JPH10319794A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH10319794A
JPH10319794A JP9143490A JP14349097A JPH10319794A JP H10319794 A JPH10319794 A JP H10319794A JP 9143490 A JP9143490 A JP 9143490A JP 14349097 A JP14349097 A JP 14349097A JP H10319794 A JPH10319794 A JP H10319794A
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Japan
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image
image recording
sheet
unit
buffer memory
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JP9143490A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Takahashi
匡 高橋
Kazuhito Ohashi
一仁 大橋
Noriyoshi Osozawa
憲良 遅澤
Masabumi Kamei
正文 亀井
Takashi Sugiura
崇 杉浦
Makoto Ise
誠 伊勢
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】出力速度が高速で、適正な順序でシートを収納
部に収納することのできる生産性の高い画像記録装置を
提供すること。 【解決手段】一連の画像情報SS1(G1 ,G2 ,G
3 ,・・・)を、基本バッファメモリーB0 に貯蔵し、
利用者が表示パネル702で指示した記録方式等に合わ
せて、第1バッファメモリーB1 と第2バッファメモリ
ーB2 に振り分け、第1バッファメモリーB1 に記憶さ
れた情報に基づいて第1画像記録部を、第2バッファメ
モリーB2 に記憶された情報に基づいて第2画像記録部
を、並列に動作させ、シートに対し記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真複写機ある
いはレーザービームプリンタ等の画像記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像をシート上に記録するものと
して、各種多様なものが実用化されてきた。
【0003】例えば、原稿の画像を感光体等を介してシ
ートに記録する電子写真複写機、或いは電気信号化され
た画像情報を画像としてシート上に再現するプリンタ等
がある。
【0004】これらの画像記録装置は、近年、事務の合
理化等の要請から、高性能化が要求されるようになって
きた。特に出力速度(単位時間当たり画像記録するシー
ト処理枚数)の向上が強く望まれ、これら装置の高速化
が進んできた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、それぞれの方
式に差はあるものの、それに見合った速度というものが
あり、それを越えて高速化しようとすれば、数多くの問
題が発生する。
【0006】電子写真複写機を例にとれば、紙送り機構
そのものは比較的容易に高速化に対応できる。しかしな
がら、装置全体を単純にシート搬送速度即ち機械速度を
上げることにより高速化すると、感光体の感度不足、露
光ランプの寿命、昇温、振動、騒音、耐久性等、様々な
問題が発生する。
【0007】一方、装置を一旦停止させなければならな
い状況も少なからず発生しがちである。例えば、紙の補
給、トナーの補給、紙詰まり処理、定期メンテナンス、
不慮のトラブル発生時等は、装置を一旦停止しなければ
ならない。このような装置の停止時間を考慮すると、如
何に装置の高速化を図っても、トータルとしての生産性
は上がらない。
【0008】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、出力
速度が高速で、適正な順序でシートを収納部に収納する
ことのできる生産性の高い画像記録装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するた
め、本発明にあっては、供給されたシートに画像を記録
する複数の画像記録部と、画像記録後のシートを整合収
納する収納装置と、一連の画像情報の各画像記録部に対
する分配、各画像記録部におけるシート上への記録タイ
ミング、及び、各画像記録部から前記収納装置までのシ
ートの搬送、を制御する制御部と、を備え、一連の画像
情報を各画像記録部に分配し、それぞれの画像記録部で
同時に画像を記録した後、画像記録されたシートを所定
の順序で前記収納装置に収納することを特徴とする。
【0010】これにより、装置内の複数個の画像記録部
を有機的に接続することができ、装置のトータルとして
の出力速度の向上を図ることができる。
【0011】また、このような画像記録装置において
は、レイアウト上の制限、装置の小型化のため、複数個
の画像記録部から一箇所の収納部までの搬送パスの長さ
がそれぞれ異なる場合にも、制御部でそれぞれの画像記
録部から収納部までのシートの動きを監視するため、そ
れぞれの画像記録部の能力を振るに発揮させることがで
き、画像記録装置の生産性を高める(量的画像記録能力
を向上させる)ことができる。
【0012】制御部は、一部の画像記録部が非作動状態
となったことを検知した場合には、その非作動状態の画
像記録部が記録するはずであった画像情報を他の画像記
録部に振り分けることを特徴とする。
【0013】装置全体としての停止時間を減らすこと
で、生産性を高めた(量的画像記録能力の優れた)画像
記録を実現できる。
【0014】制御部は、その非作動状態の画像記録部が
記録するはずであった画像情報を振り分けられた他の画
像記録部の画像記録処理速度を上昇させることを特徴と
する。
【0015】これにより、一部の画像記録部が非作動で
あっても、装置全体の画像記録処理速度の低下を抑える
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0017】(実施の形態1)本発明の第1の実施の形
態に係る画像記録装置として、両面に画像記録可能な2
つの画像形成部を有するものを図1に示す。
【0018】1は第1画像記録部、2は第2画像記録部
である。3は第1,第2画像記録部で画像記録されたシ
ートを収納するスタッカー、4は第2画像記録部から排
出されたシートをスタッカー3に導く増設搬送部であ
る。5は自動的に画像読み取り装置6に原稿を搬入する
原稿フィーダー、6は原稿の画像を読み取る画像読み取
り装置である。7は装置の操作を入力したり装置の諸状
況を表示する操作部である。
【0019】第1及び第2画像記録部1,2は、共にレ
ーザービームを利用したデジタル電子写真方式を採用し
ており、ほぼ同じ構成となっている。
【0020】まず始めに、第1画像記録部1について説
明する。
【0021】101は回転駆動される感光体である。感
光体101の周囲には、画像形成部として、1次帯電器
102,現像器103,転写帯電器104,クリーニン
グ装置105が配置されている。この感光体101上
に、画像情報に応じて変調されたレーザー光が、レーザ
ースキャナー106により走査露光され、所定の電子写
真プロセスで顕像化される。一方、給紙部107に積載
されたシートP1 は、既知のローラー等の給紙手段10
8により一枚ずつ分離給送され、画像形成前搬送路10
9を通って感光体101,1次帯電器102,現像器1
03,転写帯電器104,クリーニング装置105等に
より構成された画像形成部に送り込まれる。送り込まれ
たシートP1 上には、感光体101上の顕像が転写され
る。ついでシートP1 は定着部110に至り、加熱或い
は加圧等の手段により画像が定着される。
【0022】シートP1 の片面のみに画像を形成する場
合、シートP1 はそのまま排出路111を通って第1画
像記録部1外に排出される。
【0023】シートP1 の両面に画像を形成する場合、
片面画像定着後のシートP1 は第1の搬送路切換手段1
12の作用により第2搬送路113を通つて反転搬送路
114に導かれる。ここで反転したシートP1 は、第2
の搬送路切換手段115により両面搬送路116に導か
れる。その後シートP1 は再び画像形成前搬送路109
に導かれ、画像形成部でシートP1 の裏側に2面目の画
像を形成した後、定着部110で再度定着され、排出路
111を通って第1画像記録部1外に排出される。
【0024】また、シートP1 の片面に多重画像を形成
する場合、片面画像定着後のシートP1 は第1の搬送路
切換手段112の作用により第2搬送路113に導かれ
る。そして更に第3の搬送路切換手段117により両面
搬送路116に導かれる。その後シートP1 は再び画像
形成前搬送路109に導かれ、画像形成部でシートP1
の表側に2面目の画像を形成した後、定着部110で再
度定着され、排出路111を通って第1画像記録部1外
に排出される。
【0025】なお、第1画像記録部1内のシート搬送路
中の適所には、シートP1 の搬送状態を監視し、紙詰ま
り等を検知するセンサー118〜124が配置されてい
る。
【0026】第1画像記録部1で画像記録されたシート
1 は、排出路111を通って第1画像記録部1外に排
出された後、スタッカー3に搬入される。スタッカー3
の第1搬入路301から搬入されたシートP1 は、第1
排出路302を通って第1スタックトレイ303に収納
される。
【0027】第2画像記録部2の構成は、基本的には第
1画像記録部1と全く同様である。構成要素の説明で、
同様の部分は、3桁の数字の最初の1字の1を2と置き
換えることで説明を省略する(例えば、第1画像記録部
の感光体101は、第2画像記録部では感光体201と
称す)。
【0028】第2画像記録部2で画像記録されたシート
2 は、排出路211を通って第2画像記録部2外に排
出された後、増設搬送部4に搬入される。増設搬入部4
01より搬入されたシートP2 は、増設搬送路402を
通って、増設排出路403から排出される。
【0029】なお、増設搬送部4のシート搬送路中の適
所には、シートP2 の搬送状態を監視し、紙詰まり等を
検知するセンサー404〜406が配置されている。
【0030】増設排出路403から排出されたシートP
2 は、スタッカー3に搬入される。スタッカー3の第2
搬入路304から搬入されたシートP2 は、スタック切
換手段305の作用によりスタック搬送路306に導か
れた後、第1排出路302を通って第1スタックトレイ
303に収納される。
【0031】5は、原稿フィーダーである。原稿トレイ
501に積載された原稿P0 は、操作部7のキー入力部
701から適切な指示を入力することにより、原稿トレ
イ501に積載された原稿P0 は画像読取部601に搬
入されて画像を読み取られる。また、操作部7のキー入
力部701から適切な指示を入力することにより、原稿
0 の両面の画像を読み取ることも可能である。
【0032】6は、画像読取装置である。画像読取装置
6は、搬入された原稿P0 を露光ランプ602により照
明し、その反射光をミラー603,604,605によ
りレンズ606に導き、更に画像読取素子としてのCC
Dセンサー607に結像させる構成となっている。
【0033】このような画像記録装置においては、第2
画像記録部2からスタッカ3までの搬送パスは、増設搬
送路4の長さ分だけ第1画像記録部1からスタッカ3ま
での搬送パスよりも長くなっている。すなわち、単純
に、第1,第2画像記録部1,2で同じタイミングで画
像記録を行なうと、第2画像記録部2から、スタッカ3
までシートが搬送される間、第1画像記録部1は待機す
ることになり、効率が悪い。
【0034】そこで、上記のような装置で、より生産性
の高い画像記録を達成するため、一連の画像情報の各画
像記録部に対する分配、各画像記録部におけるシート上
への記録タイミング、及び、各画像記録部から前記収納
装置までのシートの搬送、を制御する制御部を設け、以
下のようなページ合わせ制御を行なう。
【0035】『片面記録時』片面に画像を記録する場合
について説明する。
【0036】まず、図2のように原稿フィーダー5及び
画像読取装置6により読み取られた一連の画像情報SS
1(G1 ,G2 ,G3 ,・・・)は、基本バッファメモ
リーB0 に貯蔵される。その後、利用者が表示パネル7
02で指示した記録方式等に合わせて、第1バッファメ
モリーB1 と第2バッファメモリーB2 に振り分けられ
る(図では頁順に振り分ける場合が示されている)。
【0037】その後、第1バッファメモリーB1 に記憶
された情報に基づいて第1画像記録部を、第2バッファ
メモリーB2 に記憶された情報に基づいて第2画像記録
部を、並列に動作させ、シートに対し記録する。ここで
原稿のページに対応したシートをS1,S2,S3,
…,とする。
【0038】以下に上記制御をステップに分けて詳細に
説明する。
【0039】{ステップ1}まず基本バッファメモリー
0 から、原稿1枚目を第1バッファメモリーB1に、
原稿3枚目を第2バッファメモリーB0 に振り分ける
(図4(a))。第1画像記録部1は、第1給紙部10
7から給送されたシートS1 の片面上に、バッファメモ
リーB1 から原稿1枚目の画像を記録する。同時に、第
2画像記録部2は、第2給紙部207から給送されたシ
ートS3 の片面上に、バッファメモリーB2 から原稿3
枚目の画像を記録する(図3(a))。
【0040】{ステップ2}シートS1 は、第1搬送路
111を通って第1スタックトレイ303に収納され、
シートS3 は増設搬入路401より、増設搬送部4に搬
入される。また、基本バッファメモリーB0 から、原稿
2枚目を第1バッファメモリーB1 に、原稿5枚目を第
2バッファメモリーB0 に振り分けられ(図4
(a))、第1画像記録部1では、第1給紙部107か
ら給送されたシートS2 の片面上に、バッファメモリー
1 から原稿2枚目の画像が記録され、同時に第2画像
記録部2は、第2給紙部207から給送されたシートS
5 の片面上に、バッファメモリーB2 から原稿5枚目の
画像を記録する(図3(b))。
【0041】{ステップ3}第1画像記録部1で記録さ
れたシートS2 、そして増設搬送部に存在するシートS
3 、という順番で、収納されたシートS1 の上に重なる
ように、制御部(不図示)からの連結パスのモータの加
減速等によって第1スタックトレイ303に収納する。
また前段階で画像記録装置2から記録されたシートS5
は、増設搬入路401より、増設搬送部4に搬入され
る。
【0042】また、基本バッファメモリーB0 から、原
稿4枚目を第1バッファメモリーB1 に、原稿7枚目を
第2バッファメモリーB2 に振り分け(図4(a))、
第1画像記録部1では、第1給紙部107から給送され
たシートS4 の片面上に、バッファメモリーB1 から原
稿4枚目の画像を記録し、第2画像記録部2では、第2
給紙部207から給送されたシートS7 の片面上に、バ
ッファメモリーB2 から原稿7枚目の画像を記録する
(図3(c))。
【0043】以下同様に、ステップ3の動作を繰り返す
ことで、シートS4 とシートS5 、シートS6 とシート
7 という順番でスタッカー3上に原稿のページ順に重
ねられる。
【0044】基本バッファメモリーB0 からの片面時の
画像情報の振り分け方は、第1バッファメモリーB1
原稿の1枚目、1枚目以降は偶数枚目が、第2バッファ
メモリーB2 には1枚目を除く奇数枚目が振り分けられ
る(図4(a))。
【0045】このようにすれば、第1及び第2画像記録
部1,2の単位時間当たり画像記録するシート処理枚数
をそれぞれN枚とすれば、本装置全体としての処理能力
は単位時間当たり2N枚となる。したがって、機械速度
を無理に上げることなく、2倍の生産性を持った高速記
録が実現できる。
【0046】また本実施の形態では、原稿の順番にペー
ジを合わせる方法を示したが、原稿の逆順に記録してペ
ージを合わせることも同様の構成で行うことができる。 『両面記録時』次に、両面に画像を記録する場合につい
て説明する。
【0047】両面の場合には、まず画像情報SS1は基
本バッファメモリーB0 に蓄積され、第1バッファメモ
リーB1 と第2バッファメモリーB2 に2ページ分の画
像情報が振り分けられる。
【0048】以下に両面記録時の制御部によるページ合
わせ制御を示す。なお両面時でのページの合わせの制御
は原稿を給紙されたシートに両面で記録する以外は、片
面での搬送路での制御の仕方と同様であるため図は省略
した。
【0049】{ステップ1}まず基本バッファメモリー
0 から、原稿1、2枚目を第1バッファメモリーB1
に、原稿5、6枚目を第2バッファメモリーB0 に振り
分ける(図4(b))。第1画像記録部1は、第1給紙
部207から給送されたシートS1 の表面上に、バッフ
ァメモリーB1 から原稿1枚目の画像を記録する。その
後、シートS1 は前述の反転動作を行って再び画像形成
部に導かれ、裏面に原稿2枚目の画像を記録する。
【0050】一方、第2画像記録部2は、第2給紙部2
07から給送されたシートS3 の表面上に、バッファメ
モリーB2 から原稿3枚目の画像を記録する。その後、
シートS3 は前述の反転動作を行って再び画像形成部に
導かれ、裏面に原稿4枚目の画像を記録する。
【0051】{ステップ2}シートS1 は、第1搬送路
111を通って第1スタックトレイ303に収納され、
シートS3 は増設搬入路401より、増設搬送部4に搬
入される。また基本バッファメモリーB0 から、原稿
3、4枚目を第1バッファメモリーB1 に、原稿9、1
0枚目を第2バッファメモリーB0 に振り分けられ(図
4(b))、第1画像記録部1は第1給紙部207から
給送されたシートS2 の表面上に原稿3枚目、裏面に原
稿4枚目の画像を記録する。同時に第2画像記録部2
は、第2給紙部207から給送されたシートS5 の表面
上に原稿9枚目、裏面上に原稿10枚目を画像を記録す
る。
【0052】{ステップ3}第1画像記録装置1で記録
されたシートS2 と増設搬送部にあったシートS3とい
う順番で収納されたシートS1 の上に重なるように、ペ
ージ合わせ制御手段(図省略)からの連結パスのモータ
の加減速等によって第1スタックトレイ303に収納す
る。また前段階で画像記録装置2から記録されたシート
5 は、増設搬入路401より、増設搬送部4に搬入さ
れる。また基本バッファメモリーB0から、原稿7、8
枚目を第1バッファメモリーB1 に、原稿13、14枚
目を第2バッファメモリーB0 に振り分けられ(図4
(b))、第1画像記録部1は第1給紙部207から給
送されたシートS2 の表面上に原稿7枚目、裏面に原稿
8枚目の画像を記録する。同時に第2画像記録部2は、
第2給紙部207から給送されたシートS5 の表面上に
原稿13枚目、裏面上に原稿14枚目の画像を記録す
る。
【0053】以下同様に、ステップ3の動作を繰り返す
ことで、シートS4 とシートS5 、シートS6 とシート
7 という順番で全原稿の記録終了までスタッカー3の
上に原稿のページ順に重ねられる。
【0054】基本バッファメモリーB0 からの画像情報
の振り分け方は、原稿のページ毎の画像情報をG1 ,G
2 ,G3 ,G4 ,…とした場合、第1バッファメモリー
1にはG1 ,G2 及びG(4n-1),G(4n)、第2バッフ
ァメモリーB2 にはG(4n+1),G(4n+2)と振り分けられ
る(n=1,2,3,4,5,6,…)(図4
(b))。
【0055】これにより、1つの画像記録部であれば、
t回の画像記録が必要な量の画像情報に対し、本装置を
上記のように制御することにより、連続したt/2+1
回分の画像記録時間で行なうことができる。すなわち、
装置のトータルの処理速度を約2倍にすることができ
る。
【0056】また本実施の形態では、原稿の順番にペー
ジを合わせる方法を示したが、原稿の逆順に記録する場
合には、画像情報SS1から、基本バッファメモリーB
0 に蓄える際、原稿のページ枚数をカウントとし、奇数
枚数ならば第1画像記録部1は最終ページのみを片面で
記録するような制御を加えれば、同様の構成及び動作で
実行することができる。
【0057】(実施の形態2)本発明の第2の実施の形
態に係る画像記録装置を示す図5において、第1及び第
2画像記録部のどちらか一方が非作動状態となったとき
の制御部によるページ合わせ制御を示す。
【0058】本実施の形態に係る画像記録装置は、第1
及び第2画像記録部が同時に作動中、何らかの要因(紙
の補給,トナーの補給,紙詰まり処理,定期メンテナン
ス,不慮のトラブル発生時等)によって第1及び第2画
像記録部のどちらか一方が非作動状態となったときにで
も生産性を落とさないでページ合わせ制御を行なうこと
を特徴としており、その他の構成及び基本動作について
は前記第1の実施の形態と全く同一であり、ここでは説
明を省略する。
【0059】まず、第1及び第2画像記録部のどちらか
一方が非作動状態となったときの制御部によるページ合
わせ制御を、片面画像記録時について述べる。
【0060】片面画像記録時、第1及び第2画像記録部
が同時に作動中、第1画像記録部1内のシート搬送路内
で紙詰まりが発生したとする(図5(a))。
【0061】すると、まずセンサー118〜124のい
ずれかで紙詰まりが検知され、第1画像記録部1の作動
を停止すると同時に操作部7の表示パネル702に紙詰
まりの発生を表示し、操作者に紙詰まり処理を促す。そ
して紙詰まりしたシートが、どの画像情報を記録したも
のであるかをチェックし、それ以降の画像情報は紙詰ま
りが解決されるまで、基本バッファメモリーB0 から第
2バッファメモリーB2 のみ画像情報は振り分けられ
る。
【0062】また、紙詰まりする前に第2画像記録部か
ら搬送中のシート(図5ではS3 とS5 )は、そのまま
搬送してしまうとシートのページが合わなくなってしま
うので、それらのシートはスタック切換手段305の作
用により、第2スタックトレイ308に収納される(図
5(b))。
【0063】それらのシートが、全て第2スタックトレ
イ308に収納されたら、スタック切換手段305によ
り搬送パスを切り換え、第2画像記録部2単独で、紙詰
まりした画像情報のページ(図5ではS2 )から単位時
間当たり画像記録するシート処理枚数N枚として作動し
続ける(図5(c))。
【0064】そして紙詰まり処理が終了すると、再び第
1画像記録部1が作動し、もとの高生産性を維持する。
この場合、紙詰まり処理の間は、第1,第2画像記録部
1,2が同時に稼働している場合よりも生産性は落ちる
が、ダウンタイムがないため・トータルとして高生産性
を保つことが出来る。
【0065】尚、一方の画像記録装置が停止していると
きに、他の一方の画像記録装置の処理速度を加速して画
像記録装置を作動させ続けてもよい。
【0066】そうすれば、第1及び第2画像記録部のど
ちらか一方が非作動状態となったときの生産性を更に上
げることが出来る。
【0067】一方の画像記録装置が停止しているときに
もう一方の画像記録装置の単位時間当たり処理枚数をN
枚以上に加速する手段としては、連続して搬送するシー
ト同士の間隔を小さくする、或いは全体の紙搬送速度を
速くする、等の手段がある。
【0068】後者の場合、一時的にではあっても、感光
体の感度不足,露光ランプの寿命,昇温,振動,騒音,
耐久性等の当初の問題が懸念される。したがって、連続
して搬送するシート同士の間隔を小さくする方法が有効
である。
【0069】この場合、単位時間当たりに通過するシー
ト枚数が多くなるため、定着部110(210)の熱が
シートによってより多く奪われ、結果として定着性が不
十分となる可能性がある。
【0070】その場合、一方の画像記録装置が停止して
いるときにもう一方の画像記録装置の定着温度をやや上
げる制御をすれば有効にこの問題が解決できる。なお、
定着温度を上げると、電力が余計にかかるなどの問題が
あるが、一方の画像記録装置が停止しているときのこと
なので、その分の電力を充てれば問題は発生しない。
【0071】また、第1画像記録部と第2画像記録部
は、同時に作動、或いは各々独立に作動可能であるた
め、上述した各種様々な画像情報を、種類別に第1画像
記録部と第2画像記録部に振り分けることも可能であ
る。例えば、原稿画像のコピー中、即ち、第1及び第2
画像記録部1,2が同時に作動しているときに、ファク
シミリ等の画像情報が入力された場合でも本装置は有効
に作動する。
【0072】この場合、ファクシミリ等の画像情報が入
力されたと同時に第2画像記録部2を停止して原稿画像
の記録を第1画像記録部1に集中する。そして、第2画
像記録部2ではファクシミリ等の画像情報での記録のみ
を行う。こうすることにより、原稿画像の記録を行って
いる最中であってもリアルタイムにファクシミリ等の急
ぎの画像記録を行うことが出来る。また、原稿画像情報
とは別のファクシミリ等の画像情報を扱うときは、原稿
画像情報を記録したシートとファクシミリ等の画像情報
を記録したシートは、スタッカー上に独立して収納され
るのが望ましい。
【0073】この場合は、第2画像記録部2で画像記録
されたシートS2 は、増設搬送部4を通過してスタッカ
ー3の第2搬入路304からスタッカー3内に搬入され
る。そして搬入されたシートS2 は、スタック切換手段
305の作用により第2排出路307に導かれた後、第
2スタックトレイ308に収納される。このようにすれ
ば、事後の仕分け処理が不要となり、操作者にとっての
操作性が向上する。
【0074】本発明では、画像記録装置に送られ記録さ
れる信号については、原稿を読み取った画像情報として
述べたが、これに限定されるものではない。例えば、コ
ンピューターから出力される画像情報、何らかの媒体に
蓄積されていた画像情報,遠隔地から電送されてきた画
像情報等であってもよい。
【0075】また本発明では、記録後のシートを収納す
るものとして、スタッカー3を用いて説明した。しか
し、これに限定されるものではなく、公知のソーター、
或いはステイプル処理を行うステイプラー等であっても
よい。
【0076】
【発明の効果】本発明は、供給されたシートに画像を記
録する複数の画像記録部と、画像記録後のシートを整合
収納する収納装置と、一連の画像情報の各画像記録部に
対する分配、各画像記録部におけるシート上への記録タ
イミング、及び、各画像記録部から前記収納装置までの
シートの搬送、を制御する制御部と、を備え、一連の画
像情報を各画像記録部に分配し、それぞれの画像記録部
で同時に画像を記録した後、画像記録されたシートを所
定の順序で前記収納装置に収納するので、出力速度が高
速で、適正な順序でシートを収納部に収納することので
きる生産性の高い画像記録装置を提供することができ
る。
【0077】また、本発明によるページ合わせの制御に
より、紙の補給,トナーの補給,紙詰まり処理,定期メ
ンテナンス,不慮のトラブル発生時等でも装置を停止さ
せず、ダウンタイムのない画像記録装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像記録装置
の主断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像記録装置
のブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る画像記録装置
におけるページ合わせ制御の説明図である。
【図4】画像情報の画像記録装置1,2への割り当て図
である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像記録装置
におけるページ合わせ制御の説明図である。
【符号の説明】
1 第1画像記録部 101,201 感光体 102,202 1次帯電器 103,203 現像器 104,204 転写帯電器 105,205 クリーニング装置 106,206 レーザースキャナー 107,207 給紙部 108,208 給紙手段 109,209 画像形成前搬送路 110,210 定着部 111,211 排出路 112,212 第1の搬送路切換手段 113,213 第2搬送路 114,214 反転搬送路 115,215 第2の搬送路切換手段 116,216 両面搬送路 117,217 第3の搬送路切換手段 118〜124,218〜224 センサ 2 第2画像記録部 3 スタッカー 301 第1搬入路 302 第1排出路 303 第1スタックトレイ 4 増設搬送部 401 増設搬入路 402 増設搬送路 403 増設排出路 404〜406 センサ 5 原稿フィーダー 501 原稿トレイ 6 画像読取部 601 画像読み取り部 602 露光ランプ 603〜605 ミラー 606 レンズ 607 CCDセンサ 7 操作部 701 キー入力部 702 表示パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/21 H04N 1/21 (72)発明者 亀井 正文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 杉浦 崇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 伊勢 誠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給されたシートに画像を記録する複数の
    画像記録部と、 画像記録後のシートを整合収納する収納装置と、 一連の画像情報の各画像記録部に対する分配、各画像記
    録部におけるシート上への記録タイミング、及び、各画
    像記録部から前記収納装置までのシートの搬送、を制御
    する制御部と、 を備え、 一連の画像情報を各画像記録部に分配し、それぞれの画
    像記録部で同時に画像を記録した後、画像記録されたシ
    ートを所定の順序で前記収納装置に収納することを特徴
    とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記制御部は、一部の画像記録部が非作動
    状態となったことを検知した場合には、その非作動状態
    の画像記録部が記録するはずであった画像情報を他の画
    像記録部に振り分けることを特徴とする請求項1に記載
    の画像記録装置。
  3. 【請求項3】前記制御部は、前記非作動状態の画像記録
    部が記録するはずであった画像情報を振り分けられた他
    の画像記録部の画像記録処理速度を上昇させることを特
    徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
JP9143490A 1997-05-16 1997-05-16 画像記録装置 Withdrawn JPH10319794A (ja)

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JP9143490A JPH10319794A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 画像記録装置

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JP9143490A JPH10319794A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 画像記録装置

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JPH10319794A true JPH10319794A (ja) 1998-12-04

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ID=15339929

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JP9143490A Withdrawn JPH10319794A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 画像記録装置

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