JPH10319180A - プラント異常時復旧支援システム - Google Patents

プラント異常時復旧支援システム

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JPH10319180A
JPH10319180A JP12398697A JP12398697A JPH10319180A JP H10319180 A JPH10319180 A JP H10319180A JP 12398697 A JP12398697 A JP 12398697A JP 12398697 A JP12398697 A JP 12398697A JP H10319180 A JPH10319180 A JP H10319180A
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JP
Japan
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failure
information
failure cause
alarm
plant
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Application number
JP12398697A
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English (en)
Inventor
Eikou Hougi
英光 法木
Etsuro Tanogami
悦郎 田ノ上
Eiji Watanabe
英二 渡辺
Hiroyuki Wada
裕行 和田
Katsumoto Nagase
克基 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラントに異常が発生し警報が鳴ったときに
その警報に対する復旧操作を迅速に行えるようにする。 【解決手段】このプラント異常時復旧支援システムは、
故障原因信号を入力する入力回路と2、所定の情報を故
障原因信号の状態に基づき警報処理をする制御回路3
と、制御回路3からの警報表示信号を出力回路経由で入
力し、各故障原因信号に対応した個別の警報表示を行う
表示装置5と、各故障原因を集約して表示する集約警報
表示論理回路7と、発生した警報に対する対応操作が収
納されている故障時復旧方法を示すフローチャートデー
タベース11と、発生した警報に基づき、フローチャー
トデータベース11内の故障時復旧方法フローチャート
情報を前記表示装置へ表示させる故障時復旧方法フロー
チャート表示論理回路9とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子力発電所などの
プラントにおいて、異常時における復旧をすみやかに行
うためのプラント異常時復旧支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】発電所などのプラントにおいては、運転
の継続に支障をきたさないよう名称異常をプラント監視
・制御装置にて常時監視している。
【0003】従来のプラント監視・制御装置はプラント
内に異常が発生すると、制御室などに設置されているア
ニシエータ(集約警報表示装置)の対応する警報窓を点
灯させて集約警報を行い、運転員にプラントの異常を知
らせる。
【0004】この集約警報によって運転員が故障対応マ
ニュアル書を取り出し、このマニュアル書に従い異常に
対する処置を行う。また、復旧作業員は何が原因で警報
表示が発生したかを展開接続図などの設計図面を調べ、
故障した機器および設置場所などの確認を行った上で異
常の復旧作業を行う。
【0005】復旧作業としては、例えば電源遮断などの
操作であり、復旧作業員は予め設計図面などで電源遮断
したときにどんな警報が発生するかを学習しており、復
旧時に誤操作を行ってもすぐに解るようにしている。
【0006】ところで、設計図面や故障対応マニュアル
などの書類は、大量のバインダーに閉じられている。
【0007】例えば大型発電所などの場合、運転マニュ
アルのバインダーは十数冊にものぼり、また、設計図な
ども展開接続図だけでもバインター数十冊分もある。
【0008】故障時の対応について、運転員および復旧
作業員は定期的にシミュレータなどで訓練を行なってい
るとはいえ、異常時における運転員および復旧作業員の
負担は大変なものである。
【0009】また、復旧操作においても、プラント内に
おける制御盤のスイッチおよび表示器などの個数は数百
個にもおよぶことから、この中で復旧に関わりのあるス
イッチを見つけ出すだけでも細心の注意と労力が必要で
ある。さらに復旧作業員が故障した機器が設置されてい
る現場に行くにしても、機器配置図をよく読んだ上で道
順を確かめて現場へ行く必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来のプラント監視・制御装置では、プラント内で故障が
発生したときに警報表示は行うものの、その後は、作業
員が運転マニュアル書および設計図などを広げて復旧作
業内容を検討しつつプラント内を移動して復旧作業を慎
重に行う必要があるため大変な手間と労力がかかり、元
どうりの復旧までに多大な時間がかかるという問題があ
った。
【0011】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、プラント内に異常が発生したとき、復
旧操作を迅速にかつ確実に行うことのできるプラント異
常時復旧支援システムを提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載のプラント異常時復旧支援システ
ムは、プラント内の各所に配置され、前記各所で故障が
発生したときに故障原因信号を出力する故障検出手段
と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基
づき故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手段
と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基
づき故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原因
個別警報手段と、前記各警報に対して作業員が行う対応
方法の情報が格納されたデータベースと、前記故障検出
手段からの故障原因信号に基づき、前記個別警報に適応
する対応方法の情報を前記データベースから読み出す制
御手段と、前記制御手段により読み出された対応方法の
情報を表示する表示手段とを具備している。
【0013】この請求項1記載の発明の場合、発生した
警報に対する対応方法の情報、つまり作業手順のフロー
チャートが表示手段に自動表示されるので、従来のよう
に紙面に書かれている故障対応手順書をめくる必要が無
くなり、迅速な操作が可能となる。
【0014】また請求項2記載のプラント異常時復旧支
援システムは、請求項1記載のプラント異常時復旧支援
システムにおいて、前記制御手段により読み出された対
応方法の情報を音声で出力する音声出力手段をさらに具
備している。
【0015】この請求項2記載の発明の場合、請求項1
の装置に音声ガイダンス機能を設けたので、表示手段の
読み間違いによる誤操作が無くなる。また対応操作をす
る際、表示手段と音声ガイダンスのダブルチェックとな
るため、確実な操作が可能となる。
【0016】請求項3記載のプラント異常時復旧支援シ
ステムは、プラント内の各所に配置され、前記各所で故
障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検出手
段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号に
基づき故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手
段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号に
基づき故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原
因個別警報手段と、前記プラント内に設置されたすべて
の機器の図面情報が格納されたデータベースと、前記故
障検出手段からの故障原因信号に基づき、前記個別警報
に適応する機器の図面情報を前記データベースから読み
出す制御手段と、前記図面情報を表示する表示手段とを
具備している。
【0017】この請求項3記載の発明の場合、プラント
計装に関する図面情報が図面情報データベースに格納さ
れているので、個別警報表示信号をデータベースに入力
することにより、関連する図面情報を表示手段に表示で
き、故障箇所の早期発見・究明が可能となる。
【0018】請求項4記載のプラント異常時復旧支援シ
ステムは、請求項3記載のプラント異常時復旧支援シス
テムにおいて、前記制御手段により読み出された図面情
報の図面中で、少なくとも故障が発生した機器と警報表
示場所とを色替えし前記表示手段へ出力する図面情報色
替え手段を具備している。
【0019】この請求項4記載の発明の場合、請求項3
の装置の制御回路内に図面情報色替え表示論理回路を設
けたので、関連する図面情報の故障箇所や故障発生ルー
トなどに色替えをすることが可能になり、故障発生箇所
の特定が容易となる。
【0020】請求項5記載のプラント異常時復旧支援シ
ステムは、プラント内の各所に配置され、前記各所で故
障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検出手
段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号に
基づき故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手
段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号に
基づき故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原
因個別警報手段と、前記各警報に対するすべての故障要
因の情報が格納された故障要因情報データベースと、前
記故障検出手段からの故障原因信号に基づき、前記個別
警報に適応する故障要因の情報を前記故障要因情報デー
タベースから読み出す制御手段と、前記故障要因の情報
を表示する表示手段とを具備している。
【0021】この請求項5記載の発明の場合、故障要因
の情報、つまりFTA情報が故障要因情報データベース
に格納されているので、発生した警報に関して考えられ
るすべての故障要因を表示手段に表示することができ、
故障原因の早期究明が可能となる。
【0022】請求項6記載のプラント異常時復旧支援シ
ステムは、請求項5記載のプラント異常時復旧支援シス
テムにおいて、前記制御手段により読み出された故障要
因の情報の中で、少なくとも警報に関する要因と故障に
関する要因とを色替えし前記表示手段へ出力する故障要
因情報色替え手段を具備している。
【0023】この請求項6記載の発明の場合、請求項5
の装置構成にさらに故障要因情報色替え手段を設け、故
障原因信号を故障要因情報データベースに入力し、故障
要因を表示手段に色替え表示するので、その表示を運転
員および復旧作業員が見れば、故障要因を直ちに特定す
ることができる。
【0024】請求項7記載のプラント異常時復旧支援シ
ステムは、プラント内の各所に配置され、前記各所で故
障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検出手
段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号に
基づき故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手
段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号に
基づき故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原
因個別警報手段と、前記各警報に対して作業員が行う対
応方法の情報が格納されたデータベースと、前記故障検
出手段からの故障原因信号に基づき、前記個別警報に適
応する対応方法の情報を前記データベースから読み出す
制御手段と、前記制御手段により読み出された対応方法
の情報を表示画面上で前記個別警報と共に表示する表示
手段と、前記制御手段により読み出された対応方法の情
報に示されている操作手順に従って操作すべき操作スイ
ッチを前記対応方法の情報の中から選定し、選定した操
作スイッチ部分の色替えを行い前記表示手段へ出力する
操作スイッチ情報色替え手段とを具備している。
【0025】この請求項7記載の発明の場合、操作スイ
ッチ情報色替え手段を設けたことで、対応方法の情報に
示されている操作手順に従って操作すべき操作スイッチ
を色替えするので、運転員および復旧作業員は表示手段
の画面上で故障時復旧手順に沿った操作対象機器が容易
に確認できる。
【0026】請求項8記載のプラント異常時復旧支援シ
ステムは、プラント内の各所に配置され、前記各所で故
障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検出手
段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号に
基づき故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手
段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号に
基づき故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原
因個別警報手段と、前記プラント内に設置されたすべて
の機器の図面情報と前記プラント内のすべての操作対象
機器の操作スイッチの配置情報とが格納されたデータベ
ースと、前記故障検出手段からの故障原因信号に基づ
き、前記個別警報に適応する機器の図面情報と前記操作
スイッチの配置情報とを前記データベースから読み出す
制御手段と、前記図面情報と前記操作スイッチの配置情
報とを表示する表示手段と、前記警報に対して操作対象
となる操作スイッチを模した複数の操作アイコンを前記
表示手段に表示する操作選択手段と、前記表示手段に表
示された中のいずれかの操作アイコンが選択された場
合、前記制御手段により読み出された図面情報の中の、
前記操作アイコンに対応する操作スイッチの情報を色替
えし前記表示手段へ出力する操作スイッチ情報色替え手
段とを具備している。
【0027】この請求項8記載の発明の場合、警報に対
して操作対象となる操作スイッチを模した複数の操作ア
イコンを表示装置に表示し、その中の操作アイコンが選
択された場合、図面情報の中の、操作アイコンに対応す
る操作スイッチの情報を色替えするので、運転員および
復旧作業員はその表示画面を見れば、当該の操作対象機
器の操作スイッチの位置(設置場所)を容易に確認する
ことができる。
【0028】請求項9記載のプラント異常時復旧支援シ
ステムは、請求項1記載のプラント異常時復旧支援シス
テムにおいて、前記制御手段により読み出された前記対
応方法の情報の中で、操作手順から操作すべき機器の操
作スイッチを選定し、前記対応方法の情報に示されてい
る操作スイッチの色替えを行い前記表示手段へ出力する
操作スイッチ情報色替え手段と、前記操作スイッチ情報
色替え手段により色替えされた操作スイッチと実際に操
作された操作スイッチとを照合し、互いが一致している
か否かを判定する復旧手順判定手段と、前記復旧手順判
定手段による判定結果、操作スイッチどうしが一致した
場合に、操作のあった機器を動作させる操作機器動作手
段とを具備している。
【0029】この請求項9記載の発明の場合、復旧手順
判定手段および操作機器動作手段を設け、操作した操作
スイッチからの信号と操作スイッチ情報色替え手段から
の信号とを復旧手順判定手段で照合し、操作スイッチど
うしの一致または不一致を判定する。例えば今回行なう
操作が前回行なった操作の次の手順であることを復旧手
順判定回路で判定し、その判定結果に応じて操作機器動
作手段が操作対象の実際の機器を動作させたり動作を阻
止したりすることによって、次のガイダンスに移行でき
るようにしたので、復旧手順の人為的ミスを防止でき
る。
【0030】請求項10記載のプラント異常時復旧支援
システムは、請求項1記載のプラント異常時復旧支援シ
ステムにおいて、前記制御手段により読み出された対応
方法の情報に示されている操作手順に従って操作すべき
操作スイッチを前記対応方法の情報の中から選定し、選
定した操作スイッチ部分の色替えを行い前記表示手段へ
出力する操作スイッチ情報色替え手段と、前記操作スイ
ッチ情報色替え手段により色替えされた操作スイッチ部
分に対応し、実際の機器を動作させる操作アイコンを前
記表示手段に表示するタッチ操作手段とを具備してい
る。
【0031】この請求項10記載の発明の場合、表示手
段に操作アイコンを表示させ、表示画面でのスイッチ操
作を可能にしたので、運転員および復旧作業員は復旧作
業にあたり操作スイッチの設置場所まで行かなくてもス
イッチ操作が行なえる。
【0032】請求項11記載のプラント異常時復旧支援
システムは、プラント内の各所に配置され、前記各所で
故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検出
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障
原因個別警報手段と、前記プラントを復旧するときに影
響を及ぼす機器の情報が格納されたデータベースと、前
記故障検出手段からの故障原因信号に基づき、前記デー
タベースから復旧時に影響を及ぼす機器の情報を読み出
す制御手段と、前記制御手段により読み出された機器の
情報を表示する表示手段とを具備している。
【0033】この請求項11記載の発明の場合、復旧時
に影響を及ぼす機器の情報が表示手段に自動的に表示さ
れるので、従来のように図面をめくって復旧時に影響を
及ぼす機器を調査する必要が無くなり、迅速な復旧作業
が可能になる。
【0034】請求項12記載のプラント異常時復旧支援
システムは、プラント内の各所に配置され、前記各所で
故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検出
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障
原因個別警報手段と、前記プラントの復旧作業に伴い発
生すると予想される警報の情報が格納されたデータベー
スと、前記故障検出手段からの故障原因信号に基づき、
復旧作業に伴い発生する警報の情報を前記データベース
から読み出す制御手段と、前記制御手段により読み出さ
れた警報の情報を表示する表示手段とを具備している。
【0035】この請求項12記載の発明の場合、プラン
ト異常の復旧作業時に発生が予想される警報情報である
ANN情報の発生・復旧・連灯信号が表示されるので、
運転員および復旧作業員は従来のように紙面に書かれて
いるインターブロック線図・展開接続図・ソフト図など
の設計図書をめくる必要が無くなる。
【0036】請求項13記載のプラント異常時復旧支援
システムは、プラント内の各所に配置され、前記各所で
故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検出
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障
原因個別警報手段と、前記各警報に対して作業員が行う
対応方法の情報が格納されたデータベースと、前記故障
検出手段からの故障原因信号に基づき、前記個別警報に
適応する対応方法の情報を前記データベースから読み出
す制御手段と、前記制御手段により読み出された対応方
法の情報を表示する表示手段と、前記表示手段に表示さ
れた対応方法の情報に示されている手順に従ってプラン
ト内の機器を順に復旧させたとき、復旧する機器の動作
状態とその機器の操作スイッチのポジションとを前記表
示手段に表示させる機器状態表示制御手段とを具備して
いる。
【0037】この請求項13記載の発明の場合、プラン
ト異常の復旧作業時に操作スイッチを探すことなく操作
でき、また機器の状態を瞬時に認識できる。
【0038】請求項14記載のプラント異常時復旧支援
システムは、プラント内の各所に配置され、前記各所で
故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検出
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障
原因個別警報手段と、前記各警報に対して作業員が行う
対応方法の情報が格納されたデータベースと、前記故障
検出手段からの故障原因信号に基づき、前記個別警報に
適応する対応方法の情報を前記データベースから読み出
す制御手段と、前記制御手段により読み出された対応方
法の情報を表示画面上で前記個別警報と共に表示する表
示手段と、前記表示手段に表示された前記対応方法の情
報に示されている操作手順に従って操作された操作スイ
ッチにより復旧しつつある機器に関わりのある計器ある
いはセンサの状態を監視する監視手段と、前記監視手段
により監視される監視内容を前記表示手段に表示させる
監視表示制御手段とを具備している。
【0039】この請求項14記載の発明の場合、プラン
ト異常の復旧作業時にプラント監視計器を探すことな
く、プラント監視計器の状態が瞬時に認識できる。
【0040】請求項15記載のプラント異常時復旧支援
システムは、プラント内の各所に配置され、前記各所で
故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検出
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障
原因個別警報手段と、復旧時に影響を及ぼす機器の配置
情報が格納されたデータベースと、前記故障検出手段か
らの故障原因信号に基づき、前記復旧時に影響を及ぼす
機器の配置情報を前記データベースから読み出す制御手
段と、前記制御手段により読み出された前記復旧時に影
響を及ぼす機器の配置情報を表示する表示手段とを具備
している。 この請求項15記載の発明の場合、復旧時
に影響を及ぼす機器の配置が表示手段に自動的に表示さ
れるので、従来のように復旧時に影響を及ぼす機器を機
器配置図などで探す必要が無くなり、機器配置が容易に
確認でき、迅速な復旧が可能となる。
【0041】請求項16記載のプラント異常時復旧支援
システムは、プラント内の各所に配置され、前記各所で
故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検出
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障
原因個別警報手段と、前記プラント内の各所を行き来す
るための道順情報が格納されたデータベースと、前記プ
ラント内に設置され、前記故障検出手段から故障原因信
号が出力されたとき、移動開始地点を指示するためのタ
ッチ操作画面を表示する表示手段と、前記タッチ操作画
面により操作された移動開始地点から前記故障原因信号
を出力した前記故障検出手段の位置あるいは故障原因機
器の位置までの最短経路を前記データベースを参照して
検索し前記表示手段に表示する経路検索手段とを具備し
ている。
【0042】この請求項16記載の発明の場合、プラン
ト異常の復旧作業時に復旧作業員が作業現場まで行かな
ければならないとき、復旧作業員はプラントの建屋図面
・機器配置図を広げることなく、表示装置で最短距離の
道順を瞬時に認識することができる。
【0043】請求項17記載のプラント異常時復旧支援
システムは、プラント内の各所に配置され、前記各所で
故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検出
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障
原因個別警報手段と、前記プラント内の各所を行き来す
るための道順情報と前記プラント内の放射性エリア情報
とが格納されたデータベースと、前記プラント内に設置
され、前記故障検出手段から故障原因信号が出力された
とき、移動開始地点を指示するためのタッチ操作画面を
表示する表示手段と、前記タッチ操作画面により操作さ
れた移動開始地点から前記故障原因信号を出力した前記
故障検出手段の位置あるいは故障原因機器の位置までで
放射線量が最小な最短経路を前記データベースを参照し
て検索し前記表示手段に表示する経路検索手段とを具備
している。
【0044】この請求項17記載の発明の場合、プラン
ト異常の復旧作業時に復旧作業員が作業現場まで行かな
ければならないとき、復旧作業員はプラントの建屋図面
・機器配置図を広げることなく、表示画面で放射性レベ
ルが最小な最短経路の道順を瞬時に認識することができ
る。
【0045】請求項18記載のプラント異常時復旧支援
システムは、プラント内の各所に配置され、前記各所で
故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検出
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報
手段と、前記故障検出手段から出力された故障原因信号
に基づき故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障
原因個別警報手段と、前記プラント内に設置されたすべ
ての機器の図面情報が格納されたデータベースと、前記
故障検出手段からの故障原因信号に基づき、前記個別警
報に適応する機器の図面情報を前記データベースから読
み出す制御手段と、前記制御手段により読み出された図
面情報を表示する表示手段と、自動復旧を指示する自動
復旧ボタンと、前記プラント内の各所に配置された現場
機器からそれぞれの動作状態の情報および操作スイッチ
の状態情報を取得する現場機器情報取得手段と、前記現
場機器を計器あるいはセンサで監視する監視手段と、前
記自動復旧ボタンにより自動復旧が指示されたとき、前
記現場機器情報取得手段により取得された現場機器の動
作状態の情報および操作スイッチの状態情報と前記監視
手段により監視された計器あるいはセンサの情報とに基
づいて制御指令を前記現場機器へ出力し自動復旧を行う
と共に前記現場機器の復旧状態を前記表示手段に表示さ
せる自動復旧手段とを具備している。
【0046】この請求項18記載の発明の場合、プラン
ト異常の復旧作業時に運転員および復旧作業員は自動復
旧ボタンを押すだけで、復旧作業の状態や復旧される機
器の状態などを確認しながら、プラントを復旧させるこ
とができる。
【0047】請求項19記載のプラント異常時復旧支援
システムは、請求項1記載のプラント異常時復旧支援シ
ステムにおいて、復旧シミュレーションのための操作を
行うタッチ操作画面を表示する手段と、前記タッチ操作
画面の操作内容に応じて復旧シミュレーション処理を行
い、シミュレーションした結果を前記表示手段に表示す
るシミュレーション手段をさらに具備している。
【0048】この請求項19記載の発明の場合、発生し
た故障に対する作業員の対応方法が表示手段に表示され
るので、復旧作業員はその表示を見れば復旧操作方法を
確認でき、復旧作業を迅速に行うことができる。またタ
ッチ操作画面で復旧操作を行うと、復旧のシミュレーシ
ョンが表示手段に表示されるので、復旧作業員は実際に
復旧操作する前に復旧操作の間違いなどを確認でき、実
際の復旧操作を確実に行うことができる。
【0049】請求項20記載のプラント異常時復旧支援
システムは、請求項1乃至19いずれか一記載のプラン
ト異常時復旧支援システムにおいて、前記データベース
から読み出された情報、前記表示手段に表示を行った内
容および故障原因機器に対する復旧操作の内容を逐次記
録する記録手段を具備している。
【0050】この請求項20記載の発明の場合、記録手
段を備えているので、操作スイッチの操作内容や表示手
段に表示された情報などを履歴として記録しておき、シ
ステム復旧後に故障要因を解析し、再発防止に役立てる
ことができる。
【0051】すなわち、本発明では、プラント異常発生
時に作業員が行うべき対応方法のフローチャートや図面
情報などが表示装置に表示されるので、従来のようにプ
ラント異常発生時における対応処置、復旧処置のマニュ
アル書、設計図などのペーパー図書がファイルされてい
るバインダーを探し出し、探し出したバインダーの中の
ペーパー図書を一々めくって必要なページを確認しなく
ともよく、運転員、復旧作業員などの作業負担を軽減
し、かつ異常に対する迅速な処置、故障箇所の究明など
を行なうことができる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0053】図1は本発明に係るプラント異常時復旧支
援システムの第1実施形態を示す図である。同図におい
て、1は故障原因接点であり、原子力発電所などのプラ
ントの所定箇所に配置され、各配置箇所で生じた故障を
検出し故障原因信号を発生(出力)する。この故障原因
接点1とは、例えば主タービン軸受部の場合、タービン
軸受油温度、タービン軸受振動、主油タンク油面、主油
ポンプ入口圧力および出口圧力、オイルタービン出口圧
力、ブースタポンプ出口圧力などの異常を検出するセン
サのスイッチなどをいう。2は入力回路であり、故障原
因接点1に発生した故障原因信号を制御回路3へ伝送す
る。4は出力回路であり、制御回路3から出力された警
報処理後の信号を表示装置5、アナシエータなどと呼ば
れる集約警報表示装置6、フローチャートデータベース
11に出力する。表示装置5は例えばモニタ、LCDな
どであり、個別警報を行うためのものである。個別警報
は各故障原因接点1からの故障信号を個々に警報し、集
約警報は各故障原因接点1からの故障信号をOR論理な
どで集約して警報することを言う。表示装置5および集
約警報表示装置6などはプラント内の運転員(操作員)
が滞在する制御室などに設置されている。集約警報表示
装置6は故障原因接点1の数または故障原因数に応じた
数の複数の警報窓( ANN窓)を有し、異常時にいずれか
の警報窓が点灯する。フローチャートデータベース11
は、プラント内で起こり得るすべての故障についての復
旧方法を示す複数のフローチャート情報(作業員が行う
対応方法の手順情報)を保存(格納)した故障時復旧方
法フローチャート情報テーブル11aを有しており、出
力回路4から入力された故障原因信号に応じて関連する
フローチャート情報を読み出し記憶回路10に記憶す
る。制御回路3内には、入力回路2からの故障原因信号
を集約警報処理する集約警報表示論理回路7と、個別警
報処理する個別警報表示論理回路8と、故障時復旧方法
フローチャート表示論理回路9とが設けられている。故
障時復旧方法フローチャート表示論理回路9は記憶回路
10に記憶された故障時復旧方法のフローチャート情報
のうち、初めの作業内容を示す画面情報を読み出し表示
装置5に出力する。故障時復旧方法のフローチャート情
報は作業員が行う内容が多枝にわたり分岐したものであ
り、次画面への指示を行うことにより作業内容を階層構
造で順次詳細に表示するようになっている。なお故障原
因信号とは、「故障」の生情報であり、故障原因接点1
のオン信号である。「故障」とはシステム内で生じた突
発的な事象を指す。
【0054】以下、この第1実施形態のプラント異常時
復旧支援システムの動作を説明する。 この第1実施形
態のプラント異常時復旧支援システムの場合、故障原因
接点1からの故障原因信号は入力回路2を通って制御回
路3に入力される。制御回路3内では、それぞれの回路
から出力回路4に出力され、出力回路4を介して集約警
報表示装置6と表示装置5とに出力されると共に、フロ
ーチャートデータベース11に出力される。フローチャ
ートデータベース11からは、出力回路4から入力され
た故障原因信号に応じた範囲の故障時復旧方法を示すフ
ローチャート情報が記憶回路10に記憶される。従来
は、発電所などに各故障窓単位に関係する復旧マニュア
ルが存在し、ある故障が発生しその故障に関係する警報
窓( ANN窓)が点灯すると、復旧マニュアルを開いてそ
の点灯した警報窓に関係した部分の復旧方法を示したフ
ローチャートを参照していたが、本発明の場合、データ
ベースに復旧マニュアルの情報を格納したいるため、警
報窓が点灯すると、ある故障信号から各故障窓単位の復
旧フローチャートをデータベースから読み込み、それが
故障原因信号に応じた範囲の復旧フローチャートとして
記憶回路10に記憶される。
【0055】すると、故障時復旧方法フローチャート表
示論理回路9は、記憶回路10に記憶された故障時復旧
方法のフローチャート情報の中から、警報を発した上記
故障原因接点1に適応する故障時復旧方法のフローチャ
ート(初めの画面)を選出し、選出したフローチャート
(画面)を表示装置5に出力する。これにより、故障原
因に適した故障復旧方法のフローチャートが表示装置5
に表示される。なお、階層構造のフローチャートでな
く、同一階層に多くの画面をもち、その中から所望のフ
ローチャート画面を選択しても良い。
【0056】フローチャート画面の一例を図2に示す。
【0057】このフローチャート画面は、例えば「ター
ビン軸受油圧低」という警報窓が点灯し、主タービン軸
受部の給油圧力の接点が異常を示した場合に、表示装置
5に表示されるフローチャートを示すものであり、ター
ビン軸受油異常時に運転員あるいは復旧作業員が行う作
業手順である。
【0058】すなわち、同図に示すように、運転員ある
いは復旧作業員は、表示装置5の個別警報および集約警
報表示装置6の集約警報を確認すると(S201)、まず、
盤に取り付けられているメータを見て、主要パラメータ
の状態を確認し(S202)、次に関連パラメータを確認し
(S203)、TGOP、EOPが自動的に起動していなけ
れば(S204)、TGOP、EOPを手動で起動させる
(S205)。なおTGOPとはターニング油ポンプを指
し、EOPとは非常用油ポンプを指す。
【0059】続いて、運転員あるいは復旧作業員は、こ
れらのポンプの油圧に異常がないか否かを確認し(S20
6)、油圧に異常がなければ、接点の誤動作としてEO
Pを停止させ(S207)、プラントを通常のように停止さ
せる(S208)。
【0060】一方、いずれかのポンプの油圧に異常があ
れば、タービンスラスト軸受摩耗の接点がトリップして
いるか否かを確認し(S209)、タービンスラスト軸受摩
耗の接点がトリップしている場合は事故時操作基準のフ
ローチャートへ移行する(S210)。また、タービンスラ
スト軸受摩耗の接点がトリップしていない場合、タービ
ン振動大の警報を確認し(S211)、タービン振動大の警
報があれば、タービンを手動でトリップさせる(S21
2)。またタービン振動大の警報がなければ、タービン
発電機軸受温度高警報を確認し(S213)、タービン発電
機軸受温度高警報がなければ、タービン主油タンク油面
低下警報を確認し(S214)、警報がなければ、プラント
を通常のように停止させる(S208)、という作業手順で
ある。
【0061】このように表示装置5に表示されたフロー
チャート画面を運転員あるいは復旧作業員が見て、その
手順に従って復旧作業を行えば、故障原因を見つけ出し
プラントを元の運転状態へ復旧することができる。
【0062】この第1実施形態のプラント異常時復旧支
援システムによれば、故障原因接点1が故障を報知した
時点で、集約警報表示装置6への警報表示と共に、表示
装置5に故障原因接点1に応じた故障時復旧方法のフロ
ーチャートが表示されるので、運転員あるいは復旧作業
員は表示装置5に表示されたフローチャートを見れば、
直ちに復旧作業に取り掛かれ、故障原因を見つけ出しプ
ラントを元の運転状態に復旧することができる。
【0063】したがって、従来のように故障原因接点1
毎に紙面に書かれている故障対応マニュアル書などを一
々めくって必要な操作を確認し、復旧操作を行う必要が
無くなり、迅速な復旧操作が可能になる。
【0064】図3は本発明に係るプラント異常時復旧支
援システムの第2実施形態を示す図である。なお、上記
第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、その
説明は省略する。
【0065】同図に示すように、この第2実施形態のプ
ラント異常時復旧支援システムの場合、制御回路3に音
声ガイダンス論理回路12が設けられている。また出力
回路4にはスピーカ13が接続されている。
【0066】この第2実施形態のプラント異常時復旧支
援システムでは、異常時に、故障原因接点1から故障原
因信号が出力されると、故障原因信号は入力回路2を通
じて集約警報表示論理回路7と個別警報表示論理回路8
とに入力される。すると、集約警報表示論理回路7で集
約警報処理後、集約警報表示信号が集約警報表示装置6
に出力されて、集約警報表示装置6の対応する警報窓が
点灯する。また個別警報表示論理回路8により個別警報
処理後、個別警報表示信号が出力回路4を通じて表示装
置5とフローチャートデータベース11とに出力され、
表示装置5に故障原因接点1に異常が生じたことが個別
表示される。
【0067】一方、出力回路4からの個別警報表示信号
がフローチャートデータベース11に入力されると、故
障時復旧方法フローチャート情報テーブル11aから対
応するフローチャート情報が読み打されて記憶回路10
に記憶され、制御回路3の故障時復旧方法フローチャー
ト表示論理回路9により記憶回路10の故障時復旧方法
フローチャート情報の中から最適なフローチャートが読
み出され、出力回路4を通じて表示装置5に出力され
る。
【0068】また、この第2実施形態のプラント異常時
復旧支援システムの場合、音声ガイダンス論理回路12
により記憶回路10のフローチャートの最初のステップ
が読み出され、スピーカー13から音声で出力される。
【0069】したがって、運転員あるいは復旧作業員
は、表示装置5に表示されたフローチャートと、スピー
カー13から通知された作業内容とから異常に対して慌
てること無く、復旧作業を行うことができる。
【0070】この第2実施形態のプラント異常時復旧支
援システムによれば、故障原因接点1により発生した警
報に対する故障時復旧方法のフローチャートの最初のス
テップが、スピーカー13から音声で出力されるので、
作業員が初めに行う操作がすぐ解り、表示装置5に出力
されているフローチャートの読み間違いによる誤操作が
無くなる。また、音声ガイダンスにより、より迅速な操
作が可能になる。図4は本発明に係るプラント異常時復
旧支援システムの第3実施形態を示す図である。この第
3実施形態は上記第1実施形態の応用例である。同図に
示すように、この第3実施形態のプラント異常時復旧支
援システムの場合、制御回路3内には第1実施形態で示
した故障時復旧方法フローチャート表示論理回路9に代
わり図面情報表示論理回路15が設けられている。また
第1実施形態で示したフローチャートデータベース11
に代わり図面情報データベース14が用いられている。
この図面情報データベース14はプラント内のすべての
機器の図面情報(例えば電気回路図や機器配置図など)
を保存した図面情報テーブル14aを有している。
【0071】この第3実施形態のプラント異常時復旧支
援システムでは、異常時に故障原因接点1から故障原因
信号が出力されると、故障原因信号は入力回路2を通っ
て制御回路3に入力される。制御回路3内部では、集約
警報表示論理回路7が入力回路2からの故障原因信号を
基に集約警報処理し、集約警報信号が出力回路4を通じ
て集約警報表示装置6に出力され、対応する警報窓が点
灯する。また個別警報表示論理回路8が故障原因信号を
基に個別警報処理し、個別警報表示信号を表示装置5に
出力し、故障原因接点1の異常が表示装置5に表示され
る。
【0072】一方、入力回路2からの故障原因信号と出
力回路4からの個別警報表示信号とが図面情報データベ
ース14に入力される。
【0073】すると、図面情報データベース14は、入
力された故障原因信号と個別警報表示信号とを基に最適
な図面情報を図面情報テーブル14aから読み出し記憶
回路10に記憶する。
【0074】その後、制御回路3内の図面情報表示論理
回路15は、記憶回路10に記憶された図面情報の中か
ら、故障原因接点1に関連する図面情報を表示装置5に
出力し、故障箇所の電気回路図や機器配置図などを表示
装置5に表示させる。
【0075】したがって、運転員あるいは復旧作業員
は、警報後、直ちに表示装置5に表示された故障機器の
設計図面を見て異常箇所を修理または交換し、プラント
を元の運転状態に復旧するための復旧作業を行うことが
できる。
【0076】この第3実施形態のプラント異常時復旧支
援システムによれば、図面情報テーブル14aが図面情
報データベース14に収納されており、図面情報データ
ベース14に故障原因信号と警報表示信号とが入力され
ると、図面情報表示論理回路15によって故障原因接点
1に関連する図面情報が読み出されて表示装置5に表示
されるので、運転員あるいは復旧作業員が表示装置5の
図面を見ることで故障箇所を早期に究明することができ
る。
【0077】図5は本発明に係るプラント異常時復旧支
援システムの第4実施形態を示す図である。この第4実
施形態は上記第3実施形態の変形例である。同図に示す
ように、この第4実施形態のプラント異常時復旧支援シ
ステムの場合、制御回路3内には、上記第3実施形態の
図面情報表示論理回路15と出力回路4間に、図面情報
色替え表示論理回路16が設けられている。
【0078】この第4実施形態のプラント異常時復旧支
援システムでは、異常発生時に図面情報表示論理回路1
5が記憶回路10に記憶された図面情報から、故障原因
接点1に関連する図面情報を読み出し、図面情報色替え
表示論理回路16に入力する。 図面情報色替え表示論
理回路16では、図面情報が電気回路図の場合、電気回
路図内の故障原因箇所から最終段の警報出力に至るまで
の一連の回路配線について色替え処理を行い表示装置5
に出力する。したがって、表示装置5には、故障原因接
点1に関連する図面情報が表示されると共に、その図面
情報の中で故障原因箇所から最終段の警報出力に至るま
での一連の回路配線が色替えされているので、運転員あ
るいは復旧作業員は表示装置5の図面情報を見れば、故
障の流れが一目で解り、故障箇所を早期に究明すること
ができる。
【0079】この第4実施形態のプラント異常時復旧支
援システムによれば、制御回路3内に図面情報表示論理
回路15と図面情報色替え表示論理回路16とを設けた
ことで、故障原因接点1に関連する図面情報に故障箇所
や故障発生ルートなどが色替え表示されるので、故障箇
所の特定が容易になる。
【0080】図6は本発明に係るプラント異常時復旧支
援システムの第5実施形態を示す図である。この第5実
施形態は第1実施形態の変形例である。同図に示すよう
に、この第5実施形態のプラント異常時復旧支援システ
ムの場合、制御回路3内には第1実施形態で示した故障
時復旧方法フローチャート表示論理回路9に代わりFA
T情報表示論理回路18が設けられている。また第1実
施形態で示したフローチャートデータベース11に代わ
りFAT情報データベース17が設けられている。FA
T情報データベース17は、プラント内で考えられるす
べての故障要因情報(Fault Tree Analysis :FAT情
報)を保存したFAT情報テーブル17aを有してい
る。FAT情報とは、例えばある故障箇所に対して導き
得る複数の故障要因を木構造で示したものである。
【0081】この第5実施形態のプラント異常時復旧支
援システムでは、異常時に故障原因接点1から故障原因
信号が出力されると、故障原因信号は入力回路2を通っ
て制御回路3に入力される。制御回路3内部では、集約
警報表示論理回路7が入力回路2からの故障原因信号を
基に集約警報処理し、集約警報信号が出力回路4を通じ
て集約警報表示装置6に出力され、対応する警報窓が点
灯する。また個別警報表示論理回路8が故障原因信号を
基に個別警報処理し、個別警報表示信号を表示装置5に
出力し、故障原因接点1の異常が表示装置5に表示され
る。
【0082】一方、入力回路2からの故障原因信号と出
力回路4からの個別警報表示信号とがFAT情報データ
ベース17に入力される。
【0083】すると、FAT情報データベース17は、
入力された個別警報表示信号を基に最適なFAT情報を
FAT情報テーブル17aから読み出し記憶回路10に
記憶する。
【0084】その後、制御回路3内のFAT情報表示論
理回路18は、記憶回路10に記憶されたFAT情報の
中から、故障原因接点1に関連するFAT情報を表示装
置5に出力し、故障箇所の電気回路図や機器配置図など
を表示装置5に表示させる。したがって、運転員あるい
は復旧作業員は、警報後、直ちに表示装置5に表示され
た故障要因情報を見て異常箇所を突き止め、修理または
交換し、プラントを元の運転状態に復旧するための復旧
作業を行うことができる。
【0085】この第5実施形態のプラント異常時復旧支
援システムによれば、FAT情報テーブル17aがFA
T情報データベース17に収納されており、FAT情報
データベース17に警報表示信号が入力されると、発生
した警報から考えられるすべての故障要因に関連するF
AT情報が記憶装置10に記憶され、FAT情報表示論
理回路18によって、記憶装置10から最適なFAT情
報が読み出されて表示装置5に表示されるので、運転員
あるいは復旧作業員が表示装置5のFAT情報を見るこ
とで故障箇所を早期に究明することができる。
【0086】図7は本発明に係るプラント異常時復旧支
援システム第6実施形態を示す図である。この第6実施
形態は上記第5実施形態の変形例である。同図に示すよ
うに、この第6実施形態のプラント異常時復旧支援シス
テムの場合、制御回路3内には、上記第5実施形態のF
AT情報表示論理回路18と出力回路4間に、FAT情
報色替え表示論理回路19が設けられている。
【0087】この第6実施形態のプラント異常時復旧支
援システムでは、異常発生時にFAT情報表示論理回路
18が記憶回路10に記憶された図面情報から、故障原
因接点1に関連する図面情報を読み出し、FAT情報色
替え表示論理回路19に入力する。
【0088】FAT情報色替え表示論理回路19では、
故障原因接点1に関連する故障要因が複数分岐した木構
造の場合、その内である故障要因から大本の故障要因に
至るまでの木筋について色替え処理を行い表示装置5に
出力する。したがって、表示装置5には、故障原因接点
1に関連するFAT情報が表示されると共に、そのFA
T情報の中である故障要因から大本の故障要因に至るま
での木筋が色替えされているので、運転員あるいは復旧
作業員は表示装置5のFAT情報を見れば、故障要因の
究明を早期に行うことができる。
【0089】この第6実施形態のプラント異常時復旧支
援システムによれば、制御回路3内にFAT情報表示論
理回路18とFAT情報色替え表示論理回路19とを設
けたことで、故障原因接点1に関連するFAT情報の中
の故障要因と大本の故障要因とをつなぐルートが色替え
表示されるので、故障原因を容易に断定することができ
る。
【0090】図8は本発明に係るプラント異常時復旧支
援システムの第7実施形態を示す図である。この第7実
施形態は上記第1実施形態の変形例である。同図に示す
ように、この第7実施形態のプラント異常時復旧支援シ
ステムの場合、入力回路2には、操作スイッチ31が接
続されている。また制御回路3内には第1実施形態で示
した入力回路2と故障時復旧方法フローチャート表示論
理回路9との間に操作スイッチ色替え論理回路32が設
けられている。
【0091】この第7実施形態のプラント異常時復旧支
援システムの場合、異常発生時には、上記第1実施形態
と同様に、表示装置5に故障時復旧方法のフローチャー
ト情報が表示される。フローチャート情報の中には、各
操作スイッチ31のタグ番号なども表示される。
【0092】そして、表示装置5のフローチャート情報
の復旧手順に沿って操作スイッチ31が操作されると、
操作スイッチ31からポジション信号が入力回路2を通
って操作スイッチ色替え論理回路32に入力される。ま
た操作スイッチ色替え論理回路32には、故障時復旧方
法フローチャート表示論理回路9から故障時復旧方法フ
ローチャート情報が入力される。
【0093】操作スイッチ色替え論理回路32では、故
障時復旧方法フローチャート表示論理回路9から入力さ
れたフローチャート情報と操作スイッチ31から入力さ
れたポジション信号とを照合して、故障時復旧方法のフ
ローチャートの当該箇所、例えば操作スイッチ31のタ
グ番号などを色替えし、この色替え信号を出力回路4を
経由して表示装置5に表示する。これにより、表示装置
5に表示されているフローチャート情報の中の操作スイ
ッチ31のタグ番号の色が変わる。
【0094】この色がえ表示を運転員あるいは復旧作業
員が見ることで、操作スイッチ31を押す手順を間違え
ること無く、故障時復旧方法のフローチャートに従った
操作スイッチ31の操作を行うことができる。
【0095】この第7実施形態のプラント異常時復旧支
援システムによれば、故障時復旧方法フローチャート表
示論理回路9と操作スイッチ色替え論理回路32とを設
け、操作スイッチ色替え論理回路32に操作スイッチ3
1からのポジション信号と故障時復旧方法フローチャー
ト表示論理回路9からの故障時復旧方法のフローチャー
トとを入力し、操作スイッチ色替え論理回路32で故障
時復旧方法のフローチャートの中の操作スイッチ31の
タグ番号を表示装置5の画面上で色替え表示すること
で、より迅速な操作スイッチ31の操作が可能になる。
【0096】図9は本発明に係るプラント異常時復旧支
援システムの第8実施形態を示す図である。この第9実
施形態は第3実施形態の変形例である。同図に示すよう
に、この第9実施形態のプラント異常時復旧支援システ
ムの場合、図面情報表示論理回路14内に第3実施形態
で示した図面情報テーブル14a以外に操作スイッチ配
置情報テーブル14bが設けられている。また表示装置
5には操作選択回路33が設けられている。操作スイッ
チ配置情報テーブル14bは、プラント内のすべての操
作対象機器の操作スイッチの配置図が保存されている。
操作選択回路33は、例えば表示画面に表示された操作
スイッチアイコンに対してタッチ操作することにより操
作信号を入力回路2へ出力するものでありグラフィック
・ユーザ・インタフース(GUI)などである。
【0097】この第9実施形態のプラント異常時復旧支
援システムでは、異常発生時に表示装置5に図面情報デ
ータベース14の電気回路図と操作スイッチアイコンが
表示される。
【0098】このときに、画面上で所望の操作スイッチ
アイコンを選択操作すると、操作選択回路33は選択信
号を入力回路2を通じて制御回路3内の操作スイッチ色
替え論理回路32と図面情報データベース14内の操作
スイッチ配置情報テーブル14bとに入力する。
【0099】操作スイッチ配置情報テーブル14bに選
択信号が入力されると、選択された操作スイッチの配置
情報を記憶回路10を通じて図面情報表示論理回路15
に入力する。図面情報表示論理回路15では、出力回路
4を通じて表示装置5に操作スイッチの配置情報を出力
すると共に、その配置情報を操作スイッチ色替え論理回
路32に入力する。
【0100】操作スイッチ色替え論理回路32では、操
作スイッチ配置情報テーブル14bからの操作スイッチ
の配置情報と操作選択回路33からの選択信号とを照合
し、操作スイッチ配置情報14bの当該操作スイッチの
位置(設置場所)を色替えして出力回路4を通じて表示
装置5に出力し、表示装置5に表示された電気回路図上
の操作スイッチが色替え表示される。
【0101】この第8実施形態のプラント異常時復旧支
援システムによれば、故障が発生すると、表示装置5に
操作対象機器の操作スイッチのアイコンと電気回路図が
表示され、その画面上で所望の操作スイッチのアイコン
を選択すると、電気回路図内の操作スイッチが色替え表
示されるので、運転員あるいは復旧作業員はその表示を
見ることで電気回路図上の操作スイッチの位置を容易に
確認することができる。なお、表示された図面情報が電
気回路図ではなく機器配置図などの場合は操作スイッチ
の設置場所を容易に確認することができる。
【0102】図10は本発明に係るプラント異常時復旧
支援システムの第9実施形態を示す図である。この第9
実施形態は第7実施形態の変形例である。
【0103】同図に示すように、この第9実施形態のプ
ラント異常時復旧支援システムの場合、制御回路3に
は、操作スイッチ色替え論理回路32と信号の授受を行
い、不許可信号を出力する復旧手順判定回路10aが設
けられている。また操作スイッチ31と操作機器35と
には操作機器動作回路34が接続されている。操作機器
動作回路34は復旧手順判定回路10aから入力された
不許可信号に基づき、操作スイッチ31および操作機器
35を人的な操作を受け付けないよう制御する。
【0104】この第9実施形態のプラント異常時復旧支
援システムでは、異常発生時には、第7実施形態同様に
表示装置5に故障時復旧方法のフローチャート情報が表
示される。フローチャート情報の中には、各操作スイッ
チ31のタグ番号なども表示される。
【0105】そして、表示装置5のフローチャート情報
の復旧手順に沿って操作スイッチ31が操作されると、
操作スイッチ31からポジション信号が入力回路2を通
って操作スイッチ色替え論理回路32に入力される。ま
た操作スイッチ色替え論理回路32には、故障時復旧方
法フローチャート表示論理回路9から故障時復旧方法フ
ローチャート情報が入力される。
【0106】操作スイッチ色替え論理回路32では、故
障時復旧方法フローチャート表示論理回路9から入力さ
れたフローチャート情報と操作スイッチ31から入力さ
れたポジション信号とを照合し、照合させた情報を制御
回路3内に設けた復旧手順判定回路10aに入力する。
【0107】復旧手順判定回路10aでは、前回入力さ
れた操作スイッチ色替え論理回路32からの色替え表示
信号を記憶しており、今回復旧手順判定回路10aに入
力された操作スイッチ色替え論理回路32からの色替え
表示信号が次の操作手順であるか否かを判定する。
【0108】ここで、今回行なう操作スイッチ31が手
順に沿った次の操作手順に合致し、復旧手順が正常であ
れば、復旧手順判定回路10aより操作機器動作回路3
4に許可信号が出力され、操作機器35が駆動すると同
時に操作スイッチ色替え論理回路32からの色替え表示
信号が出力回路4を通じて表示装置5に出力され、故障
時復旧方法のフローチャート情報の操作当該箇所が色替
え表示される。
【0109】一方、今回行なう操作スイッチ31が手順
に沿った次の操作手順と異なる場合は、復旧手順判定回
路10aから操作スイッチ色替え論理回路32にエラー
信号を送り、故障時復旧方法フローチャート表示論理回
路9、出力回路4を経由して、表示装置5に表示された
フローチャートのエラー手順箇所にエラー表示を行なう
と同時に操作機器35の動作を防止するため、復旧手順
判定回路10aより操作機器判定回路34に機器動作を
行わせないための不許可信号が出力され、各操作機器3
5の動作が阻止される。
【0110】この第9実施形態のプラント異常時復旧支
援システムによれば、復旧手順判定回路10a及び操作
機器動作回路34を設けたことによって、運転員あるい
は復旧作業員が正しい復旧操作手順と異なる操作を行っ
た場合でも操作機器35が実動作に至ることがなくなる
と共に表示装置5にエラー表示されるので、運転員の復
旧手順の人為的ミスから起こる不具合を防止することが
できる。
【0111】図11は本発明に係るプラント異常時復旧
支援システムの第10実施形態を示す図である。この第
10実施形態は第7実施形態の変形例である。
【0112】同図に示すように、この第10実施形態の
プラント異常時復旧支援システムの場合、第7実施形態
で示した表示装置5に、操作スイッチ31に対応する操
作アイコンの表示を画面上に行うタッチ操作器36が設
けられている。
【0113】この第10実施形態のプラント異常時復旧
支援システムでは、異常発生時には、上記第7実施形態
と同様に、表示装置5に故障時復旧方法のフローチャー
ト情報が表示される。フローチャート情報の中には、各
操作スイッチ31のタグ番号も表示される。また表示装
置5の画面上にはフローチャート情報の横などにタッチ
操作アイコンも表示される。
【0114】ここで、表示装置5のフローチャート情報
のうち復旧手順に沿った操作スイッチ31のアイコンを
操作すると、タッチ操作器36が操作されたアイコンに
対応する操作信号を操作スイッチ色替え論理回路32に
出力する。
【0115】操作スイッチ色替え論理回路32では、故
障時復旧方法フローチャート表示論理回路9からのフロ
ーチャート情報とタッチ操作器36からの操作信号とを
照合し、その照合結果の信号を出力回路4を通じて表示
装置5に入力する。
【0116】この第10実施形態のプラント異常時復旧
支援システムによれば、表示装置5に表示された故障時
復旧方法のフローチャートと操作スイッチ31に対応す
るタッチ操作アイコンとが表示装置5の画面上に表示さ
れ、運転員あるいは復旧作業員が所望のアイコンを操作
することにより、操作スイッチ31が動作するので、運
転員あるいは復旧作業員が例えば制御室から遠く離れた
制御盤に取り付けられている操作スイッチ31の場所ま
で足を運ばなくてもスイッチ操作が行なえる。図12は
本発明に係るプラント異常時復旧支援システムの第11
実施形態を示す図である。この第11実施形態は第1実
施形態の応用例である。同図に示すように、この第11
実施形態のプラント異常時復旧支援システムの場合、制
御回路3内には第1実施形態で示した故障時復旧方法フ
ローチャート表示論理回路9に代わり影響機器表示論理
回路111が設けられている。また第1実施形態で示し
たフローチャートデータベース11に代わり機器情報デ
ータベース101が設けられている。機器情報データベ
ース101は、プラント内で復旧時に影響を及ぼすすべ
ての機器情報を保存した機器情報テーブル101aを有
している。復旧時に影響を及ぼす機器情報とは、例えば
運転員が操作スイッチをひねったことで復旧して行く弁
やバルブなどの機器情報である。
【0117】この第11実施形態のプラント異常時復旧
支援システムでは、異常時に故障原因接点1から故障原
因信号が出力されると、故障原因信号は入力回路2を通
って制御回路3に入力される。制御回路3内部では、集
約警報表示論理回路7が入力回路2からの故障原因信号
を基に集約警報処理し、集約警報信号が出力回路4を通
じて集約警報表示装置6に出力され、対応する警報窓が
点灯する。また個別警報表示論理回路8が故障原因信号
を基に個別警報処理し、個別警報表示信号を表示装置5
に出力し、故障原因接点1の異常が表示装置5に表示さ
れる。
【0118】一方、出力回路4からの個別警報表示信号
は図面情報データベース14に出力される。個別警報表
示信号が機器情報データベース101に入力されると、
復旧時に影響を及ぼす機器情報が機器情報データベース
101から読み出されて記憶記憶回路10を経由して制
御回路3内の影響機器表示論理回路111に取り込まれ
る。すると、影響機器表示論理回路111は復旧時に影
響を及ぼす機器情報に基づき復旧時に影響を及ぼす機器
を特定し機器名のデータを表示装置5に出力する。これ
により、復旧時に影響を及ぼす機器名が表示装置5に表
示される。
【0119】したがって、運転員あるいは復旧作業員
は、警報後、直ちに表示装置5に表示された復旧時に影
響を及ぼす機器名を見て、異常機器をある程度特定し、
プラントを元の運転状態に復旧するための復旧作業を行
うことができる。
【0120】この第11実施例のプラント異常時復旧支
援システムによれば、復旧時に影響を及ぼす機器情報を
保存した機器情報データベース101と影響機器表示論
理回路111とを設けたことにより、異常時に復旧時に
影響を及ぼす機器情報が表示装置5に表示されるので、
従来のように図面を一々めくって復旧時に影響を及ぼす
機器を調査する必要が無くなり、迅速な復旧作業が可能
になる。
【0121】図13は本発明に係るプラント異常時復旧
支援システムの第12実施形態を示す図である。この第
12実施形態は第5実施形態の応用例である。
【0122】同図に示すように、この第12実施形態の
プラント異常時復旧支援システムの場合、制御回路3内
には第5実施形態で示したFAT情報表示論理回路18
に代わり予想ANΝデータベース61が設けられてい
る。また第5実施形態で示したFAT情報データベース
17に代わり予想ANΝ情報データベース61が設けら
れている。予想ANΝ情報データベース61は、プラン
ト内で予想されるすべてのアナシエータ情報(ANN情
報)を保存した予想ANΝ情報テーブル61aを有して
いる。予想ANN情報とは、例えばあるポンプにどんな
異常が起こったときどのような警報を出力するかを木構
造で示しるものである。
【0123】この第12実施形態のプラント異常時復旧
支援システムでは、第5実施形態と同様に出力回路4か
らの集約警報表示信号が集約警報表示装置6が出力さ
れ、出力回路4からの個別警報表示信号が表示装置5に
出力される。また個別警報表示信号は予想ANΝデータ
ベース61にも出力される。
【0124】個別警報表示信号が予想ANΝデータベー
ス61に入力されると、予想ANΝデータベース61は
入力された個別警報表示信号を基に故障要因を突き止
め、予想されるANN情報を記憶回路10に記憶する。
【0125】予想ANN表示論理回路62は、記憶回路
10の予想ANN情報を取り込み、出力回路4を通じて
表示装置5に出力する。これにより表示装置5には予想
される警報の内容が表示される。
【0126】したがって、運転員あるいは復旧作業員
は、警報後、直ちに表示装置5に表示されたANN情報
(警報情報)を見ることにより異常箇所をある程度特定
でき、プラントを元の運転状態に復旧するための復旧作
業を行うことができる。
【0127】この第12実施形態のプラント異常時復旧
支援システムによれば、予想ANN情報を保存した予想
ANN情報テーブル61aを有する予想ANNデータベ
ース61と予想ANN表示論理回路62とを設けたこと
により、発生した警報から考えられるANN情報が表示
装置5に表示されるので、表示装置5に表示されたAN
N情報を運転員あるいは復旧作業員が見れば、設計図な
どを一々調査することなく、復旧作業に取り掛かること
ができる。
【0128】図14は本発明に係るプラント異常時復旧
支援システムの第13実施形態を示す図である。この第
13実施形態は第7実施形態の変形例である。同図に示
すように、この第13実施形態のプラント異常時復旧支
援システムの場合、第7実施形態で示した入力回路2に
は、故障原因接点1、操作スイッチ31以外に現場機器
情報取得部66が接続されている。現場機器情報取得部
66は、現場機器から、その動作状態やスイッチのポジ
ション(起動または停止など)を取得し入力回路2へ出
力する。また制御回路3内には、第7実施形態で示した
以外にさらに機器状態表示論理回路68が設けられてい
る。機器状態表示論理回路68は現場機器のすべての操
作対象のスイッチのリスト(操作対象スイッチリスト情
報)を有しており、現場機器情報取得部66から入力回
路2を介して現場機器の動作状態やスイッチのポジショ
ンを示す情報(状態情報)を常に取得して、表示装置5
に復旧作業に関わりのあるスイッチのみを一つの画面
(機器状態画面67)に集めて表示するものである。
【0129】この第13実施形態のプラント異常時復旧
支援システムでは、異常時に上記第7実施形態と同様に
表示装置5にフローチャートが表示される。
【0130】また、故障時復旧方法フローチャート表示
論理回路9からはフローチャートの操作手順を進めるの
に必要な操作対象スイッチリスト情報が操作スイッチ色
替え論理回路32と機器状態表示論理回路68へ出力さ
れる。
【0131】操作対象スイッチリスト情報が操作スイッ
チ色替え論理回路32に入力されると、その操作対象ス
イッチリスト情報と入力回路2を経て入力された各機器
の状態情報とに基づき、フローチャートの手順に示され
ている機器を特定し、その機器と操作スイッチとを色替
え処理して出力回路4を経て表示装置5へ出力する。一
方、機器状態表示論理回路68は、現場機器情報取得部
66が取得した状態情報を入力回路2を経て入手してお
り、復旧過程にある機器を選定し、選定した現場機器の
状態情報とその機器のスイッチのポジション情報とを出
力回路4を経て表示装置5へ出力する。
【0132】これにより、表示装置5にはスイッチのポ
ジション情報と現場機器の動作状態の情報とが入力さ
れ、故障時復旧方法のフローチャートと共に操作対象の
スイッチのポジションと現場機器の動作状態とが機器状
態画面67としてフローチャートの横などに表示され
る。
【0133】この第13実施形態のプラント異常時復旧
支援システムによれば、故障復旧時に操作する操作スイ
ッチと操作対象の現場機器とが色替えされると共に、そ
れぞれの復旧動作状態が逐次表示されるので、復旧する
現場機器の状態と操作スイッチの操作内容とを、操作員
が一々探すことなく、また操作員が制御室から移動する
ことなく表示装置5の機器状態画面67で復旧作業に関
するフローチャートと共に確認することができる。
【0134】図15は本発明に係るプラント異常時復旧
支援システムの第14実施形態を示す図である。この第
14実施形態は上記第14実施形態の変形例である。同
図に示すように、この第14実施形態のプラント異常時
復旧支援システムの場合、第14実施形態で示した入力
回路2には、操作スイッチ31および現場機器情報取得
部66に代えて、例えば熱電対などのセンサ71が接続
されている。また制御回路3内には、操作スイッチ色替
え論理回路32および機器状態表示論理回路68に代え
て監視情報編集論理回路73が設けられている。この監
視情報編集論理回路73はフローチャートに記述されて
いる作業手順の進行に関するプラント監視計器リスト情
報を取得し、入力回路2から入力された多くの監視情報
から必要な情報を選定し、出力回路4を経て表示装置5
へ出力するものである。
【0135】この第14実施形態のプラント異常時復旧
支援システムでは、センサ71により常に温度などが検
出され、監視情報として入力回路2を通じて監視情報編
集論理回路73に入力されている。
【0136】そして、故障原因接点1が異常を示したと
き、故障時復旧方法フローチャート表示論理回路9によ
り故障時復旧方法のフローチャート情報が取得されて、
上記第14実施形態と同様に復旧作業に関するフローチ
ャートが表示装置5に表示される。
【0137】また、故障時復旧方法フローチャート表示
論理回路9からは、フローチャートに記述されている作
業手順の進行に関するプラント監視計器リスト情報が監
視情報編集論理回路73に出力される。
【0138】すると、監視情報表示論理回路73はプラ
ント監視計器リスト情報に基づき、入力回路2を経て入
力された多くの監視情報から必要な情報を選定し、選定
した監視情報を出力回路4を経て表示装置5へ出力す
る。表示装置5は入力された監視情報を表示画面上のフ
ローチャートの横などに監視画面72を表示し、その画
面にプラント監視計器の状態を表示する。プラント監視
計器の状態とは、この場合、センサが熱電対なので、例
えば時間対温度などのグラフである。
【0139】この第14実施例のプラント異常時復旧支
援システムによれば、故障復旧時に監視する現場機器の
状態を、操作員がプラント監視計器を探すことなく、ま
た操作員が制御室から移動することなく表示装置5の監
視画面72で復旧作業に関するフローチャートと共に確
認できる。
【0140】図16は本発明に係るプラント異常時復旧
支援システムの第15実施形態を示す図である。この第
15実施形態は第11実施形態の応用例である。同図に
示すように、この第15実施形態のプラント異常時復旧
支援システムの場合、制御回路3内には第11実施形態
で示した影響機器表示論理回路111に代わり影響機器
配置表示論理回路113が設けられている。また復旧時
に影響を及ぼす機器情報データベース101に代わり機
器配置情報データベース102が用いられている。この
機器配置情報データベース102は復旧時に影響を及ぼ
す機器配置情報を格納した機器配置情報テーブル102
aを有している。復旧時に影響を及ぼす機器配置情報と
は、例えば操作スイッチがどの区画のどの制御盤のどこ
に配置されているという情報である。
【0141】この第15実施形態のプラント異常時復旧
支援システムでは、異常時に上記第11実施形態と同様
に出力回路4からの集約警報表示信号が集約警報表示装
置6に出力され、対応する警報窓が点灯する。また出力
回路4からの個別警報表示信号が表示装置5に出力さ
れ、故障原因接点1の異常が表示装置5に表示される。
一方、出力回路4からの個別警報表示信号は機器配置情
報データベース102に出力される。個別警報表示信号
が機器配置情報データベース102に入力されると、復
旧時に影響を及ぼす機器配置情報が機器配置情報データ
ベース102から読み出されて記憶回路10を経由して
制御回路3内の影響機器配置表示論理回路113に取り
込まれる。
【0142】すると、影響機器配置表示論理回路113
は復旧時に影響を及ぼす機器配置情報に基づき、復旧時
に影響を及ぼす機器の配置位置を特定し機器名と共に、
機器が配置されている位置データを表示装置5に出力す
る。これにより、復旧時に影響を及ぼす機器名と機器の
配置位置が表示装置5に表示される。したがって、運転
員あるいは復旧作業員は、警報後、直ちに表示装置5に
表示された復旧時に影響を及ぼす機器名と機器の配置位
置とを見て、直ちにそこへ行き異常機器の状態を確認
し、プラントを元の運転状態に復旧するための復旧作業
を行うことができる。
【0143】この第15実施形態のプラント異常時復旧
支援システムによれば、故障原因接点1によって警報が
発生した場合、復旧時に影響を及ぼす機器配置情報が、
影響機器配置表示論理回路113により取得されて表示
装置5に表示されるので、従来のように運転員あるいは
復旧作業員が復旧時に影響を及ぼす機器を機器配置図で
探すことなく異常発生した機器の配置場所へ迅速な移動
が可能になる。
【0144】図17は本発明に係るプラント異常時復旧
支援システムの第16実施形態を示す図である。この第
16実施形態は第1実施形態の応用例である。
【0145】同図に示すように、この第16実施形態の
プラント異常時復旧支援システムの場合、制御回路3に
は、第1実施形態で示した故障時復旧方法フローチャー
ト表示論理回路9に代わり道順検索機能部78が設けら
れている。また第1実施形態で示したフローチャートデ
ータベース11に代わり道順データベース76が用いら
れている。この道順データベース76はプラント内の施
設の通路と各部屋の出入口を結ぶ道順情報を格納した道
順情報テーブル76aを有している。道順検索機能部7
8は入力された故障原因信号を基に故障エリアを特定す
ると共に、表示装置5にタッチ操作画面77を表示し、
タッチ操作に応じて道順データベース76を参照して移
動開始位置(始点)から故障エリア(終点)までの道順
を検索するものである。
【0146】この第16実施形態のプラント異常時復旧
支援システムでは、ある場所に設置された故障原因接点
1が入ると、上記第1実施形態と同様に、故障原因接点
1からの故障原因信号が入力回路2を通じて集約警報表
示論理回路7および個別警報表示論理回路8に入力さ
れ、集約警報表示装置6の故障原因接点1に対応する警
報窓が点灯する。また表示装置5に故障原因接点1の異
常が表示される。
【0147】また、故障原因接点1から出力された故障
原因信号は入力回路2を通じて道順検索機能部78に入
力される。
【0148】すると、道順検索機能部78では、故障原
因信号を利用して故障エリアを特定すると共に、表示装
置5に作業者の現在位置を入力するためのタッチ操作画
面77を表示する。
【0149】ここで、表示装置5のタッチ操作画面77
の指示に従って、復旧作業員が移動を開始する位置(始
点)を入力すると、その始点データは入力回路2を経由
して道順検索機能部78へ入力される。
【0150】道順検索機能部78では、入力された始点
データと特定した故障エリアの位置とから、どこからど
こまでの道順を調べればよいかを選定し、移動開始位置
から故障エリアまでの最短ルート、つまり道順を検索す
る。なお道順検索機能部78が道順を検索する際には道
順データベース76にアクセスして道順情報を参照し、
最も距離の短いルート(道順データ)を検索する。そし
て検索された道順データは、出力回路4を経由して表示
装置5へ入力される。表示装置5では道順表示画面79
に道順を絵的(図17参照)に表現して表示される。な
お人間の歩く速度を例えば4Km/毎時などとして最も
短時間で行けるルートを検索しても良い。 この第16
実施形態のプラント異常時復旧支援システムによれば、
復旧作業員が故障復旧時に現場計器の確認・修理のため
に現場に向かう際に、現場までの最短ルートを表示装置
5の画面で調べることができるので、復旧作業員は道順
を迷うことなく現場へ迅速に到着することができる。
【0151】図18は本発明に係るプラント異常時復旧
支援システムの第17実施形態を示す図である。この第
17実施形態は第16実施形態の変形例である。
【0152】同図に示すように、この第17実施形態の
プラント異常時復旧支援システムの場合、第16実施形
態で示した道順データベース76ではなく、放射線量・
道順データベース81を用いる。この放射線量・道順デ
ータベース81はプラント内の施設の通路と各部屋の出
入口を結ぶ道順情報を格納した道順情報テーブル76a
と、プラント内どの設備およびどの機器で異常が起こっ
たときにどの範囲にどの程度の放射線漏れが生じるかを
予測したデータを格納した放射線量情報テーブル81a
とを有している。道順検索機能部78は入力された故障
原因信号を基に故障エリアを特定すると共に、表示装置
5にタッチ操作画面77を表示し、タッチ操作に応じて
放射線量・道順データベース81を参照して移動開始位
置(始点)から故障エリア(終点)までの放射線量(放
射線レベル)のできるだけ少ない道順を検索するもので
ある。
【0153】この第17実施形態のプラント異常時復旧
支援システムでは、ある場所に設置された故障原因接点
1が入ると、上記第16実施形態と同様に、集約警報表
示装置6の故障原因接点1に対応する警報窓が点灯され
ると共に、表示装置5に故障原因接点1の異常が個別表
示される。また道順検索機能部78によって故障エリア
が特定されると共に、表示装置5に作業者の現在位置を
入力するためのタッチ操作画面77が表示される。
【0154】ここで、表示装置5のタッチ操作画面77
の指示に従って、復旧作業員が移動を開始する位置(始
点)を入力すると、その始点データは入力回路2を経由
して道順検索機能部78へ入力される。
【0155】道順検索機能部78では、入力された始点
データと特定した故障エリアの位置とから、どこからど
こまでの道順を調べればよいかを選定し、移動開始位置
から故障エリアまでで放射性レベルが最小の最短ルート
を検索する。なお道順検索機能部78が道順を検索する
際には放射線量・道順データベース81にアクセスして
放射線量情報および道順情報を参照し、最も放射性レベ
ルが少ない最短距離のルート(道順データ)を検索す
る。そして検索された道順データは、出力回路4を経由
して表示装置5へ入力される。表示装置5では道順表示
画面79に道順を絵的(図18参照)に表現して表示さ
れる。なお人間の歩く速度を例えば4Km/毎時などと
して最も短時間で行けるルートを検索しても良い。
【0156】この第17実施形態のプラント異常時復旧
支援システムによれば、復旧作業員が故障復旧時に現場
計器の確認・修理のために現場に向かう際に、現場まで
の放射性レベルが最小の安全な最短ルートを表示装置5
の画面で調べることができるので、復旧作業員は道順を
迷うことなく迅速にかつ安全に現場へ到着することがで
きる。
【0157】図19は本発明に係るプラント異常時復旧
支援システムの第18実施形態を示す図である。この第
18実施形態は第3実施形態の応用例である。
【0158】同図に示すように、この第18実施形態の
プラント異常時復旧支援システムの場合、入力回路2に
は、自動復旧ボタン89、センサ71、操作スイッチ3
1および現場機器情報取得部66などが接続されてい
る。自動復旧ボタン89は制御室などに設置されてい
る。また制御回路には、第3実施形態で示した図面情報
表示論理回路15に代えて自動復旧論理回路87が設け
られている。自動復旧論理回路87は自動復旧ボタン8
9が押されると、センサ71、操作スイッチ31および
現場機器情報取得部66から取り込んだ情報に基づいて
制御指令86を現場機器へ出力し、現場機器の自動復旧
を行うと共に現場機器の復旧状態を表示装置5に自動復
旧画面88として表示させるものである。
【0159】この第18実施形態のプラント異常時復旧
支援システムでは、制御回路3の自動復旧論理回路87
は、常に、現場機器情報取得部66から現場機器の状態
情報と操作スイッチ31の操作ポジション情報とセンサ
71からの監視情報とを取り込んでいる。
【0160】そして、故障原因接点1からの故障原因信
号が入力回路2を通って制御回路3に入力されると、制
御回路3内部では、集約警報表示論理回路7によって入
力回路2からの故障原因信号に基づいて集約警報表示論
理回路7が集約警報処理する。また個別警報表示論理回
路8が故障原因信号に基づいて集約警報処理する。そし
て、それぞれの処理結果として集約警報表示信号および
個別警報表示信号が出力回路4を通じて集約警報表示装
置6と表示装置5とに出力され、集約警報表示装置6の
対応する警報窓が点灯され、表示装置5に故障原因接点
1の異常が個別表示される。故障原因接点1からの故障
原因信号は自動復旧論理回路87にも入力される。
【0161】ここで、制御室の運転員あるいは復旧作業
員によって自動復旧ボタン89が押され、自動復旧ボタ
ン89から入力回路2を経て自動復旧論理回路87に自
動復旧信号が入力されると、自動復旧論理回路87はそ
の時点のプラントの制御状態を現場機器情報と操作スイ
ッチ31の操作ポジションと監視情報とから検出し、続
いて、図面情報データベース14の中の図面情報テーブ
ル14aにアクセスし、自動復旧する手順を解析する。
この際、自動復旧論理回路87は現場機器の動作状態と
操作スイッチ31の操作ポジションと監視情報と解析結
果の復旧手順が運転員にも解るようにそれぞれの情報を
まとめて出力回路4を経由して表示装置5へ出力する。
これにより、表示装置5には、自動復旧画面88が表示
される。
【0162】また、自動復旧論理回路87は自動復旧手
順を解析後、現場機器への各制御指令86を出力回路4
を通じてプラント内の各所へ伝送し現場機器を復旧制御
する。 この第18実施形態のプラント異常時復旧支援
システムによれば、プラント故障時に各機器を復旧させ
る際に、制御室において運転員が自動復旧ボタン89を
押すことによりプラント内の機器が自動復旧するので、
運転員は操作状態を監視しているだけで済み、従来のよ
うに現場機器の設置場所まで出向き復旧手順マニュアル
書に従ってスイッチ操作する手間を省くことができる。
【0163】図20は本発明に係るプラント異常時復旧
支援システムの第19実施形態を示す図である。この第
19実施形態は第1実施形態の応用例である。
【0164】同図に示すように、この第19実施形態の
プラント異常時復旧支援システムの場合、第1実施形態
で示した制御回路3にシミュレーション回路115が接
続されている。またシミュレーション回路115には、
シミュレーション出力回路118を介して表示装置5が
接続されている。シミュレーション回路115はシミュ
レーション機能部117とシミュレーション表示論理回
路116とを有している。シミュレーション表示論理回
路116はシミュレーション表示を指示するための画面
情報を生成すると共にシミュレーション機能部117の
シミュレーション結果をシミュレーション出力回路11
8を通じて表示装置5へ出力するものである。シミュレ
ーション機能部117は操作された内容で現場機器が復
旧する際のシミュレーション処理を実行するものであ
る。
【0165】この第18実施形態のプラント異常時復旧
支援システムでは、故障原因接点1からの故障原因信号
が入力回路2を通って制御回路3に入力されると、上記
第1実施形態と同様に、集約警報表示装置6の対応する
警報窓が点灯され、表示装置5に故障原因接点1の異常
が個別表示されると共に故障時復旧方法のフローチャー
トが表示される。
【0166】また、故障時復旧方法フローチャート表示
論理回路9からは、シミュレーション表示論理回路11
6にフローチャート情報が出力される。
【0167】すると、シミュレーション表示論理回路1
16からは、シミュレーション表示を指示するための画
面情報がシミュレーション出力回路118を経由して表
示装置5に出力され、これにより表示装置5に故障時復
旧方法のフローチャートと共にタッチ操作画面77が表
示される。
【0168】ここで、操作者が表示装置5に表示されて
いる故障時復旧方法のフローチャートの手順を見ながら
タッチ操作画面77にて復旧操作を行うと、復旧操作情
報がシミュレーション機能部117へ入力され、シミュ
レーション機能部117にて操作された内容で現場機器
の復旧状態が仮想的にシミュレーション処理される。こ
のシミュレーション処理結果はシミュレーション機能部
117からシミュレーション表示論理回路116に出力
されて、シミュレーション表示論理回路116にてシミ
ュレ−ション画面が形成されてシミュレ−ション出力回
路118を経由して表示装置5に表示される。
【0169】この第19実施形態のプラント異常時復旧
支援システムによれば、故障原因接点1により発生した
警報に対する故障時復旧方法のフローチャートが表示装
置5に表示され、操作者がこのフローチャートに従って
タッチ操作画面77にて復旧操作を行うと、実際に復旧
を行う前に現場機器の復旧過程がシミュレーション画面
に表示されるので、復旧操作の間違いが事前に発見で
き、確実な復旧操作が可能になる。
【0170】図21は本発明に係るプラント異常時復旧
支援システムの第20実施形態を示す図である。、前記
表示手段に表示を行った内容および故障原因機器に対す
る復旧操作の内容を逐次印刷するこの第20実施形態で
は、第1実施形態から第19実施形態まで共通に使用さ
れている出力回路4にさらに印刷手段としてのプリンタ
20を接続し、各データベース11、14、17、10
1、61、102、76、81などから読み出されたさ
まざまな情報、表示装置5に表示を行った内容および故
障原因機器に対する復旧操作の内容などをプリントアウ
トする。
【0171】この第20実施形態のプラント異常時復旧
支援システムによれば、出力回路4にプリンタ20を接
続したことにより異常時の履歴、つまり故障原因接点1
からの故障原因信号や復旧操作の内容などの記録をとっ
ておくことができ、プラント復旧後に解析作業や故障要
因分析に利用することができる。なおプリンタ20以外
に、例えばハードディスク装置(HD)や光磁気記憶装
置(MO)などの記憶装置などを接続しても良い。
【0172】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、故障対応手順フローチャートが表示装置に自
動出力されるので、迅速な故障対応操作ができる。
【0173】請求項2記載の発明によれば、故障対応手
順フローチャートが表示装置に自動出力されるとともに
音声出力されるので、正確な故障対応操作ができる。
【0174】請求項3記載の発明によれば、故障に関係
のある図面が表示装置に自動出力されるので、故障箇所
の早期究明ができる。
【0175】請求項4記載の発明によれば、故障に関係
のある図面に故障該当箇所や故障発生ルートが色替え表
示されるので、故障発生箇所の特定が容易である。
【0176】請求項5記載の発明によれば、FTAが表
示装置に自動出力されるので、故障原因の早期究明がで
きる。
【0177】請求項6記載の発明によれば、FTAの中
の該当箇所が色替え表示されるので、故障箇所を容易に
断定できる。
【0178】請求項7記載の発明によれば、操作対象機
器の操作スイッチを表示装置の画面上で色替えして表示
するので、運転員の操作手順に伴う確認が容易になる。
【0179】請求項8記載の発明によれば、操作対象機
器の操作スイッチの場所などを表示装置の画面で知らせ
てくれるので、対象操作スイッチの確認が容易に行なえ
る。
【0180】請求項9記載の発明によれば、復旧手順が
正常に行なわれない限り、次のガイダンスに移行するこ
とがないので、復旧手順時の人為的ミスが解消される。
【0181】請求項10記載の発明によれば、操作対象
機器の操作を表示装置の画面上で行なえるので、復旧時
間の短縮が図れる。
【0182】請求項11記載の発明によれば、復旧時に
影響を及ぼす機器が表示装置に自動出力されるので、迅
速な復旧ができる。
【0183】請求項12記載の発明によれば、プラント
異常の復旧作業時に発生が予想されるANNの発生・復
旧・連灯信号が表示され、従来のように紙面に書かれて
いるインターブロック線図・展開接続図・ソフト図など
の設計図書をめくる必要が無くなるので、容易にかつ迅
速な作業で対応できる。
【0184】請求項13記載の発明によれば、プラント
異常の復旧作業時に操作スイッチを探すことなく、操作
スイッチのポジションと操作対象機器の状態が瞬時に認
識できるので、容易にかつ迅速な作業で対応できる。
【0185】請求項14記載の発明によれば、プラント
異常の復旧作業時にプラント監視計器を探すことなく、
プラント監視計器の状態が瞬時に認識できるので、容易
にかつ迅速な作業で対応できる。
【0186】請求項15記載の発明によれば、復旧時に
影響を及ぼす機器の配置が表示装置に自動出力されるの
で、迅速な復旧ができる。
【0187】請求項16記載の発明によれば、プラント
異常の復旧作業時に作業現場まで行かなければならない
とき、プラントの建屋図面・機器配置図を広げることな
く、最短距離の道順を瞬時に認識できるので、容易にか
つ迅速な作業で対応できる。
【0188】請求項17記載の発明によれば、プラント
異常の復旧作業時に作業現場まで行かなければならない
とき、プラントの建屋図面・機器配置図を広げることな
く、放射性レベルが最小の道順を瞬時に認識できるの
で、容易にかつ迅速な作業で対応できる。
【0189】請求項18記載の発明によれば、プラント
異常の復旧作業時に運転員は自動復旧ボタンを押すだけ
で、プラントの異常を復旧させることができ、復旧作業
の状態を認識することができるので、容易にかつ迅速に
対応できる。
【0190】請求項19記載の発明によれば、発生した
故障に対する復旧操作方法が表示装置に出力されるの
で、迅速な復旧操作ができる。また、実際に復旧操作す
る前にシミュレーション結果がシミュレーション機能部
によって表示装置に出力されるので、確実な復旧操作が
できる。
【0191】請求項20記載の発明によれば、表示装置
の情報をプリントアウトできるので、履歴を保存するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態のプラント異常時復
旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図2】この第1実施形態のプラント異常時復旧支援シ
ステムにおいて表示されたフローチャートの一例を示す
図。
【図3】本発明に係る第2実施形態のプラント異常時復
旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図4】本発明に係る第3実施形態のプラント異常時復
旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図5】本発明に係る第4実施形態のプラント異常時復
旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図6】本発明に係る第5実施形態のプラント異常時復
旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図7】本発明に係る第6実施形態のプラント異常時復
旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図8】本発明に係る第7実施形態のプラント異常時復
旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図9】本発明に係る第8実施形態のプラント異常時復
旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図10】本発明に係る第9実施形態のプラント異常時
復旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図11】本発明に係る第10実施形態のプラント異常
時復旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図12】本発明に係る第11実施形態のプラント異常
時復旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図13】本発明に係る第12実施形態のプラント異常
時復旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図14】本発明に係る第13実施形態のプラント異常
時復旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図15】本発明に係る第14実施形態のプラント異常
時復旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図16】本発明に係る第15実施形態のプラント異常
時復旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図17】本発明に係る第16実施形態のプラント異常
時復旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図18】本発明に係る第17実施形態のプラント異常
時復旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図19】本発明に係る第18実施形態のプラント異常
時復旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図20】本発明に係る第19実施形態のプラント異常
時復旧支援システムの構成を示すブロック図。
【図21】本発明に係る第20実施形態のプラント異常
時復旧支援システムの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…故障原因接点、2…入力回路、3…制御回路、4…
出力回路、5…表示装置、6…集約警報表示装置、7…
集約警報表示論理回路、8…個別警報表示論理回路、9
…故障時復旧方法フローチャート表示論理回路、10…
記憶回路、11…フローチャートデータベース、12…
音声ガイダンス論理回路、13…スピーカー、14…図
面情報データベース、15…図面情報表示論理回路、1
6…図面情報色替え表示論理回路、17…FTA情報デ
ータベース、18…FTA情報表示論理回路、19…F
TA情報色替え表示論理回路、20…プリンタ、31…
操作スイッチ、32…操作スイッチ色替え論理回路、3
3…操作選択回路、34…操作機器判定回路、35…操
作機器、36…タッチ操作器、61…予想ANΝデータ
ベース、62…予想ANN表示論理回路、68…機器状
態表示論理回路、69…道順表示画面、72…監視画
面、73…監視情報表示論理回路、76…道順データベ
ース、77…タッチ操作画面、78…道順検索機能部、
79…道順表示画面、87…自動復旧論理回路、88…
自動復旧画面、89…自動復旧ボタン、102…機器配
置情報データベース、111…影響機器表示論理回路、
113…影響機器配置表示論理回路、116…シミュレ
ーション表示論理回路、117…シミュレーション機能
部、118…シミュレーション出力回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 裕行 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 長瀬 克基 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント内の各所に配置され、前記各所
    で故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検
    出手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原因個別
    警報手段と、 前記各警報に対して作業員が行う対応方法の情報が格納
    されたデータベースと、 前記故障検出手段からの故障
    原因信号に基づき、前記個別警報に適応する対応方法の
    情報を前記データベースから読み出す制御手段と、 前記制御手段により読み出された対応方法の情報を表示
    する表示手段とを具備したことを特徴とするプラント異
    常時復旧支援システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプラント異常時復旧支援
    システムにおいて、 前記制御手段により読み出された対応方法の情報を音声
    で出力する音声出力手段をさらに具備したことを特徴と
    するプラント異常時復旧支援システム。
  3. 【請求項3】 プラント内の各所に配置され、前記各所
    で故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検
    出手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原因個別
    警報手段と、 前記プラント内に設置されたすべての機器の図面情報が
    格納されたデータベースと、 前記故障検出手段からの故障原因信号に基づき、前記個
    別警報に適応する機器の図面情報を前記データベースか
    ら読み出す制御手段と、 前記図面情報を表示する表示手段とを具備したことを特
    徴とするプラント異常時復旧支援システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のプラント異常時復旧支援
    システムにおいて、 前記制御手段により読み出された図面情報の図面中で、
    少なくとも故障が発生した機器と警報表示場所とを色替
    えし前記表示手段へ出力する図面情報色替え手段を具備
    したことを特徴とするプラント異常時復旧支援システ
    ム。
  5. 【請求項5】 プラント内の各所に配置され、前記各所
    で故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検
    出手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原因個別
    警報手段と、 前記各警報に対するすべての故障要因の情報が格納され
    た故障要因情報データベースと、 前記故障検出手段からの故障原因信号に基づき、前記個
    別警報に適応する故障要因の情報を前記故障要因情報デ
    ータベースから読み出す制御手段と、 前記故障要因の情報を表示する表示手段とを具備したこ
    とを特徴とするプラント異常時復旧支援システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のプラント異常時復旧支援
    システムにおいて、 前記制御手段により読み出された故障要因の情報の中
    で、少なくとも警報に関する要因と故障に関する要因と
    を色替えし前記表示手段へ出力する故障要因情報色替え
    手段を具備したことを特徴とするプラント異常時復旧支
    援システム。
  7. 【請求項7】 プラント内の各所に配置され、前記各所
    で故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検
    出手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原因個別
    警報手段と、 前記各警報に対して作業員が行う対応方法の情報が格納
    されたデータベースと、 前記故障検出手段からの故障
    原因信号に基づき、前記個別警報に適応する対応方法の
    情報を前記データベースから読み出す制御手段と、 前記制御手段により読み出された対応方法の情報を表示
    画面上で前記個別警報と共に表示する表示手段と、 前記制御手段により読み出された対応方法の情報に示さ
    れている操作手順に従って操作すべき操作スイッチを前
    記対応方法の情報の中から選定し、選定した操作スイッ
    チ部分の色替えを行い前記表示装置へ出力する操作スイ
    ッチ情報色替え手段とを具備したことを特徴とするプラ
    ント異常時復旧支援システム。
  8. 【請求項8】 プラント内の各所に配置され、前記各所
    で故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障検
    出手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原因個別
    警報手段と、 前記プラント内に設置されたすべての機器の図面情報と
    前記プラント内のすべての操作対象機器の操作スイッチ
    の配置情報とが格納されたデータベースと、 前記故障検出手段からの故障原因信号に基づき、前記個
    別警報に適応する機器の図面情報と前記操作スイッチの
    配置情報とを前記データベースから読み出す制御手段
    と、 前記図面情報と前記操作スイッチの配置情報とを表示す
    る表示手段と前記警報に対して操作対象となる操作スイ
    ッチを模した複数の操作アイコンを前記表示装置に表示
    する操作選択手段と、 前記表示装置に表示された中のいずれかの操作アイコン
    が選択された場合、前記制御手段により読み出された図
    面情報の中の、前記操作アイコンに対応する操作スイッ
    チの情報を色替えし前記表示手段へ出力する操作スイッ
    チ情報色替え手段とを具備したことを特徴とするプラン
    ト異常時復旧支援システム。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のプラント異常時復旧支援
    システムにおいて、 前記制御手段により読み出された前記対応方法の情報の
    中で、操作手順から操作すべき機器の操作スイッチを選
    定し、前記対応方法の情報に示されている操作スイッチ
    の色替えを行い前記表示手段へ出力する操作スイッチ情
    報色替え手段と、 前記操作スイッチ情報色替え手段に
    より色替えされた操作スイッチと実際に操作された操作
    スイッチとを照合し、互いが一致しているか否かを判定
    する復旧手順判定手段と、 前記復旧手順判定手段による判定結果、操作スイッチど
    うしが一致した場合に、操作のあった機器を動作させる
    操作機器動作手段とを具備したことを特徴とするプラン
    ト異常時復旧支援システム。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のプラント異常時復旧支
    援システムにおいて、 前記制御手段により読み出された対応方法の情報に示さ
    れている操作手順に従って操作すべき操作スイッチを前
    記対応方法の情報の中から選定し、選定した操作スイッ
    チ部分の色替えを行い前記表示手段へ出力する操作スイ
    ッチ情報色替え手段と、 前記操作スイッチ情報色替え手段により色替えされた操
    作スイッチ部分に対応し、実際の機器を動作させる操作
    アイコンを前記表示手段に表示するタッチ操作手段とを
    具備したことを特徴とするプラント異常時復旧支援シス
    テム。
  11. 【請求項11】 プラント内の各所に配置され、前記各
    所で故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障
    検出手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原因個別
    警報手段と、 前記プラントを復旧するときに影響を及ぼす機器の情報
    が格納されたデータベースと、 前記故障検出手段からの故障原因信号に基づき、前記デ
    ータベースから復旧時に影響を及ぼす機器の情報を読み
    出す制御手段と、 前記制御手段により読み出された機器の情報を表示する
    表示手段とを具備したことを特徴とするプラント異常時
    復旧支援システム。
  12. 【請求項12】 プラント内の各所に配置され、前記各
    所で故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障
    検出手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原因個別
    警報手段と、 前記プラントの復旧作業に伴い発生すると予想される警
    報の情報が格納されたデータベースと、 前記故障検出手段からの故障原因信号に基づき、復旧作
    業に伴い発生する警報の情報を前記データベースから読
    み出す制御手段と、 前記制御手段により読み出された警報の情報を表示する
    表示手段とを具備したことを特徴とするプラント異常時
    復旧支援システム。
  13. 【請求項13】 プラント内の各所に配置され、前記各
    所で故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障
    検出手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原因個別
    警報手段と、 前記各警報に対して作業員が行う対応方法の情報が格納
    されたデータベースと、 前記故障検出手段からの故障
    原因信号に基づき、前記個別警報に適応する作業員の対
    応方法の情報を前記データベースから読み出す制御手段
    と、 前記制御手段により読み出された対応方法の情報を表示
    する表示手段と、 前記表示手段に表示された対応方法の情報に示されてい
    る手順に従ってプラント内の機器を順に復旧させたと
    き、復旧する機器の動作状態とその機器の操作スイッチ
    のポジションとを前記表示手段に表示させる機器状態表
    示制御手段とを具備したことを特徴とするプラント異常
    時復旧支援システム。
  14. 【請求項14】 プラント内の各所に配置され、前記各
    所で故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障
    検出手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原因個別
    警報手段と、 前記各警報に対して作業員が行う対応方法の情報が格納
    されたデータベースと、 前記故障検出手段からの故障
    原因信号に基づき、前記個別警報に適応する対応方法の
    情報を前記データベースから読み出す制御手段と、 前記制御手段により読み出された対応方法の情報を表示
    画面上で前記個別警報と共に表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された前記対応方法の情報に示され
    ている操作手順に従って操作された操作スイッチにより
    復旧しつつある機器に関わりのある計器あるいはセンサ
    の状態を監視する監視手段と、 前記監視手段により監視される監視内容を前記表示手段
    に表示させる監視表示制御手段とを具備したことを特徴
    とするプラント異常時復旧支援システム。
  15. 【請求項15】 プラント内の各所に配置され、前記各
    所で故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障
    検出手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原因個別
    警報手段と、 復旧時に影響を及ぼす機器の配置情報が格納されたデー
    タベースと、 前記故障検出手段からの故障原因信号に基づき、前記復
    旧時に影響を及ぼす機器の配置情報を前記データベース
    から読み出す制御手段と、 前記制御手段により読み出された前記復旧時に影響を及
    ぼす機器の配置情報を表示する表示手段とを具備したこ
    とを特徴とするプラント異常時復旧支援システム。
  16. 【請求項16】 プラント内の各所に配置され、前記各
    所で故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障
    検出手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原因個別
    警報手段と、前記プラント内の各所を行き来するための
    道順情報が格納されたデータベースと、 前記プラント内に設置され、前記故障検出手段から故障
    原因信号が出力されたとき、移動開始地点を指示するた
    めのタッチ操作画面を表示する表示手段と、前記タッチ
    操作画面により操作された移動開始地点から前記故障原
    因信号を出力した前記故障検出手段の位置あるいは故障
    原因機器の位置までの最短経路を前記データベースを参
    照して検索し前記表示手段に表示する経路検索手段とを
    具備したことを特徴とするプラント異常時復旧支援シス
    テム。
  17. 【請求項17】 プラント内の各所に配置され、前記各
    所で故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障
    検出手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原因個別
    警報手段と、 前記プラント内の各所を行き来するための道順情報と前
    記プラント内の放射性エリア情報とが格納されたデータ
    ベースと、 前記プラント内に設置され、前記故障検出手段から故障
    原因信号が出力されたとき、移動開始地点を指示するた
    めのタッチ操作画面を表示する表示手段と、 前記タッチ操作画面により操作された移動開始地点から
    前記故障原因信号を出力した前記故障検出手段の位置あ
    るいは故障原因機器の位置までで放射線量が最小な最短
    経路を前記データベースを参照して検索し前記表示手段
    に表示する経路検索手段とを具備したことを特徴とする
    プラント異常時復旧支援システム。
  18. 【請求項18】 プラント内の各所に配置され、前記各
    所で故障が発生したときに故障原因信号を出力する故障
    検出手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因を集約し警報を行う故障原因集約警報手段と、 前記故障検出手段から出力された故障原因信号に基づき
    故障原因か所に対応した個別の警報を行う故障原因個別
    警報手段と、 前記プラント内に設置されたすべての機器の図面情報が
    格納されたデータベースと、 前記故障検出手段からの故障原因信号に基づき、前記個
    別警報に適応する機器の図面情報を前記データベースか
    ら読み出す制御手段と、 前記制御手段により読み出された図面情報を表示する表
    示手段と、 自動復旧を指示する自動復旧ボタンと、 前記プラント内の各所に配置された現場機器からそれぞ
    れの動作状態の情報および操作スイッチの状態情報を取
    得する現場機器情報取得手段と、 前記現場機器を計器あるいはセンサで監視する監視手段
    と、 前記自動復旧ボタンにより自動復旧が指示されたとき、
    前記現場機器情報取得手段により取得された現場機器の
    動作状態の情報および操作スイッチの状態情報と前記監
    視手段により監視された計器あるいはセンサの情報とに
    基づいて制御指令を前記現場機器へ出力し自動復旧を行
    うと共に前記現場機器の復旧状態を前記表示手段に表示
    させる自動復旧手段とを具備したことを特徴とするプラ
    ント異常時復旧支援システム。
  19. 【請求項19】請求項1記載のプラント異常時復旧支援
    システムにおいて、 復旧シミュレーションのための操作を行うタッチ操作画
    面を表示する手段と、前記タッチ操作画面の操作内容に
    応じて復旧シミュレーション処理を行い、シミュレーシ
    ョンした結果を前記表示手段に表示するシミュレーショ
    ン手段をさらに具備したことを特徴とするプラント異常
    時復旧支援システム。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至19いずれか一記載のプ
    ラント異常時復旧支援システムにおいて、 前記データベースから読み出された情報、前記表示手段
    に表示を行った内容および故障原因機器に対する復旧操
    作の内容を逐次記録する記録手段を具備したことを特徴
    とするプラント異常時復旧支援システム。
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