度に微細な粒子が熱的に揺らぐこと
を抑える効果があり、第二磁性層のPt濃度を低くする
ことで、保磁力の値を最適化することができる。更に、
第一磁性層のCr濃度を第二磁性層のCr濃度に比べ低
くし、粒子間の適当な交換相互作用を残すことにより、
上記効果を高めることができる。つまり、磁性層初期成
長部の過度に微細な粒子を磁気的に結合させ、実質的な
磁化反転サイズを粒子サイズより大きくすることで、熱
揺らぎの影響を抑えることができる。したがって、第一
磁性層の厚さは磁性層の初期成長部の厚さと同程度にす
るのが望ましい。
【0012】初期成長部の厚さは、下地層と磁性層の組
み合わせ及び成膜プロセス等に依存するが、最も厚い場
合でも5nm程度であることから、第一磁性層の膜厚は
5nm以下とするのが望ましい。また、第一磁性層と第
二磁性層をあわせた膜厚は、媒体の分解能を高くする点
から15nm以下とするのが望ましい。
【0013】本発明においては、磁性層のc軸を膜面内
に向ける必要がある。このような結晶配向は、bcc構
造を持ち、その(100)面が概ね膜面と平行な下地層
の上に磁性層を形成することにより得られる。bcc構
造を有する下地層の材料としては、Cr及びCrTi、
CrV、CrMo、CrTa等のCr合金等から選択す
るのが望ましい。Cr合金を用いる場合、用いる基板や
Ti、V、Mo、Taの添加量により望みの結晶配向が
得られにくい問題が生じる。この場合にはbcc下地層
を二層とし、第一のbcc下地層としてCrを用い、そ
の上にCr合金を用いた第二のbcc下地層をエピタキ
シャル成長させることにより、望みの結晶配向を得るこ
とができる。
【0014】基板としては表面平滑性に優れたものを使
用する必要があり、具体的にはNiPが表面に形成され
たAl−Mg基板、ガラス基板、SiO2 基板、SiC
基板、カーボン基板等を用いることができる。また磁性
層の保護層としては、10〜30nmの厚さのカーボン
を形成し、さらにパーフルオロアルキルポリエーテル等
の潤滑層を2〜20nmの厚さで形成することにより、
信頼性の高い面内磁気記録媒体が得られる。また、保護
層の材料として、水素添加したカーボンや炭化シリコン
等を用いることにより、耐摺動性、耐食性を向上するこ
とができる。
【0015】これまでに、磁性層を二層もしくは多層と
した磁気記録媒体が多数報告されている。例えば、特開
平8−147660号公報に開示されている磁気記録媒
体では、磁性層を二層とし、第一磁性層をCoCrTa
合金で形成し、第二磁性層をCoCrPtTa合金で形
成する。この場合、第二磁性層に保磁力の高いCoCr
PtTa合金を用い、かつ第二磁性層の膜厚を2〜6n
mとしている。それに対し本発明の磁気記録媒体では、
磁性層の二層ともPtが添加されており、しかも第一磁
性層のPt濃度が第二磁性層のPt濃度に比べ高く、か
つ第一磁性層の膜厚を1〜8nmと薄くしている点で異
なる。
【0016】さらに、特開平8−147660号公報で
は、Ptを添加した第二磁性層の役割は、CoCrTa
合金を用いた第一磁性層の保磁力低下の抑制であるのに
対し、本発明の磁気記録媒体では、Pt濃度が高い第一
磁性層に熱揺らぎの影響を抑制する役割を持たせている
点で本質的に異なる。つまり、本発明の磁気記録媒体で
は、磁性層を薄くした場合に問題となる熱揺らぎによる
再生信号の減衰を抑える効果があるが、この従来例のよ
うな膜構成では保磁力を高くすることはできてもこうし
た効果は期待できない。
【0017】また、例えば特開平8−77544号公報
に開示されているように、磁性層を軟磁性層と硬磁性層
との二層積層構造とした磁気記録媒体があるが、本発明
の磁性層は二層とも硬磁性である点でこのような従来例
とは異なる。磁性層に軟磁性層が含まれると、強い交換
相互作用により媒体ノイズが増大する可能性が高く、さ
らに外部からの磁界の影響を受けやすくなるという問題
も生じる。
【0018】また、例えば特開平6−243454号公
報、特開平6−342511号公報、特開平6−349
047号公報等に開示されているように、磁性層をCr
等の非磁性中間層で分割した磁気記録媒体がある。この
非磁性中間層は分割された磁性層間の交換相互作用を弱
めるため、磁化反転サイズが小さくなり、その結果媒体
ノイズを低減することができる。
【0019】しかしながら、IEEE TRANSACTIONS ON MAG
NETICS、第30巻、4230−4232頁(1994
年)に記載されているように、分割された磁性層間には
静磁気相互作用が働いており、磁化反転サイズが熱揺ら
ぎの影響を受ける程度まで小さくなると、この負の相互
作用により磁化が打ち消される可能性がある。それに対
し、本発明の磁気記録媒体では磁性層を非磁性層で分割
することなく直接積層しているため、磁性層間には適度
な交換相互作用が働いており、熱揺らぎの影響を受けに
くい。
【0020】以上のように、従来の多層磁性層を用いた
磁気記録媒体では、磁性層を薄くした場合に顕在化する
熱揺らぎの影響を抑制することは期待できないが、本発
明の磁気記録媒体は熱揺らぎの影響を抑制する効果があ
るため、磁性層をより薄い領域で使うことができ、その
結果、高い分解能を実現できる。
【0021】本発明の磁気記憶装置に用いる再生用磁気
抵抗型磁気ヘッドの磁気抵抗センサ部は、互いに0.3
5μm以下の距離だけ隔てられた軟磁性からなる2枚の
シールド層の間に形成する。前記シールド層の間隔を
0.35μmより大きくすると分解能が低下するので好
ましくない。面内磁気記録媒体の磁気特性としては、磁
性層の厚さtと、記録時における面内磁気記録媒体に対
する磁気ヘッドの相対的な走行方向に磁界を印加して測
定した残留磁束密度Brとの積Br×tを10Gμm以
上、130Gμm以下とし、さらに、磁界印加方向と同
じ方向に磁界を印加して測定した保磁力Hcを2kOe
以上とすると磁化遷移領域が狭くなり、媒体ノイズが低
減する。Br×tを10Gμmより小さくすると十分な
再生出力が得られず、また130Gμmより大きくする
と分解能が低下するため好ましくない。また、保磁力を
2kOeより小さくすると200kFCI以上の高記録
密度での再生出力が大幅に低下するため好ましくない。
【0022】さらに、前記磁気抵抗効果型磁気ヘッド
を、互いの磁化方向が外部磁界によって相対的に変化す
ることによって大きな抵抗変化を生ずる複数の導電性磁
性層と、該導電性磁性層の間に配置された導電性非磁性
層を含む磁気抵抗センサによって構成することにより、
再生信号を高めることができるため、1平方インチあた
り3ギガビット以上の記録密度で高い信頼性を有する磁
気記憶装置を実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 〔実施例1〕本実施例で用いた磁気記憶装置の平面模式
図及び縦断面模式図を図2(a)及び図2(b)に示
す。この装置は、面内磁気記録媒体21と、これを回転
駆動する駆動部22と、磁気ヘッド23及びその駆動手
段24と、前記磁気ヘッドの記録再生信号処理手段25
を有してなる周知の構成を持つ磁気記憶装置である。
【0024】この磁気記憶装置に用いた磁気ヘッドの構
造の模式図を図3に示す。この磁気ヘッドは、磁気ヘッ
ドスライダ基体37の上に形成された記録用の電磁誘導
型磁気ヘッドと再生用の磁気抵抗効果型ヘッドを組み合
わせた記録再生分離型ヘッドである。記録用磁気ヘッド
は、一対の記録磁極31、32とそれに鎖交するコイル
33からなる誘導型薄膜磁気ヘッドであり、記録磁極間
のギャップ層厚は0.3μmとした。また、磁極32は
ともに厚さ1μmの磁気シールド層36と対で、再生用
の磁気ヘッドの磁気シールドも兼ねており、このシール
ド層間距離は0.25μmである。再生用磁気ヘッド
は、磁気抵抗効果センサ34と、電極となる導体層35
からなる磁気抵抗効果型ヘッドである。なお、図3では
記録磁極間のギャップ層及びシールド層は省略してあ
る。
【0025】図4に、磁気抵抗センサの縦断面構造を示
す。磁気抵抗センサの信号検出領域41は、酸化Alの
ギャップ層42上に横バイアス層43、分離層44、磁
気抵抗強磁性層45が順次形成された部分から構成され
る。磁気抵抗強磁性層45には、20nmのNiFe合
金を用いた。横バイアス層43には25nmのNiFe
Nbを用いたが、NiFeRh等の比較的電気抵抗が高
く、軟磁性特性の良好な強磁性合金を用いてもよい。横
バイアス層43は、磁気抵抗強磁性層45を流れるセン
ス電流で誘起された磁界によって、この電流と垂直な膜
面内方向(横方向)に磁化され、磁気抵抗強磁性層45
に横方向のバイアス磁界を印加する。これにより、媒体
からの漏洩磁界に対して線形な再生出力が得られる磁気
センサとなる。
【0026】磁気抵抗磁性層45からのセンス電流の分
流を防ぐ分離層44には、比較的電気抵抗が高いTaを
用い、膜厚は5nmとした。信号検出領域41の両端に
はテーパー形状に加工されたテーパー部46がある。テ
ーパー部46は、磁気抵抗磁性層45を単磁区化するた
めの永久磁石層47と、その上に形成された信号を取り
出すための一対の電極48から構成される。永久磁石4
7は保磁力が高く、磁化方向が容易に変化しないことが
重要であり、CoCr、CoCrPt合金等が用いられ
る。
【0027】図5に、本実施例で用いた磁気記録媒体の
膜構成を示す。基板51には外径95mmφのNiPメ
ッキが表面に施されたAl−Mg合金基板を用いた。下
地層52としてとして厚さ10nmのCr−15at%
Ti合金層を、第一磁性層53として3nmのCo−2
2at%Cr−12at%Pt合金層を、第二磁性層5
4として11nmのCo−22at%Cr−10at%
Pt合金層を、保護層55として10nmのカーボン層
をDCマグネトロンスパッタリング法により連続的に形
成した。成膜条件は、アルゴンガスの分圧は5mTor
r、投入電力は1kW、基板温度は300℃とした。潤
滑層56は、パーフルオロアルキルポリエーテル系の材
料をフルオロカーボン材料で希釈し塗布した。
【0028】また、比較例として、図6に示すように磁
性層63を単層としたものを作製した。ここで磁性層6
3は、膜厚を14nmとし、Co−22at%Cr−1
0at%Pt合金層(比較例1)とCo−22at%C
r−12at%Pt合金層(比較例2)の二種類の組成
を用いた。
【0029】本実施例と比較例の媒体に225kFCI
の線記録密度で信号を書き込み、再生信号の経時変化を
測定することにより、記録された信号の安定性を調べ
た。その結果、図7に示すように、比較例1の媒体では
時間とともに再生出力が緩やかに減少し、120時間後
には約4%の低下が見られたのに対し、比較例2及び本
実施例の媒体では120時間後でも再生出力の低下はほ
とんど認められなかった。これは比較例1の媒体では、
磁性層の初期成長部に過度に微細な粒子が存在し、これ
らが熱的に揺らぐのに対し、比較例2及び本実施例の媒
体では初期成長部のKu が大きいため、Ku ・Vの値を
比較的大きくでき、その結果熱的な揺らぎを抑えること
ができたと考えられる。
【0030】一方、重ね書き特性は、表1に示すように
比較例1と本実施例の媒体では良好な特性が得られたの
に対し、比較例2の媒体では劣化した。比較例2の媒体
の重ね書き特性が劣化したのは、Pt濃度が高く、保磁
力が大きいためである。このように、熱揺らぎの影響を
抑え、かつ良好な重ね書き特性を得るためには、磁性層
を二層構成とし第一磁性層に高Pt濃度の磁性層を用い
ることが有効であることがわかる。
【0031】
【表1】
【0032】本実施例の媒体を図2に示した磁気記憶装
置に組み込んで、ヘッド浮上量30nm、線記録密度2
60kFCI、トラック密度13kTPIの条件で記録
再生特性を評価したところ1.7の装置S/Nが得られ
た。また、磁気ヘッドへの入力信号を8−9符号変調処
理を施すことにより、10℃から50℃の温度範囲にお
いて、1平方インチあたり3ギガビットの記録密度で記
録再生することができた。しかも、内周から外周までの
ヘッドシーク試験5万回後のビットエラー数は10ビッ
ト/面以下であり、平均故障間隔で30万時間が達成で
きた。
【0033】〔実施例2〕図5に示した実施例1の媒体
と同様な層構成で、基板51には外径95mmφのNi
Pメッキが表面に施されたAl−Mg合金基板を用い、
下地層52として厚さ10nmのCr−15at%Ti
合金層を、第一磁性層53として厚さxnm(x=0〜
14)のCo−22at%Cr−12at%Pt合金層
を、第二磁性層54として厚さ(14−x)nmのCo
−22at%Cr−10at%Pt合金層を、保護層5
5として10nmのカーボン層をDCマグネトロンスパ
ッタリング法により連続的に形成した。なお、ここでx
=0及びx=14は、それぞれ厚さ14nmのCo−2
2at%Cr−10at%Pt及びCo−22at%C
r−12at%Pt単層磁性層の場合に相当する。成膜
条件及び潤滑層56は実施例1と同様である。
【0034】第一磁性層の膜厚と225kFCIの線記
録密度で書き込んだ信号の96時間後の減衰量の関係を
図8(a)に、第一磁性層の膜厚と重ね書き特性の関係
を図8(b)にそれぞれ示す。図8(a)に示すよう
に、第一磁性層の膜厚が1nmと薄い場合でも再生出力
の減衰量の低減効果が確認された。さらに3nm以上に
なると第一磁性層を用いない場合に比べ、その減衰量は
1/2以下と非常に小さくなり、熱揺らぎの影響を十分
抑えることができた。
【0035】一方、図8(b)に示すように、重ね書き
特性は第一磁性層が8nmまでは35dB以上の実用上
問題の無い良好な特性を示したが、さらに厚い領域では
徐々に劣化した。また、第一磁性層の膜厚が5nm以下
の領域では、40dB以上の特に良好な重ね書き特性が
得られた。以上から、熱揺らぎの影響を抑え、かつ良好
な重ね書き特性を得るためには、第一磁性層の膜厚は1
nm以上8nm以下であることが好ましい。さらに、特
に良好な重ね書き特性を得るには第一磁性層の膜厚を5
nm以下とするのが好ましい。
【0036】〔実施例3〕図5に示した実施例1の媒体
と同様な膜構成で、基板51には外径95mmφのNi
Pメッキが表面に施されたAl−Mg合金基板を用い、
下地層52として膜厚10nmのCr−15at%Ti
合金層を、第一磁性層53としてCr濃度を16at%
から23at%まで変えた膜厚3nmのCo−Cr−1
1at%Pt合金層を、第二磁性層54として14nm
のCo−22at%Cr−10at%Pt合金層を、保
護層55として10nmのカーボン層をDCマグネトロ
ンスパッタリング法により連続的に形成した。成膜条件
及び潤滑層56は実施例1と同様である。
【0037】第一磁性層のCr濃度と225kFCIの
線記録密度で書き込んだ信号の96時間後の減衰量の関
係を図9に示す。第一磁性層のCr濃度を下げるに従い
再生出力の減衰量は小さくなった。これはCr濃度を下
げることにより、磁性層初期成長部の過度に微細な粒子
が磁気的に結合し、実質的な磁化反転サイズが粒子サイ
ズより大きくなったことを示していると考えられる。
【0038】このように、第一磁性層のPt濃度をそれ
ほど高くしなくても、Cr濃度を下げ磁化反転サイズを
大きくすることにより熱揺らぎの影響を抑えることがで
きる。ただし、Cr濃度を下げすぎると磁化反転サイズ
が必要以上に大きくなり、その結果、媒体ノイズが増加
するので、非磁性Crの偏析を促進する基板温度等の成
膜プロセスと併せて、適当なCr濃度を選ぶ必要があ
る。
【0039】第一磁性層の組成がCo−18at%Cr
−11at%Ptの本実施例の媒体を実施例1と同様な
磁気記憶装置に組み込んで、ヘッド浮上量30nm、線
記録密度260kFCI、トラック密度13kTPIの
条件で記録再生特性を評価したところ1.6の装置S/
Nが得られた。また、磁気ヘッドへの入力信号を8−9
符号変調処理を施すことにより、10℃から50℃の温
度範囲において、1平方インチあたり3ギガビットの記
録密度で記録再生することができた。しかも、内周から
外周までのヘッドシーク試験5万回後のビットエラー数
は10ビット/面以下であり、平均故障間隔で30万時
間が達成できた。
【0040】〔実施例4〕実施例1と同様な構成を持つ
磁気記憶装置において、磁気抵抗センサ34に、図10
に示すようなスピンバルブ型のセンサを用いた。磁気セ
ンサの信号検出領域101は、酸化Alのギャップ層1
02上に5nmのTaバッファ層103、7nmの第一
の磁性層104、1.5nmのCu中間層105、3n
mの第二の磁性層106、10nmのFe−20at%
Mn反強磁性合金層107が順次形成された構造であ
る。第一の磁性層104にはNi−20at%Fe合金
を用い、第二の磁性層106にはCoを用いた。
【0041】反強磁性合金層107からの交換磁界によ
り、第二の磁性層106の磁化は一方向に固定されてい
る。これに対し、第二の磁性層106と非磁性の中間層
105を介して接する第一の磁性層104の磁化の方向
は、面内磁気記録媒体からの漏洩磁界により変化する。
このような二つの磁性層の磁化の相対的な方向の変化に
伴い、三層の膜全体の抵抗に変化が生じる。この現象は
スピンバルブ効果と呼ばれている。本実施例では、磁気
抵抗効果センサにこの効果を利用したスピンバルブ型磁
気ヘッドを用いた。なお、永久磁石層109と電極10
10からなるテーパー部108は、図4に示した磁気抵
抗効果センサと同様である。
【0042】実施例1で述べた媒体を上記磁気記憶装置
に組み込んで、ヘッド浮上量30nm、線記録密度26
0kFCI、トラック密度13kTPIの条件で記録再
生特性を評価したところ2.0の装置S/Nが得られ
た。また、磁気ヘッドへの入力信号を8−9符号変調処
理を施すことにより、10℃から50℃の温度範囲にお
いて、1平方インチあたり3ギガビットの記録密度で記
録再生することができた。しかも、内周から外周までの
ヘッドシーク試験5万回後のビットエラー数は10ビッ
ト/面以下であり、平均故障間隔で30万時間が達成で
きた。
【0043】
【発明の効果】本発明の面内磁気記録媒体は、磁性層の
初期成長部のKu を大きくできるため熱揺らぎの影響を
受けにくい。また、本発明の面内磁気記録媒体と磁気抵
抗効果型ヘッドとを組み合わせることにより、1平方イ
ンチあたり3ギガビット以上の記録密度で高い信頼性を
有する磁気記憶装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】規格化された再生信号の経時変化を示す図。
【図2】(a)及び(b)はそれぞれ本発明の一実施例
の磁気記憶装置の平面模式図及びそのA−A’縦断面
図。
【図3】本発明の磁気記憶装置における磁気ヘッドの断
面構造を示す立体模式図。
【図4】本発明の磁気記憶装置における磁気ヘッドの磁
気抵抗センサ部の縦断面構造の模式図。
【図5】本発明の一実施例の面内磁気記録媒体の層構成
を示す図。
【図6】本発明の一比較例の面内磁気記録媒体の層構成
を示す図。
【図7】規格化された再生信号の経時変化を示す図。
【図8】(a)は第一磁性層の膜厚と再生出力の減衰量
との関係を示す図、(b)は第一磁性層の膜厚と重ね書
き特性との関係を示す図。
【図9】第一磁性層のCr濃度と再生出力の減衰量との
関係を示す図。
【図10】本発明の磁気記憶装置における磁気ヘッドの
スピンバルブ型磁気抵抗センサ部の縦断面構造の模式
図。
【符号の説明】
21…面内磁気記録媒体、22…面内磁気記録媒体駆動
部、23…磁気ヘッド、24…磁気ヘッド駆動部、25
…記録再生信号処理系、31…記録磁極、32…磁極兼
磁気シールド層、33…コイル、34…磁気抵抗効果素
子、35…導体層、36…磁気シールド層、37…スラ
イダ基体、41…磁気センサの信号検出領域、42…ギ
ャップ層、43…横バイアス層、44…分離層、45…
磁気抵抗強磁性層、46…テーパー部、47…永久磁石
層、48…電極、51…基板、52…下地層、53…第
一磁性層、54…第二磁性層、55…保護層、56…潤
滑層、63…磁性層、101…磁気センサの信号検出領
域、102…ギャップ層、103…バッファ層、104
…第一の磁性層、105…中間層、106…第二の磁性
層、107…反強磁性合金層、108…テーパー部、1
09…永久磁石層、1010…電極
フロントページの続き (72)発明者 神邊 哲也 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 山本 朋生 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に下地層を介して形成された磁性
    層を有する面内磁気記録媒体と、前記面内磁気記録媒体
    を記録方向に駆動する駆動部と、記録部と再生部とを備
    える磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを前記面内磁気記録
    媒体に対して相対運動させる手段と、前記磁気ヘッドへ
    の信号入力と前記磁気ヘッドからの出力信号再生を行う
    ための記録再生信号処理手段とを有する磁気記憶装置に
    おいて、 前記磁気ヘッドの再生部が磁気抵抗効果型磁気ヘッドで
    構成され、前記面内磁気記録媒体の磁性層が組成の異な
    る二層構造を有し、かつ、下地層と接する第一磁性層の
    Pt濃度が、前記第一磁性層の上に形成された第二磁性
    層のPt濃度に比べて高いことを特徴とする磁気記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第一磁性層のCr濃度が、前記第二
    磁性層のCr濃度に比べて低いことを特徴とする請求項
    1記載の磁気記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第一磁性層の膜厚が1nm以上8n
    m以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の磁
    気記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記磁気抵抗効果型磁気ヘッドが、互い
    の磁化方向が外部磁界によって相対的に変化することに
    よって大きな抵抗変化を生ずる複数の導電性磁性層と、
    前記導電性磁性層の間に配置された導電性非磁性層とを
    含む磁気抵抗センサを備えることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載の磁気記憶装置。
  5. 【請求項5】 基板上に下地層を介して形成された磁性
    層を有する面内磁気記録媒体において、 前記磁性層が組成の異なる二層構造を有し、かつ下地層
    と接する第一磁性層のPt濃度が、前記第一磁性層の上
    に形成された第二磁性層のPt濃度に比べて高いことを
    特徴とする面内磁気記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記第一磁性層のCr濃度が、前記第二
    磁性層のCr濃度に比べて低いことを特徴とする請求項
    5記載の面内磁気記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記第一磁性層の膜厚が1nm以上8n
    m以下であることを特徴とする請求項5又は6記載の面
    内磁気記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6500567B1 (en) 1997-12-04 2002-12-31 Komag, Inc. Ultra-thin nucleation layer for magnetic thin film media and the method for manufacturing the same
US6754020B1 (en) 1999-09-02 2004-06-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic recording media and magnetic recording/reproduction apparatuses
US7049013B2 (en) 2001-01-29 2006-05-23 Fujitsu Limited Magnetic recording medium and method of producing the same, and magnetic storage apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US6754020B1 (en) 1999-09-02 2004-06-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic recording media and magnetic recording/reproduction apparatuses
US7049013B2 (en) 2001-01-29 2006-05-23 Fujitsu Limited Magnetic recording medium and method of producing the same, and magnetic storage apparatus

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