JP3531393B2 - 画像記録ネットワークの分散処理システム - Google Patents

画像記録ネットワークの分散処理システム

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JP3531393B2
JP3531393B2 JP00505697A JP505697A JP3531393B2 JP 3531393 B2 JP3531393 B2 JP 3531393B2 JP 00505697 A JP00505697 A JP 00505697A JP 505697 A JP505697 A JP 505697A JP 3531393 B2 JP3531393 B2 JP 3531393B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オンデマンドプ
リント等の分野において使用される画像記録ネットワー
クに関するもので、特にクライアントから入力された複
数のページからなる1つのジョブを少なくとも2つの画
像記録装置で分散処理可能な画像記録ネットワークの分
散処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル方式の複写機やプリンタ
並びに印刷に関連する分野として、オンデマンドプリン
トと呼ばれる分野が注目を浴びてきている。このオンデ
マンドプリントに関しては、例えば、印刷雑誌 199
6(Vol.79)10 P68〜P69に、「オンデ
マンド印刷の重要性」(副題−米国オンデマンドショ
ウ、企業を見学して−)と題して、著者が1996年4
月23日から25日までニューヨークで開催されたOn
Demand Digital Printing
& Publishing Showを見学し、更に米
国の印刷機メーカー及び印刷会社を訪問した際の報告を
掲載した記事がある。
【0003】この印刷雑誌の記事によれば、超短納期の
印刷、業務帳票の整理統合を可能にしたデジタル技術
が、従来の印刷業を変革しており、白黒単色小部数印刷
や広域サービス対応などに重点が移行しつつあると指摘
している。また、このShowの主催社であるCAP
ventureの社長Chales A Pesko氏
は、オンデマンドプリンティングに関して、次の6つの
重要なポイントを説明している。すなわち、1)熟練を必
要とする印刷から、それを必要としないエレクトロニク
スのサービス業への移行、2)オンデマンドの分野の経済
性において、従来の印刷に比してコスト的に有利なショ
ートランの分野での伸び、3)オンデマンドにおける経済
性を超えたメリット、イ)短納期→コンビニエンスなサー
ビス・ビジネスへ、ロ)内容変更の容易さ→たとえばハイ
テク関係のドキュメント、システム変更の説明書など、
ハ)顧客印刷在庫の大幅な削減→デジタル在庫、顧客の印
刷物を顧客に在庫させるのではなく、顧客のデータを管
理し、顧客の必要なときに、必要な量だけ印刷して提
供、ニ)カスタマイズ→可変情報印刷を利用し個人会社向
けの印刷データベースを活用したビジネス、ホ)インライ
ンでデータ入力から製本完了までできることによる大幅
な工数時間の短縮、4)今後のオンデマンド印刷のシェア
の増大、5)印刷物対プロセス、オンデマンドプリントと
いうのは印刷物を意味するのではなく、プロセス−デジ
タル処理−を意味し、顧客とはデジタルでつながり、顧
客のデータファイル管理が重要な仕事となり、また、各
種ネットワークを使って、データ転送により、顧客の配
布希望先の最も近いところで印刷可能、納期の大幅な短
縮、デリバリコストの削減、データ変更の容易さ、6)デ
ジタル・プリント産業のサービスの品質を追求する産業
への変貌、の6つのポイントである。
【0004】これらの6つのポイントのうち、「3)オン
デマンドにおける経済性を超えたメリット」と「5)印刷
物対プロセス」に関する記載は、オンデマンドプリント
を技術的に見た場合、特に重要である。つまり、オンデ
マンドプリントは、プリント物の納期を大幅に短縮する
ことができるばかりか、少量に需要に容易に応えること
ができ、しかも内容の変更が容易であり、ハイテク関係
のマニュアル等のドキュメント、システム変更の説明書
などの冊子を作成するで適しており、更に顧客印刷在庫
の大幅な削減やインラインでデータ入力から製本完了ま
で可能となることによる大幅な工数時間の短縮、及び顧
客とデジタル回線を通してつながることによるデータ転
送の容易さ等に基づくやはり納期の大幅な短縮やデリバ
リコストの削減、データ変更の容易さ等が実現できると
いう特徴を有している。
【0005】このような現状の下において、上記ハイテ
ク関係のマニュアル等のドキュメントやシステム変更の
説明書、あるいは新製品のカタログやマニュアル、更に
はオフィスにおける配付物等としては、すべてが白黒の
ページからなる冊子や、すべてがカラーのページからな
る冊子、又は白黒のページとカラーのページとが混在す
るページからなる冊子などがある。これらのハイテク関
係のマニュアル等のドキュメントやシステム変更の説明
書、あるいはオフィスにおける配付物等の冊子を大量に
作成する場合は、通常、カタログやマニュアル等の原稿
に基づいて印刷会社に依頼して作成するのが一般的であ
る。
【0006】しかし、上記カタログや装置のマニュア
ル、あるいはオフィスにおける配付物は、一般的に少量
で多くの種類の冊子である場合が多く、印刷会社に依頼
し印刷処理をしていたのではコストが高くなってしまう
ばかりか、完成までにある程度の日数を必要とするた
め、短期間の納期に間に合わせることができないという
不都合がある。さらに、最近のマニュアルに代表される
ように、バク修正やバージョン変更等により、内容の一
部を変更すれば良い場合に、印刷工程は版下作成からや
り直しとなり、時間的あるいは経済的に不都合が多く発
生した。
【0007】そのため、カタログや装置のマニュアル、
あるいはオフィスにおける配付物等の冊子を少量だけ作
成する場合は、上述したように、オンデマンドプリント
が採用される。
【0008】このようなオンデマンドプリント技術に関
連するものとして、デジタル複写機やプリンタ等の画像
記録機器は、近年、広く普及してきており、画質の面で
も白黒はもちろんのことカラー画像でも印刷物に近いレ
ベルにまで向上してきている。また、最近のオフィスや
個人用のパーソナルコンピュータの急速な普及によっ
て、複数のパーソナルコンピュータ等が会社内のローカ
ルエリアネットワーク(LAN)、あるいはデジタル回
線等の通信回線を介して、プリントサーバを備えた複数
台のデジタル複写機やプリンタ等の画像記録機器と接続
されてネットワークを構成し、いつでも自由に必要な画
像情報の記録が可能となってきている。
【0009】ところで、このようなネットワーク化され
た画像記録システムに関連する技術としては、特開平6
−290008号公報や特公平7−105869号公報
等に開示されているものが、既に種々提案されている。
【0010】上記特開平6−290008号公報には、
複数のプントサーバと複数のクライアントが接続された
ネットワークシステムにおいて、個々のプリントサーバ
を集中管理するメインプリントサーバを設け、データ印
刷時には、メインプリントサーバが空いているプリンタ
を判断し、ジョブを分散させるようにしたことが開示さ
れている。
【0011】さらに説明すると、上記特開平6−290
008号公報に係るネットワークシステムは、プリンタ
を有し外部から受けたデータをそのプリンタに出力する
プリントサーバと、印刷データを準備してプリントサー
バに送出するクライアントとが接続されたネットワーク
システムにおいて、プリントサーバの動作状況を集中管
理するメインプリントサーバを設け、クライアントで準
備したデータを印刷するときには、クライアントからメ
インプリントサーバに印刷要求を行い、メインプリント
サーバでは、その印刷要求を受けたとき、その時のネッ
トワークに接続されているプリントサーバの空き状況を
評価し、その評価に基づいて、最適なプリントサーバを
選択し、そのプリントサーバに対し印刷要求を行って、
クライアントからの印刷データをそのプリントサーバに
送付するように構成したものである。
【0012】また、上記特公平7−105869号公報
に係る入力ジョブの処理方法は、電子複写システムに関
し、更に詳細にはジョブを順序正しく一時的に中断さ
せ、進行中のジョブの前に、特別のジョブを処理するよ
うにジョブ割り込み方法について開示したものであり、
図9のジョブサマリーが参考になる。
【0013】さらに説明すると、上記特公平7−105
869号公報に係る入力ジョブの処理方法は、印刷物を
提供するために書類の形式で入力されるジョブを、前記
書類を走査して前記書類を画像信号に変換するための走
査器、及び前記画像信号を用いて印刷物を印字するため
の複写機で処理する方法において、前記走査器及び複写
は互いに非同期的に動作し、(a) ジョブファイルに各ジ
ョブに対する処理命令を提供する段階と、(b) 印刷物を
作る際に用いるための画像信号を提供するため、前記ジ
ョブ書類を走査する段階と、(c) 前記ジョブファイルを
印字のために順序付けされた待ち行列内に配置する段階
と、(d) 前記ジョブファイルが前記待ち行列内に配置さ
れている順序で前記画像信号を用いて前記ジョブを印字
する段階と、(e) ジョブファイルに特別ジョブに対する
処理命令を提供する段階と、(f) 前記待ち行列に現在あ
るジョブの非中断印字を継続しながら、前記特別ジョブ
を構成する書類を走査するため、前記ジョブ書類の走査
を中断する段階と、(g) 前記特別ジョブを印字する際に
用いるための画像信号を提供するため、前記特別ジョブ
を構成する書類を前記特別ジョブに対するジョブファイ
ルからの前記命令に従って走査する段階と、(h) 前記特
別ジョブが印字の準備ができたときに、前記特別ジョブ
に対するジョブファイルを、前記印字待ち行列内に、前
記印字待ち行列内の他の処理ジョブのジョブファイルの
前に入れる段階と、(i) 段階(h) に応答し、前記画像信
号を用いて前記特別ジョブに対するジョブファイルから
の命令に従って前記特別ジョブの順次を開始するため、
現在印字中のジョブを中断する段階と、(j) 前記特別ジ
ョブ内の最後の書類の走査の際、前記他のジョブの書類
の走査を再開する段階と、(k) 前記特別ジョブの印字が
完了したら、前記中断ジョブの印字を再開する段階とを
有するように構成したものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記特開平6−290008号公報に係るネッ
トワークシステムの場合には、複数のプンリントサーバ
と複数のクライアントが接続されたネットワークシステ
ムにおいて、個々のプンリントサーバを集中管理するメ
インプリントサーバを設け、データ印刷時には、メイン
プリントサーバが空いているプリンタを判断し、ジョブ
を分散させることが開示されている。
【0015】また、上記特公平7−105869号公報
に係る入力ジョブの処理方法の場合には、ジョブを順序
正しく一時的に中断させ、進行中のジョブの前に、特別
のジョブを処理するようにジョブ割り込み方法について
開示されており、図9にジョブの設定について開示され
ている。このジョブチケットには、プリント枚数、原稿
サイズ、使用トレイなどの設定が設けられている。しか
し、この特公平7−105869号公報に係る入力ジョ
ブの処理方法の場合には、プリンターの付属のUI(U
ser Interface)であるため、複数のプリ
ンタに対する情報は、ジョブチケットにはない。
【0016】このように、従来は、上記特開平6−29
0008号公報に代表されるように、ジョブ毎にどのプ
リンタに送ればよいかをサーバが判断し、ジョブが混ん
でいないプリンタにジョブを送ったり、そのジョブを処
理することができるプリンタ(両面複写の可否など)に
送るように構成されていた。そして、こうすることによ
り、複数のクライアントPCなどから受け付けたジョブ
を効率良く処理できるようにシステム化されていた。
【0017】ところが、最近、カラー化が進むに従い、
1つのジョブをページ単位で各プリンタに分散する必要
性が生じてきた。なぜならば、一般的にカラー原稿とい
ってもそのなかに占めるカラーページの割合は、20〜
30%といわれ、すべてのページをカラー機で処理する
ということは、非効率的であり、ランニングコストも高
くなってしまうという。
【0018】そこで、カラー印刷機に代わるオンデマン
ドプリントの分野における大量処理システムとしては、
ネットワークサーバから複数のカラープリンタと白黒プ
リンタにジョブを振り分ける分散処理をする必要が生じ
てきた。
【0019】しかしながら、従来のネットワークサーバ
における分散処理は、ジョブを処理した後、どのページ
をどのプリンタで出力したか結果を残さないので、出力
するたびに、選択されるカラープリンタが異なる場合が
あり、カラー画像の仕上がりの色合いが変化するという
問題点を有していた。なお、この問題点は、カラー程は
顕著でないにしても、白黒のページのみからなるジョブ
を異なる白黒プリンタで出力する場合にも起こり得るも
のである。
【0020】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、特にカラー/白黒混在原稿に対し、常に同じ色
合いで出力することが可能な画像記録ネットワークの分
散処理システムを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】 すなわち、請求項1に
記載された発明は、クライアントから入力された複数の
ページからなる1つのジョブを少なくとも2つの画像記
録装置で分散処理可能な分散処理サーバと、このサーバ
からの指令に基づいて前記ジョブの記録シートへの記録
を行う少なくとも2つの画像記録装置とを有する画像記
録ネットワークの分散処理システムにおいて、前記ジョ
ブを出力した画像記録装置を、当該画像記録装置で出力
したジョブのページと関連付けて記憶する記憶手段を設
け、再度同一のジョブを画像記録する場合に、前記記憶
手段に記憶されたジョブのページと関連付けて記憶され
た画像記録装置の情報に基づいて、前記ジョブの同一の
ページは、同一の画像記録装置によって画像記録を行う
ように構成したものである。
【0022】また、請求項2に記載された発明は、クラ
イアントから入力された複数のページからなる1つのジ
ョブを少なくとも白黒及びカラー各1台の画像記録装置
で分散処理可能な分散処理サーバと、このサーバからの
指令に基づいて前記ジョブの記録シートへの記録を行う
少なくとも白黒及びカラー各1台の画像記録装置とを有
する画像記録ネットワークの分散処理システムにおい
て、前記ジョブを出力した画像記録装置を、当該画像記
録装置で出力したジョブのページと関連付けて記憶する
記憶手段を設け、再度同一のジョブを画像記録する場合
に、前記記憶手段に記憶されたジョブのページと関連付
けて記憶された画像記録装置の情報に基づいて、前記ジ
ョブの同一のページは、同一の画像記録装置によって画
像記録を行うように構成したものである。
【0023】さらに、請求項3に記載された発明は、請
求項1又は2記載の画像記録ネットワークの分散処理シ
ステムにおいて、前記記憶手段を分散処理サーバ側に設
けるように構成したものである。
【0024】また、請求項4に記載された発明は、請求
項1又は2記載の画像記録ネットワークの分散処理シス
テムにおいて、前記記憶手段をクライアント側に設ける
ように構成したものである。さらに、請求項5に記載さ
れた発明は、複数のページからなる1つのジョブを少な
くとも2つの画像記録装置に分散して出力させるための
分散処理サーバであって、前記ジョブを出力した画像記
録装置と当該画像記録装置で出力したジョブのページと
を関連付けて記憶する記憶手段を設け、再度同一のジョ
ブを画像記録する場合に、前記記憶手段に記憶されたジ
ョブのページと関連付けて記憶された画像記録装置の情
報に基づいて、前記ジョブの同一のページは、同一の画
像記録装置によって画像記録を行うことを特徴とする分
散処理サーバである。また更に、請求項6に記載された
発明は、複数のページからなる1つのジョブを少なくと
も白黒及びカラー各1台の画像記録装置に分散して出力
させるための分散処理サーバであって、前記ジョブを出
力した画像記録装置と当該画像記録装置で出力したジョ
ブのページとを関連付けて記憶する記憶手段を設け、再
度同一のジョブを画像記録する場合に、前記記憶手段に
記憶されたジョブのページと関連付けて記憶された画像
記録装置の情報に基づいて、前記ジョブの同一のページ
は、同一の画像記録装置によって画像記録を行うこと
特徴とする分散処理サーバである。
【0025】
【作用】上記請求項1に記載された発明は、クライアン
トから入力された複数のページからなる1つのジョブを
少なくとも2つの画像記録装置で分散処理可能な分散処
理サーバと、このサーバからの指令に基づいて前記ジョ
ブの記録シートへの記録を行う少なくとも2つの画像記
録装置とを有する画像記録ネットワークの分散処理シス
テムにおいて、前記ジョブを出力した画像記録装置を、
当該画像記録装置で出力したジョブのページと関連付け
て記憶する記憶手段を設けるように構成したので、再度
同一のジョブの特定のページなどを画像記録する場合に
は、記憶手段にジョブを出力した画像記録装置が、当該
画像記録装置で出力したジョブのページと関連付けて記
憶されているので、同一のページは、同一の画像記録装
置で記録することができるため、前回出力したものと今
回出力したものとの画質が異なるのを防止することがで
き、1つのジョブを分散処理した場合でも、画像記録を
するたびに画質が異なる事態を防止することができる。
【0026】また、請求項2に記載された発明は、クラ
イアントから入力された複数のページからなる1つのジ
ョブを少なくとも白黒及びカラー各1台の画像記録装置
で分散処理可能な分散処理サーバと、このサーバからの
指令に基づいて前記ジョブの記録シートへの記録を行う
少なくとも白黒及びカラー各1台の画像記録装置とを有
する画像記録ネットワークの分散処理システムにおい
て、前記ジョブを出力した画像記録装置を、当該画像記
録装置で出力したジョブのページと関連付けて記憶する
記憶手段を設けるように構成したので、再度同一のジョ
ブの特定のページなどを画像記録する場合には、記憶手
段にジョブを出力した画像記録装置が、当該画像記録装
置で出力したジョブのページと関連付けて記憶されてい
るので、同一のページは、同一の画像記録装置で記録す
ることができるため、前回出力したものと今回出力した
ものとのカラー画像の画質が異なるのを防止することが
でき、1つのジョブを分散処理した場合でも、画像記録
をするたびにカラー画像の色合い等が異なる事態を防止
することができる。しかも、上記請求項2に記載された
発明の場合には、クライアントから入力された複数のペ
ージからなる1つのジョブを少なくとも白黒及びカラー
各1台の画像記録装置で分散処理可能な分散処理サーバ
と、このサーバからの指令に基づいて前記ジョブの記録
シートへの記録を行う少なくとも白黒及びカラー各1台
の画像記録装置とを有する画像記録ネットワークの分散
処理システムであるので、1つのジョブをページ単位で
白黒及びカラーの画像記録装置で分散処理することがで
き、従来のように1部あるいは1ページにでもカラーの
画像があると、1つのジョブのすべてをカラーの画像記
録装置で処理するのと比べ、時間的、コスト的にも大幅
に効率を向上させることができ、特に効果的である。
【0027】さらに、請求項3に記載された発明は、請
求項1又は2記載の画像記録ネットワークの分散処理シ
ステムにおいて、前記記憶手段を分散処理サーバ側に設
けるように構成したので、クライアント側は、まったく
関知せずに、1つのジョブを分散処理した場合でも、画
像記録をするたびに画質が異なる事態を防止することが
できる。
【0028】 また、請求項4に記載された発明は、請
求項1又は2記載の画像記録ネットワークの分散処理シ
ステムにおいて、前記記憶手段をクライアント側に設け
るように構成したので、分散処理サーバ側のメモリ量を
軽減することができる。さらに、請求項5に記載された
発明は、複数のページからなる1つのジョブを少なくと
も2つの画像記録装置に分散して出力させるための分散
処理サーバであって、前記ジョブを出力した画像記録装
置と当該画像記録装置で出力したジョブのページとを関
連付けて記憶する記憶手段を設けるように構成したの
で、請求項1に記載された発明と同様、再度同一のジョ
ブの特定のページなどを画像記録する場合には、当該分
散処理サーバに備えられた記憶手段にジョブを出力した
画像記録装置が、当該画像記録装置で出力したジョブの
ページと関連付けて記憶されているので、同一のページ
は、同一の画像記録装置で記録することができるため、
前回出力したものと今回出力したものとの画質が異なる
のを防止することができ、1つのジョブを分散処理した
場合でも、画像記録をするたびに画質が異なる事態を防
止することができる。 また更に、請求項6に記載された
発明は、複数のページからなる1つのジョブを少なくと
も白黒及びカラー各1台の画像記録装置に分散して出力
させるための分散処理サーバであって、前記ジョブを出
力した画像記録装置と当該画像記録装置で出力したジョ
ブのページとを関連付けて記憶する記憶手段を設けるよ
うに構成したので、請求項2に記載された発明と同様、
再度同一のジョブの特定のページなどを画像記録する場
合には、当該分散処理サーバに備えられた記憶手段にジ
ョブを出力した画像記録装置が、当該画像記録装置で出
力したジョブのページと関連付けて記憶されているの
で、同一のページは、同一の画像記録装置で記録するこ
とができるため、前回出力したものと今回出力したもの
とのカラー画像の画質が異なるのを防止することがで
き、1つのジョブを分散処理した場合でも、画像記録を
するたびにカラー画像の色合い等が異なる事態を防止す
ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下にこの発明を図示の実施の形
態に基づいて説明する。
【0030】図1はこの発明に係る画像記録ネットワー
クの分散処理システムの一実施の形態を示す構成図であ
る。
【0031】図において、1〜3は製品のマニュアルや
カタログ、あるいはオフィスにおける配付物等の所望の
冊子の原稿を作成する複数のクライアントPCを示すも
のであって、これらのクライアントPC1〜3は、例え
ば、パーソナルコンピュータそのものから構成される
が、これらのパーソナルコンピュータ等に接続されたカ
ラーや白黒のイメージスキャナー等をも含むものであ
る。なお、上記クライアントとしては、クライアントP
Cに限定されるものではなく、例えば、オフィスコンピ
ュータ等からなるものであっても勿論良い。
【0032】4は前記複数のクライアントPC1〜3か
ら入力された1つのジョブを複数の画像記録装置で分散
処理可能な分散処理サーバを示すものであり、この分散
処理サーバ4は、クライアントPC1〜3と同じく例え
ばパーソナルコンピュータによって構成される。
【0033】5は画像記録装置としての白黒プリンタを
示すものであり、この白黒プリンタ5としては、例え
ば、後に詳述するように白黒の画像記録を高速に行うこ
とが可能な大型のプリンタが用いられるが、これに限定
されるものではなく、小型のプリンタを用いても良いこ
とは勿論である。また、上記白黒プリンタ5は、1台に
限らず、複数台設けても良いことは勿論である。
【0034】6、7は同じく画像記録装置としてのカラ
ープリンタを示すものであり、このカラープリンタ6、
7としては、例えば、後に詳述するように記録シートを
転写ドラム上に保持して、この転写ドラム上に保持され
た記録シート上に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)、ブラック(B)の4色のトナー像を互い
に重ねた状態で転写することにより、カラー画像を記録
するものが用いられる。ただし、上記カラープリンタ4
としては、これに限定されるものではなく、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(B)の4色の画像形成ユニットを並列に配置し、これ
ら4色の画像形成ユニットによって形成されたトナー像
を、その下方を搬送される記録シート上に順次多重転写
することにより、カラー画像を記録するものなど、他の
方式のカラープリンタを用いても良いことは勿論であ
る。なお、画質の点からは、転写ドラムを用いたカラー
プリンタの方が良い場合もある。
【0035】これらのクライアントPC1〜3と、分散
処理サーバ4と、白黒プリンタ5と、カラープリンタ
6、7とは、会社内のローカルエリアネットワーク(L
AN)やインターネット等のデジタル回線からなる通信
回線88を介して互いに接続されており、画像データ及
び制御信号の送受信が互いに可能となっている。
【0036】図2はこの発明に係る画像記録ネットワー
クの分散処理システムの一実施の形態に適用される白黒
プリンタ5としてのデジタル複写機を示す外観斜視図で
ある。
【0037】このデジタル複写機5は、通常の原稿の複
写以外に、両面複写、片面多重複写は勿論のこと、複数
枚の原稿を任意部数だけ仕分けした状態で複写する動作
を電子的に行う電子RDH機能や、多数枚の原稿を記録
用紙の両面に2枚ずつページを分割した状態で両面に複
写する等を備えている。
【0038】また、上記デジタル複写機5は、複写機能
の他にファクシミリとしての画像通信機能や、前述した
ホストコンピュータあるいはパーソナルコンピュータ等
からなるクライアントPC1〜3から送られてくる画像
情報を出力するプリンタとしての機能を有している。
【0039】上記デジタル複写機5は、大別して、原稿
の画像を読み取って電気信号に変換し、この電気信号に
変換された画像情報に千鳥補正等の基本的な処理を施し
て出力するImage Input Terminal
(以下、IITという)8と、このIIT8から送られ
てくる画像情報を記憶するとともに必要に応じて二次的
処理を施した後、画像の記録を行って出力するImag
e Output Terminal(以下、IOTと
いう)9と、上記IIT8やIOT9の動作を制御する
Controller(以下、CONTという)10と
から構成されている。
【0040】上記CONT10は、オペレーターが複写
動作等を指定するUser Interface(以
下、UIという)11を有しており、このUI11に
は、オペレーターが複写動作を指定するためのキーボー
ド12やマウス13、あるいはオペレーターが指定動作
を指定するためのキーボード12やマウス13、あるい
はオペレーターが指定した複写動作の内容等を表示する
デイスプレイ14が設けられている。
【0041】この実施の形態において、上記IIT8
は、その上部に原稿を自動的にIIT8のプラテン上ま
で搬送するAutomatic Document F
eeder(以下、ADFという)15を備えている。
このADF15は、原稿16の表裏を裏返して自動的に
IIT8のプラテン上まで搬送することが可能なDua
l Automatic Document Feed
er(以下、DADFという)であっても勿論よい。
【0042】上記ADF15は、図2に示すように、I
IT本体のプラテン上を開閉可能に覆うカバーユニット
内に組み込まれている。そして、上記ADF15は、図
3に示すように、多数枚の原稿16を収容する原稿送り
トレイ17と、この原稿送りトレイ17内に収容された
原稿16を一枚ずつ送出するフィードベルト18と、こ
のフィードベルト18によって送出された原稿16をペ
ーパーシュート19を介してプラテン20へと搬送する
搬送ロール21と、この搬送ロール21によって搬送さ
れた原稿16をプラテン20上の原稿セット位置まで搬
送する搬送ベルト22と、プラテン20上に載置された
原稿16の画像読み取りが終了した時点で、搬送ベルト
22によって送り出される原稿16を排出する排出用搬
送ロール23と、排出された原稿16を収容する原稿受
けトレイ24とから構成されている。
【0043】また、上記ADF15は、原稿のサイズを
検知する図示しない原稿サイズ検知手段を備えている。
この原稿サイズ検知手段は、図3に示すように、ADF
10の原稿送りトレイ17に配設された図示しない複数
の反射型光学式センサによって構成されている。上記光
学式センサは、最大のサイズの原稿16が通過する位置
に配置されており、原稿送りトレイ17に原稿16をセ
ットした際に原稿16からの反射光の有無によって原稿
16のサイズを検知するものである。そして、上記光学
式センサからの出力信号を後述するCPUに入力するこ
とにより、このCPUによって原稿16のサイズを判別
するように構成されている。
【0044】上記ADF15によってIIT本体のプラ
テン20上に搬送された原稿16は、図4に示すよう
に、IIT2のスキャナー25によって読み取られる。
このスキャナー25は、プラテン20上に載置された原
稿15を照明する光源26と、この光源26から出射さ
れる光を原稿1へ向けて反射する反射板27と、上記原
稿16からの反射光をCCD等からなるイメージセンサ
アレイ28へと導く複数枚のミラー29、30、31
と、これらのミラー29、30、31によって導かれた
画像光をイメージセンサアレイ28上に結像するための
レンズ32とを備えている。これらの光源26、ミラー
29、30、31あるいはイメージセンサアレイ25等
は、図3に示すように、スキャナー25として一体的に
組み込まれており、このスキャナー25は、図示しない
駆動機構によってプラテン20の下方を副走査方向に沿
って往復移動可能となっている。そして、スキャナー2
5は、プラテン20の下方を副走査方向に移動する間
に、プラテン20上に載置された原稿16の画像をイメ
ージセンサアレイ28によって読み取るように構成され
ている。
【0045】上記スキャナー25のイメージセンサアレ
イ28によって読み取られた原稿16の画像情報は、図
5に示すように、プロセッサー33に送られて千鳥補正
等の基本的な処理が施された後、IOT9へと出力され
る。
【0046】このIOT9に送られてきた画像情報は、
画像蓄積装置によって圧縮、蓄積等の処理を受ける。そ
して、上記画像蓄積装置から読み出された画像情報は、
図3に示すように、ROSユニット34によって光学的
信号に変換されて、感光体ベルト35上に走査露光され
る。
【0047】このROSユニット34は、図3に示すよ
うに、1つの半導体レーザー36と、この半導体レーザ
ー36からのビームを回転動作中の反射面にて反射する
ことにより所定の走査範囲にわたって感光体ベルト35
上に導くポリゴンミラー37とから構成されている。
【0048】上記ROSユニット34は、画像情報に応
じて発振する半導体レーザー36から出射されるレーザ
ービームBmを、ポリゴンミラー37によって感光体ベ
ルト35の軸方向に沿って走査することにより、感光体
ベルト35上に画像情報に応じた画像を走査露光するよ
うになっている。
【0049】上記感光体ベルト35は、一次帯電器38
によって予め所定の電位に一様帯電された後、上記の如
くROSユニット34によって画像が走査露光され、そ
の表面に静電潜像が形成される。
【0050】この静電潜像は、黒色トナーによって現像
する現像装置39によって現像され、トナー像となる。
その後、感光体ベルト35上に形成されたトナー像は、
IOT本体内に複数配置された給紙カセット40、41
のいずれかより供給される所定サイズの記録シート42
上に、転写帯電器43の帯電によって感光体ベルト35
から転写される。このトナー像が転写された記録シート
42は、分離帯電器44の帯電によって感光体ベルト3
5から分離された後、定着装置45へと搬送されて、ト
ナー像が記録シート42上に定着される。
【0051】また、転写工程が終了した感光体ベルト3
5の表面は、クリーナー46によって清掃され、残留ト
ナーや紙粉等が除去されるとともに、除電器47によっ
て帯電を受けて残留電荷が消去され、次の画像記録工程
に備える。
【0052】上記の如くトナー像が定着された記録シー
ト42は、通常の複写モードではそのまま、排出トレイ
48上に排出される。
【0053】一方、両面複写や片面多重複写等のモード
においては、トナー像が定着された記録シート42は、
そのまま排出されずに搬送路49及び用紙反転機構50
を介して、そのままあるいは表裏が裏返されて再度転写
部へと搬送され、所定のトナー像の転写定着が行われる
ようになっている。このような所定の画像の転写及び定
着が繰り返された後、記録用紙42は、始めて排出トレ
イ48上に排出される。
【0054】図6はこの発明に係る画像記録ネットワー
クの分散処理システムの一実施の形態に適用されるカラ
ープリンタ6、7としての多重転写方式のデジタルカラ
ー複写機を示す外観斜視図である。
【0055】このデジタルカラー複写機6、7は、大別
して、原稿の画像を読み取って電気信号に変換し、この
電気信号に変換された画像情報に所定の画像処理を施し
て出力するImage Input Terminal
(以下、IITという)51と、このIIT51から送
られてくる画像情報を記憶するとともに必要に応じて二
次的処理を施した後、画像の記録を行って出力するIm
age OutputTerminal(以下、IOT
という)52と、上記IIT51やIOT52の動作を
制御するController(以下、CONTとい
う)53とから構成されている。また、上記IIT51
は、その上部に原稿を自動的にIIT51のプラテン上
まで搬送するAutomatic Document
Feeder(以下、ADFという)54を備えてい
る。このADF54は、原稿16の表裏を裏返して自動
的にIIT8のプラテン上まで搬送することが可能なD
ual Automatic Document Fe
eder(以下、DADFという)であっても勿論よ
い。
【0056】このデジタルカラー複写機本体55内の上
端部には、図7に示すように、原稿56の画像を読み取
るIIT51が配置されている。このIIT51は、プ
ラテンガラス57上にプラテンカバーの機能を兼ねるA
DF54によって押圧された状態で載置された原稿56
の画像を光源58によって照明し、原稿56の反射光像
を第1の走査ミラー59、第2の走査ミラー60、61
及び結像レンズ62を介してCCDセンサー63に走査
露光して、このCCDセンサー63によって原稿56の
色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドット
/mm)で読み取るようになっている。
【0057】上記IIT51によって読み取られた原稿
56の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑(G)、
青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率データとし
てIPS64(Image Processing S
ystem)に送られ、このIPS64では、原稿56
の反射率データに対して、シェーデイング補正、位置ズ
レ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/
移動編集等の所定の画像処理が施される。
【0058】そして、上記の如くIPS64で所定の画
像処理が施された画像データは、黒(K)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)(各8bit)
の4色の原稿色材階調データに変換されてROS65
(Raster OutputScanner)に送ら
れ、このROS65では、原稿色材階調データに応じて
レーザー光による画像露光が行われる。
【0059】上記ROS65は、図7に示すように、半
導体レーザー66を原稿色材階調データに応じて変調し
て、この半導体レーザー66からレーザー光LBを階調
データに応じて出射する。この半導体レーザー66から
出射されたレーザー光LBは、回転多面鏡67によって
偏向走査され、反射ミラー68を介して像担持体として
の感光体ドラム70上に走査露光される。
【0060】上記ROS65によってレーザー光LBが
走査露光される感光体ドラム70は、図示しない駆動手
段によって矢印方向に沿って所定の速度で回転駆動され
るようになっている。この感光体ドラム70の表面は、
予め帯電コロトロン71によって所定の電位に帯電され
た後、原稿色材階調データに応じてレーザー光LBが走
査露光されることによって静電潜像が形成される。上記
感光体ドラム70上に形成された静電潜像は、黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の4色の現像器72K、72Y、72M、72C
を備えたロータリー方式の現像装置72によって順次現
像され、所定の色のトナー像となる。
【0061】上記感光体ドラム70上に形成されたトナ
ー像は、当該感光体ドラム70に隣接して配置された転
写ドラム73上に保持された記録シート74上に、転写
コロトロン75の帯電によって順次転写される。上記記
録シート74は、図7に示すように、複写機本体55内
の下部に配置された複数の給紙カセット76、77、7
8から給紙ロール79によって給紙されるようになって
おり、給紙された記録シート74は、複数の搬送ローラ
80及びレジストロール81によって転写ドラム73の
表面までそれぞれ搬送される。そして、上記記録シート
74は、静電吸着用の帯電器を兼ねる転写コロトロン7
5の帯電によって転写ドラム73の表面に静電的に吸着
され、当該転写ドラム73の表面に保持される。なお、
上記デジタルカラー複写機4は、図示しないシート反転
経路を介して片面に画像が記録された記録シート74
を、表裏を反転して再度転写ドラム73上へと搬送する
ことにより、カラーの両面記録が可能となっている。
【0062】また、上記感光体ドラム70上から所定の
色数のトナー像が転写された記録シート74は、剥離コ
ロトロン82の除電によって転写ドラム73の表面から
剥離された後、定着装置83へ搬送され、この定着装置
83によって熱及び圧力によってトナー像が記録シート
74上に定着され、排紙トレイ84上に排出されてカラ
ー画像の複写工程が終了する。
【0063】なお、図7中、85は転写ドラム73の除
電を行うための除電コロトロン対を示している。
【0064】図8はこの発明の一実施の形態に係る画像
記録ネットワークの分散処理システムの制御回路を示す
ブロック図である。
【0065】図において、90は分散処理サーバ4の動
作を制御するCPU、91は分散処理サーバ4の動作を
制御するプログラム等を記憶したメモリを、92は画像
情報を一時記憶するハードデイスク、93は分散処理サ
ーバ4の動作状況等を表示するデイスプレイ、94は分
散処理サーバ4を操作するユーザーが必要な事項等を入
力するためのキーボードを、それぞれ示している。これ
らのCPU90、メモリ91、ハードデイスク92、デ
イスプレイ93、キーボード94は、ネットワークイン
ターフェイス95を介してネットワーク88と接続され
ている。
【0066】また、96は白黒プリンタ5の動作を制御
するCPUを、97は白黒プリンタ5の動作を制御する
プログラム等を記憶したメモリを、98は画像情報を一
次記憶するハードデイスクを、99はCPU96から出
力される信号に基づいて白黒プリンタ5の画像記録手段
を駆動するためのI/Oインターフェイスを、それぞれ
示している。これらのCPU96、メモリ97、ハード
デイスク98は、ネットワークインターフェイス100
を介してネットワーク88と接続されている。
【0067】さらに、101はカラープリンタ6、7の
動作を制御するCPU、102はカラープリンタ6、7
の動作を制御するプログラム等を記憶したメモリを、1
03は画像情報を一次記憶するハードデイスクを、10
4はCPU101から出力される信号に基づいてカラー
プリンタ6、7の画像記録手段を駆動するためのI/O
インターフェイスを、それぞれ示している。これらのC
PU101、メモリ102、ハードデイスク103は、
ネットワークインターフェイス105を介してネットワ
ーク88と接続されている。
【0068】ところで、この実施例に係る画像記録ネッ
トワークの分散処理システムは、ジョブを出力した画像
記録装置を、当該画像記録装置で出力したジョブのペー
ジと関連付けて記憶する記憶手段を設けるように構成さ
れており、この記憶手段は、分散処理サーバ側に設けら
れている。
【0069】すなわち、上記画像記録ネットワークの分
散処理システムは、図8に示すように、クライアントP
C1〜3から指示されたジョブを出力した複数のカラー
プリンタ6、7を、これらのカラープリンタ6、7のい
ずれかで出力したジョブのページと関連付けて記憶する
記憶手段としてのRAM110を分散処理サーバ4に設
けるように構成されている。この分散処理サーバ4に設
けられたRAM110は、例えば、図9に示すように、
各ジョブ毎にクライアントPC1〜3から指示されたジ
ョブを出力した複数のカラープリンタ6、7を、一連の
ジョブの各ページ毎にプリンタを示す数字であるキャラ
クターナンバー、白黒プリンタ5が#1、カラープリン
タ6、7がそれぞれ#2、#3とともに、記憶するよう
になっている。
【0070】以上の構成において、この実施の形態に係
る画像記録ネットワークの分散処理システムでは、次の
ようにして、特にカラー/白黒混在原稿に対し、常に同
じ色合いで出力することが可能となっている。
【0071】すなわち、上記分散処理システムでは、図
1に示すように、ユーザーがクライアントPC1〜3の
いずれかによって、画像記録すべき複数のページからな
る原稿120を作成する。その際、イメージ画像を入力
する場合には、クライアントPC1〜3に接続された図
示しないスキャナー等を使用するか、白黒プリンタ54
のIIT8やカラープリンタ6、7のIIT51等から
イメージ画像を入力するように構成しても良い。この原
稿120としては、例えば、図10に示すように、1ペ
ージから30ページまでが白黒のページB1で、31ペ
ージから40ページまでがカラーのページC1で、41
ページから70ページまでが白黒のページB2で、71
ページから100ページまでがカラーのページC2とい
うように、白黒のページとカラーのページが混在してい
るものがある。
【0072】次に、上記クライアントPC1〜3のいず
れかによって1〜n(例えば、n=100)のページか
らなる冊子120をm部だけ記録する1つのジョブが、
ネットワーク88を介して分散処理サーバ4に指示され
ると、分散処理サーバ4は、ジョブの内容を解析して、
各ページが白黒かカラーかを判断する。上記の例では、
1ページから30ページまでの白黒のページB1と、4
1ページから70ページまでの白黒のページB2とから
なるジョブ(1B 〜nB )×mと、31ページから40
ページまでのカラーのページC1と、71ページから1
00ページまでのカラーのページC2とからなるジョブ
(1C 〜nC )×mとに分け、適切なプリンタ5〜7に
振り分け分散処理をする。この場合、例えば、上記1ペ
ージから30ページまでの白黒のページB1と、41ペ
ージから70ページまでの白黒のページB2とからなる
ジョブ(1B 〜nB )×mは、白黒プリンタ5によって
記録するとともに、31ページから40ページまでのカ
ラーのページC1と、71ページから100ページまで
のカラーのページC2とからなるジョブ(1C 〜n C
×mは、カラープリンタ6又は7のいずれか一方、ある
いは31ページから40ページまでのカラーのページC
1からなるジョブは、カラープリンタ6で、71ページ
から100ページまでのカラーのページC2とからなる
ジョブは、カラープリンタ7で記録するというように分
散処理される。その際、上記分散処理サーバ4は、冊子
120を構成する1つのジョブの各ページと各々のプリ
ンタとを関連付けて、ジョブサマリーとして当該分散処
理サーバ4に設けられたRAM110に記憶する。その
際、各ジョブには、識別を目的とした名前が付けられて
いる。
【0073】一方、同一のジョブで部数の追加があった
場合、上記分散処理サーバ4は、各ページを過去に行っ
た処理と同じプリンタで出力するという判断から、RA
M110に記憶されたジョブサマリーより各々のページ
と各々のプリンターとを関連付けて記録された情報を取
り出して、同一のプリンタでプリントアウトが行われ
る。同様に原稿の一部分だけを修正し、差し替えのため
にそのページをプリントアウトするときも、同じプリン
タによってプリントアウトする。
【0074】また、各カラープリンタの微妙な色合いの
違いを利用して、各々のページと各々のプリンタとの関
連付けを、任意に指定することもできる。
【0075】つぎに、これらの処理フローを図11を使
って説明する。
【0076】まず、クライアントPC1〜3のいずれか
を使用して原稿を作成する(ステップ1)。次に、オペ
レータがクライアントPC1〜3のいずれかから、分散
処理サーバ4に印刷要求を出す(ステップ2)。上記分
散処理サーバ4は、クライアントから印刷要求を受信す
ると(ステップ3)、各ページをビットマップに展開す
る際、カラー画素を含むかどうか、ページ毎に判断する
(ステップ4)。カラー画素が含まれない場合は、白黒
プリンタ5へ画像データを送信し、出力する(ステップ
5)。カラー画素が含まれる場合は、優先順位の順番に
プリンタの稼働状態をみて判断し、第1のカラープリン
タ6で処理できる場合には(ステップ6)、第1のカラ
ープリンタ6で処理する(ステップ7)。一方、第1の
カラープリンタ6で処理できない場合には(ステップ
6)、次のプリンタである第2のカラープリンタ7に送
信する(ステップ8)。次に、各ページをどのプリンタ
で出力したかを分散処理サーバ4のRAM110に記憶
させる(ステップ9)。なお、この分散処理サーバ4の
RAM110に記憶された情報は、クライアント側で変
更可能となっている。
【0077】上記実施の形態においては、分散処理サー
バ4で各々のページと各々のプリンタ5〜7との関連を
記憶したが、クライアント側で記憶しても差し支えな
い。クライアント側で行った場合は、分散処理サーバ4
のメモリを軽減できるとともに、手元でどのプリンタに
出力したかをすぐに知ることができる。
【0078】このように、従来は、出力するたびに各ペ
ージの色合いが変わってしまっていたが、いつでも同じ
色合いの出力を得ることができる。また、所望に応じ
て、各ページの出力プリンタを設定できる。もちろん、
白黒のページが少なくカラーのページがほとんどの場合
などは、白黒の画像をカラープリンタで出力するように
構成しても勿論良い。
【0079】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用よりな
るもので、従来は、前述したように、ネットワークサー
バにおける分散処理は、基本的にジョブ単位での処理で
あったが、ジョブ処理後にどのページをどのプリンタで
出力したか結果が残らないので、出力するたびに選択さ
れるプリンタが異なる場合があり、仕上がりの色合いが
変化するという問題点があったのに対し、この発明で
は、一旦出力した結果と、追加出力したものがいつでも
同じ色合いや画質で出力することができるとともに、各
ページを所望のプリンタで出力することもでき、プリン
タの出力特性を予め把握しておくことにより、好みの出
力結果を得ることができ、更に、一部のページを部分編
集しても、同じ色合いや画質で出力することが可能とな
る。
【0080】しかも、請求項2に記載された発明の場合
には、クライアントから入力された複数のページからな
る1つのジョブを少なくとも白黒及びカラー各1台の画
像記録装置で分散処理可能な分散処理サーバと、このサ
ーバからの指令に基づいて前記ジョブの記録シートへの
記録を行う少なくとも白黒及びカラー各1台の画像記録
装置とを有する画像記録ネットワークの分散処理システ
ムであるので、1つのジョブをページ単位で白黒及びカ
ラーの画像記録装置で分散処理することができ、従来の
ように1部あるいは1ページにでもカラーの画像がある
と、1つのジョブのすべてをカラーの画像記録装置で処
理するのと比べ、時間的、コスト的にも大幅に効率を向
上させることができ、特に効果的である。また、この発
明によれば、再度同一のジョブを画像記録する場合に、
前記記憶手段に記憶されたジョブのページと関連付けて
記憶された画像記録装置の情報に基づいて、前記ジョブ
の同一のページは、同一の画像記録装置によって画像記
録を行うように構成したので、一旦出力した結果と、追
加出力したものがいつでも同じ色合いや画質で出力する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明に係る画像記録ネットワーク
の分散処理システムの一実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】 図2はこの発明の一実施の形態に係る分散処
理システムに使用される白黒プリンタを示す外観斜視図
である。
【図3】 図3はこの発明の一実施の形態に係る分散処
理システムに使用される白黒プリンタを示す構成図であ
る。
【図4】 図4はスキャナーを示す構成図である。
【図5】 図5は画像処理部を示すブロック図である。
【図6】 図6はこの発明の一実施の形態に係る分散処
理システムに使用されるカラープリンタを示す外観斜視
図である。
【図7】 図7はこの発明の一実施の形態に係る分散処
理システムに使用されるカラープリンタを示す構成図で
ある。
【図8】 図8はこの発明に係る画像記録ネットワーク
の分散処理システムの一実施の形態を示す制御部のブロ
ック図である。
【図9】 図9は記憶装置の記憶内容を示す図表であ
る。
【図10】 図10はこの発明の一実施の形態に係る分
散処理システムを用いて作成される冊子を示す説明図で
ある。
【図11】 図11はこの発明に係る画像記録ネットワ
ークの分散処理システムの一実施の形態における動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1〜3 クライアントPC、4 分散処理サーバ、5
白黒プリンタ、6、7カラープリンタ、88 通信回
線、91 メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 喜彦 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 山中 信幸 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 箕田 淳 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−150557(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 B41J 29/00 G06F 13/00 357

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントから入力された複数のペー
    ジからなる1つのジョブを少なくとも2つの画像記録装
    置で分散処理可能な分散処理サーバと、このサーバから
    の指令に基づいて前記ジョブの記録シートへの記録を行
    う少なくとも2つの画像記録装置とを有する画像記録ネ
    ットワークの分散処理システムにおいて、前記ジョブを
    出力した画像記録装置を、当該画像記録装置で出力した
    ジョブのページと関連付けて記憶する記憶手段を設け、
    再度同一のジョブを画像記録する場合に、前記記憶手段
    に記憶されたジョブのページと関連付けて記憶された画
    像記録装置の情報に基づいて、前記ジョブの同一のペー
    ジは、同一の画像記録装置によって画像記録を行うこと
    を特徴とする画像記録ネットワークの分散処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 クライアントから入力された複数のペー
    ジからなる1つのジョブを少なくとも白黒及びカラー各
    1台の画像記録装置で分散処理可能な分散処理サーバ
    と、このサーバからの指令に基づいて前記ジョブの記録
    シートへの記録を行う少なくとも白黒及びカラー各1台
    の画像記録装置とを有する画像記録ネットワークの分散
    処理システムにおいて、前記ジョブを出力した画像記録
    装置を、当該画像記録装置で出力したジョブのページと
    関連付けて記憶する記憶手段を設け、再度同一のジョブ
    を画像記録する場合に、前記記憶手段に記憶されたジョ
    ブのページと関連付けて記憶された画像記録装置の情報
    に基づいて、前記ジョブの同一のページは、同一の画像
    記録装置によって画像記録を行うことを特徴とする画像
    記録ネットワークの分散処理システム。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段を分散処理サーバ側に設け
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の画像記録ネッ
    トワークの分散処理システム。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段をクライアント側に設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像記録ネット
    ワークの分散処理システム。
  5. 【請求項5】 複数のページからなる1つのジョブを少
    なくとも2つの画像記録装置に分散して出力させるため
    の分散処理サーバであって、 前記ジョブを出力した画像記録装置と当該画像記録装置
    で出力したジョブのページとを関連付けて記憶する記憶
    手段を設け、再度同一のジョブを画像記録する場合に、
    前記記憶手段に記憶されたジョブのページと関連付けて
    記憶された画像記録装置の情報に基づいて、前記ジョブ
    の同一のページは、同一の画像記録装置によって画像記
    録を行うことを特徴とする分散処理サーバ。
  6. 【請求項6】 複数のページからなる1つのジョブを少
    なくとも白黒及びカラー各1台の画像記録装置に分散し
    て出力させるための分散処理サーバであって、 前記ジョブを出力した画像記録装置と当該画像記録装置
    で出力したジョブのページとを関連付けて記憶する記憶
    手段を設け、再度同一のジョブを画像記録する場合に、
    前記記憶手段に記憶されたジョブのページと関連付けて
    記憶された画像記録装置の情報に基づいて、前記ジョブ
    の同一のページは、同一の画像記録装置によって画像記
    録を行うことを特徴とする分散処理サーバ。
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