JPH1031760A - 図形処理装置 - Google Patents
図形処理装置Info
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- JPH1031760A JPH1031760A JP8184584A JP18458496A JPH1031760A JP H1031760 A JPH1031760 A JP H1031760A JP 8184584 A JP8184584 A JP 8184584A JP 18458496 A JP18458496 A JP 18458496A JP H1031760 A JPH1031760 A JP H1031760A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オフセット処理の操作ステップ数を増やすこ
となく、オフセット方向を増やし、図形処理装置の作業
効率の向上を目的とする。 【解決手段】 中央処理装置1と、表示装置2と、入力
装置3と、主記憶装置4と、二次記憶装置5とを有する
図形処理装置であって、二次記憶装置5がオフセッ卜対
象要素を選択する要素選択部6と、要素選択部6で選択
した選択座標を取得する座標取得部7と、選択座標によ
りオフセット方向を判別する方向判別部8と、オフセッ
ト方向をオフセット対象要素に対して垂直方向の2方向
のいずれかを指定する際の方向指定部9と、オフセット
値を入力するオフセット値入力部10と、方向判別部8
又は方向指定部9で決定されたオフセット方向及びオフ
セット値入力部10での入力値に基づいて、オフセット
を実行するオフセット実行部11と、を備えた。
となく、オフセット方向を増やし、図形処理装置の作業
効率の向上を目的とする。 【解決手段】 中央処理装置1と、表示装置2と、入力
装置3と、主記憶装置4と、二次記憶装置5とを有する
図形処理装置であって、二次記憶装置5がオフセッ卜対
象要素を選択する要素選択部6と、要素選択部6で選択
した選択座標を取得する座標取得部7と、選択座標によ
りオフセット方向を判別する方向判別部8と、オフセッ
ト方向をオフセット対象要素に対して垂直方向の2方向
のいずれかを指定する際の方向指定部9と、オフセット
値を入力するオフセット値入力部10と、方向判別部8
又は方向指定部9で決定されたオフセット方向及びオフ
セット値入力部10での入力値に基づいて、オフセット
を実行するオフセット実行部11と、を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は図形処理装置、特に
CAD(Computer Aided Design)に関するものであ
る。
CAD(Computer Aided Design)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、複雑な形状の設計に伴い、CAD
による設計作業が普及している。CADでの作業性や操
作性等を示すものとして、コマンドでの操作のステップ
数がある。
による設計作業が普及している。CADでの作業性や操
作性等を示すものとして、コマンドでの操作のステップ
数がある。
【0003】特に、3次元CADにおける、引き出しや
回転等の3次元化のコマンドにおいてソリッドを作成す
る際に用いられる輪郭は、ある要素を基準線としてオフ
セットし、新しくオフセットされた要素に対してトリム
コマンドにより形状を整える方法が一般的である。
回転等の3次元化のコマンドにおいてソリッドを作成す
る際に用いられる輪郭は、ある要素を基準線としてオフ
セットし、新しくオフセットされた要素に対してトリム
コマンドにより形状を整える方法が一般的である。
【0004】以下、従来の図形処理装置について図5又
は図6を用いて説明する。図5は従来の図形処理装置の
ブロック図であり、図6は従来の図形処理装置における
オフセット処理のフローチャートである。
は図6を用いて説明する。図5は従来の図形処理装置の
ブロック図であり、図6は従来の図形処理装置における
オフセット処理のフローチャートである。
【0005】図5において、1は要求された情報を処理
する中央処理装置、2はウィンドウ、図形要素、文字等
を表示する表示装置、3は文字、数値、位置等のデータ
を入力するキーボード、タブレット、マウス等の入力装
置、4はオペレーティングシステム、ウィンドウシステ
ム等の実行中のプログラムを記憶する主記憶装置、5は
処理モジュール、データ等を記憶する二次記憶装置、2
0はオフセット対象要素を選択する要素選択部、21は
要素選択部20で選択したオフセット要素のオフセット
方向を決定させる方向指定部、22はオフセット値を入
力するオフセット値入力部、23はオフセットを実行す
るオフセット実行部である。
する中央処理装置、2はウィンドウ、図形要素、文字等
を表示する表示装置、3は文字、数値、位置等のデータ
を入力するキーボード、タブレット、マウス等の入力装
置、4はオペレーティングシステム、ウィンドウシステ
ム等の実行中のプログラムを記憶する主記憶装置、5は
処理モジュール、データ等を記憶する二次記憶装置、2
0はオフセット対象要素を選択する要素選択部、21は
要素選択部20で選択したオフセット要素のオフセット
方向を決定させる方向指定部、22はオフセット値を入
力するオフセット値入力部、23はオフセットを実行す
るオフセット実行部である。
【0006】次に、従来の図形処理装置におけるオフセ
ット処理について説明する。 (1)オフセットコマンドを指定する(STEP8)。
ット処理について説明する。 (1)オフセットコマンドを指定する(STEP8)。
【0007】(2)要素選択部20により、オフセット
対象要素を選択する(STEP9)。
対象要素を選択する(STEP9)。
【0008】(3)方向指定部21により、オフセット
対象要素に対して垂直方向の2方向のうち、実際にオフ
セット対象要素をオフセットする方向を領域ロケート、
矢印選択等の方法により指定する(STEP10)。
対象要素に対して垂直方向の2方向のうち、実際にオフ
セット対象要素をオフセットする方向を領域ロケート、
矢印選択等の方法により指定する(STEP10)。
【0009】(4)オフセット値入力部22により、オ
フセット値を入力する(STEP11)。
フセット値を入力する(STEP11)。
【0010】(5)オフセット実行部23により、指定
されたオフセットの方向やオフセット値に基づいて、オ
フセット対象要素をオフセットする(STEP12)。
されたオフセットの方向やオフセット値に基づいて、オ
フセット対象要素をオフセットする(STEP12)。
【0011】以上により、オフセット処理が完了する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
図形処理装置におけるオフセット処理では、オフセット
する方向はオフセット対象要素に対して垂直方向の2方
向のみに限られているため、オフセット対象要素の延長
方向にオフセットすることができず、柔軟な形状の図形
作成ができないという問題点を有していた。また、オフ
セット方向がオフセット対象要素に対して垂直方向の2
方向のみに限られているため、その他の方向に同じオフ
セット対象要素を作成する際には、コピー等の別のコマ
ンドを使用するか、元になるオフセット対象要素の作成
時と同様の処理を再度繰り返さなければならず、操作の
ステップ数が増加して図形作成の作業効率に欠けるとい
う問題点を有していた。
図形処理装置におけるオフセット処理では、オフセット
する方向はオフセット対象要素に対して垂直方向の2方
向のみに限られているため、オフセット対象要素の延長
方向にオフセットすることができず、柔軟な形状の図形
作成ができないという問題点を有していた。また、オフ
セット方向がオフセット対象要素に対して垂直方向の2
方向のみに限られているため、その他の方向に同じオフ
セット対象要素を作成する際には、コピー等の別のコマ
ンドを使用するか、元になるオフセット対象要素の作成
時と同様の処理を再度繰り返さなければならず、操作の
ステップ数が増加して図形作成の作業効率に欠けるとい
う問題点を有していた。
【0013】更に、3次元CADにおいて2次元形状を
作成する場合も同様であり、頻繁に用いられるオフセッ
トコマンドで、オフセット方向がオフセット対象要素に
対して垂直方向の2方向のみ限定されていることによ
り、図形作成の操作のステップ数が増加し、作業性や操
作性に欠け、作業が煩雑になるという問題点を有してい
た。
作成する場合も同様であり、頻繁に用いられるオフセッ
トコマンドで、オフセット方向がオフセット対象要素に
対して垂直方向の2方向のみ限定されていることによ
り、図形作成の操作のステップ数が増加し、作業性や操
作性に欠け、作業が煩雑になるという問題点を有してい
た。
【0014】本発明は、従来のオフセット方向のオフセ
ット対象要素に対して垂直方向の2方向に加え、オフセ
ット対象要素の延長方向へのオフセット処理ができ、更
に、オフセット方向の決定がオフセット対象要素の選択
時にでき、図形作成時の操作のステップ数を減少し、作
業効率を向上させる図形処理装置を提供することを目的
とする。
ット対象要素に対して垂直方向の2方向に加え、オフセ
ット対象要素の延長方向へのオフセット処理ができ、更
に、オフセット方向の決定がオフセット対象要素の選択
時にでき、図形作成時の操作のステップ数を減少し、作
業効率を向上させる図形処理装置を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は図形処理装置に
おいて、二次記憶装置が、オフセッ卜対象要素を選択す
る要素選択部と、要素選択部で選択された選択座標を取
得する座標取得部と、選択座標に応じてオフセット対象
要素に対して垂直方向の2方向又はオフセット対象要素
の延長方向にオフセット方向を判別する方向判別部と、
オフセット対象要素に対して垂直方向の2方向のいずれ
かにオフセット方向を指定する方向指定部と、オフセッ
ト値を入力するオフセット値入力部と、オフセットを実
行するオフセット実行部と、を備えた構成を有してい
る。
おいて、二次記憶装置が、オフセッ卜対象要素を選択す
る要素選択部と、要素選択部で選択された選択座標を取
得する座標取得部と、選択座標に応じてオフセット対象
要素に対して垂直方向の2方向又はオフセット対象要素
の延長方向にオフセット方向を判別する方向判別部と、
オフセット対象要素に対して垂直方向の2方向のいずれ
かにオフセット方向を指定する方向指定部と、オフセッ
ト値を入力するオフセット値入力部と、オフセットを実
行するオフセット実行部と、を備えた構成を有してい
る。
【0016】この構成により、オフセット対象要素を選
択した際の選択座標により方向判別部でオフセット対象
要素に対して垂直方向の2方向又は延長方向にオフセッ
ト方向を判別し、また、方向指定部によりオフセット対
象要素に対して垂直方向の2方向のいずれかの方向に指
定し、オフセット値入力部によりオフセット値を入力し
てオフセット実行部でオフセット処理ができる。これに
より、オフセット処理のステップ数を増やすことなく、
従来のオフセット対象要素に対して垂直方向の2方向の
オフセット方向に加えて、オフセット対象要素の延長方
向にオフセット処理ができ、図形作成の作業効率の向上
が図れるという作用を有する。
択した際の選択座標により方向判別部でオフセット対象
要素に対して垂直方向の2方向又は延長方向にオフセッ
ト方向を判別し、また、方向指定部によりオフセット対
象要素に対して垂直方向の2方向のいずれかの方向に指
定し、オフセット値入力部によりオフセット値を入力し
てオフセット実行部でオフセット処理ができる。これに
より、オフセット処理のステップ数を増やすことなく、
従来のオフセット対象要素に対して垂直方向の2方向の
オフセット方向に加えて、オフセット対象要素の延長方
向にオフセット処理ができ、図形作成の作業効率の向上
が図れるという作用を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、情報を処理する中央処理装置と、図形等を表示する
表示装置と、各種データを入力する入力装置と、実行中
のプログラムを記憶する主記憶装置と、形状データベー
スや保存領域等を記憶する二次記憶装置と、を備えた図
形処理装置であって、前記二次記憶装置が、オフセッ卜
対象要素を選択する要素選択部と、前記要素選択部でオ
フセット対象要素を選択した際の座標(以下、選択座標
という)を取得する座標取得部と、前記選択座標に応じ
て前記オフセット対象要素に対して垂直方向の2方向又
は前記オフセット対象要素の延長方向にオフセット方向
を判別する方向判別部と、前記オフセット対象要素に対
して垂直方向の2方向のいずれかにオフセット方向を指
定する方向指定部と、オフセット値を入力するオフセッ
ト値入力部と、オフセットを実行するオフセット実行部
と、を備えた構成を有している。
は、情報を処理する中央処理装置と、図形等を表示する
表示装置と、各種データを入力する入力装置と、実行中
のプログラムを記憶する主記憶装置と、形状データベー
スや保存領域等を記憶する二次記憶装置と、を備えた図
形処理装置であって、前記二次記憶装置が、オフセッ卜
対象要素を選択する要素選択部と、前記要素選択部でオ
フセット対象要素を選択した際の座標(以下、選択座標
という)を取得する座標取得部と、前記選択座標に応じ
て前記オフセット対象要素に対して垂直方向の2方向又
は前記オフセット対象要素の延長方向にオフセット方向
を判別する方向判別部と、前記オフセット対象要素に対
して垂直方向の2方向のいずれかにオフセット方向を指
定する方向指定部と、オフセット値を入力するオフセッ
ト値入力部と、オフセットを実行するオフセット実行部
と、を備えた構成を有している。
【0018】これにより、オフセットコマンドの実行時
に、オフセット対象要素の選択座標に応じてオフセット
対象要素に対して垂直方向の2方向又はオフセット対象
要素の延長方向にオフセット方向を判別でき、オフセッ
トのできる方向が増え、図形作成の作業性が向上すると
いう作用を有する。
に、オフセット対象要素の選択座標に応じてオフセット
対象要素に対して垂直方向の2方向又はオフセット対象
要素の延長方向にオフセット方向を判別でき、オフセッ
トのできる方向が増え、図形作成の作業性が向上すると
いう作用を有する。
【0019】本発明の請求項2に記載の図形処理装置
は、請求項1に記載の発明において、前記方向判別部
が、前記オフセット対象要素を3つの区間に区切り、前
記選択座標が前記オフセット対象要素の前記3つの区間
の内、中央の区間にある場合はオフセット方向を前記オ
フセット対象要素に対して垂直方向の2方向のいずれか
とし、前記選択座標が前記オフセット対象要素の前記3
つの区間の内、両側の区間にある場合はオフセット方向
を前記オフセット対象要素の端点に近い方の延長方向と
してオフセット方向を判別するものである。
は、請求項1に記載の発明において、前記方向判別部
が、前記オフセット対象要素を3つの区間に区切り、前
記選択座標が前記オフセット対象要素の前記3つの区間
の内、中央の区間にある場合はオフセット方向を前記オ
フセット対象要素に対して垂直方向の2方向のいずれか
とし、前記選択座標が前記オフセット対象要素の前記3
つの区間の内、両側の区間にある場合はオフセット方向
を前記オフセット対象要素の端点に近い方の延長方向と
してオフセット方向を判別するものである。
【0020】これにより、選択座標がオフセット対象要
素の3つの区間の内、両側の区間にある場合にオフセッ
ト対象要素の端点に近い方の延長方向をオフセット方向
として方向判別部で指定できるため、オフセット処理の
ステップ数を増やすことなくオフセットのできる方向を
増やすことができ、図形作成の作業性が向上するという
作用を有する。
素の3つの区間の内、両側の区間にある場合にオフセッ
ト対象要素の端点に近い方の延長方向をオフセット方向
として方向判別部で指定できるため、オフセット処理の
ステップ数を増やすことなくオフセットのできる方向を
増やすことができ、図形作成の作業性が向上するという
作用を有する。
【0021】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における図形処理装置のブロック図である。
態1における図形処理装置のブロック図である。
【0022】図1において、6はオフセット対象要素を
選択する要素選択部、7は要素選択部6でオフセット対
象要素を選択した際の選択座標を取得する座標取得部、
8は選択座標に応じてオフセット対象要素に対して垂直
方向の2方向又はオフセット対象要素の延長方向にオフ
セット方向を判別する方向判別部、9はオフセット対象
要素に対して垂直方向の2方向のいずれかにオフセット
方向を指定する方向指定部、10はオフセット値を入力
するオフセット値入力部、11はオフセットを実行する
オフセット実行部である。また、従来の図形処理装置と
同一の構成のものは同一の符号を付して説明を省略す
る。
選択する要素選択部、7は要素選択部6でオフセット対
象要素を選択した際の選択座標を取得する座標取得部、
8は選択座標に応じてオフセット対象要素に対して垂直
方向の2方向又はオフセット対象要素の延長方向にオフ
セット方向を判別する方向判別部、9はオフセット対象
要素に対して垂直方向の2方向のいずれかにオフセット
方向を指定する方向指定部、10はオフセット値を入力
するオフセット値入力部、11はオフセットを実行する
オフセット実行部である。また、従来の図形処理装置と
同一の構成のものは同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0023】次に、本実施の形態1におけるオフセット
処理について図2を用いて説明する。図2は実施の形態
1における図形処理装置のオフセット処理のフローチャ
ートである。
処理について図2を用いて説明する。図2は実施の形態
1における図形処理装置のオフセット処理のフローチャ
ートである。
【0024】(1)オフセットコマンドを指定する(S
TEP1)。 (2)要素選択部6により、オフセット対象要素を選択
する(STEP2)。
TEP1)。 (2)要素選択部6により、オフセット対象要素を選択
する(STEP2)。
【0025】(3)座標取得部7により、要素選択部6
によりオフセット対象要素を選択した際の選択座標を取
得する(STEP3)。
によりオフセット対象要素を選択した際の選択座標を取
得する(STEP3)。
【0026】(4)方向判別部8により、座標取得部7
で取得された選択座標の位置から、オフセット方向を判
別する(STEP4)。
で取得された選択座標の位置から、オフセット方向を判
別する(STEP4)。
【0027】以下にオフセット方向の判別について図3
(a)乃至図3(d)を用いて説明する。図3(a)は
オフセット対象要素が3つの区間に区切られた状態を示
す図であり、図3(b)は選択座標がオフセット対象要
素の一方の端区間にある場合の説明図であり、図3
(c)は選択座標がオフセット対象要素の中央の区間に
ある場合の説明図であり、図3(d)は選択座標がオフ
セット対象要素の他方の端区間にある場合の説明図であ
る。
(a)乃至図3(d)を用いて説明する。図3(a)は
オフセット対象要素が3つの区間に区切られた状態を示
す図であり、図3(b)は選択座標がオフセット対象要
素の一方の端区間にある場合の説明図であり、図3
(c)は選択座標がオフセット対象要素の中央の区間に
ある場合の説明図であり、図3(d)は選択座標がオフ
セット対象要素の他方の端区間にある場合の説明図であ
る。
【0028】図中、L1は特定の2次元空間(3次元C
ADにおける作業平面上)にあるオフセット対象要素、
E1,E2はL1の端点,P1,P2はオフセット対象
要素L1を方向判定部8により一時的に3つの区間に区
切った際の区分点、A,B,Cは区分点P1,P2で区
切られた区間であり、Aは端区間、Bは中央の区間、C
は端区間である。a,b,cは要素選択部でオフセット
対象要素L1を選択した際の選択座標である。
ADにおける作業平面上)にあるオフセット対象要素、
E1,E2はL1の端点,P1,P2はオフセット対象
要素L1を方向判定部8により一時的に3つの区間に区
切った際の区分点、A,B,Cは区分点P1,P2で区
切られた区間であり、Aは端区間、Bは中央の区間、C
は端区間である。a,b,cは要素選択部でオフセット
対象要素L1を選択した際の選択座標である。
【0029】図3(b)に示すように、オフセット対象
要素L1を選択座標aで選択した場合、選択座標aがオ
フセット対象要素L1の端点E1側の端区間A内に含ま
れるため、方向判別部8において、オフセッ卜方向を端
点E1に近いオフセット対象要素L1の延長方向と判別
する。
要素L1を選択座標aで選択した場合、選択座標aがオ
フセット対象要素L1の端点E1側の端区間A内に含ま
れるため、方向判別部8において、オフセッ卜方向を端
点E1に近いオフセット対象要素L1の延長方向と判別
する。
【0030】図3(c)に示すように、オフセット対象
要素L1を選択座標bで選択した場合、選択座標bがオ
フセット対象要素L1の中央の区間B内に含まれるた
め、方向判別部8において、オフセット方向をオフセッ
ト対象要素L1に対して垂直方向の2方向のいずれかと
判別する。
要素L1を選択座標bで選択した場合、選択座標bがオ
フセット対象要素L1の中央の区間B内に含まれるた
め、方向判別部8において、オフセット方向をオフセッ
ト対象要素L1に対して垂直方向の2方向のいずれかと
判別する。
【0031】図3(d)に示すように、オフセット対象
要素L1を選択座標cで選択した場合、選択座標cがオ
フセット対象要素L1の端点E2側の端区間C内に含ま
れるため、方向判別部8において、オフセッ卜方向を端
点E2に近いオフセット対象要素L1の延長方向と判別
する。
要素L1を選択座標cで選択した場合、選択座標cがオ
フセット対象要素L1の端点E2側の端区間C内に含ま
れるため、方向判別部8において、オフセッ卜方向を端
点E2に近いオフセット対象要素L1の延長方向と判別
する。
【0032】以上のように、方向判別部8では、オフセ
ット方向を図3(b)に示す選択座標a、図3(c)に
示す選択座標b、図3(d)に示す選択座標cでオフセ
ット方向の判別が行われる。
ット方向を図3(b)に示す選択座標a、図3(c)に
示す選択座標b、図3(d)に示す選択座標cでオフセ
ット方向の判別が行われる。
【0033】(5)方向判別部8により、オフセット対
象要素に対して垂直方向の2方向にオフセット方向を判
別した際に、方向指定部9で、オフセット対象要素に対
して垂直方向の2方向の内いずれかにオフセット方向を
指定する。
象要素に対して垂直方向の2方向にオフセット方向を判
別した際に、方向指定部9で、オフセット対象要素に対
して垂直方向の2方向の内いずれかにオフセット方向を
指定する。
【0034】また、方向判別部8により、オフセット方
向をオフセット対象要素の延長方向に判別した際は、方
向指定部9はとばされる(STEP5)。
向をオフセット対象要素の延長方向に判別した際は、方
向指定部9はとばされる(STEP5)。
【0035】(6)オフセット値入力部10により、オ
フセット値を入力する(STEP6)。
フセット値を入力する(STEP6)。
【0036】(7)オフセット実行部11により、方向
判別部8又は方向指定部9で決められたオフセット方向
へオフセット値入力部10により入力されたオフセット
値によりオフセットを実行する(STEP7)。
判別部8又は方向指定部9で決められたオフセット方向
へオフセット値入力部10により入力されたオフセット
値によりオフセットを実行する(STEP7)。
【0037】
【実施例】次に、図4の選択座標によりオフセット方向
の判別を説明する図を用いて本発明の具体例を説明す
る。
の判別を説明する図を用いて本発明の具体例を説明す
る。
【0038】(実施例1)図4(a)は選択座標がオフ
セット対象要素の中央の区間の場合を示す説明図であ
り、図4(b)は図4(a)におけるオフセット処理後
の状態を示す説明図である。
セット対象要素の中央の区間の場合を示す説明図であ
り、図4(b)は図4(a)におけるオフセット処理後
の状態を示す説明図である。
【0039】図4(a)又は図4(b)において、L2
はオフセット対象要素、s1はオフセット対象要素L2
を選択した際の選択座標、s1’は方向指定の点、L3
はオフセット処理により作成された要素である。
はオフセット対象要素、s1はオフセット対象要素L2
を選択した際の選択座標、s1’は方向指定の点、L3
はオフセット処理により作成された要素である。
【0040】図4(a)に示すように、選択座標s1は
オフセット対象要素L2を3つの区間に区切った際の中
央の区間に含まれるため、方向判別部によりオフセット
方向がオフセット対象要素L2に対して垂直方向の2方
向の内いずれかと判別され、方向指定部でロケートや矢
印指定等により点s1’を指定してオフセット方向を決
定する。次に、オフセット値入力部でオフセッ卜値5が
入力された後、オフセット実行部でオフセット処理が行
われ、図4(b)に示すように、要素L3が作成され
る。
オフセット対象要素L2を3つの区間に区切った際の中
央の区間に含まれるため、方向判別部によりオフセット
方向がオフセット対象要素L2に対して垂直方向の2方
向の内いずれかと判別され、方向指定部でロケートや矢
印指定等により点s1’を指定してオフセット方向を決
定する。次に、オフセット値入力部でオフセッ卜値5が
入力された後、オフセット実行部でオフセット処理が行
われ、図4(b)に示すように、要素L3が作成され
る。
【0041】(実施例2)図4(c)は選択座標がオフ
セット対象要素の端区間の場合を示す説明図であり、図
4(d)は図4(c)におけるオフセット処理後の状態
を示す説明図である。
セット対象要素の端区間の場合を示す説明図であり、図
4(d)は図4(c)におけるオフセット処理後の状態
を示す説明図である。
【0042】図4(c)又は図4(d)において、L4
はオフセット対象要素、s2はオフセット対象要素L4
を選択した際の選択座標、L5はオフセット処理により
作成された要素である。
はオフセット対象要素、s2はオフセット対象要素L4
を選択した際の選択座標、L5はオフセット処理により
作成された要素である。
【0043】図4(c)に示すように、選択座標s2は
オフセット対象要素L4を3つの区間に区切った際の端
区間に含まれるため、方向判定部によりオフセット方向
が選択座標s2側のオフセット対象要素L4の延長方向
に判別される。次に、オフセット値入力部でオフセッ卜
値5が入力された後、オフセット実行部でオフセット処
理が行われ、図4(d)に示すように、要素L5が作成
される。
オフセット対象要素L4を3つの区間に区切った際の端
区間に含まれるため、方向判定部によりオフセット方向
が選択座標s2側のオフセット対象要素L4の延長方向
に判別される。次に、オフセット値入力部でオフセッ卜
値5が入力された後、オフセット実行部でオフセット処
理が行われ、図4(d)に示すように、要素L5が作成
される。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来の図
形処理装置におけるオフセット方向であるオフセット対
象要素に対して垂直方向の2方向に加え、オフセット対
象要素の延長方向へのオフセット処理ができ、オフセッ
トコマンドの機能の向上ができ、CADによる図形作成
の作業性を向上できるという有利な効果が得られる。
形処理装置におけるオフセット方向であるオフセット対
象要素に対して垂直方向の2方向に加え、オフセット対
象要素の延長方向へのオフセット処理ができ、オフセッ
トコマンドの機能の向上ができ、CADによる図形作成
の作業性を向上できるという有利な効果が得られる。
【0045】また、オフセット方向の判別をオフセット
対象要素を選択した際の選択座標に基づいて行うため、
オフセット処理の操作のステップ数の増加を防ぐととも
に、図形作成の作業効率を向上できるという有利な効果
が得られる。
対象要素を選択した際の選択座標に基づいて行うため、
オフセット処理の操作のステップ数の増加を防ぐととも
に、図形作成の作業効率を向上できるという有利な効果
が得られる。
【0046】更に、オフセット処理の操作のステップ数
が増加しないとともに、オフセット方向が増加している
ため、柔軟な形状の図形作成ができ、3次元CADにお
いて2次元形状を作成する際の操作性や作業効率に優
れ、図形作図の操作数の軽減を計れるという有利な効果
が得られる。
が増加しないとともに、オフセット方向が増加している
ため、柔軟な形状の図形作成ができ、3次元CADにお
いて2次元形状を作成する際の操作性や作業効率に優
れ、図形作図の操作数の軽減を計れるという有利な効果
が得られる。
【図1】実施の形態1における図形処理装置のブロック
図
図
【図2】実施の形態1における図形処理装置のオフセッ
ト処理のフローチャート
ト処理のフローチャート
【図3】オフセット方向の判別を説明する図
【図4】選択座標によりオフセット方向の判別を説明す
る図
る図
【図5】従来の図形処理装置のブロック図
【図6】従来の図形処理装置におけるオフセット処理の
フローチャート
フローチャート
1 中央処理装置 2 表示装置 3 入力装置 4 主記憶装置 5 二次記憶装置 6 要素選択部 7 座標取得部 8 方向判別部 9 方向指定部 10 オフセット値入力部 11 オフセット実行部 20 要素選択部 21 方向指定部 22 オフセット値入力部 23 オフセット実行部 A 端区間 B 中央区間 C 端区間 a 選択座標 b 選択座標 c 選択座標 P1 区分点 P2 区分点 L1,L2,L4 オフセット対象要素 L3,L5 要素 s1,s2 選択座標 s1’ 点
Claims (2)
- 【請求項1】情報を処理する中央処理装置と、図形等を
表示する表示装置と、各種データを入力する入力装置
と、実行中のプログラムを記憶する主記憶装置と、形状
データベースや保存領域等を記憶する二次記憶装置と、
を備えた図形処理装置であって、 前記二次記憶装置が、オフセッ卜対象要素を選択する要
素選択部と、前記要素選択部で前記オフセット対象要素
を選択した際の座標(以下、選択座標という)を取得す
る座標取得部と、前記選択座標に応じて前記オフセット
対象要素に対して垂直方向の2方向又は前記オフセット
対象要素の延長方向にオフセット方向を判別する方向判
別部と、前記オフセット対象要素に対して垂直方向の2
方向のいずれかにオフセット方向を指定する方向指定部
と、オフセット値を入力するオフセット値入力部と、オ
フセットを実行するオフセット実行部と、を備えたこと
を特徴とする図形処理装置。 - 【請求項2】前記方向判別部が、前記オフセット対象要
素を3つの区間に区切り、前記選択座標が前記オフセッ
ト対象要素の前記3つの区間の内、中央の区間にある場
合はオフセット方向を前記オフセット対象要素に対して
垂直方向の2方向のいずれかとし、前記選択座標が前記
オフセット対象要素の前記3つの区間の内、両側の区間
にある場合はオフセット方向を前記オフセット対象要素
の端点に近い方の延長方向としてオフセット方向を判別
することを特徴とする請求項1に記載の図形処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8184584A JPH1031760A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 図形処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8184584A JPH1031760A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 図形処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1031760A true JPH1031760A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16155774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8184584A Pending JPH1031760A (ja) | 1996-07-15 | 1996-07-15 | 図形処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1031760A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006099274A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Yamazaki Mazak Corp | Cam装置、cad/cam装置及びnc装置 |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP8184584A patent/JPH1031760A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006099274A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Yamazaki Mazak Corp | Cam装置、cad/cam装置及びnc装置 |
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