JPH10135039A - 磁気記録媒体及び磁気記憶装置 - Google Patents

磁気記録媒体及び磁気記憶装置

Info

Publication number
JPH10135039A
JPH10135039A JP29258496A JP29258496A JPH10135039A JP H10135039 A JPH10135039 A JP H10135039A JP 29258496 A JP29258496 A JP 29258496A JP 29258496 A JP29258496 A JP 29258496A JP H10135039 A JPH10135039 A JP H10135039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
recording medium
film
concentration
magnetic recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29258496A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoo Yamamoto
朋生 山本
Yuzuru Hosoe
譲 細江
Kiwamu Tanahashi
究 棚橋
Tetsuya Kanbe
哲也 神邊
Ichiro Tamai
一郎 玉井
Emi Mangyo
恵美 萬行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP29258496A priority Critical patent/JPH10135039A/ja
Publication of JPH10135039A publication Critical patent/JPH10135039A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1平方インチあたり2ギガビット以上の超高
密度記録が可能な大容量の磁気記憶装置を提供する。 【解決手段】基板11,11’上に下地膜12,1
2’、少なくともCoとCrとPtを含む磁性膜13,
13’、保護膜14,14’を形成した磁気記録媒体に
おいて、磁性膜中のCoの濃度を57at%以上75a
t%以下とし、かつ、該磁性膜にRh,Ir,Pdより
なる群から選ばれた少なくとも1種の元素を含ませる。
Cr濃度は16at%以上25at%以下、Pt濃度は
6at%以上24at%以下、Rh,Ir,Pdよりな
る群から選ばれた少なくとも1種の元素の合計の濃度は
1at%以上15at%以下とすることで、熱揺らぎの
影響が小さくなり、高保磁力、かつ、低ノイズな媒体が
実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ドラム、磁気
テープ、磁気ディスク、磁気カード等の磁気記録媒体及
び磁気記憶装置に係り、特に1平方インチあたり1ギガ
ビット以上の超高密度記録に適した磁気記録媒体、及び
その磁気記録媒体を用いた磁気記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータのCPU
(中央演算処理装置)の処理速度の向上に伴い、OS
(オペレーティングシステム)やアプリケーションソフ
トウェアの情報量は巨大化している。さらに、マルチメ
ディアを背景に、個人レベルで画像データ等の巨大な情
報を扱うようになってきている。このため、磁気ディス
ク装置には一層の大容量化が求められており、磁気ディ
スク媒体の単位面積あたりのビット密度を高める必要が
ある。この要求に応えるためには、保磁力が高く、15
0kFCI以上の記録密度でのノイズが低い媒体を開発
する必要がある。
【0003】現在、再生出力が高く、高保磁力が得られ
る点から、磁気記録媒体の磁性膜に貴金属元素(Au,
Ag,Pd,Pt,Rh,Ru,Re,Ir)を添加し
たCo基合金材料が用いられている(特開昭61−22
4124号公報、特開昭61−246914号公報、特
開昭61−253622号公報)。当初、貴金属元素を
添加した磁性膜は、媒体ノイズが大きくなるといった問
題があった。しかし、磁性膜に多量のCrを添加する技
術〔H. Aoi , et al ; IEEE Trans. Magn., 29, 3715
(1993)〕を組み合わせれば、ある程度まではノイズを低
減できることが明らかとなった。さらに媒体ノイズを低
減するためには、磁性膜の膜厚を薄くすると同時に、磁
性結晶粒を微細化することが有効であるという報告もあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】今後の高記録密度化に
伴い、さらなる磁性膜の薄膜化と、磁性結晶粒の微細化
は必須である。同時に、上記公知例のように、媒体ノイ
ズを低減するため、磁性膜中のCr濃度を高め、磁性粒
子間の相互作用を弱めることで、実効的な磁化反転体積
を微細化することが必要である。磁性結晶粒が微細化す
ると、磁気特性に及ぼす熱揺らぎの影響が大きくなる。
その極端な例は超常磁性(superpara)粒子であり、こ
の場合には保磁力はゼロになり、磁石としての性能を失
ってしまう。磁性膜を構成する磁性粒が超常磁性粒子に
なると、情報を記録したり、保存する能力に信頼性がな
くなり、磁気記憶装置として成り立たなくなる。
【0005】磁性膜がこういった極端な状況でなくと
も、熱揺らぎの影響が無視できないような状況では、保
磁力の温度勾配が大きくなる、あるいは、記録した磁化
が時間と共に減衰するといった問題が顕在化する。保磁
力の大きさは温度が高くなるに従い単調減少する。保磁
力の温度勾配とは、保磁力Hcの変化分を温度Tの変化
分で割った係数(dHc/dT)を指す。通常、装置設
計上問題となる保磁力の温度勾配は、0℃から100℃
の温度範囲で測定した値である。保磁力の温度勾配が大
きいと、例えば、室温の保磁力が仕様通りの大きさであ
っても、磁気記憶装置内のモーターや回路から発する熱
によって温度が上昇した場合に保磁力が低下し、高密度
記録時での再生出力(分解能)が減少する。逆に、高温
時の保磁力を仕様通りの大きさに設計すると、室温、あ
るいは低温では保磁力が高すぎて、磁気ヘッドでの記録
が困難となり、充分なオーバーライト特性が得られな
い。
【0006】本発明の目的は、媒体ノイズを低くすると
同時に、磁性結晶粒を微細化したときの熱揺らぎの影響
を小さく抑えることのできる磁気記録媒体を得ることに
ある。また、本発明の他の目的は、この磁気記録媒体の
性能を充分に活かし、1平方インチあたり2ギガビット
以上の記録密度を有する磁気記憶装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、基板上に少
なくともCoとCrとPtを含む磁性膜を設けた磁気記
録媒体において、磁性膜中のCoの濃度を57at%以
上75at%以下とし、かつ、磁性膜がRh,Ir,P
dよりなる群から選ばれた少なくとも1種の元素を含む
ようにすることによって達成される。
【0008】上記磁性膜中のCr濃度は16at%以上
25at%以下、Pt濃度は6at%以上24at%以
下、かつ、Rh,Ir,Pdよりなる群から選ばれた少
なくとも1種の元素の合計の濃度は1at%以上15a
t%以下とし、残部はCoとターゲット作製上及び成膜
過程において不可避的に含まれる不純物からなるように
すると、保磁力を高くし、媒体ノイズを低減し、かつ、
熱揺らぎの影響を小さく抑える上でより好ましい。
【0009】磁性膜中に添加するCr量は16at%以
上、25at%以下とする必要がある。16at%以下
ではノイズの減少効果が少なく、25at%以上では磁
性膜が非磁性体となってしまう。また、このとき磁性膜
中のCo濃度は57at%以上、75at%以下とする
必要がある。75at%以上ではノイズが大きく、57
at%以下では熱揺らぎの影響が大きいため、再生出力
の低下が著しい。
【0010】従来、本発明のようにCr濃度を16at
%以上と高くし、Co濃度を75at%以下と低くする
と、残留磁束密度が減少してしまい好ましくないと考え
られていた。しかし、本発明者等が各種磁気ヘッドを用
いて、Cr濃度やCo濃度が異なる磁性膜を有する媒体
を評価した結果、高感度な磁気抵抗効果型ヘッド(MR
ヘッド)を用いた場合には、磁性膜に16〜25at%
のCrを添加し、このときのCo濃度を57〜75at
%とすることで、ノイズ低減の効果が最大限発揮され、
優れた特性を示すことが明らかとなった。
【0011】Cr濃度増大、及びCo濃度減少による残
留磁束密度低下の問題は、ヘッドの高感度化により、小
さな残留磁束密度でも高い出力が得られるため克服され
る。また、磁性膜中に添加するPt量が6at%以上、
24at%以下と通常の媒体に比べて多いことも、Cr
の添加の許容限の拡大とCo濃度の低減に寄与している
と考えられる。
【0012】磁性膜の熱揺らぎの影響を小さく抑え、高
い再生出力が得られる上で、稠密六方格子構造を有する
磁性結晶粒のc軸(磁化容易軸)が膜面内にあることが
好ましい。このためには、体心立方格子からなる下地膜
を用い、この下地膜の(100)面を基板と平行に成長
させ、この上に磁性膜をエピタキシャル成長させる必要
がある。このとき、磁性膜のc軸長と下地膜のa軸長を
√2倍した値をほぼ等しくし、格子の整合性を高めるこ
とが重要である。磁性膜には6at%以上24at%以
下のPtを添加しているため、純Coに比べてc軸長は
大分大きくなっている。そのため、従来のような純Cr
からなる下地膜では、磁性膜との格子の整合性が悪くな
り、磁性膜のc軸が膜面内に存在する成分が減少する。
そこで、磁性膜のc軸長の大きさに合わせて、下地膜に
は、Cr,Ti,Mo,W,V,Nb,Taよりなる群
から選ばれた少なくとも1種の元素を用いる必要があ
る。CrとMoの合金はバルクの金属の状態図から見て
も全率固溶の関係にあり、その合金の結晶構造は体心立
方型であるため、任意の格子の大きさを持つ結晶を作製
する上で扱いが容易で特に好ましい。また、CrとTi
の合金を用いると、結晶粒を小さくできるので、低ノイ
ズ化の点でも特に好ましい。Cr,Mo,W,V,N
b,Taは体心立方型の結晶構造であるのに対し、Ti
は稠密六方晶の結晶構造を有するため、合金下地膜の組
成の内、Tiは全体の50at%未満とする必要があ
る。
【0013】基板と下地膜の間にCrからなる初期成長
制御膜を設けると、磁性膜の磁化容易軸の面内配向性を
高める上でさらに好ましい。下地膜にCr以外の材料を
用いた場合、結晶性、及び配向性が劣化する。そこで、
予め、結晶性、及び(100)配向性に優れたCrから
なる初期成長制御膜を基板上に設け、この上にCr,T
i,Mo,W,V,Nb,Taよりなる群から選ばれた
少なくとも1種の元素からなる下地膜をエピタキシャル
成長させることにより、下地膜の(100)配向性を高
めることができる。これにより、熱揺らぎの影響を小さ
く抑え、磁気記録した再生信号をさらに大きくすること
ができる。
【0014】以上のように、本発明の媒体はノイズを低
減するため、磁性膜中のCr濃度を16at%以上25
at%以下、Co濃度を57at%以上75at%以下
とし、熱揺らぎの影響を受けやすい領域にある。そこ
で、Cr,Ti,Mo,W,V,Nb,Ta,よりなる
群から選ばれた少なくとも1種の元素からなる下地膜を
設け、さらにCrからなる初期成長制御膜を設ける等し
て、稠密六方格子を有する磁性膜の磁化容易軸を膜面内
に強く配向させて、熱揺らぎの影響を小さく抑えてい
る。
【0015】しかし、これだけでは熱揺らぎの影響を小
さくするには不充分であり、本発明ではさらに、磁性膜
中にPtを6at%以上24at%以下含み、かつ、R
h,Ir,Pdよりなる群から選ばれた少なくとも1種
の元素の合計の濃度を1at%以上15at%以下含む
ことにした。貴金属元素を磁性膜中に添加すると、Co
原子と貴金属原子の3d軌道電子のスピン−スピン相互
作用によって、磁気的相互作用が大きくなり、熱揺らぎ
の影響を小さく抑えることができると考えられる。貴金
属元素の中でも、Ptは特に磁気異方性エネルギーを増
大させる効果が大きく、これを磁性膜中に添加すること
により、高い保磁力を得ることが出来る。本発明者等の
検討によれば、Rh,Ir,Pdは保磁力の温度勾配
(変化率)を小さくする効果が大きく、これらの元素
(Rh,Ir,Pd)よりなる群から選ばれた少なくと
も1種の元素と、Ptを同時に磁性膜に添加することに
より、高い保磁力と小さな保磁力の温度勾配を両立する
ことが可能となる。
【0016】特開昭61−224124号公報、特開昭
61−246914号公報、特開昭61−253622
号公報には、Au,Ag,Pd,Pt,Rh,Ru,R
e,Irの内少なくともいずれか1種を含む媒体が開示
されている。しかし、これらの公報にはRh,Pd,I
rよりなる群から選ばれた少なくとも1種の元素とPt
を同時に含む磁性膜は示されていない。また、ここに記
載される媒体は、いずれも磁性膜中のCr濃度が低いた
め(特開昭61−224124号公報はCrに関する記
述無し)、媒体ノイズが大きく、本発明のような高密度
記録には対応できない。また、Co濃度は75at%以
上と、熱揺らぎの影響をあまり受けない領域である。さ
らに、これらの媒体はAr+N雰囲気中で作製し、最後
に熱処理でNを脱出させることが必須であるのに対し、
本発明の媒体はAr雰囲気中で作製することができ、生
産性に優れている。これは、公知例の媒体では、本発明
のようにPt添加が必須となっていない、あるいは下地
膜がないため磁性膜の磁化容易軸を膜面内に強く配向で
きていないためである。
【0017】記録時における磁気記録媒体に対する磁気
ヘッドの相対的な走行方向に磁界を印加して測定した残
留磁束密度(Br)と磁性膜の膜厚(tmag)との積
(Br・tmag)が10G・μm以上100G・μm
以下であり、さらに、上記磁界印加方向と同じにして測
定した保磁力が2.2kOe以上とすることにより、記
録時の磁化遷移領域が狭くなり、低ノイズの上でより好
ましい。また、0℃から100℃の温度範囲で測定した
保磁力の温度勾配の絶対値を15Oe/deg以下とす
ることが、磁気記憶装置の設計上重要である。保磁力の
温度勾配の絶対値が15Oe/deg以上になると、充
分なオーバーライト特性が得られない、あるいは、高密
度記録時での再生出力(分解能)が減少する。
【0018】また、上記本発明の磁気記録媒体と、磁気
記録媒体を記録方向に駆動する駆動部と、記録部と再生
部からなる磁気ヘッドと、磁気ヘッドを磁気記録媒体に
対して相対的に運動させる手段と、磁気ヘッドに対する
入力信号及び出力信号を波形処理する記録再生信号処理
手段とを含む磁気記憶装置において、磁気ヘッドの再生
部を磁気抵抗効果型の素子で構成することによって、1
平方インチあたり2ギガビット以上の記録密度を有する
磁気記憶装置を達成することが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 〔実施例1〕本発明による面内磁気記録媒体の一実施例
の断面図を図1に示す。以下に、本実施例の面内磁気記
録媒体の作製方法を述べる。
【0020】外径95mmφのNi−PメッキしたAl
−Mg合金基板11に、RF30Wの投入電力で10秒
間基板エッチングを施した後、基板温度300℃、Ar
ガス圧力2.5mTorr、投入電力密度5W/cm2
とする成膜条件で、DCマグネトロンスパッタリング法
で下地膜12,12’としてCr−20at%Moを5
0nm形成した。次いで、同成膜条件の下、Co合金磁
性膜13,13’を15nm成膜した。最後に、基板温
度150℃、Arガス圧力5mTorr、投入電力密度
3W/cm2 とする成膜条件で、保護膜14,14’と
してCを10nm形成した。ここで、元素の前に付した
数字は各元素の濃度を示す。
【0021】まず初めに、Co合金磁性膜のRh,P
d,Ir添加濃度依存性について検討した。ベースとな
る磁性膜にCo−18at%Cr−6at%Ptを用
い、Rh,Pd,Irをそれぞれ0〜20at%の範囲
で変化させた。各元素の添加濃度と保磁力Hcの関係を
図2に、添加濃度と保磁力Hcの温度勾配(−dHc/
dT)との関係を図3に示す。保磁力Hcは高記録密度
化に対応するため、2.2kOe以上必要である。ま
た、磁気記憶装置に記録した情報が、熱揺らぎの影響で
オーバーライト特性が劣化しない、あるいは、時間と共
に情報が消失しないように維持するためには、保磁力の
温度勾配を15Oe/deg以下にする必要がある。
【0022】同図から、Rh,Pd,Irを添加するこ
とにより、保磁力Hcは減少し、15at%以上添加す
ると、保磁力Hcは急激に低下することがわかる。仕様
の2.2kOe以上の保磁力を得るためには、Rh,P
d,Irの添加濃度を15at%以下とする必要があ
る。一方、図3に示す保磁力Hcの温度勾配は、5at
%のRh,Pd,Ir添加で最小を得る変化をする。温
度勾配を15Oe/deg以下にするRh,Pd,Ir
の添加濃度範囲は1at%以上15at%以下である。
以上の保磁力と保磁力の温度勾配の結果から、Rh,P
d,Irの添加量としては1at%以上15at%以下
とする必要があることが明らかとなった。さらに、R
h,Pd,Irの添加は1種のみではなく、2種以上添
加した場合にも、合計の濃度を1at%以上15at%
以下とすれば、同様な効果が得られることを確認した。
【0023】下記の表1に、上記実施例の元素を何も添
加しない媒体と、Rhを5at%添加した媒体のオーバ
ーライト特性と分解能を比較して示す。
【0024】
【表1】
【0025】オーバーライト特性は、40kFCIの信
号の上に190kFCIの信号を上書きした際、40k
FCIの信号成分の減衰量を測定した値であり、30d
B以上必要である。分解能は190kFCIの信号で記
録したときの再生出力を、40kFCIの信号で記録し
たときの再生出力で割った値であり、10%以上必要で
ある。元素を何も添加していない媒体は保磁力が高すぎ
るため、25℃でのオーバーライト特性が不足してい
る。温度を100℃に上げた場合には、保磁力の低下が
著しいため、190kFCI記録時における再生出力が
低下し、充分な分解能が得られない。一方、Rhを5a
t%添加した媒体では、温度によらず、オーバーライト
特性と分解能共に仕様を満たしている。
【0026】次に、磁性膜に添加するPt量と媒体S/
Nの関係を図4に示す。媒体S/Nとは、190kFC
Iの記録密度で記録したときの再生出力を、そのときの
媒体ノイズで割った値をdB表示したものである。1平
方インチあたり2ギガビットの記録密度を達成するため
には、20dB以上の媒体S/Nが必要となる。ベース
となる磁性膜にCo−16at%Cr−3at%Rhを
用い、Ptの添加量を2〜28at%の範囲で変化させ
た。このとき、下地膜にはCr−V合金を用い、Pt量
に応じてV濃度を変えて、磁性膜のc軸長と下地膜のa
軸長の√2倍がほぼ等しくなるように調整した。
【0027】媒体S/Nは16〜18at%のPt量で
最大を得る変化をしている。20dB以上の媒体S/N
を得るためには、6〜24at%の範囲でPtを添加す
る必要がある。このときの磁性膜中のCo濃度は57a
t%以上、75at%以下であった。尚、Pt量を多く
するとコストが高くなるため、仕様とコストとの兼ね合
いで、上記範囲内でPt量を調整すれば良い。
【0028】上記検討と同様に、ベースとなる磁性膜に
Co−12at%Pt−5at%Irを用い、Crの添
加濃度を変える検討を行った。この結果、Cr濃度は1
6at%以上、25at%以下とすることが好ましいこ
とがわかった(図5)。Cr濃度が16at%以下で
は、Crの粒界偏析による媒体ノイズの低減効果がそれ
ほど得られない。一方、Cr濃度を25at%以上とす
ると、熱揺らぎの影響が大きく、磁気記録媒体として好
ましくないことがわかった。
【0029】以上の結果から、CoCrPt磁性膜にR
h,Pd,Irよりなる群から選ばれた少なくとも1種
の元素の合計の濃度が1at%〜15at%の範囲で添
加することで、少なくとも1平方インチあたり2ギガビ
ットの記録密度を達成できることがわかった。このと
き、Pt添加量は6〜24at%の範囲とし、Cr添加
量は16〜25at%の範囲とし、Coの濃度は57a
t%以上75at%以下とする必要がある。
【0030】図2のCo−18at%Cr−6at%P
t−5at%Rh磁性膜を用いた媒体において、図1に
示す構造の下地膜12,12’をCrMoから純Crに
変えた場合の保磁力Hc、保磁力の温度勾配(−dHc
/dT)、媒体S/Nを表2に比較して示す。
【0031】
【表2】
【0032】表2に示すように、下地膜をCrMoから
純Crに変えると、保磁力の温度勾配(−dHc/d
T)は小さな値となるが、保磁力Hcが3.7kOeか
ら2.2kOeに低下する。これは、Cr下地膜の格子
定数が小さく、磁性膜との整合性が悪いため、磁性膜の
磁化容易軸であるc軸の膜面内への配向性が劣化したた
めである。したがって、より高い保磁力を得るために
は、下地膜の格子定数を大きくする効果のあるV,N
b,Mo,Ta,W,Ti等をCrに添加した下地膜を
用いることが効果的である。
【0033】また、基板11と下地膜12,12’の間
にCrからなる初期成長制御膜を設けた場合には、下記
の表3に示すように若干ではあるが、保磁力や媒体S/
Nがさらに向上した。これは、基板とCrMo下地膜の
間にCrからなる初期成長制御膜を設けると、磁性膜の
磁化容易軸の面内への配向性がさらに向上したためであ
る。この性質は下地膜をCrMoにした場合にのみ有効
なわけではなく、Cr,V,Nb,Mo,Ta,W,T
iの群から選ばれた少なくとも2種以上の元素の合金か
らなる下地膜を用いた場合に常に成り立つことを確認し
た。
【0034】
【表3】
【0035】磁性膜の膜厚を変えることで、残留磁束密
度(Br)と磁性膜の膜厚(tmag)との積(Br・
tmag)に関する検討を行った。このとき、磁性膜に
はCo−20at%Cr−12at%Pt−5at%R
hを用い、下地膜にはCr初期成長制御膜を設けたCr
−20at%Tiを用いた。保磁力Hcを図6に、媒体
S/Nを図7に示す。これらの結果から、記録時におけ
る磁気記録媒体に対する磁気ヘッドの相対的な走行方向
に磁界を印加して測定したBr・tmagは、10G・
μm以上100G・μm以下とする必要があることがわ
かる。Br・tmagを100G・μm以上にすると、
媒体ノイズが大きくなってしまい好ましくない。一方、
Br・tmagを10G・μm以下にすると、熱揺らぎ
の影響が大きくなり、保磁力と再生出力が低下する。ま
た、同図から、保磁力Hcが2.2kOe以上ある場合
のみに、必要な媒体S/Nが得られることがわかる。 〔実施例2〕前記実施例1の面内磁気記録媒体は、図8
に一例を示すような磁気抵抗効果を利用した再生専用の
センサを備える磁気ヘッドを用いることによって、その
性能が充分に活かされる。
【0036】記録用磁気ヘッドは、一対の記録磁極8
1,82とそれに鎖交するコイル83からなる誘導型薄
膜磁気ヘッドであり、記録磁極間のギャップ層厚は0.
3μmとした。また、磁極82は共に厚さ1μmの磁気
シールド層86と対で、再生用の磁気ヘッドの磁気シー
ルドも兼ねており、このシールド層間距離は0.25μ
mである。再生専用の磁気ヘッドは、磁気抵抗効果セン
サ84と、電極となる導体層85からなる磁気抵抗効果
型ヘッドである。この磁気ヘッドは磁気ヘッドスライダ
基体87上に設けられている。尚、図8では記録磁極間
のギャップ層、及びシールド層と磁気抵抗効果センサ間
のギャップ層は省略してある。
【0037】磁気抵抗効果センサ84の詳細な断面構造
を図9に示す。磁気センサの信号検出領域91は、酸化
Alのギャップ層92上に横バイアス層93、分離層9
4、磁気抵抗強磁性層95が順次形成された部分からな
る。磁気抵抗強磁性層95には、膜厚20nmのNiF
e合金を用いた。横バイアス層93には膜厚25nmの
NiFeNbを用いたが、NiFeRh等の比較的電気
抵抗が高く、軟磁気特性の良好な強磁性合金であっても
構わない。横バイアス層93は磁気抵抗強磁性層95を
流れるセンス電流が作る磁界によって、この電流と垂直
な膜面内方向(横方向)に磁化され、磁気抵抗強磁性層
95に横方向のバイアス磁界を印加する。これにより、
媒体からの漏洩磁界に対して、線形な再生出力が得られ
る磁気センサとなる。磁気抵抗強磁性層95からのセン
ス電流の分流を防ぐ分離層94には、比較的電気抵抗が
高いTaを用い、膜厚は5nmとした。信号検出領域9
1の両端にはテーパー形状に加工されたテーパー部96
がある。テーパー部96は、磁気抵抗強磁性層95を単
磁区化するための永久磁石層97と、その上に形成され
た信号を取り出すための一対の電極98からなる。永久
磁石層97は保磁力が高く、磁化方向が容易に変化しな
いことが重要であり、CoCr,CoCrPt合金等が
用いられる。
【0038】また、磁気抵抗効果センサ85には、図1
0に示すようなスピンバルブ型を用いると、より大きな
出力が得られるため好ましい。磁気センサの信号検出領
域101は、酸化Alのギャップ層102上に膜厚5n
mのTaバッファ層103、膜厚7nmの第一の磁性層
104、膜厚1.5nmのCu中間層105、膜厚3n
mの第二の磁性層106、膜厚10nmのFe−50a
t%Mn反強磁性合金層107が順次形成された構造で
ある。第一の磁性層104にはNi−20at%Fe合
金を用い、第二の磁性層106にはCoを用いた。反強
磁性合金層107からの交換磁界により、第二の磁性層
106の磁化は一方向に固定されている。これに対し、
第二の磁性層106と非磁性の中間層105を介して接
する第一の磁性層104の磁化の方向は、磁気記録媒体
からの漏洩磁界により変化する。このような二つの磁性
層の磁化の相対的な方向の変化に伴い、3つの膜全体の
抵抗に変化が生じる。この現象はスピンバルブ効果と呼
ばれ、本実施例では磁気抵抗効果センサにこの効果を利
用したスピンバルブ型磁気ヘッドを用いた。尚、永久磁
石層109と電極100からなるテーパー部108は、
図9に示した通常の磁気抵抗効果センサと同様である。
【0039】磁気記憶装置の一例の上面図を図11
(a)に、そのAA’線断面図を図11(b)に略示す
る。面内磁気記録媒体111は、面内磁気記録媒体駆動
部112に連結する保持具によって保持され、面内磁気
記録媒体111のそれぞれの面に対向して、図8に略示
する磁気ヘッド113が配置される。磁気ヘッド113
は浮上高さ0.06μm以下で安定低浮上させ、さらに
0.5μm以下のヘッド位置決め精度で所望のトラック
に磁気ヘッド駆動部115により駆動される。
【0040】磁気ヘッド113によって再生した信号
は、記録再生信号処理系114によって波形処理され
る。記録再生信号処理系114は増幅器、アナログ等化
器、ADコンバータ、ディジタル等化器、最尤復号器等
で構成されている。磁気抵抗効果を利用したヘッドの再
生波形は、ヘッドの特性により正と負の大きさが非対称
となったり、記録再生系の周波数特性の影響を受けたり
して、記録した信号とは異なった信号に読み誤られるこ
とがある。アナログ等化器は再生波形を整えて、これを
修復する機能を有する。この修復された波形をADコン
バータを通してディジタル変換し、ディジタル等化器に
よってさらに波形を整える。最後にこの修復された信号
を最尤復号器によって、最も確からしいデータに復調す
る。以上の構成の再生信号処理系によって、極めて低い
エラーレートで信号の記録再生が行われる。なお、等化
器や最尤復号器は既存のものを用いても構わない。
【0041】以上の装置構成にすることによって、1平
方インチあたりの記録密度2ギガビット以上に対応する
ことができ、従来の磁気記憶装置に比べ3倍以上の記憶
容量を持った高密度磁気記憶装置を実現することができ
た。また、記録再生信号処理系から最尤復号器を取り除
き、従来の波形弁別回路に変えた場合にも従来に比べ2
倍以上の記憶容量を持った磁気記憶装置を実現すること
ができた。
【0042】以上の実施例では、ディスク状の磁気記録
媒体とそれを用いた磁気記憶装置について例を述べてき
たが、本発明は片面のみに磁性層を有するテープ状、カ
ード状の磁気記録媒体、及びそれら磁気記録媒体を用い
た磁気記憶装置にも適用できることは言うまでもない。
さらに、磁気記録媒体の作製方法に関してもDCマグネ
トロンスパッタリング法に限らず、ECRスパッタリン
グ法、イオンビームスパッタリング法、真空蒸着法、プ
ラズマCVD法、塗布法、メッキ法等如何なる手法を用
いても構わない。
【0043】
【発明の効果】本発明によると、熱揺らぎの影響が小さ
く、高保磁力、かつ、低ノイズな媒体を得ることができ
る。さらに、この磁気記録媒体と磁気抵抗効果を利用し
た再生専用の素子を有する磁気ヘッドとを組み合わせる
ことによって、1平方インチあたり2ギガビット以上の
記録密度を有する磁気記憶装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気記録媒体の一実施例の断面模
式図。
【図2】Rh,Pd,Irの添加濃度と保磁力の関係を
示す図。
【図3】Rh,Pd,Irの添加濃度と保磁力の温度勾
配の関係を示す図。
【図4】Pt添加濃度と媒体S/Nの関係を示す図。
【図5】Cr添加濃度と媒体S/Nの関係を示す図。
【図6】Br・tmagと保磁力の関係を示す図。
【図7】Br・tmagと媒体S/Nの関係を示す図。
【図8】磁気抵抗効果を利用した素子を備える磁気ヘッ
ドの構造の一例を示す模式図。
【図9】磁気抵抗効果センサの一例を示す構造図。
【図10】スピンバルブ型磁気抵抗効果センサの一例を
示す構造図。
【図11】磁気記憶装置の構造の一例を示す模式図。
【符号の説明】
11…基板、12,12’…下地膜、13,13’…磁
性膜、14,14’…保護膜、81…記録磁極、82…
磁極兼磁気シールド層、83…コイル、84…磁気抵抗
効果素子、85…導体層、86…磁気シールド層、87
…スライダ基体、91…磁気センサの信号検出領域、9
2…ギャップ層、93…横バイアス層、94…分離層、
95…磁気抵抗強磁性層、96…テーパー部、97…永
久磁石層、98…電極、100…電極、101…磁気セ
ンサの信号検出領域、102…ギャップ層、103…バ
ッファ層、104…第一の磁性層、105…中間層、1
06…第二の磁性層、107…反強磁性合金層、108
…テーパー部、109…永久磁石層、111…磁気記録
媒体、112…磁気記録媒体駆動部、113…磁気ヘッ
ド、114…記録再生信号処理系、115…磁気ヘッド
駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神邊 哲也 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 玉井 一郎 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 萬行 恵美 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に少なくともCoとCrとPtと
    を含む磁性膜を設けた磁気記録媒体において、前記磁性
    膜中のCoの濃度が57at%以上75at%以下であ
    り、かつ、前記磁性膜がRh,Ir,Pdよりなる群か
    ら選ばれた少なくとも1種の元素を含むことを特徴とす
    る磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記磁性膜中のCr濃度が16at%以
    上25at%以下、Pt濃度が6at%以上24at%
    以下であり、かつ、Rh,Ir,Pdよりなる群から選
    ばれた少なくとも1種の元素の合計の濃度が1at%以
    上15at%以下であることを特徴とする請求項1記載
    の磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 記録時における前記磁気記録媒体に対す
    る磁気ヘッドの相対的な走行方向に磁界を印加して測定
    した残留磁束密度と磁性膜の膜厚との積が10G・μm
    以上100G・μm以下であり、前記磁界印加方向と同
    じ方向で測定した保磁力が2.2kOe以上であり、さ
    らに、前記保磁力の温度に対する減少係数の絶対値が1
    5Oe/deg以下であることを特徴とする請求項1又
    は2記載の磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】 基板と前記磁性膜との間にCr,Ti,
    Mo,W,V,Nb,Taよりなる群から選ばれた少な
    くとも1種の元素からなる下地膜を設けたことを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の磁気記録媒体。
  5. 【請求項5】 基板と前記下地膜との間にCrからなる
    初期成長制御膜を設けたことを特徴とする請求項4記載
    の磁気記録媒体。
  6. 【請求項6】 磁気記録媒体と、前記磁気記録媒体を記
    録方向に駆動する駆動部と、記録部と再生部からなる磁
    気ヘッドと、前記磁気ヘッドを前記磁気記録媒体に対し
    て相対的に運動させる手段と、前記磁気ヘッドに対する
    入力信号及び出力信号を波形処理する記録再生信号処理
    手段とを含む磁気記憶装置において、 前記磁気記録媒体が請求項1〜5のいずれか1項記載の
    磁気記録媒体で構成され、かつ、前記磁気ヘッドの再生
    部が磁気抵抗効果型の素子で構成されたことを特徴とす
    る磁気記憶装置。
JP29258496A 1996-11-05 1996-11-05 磁気記録媒体及び磁気記憶装置 Pending JPH10135039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29258496A JPH10135039A (ja) 1996-11-05 1996-11-05 磁気記録媒体及び磁気記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29258496A JPH10135039A (ja) 1996-11-05 1996-11-05 磁気記録媒体及び磁気記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10135039A true JPH10135039A (ja) 1998-05-22

Family

ID=17783673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29258496A Pending JPH10135039A (ja) 1996-11-05 1996-11-05 磁気記録媒体及び磁気記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10135039A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001026100A1 (fr) * 1999-09-30 2001-04-12 Fujitsu Limited Support d'enregistrement magnetique et unite pour ce support
JP2014075162A (ja) * 2012-10-03 2014-04-24 Showa Denko Kk 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001026100A1 (fr) * 1999-09-30 2001-04-12 Fujitsu Limited Support d'enregistrement magnetique et unite pour ce support
US6720075B2 (en) 1999-09-30 2004-04-13 Fujitsu Limited Magnetic recording medium and magnetic recording medium driver for the medium with N-type ferrimagnetic recording layer
JP2014075162A (ja) * 2012-10-03 2014-04-24 Showa Denko Kk 磁気記録媒体及び磁気記録再生装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7056604B2 (en) Magnetic recording media and magnetic recording system using the same
KR100630583B1 (ko) 자기 기록 매체
US5922456A (en) Longitudal magnetic recording medium having a multi-layered underlayer and magnetic storage apparatus using such magnetic recording medium
US6001447A (en) Longitudinal magnetic recording media and magnetic storage apparatus using the same
JP2003162806A (ja) 垂直磁気記録媒体および磁気記憶装置
US20100246060A1 (en) Perpendicular magnetic recording medium and magnetic recording and reproducing apparatus
JPH10269548A (ja) 磁気記録媒体およびそれを用いた磁気記憶装置
JP2001101651A (ja) 磁気記録媒体および磁気記憶装置
JP3665221B2 (ja) 面内磁気記録媒体及び磁気記憶装置
JP3217012B2 (ja) 磁気記録媒体
JP2001189005A (ja) 磁気記録媒体及びその製造方法ならびに磁気記憶装置
WO1998006093A1 (fr) Support d'enregistrement magnetique et dispositif de memoire magnetique utilisant un tel support
JPH10135039A (ja) 磁気記録媒体及び磁気記憶装置
JP2000020936A (ja) 面内磁気記録媒体およびそれを用いた磁気記憶装置
JP2000067423A (ja) 面内磁気記録媒体およびこれを用いた磁気記憶装置
US7115329B1 (en) Magnetic recording medium and magnetic storage device
JPH11306532A (ja) 磁気記録媒体及びそれを用いた磁気記憶装置
JP2000339657A (ja) 磁気記録媒体
JPH10320740A (ja) 磁気記憶装置及び面内磁気記録媒体
JPH08115516A (ja) 磁気記録媒体及び磁気記録装置
JPH10222835A (ja) 磁気記録媒体及び磁気記憶装置
JP3429777B2 (ja) 磁気記録媒体およびそれを用いた磁気記憶装置
KR19980086372A (ko) 면내자기기록매체 및 이것을 사용한 자기기억장치
JPH11175945A (ja) 磁気記憶装置および面内磁気記録媒体
JP2001034926A (ja) 磁気記録媒体及び磁気記憶装置