JPH10317592A - 太陽電池付屋根 - Google Patents

太陽電池付屋根

Info

Publication number
JPH10317592A
JPH10317592A JP9132454A JP13245497A JPH10317592A JP H10317592 A JPH10317592 A JP H10317592A JP 9132454 A JP9132454 A JP 9132454A JP 13245497 A JP13245497 A JP 13245497A JP H10317592 A JPH10317592 A JP H10317592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
roof tile
solar cells
water
solar cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9132454A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Akamatsu
博 赤松
Tomoshige Tsutao
友重 蔦尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP9132454A priority Critical patent/JPH10317592A/ja
Publication of JPH10317592A publication Critical patent/JPH10317592A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02SGENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
    • H02S20/00Supporting structures for PV modules
    • H02S20/20Supporting structures directly fixed to an immovable object
    • H02S20/22Supporting structures directly fixed to an immovable object specially adapted for buildings
    • H02S20/23Supporting structures directly fixed to an immovable object specially adapted for buildings specially adapted for roof structures
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池と屋根瓦の固定を、複雑な工程や厄
介な屋根工事を行うことなく、極めて簡単な作業によっ
て、迅速且つ堅固に、且つ、低コストで葺設することが
できる太陽電池付屋根を提供する。 【解決手段】 屋根瓦基材11の表面に太陽電池12が
配設されてなる太陽電池付屋根瓦1が軒先より棟部に向
かって、水上側の太陽電池付屋根瓦1が水下側の太陽電
池付屋根瓦1の上縁部及び側縁部の一部重なり合う周縁
部付近を屋根下地材4に釘打ちして順次葺設されてなる
太陽電池付屋根瓦1にあって、基板21と該基板21の
表面から上方に先端が水上側にL字状に屈曲して形成さ
れた挟持部22とからなる固定金具2の基板21が、上
記水下側の太陽電池付屋根瓦1の上縁部に固定され、表
面に配設されている太陽電池12の上縁部を押圧し、上
記L字状に屈曲した挟持部22が、水上側の太陽電池付
屋根瓦1の下縁部を挟み込んで、該太陽電池付屋根瓦1
の表面に配設されている太陽電池12の下縁部を押圧す
るようになされていることを特徴とする太陽電池付屋
根。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池付屋根に
関する。
【0002】
【従来の技術】やがて招来するであろう化石燃料の枯
渇、酸性雨問題及び炭酸ガスによる温室効果等の地球環
境問題と相俟って、代替エネルギーの一つとして、住宅
の屋根を発電スペースとする太陽電池付屋根が開発され
ている。従来、このような太陽電池付屋根として、例え
ば、実開平4−28524号公報には、平板状の瓦本体
の表面に浅い陥凹部を設け、該陥凹部に太陽電池を平板
状の瓦本体の表面より突出させて接着剤で固定し、且
つ、これらの太陽電池付屋根瓦を太陽電池のモジュール
全体を屋根表面より突出させて葺設されてなる太陽電池
付瓦が開示されている。
【0003】しかし、実開平4−28524号公報に開
示された太陽電池付瓦は、平板状の瓦本体の表面に、こ
れより突出して太陽電池が設けら、且つ、上記太陽電池
が突出したままで、葺設されているため、太陽電池の突
出部に塵埃が付着し易く、又、多数の太陽電池が瓦本体
の表面に突出して見えるので、住宅の屋根の意匠上、ど
うしても見栄えのしないものになってしまうという問題
点を有する。
【0004】又、特開昭57−68454号公報には、
先端が両側から上方に切り取られた5角形の平板状の瓦
基板の下縁に沿って長方形の凹溝が設けられ、該凹溝に
太陽電池が詰設されている屋根瓦を軒先より棟部に向か
って千鳥に重ね合わせて葺設された太陽電池を備えた屋
根かわらが開示されている。
【0005】しかし、特開昭57−68454号公報に
開示された太陽電池を備えた屋根かわらは、瓦基板の大
部分が重ね合わされる葺設方法が採られ、葺設工数の多
い屋根かわらであるという問題点を有する。
【0006】更に、上記太陽電池付瓦は、いずれも太陽
電池を屋根瓦表面に接着剤を用いて接着するものである
が、太陽電池の使用目的からして太陽光線の直射を受
け、強烈な紫外線と蓄積される高温に暴露されるもので
あるので、設置される地域によっては屋根瓦本体と太陽
電池の線膨張係数の相違等も加わり接着剤層の剥離が起
きる等、耐久性に乏しいものである等の問題点を有する
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実に
鑑みなされたものであって、その目的とするところは、
太陽電池と屋根瓦の固定を、複雑な工程や厄介な屋根工
事を行うことなく、極めて簡単な作業によって、迅速且
つ堅固に、且つ、低コストで葺設することができる太陽
電池付屋根を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、屋根瓦基材の
表面に太陽電池が配設されてなる太陽電池付屋根瓦が軒
先より棟部に向かって、水上側の太陽電池付屋根瓦が水
下側の太陽電池付屋根瓦の上縁部及び側縁部の一部重な
り合う周縁部付近を屋根下地材に釘打ちして順次葺設さ
れてなる太陽電池付屋根にあって、基板と該基板の表面
から上方に先端が水上側にL字状に屈曲して形成された
挟持部とからなる固定金具の基板が、上記水下側の太陽
電池付屋根瓦の上縁部に固定され、表面に配設されてい
る太陽電池の上縁部を押圧し、上記L字状に屈曲した挟
持部が、水上側の太陽電池付屋根瓦の下縁部を挟み込ん
で、該太陽電池付屋根瓦の表面に配設されている太陽電
池の下縁部を押圧するようになされていることを特徴と
する太陽電池付屋根をその要旨とする。
【0009】本発明で用いられる太陽電池は、特に限定
されるものではないが、例えば、シリコン系半導体、化
合物系半導体等の材料からなり、単結晶系や多結晶系の
結晶系半導体やアモルファス系半導体が挙げられる。こ
れらの太陽電池の内、特に、結晶系シリコン太陽電池
は、高い信頼性、エネルギー変換効率等によって、太陽
電池付屋根瓦の如く屋外用途において好適に用いられ
る。又、アモルファス系シリコン太陽電池は、現状では
上記結晶系シリコン太陽電池に比してエネルギー変換効
率が若干低いものの、低コスト薄膜系太陽電池として期
待されるものである。
【0010】上記太陽電池は、結晶系半導体、化合物系
半導体やこれらの半導体とアモルファス系半導体の積層
構造のセルからなる多数の素子を1枚の基板に集積した
モジュールが用いられてもよいが、大面積の1枚のアモ
ルファス系シリコン太陽電池素子からなるモジュールが
用いられてもよい。
【0011】又、これらの太陽電池は、その表面に、例
えば、普通又は強化ガラス、アクリル樹脂板の如き透明
性の高い表面保護材が積層されていてもよい。
【0012】上記太陽電池をその表面に配設する屋根瓦
基材は、特に限定されるものではないが、例えば、セメ
ント等の無機材料、アルミニウムや鋼鉄等の金属材料、
ポリカーボネートや繊維強化プラスチック等の有機材料
もしくはこれらを複合した基材からなるものが挙げられ
る。
【0013】上記太陽電池は、屋根瓦基材の表面に配設
されてなるものであるが、これらの太陽電池の配設手段
は特に限定されるものではなく、例えば、図1、図2及
び図4に示される如く、屋根瓦の表面に上記太陽電池モ
ジュールが嵌め込まれる浅い凹窪部が設けられており、
太陽電池モジュールが該凹窪部内に嵌め込まれ、屋根瓦
の表面と太陽電池モジュールの表面が面一になるように
配設される等が考えられる。
【0014】上記の如く表面に太陽電池が配設されてな
る太陽電池付屋根瓦は、軒先より棟部に向かって、水上
側の太陽電池付屋根瓦が水下側の太陽電池付屋根瓦の上
縁部及び側縁部の一部重なり合う周縁部付近において野
地板等の屋根下地材に釘打ちされて順次葺設されるもの
であるが、上記太陽電池の固定には、基板と該基板の表
面から先端が水上側上方にL字状に屈曲して形成される
挟持部からなる固定金具が用いられる。尚、太陽電池付
屋根瓦の釘打ちのため、屋根瓦基材の周縁部付近には釘
打ち台座及び貫通孔からなる釘孔が設けられている。上
記釘孔は、屋根瓦の幅にもよるが、例えば、屋根瓦の幅
方向に50〜300mm間隔で複数個が設けられてお
り、該釘孔に釘打ちして、釘頭と野地板等の屋根下地材
の間に上記太陽電池付屋根瓦は強固に固定される。
【0015】又、太陽電池付屋根瓦の屋根勾配に平行な
左右の雨仕舞は、屋根瓦基材の表面に太陽電池モジュー
ルを配設するのに支障のない構造であれば特に限定され
るものではないが、例えば、図1及び図6に示される如
く、屋根瓦基材11の図面右端の周縁部が、同左端の周
縁部の厚さ分だけ下方に位置するように屈曲されて受け
部11eを形成しており、該受け部11eに屋根瓦基材
11の図面左端の周縁部が重なって被蓋部11fを形成
して、上記屋根瓦基材11表面と太陽電池モジュール1
2が面一に屋根勾配に平行な左右に連結されている。
【0016】上記受け部11eには、必要に応じて屋根
勾配に平行な左右の位置をよりしっかりと固定するた
め、釘打ち台座11h及び貫通孔からなる釘孔11jが
設けられ、屋根下地材に釘打ちして固定されてもよい。
【0017】上記固定金具は、基板の表面から上方に先
端が水上側にL字状に予め屈曲して挟持部を形成してな
るものないしは屋根工事施工時に先端が水上側にL字状
に屈曲し得る基板の表面から上方に垂直に延伸した起立
部からなるものであれば特にサイズや細部の構造を限定
するものではないが、例えば、図3に示す如く、四角形
の金属板状体に1辺に平行する2本の切込みを入れ、中
央の切込みの入った部分を上方に起立させ、起立部を除
く部分を基板とし固定用の釘孔を複数個穿設したもの、
図7に示す如く、長方形の基板の表面に、該基板と同幅
の板状体をこれと垂直に溶接もしくは接着によって起立
させ、基板に固定用の釘孔を穿設したもの、図8に示す
如く、図3の変形で、基板が変形ハート形、起立部の先
端に広幅の押圧部を形成しれなるもの、図9に示す如
く、図3の変形で、図3の固定具を横に複数個を連結し
た如きもの、図10〜12に示す如く、基板と起立部を
別々に準備し、各々を重ねて屋根工事施工時にて屋根瓦
基材に釘打ちした時、上記固定具の機能が付与されるも
の等が挙げられる。
【0018】上記固定金具を太陽電池付屋根瓦の水上側
周縁に取り付ける手段は、特に限定されるものではない
が、例えば、図3及び図7〜図12に示す如く、上記固
定金具の基板にビス孔を設け、適宜長さのビスを打ち付
けて固定することもできるが、上記固定金具の基板が太
陽電池表面を押圧する部分以外に接着剤を塗布して水上
側周縁に接着固定することもできる。又、上記固定金具
を太陽電池付屋根瓦に固定すると同時に、該太陽電池付
屋根瓦を貫通して屋根下地材に打ち付けて固定されても
よい。
【0019】上記ビスは、特に限定されるものではな
く、上記屋根瓦基材の種類や固定箇所の数等によって適
宜選択使用されるが、固定強度をより強化するために、
例えば、使用されるビスにアンカー等を打ち込んで補強
されてもよい。又、上記ビスの長さは、太陽電池付屋根
瓦に固定するだけであれば、太陽電池付屋根瓦の屋根瓦
基材の厚さ以下であることが好ましいが、上記ビスの先
端が該屋根瓦基材の裏側に貫通するおそれのある場合に
は、例えば、該屋根瓦基材の表面に相当する厚さの固定
座を設けるかもしくは上記ビス孔上に相当する厚さのワ
ッシャーを介在させる等の手段を講ずることによって裏
側に貫通することを回避することができる。又、ビス孔
からの雨水の侵入を防止するため、例えば、上記固定金
具の基板の裏面に防水パッキンを介在させたり、上記ビ
スの頭に防水キャップを被防する等の手段を用いること
ができる。
【0020】本発明の太陽電池付屋根は、叙上のよう
に、固定金具の基板を屋根瓦基材にビス止め等の極めて
簡単な作業によって取り付けることによって、屋根瓦基
材の表面に配設された太陽電池の水上側の周縁部が強固
に固定されるものであり、一方、上記太陽電池の水下側
の周縁部は、一段水下側に葺設された太陽電池付屋根瓦
に同様に固定された固定金具の挟持部もしくは葺設時に
水上側に折り曲げるだけで形成される挟持部によって確
実に固定できるものであるので、葺設された屋根に吹き
付ける風圧によって、該太陽電池が浮き上がったり、脱
離したりするおそれがなく、屋根工事施工が極めて容易
となり、従って、屋根工事費を安価なものとし得るもの
である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照しなが
ら説明するが、本発明は、これらの実施例に限定される
ものではない。
【0022】(実施例1)図1は、本発明の太陽電池付
屋根に用いられている太陽電池付屋根瓦の一例を示す斜
視図であり、図2は、図1に示された太陽電池付屋根瓦
の部材とその構成を垂直方向に分解して平行移動した説
明図である。図3は、図1の太陽電池付屋根に用いられ
ている固定金具を取り出して示す斜視図である。
【0023】又、図4は、図1に示された太陽電池付屋
根瓦を屋根下地材上に葺設した状態を、屋根棟部から軒
先に向けて切断した断面で示す説明図、図5は、図4と
同一において切断した断面で示す他の実施例の説明図、
図5は、葺設された太陽電池付屋根を示す一部切欠斜視
図である。
【0024】図1〜図6において、1は、太陽電池付屋
根瓦であり、セメントからなる屋根瓦基材11と該屋根
瓦基材11の表面に穿設された浅い凹窪部11a内に嵌
め込まれ、屋根瓦の表面と面一になるように配設された
太陽電池12とからなる。屋根瓦基材11の水上側周縁
付近には、釘打ち孔台座11b及び貫通孔からなる釘孔
11cが穿設されている。又、太陽電池12は、アモル
ファスシリコンからなる400mm×300mmサイズ
の太陽電池素子の表面に厚さ3mmの強化ガラス板から
なる表面保護材が被着されているものが用いられた。
【0025】図1及び図2に示された太陽電池付屋根瓦
1の葺設工事は、通常の屋根工事と同様、軒先より棟部
に向かって葺設されるが、図4に示される如く、釘3に
よって太陽電池付屋根瓦1が屋根下地材4に打ち付けら
れ、順次水上側に葺設されている。上記太陽電池付屋根
瓦1の流れ勾配と直交する方向には、太陽電池付屋根瓦
1の水上側周縁部に設けられている釘打ち台座11b及
び貫通孔からなる釘孔11cにおいて釘打ちされ、これ
と平行な方向は、図1右辺の周縁部に設けられている釘
打ち台座11d及び貫通孔からなる釘孔11eにおいて
釘打ちされ、屋根下地材4に固定される。
【0026】太陽電池付屋根瓦1の屋根勾配に平行な左
右の雨仕舞は、屋根瓦基材11の表面に太陽電池12を
配設するのに支障のない構造であれば特に限定されるも
のではないが、例えば、図1に示される如く、屋根瓦基
材11の図面右端の周縁部が、同左端の周縁部の厚さ分
だけ下方に位置するように屈曲されて受け部11fを形
成しており、該受け部11fに屋根瓦基材11の図面左
端の周縁部が重なって被蓋部11gを形成して、上記屋
根瓦基材11表面と太陽電池12が屋根勾配に平行に左
右に連結されている。
【0027】尚、上記受け部11fには、雨水誘導溝1
1hが水上側から2本彫設され、中央部付近で1本に合
流されて、順次水下側の太陽電池付屋根瓦1へとその表
面を流下するようになされている。
【0028】屋根瓦基材の表面に配設された太陽電池
は、その水上側周縁部が、図3に示す如く、2個の固定
金具2の基板21の水下側周縁部21aによって押圧さ
れ、その位置に固定され、他端の水下側周縁部は、図4
に示されるように一段水下側に葺設された太陽電池付屋
根瓦1に同様に固定された固定金具2の基材21の表面
から上方に垂直に延伸した起立部22aを葺設時に水上
側に上記水上側に葺設された太陽電池付屋根瓦1の表面
に沿って水上側に折り曲げて形成した挟持部22によっ
て挟持し、確実に固定されている。図6に一部太陽電池
付屋根瓦1の構成部材を分解して垂直方向に平行移動し
て示すように、上記の如く順次太陽電池付屋根瓦1を葺
設して屋根工事を完了した。
【0029】(実施例2)図5に示す如く、実施例1の
固定金具2の基板21に替えて、水上側への長さを長く
した基板21を有する固定金具2を用い、該固定金具2
の屋根瓦基材11への固定と、該屋根瓦基材11の水上
側周縁部における太陽電池付屋根瓦1の屋根下地材4へ
の固定を、1本の釘3によって釘打ちして行ったこと以
外、実施例1と同様にして、順次太陽電池付屋根瓦1を
葺設して屋根工事を完了した。
【0030】(実施例3〜9)固定金具2の基板21に
替えて、図7〜図12に示す固定金具2を用いたこと以
外、実施例1と同様にして、順次太陽電池付屋根瓦1を
葺設して屋根工事を完了した。
【0031】
【発明の効果】本発明の太陽電池付屋根は、叙上の如く
構成されているので、屋根瓦基材への太陽電池の取付け
に複雑な工程や厄介な屋根工事を行うことなく、屋根瓦
基材への数個の固定金具の取り付けと、必要に応じて屋
根工事施工時、起立部22aを水上側に折り曲げるだけ
の極めて簡単な作業によって、迅速且つ堅固に、低コス
トで、太陽電池付屋根瓦を葺設することができる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽電池付屋根に用いられている太陽
電池付屋根瓦の一例を示す斜視図である。
【図2】図1の太陽電池付屋根瓦の部材を分解して示す
説明図である。
【図3】図1の太陽電池付屋根の葺設に用いられる固定
金具を取り出して示す斜視図である。
【図4】図1に示された太陽電池付屋根瓦を屋根下地材
上に葺設した状態を、流れ勾配方向に切断した断面で示
す説明図である。
【図5】本発明の太陽電池付屋根の他の例について屋根
下地材上に葺設した状態を、図4と同様な位置で示す説
明図である。
【図6】本発明の太陽電池付屋根を、屋根下地材上に葺
設した状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の太陽電池付屋根の葺設に用いられる固
定金具の他の例を示す斜視図である。
【図8】本発明の太陽電池付屋根の葺設に用いられる固
定金具の他の例を示す斜視図である。
【図9】本発明の太陽電池付屋根の葺設に用いられる固
定金具の他の例を示す斜視図である。
【図10】本発明の太陽電池付屋根の葺設に用いられる
固定金具の他の例を示す斜視図である。
【図11】本発明の太陽電池付屋根の葺設に用いられる
固定金具の他の例を示す斜視図である。
【図12】本発明の太陽電池付屋根の葺設に用いられる
固定金具の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1:太陽電池付屋根瓦 11:屋根瓦基材 11a:凹窪部 11b、d:台座 11c、e:釘孔 11f:受け部 11g:被蓋部 11h:雨水誘導溝 12:太陽電池 12a:コード 2:固定金具 21:基板 21a:水下側周縁部 21b:ビス孔 21c:ビス 22:挟持部 22a:起立部 3:釘 4:屋根下地材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根瓦基材の表面に太陽電池が配設され
    てなる太陽電池付屋根瓦が軒先より棟部に向かって、水
    上側の太陽電池付屋根瓦が水下側の太陽電池付屋根瓦の
    上縁部及び側縁部の一部重なり合う周縁部付近を屋根下
    地材に釘打ちして順次葺設されてなる太陽電池付屋根に
    あって、 基板と該基板の表面から上方に先端が水上側にL字状に
    屈曲して形成された挟持部とからなる固定金具の基板
    が、上記水下側の太陽電池付屋根瓦の上縁部に固定さ
    れ、表面に配設されている太陽電池の上縁部を押圧し、
    上記L字状に屈曲した挟持部が、水上側の太陽電池付屋
    根瓦の下縁部を挟み込んで、該太陽電池付屋根瓦の表面
    に配設されている太陽電池の下縁部を押圧するようにな
    されていることを特徴とする太陽電池付屋根。
JP9132454A 1997-05-22 1997-05-22 太陽電池付屋根 Pending JPH10317592A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9132454A JPH10317592A (ja) 1997-05-22 1997-05-22 太陽電池付屋根

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9132454A JPH10317592A (ja) 1997-05-22 1997-05-22 太陽電池付屋根

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10317592A true JPH10317592A (ja) 1998-12-02

Family

ID=15081741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9132454A Pending JPH10317592A (ja) 1997-05-22 1997-05-22 太陽電池付屋根

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10317592A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1071139A2 (en) 1999-07-21 2001-01-24 Kaneka Corporation Photovoltaic cell module tile
EP1071137A2 (en) 1999-07-21 2001-01-24 Kaneka Corporation Roofing tile having photovoltaic module to generate power
EP1184526A1 (en) * 1999-06-09 2002-03-06 Kaneka Corporation Roof tile for solar cell module
US10145116B2 (en) * 2015-12-29 2018-12-04 Araystays Corporation Apparatus and methods for secure, non-invasive and non-permanent surface attachment systems

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1184526A1 (en) * 1999-06-09 2002-03-06 Kaneka Corporation Roof tile for solar cell module
EP1184526A4 (en) * 1999-06-09 2006-08-30 Kaneka Corp ROOF TILE FOR SOLAR CELL MODULE
EP1071139A2 (en) 1999-07-21 2001-01-24 Kaneka Corporation Photovoltaic cell module tile
EP1071137A2 (en) 1999-07-21 2001-01-24 Kaneka Corporation Roofing tile having photovoltaic module to generate power
US6360497B1 (en) 1999-07-21 2002-03-26 Kaneka Corporation Photovoltaic cell module tile
US6453629B1 (en) 1999-07-21 2002-09-24 Kaneka Corporation Roofing tile having photovoltaic module to generate power
US10145116B2 (en) * 2015-12-29 2018-12-04 Araystays Corporation Apparatus and methods for secure, non-invasive and non-permanent surface attachment systems
US10822801B2 (en) 2015-12-29 2020-11-03 Araystays Corporation Apparatus and methods for a noninvasive roof attachment system with vertical members
US11193279B2 (en) 2015-12-29 2021-12-07 John Granville Holt Noninvasive roof attachment with vertical and lateral array stays

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000345664A (ja) 屋上外断熱構造
JP2003056131A (ja) 太陽エネルギー利用機器及び太陽エネルギー利用アレイ
JP2000226908A (ja) 太陽電池付き屋根瓦及びその製造方法
JP2004027734A (ja) 太陽電池モジュール及びそれを用いた太陽電池アレイ
JP2003105939A (ja) 太陽電池モジュールおよびその取付構造並びに住宅
JPH111999A (ja) 太陽電池付屋根瓦
JPH10317592A (ja) 太陽電池付屋根
JPH1150607A (ja) 太陽電池一体型シート防水材
JP2000297501A (ja) 太陽電池付屋根材の取付構造
JPH07224506A (ja) 太陽電池モデュール付き屋根ユニット
JP2005133503A (ja) 太陽電池モジュールの設置構造
JPH10317591A (ja) 太陽電池付屋根瓦
JP3640501B2 (ja) 太陽電池付屋根瓦
JPH11159062A (ja) 太陽電池付屋根瓦
JP2559186B2 (ja) 太陽電池付き屋根パネル
JPH05239896A (ja) 太陽電池付き屋根
JP7033189B2 (ja) 太陽電池モジュールおよび太陽光発電システム
JP2003064829A (ja) 太陽電池屋根材
JP3685880B2 (ja) 太陽電池パネル取付具および屋根構造体
JP2000297966A (ja) ソーラー装置とソーラー装置付き屋根パネル・屋根ユニット
JP2000230299A (ja) 太陽電池付屋根材の取付構造
JP2501724B2 (ja) 太陽電池付き屋根パネル
JP2002061355A (ja) 太陽電池モジュール一体型屋根パネル
JP3987767B2 (ja) 太陽電池モジュールの取り外し方法
JP2002235406A (ja) 太陽電池を一体化した瓦の取付け構造