JPH10318270A - 軸受固定構造及び軸受 - Google Patents
軸受固定構造及び軸受Info
- Publication number
- JPH10318270A JPH10318270A JP9128773A JP12877397A JPH10318270A JP H10318270 A JPH10318270 A JP H10318270A JP 9128773 A JP9128773 A JP 9128773A JP 12877397 A JP12877397 A JP 12877397A JP H10318270 A JPH10318270 A JP H10318270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- frame
- mold
- fixing structure
- link shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸受及びフレームの形状が簡単であって部品
点数及び加工工数が少なく、高い寸法精度を必要とせ
ず、安価に容易に製造でき、また組立時間が短い軸受固
定構造の提供。 【解決手段】 フレーム1、モールド2のいずれか一
方、又は両方の、軸受10の固定位置に、軸受10の一部が
嵌合する凹部が形成されており、この凹部の内壁により
その動きを拘束して軸受10を固定する。
点数及び加工工数が少なく、高い寸法精度を必要とせ
ず、安価に容易に製造でき、また組立時間が短い軸受固
定構造の提供。 【解決手段】 フレーム1、モールド2のいずれか一
方、又は両方の、軸受10の固定位置に、軸受10の一部が
嵌合する凹部が形成されており、この凹部の内壁により
その動きを拘束して軸受10を固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電力用開閉
器に設けられ、開閉器の駆動機器である操作機構からの
駆動力を可動電極等の可動部材に伝達するためのリンク
シャフトを支持する軸受及びその固定構造に関する。
器に設けられ、開閉器の駆動機器である操作機構からの
駆動力を可動電極等の可動部材に伝達するためのリンク
シャフトを支持する軸受及びその固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の電力用開閉器(真空遮断
器)の一例を示す縦断面図、図7はモールド2がない状
態の軸受固定構造の平面図、図8は図7の正面図であ
る。図中、1は、側板1bに軸受10をねじ結合させて支持
するフレームであって、軸受10は、操作機構3からの駆
動力を可動電極(真空管)7に伝達するためのリンクシ
ャフト5を支持する。またフレーム1の平面部1aには、
可動電極(真空管)7を支持する絶縁材製のモールド2
がねじ結合されている。
器)の一例を示す縦断面図、図7はモールド2がない状
態の軸受固定構造の平面図、図8は図7の正面図であ
る。図中、1は、側板1bに軸受10をねじ結合させて支持
するフレームであって、軸受10は、操作機構3からの駆
動力を可動電極(真空管)7に伝達するためのリンクシ
ャフト5を支持する。またフレーム1の平面部1aには、
可動電極(真空管)7を支持する絶縁材製のモールド2
がねじ結合されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の軸受固定構造は
以上のような構造であって、フレーム1の形状が図9及
び図10に示すように複雑になるので、複数の板金部品を
溶接接合して形成されており、部品点数が多くなる。
以上のような構造であって、フレーム1の形状が図9及
び図10に示すように複雑になるので、複数の板金部品を
溶接接合して形成されており、部品点数が多くなる。
【0004】また、モールド2に固定支持されている可
動電極(真空管)7とリンクシャフト5との取り付け寸
法の精度が悪い場合は、リンクシャフト5によって操作
機構3からの駆動力を効率良く伝達できないため、フレ
ーム1に軸受10をねじ結合する取付け穴の寸法精度及び
ピッチ精度、モールド2をねじ結合する取付け穴の寸法
精度及びピッチ精度を高くする必要があった。軸受10も
リンクシャフト5を支持するための穴とフレーム1とね
じ結合するための穴とが必要で多数の加工工程を必要と
していた。以上の要因が、電力用開閉器(真空遮断器)
を安価に製造する上での障害となっていた。
動電極(真空管)7とリンクシャフト5との取り付け寸
法の精度が悪い場合は、リンクシャフト5によって操作
機構3からの駆動力を効率良く伝達できないため、フレ
ーム1に軸受10をねじ結合する取付け穴の寸法精度及び
ピッチ精度、モールド2をねじ結合する取付け穴の寸法
精度及びピッチ精度を高くする必要があった。軸受10も
リンクシャフト5を支持するための穴とフレーム1とね
じ結合するための穴とが必要で多数の加工工程を必要と
していた。以上の要因が、電力用開閉器(真空遮断器)
を安価に製造する上での障害となっていた。
【0005】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、フレームとフレームに結合さ
れる他の部材とのいずれか一方又は両方に形成された凹
部に軸受を嵌合し、フレームと他の部材とで軸受を挟む
ことでその動きを拘束して軸受を固定することにより、
軸受及びフレームの形状が簡単であって部品点数及び加
工工数が少なく、高い寸法精度を必要とせず、安価に容
易に製造でき、また組立時間が短い軸受固定構造及び軸
受の提供を目的とする。
になされたものであって、フレームとフレームに結合さ
れる他の部材とのいずれか一方又は両方に形成された凹
部に軸受を嵌合し、フレームと他の部材とで軸受を挟む
ことでその動きを拘束して軸受を固定することにより、
軸受及びフレームの形状が簡単であって部品点数及び加
工工数が少なく、高い寸法精度を必要とせず、安価に容
易に製造でき、また組立時間が短い軸受固定構造及び軸
受の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明の軸受固定構造
は、フレームとフレームに結合されるモールドのような
他の部材とのいずれか一方又は両方に形成された凹部に
軸受の少なくとも一部を嵌合し、フレームと他の部材と
の結合によって軸受を挟むことでその動きを拘束して軸
受を固定することを特徴とする。
は、フレームとフレームに結合されるモールドのような
他の部材とのいずれか一方又は両方に形成された凹部に
軸受の少なくとも一部を嵌合し、フレームと他の部材と
の結合によって軸受を挟むことでその動きを拘束して軸
受を固定することを特徴とする。
【0007】これにより、軸受をフレームにねじ結合し
ないのでフレームの形状が簡単になり、軸受及びフレー
ムの加工工数が少なくなって安価に製造でき、またねじ
結合のための取付け穴がないので高い寸法精度を必要と
せずに容易に製造でき、さらに短時間で組み立てること
ができる。
ないのでフレームの形状が簡単になり、軸受及びフレー
ムの加工工数が少なくなって安価に製造でき、またねじ
結合のための取付け穴がないので高い寸法精度を必要と
せずに容易に製造でき、さらに短時間で組み立てること
ができる。
【0008】第2発明の軸受は、フレームに接する側が
平らに形成されていることを特徴とする。これにより、
フレームとの接触面積が増えて、フレームの方向に大き
な荷重が作用する場合にも応力が分散される。
平らに形成されていることを特徴とする。これにより、
フレームとの接触面積が増えて、フレームの方向に大き
な荷重が作用する場合にも応力が分散される。
【0009】第3発明の軸受固定構造は、軸受のフレー
ムに接する側が平らに形成され、フレームの軸受に接す
る側が平面に形成され、フレームに結合されるモールド
のような他の部材に形成された凹部に軸受の少なくとも
一部を嵌合し、フレームと他の部材との結合によって軸
受を挟むことでその動きを拘束して軸受を固定すること
を特徴とする。
ムに接する側が平らに形成され、フレームの軸受に接す
る側が平面に形成され、フレームに結合されるモールド
のような他の部材に形成された凹部に軸受の少なくとも
一部を嵌合し、フレームと他の部材との結合によって軸
受を挟むことでその動きを拘束して軸受を固定すること
を特徴とする。
【0010】これにより、軸受をフレームにねじ結合し
ないのでフレームの形状が簡単になり、軸受及びフレー
ムの加工工数が少なくなって安価に製造でき、またねじ
結合のための取付け穴がないので高い寸法精度を必要と
せずに容易に製造でき、さらに短時間で組み立てること
ができる。またフレームとの接触面積が増えて、フレー
ムの方向に大きな荷重が作用する場合にも応力が分散さ
れる。
ないのでフレームの形状が簡単になり、軸受及びフレー
ムの加工工数が少なくなって安価に製造でき、またねじ
結合のための取付け穴がないので高い寸法精度を必要と
せずに容易に製造でき、さらに短時間で組み立てること
ができる。またフレームとの接触面積が増えて、フレー
ムの方向に大きな荷重が作用する場合にも応力が分散さ
れる。
【0011】第4発明の軸受固定構造は、第1又は第3
発明における凹部の内壁が、軸受の少なくとも一部の外
形に沿った形状であることを特徴とする。これにより、
フレームに結合される他の部材と軸受との接触面積が増
えて、他の部材の方向及びこれに直交する方向に大きな
荷重が作用する場合にも応力が分散される。
発明における凹部の内壁が、軸受の少なくとも一部の外
形に沿った形状であることを特徴とする。これにより、
フレームに結合される他の部材と軸受との接触面積が増
えて、他の部材の方向及びこれに直交する方向に大きな
荷重が作用する場合にも応力が分散される。
【0012】
〔実施の形態1〕図1は本発明の軸受固定構造を有する
電力用開閉器(真空遮断器)の分解斜視図、図2は本発
明の軸受固定構造の側断面図である。図中、1は軸受10
を支持するフレームであって、軸受10は、操作機構3か
らの駆動力を可動電極(真空管)7に伝達するためのリ
ンクシャフト5を支持する。またフレーム1の上面の央
部にはリンクシャフト5の下半部を収納するための穴が
形成され、周縁部は平らに形成されている。フレーム1
の上面には、四隅に可動電極(真空管)7を支持する絶
縁材製のモールド2をねじ結合するためのねじ穴が、ま
た一方側に、操作機構3の収納箱をねじ結合するための
ねじ穴が設けられている。
電力用開閉器(真空遮断器)の分解斜視図、図2は本発
明の軸受固定構造の側断面図である。図中、1は軸受10
を支持するフレームであって、軸受10は、操作機構3か
らの駆動力を可動電極(真空管)7に伝達するためのリ
ンクシャフト5を支持する。またフレーム1の上面の央
部にはリンクシャフト5の下半部を収納するための穴が
形成され、周縁部は平らに形成されている。フレーム1
の上面には、四隅に可動電極(真空管)7を支持する絶
縁材製のモールド2をねじ結合するためのねじ穴が、ま
た一方側に、操作機構3の収納箱をねじ結合するための
ねじ穴が設けられている。
【0013】軸受10は、丸材の中央部にリンクシャフト
5の端部5aを挿入する孔が貫通しており、リンクシャフ
ト5の両端に軸受10が回転自在に挿入されている。モー
ルド2の下部の両端、即ち、フレーム1に結合される側
の軸受10を固定する位置には、図3のように、軸受10を
嵌合する、モールド2の内部側の開口形状が略正方形の
凹部2aが設けられている。リンクシャフト5の両端に挿
入されている軸受10をこの凹部2aに嵌合し、フレーム1
とモールド2とで軸受10を挟み、モールド2とフレーム
1とを、例えばねじ結合することで、リンクシャフト5
及び軸受10の軸方向の動きは凹部2aの内壁により拘束さ
れ、上下方向の動きは軸受10を挟んでいるフレーム1と
モールド2とにより拘束され、リンクシャフト5及び軸
受10は固定支持される。
5の端部5aを挿入する孔が貫通しており、リンクシャフ
ト5の両端に軸受10が回転自在に挿入されている。モー
ルド2の下部の両端、即ち、フレーム1に結合される側
の軸受10を固定する位置には、図3のように、軸受10を
嵌合する、モールド2の内部側の開口形状が略正方形の
凹部2aが設けられている。リンクシャフト5の両端に挿
入されている軸受10をこの凹部2aに嵌合し、フレーム1
とモールド2とで軸受10を挟み、モールド2とフレーム
1とを、例えばねじ結合することで、リンクシャフト5
及び軸受10の軸方向の動きは凹部2aの内壁により拘束さ
れ、上下方向の動きは軸受10を挟んでいるフレーム1と
モールド2とにより拘束され、リンクシャフト5及び軸
受10は固定支持される。
【0014】なお、以上の説明では、軸受10は一体形成
されたものについて説明したが、例えば上下に2分割さ
れた形状であって、下半分がフレーム1側に、上半分が
モールド2側に装架されるものでも良い。また軸受10の
全体の形状は円形に限らず、半円形、三角形等であって
も、形状に応じた作業性、安定性の良さ等が得られるこ
とは明白である。
されたものについて説明したが、例えば上下に2分割さ
れた形状であって、下半分がフレーム1側に、上半分が
モールド2側に装架されるものでも良い。また軸受10の
全体の形状は円形に限らず、半円形、三角形等であって
も、形状に応じた作業性、安定性の良さ等が得られるこ
とは明白である。
【0015】軸受10をこのような形状にした場合、軸受
10と接する部分を含むフレーム1の上面の周縁部をフラ
ットに形成することができるので、形状が簡単になるの
で安価に製造することができる。一方、モールド2は電
気的絶縁が必要なため、絶縁材料(樹脂製)で成形する
ので、凹部の成形が容易であり安価に製造することがで
きる。
10と接する部分を含むフレーム1の上面の周縁部をフラ
ットに形成することができるので、形状が簡単になるの
で安価に製造することができる。一方、モールド2は電
気的絶縁が必要なため、絶縁材料(樹脂製)で成形する
ので、凹部の成形が容易であり安価に製造することがで
きる。
【0016】さらに、リンクシャフト5とモールド2と
の取付け寸法精度は、フレーム1に軸受10をねじ結合等
で結合しないためにモールド2の製作精度のみが重要に
なる。またフレーム1とモールド2との取付けの位置決
め精度が不要なため安価に製造することができ、安定し
た軸受10の位置決め精度を得ることができる。
の取付け寸法精度は、フレーム1に軸受10をねじ結合等
で結合しないためにモールド2の製作精度のみが重要に
なる。またフレーム1とモールド2との取付けの位置決
め精度が不要なため安価に製造することができ、安定し
た軸受10の位置決め精度を得ることができる。
【0017】〔実施の形態2〕実施の形態1で示した軸
受固定構造において、軸受10に上方向(モールド2の方
向)と左右方向とに荷重が大きく作用する場合には、モ
ールド2の凹部に加わる応力を分散するために、図4の
ように軸受10の外形(円形)に沿った形状、即ちモール
ド2の内部側の開口形状をU字形にすることにより、軸
受10とモールド2との接触面積が増え、応力を分散する
ことができ、上方向及び左右方向に大きな荷重が作用す
る場合にもフレーム1とモールド2とで挟んだ軸受10を
固定支持することができる。
受固定構造において、軸受10に上方向(モールド2の方
向)と左右方向とに荷重が大きく作用する場合には、モ
ールド2の凹部に加わる応力を分散するために、図4の
ように軸受10の外形(円形)に沿った形状、即ちモール
ド2の内部側の開口形状をU字形にすることにより、軸
受10とモールド2との接触面積が増え、応力を分散する
ことができ、上方向及び左右方向に大きな荷重が作用す
る場合にもフレーム1とモールド2とで挟んだ軸受10を
固定支持することができる。
【0018】〔実施の形態3〕実施の形態1及び2で示
した軸受固定構造において、軸受10に下方向(フレーム
1の方向)に荷重が大きく作用する場合には、フレーム
1に加わる応力を分散するために、図5のように、軸受
10の底面(フレーム1との接触面)をフレーム1の上面
に沿った平面にすることで、フレーム1との接触面積が
増え、応力を分散することができ、下方向に大きな荷重
が作用する場合にもフレーム1とモールド2とで挟んだ
軸受10を固定支持することができる。
した軸受固定構造において、軸受10に下方向(フレーム
1の方向)に荷重が大きく作用する場合には、フレーム
1に加わる応力を分散するために、図5のように、軸受
10の底面(フレーム1との接触面)をフレーム1の上面
に沿った平面にすることで、フレーム1との接触面積が
増え、応力を分散することができ、下方向に大きな荷重
が作用する場合にもフレーム1とモールド2とで挟んだ
軸受10を固定支持することができる。
【0019】なお、図1では、操作機構3と連結するレ
バーは図示の都合上省略している。組立の手順は、軸受
10を両端に挿入したリンクシャフト5をフレーム1に載
せた後、モールド2を例えばねじ結合で取付け、その
後、操作機構3をフレーム1にねじ結合する。リンクシ
ャフト5が固定されると同時にモールド2が取付けられ
てしまうわけだが、そのことによる組立上の困難さとい
うものはない。また、図示しないが、軸受10の設置位置
を正確に出すために、適当なピン、又は突起のようなも
のを用いることは常套手段である。
バーは図示の都合上省略している。組立の手順は、軸受
10を両端に挿入したリンクシャフト5をフレーム1に載
せた後、モールド2を例えばねじ結合で取付け、その
後、操作機構3をフレーム1にねじ結合する。リンクシ
ャフト5が固定されると同時にモールド2が取付けられ
てしまうわけだが、そのことによる組立上の困難さとい
うものはない。また、図示しないが、軸受10の設置位置
を正確に出すために、適当なピン、又は突起のようなも
のを用いることは常套手段である。
【0020】
【発明の効果】第1発明の軸受固定構造は、フレームと
フレームに結合されるモールドのような他の部材とのい
ずれか一方又は両方に形成された凹部に軸受の少なくと
も一部を嵌合し、フレームと他の部材との結合によって
軸受を挟むことでその動きを拘束して軸受を固定するの
で、軸受をフレームにねじ結合しないのでフレームの形
状が簡単になり、軸受及びフレームの加工工数が少なく
なって安価に製造でき、またねじ結合のための取付け穴
がないので高い寸法精度を必要とせずに容易に製造で
き、さらに短時間で組み立てることができるという優れ
た効果を奏する。
フレームに結合されるモールドのような他の部材とのい
ずれか一方又は両方に形成された凹部に軸受の少なくと
も一部を嵌合し、フレームと他の部材との結合によって
軸受を挟むことでその動きを拘束して軸受を固定するの
で、軸受をフレームにねじ結合しないのでフレームの形
状が簡単になり、軸受及びフレームの加工工数が少なく
なって安価に製造でき、またねじ結合のための取付け穴
がないので高い寸法精度を必要とせずに容易に製造で
き、さらに短時間で組み立てることができるという優れ
た効果を奏する。
【0021】第2発明の軸受は、フレームに接する側が
平らに形成されているので、フレームとの接触面積が増
えて、フレームの方向に大きな荷重が作用する場合にも
応力が分散されるという優れた効果を奏する。
平らに形成されているので、フレームとの接触面積が増
えて、フレームの方向に大きな荷重が作用する場合にも
応力が分散されるという優れた効果を奏する。
【0022】第3発明の軸受固定構造は、軸受のフレー
ムに接する側が平らに形成され、フレームの軸受に接す
る側が平面に形成され、フレームに結合されるモールド
のような他の部材に形成された凹部に軸受の少なくとも
一部を嵌合し、フレームと他の部材との結合によって軸
受を挟むことでその動きを拘束して軸受を固定し、軸受
をフレームにねじ結合しないのでフレームの形状が簡単
になり、軸受及びフレームの加工工数が少なくなって安
価に製造でき、またねじ結合のための取付け穴がないの
で高い寸法精度を必要とせずに容易に製造でき、さらに
短時間で組み立てることができ、またフレームとの接触
面積が増えて、フレームの方向に大きな荷重が作用する
場合にも応力が分散されるという優れた効果を奏する。
ムに接する側が平らに形成され、フレームの軸受に接す
る側が平面に形成され、フレームに結合されるモールド
のような他の部材に形成された凹部に軸受の少なくとも
一部を嵌合し、フレームと他の部材との結合によって軸
受を挟むことでその動きを拘束して軸受を固定し、軸受
をフレームにねじ結合しないのでフレームの形状が簡単
になり、軸受及びフレームの加工工数が少なくなって安
価に製造でき、またねじ結合のための取付け穴がないの
で高い寸法精度を必要とせずに容易に製造でき、さらに
短時間で組み立てることができ、またフレームとの接触
面積が増えて、フレームの方向に大きな荷重が作用する
場合にも応力が分散されるという優れた効果を奏する。
【0023】第4発明の軸受固定構造は、凹部の内壁
が、軸受の少なくとも一部の外形に沿った形状であるの
で、フレームに結合される他の部材と軸受との接触面積
が増えて、他の部材の方向及びこれに直交する方向に大
きな荷重が作用する場合にも応力が分散されるという優
れた効果を奏する。
が、軸受の少なくとも一部の外形に沿った形状であるの
で、フレームに結合される他の部材と軸受との接触面積
が増えて、他の部材の方向及びこれに直交する方向に大
きな荷重が作用する場合にも応力が分散されるという優
れた効果を奏する。
【図1】 本発明の軸受固定構造を有する真空遮断器の
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】 本発明の軸受固定構造の側断面図である。
【図3】 本発明の軸受固定構造の一例の外観斜視図で
ある。
ある。
【図4】 本発明の軸受固定構造の他の例の外観斜視図
である。
である。
【図5】 本発明の軸受の外観斜視図である。
【図6】 従来の電力用開閉器(真空遮断器)の一例の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図7】 モールドがない状態の軸受固定構造の平面図
である。
である。
【図8】 図7の正面図である。
【図9】 従来のフレームの平面図である。
【図10】 図9の正面図である。
1 フレーム、2 モールド、2a,2b 凹部、5 リン
クシャフト(軸)、10 軸受。
クシャフト(軸)、10 軸受。
Claims (4)
- 【請求項1】 軸受を支持するフレームと、該フレーム
に結合される他の部材とによって軸受を固定する構造で
あって、 前記フレームの軸受の固定位置及び/又は前記他の部材
の軸受の固定位置に、軸受の少なくとも一部が嵌合する
凹部が形成されており、前記凹部の内壁によりその動き
を拘束して軸受を固定すべくなしたことを特徴とする軸
受固定構造。 - 【請求項2】 フレームに接する部分が平らに形成され
ていることを特徴とする軸受。 - 【請求項3】 軸受を支持するフレームと、該フレーム
に結合される他の部材とによって軸受を固定する構造で
あって、 フレームに接する軸受部分が平らに形成され、軸受に接
するフレーム部分が平らに形成され、前記他の部材の軸
受の固定位置に、軸受の少なくとも一部が嵌合する凹部
が形成されており、前記凹部の内壁によりその動きを拘
束して軸受を固定すべくなしたことを特徴とする軸受固
定構造。 - 【請求項4】 前記凹部の内壁が、軸受の前記少なくと
も一部の外形に沿った形状である請求項1又は3記載の
軸受固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9128773A JPH10318270A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 軸受固定構造及び軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9128773A JPH10318270A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 軸受固定構造及び軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10318270A true JPH10318270A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14993122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9128773A Pending JPH10318270A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 軸受固定構造及び軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10318270A (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2897023A (en) * | 1954-04-05 | 1959-07-28 | Dana Corp | Midship bearing support |
JPS56500390A (ja) * | 1979-03-05 | 1981-03-26 | ||
JPS57137824U (ja) * | 1981-02-24 | 1982-08-28 | ||
JPS58114916U (ja) * | 1982-01-30 | 1983-08-05 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | 回転軸支持構造 |
JPS59136028U (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-11 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | モ−タアクチユエ−タ |
JPS59152217U (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-12 | 三菱電機株式会社 | 軸受装置 |
JPS6123526U (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-12 | 富士ゼロックス株式会社 | ペアリング |
JPS6414923U (ja) * | 1987-07-18 | 1989-01-25 | ||
JPH0388022U (ja) * | 1989-12-26 | 1991-09-09 |
-
1997
- 1997-05-19 JP JP9128773A patent/JPH10318270A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2897023A (en) * | 1954-04-05 | 1959-07-28 | Dana Corp | Midship bearing support |
JPS56500390A (ja) * | 1979-03-05 | 1981-03-26 | ||
JPS57137824U (ja) * | 1981-02-24 | 1982-08-28 | ||
JPS58114916U (ja) * | 1982-01-30 | 1983-08-05 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | 回転軸支持構造 |
JPS59136028U (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-11 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | モ−タアクチユエ−タ |
JPS59152217U (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-12 | 三菱電機株式会社 | 軸受装置 |
JPS6123526U (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-12 | 富士ゼロックス株式会社 | ペアリング |
JPS6414923U (ja) * | 1987-07-18 | 1989-01-25 | ||
JPH0388022U (ja) * | 1989-12-26 | 1991-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20040036407A (ko) | Lcd 모니터의 모듈고정장치 | |
US6426784B1 (en) | Liquid crystal display and method for assembling the same | |
JPH10318270A (ja) | 軸受固定構造及び軸受 | |
JP3729851B2 (ja) | 真空バルブの絶縁支持体 | |
JP2008530741A (ja) | 相補的なダイオードユニットをもつスイッチ | |
JP2000183276A (ja) | 半導体パワーモジュール | |
JP3230949U (ja) | 支持機構 | |
JPH0326599Y2 (ja) | ||
JPH0419581Y2 (ja) | ||
JP2857311B2 (ja) | 圧力指示計器 | |
JPH09270717A (ja) | 携帯用受信機 | |
JPH0446300Y2 (ja) | ||
JPH08330480A (ja) | ファンモータ内蔵ヒートシンク | |
JPS6322595Y2 (ja) | ||
JP6812807B2 (ja) | ステアリング装置 | |
JPH031776Y2 (ja) | ||
JP4147686B2 (ja) | 電子機器の筐体組立方法と、電子機器の筐体とビデオカメラ | |
US20050134060A1 (en) | Lock | |
JP2893063B2 (ja) | スイッチ装置 | |
JPH024084B2 (ja) | ||
JPS63102491A (ja) | リモ−トコントロ−ルユニツト | |
JPH0123169Y2 (ja) | ||
JPH10135720A (ja) | アンテナ装置 | |
JPH07163792A (ja) | 洗濯機の操作パネル装置 | |
JPH05326068A (ja) | 接続コード取付け装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040127 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040824 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050111 |