JPH10316476A - 断熱キャスタブル - Google Patents

断熱キャスタブル

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JPH10316476A
JPH10316476A JP9137845A JP13784597A JPH10316476A JP H10316476 A JPH10316476 A JP H10316476A JP 9137845 A JP9137845 A JP 9137845A JP 13784597 A JP13784597 A JP 13784597A JP H10316476 A JPH10316476 A JP H10316476A
Authority
JP
Japan
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weight
castable
water
absorbing polymer
alumina
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Pending
Application number
JP9137845A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Matsuo
和昭 松尾
Noboru Nakamura
登 中村
Koji Saito
幸治 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Ceramics Co Ltd filed Critical Toshiba Ceramics Co Ltd
Priority to JP9137845A priority Critical patent/JPH10316476A/ja
Publication of JPH10316476A publication Critical patent/JPH10316476A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性及び耐食性の両特性に優れた断熱キャ
スタブルを得ること。 【解決手段】 耐火性骨材を45〜90重量%、ヒュー
ムドシリカを5〜25重量%、結合材としてのアルミナ
セメント、水硬性アルミナのいずれか一方またはそれら
の混合物を5〜45重量%混合してなるキャスタブル耐
火物に、吸水性ポリマーを添加することにより生成され
る。特に、吸水性ポリマーの添加により施工体の乾燥後
において、施工体内部に細かい気孔を均一に分布させる
ことができ、これが断熱性の向上に寄与することができ
る。したがって従来において、多層構造で形成されてい
た工業炉の壁構成を、本発明の断熱キャスタブルのみを
用いて構成することも可能となり、築炉時間を短縮する
ことができ、大幅なコスト低減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鋼片加熱
炉、均熱炉等に代表される工業炉の壁、スキッド並びに
ダクトの内張り材やタンディッシュ、取鍋等の溶鋼容器
蓋等に使用される断熱キャスタブルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】鋼片加熱炉または均熱炉等の工業炉の壁
やスキッド等のライニングは、一般にプラスチック耐火
物やキャスタブル耐火物による内張り材と、断熱キャス
タブル、断熱れんが、ファイバーボードなどによる裏張
り材とによる二層構造とされている。一方、タンディッ
シュや溶鋼容器蓋は使用条件の問題から、ライニングは
そのほとんどが耐火キャスタブルの一層構造とされてお
り、たとえ二層構造とするにしても断熱材の厚みに制限
を受け、これに伴いタンディッシュや溶鋼容器蓋におい
ては、優れた断熱特性を得ることは困難である。また、
前記した工業炉や溶鋼容器に用いるライニング耐火物
は、ランニングコストについて十分に配慮する必要があ
る。このランニングコストについて考える場合、ライニ
ング耐火物の断熱性、耐熱性については勿論のこと、長
期にわたり安定した耐食性を発揮する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状に
おいて用いられている軽量キャスタブルにおいては、断
熱性を得るために耐熱性に劣る例えばパーライトやシリ
カバルーン等の軽量骨材を用い、また機械的強度を上げ
るために結合材としてアルミナセメントを多量に添加し
ている。このような組成により生成されるキャスタブル
においては、前記した骨材とアルミナセメントとが反応
し、この反応によりキャスタブルの耐熱性をより著しく
低下させてしまうという技術的課題を有していた。した
がって、現状において使用されている軽量キャスタブル
については、耐熱性と耐食性の面から内張り材として長
期間にわたり安定して使用することが困難であった。
【0004】本発明は、前記した従来のものの問題点を
解決するために成されたものであり、高断熱性を有し、
かつ工業炉等の内張りとして長期間にわたり使用可能と
なるように耐熱性、耐食性に優れた断熱キャスタブルを
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために成された本発明に係る断熱キャスタブルは、耐火
性骨材を45〜90重量%、ヒュームドシリカを5〜2
5重量%、結合材としてのアルミナセメント、水硬性ア
ルミナのいずれか一方またはそれらの混合物を5〜45
重量%混合してなるキャスタブル耐火物に、吸水性ポリ
マーを添加することにより生成される。この場合、前記
耐火性骨材としてアルミナ、ムライト、シャモット、マ
グネシアのうちの1つ、若しくは2つ以上を混合して使
用される。また、前記吸水性ポリマーとして、望ましく
はアクリル系の粉末状吸水性ポリマーが用いられる。そ
して、前記アクリル系の粉末状吸水性ポリマーは、好ま
しくは外率にて0.1〜3重量%添加される。
【0006】以上のようにして生成される本発明に係る
断熱キャスタブルは、高断熱性を有するのみならず、十
分な耐熱性、耐食性も備えており、工業炉等の内張り材
として使用する場合において、長期間安定した状態を維
持することができる。また、従来の断熱キャスタブルで
は使用が困難であった溶鋼容器のカバーへの採用も可能
となる。さらに、多層構造で形成されていた工業炉等の
ライニングを、本発明のキャスタブルを用いることによ
り一層構造で十分な断熱効果を得ることができようにな
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る断熱キャスタ
ブルについて、実施の形態に基づいて説明する。本発明
にかかる断熱キャスタブルは、アルミナ、ムライト、シ
ャモット、マグネシア等に代表される耐火性骨材の1
つ、若しくは2つ以上を混合して用いられる。そして前
記耐火性骨材を45〜90重量%、フェロシリコン製造
時に副産物として発生するヒュームドシリカを5〜25
重量%、また結合材としてアルミナセメントおよび水硬
性アルミナを単独又は併用して5〜45重量%混合して
なるキャスタブル耐火物に、アクリル系の粉末状吸水性
ポリマーを外率にて0.1〜3重量%添加することによ
り生成される。なお、本発明にかかる断熱キャスタブル
においては、耐火性骨材として従来広く用いられている
パーライトやシリカバルーン等の軽量骨材を使用する必
要がない。したがって、これらの軽量骨材に対し結合材
として添加されるアルミナセメントが反応して、キャス
タブルの耐熱性を低下させるという不都合を回避するこ
とができる。そして本発明のキャスタブルにおいては、
アクリル系ポリマーの添加のみで、断熱性を付与させる
ことができる。
【0008】本発明にかかる断熱キャスタブルに用いら
れる耐火性骨材は、前記したようにアルミナ、ムライ
ト、シャモット並びにマグネシアを単独若しくは混合し
て使用されるが、これらの粒径については特に制限はな
く、一般のキャスタブルに使用される粒径と同様であれ
ば使用が可能である。この耐火性骨材の量は、粗粒、中
粒、微粒を合わせ、上述したように45〜90重量%で
あることが好ましい。
【0009】また、本発明にかかる断熱キャスタブルに
用いられるヒュームドシリカは、キャスタブルの作業性
と中間温度域(400〜900℃)での強度を向上させ
るために混合されるものである。このヒュームドシリカ
の混合量は、上述したように5〜25重量%とされる。
この理由は、ヒュームドシリカの混合量が5重量%未満
であると、良好な流動特性が得られないと共に、中間温
度域における強度向上の効果も不十分となる。一方、ヒ
ュームドシリカの混合量が25重量%を越えると、流動
性並びに中間温度域での強度特性については満足し得る
ものの、耐熱性について不満足な結果となる。
【0010】さらに本発明にかかる断熱キャスタブルに
は、結合材としてアルミナセメントと水硬性アルミナが
使用される。このアルミナセメントと水硬性アルミナ
は、そのいずれか一方または混合して用いられる。特
に、低温度で用いられるキャスタブルについては、アル
ミナセメントがベースとして用いることが好ましく、ま
た高温度で用いられるキャスタブルについては、水硬性
アルミナをベースとして用いることが好ましい。そし
て、この結合材の混合量は、上述したように5〜45重
量%であることが好ましい。この理由は、結合材の混合
量が5重量%未満である場合には、強度特性が著しく低
下する結果となる。一方、結合材の混合量が45重量%
を越える場合には、アルミナセメントをベースとした場
合には耐熱性に影響を与え、水硬性アルミナをベースと
した場合には製品コストの上昇を招く結果となる。
【0011】さらにまた、本発明にかかる断熱キャスタ
ブルにおいては、断熱性を付与する目的でアクリル系の
吸水ポリマーが添加される。このアクリル系の吸水ポリ
マーは粉末状のものが使用され、その添加量は外率で
0.1〜3重量%の範囲とされる。この吸水性ポリマー
は、水と接触すると短時間に自重の約500倍程度の水
を吸収することにより膨潤し、ゲル状となる。そして、
一旦吸収した水は多少の圧力をかけても殆ど放すことが
ないという特性を有しており、一般的に吸水性向上剤、
農業、園芸用の保水剤として使用されている。
【0012】したがって、この吸水性ポリマーをキャス
タブルに添加することにより、結合材の水和反応と相俟
って施工体中にゲル化物を含有する形で硬化し、強制乾
燥により水が飛散した後は、施工体内部に細かい気孔が
均一に分布する結果となる。この施工体内部に均一に分
布する細かい気孔が断熱性の向上に寄与することにな
る。また、このアクリル系の吸収性ポリマーにおいて
は、電解質物質を含む溶液に対する吸収性は、電解質の
種類や濃度により影響を受ける。すなわち、中性域で
は、前記のように自重の約500倍と最大の吸水性を示
すが、酸性やアルカリ性の雰囲気においては吸水性が低
下する。このため、結合材として何を用いるかによって
ポリマーの添加量を詳細に検討する必要がある。
【0013】例えば、アルミナセメントをベースとした
結合材を用いる場合には、吸水性ポリマーの添加量は必
然的に多くなり、水硬性アルミナをベースとした結合材
を用いる場合には、吸水性ポリマーの添加量は少なくな
る。以上のことを考慮すると、吸水性ポリマーの添加量
は、結合材の種類や目標特性により多少は異なるが、
0.1〜3重量%の範囲が最適添加量となる。前記吸水
性ポリマーの添加量が0.1重量%未満であると、断熱
材料としての特性に欠ける結果となり、一方、吸水性ポ
リマーの添加量が3重量%を越える場合には、十分な施
工強度が得られないと共に、硬化特性に影響を与えてし
まう結果となる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)アルミナ20重量%、ムライト55重量%
からなる耐火性骨材と、ヒュームドシリカ5重量%と、
アルミナセメント20重量%からなる結合材とを混合し
て混合粉体とした。得られた混合粉体に、外率にてアク
リル系の粉末状吸水性ポリマーを1重量%添加して、モ
ルタルミキサーにて10分間混合して断熱キャスタブル
を得た。得られた断熱キャスタブルに、自己流動が可能
となるまで(フロー値>200mm、フロー値とは無振
動にて1分間放置した際の混練物の広がり径)、水を添
加(この場合30重量%添加)して40×40×160
mmの試験片を作成した。そして、その硬化性と、得ら
れた試験片を乾燥させた後、そのかさ比重、曲げ強さ、
圧縮強さ、及び350℃における熱伝導率を測定した。
この検証によって得られた結果を表1中に実施例1とし
て示す。
【0015】(実施例2〜実施例7)表1中にそれぞれ
実施例2〜実施例7で示したように、耐火性骨材の種類
及び混合量、ヒュームドシリカの混合量、結合材の種類
及び混合量、吸水性ポリマーの添加量並びに水の添加量
をそれぞれ変化させて実施例1と同様の条件で試験片を
作成した。そして、その硬化性と、得られた試験片のか
さ比重、曲げ強さ、圧縮強さ、及び350℃における熱
伝導率をそれぞれ測定した。この検証によって得られた
結果を表1中に示す。
【0016】(比較例1)比較例1として、アルミナ2
0重量%、ムライト60重量%からなる耐火性骨材と、
アルミナセメント20重量%からなる結合材とをモルタ
ルミキサーにて10分間混合した後、水を10重量%添
加して試験片を作成した。そして、実施例1と同様に、
その硬化性と、得られた試験片のかさ比重、曲げ強さ、
圧縮強さ、及び350℃における熱伝導率をそれぞれ測
定した。この結果を表2に比較例1として示すが、この
例においては乾燥後のかさ比重が2.85であり、また
熱伝導率が1.05という結果となり、断熱キャスタブ
ルとしての商品価値は低いものとなることが判明した。
【0017】(比較例2)比較例2として、シャモット
50重量%、ムライト30重量%からなる耐火性骨材
と、ヒュームドシリカ10重量%と、アルミナセメント
10重量%からなる結合材と混合した後、外率にてアク
リル系吸水性ポリマーを4重量%加え、モルタルミキサ
ーにて10分間混合して混合粉体を得た。更に、この混
合粉体に水を75重量%添加して混練し、外形寸法が4
0×40×160mmとなるように鋳込んだが24時間
以上経過しても硬化する気配が見られず、試験片を得る
までに至らなかった。
【0018】(比較例3)比較例3として、シャモット
50重量%、ムライト15重量%からなる耐火性骨材
と、10重量%のヒュームドシリカと、アルミナセメン
ト10重量%と水硬性アルミナ15重量%からなる結合
材とを混合した後、外率にてアクリル系吸水性ポリマー
を0.02重量%加え、モルタルミキサーにて10分間
混合して混合粉体を得た。更に、この混合粉体に水を1
5重量%添加して試験片を作成した。そして実施例1と
同様に、その硬化性と、得られた試験片のかさ比重、曲
げ強さ、圧縮強さ、及び350℃における熱伝導率をそ
れぞれ測定した。この結果を表2に比較例3として示す
が、この例においても乾燥後のかさ比重が2.2であ
り、また熱伝導率が0.65という結果となり、断熱キ
ャスタブルとしての商品価値は低いものとなることが判
明した。
【0019】(比較例4)比較例4として、アルミナ2
0重量%、ムライト10重量%からなる耐火性骨材と、
20重量%のヒュームドシリカと、アルミナセメント5
0重量%からなる結合材とを混合した後、外率にてアク
リル系吸水性ポリマーを1重量%加え、モルタルミキサ
ーにて10分間混合して混合粉体を得た。更に、この混
合粉体に水を35重量%添加して試験片を作成した。そ
して実施例1と同様に、その硬化性と、得られた試験片
のかさ比重、曲げ強さ、圧縮強さ、及び350℃におけ
る熱伝導率をそれぞれ測定した。この結果を表2に比較
例4として示すが、この例においても乾燥後のかさ比重
が2.10であり、また熱伝導率が1.25という結果
となり、断熱キャスタブルとしての商品価値は低いもの
となることが判明した。
【0020】(比較例5)比較例5として、シャモット
67重量%、ムライト30重量%からなる耐火性骨材
と、1.5重量%のヒュームドシリカと、アルミナセメ
ント1.5重量%からなる結合材とを混合した後、外率
にてアクリル系吸水性ポリマーを0.5重量%加え、モ
ルタルミキサーにて10分間混合して混合粉体を得た。
更に、この混合粉体に水を20重量%添加して試験片を
作成した。そして実施例1と同様に、その硬化性と、得
られた試験片のかさ比重、曲げ強さ、圧縮強さ、及び3
50℃における熱伝導率をそれぞれ測定した。この結果
を表2に比較例5として示すが、この例においても乾燥
後のかさ比重が2.05であり、断熱キャスタブルとし
ての商品価値は低いものとなることが判明した。
【0021】(比較例6)比較例6として、シャモット
35重量%、ムライト10重量%からなる耐火性骨材
と、35重量%のヒュームドシリカと、水硬性アルミナ
20重量%からなる結合材とを混合した後、外率にてア
クリル系吸水性ポリマーを0.5重量%加え、モルタル
ミキサーにて10分間混合して混合粉体を得た。更に、
この混合粉体に水を45重量%添加して試験片を作成し
た。そして実施例1と同様に、その硬化性と、得られた
試験片のかさ比重、曲げ強さ、圧縮強さ、及び350℃
における熱伝導率をそれぞれ測定した。この結果を表2
に比較例6として示すが、この例においては、乾燥後の
かさ比重が1.10であり、また熱伝導率が0.25と
いう結果であったが、乾燥後の施工体に収縮による亀裂
が発生した。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】尚、断熱キャスタブルとして、表1、2に
示された乾燥後かさ比重は1.0〜1.2が最適値であ
り、また熱伝導率は0.2〜0.4W/(m・K) が最適値で
ある。また、表2中の硬化性における良は、温度条件に
かかわらず施工後24時間以内に硬化する場合を示し、
不良は温度条件にかかわらず施工後24時間を越えて硬
化する場合を示している。また未硬化は施工後硬化しな
い場合を示している。
【0025】
【発明の効果】以上の説明及び検証結果で明らかなとお
り、本発明に係る断熱キャスタブルは、アルミナ、ムラ
イト、シャモット等に代表される耐火性骨材にヒューム
ドシリカを混合し、また結合材としてアルミナセメン
ト、水硬性アルミナを用いてなるキャスタブル耐火物に
対し、さらに吸水性ポリマーを添加するようにした点に
特徴を有するものである。この吸水性ポリマーの添加に
より施工体の乾燥後において、施工体内部に細かい気孔
を均一に分布させることができ、これが断熱性の向上に
寄与することができる。したがって、耐熱性及び耐食性
の両特性に優れた断熱キャスタブルを得ることができ、
従来の断熱キャスタブルでは使用が困難であった例えば
溶鋼容器のカバーへの断熱キャスタブルの採用も可能と
なる。さらに、従来において多層構造で形成されていた
工業炉の壁構成を、本発明の断熱キャスタブルのみを用
いて形成することも可能となり、したがって築炉時間を
短縮することができ、大幅なコスト低減を図ることがで
きる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐火性骨材を45〜90重量%、ヒュー
    ムドシリカを5〜25重量%、結合材としてのアルミナ
    セメント、水硬性アルミナのいずれか一方またはそれら
    の混合物を5〜45重量%混合してなるキャスタブル耐
    火物に、吸水性ポリマーを添加することにより生成した
    ことを特徴とする断熱キャスタブル。
  2. 【請求項2】 耐火性骨材としてアルミナ、ムライト、
    シャモット、マグネシアのうちの1つ、若しくは2つ以
    上を混合して使用することを特徴とする請求項1に記載
    の断熱キャスタブル。
  3. 【請求項3】 吸水性ポリマーとして、アクリル系の粉
    末状吸水性ポリマーを用いることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の断熱キャスタブル。
  4. 【請求項4】 アクリル系の粉末状吸水性ポリマーを外
    率にて0.1〜3重量%添加したことを特徴とする請求
    項3に記載の断熱キャスタブル。
JP9137845A 1997-05-12 1997-05-12 断熱キャスタブル Pending JPH10316476A (ja)

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JP9137845A JPH10316476A (ja) 1997-05-12 1997-05-12 断熱キャスタブル

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007169101A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Denki Kagaku Kogyo Kk 耐火被覆材およびそれを用いたモルタル
CN101792294A (zh) * 2010-03-30 2010-08-04 武汉钢铁(集团)公司 一种轻质隔热耐火浇注料
CZ305474B6 (cs) * 2013-04-23 2015-10-21 Vysoké Učení Technické V Brně Tvarový materiál pro žáruvzdorné aplikace a způsob jeho výroby
WO2019167898A1 (ja) * 2018-02-28 2019-09-06 住友化学株式会社 粒子組成物

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