JPH10319074A - 配線基板の接続性能評価方法、その評価用キット及び配線基板 - Google Patents

配線基板の接続性能評価方法、その評価用キット及び配線基板

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JPH10319074A
JPH10319074A JP9124453A JP12445397A JPH10319074A JP H10319074 A JPH10319074 A JP H10319074A JP 9124453 A JP9124453 A JP 9124453A JP 12445397 A JP12445397 A JP 12445397A JP H10319074 A JPH10319074 A JP H10319074A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々のサイズの配線基板の接続性能の評価を
低コストで行う。 【解決手段】 仮想渦巻き線WLに沿ってその全長にわ
たり断続的に形成された第1配線パターン11を有する
PCBテストピース10と、仮想渦巻き線WLに沿って
その全長にわたり断続的に形成された第2配線パターン
21を有するLGAテストピース20を用意する。そし
て、第1及び第2配線パターン11、21をハンダなど
を介して電気的に接続することにより、仮想渦巻き線W
Lの全長にわたる電気回路WC1が形成されたアッセン
ブリA20を作製する。このアッセンブリA20につき
ヒートサイクル試験を行い、この1サイクルごとに、電
気回路WC1のうちコモン端子14と検査端子15との
間の導通状態の変化を調べることにより、接続信頼性を
評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線基板同士の接
続性能を評価するための方法、その評価を行うための評
価キット、及び、その評価を行うために使用する配線基
板に関する。
【0002】
【従来の技術】IC搭載配線基板としては、例えば、I
Cチップを配線基板の表面に搭載し、この配線基板の裏
面に格子配列されたパッドにハンダボールが取り付けら
れたもの(これをボールグリッドアレイ(BGA)型配
線基板という)等が知られている。
【0003】このようなIC搭載配線基板は、導体材料
を介してプリント配線基板(PCB)に電気的に接続さ
れる。具体的には、BGA型配線基板の場合、ハンダボ
ールとPCBに形成された配線用のパッドとを、ハンダ
を介して接続する。ここで、IC搭載配線基板とPCB
との間の接合の信頼性は、IC搭載配線基板の基板の材
質や形状、あるいはハンダの種類などによって異なる。
例えば、低温と高温とが繰り返される使用環境の場合、
アルミナ等のセラミックから成るIC搭載配線基板とガ
ラスエポキシ等の樹脂から成るPCBとの熱膨張率差に
よって両者に応力が加わり、IC搭載配線基板の外周側
における電気的接続が破壊されることがある。このた
め、製品化する前に、予め接続信頼性の評価試験を行
い、実際の使用条件において問題なく使用できることを
確認しておく必要がある。
【0004】従来、このような接続信頼性評価試験は、
例えば次の手順により行っていた。即ち、図12に示す
ように、仮想ジグザグ線ZL(破線で表示)の全長にわ
たって断続的に形成された第1配線パターン81を有す
るPCBテストピース80と、同じく仮想ジグザグ線Z
Lの全長にわたって断続的に形成された第2配線パター
ン91を有する配線基板としてのランドグリッドアレイ
(LGA)テストピース90とを用意する。次いで、両
配線パターン81、91をハンダなどで接続することに
より、仮想ジグザグ線ZLの全長にわたって形成された
電気回路ZCを有するアッセンブリA90を作製し、こ
のアッセンブリA90につきヒートサイクル試験等を行
った後、この電気回路ZCの一端と他端との導通状態を
測定器で検査することにより判断していた。尚、この電
気回路ZCは、図13に概略断面図を示すように、両配
線パターン81、91がハンダボールSBを介して交互
に接続されていわゆるデイジーチェーンを形成してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような接続信頼性評価試験をはじめとする各種試験によ
って種々のサイズのLGAテストピースとPCBテスト
ピースとの接続性能評価を行う場合には、LGAテスト
ピースのサイズが異なるごとにそのサイズに応じたPC
Bテストピースが必要となるため、PCBテストピース
の製造コストが嵩み、ひいては接続性能評価のコストが
嵩むという問題があった。
【0006】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、その目的は、種々のサイズの配線基板の接続性能の
評価を低コストで行うことのできる接続性能評価方法、
その評価用キット及び配線基板を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、本発明の配線基板の接続性能評価方法
は、中心点からその中心点を囲むようにしつつ外方に延
びる形状の仮想線に沿ってその全長にわたり断続的に形
成された第1配線パターンを有する第1配線基板と、前
記仮想線に沿ってその全長またはその一部にわたり断続
的に形成された第2配線パターンを有する第2配線基板
とを用意し、前記第1配線パターンと前記第2配線パタ
ーンとを導通材を介して電気的に接続することにより、
前記仮想線に沿ってその全長または一部にわたり導通す
る電気回路を形成し、この電気回路を形成した状態で性
能評価試験を行い、この性能評価試験を行う前後におい
て、前記電気回路のうち前記仮想線の中心点に対応する
中心位置と前記仮想線の中心点よりも外側の検査位置と
の間の導通状態の変化を調べることにより、前記第1配
線基板と前記第2配線基板との接続性能を評価すること
を特徴とする。
【0008】本発明の接続性能評価方法において、中心
点からその中心点を囲むようにしつつ外方に延びる形状
の仮想線とは、図11(a)や(b)に示すように、中
心点から渦巻き状に外方に延びる仮想渦巻き線のほか、
図11(c)〜(e)に示すように、中心点からその中
心点を囲むようにしつつ随時方向転換(Uターン)しな
がら外方に延びる形状の仮想線などが例示される。これ
らの仮想線では、各周ごとに大きさの異なる配線基板に
対応させることができる。具体的には、例えば、図11
(a)(d)(e)では接続点数(図11中、黒丸で表
示)が3×3(=9ヶ)、4×4(=16ヶ)、5×5
(=25ヶ)、6×6(=36ヶ)、7×7、8×8、
9×9、10×10、11×11、…という大きさの配
線基板に対応させることができる。また、図11(b)
(c)では接続点数が3×3(=9ヶ)、5×5(=2
5ヶ)、7×7、9×9、11×11、…、図11
(f)では4×4(=16ヶ)、6×6(=36ヶ)、
8×8、10×10、…という大きさの配線基板に対応
させることができる。
【0009】また、第1配線基板とは、例えばアルミ
ナ、窒化アルミ、ムライト、ガラスセラミック等のセラ
ミック材を基材とするもの等であり、第2配線基板と
は、例えばガラス−エポキシ樹脂、ガラス−BT樹脂、
エポキシ樹脂、BT樹脂、ポリイミド樹脂等の樹脂材を
基材とするもの等である。逆に、第1配線基板の基材と
して上記樹脂材を用いてもよいし、第2配線基板の基材
として上記セラミック材を用いてもよい。あるいは第1
配線基材と第2配線基材の各基材は、セラミック材同士
でもよいし、樹脂材同士でもよい。
【0010】更に、導通材とは、第1配線パターンと第
2配線パターンとを電気的に接続するものを指し、例え
ばハンダや銅などから成る金属ボールや、金属ピン、柱
状ハンダ、さらにはこれらを保持し、第1配線基板と第
2配線基板の間に介在する中継基板等をも含む。
【0011】更にまた、性能評価試験とは、第1配線パ
ターンと第2配線パターンの電気的な接続性能を評価す
るための試験をいい、例えば冷熱サイクル試験、繰り返
し熱衝撃試験、高温放置(又は負荷)試験、低温放置
(又は負荷)試験、湿中放置(又は負荷)試験等の耐久
試験のほか、1回〜数回で終了するか短時間で終了する
耐熱試験、耐寒試験、引張試験等のような試験などが挙
げられる。このうち、性能評価試験としては、実際の使
用条件において問題なく使用できることの確認のための
試験であることを考慮すれば、耐久試験であることが好
ましい。
【0012】ところで、本発明の接続性能評価方法で用
いる第1配線基板の第1配線パターン及び第2配線基板
の第2配線パターンは、いずれも、上記仮想線に沿って
断続的に形成されている。このため、第1配線パターン
と第2配線パターンとを導通材を介して電気的に接続し
て電気回路を形成した場合、第2配線パターンが上記仮
想線に沿ってその全長にわたり断続的に形成されている
ならば、上記仮想線の全長にわたる電気回路が形成さ
れ、一方、第2配線パターンが上記仮想線に沿ってその
一部にわたり断続的に形成されているならば、上記仮想
線の一部にわたる電気回路が形成される。
【0013】本発明の接続性能評価方法においては、例
えば、1種類の第1配線パターンに対し、サイズの異な
る多種類の第2配線パターンを接続することにより、上
記仮想線に沿ったサイズの異なる多種類の電気回路が形
成される。形成された各電気回路につき、性能評価試験
を行った後に、その電気回路のうち上記仮想線の中心位
置とその外側の検査位置との導通状態の変化を調べるこ
とにより、その電気回路を形成している第1配線基板と
第2配線基板との接続性能を評価する。
【0014】ここで、各電気回路のうち中心位置よりも
外側の検査位置は、例えば、第2配線パターンの最外郭
の位置であってもよいし、その最外郭よりも中心位置寄
りの位置であってもよい。前者の場合は、形成される電
気回路の一端(中心位置)から他端(最外郭位置)まで
の導通状態の変化を調べることができる。一方、後者の
場合は形成される電気回路の一端(中心位置)からその
途中までの導通状態の変化を調べることができる。
【0015】このように、サイズの異なる種々の第2配
線パターンを用意した場合、本発明では、それに応じた
種々の第1配線パターンを用意する必要はなく、ただ1
種類の第1配線パターンを用意すれば足りる。このた
め、サイズの異なる種々の配線パターンを有する配線基
板の接続性能評価を低コストで行うことができるという
効果が得られる。
【0016】また、例えば、1種類の第1配線パターン
に対し、この第1配線パターンと同じかまたはそれ以下
のサイズの1種類の第2配線パターンとを接続すること
により、第2配線パターンと同サイズの電気回路が形成
される。形成された電気回路につき、性能評価試験を行
った後に、その電気回路のうち上記仮想線の中心位置と
その外側の複数の検査位置との導通状態の変化を調べる
ことにより、その電気回路を形成している第1配線基板
と第2配線基板との接続性能のほか、第1配線基板と第
2配線基板よりも小さなサイズの配線基板との接続性能
をも評価する。
【0017】ここで、各電気回路のうち中心位置の外側
の複数の検査位置とは、例えば、第2配線パターンの最
外郭の位置のほか、その最外郭よりも中心位置寄りの位
置を加えたものをいう。検査位置が第2配線パターンの
最外郭の位置の場合は、形成される電気回路の一端(中
心位置)から他端(最外郭位置)までの導通状態の変化
を調べることができる。一方、検査位置が第2配線パタ
ーンの最外郭よりも中心位置寄りの位置の場合は、形成
される電気回路の一端(中心位置)からその途中までの
導通状態の変化を調べることができる。この後者におい
ては、上記仮想線が中心点を囲むように形成されている
ことから、結果として電気回路を形成している第2配線
パターンよりも小さなサイズのものの導通状態の変化を
調べたことになる。
【0018】このように、サイズの異なる種々の第2配
線パターンを用意しなくても、1種類の第2配線パター
ンだけ用意し、そのサイズと同等以上の第1配線パター
ンを1種類用意すれば、結果として、用意した第2配線
パターン以下のサイズのものについても性能評価が可能
となる。このため、サイズの異なる種々の配線パターン
を有する配線基板の接続性能の評価を低コストで行うこ
とができるという効果が得られる。
【0019】なお、上記のように、1種類の第1配線パ
ターンに対し、この第1配線パターンと同じかまたはそ
れ以下のサイズの1種類の第2配線パターンとを接続す
ることにより、第2配線パターンと同サイズの電気回路
を形成し、その電気回路につき性能評価試験を行った後
に、その電気回路の導通状態を調べる際に、その電気回
路のうち上記仮想線の中心位置とその外側のただ1つの
検査位置との導通状態の変化を調べるだけでもよい。
【0020】また、電気回路の検査位置には検査端子を
設けてもよいが、そのような検査端子を複数設けた場合
には検査端子間の導通状態の変化を調べてもよい。以上
の本発明の接続評価方法において、前記電気回路のうち
前記中心位置と前記検査位置との間が不導通となったと
き、この検査位置の近傍であってこの検査位置よりも前
記仮想線に沿って中心方向に位置する他の検査位置と前
記中心位置(又は前記検査位置)との間の導通状態を調
べることにより、前記電気回路のうちの前記2つの検査
位置の間に破断箇所があるか否かを判定してもよい。
【0021】つまり、電気回路のうち中心位置と検査位
置との間が不導通となったとき、中心位置と上記他の検
査位置との間が導通していれば、あるいは、検査位置と
他の検査位置との間が不導通であれば、電気回路のうち
の検査位置と他の検査位置との間に破断箇所があると判
定するのである。この場合、破壊点の特定を容易に行う
ことができるという効果が得られる。
【0022】上記接続性能を評価するために用いる接続
性能評価用キットとしては、中心点からその中心点を囲
むようにしつつ外方に延びる形状の仮想線に沿ってその
全長にわたり断続的に形成された第1配線パターンを有
する第1配線基板と、前記仮想線に沿ってその全長また
はその一部にわたり断続的に形成された第2配線パター
ンを有する第2配線基板とを備えたものが適している。
【0023】また、上記接続性能を評価するために用い
る配線基板としては、中心点からその中心点を囲むよう
にしつつ外方に延びる形状の仮想線に沿ってその全長ま
たはその一部にわたり断続的に形成された配線パターン
を有するものが適している。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて実施例として説明する。 [第1実施例]本実施例では、大小2種類のLGAテス
トピースについて、1つのPCBテストピースを用いて
接続性能の評価を行う場合を例に挙げて説明する。
【0025】[1−1]PCBテストピース 図1はPCBテストピースの説明図であり、(a)は平
面図、(b)は内部説明図、(c)は部分断面図であ
る。PCBテストピース10(本発明の第1配線基板)
は、略正方形状のガラスエポキシ樹脂製であり、図1
(a)に示すように、片面に所定径のPCBパッド13
が格子状に多数設けられ、その内部には所定の仮想渦巻
き線WL(図1(b)にて点線で表示)の全長に沿って
断続的に形成された第1配線パターン11が設けられて
いる。この第1配線パターン11は、多数の第1ミニ配
線12が仮想渦巻き線WLに沿ってその全長にわたり断
続的に配列されたものである。この第1ミニ配線12
は、図1(c)にその断面を示すように、その両側にP
CBテストピース10の表面に露出するPCBパッド1
3、13を備えている。
【0026】このPCBテストピース10は、後述する
LGAテストピース20、30のうち最大サイズのもの
(本実施例ではLGAテストピース20)と一致する大
きさに形成されている。また、PCBテストピース10
は、接続性能の評価を行うLGAテストピースの種類だ
け(本実施例では2種類)用意される。
【0027】また、多数のPCBパッド13のうち、仮
想渦巻き線WLの略中心のPCBパッド13には中心端
子としてのコモン端子14が設けられ、それよりも外周
側にはLGAテストピース20、30の各々のサイズに
対応する位置に検査端子15、16が設けられている。
【0028】更に、検査端子15、16が設けられた各
PCBパッド13、13から仮想渦巻き線WLに沿って
中心方向に所定数のパッド分(ここでは2つ)進んだ位
置のPCBパッド13、13には、破壊点特定用検査端
子17、18が設けられている。
【0029】[1−2]LGAテストピース 本実施例では、大小2種類のLGAテストピース20、
30(いずれも本発明の第2配線基板)を用いる。図2
はサイズの大きなLGAテストピースの説明図であり、
(a)は裏面図、(b)は内部説明図、(c)は部分断
面図である。図3はサイズの小さなLGAテストピース
の説明図であり、(a)は裏面図、(b)は内部説明
図、(c)は部分断面図である。
【0030】サイズの大きなLGAテストピース20は
略正方形状のアルミナセラミック製であり、図2(a)
に示すように、片面に所定径のLGAパッド23が格子
状に多数設けられ、その内部に上記PCBテストピース
10と同じ仮想渦巻き線WLに沿ってその全長にわたり
断続的に形成された第2配線パターン21が設けられて
いる。この第2配線パターン21も、図2(b)に示す
ように、多数の第2ミニ配線22が仮想渦巻き線WLの
全長にわたって断続的に配列されたものである。この第
2ミニ配線22は、図2(c)にその断面を示すよう
に、その両側にLGAテストピース20の裏面に露出す
るLGAパッド23、23を備えている。
【0031】ここで、第1配線パターン11と第2配線
パターン21は、両者を重ね合わせたときに、第2配線
パターン21の第2ミニ配線22が存在する部分には第
1配線パターン11の第1ミニ配線12が存在しないよ
うに形成され、第2配線パターン21の第2ミニ配線2
2が存在しない部分には第1配線パターン11の第1ミ
ニ配線12が存在するように形成されている。
【0032】図3は、サイズの小さなLGAテストピー
スの説明であり、(a)は裏面図、(b)は内部説明
図、(c)は部分断面図である。LGAテストピース3
0は略正方形状のアルミナセラミック製であり、図3
(a)に示すように、片面に所定径のLGAパッド33
が格子状に多数設けられ、その内部に仮想渦巻き線WL
に沿ってその一部にわたり断続的に形成された第2配線
パターン31が設けられている。この第2配線パターン
31は、図3(b)に示すように、多数の第2ミニ配線
32が仮想渦巻き線WLに沿ってその一部にわたり、具
体的には仮想渦巻き線WLの中心から所定の外周位置ま
で、断続的に配列されたものである。この第2ミニ配線
32は、図3(c)にその断面を示すように、その両側
にLGAテストピース30の裏面に露出するLGAパッ
ド33、33を備えている。
【0033】ここで、第1配線パターン11と第2配線
パターン31は、両者を重ね合わせたときに、第2配線
パターン31の第2ミニ配線32が存在する部分には第
1配線パターン11の第1ミニ配線12が存在しないよ
うに形成され、第2配線パターン31の第2ミニ配線3
2が存在しない部分には第1配線パターン11の第1ミ
ニ配線12が存在するように形成されている。
【0034】[1−3]接続性能評価用アッセンブリ
(以下アッセンブリという) 図4はPCBパッドにハンダペースト層を設ける工程図
である。PCBテストピース10の表面を、PCBパッ
ド13の部分だけ露出させるように形成された金属マス
クMで覆い(図4(a)参照)、この金属マスクMの上
からハンダペースト(63Sn/37Pb、共晶ハン
ダ)を塗布した(図4(b)参照)。その後金属マスク
Mを除去することにより(図4(c)参照)、PCBパ
ッド13の上にハンダペースト層SPを形成した。
【0035】図5はLGAパッドにハンダボールを固着
させる工程図である。サイズの大きなLGAテストピー
ス20につき、図4と同様の手法により、LGAパッド
23の上にハンダペースト層SPを形成した。続いて、
図5に示すように、ハンダボールSBをセットするため
にLGAパッド23の部分だけ露出させた形状の治具J
をセットし、ハンダボールSB(90Pb/10Sn、
高温ハンダ)をハンダペースト層SPの上にセットし
(図5(a)参照)、その後治具Jを除去した。次い
で、低温(約220℃)でリフローを行うことにより、
ハンダペースト層SPを溶融・固化してハンダ層Sとし
た。これにより、ハンダボールSBはハンダ層Sを介し
てLGAパッド23に固着された(図5(b)参照)。
【0036】図6、図7はアッセンブリ作製の工程図で
ある。図6に示すパッケージマウンタ40により、PC
Bテストピース10とLGAテストピース20を接合し
てアッセンブリA20(図7参照)を作製した。このパ
ッケージマウンタ40は、基台41と、この基台41に
回動可能に取り付けられた回動アーム42と、回動アー
ム42の先端に設けられた支持台43とを備えたもので
ある。
【0037】アッセンブリA20の作製手順を以下に示
す。まず、PCBパッド13上にハンダペースト層SP
を形成したPCBテストピース10を、基台41上に固
定した。また、LGAパッド23上にハンダ層Sを介し
てハンダボールSBを固着したLGAテストピース20
を、支持台43に固定した。この際、プリズム44を介
して基台41上及び支持台43上のテストピース10、
20の画像をCCDカメラ45によって取り込み、両者
の画像を重ね合わせて、PCBパッド13とLGAパッ
ド23とが一致するように両テストピース10、20の
位置決めを行った。位置決め終了後、回動アーム42を
回動させて両テストピース10、20を重ね合わせ、P
CBパッド13のハンダペースト層SPにLGAパッド
23のハンダボールSBをセットした(図7(a)参
照)。この状態で低温でリフローを行うことにより、P
CBテストピース10のハンダペースト層SPを溶融・
固化させてハンダ層Sとし、PCBパッド13とLGA
パッド23とがハンダ層S、ハンダボールSB、ハンダ
層Sを介して接合されたアッセンブリA20を得た(図
7(b)参照)。
【0038】図8はアッセンブリA20の説明図であ
る。このアッセンブリA20は、第1ミニ配線12と第
2ミニ配線22とが交互に連なることにより、いわゆる
デイジーチェーン(Daisy chain)が完成さ
れて、仮想渦巻き線WLの全長にわたって電気回路WC
1が形成されている。
【0039】また、サイズの小さなLGAテストピース
30についても、上記と同様にして、ハンダボールSB
をハンダ層Sを介してLGAパッド33に固着し、その
後、パッケージマウンタ40により、PCBテストピー
ス10とLGAテストピース30を接合してアッセンブ
リA30を作製した。図9はアッセンブリA30の説明
図である。このアッセンブリA30は、第1ミニ配線1
2と第2ミニ配線32とが交互に連なることにより、い
わゆるデイジーチェーン(Daisy chain)が
完成されて、仮想渦巻き線WLに沿ってその一部にわた
り電気回路WC2が形成されている。
【0040】[1−4]接続信頼性評価試験 図8のアッセンブリA20につき、0℃×20分と10
0℃×20分を1サイクルとする気相のヒートサイクル
試験を行い、1サイクル毎に、PCBテストピース10
のコモン端子14と検査端子15との間の導通状態を調
べた。そして、導通が途絶えた時点で、仮想渦巻き線W
Lの全長にわたって形成された電気回路WC1のいずれ
かの接続箇所、つまりPCBパッド13−ハンダ層S−
ハンダボールSB−ハンダ層S−LGAパッド23、に
おいて破壊が起きたと判断した。
【0041】更に、コモン端子14と検査端子15との
間の導通が途絶えた時点で、コモン端子14と検査端子
15の近傍の破壊点特定用検査端子17との導通状態を
調べ、その導通が保たれていることを確認した。この場
合には、検査端子15が設けられた接続箇所と破壊点特
定用検査端子17が設けられた接続箇所の間に存在する
2つの接続箇所a、bのいずれかが破壊されていると考
えられるため、これらの接続箇所a、bの断面を調査
し、破壊した接続箇所を特定すると共に、その破壊した
接続箇所の断面の様子を観察した。この断面観察によ
り、LGAパッド23−ハンダ層S−ハンダボールSB
−ハンダ層S−PCBパッド13のどの部分で破断した
かを調査することができた。
【0042】図9のアッセンブリA30についても、同
様にして接続信頼性評価試験を行った。この場合には、
コモン端子14と検査端子16との間の導通状態を調べ
た。また、この両者の導通が途絶えた時点でコモン端子
14と破壊点特定用検査端子18との間の導通状態を調
べることにより、この間の導通が保たれていた場合に
は、接続箇所c、dのいずれかで破断したことがわかる
ので、破壊箇所を容易に特定できた。
【0043】また、サイズの大きなLGAテストピース
20を用いたアッセンブリA20においてコモン端子1
4−検査端子15間が不導通となるサイクル数は、サイ
ズの小さなLGAテストピース30を用いたアッセンブ
リA30においてコモン端子14−検査端子16間が不
導通となるサイクル数に比して、少なかった。これは、
PCBテストピース10が樹脂製であるのに対してLG
Aテストピース20、30がセラミック製であるため、
その熱膨張率差によって応力が発生するのであるが、そ
の応力はサイズが大きいほどその最外周部分において大
きくなることから、アッセンブリA20の方が少ないサ
イクル回数で電気回路の導通が途絶えたと考察される。
【0044】この接続信頼性評価試験では、例えば、L
GAテストピース20、30のセラミックの材質や、P
CBテストピース10の材質や、ハンダペーストSPま
たはハンダボールSBに用いるハンダの種類や形状など
を種々変更することにより、接続性能がどのように変わ
るのかを評価できる。このため、IC搭載配線基板につ
き、実使用条件を考慮した場合のセラミック材質やハン
ダの種類を適正に決定することができる。
【0045】以上のように本実施例によれば、サイズの
異なる種々の第2配線パターン21、31を用意した場
合、それに応じた種類の第1配線パターンを用意する必
要はなく、ただ1種類の第1配線パターン11を用意す
れば足りる。このため、サイズの異なる種々の配線パタ
ーンを有する配線基板の接続信頼性の評価を低コストで
行うことができるという効果が得られる。
【0046】なお、上記第1実施例では、大小2種類の
LGAテストピース20、30について例示したが、L
GAテストピースは更に多くのサイズを作製し各々につ
き上記PCBテストピース10を用いて接続信頼性の評
価をしてもよい。具体的には、LGAテストピースとし
て、21mmサイズ、25mmサイズ、29mmサイ
ズ、35mmサイズ、40mmサイズ、45mmサイズ
のものを用意し、PCBテストピースとして45mmサ
イズのものを用意して接続性能評価を行えば、6種類の
LGAテストピースを1種類のPCBテストピースで評
価できる。
【0047】また、上記LGAテストピース20、30
のLGAパッド23、33のピッチ(隣合うLGAパッ
ド中心間の距離)については、標準的寸法を選択するの
が好ましく、例えば1.00mm又は1.27mmとす
るとよい。この場合、PCBテストピース10のPCB
パッド13のピッチも同じく1.00mm又は1.27
mmを選択する。
【0048】[第2実施例]図10は第2実施例のPC
Bテストピースの説明図である。本実施例のPCBテス
トピース50は、略長方形状のガラスエポキシ樹脂製で
あり、第1実施例のPCBテストピース10の第1配線
パターン11を複数個(ここでは8個)備えると共に、
各第1配線パターン11のコモン端子14、検査端子1
5、16、破壊点特定用検査端子17、18から引き出
された端子の集合である端子群51を備えたものを使用
した。かかるPCBテストピース50を用いると、1つ
のPCBテストピース50上に8個のLGAテストピー
スとのアッセンブリを作製できるため、このアッセンブ
リの集合体を一挙にヒートサイクル試験に供することが
できる。このため、LGAテストピースごとにアッセン
ブリを作製して各アッセンブリのヒートサイクル試験を
行う場合に比べて、ヒートサイクル試験の作業を簡素化
できるという効果が得られる。
【0049】[第3実施例]本実施例では、第1実施例
のアッセンブリA20のみを用意し、このアッセンブリ
A20についてヒートサイクル試験を行い、1サイクル
ごとにコモン端子14と各検査端子15、16との間の
導通を調べた。ヒートサイクル試験の回数を重ねていく
と、一般に、コモン端子14と最外周の検査端子15と
の間で断線が起こり、更にサイクル試験の回数を重ねて
いくと、内周側の検査端子16との間で断線が起こる。
このため、最大サイズのLGAテストピース20さえ用
意すれば、これよりも小さいサイズのLGAテストピー
ス30をあえて用意しなくても、簡易的に種々のサイズ
のLGAテストピースのヒートサイクル試験結果を得る
ことができるという効果が得られる。
【0050】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の技術的範囲に属する限り、種々の態様で実
施できることはいうまでもない。たとえば、上記実施例
ではLGAテストピース20、30をハンダボールSB
を用いてPCBテストピース10に接合する場合つまり
BGAタイプを例に挙げて説明したが、LGAテストピ
ース20、30に銀ロウ付けによりピンを接続してPG
Aタイプとして接続性能を調べてもよい。
【0051】また、上記実施例ではコモン端子(中心端
子)や検査用端子を設けたが、このような端子を特に設
けることなく、電気回路の中心位置と検査位置との間の
導通状態を調べてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のPCBテストピースの説明図で
あり、(a)は平面図、(b)は内部説明図、(c)は
部分断面図である。
【図2】 第1実施例のLGAテストピースの説明図で
あり、(a)は裏面図、(b)は内部説明図、(c)は
部分断面図である。
【図3】 第1実施例のLGAテストピースの説明図で
あり、(a)は裏面図、(b)は内部説明図、(c)は
部分断面図である。
【図4】 PCBパッドにハンダペースト層を設ける工
程図である。
【図5】 LGAパッドにハンダボールを固着させる工
程図
【図6】 アッセンブリ作製の工程図である。
【図7】 アッセンブリ作製の工程図である。
【図8】 アッセンブリの説明図である。
【図9】 アッセンブリの説明図である。
【図10】 第2実施例のPCBテストピースの説明図
である。
【図11】 本発明の仮想線の説明図である。
【図12】 従来例の説明図である。
【図13】 従来の電気回路の縦断面図である。
【符号の説明】
10・・・PCBテストピース、11・・・第1配線パ
ターン、12・・・第1ミニ配線、13・・・PCBパ
ッド、14・・・コモン端子、15、16・・・検査端
子、17、18・・・破壊点特定用検査端子、20、3
0・・・LGAテストピース、21、31・・・第2配
線パターン、22、32・・・第2ミニ配線、23、3
3・・・LGAパッド、40・・・パッケージマウン
タ、41・・・基台、42・・・回動アーム、43・・
・支持台、44・・・プリズム、45・・・CCDカメ
ラ、50・・・PCBテストピース、51・・・端子
群、A20、A30・・・アッセンブリ、J・・・治
具、M・・・金属マスク、S・・・ハンダ層、SB・・
・ハンダボール、SP・・・ハンダペースト層、WC
1、WC2・・・電気回路、WL・・・仮想渦巻き線。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心点からその中心点を囲むようにしつ
    つ外方に延びる形状の仮想線に沿ってその全長にわたり
    断続的に形成された第1配線パターンを有する第1配線
    基板と、前記仮想線に沿ってその全長またはその一部に
    わたり断続的に形成された第2配線パターンを有する第
    2配線基板とを用意し、 前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとを導通
    材を介して電気的に接続することにより、前記仮想線に
    沿ってその全長または一部にわたり導通する電気回路を
    形成し、 この電気回路を形成した状態で性能評価試験を行い、 この性能評価試験を行う前後において、前記電気回路の
    うち前記仮想線の中心点に対応する中心位置と前記仮想
    線の中心点よりも外側の検査位置との間の導通状態の変
    化を調べることにより、前記第1配線基板と前記第2配
    線基板との接続性能を評価することを特徴とする配線基
    板の接続性能評価方法。
  2. 【請求項2】 中心点からその中心点を囲むようにしつ
    つ外方に延びる形状の仮想線に沿ってその全長にわたり
    断続的に形成された第1配線パターンを有する1種類の
    第1配線基板と、前記仮想線に沿ってその全長またはそ
    の一部にわたり断続的に形成された第2配線パターンを
    有する多種類の第2配線基板とを用意し、 前記多種類の第2配線基板はそれぞれ第2配線パターン
    のサイズが異なるものであり、 前記第1配線パターンと前記多種類の第2配線基板のう
    ちのいずれかの第2配線パターンとを導通材を介して電
    気的に接続することにより、前記仮想線に沿ってその全
    長または一部にわたり導通する電気回路を形成し、 この電気回路を形成した状態で性能評価試験を行い、 この性能評価試験を行う前後において、前記電気回路の
    うち前記仮想線の中心点に対応する中心位置と前記仮想
    線の中心点よりも外側の検査位置との間の導通状態の変
    化を調べることにより、前記電気回路を形成している前
    記第1配線基板と前記第2配線基板との接続性能を評価
    することを特徴とする配線基板の接続性能評価方法。
  3. 【請求項3】 中心点からその中心点を囲むようにしつ
    つ外方に延びる形状の仮想線に沿ってその全長にわたり
    断続的に形成された第1配線パターンを有する1種類の
    第1配線基板と、前記仮想線に沿ってその全長またはそ
    の一部にわたり断続的に形成された第2配線パターンを
    有する1種類の第2配線基板とを用意し、 前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとを導通
    材を介して電気的に接続することにより、前記仮想線に
    沿ってその全長または一部にわたり導通する電気回路を
    形成し、 この電気回路を形成した状態で性能評価試験を行い、 この性能評価試験を行う前後において、前記電気回路の
    うち前記仮想線の中心点に対応する中心位置と前記仮想
    線の中心点よりも外側の複数の検査位置との間の導通状
    態の変化を調べることにより、前記第1配線基板と前記
    第2配線基板との接続性能のほか、前記第1配線基板と
    前記第2配線基板よりも小さなサイズの配線基板との接
    続性能をも評価するを特徴とする配線基板の接続性能評
    価方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の配線基
    板の接続性能評価方法であって、 前記電気回路のうち前記中心位置と前記検査位置との間
    が不導通となったとき、この検査位置の近傍であってこ
    の検査位置よりも前記仮想線に沿って中心方向に位置す
    る他の検査位置と前記中心位置(又は前記検査位置)と
    の間の導通状態を調べることにより、前記電気回路のう
    ちの前記2つの検査位置の間に破断箇所があるか否かを
    判定することを特徴とする配線基板の接続性能評価方
    法。
  5. 【請求項5】 配線基板同士を導通材を介して接続した
    場合の接続性能を評価するための接続性能評価用キット
    であって、 中心点からその中心点を囲むようにしつつ外方に延びる
    形状の仮想線に沿ってその全長にわたり断続的に形成さ
    れた第1配線パターンを有する第1配線基板と、 前記仮想線に沿ってその全長またはその一部にわたり断
    続的に形成された第2配線パターンを有する第2配線基
    板とを備えたことを特徴とする配線基板の接続性能評価
    用キット。
  6. 【請求項6】 配線基板同士を導通材を介して接続した
    場合の接続性能を評価するために用いる配線基板であっ
    て、 中心点からその中心点を囲むようにしつつ外方に延びる
    形状の仮想線に沿ってその全長またはその一部にわたり
    断続的に形成された配線パターンを有する配線基板。
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