JPH10316149A - 折ぐせ付ガセット袋及びその製法 - Google Patents
折ぐせ付ガセット袋及びその製法Info
- Publication number
- JPH10316149A JPH10316149A JP9142904A JP14290497A JPH10316149A JP H10316149 A JPH10316149 A JP H10316149A JP 9142904 A JP9142904 A JP 9142904A JP 14290497 A JP14290497 A JP 14290497A JP H10316149 A JPH10316149 A JP H10316149A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- gusset
- folded
- width
- fold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内容物を挿入して袋口をつまんで1回〜2回
上下に振るだけで、安定した袋底を形成し、角底の優れ
た形状の袋を形成する折ぐせ付ガセット袋を提供する。 【解決手段】 ガセット袋の底部が袋底融着部の基部を
中央にして方形に折りたたまれ、袋本体は、表素材及び
裏素材の間にマチ素材が中心線で外折りされて折込ま
れ、マチ横断線の上部に下部折込み部とほぼ対称形の上
部折込み部を形成して袋底に垂直に立ち上げ、しかる
後、一方の側に倒して袋底と平行に扁平に折りたたま
れ、袋底融着部も一方の側に折りたたまれて袋底と融着
或いは接着され、下部折込み部も融着或いは接着されて
いるガセット袋であり、このガセット袋を製造するにあ
たり、袋を広げる棒状体を挿入して袋を広げ、マチ素材
を三角形に折りたたむ折込み棒及び袋を扁平に折りたた
む折りたたみ板を順次使用して扁平に小じわなく折りた
たむ。
上下に振るだけで、安定した袋底を形成し、角底の優れ
た形状の袋を形成する折ぐせ付ガセット袋を提供する。 【解決手段】 ガセット袋の底部が袋底融着部の基部を
中央にして方形に折りたたまれ、袋本体は、表素材及び
裏素材の間にマチ素材が中心線で外折りされて折込ま
れ、マチ横断線の上部に下部折込み部とほぼ対称形の上
部折込み部を形成して袋底に垂直に立ち上げ、しかる
後、一方の側に倒して袋底と平行に扁平に折りたたま
れ、袋底融着部も一方の側に折りたたまれて袋底と融着
或いは接着され、下部折込み部も融着或いは接着されて
いるガセット袋であり、このガセット袋を製造するにあ
たり、袋を広げる棒状体を挿入して袋を広げ、マチ素材
を三角形に折りたたむ折込み棒及び袋を扁平に折りたた
む折りたたみ板を順次使用して扁平に小じわなく折りた
たむ。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、種々の形状、状態
の内容物を挿入し、軽く上下に振るだけで容易に底部が
整然と角折りされ、マチ素材が中央部で外折りされた折
ぐせのついた形状になる折ぐせ付ガセット袋及びその製
法に関する。
の内容物を挿入し、軽く上下に振るだけで容易に底部が
整然と角折りされ、マチ素材が中央部で外折りされた折
ぐせのついた形状になる折ぐせ付ガセット袋及びその製
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガセット折込み袋は袋の両脇にガセット
部を有し、このガセット部が中央部で外折りされて表素
材と裏素材の間にはみ出すことなく収納され、その折り
たたまれた状態で底融着がなされている袋である。した
がって、ガセット袋に内容物を挿入すると最も無理のな
い状態は底が四角に整然と折りたたまれた状態である
が、固形物を投入すると整然とした角底で、両マチ素材
の両端に垂直な折り目のついた形状に収納することはで
きない。あえて折ぐせをつけるためには、手作業で底の
角部を丁寧に折りたたまねばならない現状であった。
部を有し、このガセット部が中央部で外折りされて表素
材と裏素材の間にはみ出すことなく収納され、その折り
たたまれた状態で底融着がなされている袋である。した
がって、ガセット袋に内容物を挿入すると最も無理のな
い状態は底が四角に整然と折りたたまれた状態である
が、固形物を投入すると整然とした角底で、両マチ素材
の両端に垂直な折り目のついた形状に収納することはで
きない。あえて折ぐせをつけるためには、手作業で底の
角部を丁寧に折りたたまねばならない現状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前もって底
部が四角に折りたたまれ、脇部のガセットの折ぐせも正
確であり、図1に示すように上部折込み部及び下部折込
み部共に小じわのない美しい三角形に折りたたまれて保
管された折ぐせ付ガセット袋及びこれを工業的に効率よ
く製造する方法を提供するものである。
部が四角に折りたたまれ、脇部のガセットの折ぐせも正
確であり、図1に示すように上部折込み部及び下部折込
み部共に小じわのない美しい三角形に折りたたまれて保
管された折ぐせ付ガセット袋及びこれを工業的に効率よ
く製造する方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的とし、その構成は、ガセット袋の底部が
袋底融着部の基部を中央にして方形に折りたたまれ、袋
本体は、表素材及び裏素材の間にマチ素材が中心線で外
折りされて折込まれ、マチ横断線の上部に下部折込み部
とほぼ対称形の上部折込み部を形成して袋底に垂直に立
ち上げ、しかる後、一方の側に倒して袋底と平行に扁平
に折りたたまれ、袋底融着部も一方の側に折りたたまれ
て袋底と融着或いは接着され、下部折込み部も融着或い
は接着されていることを特徴とし、更にガセット袋を製
造する方法である。
することを目的とし、その構成は、ガセット袋の底部が
袋底融着部の基部を中央にして方形に折りたたまれ、袋
本体は、表素材及び裏素材の間にマチ素材が中心線で外
折りされて折込まれ、マチ横断線の上部に下部折込み部
とほぼ対称形の上部折込み部を形成して袋底に垂直に立
ち上げ、しかる後、一方の側に倒して袋底と平行に扁平
に折りたたまれ、袋底融着部も一方の側に折りたたまれ
て袋底と融着或いは接着され、下部折込み部も融着或い
は接着されていることを特徴とし、更にガセット袋を製
造する方法である。
【0005】すなわち、本発明は、図1に示すように、
a、b、c、dの各点がズレのない長方形または正方形
を形成し、特にマチ横断線の上下に三角形の上部折込み
部及び下部折込み部が小じわなく形成され、前もって扁
平に折りたたまれているガセット袋である。このように
折りたたまれたガセット袋は袋口から各種の形状の物品
を挿入し、単に袋口を持って上下に軽く振るだけでその
重量で袋底が四角に開き、前もって形成された折ぐせに
従って直方体に近い形状になり、各種商品の包装用とし
て好ましい袋である。
a、b、c、dの各点がズレのない長方形または正方形
を形成し、特にマチ横断線の上下に三角形の上部折込み
部及び下部折込み部が小じわなく形成され、前もって扁
平に折りたたまれているガセット袋である。このように
折りたたまれたガセット袋は袋口から各種の形状の物品
を挿入し、単に袋口を持って上下に軽く振るだけでその
重量で袋底が四角に開き、前もって形成された折ぐせに
従って直方体に近い形状になり、各種商品の包装用とし
て好ましい袋である。
【0006】このようなガセット袋を製造するにあたっ
ては、単に底融着したのみのガセット袋に4本の棒状体
を挿入する。この棒状体は表素材と同一幅の2本の棒状
体を一対とし、2対の棒状体から構成されており、挿入
時は2対の棒状体を重ねて挿入する。挿入後は2対の棒
状体をマチ素材の幅に広げ、同時に折ぐせ板を上部折込
み部形成位置に押しあてて図5に示す形状としながら上
部折込み部を形成し、棒状体を抜くと同時に図6に示す
ように袋本体及び袋底融着部を折込むものである。
ては、単に底融着したのみのガセット袋に4本の棒状体
を挿入する。この棒状体は表素材と同一幅の2本の棒状
体を一対とし、2対の棒状体から構成されており、挿入
時は2対の棒状体を重ねて挿入する。挿入後は2対の棒
状体をマチ素材の幅に広げ、同時に折ぐせ板を上部折込
み部形成位置に押しあてて図5に示す形状としながら上
部折込み部を形成し、棒状体を抜くと同時に図6に示す
ように袋本体及び袋底融着部を折込むものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に使用するフィルムは、少
なくとも一方の面が熱融着性のフィルムであれば単層フ
ィルムでも積層フィルムでもい。単層フィルムの場合に
は比較的低い融点のポリエチレンフィルムやポリプロピ
レンフィルムが使用される。非熱融着性のポリエステ
ル、ナイロン、紙、不織布等の素材を用いる場合には少
なくとも一方の面、すなわち、内面に熱融着性のフィル
ムを積層したフィルムを使用する。
なくとも一方の面が熱融着性のフィルムであれば単層フ
ィルムでも積層フィルムでもい。単層フィルムの場合に
は比較的低い融点のポリエチレンフィルムやポリプロピ
レンフィルムが使用される。非熱融着性のポリエステ
ル、ナイロン、紙、不織布等の素材を用いる場合には少
なくとも一方の面、すなわち、内面に熱融着性のフィル
ムを積層したフィルムを使用する。
【0008】内面が熱融着性でない場合には、製造上接
着すべき部位にホットメルト接着剤や水溶性或いはエマ
ルジョンタイプのボンドを塗布することによりガセット
袋を製造することができる。ホットメルト接着剤を用い
る場合には接着すべき部位に部分塗布し、その部位を加
熱押圧する。水溶性或いはエマルジョンタイプのボンド
の場合にはボンドの溶液を接着すべき部位に塗布し、押
圧すればよい。ボンドとしては、積水社製のエマルジョ
ンタイプSダイン1165やコニシ社製のボンド等の市
販品を使用することができる。
着すべき部位にホットメルト接着剤や水溶性或いはエマ
ルジョンタイプのボンドを塗布することによりガセット
袋を製造することができる。ホットメルト接着剤を用い
る場合には接着すべき部位に部分塗布し、その部位を加
熱押圧する。水溶性或いはエマルジョンタイプのボンド
の場合にはボンドの溶液を接着すべき部位に塗布し、押
圧すればよい。ボンドとしては、積水社製のエマルジョ
ンタイプSダイン1165やコニシ社製のボンド等の市
販品を使用することができる。
【0009】図1は本発明のガセット袋の斜視図であ
る。1は表素材、2は裏素材、3はマチ素材である。通
常は図2に示すように、筒状のフィルムの両脇部に、マ
チ部3であるガセット折込みを設けた後、その状態で底
融着、切断して袋底融着部4を形成すると同時に袋口5
も形成する。また、図8に示すように、後述する方法で
製造したマチ素材3の両端部が切断され、この両端部が
それぞれ独立した表素材1及び裏素材2とフィルム内面
同士を融着させてなるガセット袋も使用することができ
る。
る。1は表素材、2は裏素材、3はマチ素材である。通
常は図2に示すように、筒状のフィルムの両脇部に、マ
チ部3であるガセット折込みを設けた後、その状態で底
融着、切断して袋底融着部4を形成すると同時に袋口5
も形成する。また、図8に示すように、後述する方法で
製造したマチ素材3の両端部が切断され、この両端部が
それぞれ独立した表素材1及び裏素材2とフィルム内面
同士を融着させてなるガセット袋も使用することができ
る。
【0010】本発明の折ぐせ付ガセット袋を製造するに
は、図2に示すように通常の折りたたまれたガセット袋
の袋口5から4本の棒状体6を挿入する。棒状体の形状
に限定はないが、細幅扁平でガセット袋を広げるに足る
強度を有すればよい。2本の棒状体が一対となり、一対
の棒状体の外側端部から外側端部までの長さがガセット
袋の表素材の内面の幅と等しいことが好ましい。広げる
べき袋の大きさにしたがって、前もって2本の棒状体を
適正な間隔にセットしておく。挿入するにあたっては、
袋底融着部4の上端xから袋口5に向かってマチ素材3
の幅の1/2だけ上の部位まで挿入する。
は、図2に示すように通常の折りたたまれたガセット袋
の袋口5から4本の棒状体6を挿入する。棒状体の形状
に限定はないが、細幅扁平でガセット袋を広げるに足る
強度を有すればよい。2本の棒状体が一対となり、一対
の棒状体の外側端部から外側端部までの長さがガセット
袋の表素材の内面の幅と等しいことが好ましい。広げる
べき袋の大きさにしたがって、前もって2本の棒状体を
適正な間隔にセットしておく。挿入するにあたっては、
袋底融着部4の上端xから袋口5に向かってマチ素材3
の幅の1/2だけ上の部位まで挿入する。
【0011】挿入後、図3の矢印に示すように、2対の
棒状体の間隔を袋内部におけるマチ幅と等しい間隔にな
るまで広げる。その結果、ガセット袋は直方体に近い形
状となり袋底7を形成する。すなわち、図1における袋
底7の角部を順次a、b、c、dとすると、x−a、x
−b、x−c、x−dの長さは全てマチ幅の1/2とな
る。マチ素材を充分に広げた結果、マチ素材の棒状体6
を挿入した先端部にマチ横断線8が形成される。マチ横
断線8の下部の袋底融着部4の上端xまでの間は三角形
に折込まれて下部折込み部9を形成する。袋底7は点
a、b、c、dに囲まれた部位と袋底融着部4と下部折
込み部9からなる。
棒状体の間隔を袋内部におけるマチ幅と等しい間隔にな
るまで広げる。その結果、ガセット袋は直方体に近い形
状となり袋底7を形成する。すなわち、図1における袋
底7の角部を順次a、b、c、dとすると、x−a、x
−b、x−c、x−dの長さは全てマチ幅の1/2とな
る。マチ素材を充分に広げた結果、マチ素材の棒状体6
を挿入した先端部にマチ横断線8が形成される。マチ横
断線8の下部の袋底融着部4の上端xまでの間は三角形
に折込まれて下部折込み部9を形成する。袋底7は点
a、b、c、dに囲まれた部位と袋底融着部4と下部折
込み部9からなる。
【0012】次いで図4に示すように、マチ素材の深さ
方向中心線上で、一方のマチ横断線8からマチ幅の1/
2上の点をyとし、他方のマチ横断線8からマチ幅の1
/2上の点をy’とする。棒状体6を引上げながら三角
形bcy又は三角形ady’(図では見えない)の先端
形状を有する折ぐせ板10の先端をy点に当接させて袋
底7に押しつけ、上部折込み部11を形成する。この工
程でガセット袋は、図5に示すような形状に折りたたま
れる。棒状体6及び折ぐせ板10を使用することにより
下部折込み部9及び上部折込み部11の内部が奥まで正
確に小じわもなく折込むことができる。
方向中心線上で、一方のマチ横断線8からマチ幅の1/
2上の点をyとし、他方のマチ横断線8からマチ幅の1
/2上の点をy’とする。棒状体6を引上げながら三角
形bcy又は三角形ady’(図では見えない)の先端
形状を有する折ぐせ板10の先端をy点に当接させて袋
底7に押しつけ、上部折込み部11を形成する。この工
程でガセット袋は、図5に示すような形状に折りたたま
れる。棒状体6及び折ぐせ板10を使用することにより
下部折込み部9及び上部折込み部11の内部が奥まで正
確に小じわもなく折込むことができる。
【0013】表素材1表面のy−y’線を折りたたみ線
12とし、折りたたみ板13の先端を折りたたみ線12
にあてがい、図6に示すように表素材1と袋底7を平行
になるように折りたたみ、図1に示す形状とする。或い
は裏素材2表面のy−y’線を折りたたみ線12とし、
折りたたみ板13の先端を折りたたみ線12にあてが
い、裏素材2と袋底7を平行になるように折りたたみ、
図1に示す形状としてもよい。同時に袋底融着部4をい
ずれか一方の側に折りたたむ。このように扁平にきっち
りと折りたたまれたガセット袋は、図7に示すように、
袋内に固体、粉体、ペースト状物、半流動体、液体など
の内容物を挿入し、そのまま或いはわずかに上下に振動
させるだけで明らかな長方形或いは正方形の袋底7を形
成して同一構造の袋を使用しながら優れた外観を得るこ
とができる。
12とし、折りたたみ板13の先端を折りたたみ線12
にあてがい、図6に示すように表素材1と袋底7を平行
になるように折りたたみ、図1に示す形状とする。或い
は裏素材2表面のy−y’線を折りたたみ線12とし、
折りたたみ板13の先端を折りたたみ線12にあてが
い、裏素材2と袋底7を平行になるように折りたたみ、
図1に示す形状としてもよい。同時に袋底融着部4をい
ずれか一方の側に折りたたむ。このように扁平にきっち
りと折りたたまれたガセット袋は、図7に示すように、
袋内に固体、粉体、ペースト状物、半流動体、液体など
の内容物を挿入し、そのまま或いはわずかに上下に振動
させるだけで明らかな長方形或いは正方形の袋底7を形
成して同一構造の袋を使用しながら優れた外観を得るこ
とができる。
【0014】本発明に使用する袋はガセット袋であれば
全て使用できるが、図8に示す構造のガセット袋にも好
ましく使用できる。図9は図8に示すガセット袋の製造
工程を示す説明図である。なお、以後の説明におけるタ
テ融着部とは、フィルムの供給方向に融着された部位で
あり、ヨコ融着部とはフィルムの供給方向を横断する方
向に融着された部位である。製造された袋のタテ、ヨコ
の長さの比率とは無関係である。
全て使用できるが、図8に示す構造のガセット袋にも好
ましく使用できる。図9は図8に示すガセット袋の製造
工程を示す説明図である。なお、以後の説明におけるタ
テ融着部とは、フィルムの供給方向に融着された部位で
あり、ヨコ融着部とはフィルムの供給方向を横断する方
向に融着された部位である。製造された袋のタテ、ヨコ
の長さの比率とは無関係である。
【0015】1は表素材、2は裏素材であり、両フィル
ムの間に端部マチ用フィルム17とマチ用フィルム18
を所定の位置に介在させて供給する。端部マチ用フィル
ム17はガセット折込み深さ19の2倍の幅を有し、熱
融着性層を外側にして2つ折りし、両端部を表素材1用
フィルムと裏素材2用フィルムの端縁線と一致させて供
給する。
ムの間に端部マチ用フィルム17とマチ用フィルム18
を所定の位置に介在させて供給する。端部マチ用フィル
ム17はガセット折込み深さ19の2倍の幅を有し、熱
融着性層を外側にして2つ折りし、両端部を表素材1用
フィルムと裏素材2用フィルムの端縁線と一致させて供
給する。
【0016】マチ用フィルム18はガセット折込み深さ
19の4倍の幅を有し、熱融着性層を外側にして両端部
を接触或いは近接させて近接部20を形成して環状にし
て供給する。供給するにあたりマチ用フィルム18を扁
平に折りたたむが、この際、近接部20は図9に示すよ
うに、扁平に折りたたまれた中央部に位置することが必
要である。マチ用フィルム18は両端が接触している状
態が理想的であるが、場合によっては多少離れていても
近接していればよく、またわずかであれば折り重なって
いてもよい。図9においては、説明のため近接部20を
間隙を設けて表現した。
19の4倍の幅を有し、熱融着性層を外側にして両端部
を接触或いは近接させて近接部20を形成して環状にし
て供給する。供給するにあたりマチ用フィルム18を扁
平に折りたたむが、この際、近接部20は図9に示すよ
うに、扁平に折りたたまれた中央部に位置することが必
要である。マチ用フィルム18は両端が接触している状
態が理想的であるが、場合によっては多少離れていても
近接していればよく、またわずかであれば折り重なって
いてもよい。図9においては、説明のため近接部20を
間隙を設けて表現した。
【0017】マチ用フィルム18は表素材1及び裏素材
2のタテ切断線21と近接部20を一致させて供給す
る。表素材1と裏素材2の、端部マチ用フィルム17又
はマチ用フィルム18の介在しない部位は、袋幅からガ
セット折込み深さ19の2倍を差し引いた幅であり、本
発明においては一定間隔22と表現した。23は端タテ
融着部であり、24は中央部タテ融着部であり、端タテ
融着部23の2倍の幅を有する。
2のタテ切断線21と近接部20を一致させて供給す
る。表素材1と裏素材2の、端部マチ用フィルム17又
はマチ用フィルム18の介在しない部位は、袋幅からガ
セット折込み深さ19の2倍を差し引いた幅であり、本
発明においては一定間隔22と表現した。23は端タテ
融着部であり、24は中央部タテ融着部であり、端タテ
融着部23の2倍の幅を有する。
【0018】タテ融着するにあたっては、一挙にX個の
袋を製造する場合には、表素材1用フィルム及び裏素材
2用フィルムの幅は(袋の表部の幅×X)とする。加熱
された融着バーをX+1本設け、両端を融着するバーは
他のバーの1/2の幅とし、表素材1用フィルムの両端
に設ける。残りのX−1本のバーは両端のバーの内部に
等間隔に配列する。このX+1本のバーを一体に装着
し、図9に示すように、表素材1用フィルム及び裏素材
2用フィルムの間にマチ用のフィルムを挟んで供給され
るフィルムの流れを押圧しながらタテ融着を行う。しか
る後、〔(ガセット折込み深さ×2)+一定間隔〕の間
隔で配列されたX−1個のカッターを用いて中央部タテ
融着部24の中央部、すなわちタテ切断線21を一挙に
切断する。場合によっては、タテ融着とタテ切断を同時
に行うこともできる。
袋を製造する場合には、表素材1用フィルム及び裏素材
2用フィルムの幅は(袋の表部の幅×X)とする。加熱
された融着バーをX+1本設け、両端を融着するバーは
他のバーの1/2の幅とし、表素材1用フィルムの両端
に設ける。残りのX−1本のバーは両端のバーの内部に
等間隔に配列する。このX+1本のバーを一体に装着
し、図9に示すように、表素材1用フィルム及び裏素材
2用フィルムの間にマチ用のフィルムを挟んで供給され
るフィルムの流れを押圧しながらタテ融着を行う。しか
る後、〔(ガセット折込み深さ×2)+一定間隔〕の間
隔で配列されたX−1個のカッターを用いて中央部タテ
融着部24の中央部、すなわちタテ切断線21を一挙に
切断する。場合によっては、タテ融着とタテ切断を同時
に行うこともできる。
【0019】切断後も列を崩すことなく、袋素材を一定
速度で送りながら一定間隔、すなわち製品袋の深さの間
隔にヨコ融着を行う。一対の熱バーを用いて、ヨコ融着
はX個の袋全部に対して一挙に行う。4は袋底融着部で
ある。最後にヨコ切断線25の部位で一挙に切断する
と、X個の袋が一挙に製造される。ヨコ切断線25は袋
底融着部4に接触していてはならず、確実に接触しない
範囲で袋底融着部4に近いことが好ましい。袋底融着部
4とヨコ切断線25との位置関係は、フィルムの送り方
向の先であっても後であっても、袋底融着部4と接触し
なければ差支えない。また、ヨコ融着用熱バーに切断刃
を組込むことにより、袋底融着とヨコ切断を同時に行う
ことができる。
速度で送りながら一定間隔、すなわち製品袋の深さの間
隔にヨコ融着を行う。一対の熱バーを用いて、ヨコ融着
はX個の袋全部に対して一挙に行う。4は袋底融着部で
ある。最後にヨコ切断線25の部位で一挙に切断する
と、X個の袋が一挙に製造される。ヨコ切断線25は袋
底融着部4に接触していてはならず、確実に接触しない
範囲で袋底融着部4に近いことが好ましい。袋底融着部
4とヨコ切断線25との位置関係は、フィルムの送り方
向の先であっても後であっても、袋底融着部4と接触し
なければ差支えない。また、ヨコ融着用熱バーに切断刃
を組込むことにより、袋底融着とヨコ切断を同時に行う
ことができる。
【0020】図8はかくして得られたガセット袋であ
る。1は表素材、2は裏素材、3はマチ素材、26は脇
融着部位である。得られるガセット袋は現実には表素材
1又は裏素材2とマチ素材3が一体に融着されているた
め、図8に示すような間隙は残らないが、図8において
は脇融着部位26の構成を説明するために強調して図示
した。
る。1は表素材、2は裏素材、3はマチ素材、26は脇
融着部位である。得られるガセット袋は現実には表素材
1又は裏素材2とマチ素材3が一体に融着されているた
め、図8に示すような間隙は残らないが、図8において
は脇融着部位26の構成を説明するために強調して図示
した。
【0021】この方法によれば、Xの数を多くすること
により一挙に大量の袋を製造できる長所を有する。更に
表素材フィルムと裏素材フィルムとマチ素材フィルムを
別々に供給するため、表素材のみを透明にしたり、裏素
材のみに吸水性を付与したり、マチ素材のみの印刷を省
略する等種々の仕様に対応することができる。
により一挙に大量の袋を製造できる長所を有する。更に
表素材フィルムと裏素材フィルムとマチ素材フィルムを
別々に供給するため、表素材のみを透明にしたり、裏素
材のみに吸水性を付与したり、マチ素材のみの印刷を省
略する等種々の仕様に対応することができる。
【0022】
【実施例】実施例1 表素材1として透明なポリエステルフィルムに印刷を施
し、印刷面上に熱融着性層として線状低密度ポリエチレ
ンを積層した透明積層フィルムを用いた。マチ用フィル
ムとしては、薄紙に線状低密度ポリエチレンを積層した
紙の雰囲気を有するフィルムを用いた。裏素材2として
はマチ用フィルムと同一のフィルムの裏面に、吸油性且
つ熱融着性のポリエチレン製不織布シートを積層したフ
ィルムを用いた。印刷は表素材1のみに施した。
し、印刷面上に熱融着性層として線状低密度ポリエチレ
ンを積層した透明積層フィルムを用いた。マチ用フィル
ムとしては、薄紙に線状低密度ポリエチレンを積層した
紙の雰囲気を有するフィルムを用いた。裏素材2として
はマチ用フィルムと同一のフィルムの裏面に、吸油性且
つ熱融着性のポリエチレン製不織布シートを積層したフ
ィルムを用いた。印刷は表素材1のみに施した。
【0023】表素材1及び裏素材2の幅が10cm、ガ
セット折込み深さが3cm、フィルムの長さ20cmの
ガセット折込み袋を製造した。したがって、一定間隔2
2は4cmであった。製造にあたりXを4としたため、
表素材1及び裏素材2の幅はそれぞれ40cmであり、
表素材1用フィルムにのみ印刷を施せばよいため、印刷
コストが激減した。
セット折込み深さが3cm、フィルムの長さ20cmの
ガセット折込み袋を製造した。したがって、一定間隔2
2は4cmであった。製造にあたりXを4としたため、
表素材1及び裏素材2の幅はそれぞれ40cmであり、
表素材1用フィルムにのみ印刷を施せばよいため、印刷
コストが激減した。
【0024】表素材1用フィルムと裏素材2用フィルム
との間に、図9に示すように端部マチ用フィルム17及
びマチ用フィルム18を配列した未融着のフィルム層
を、多数の送りロールを有する製袋機に供給した。熱融
着用バーの中心線と中心線との間隔は100mm、融着
幅は端部マチ用フィルム17では5mm、マチ用フィル
ム18では10mmであった。タテ融着終了後、フィル
ム層はスリッター列に送られ、100mm間隔に配置さ
れた3個のスリッターによりフィルム層は4列に切断さ
れた。更に一対のヨコ融着用バーに送られ間欠的にヨコ
融着され、次いでその直後部位を切断され、1回の切断
ごとに4個の袋が製造された。
との間に、図9に示すように端部マチ用フィルム17及
びマチ用フィルム18を配列した未融着のフィルム層
を、多数の送りロールを有する製袋機に供給した。熱融
着用バーの中心線と中心線との間隔は100mm、融着
幅は端部マチ用フィルム17では5mm、マチ用フィル
ム18では10mmであった。タテ融着終了後、フィル
ム層はスリッター列に送られ、100mm間隔に配置さ
れた3個のスリッターによりフィルム層は4列に切断さ
れた。更に一対のヨコ融着用バーに送られ間欠的にヨコ
融着され、次いでその直後部位を切断され、1回の切断
ごとに4個の袋が製造された。
【0025】図10はガセット袋に折ぐせを設けるため
の工程のフローシートである。実施例1で得られたガセ
ット袋の袋口から図2に示すように4本2対の棒状体6
を挿入した。次いで図3に示すように2対の棒状体をマ
チ素材3の幅に広げ、袋底7の四隅を構成する点a、
b、c、dに当接するように、袋底融着部4よりもマチ
素材の幅の1/2上の部位まで挿入した。その結果、下
部折込み部9が形成された。
の工程のフローシートである。実施例1で得られたガセ
ット袋の袋口から図2に示すように4本2対の棒状体6
を挿入した。次いで図3に示すように2対の棒状体をマ
チ素材3の幅に広げ、袋底7の四隅を構成する点a、
b、c、dに当接するように、袋底融着部4よりもマチ
素材の幅の1/2上の部位まで挿入した。その結果、下
部折込み部9が形成された。
【0026】図4に示すように、開いたマチ素材3の点
y及びy’に向けて折ぐせ板10を押し込み、上部折込
み部11の折ぐせを正確に付した後袋底7に押さえつけ
て上部折込み部11を形成し、図5に示すような形状の
ガセット袋を得た。図6に示すような折りたたみ板13
を折りたたみ線12にあてがって、折りたたみ線12で
二つ折りし、図1に示すような折ぐせ付ガセット袋を得
た。同時に袋底融着部4を何れか一方の側に倒すことに
より、しっかりした底が形成されて扁平に折りたたまれ
たガセット袋が得られた。
y及びy’に向けて折ぐせ板10を押し込み、上部折込
み部11の折ぐせを正確に付した後袋底7に押さえつけ
て上部折込み部11を形成し、図5に示すような形状の
ガセット袋を得た。図6に示すような折りたたみ板13
を折りたたみ線12にあてがって、折りたたみ線12で
二つ折りし、図1に示すような折ぐせ付ガセット袋を得
た。同時に袋底融着部4を何れか一方の側に倒すことに
より、しっかりした底が形成されて扁平に折りたたまれ
たガセット袋が得られた。
【0027】折ぐせをより確実に付するために、多数枚
重ねて押圧した。袋素材がプラスチックフィルムのみの
場合には多少加熱しながら押圧すると明瞭な折ぐせが得
られる。また、下部折込み部9内の全部又は一部に接着
剤を付することにより、下部折込み部9が開くことなく
接着され、袋底7が一層しっかりする。同様に、袋底融
着部4の袋底に折込む側の全部又は一部に、接着剤を付
すると四角な袋底が一層安定して好ましい。
重ねて押圧した。袋素材がプラスチックフィルムのみの
場合には多少加熱しながら押圧すると明瞭な折ぐせが得
られる。また、下部折込み部9内の全部又は一部に接着
剤を付することにより、下部折込み部9が開くことなく
接着され、袋底7が一層しっかりする。同様に、袋底融
着部4の袋底に折込む側の全部又は一部に、接着剤を付
すると四角な袋底が一層安定して好ましい。
【0028】かくして得られた折ぐせ付ガセット袋には
油揚げしたチキンを装入し、袋口5をつまんで1〜2回
軽く上下に振ると長方形の袋底7が形成され、図7に示
すようなすっきりした形状の底付袋となった。袋口を融
着すると表素材1に美しい印刷が施され、印刷のない部
位から内容物の状態を充分に判別できる透明性を有し、
裏素材2の裏面が浸出した余分の油分を吸収するため、
内容物は味の低下がほとんどなく、簡易且つ衛生的に保
存された。本実施例においてはXを4としたが、Xは5
以上でも10以上でも、更に大きくすることが可能であ
る。
油揚げしたチキンを装入し、袋口5をつまんで1〜2回
軽く上下に振ると長方形の袋底7が形成され、図7に示
すようなすっきりした形状の底付袋となった。袋口を融
着すると表素材1に美しい印刷が施され、印刷のない部
位から内容物の状態を充分に判別できる透明性を有し、
裏素材2の裏面が浸出した余分の油分を吸収するため、
内容物は味の低下がほとんどなく、簡易且つ衛生的に保
存された。本実施例においてはXを4としたが、Xは5
以上でも10以上でも、更に大きくすることが可能であ
る。
【0029】実施例2 ポリエステル基材に熱融着性層として塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体を積層した袋を用いて、ガセット袋用竪
型シーラーを用いてタテピロー型の図2に示すような形
状のガセット袋を製造した。棒の先端にボンド(積水社
製のエマルジョンタイプSダイン1165)を付して下
部折込み部9内に挿入し、次いで袋底融着部4の袋底と
接触する側にも点状に2〜3箇所ボンドを付した。得ら
れた折ぐせ付ガセット袋に味噌を充填したが、内容物を
充填すると自然に安定した角型になり、袋口を融着して
外観の優れた商品が得られた。
ビニル共重合体を積層した袋を用いて、ガセット袋用竪
型シーラーを用いてタテピロー型の図2に示すような形
状のガセット袋を製造した。棒の先端にボンド(積水社
製のエマルジョンタイプSダイン1165)を付して下
部折込み部9内に挿入し、次いで袋底融着部4の袋底と
接触する側にも点状に2〜3箇所ボンドを付した。得ら
れた折ぐせ付ガセット袋に味噌を充填したが、内容物を
充填すると自然に安定した角型になり、袋口を融着して
外観の優れた商品が得られた。
【0030】
【発明の効果】本発明により、すでに折ぐせのついたガ
セット袋が簡単な装置により得られ、この折ぐせ付ガセ
ット袋は単に内容物を挿入して、そのまま或いは1〜3
回程度軽く上下に振るだけで安定した袋底を形成し、内
容物の外観を向上させる包装袋を提供することが可能に
なった。
セット袋が簡単な装置により得られ、この折ぐせ付ガセ
ット袋は単に内容物を挿入して、そのまま或いは1〜3
回程度軽く上下に振るだけで安定した袋底を形成し、内
容物の外観を向上させる包装袋を提供することが可能に
なった。
【図1】図1は本発明の折ぐせ付ガセット袋の斜視図で
ある。
ある。
【図2】図2はガセット袋に棒状体を挿入する工程を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】図3はガセット袋を開いて下部折込み部を形成
している斜視図である。
している斜視図である。
【図4】図4はガセット袋に上部折込み部を形成してい
る斜視図である。
る斜視図である。
【図5】図5はマチ横断線を介して下部折込み部と上部
折込み部が形成された状態の斜視図である。
折込み部が形成された状態の斜視図である。
【図6】図6はガセット袋を扁平に折りたたんでいる状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図7】図7は本発明ガセット袋の使用状態を示す斜視
図である。
図である。
【図8】図8は他の実施例により得られた折ぐせ付ガセ
ット袋の斜視図である。
ット袋の斜視図である。
【図9】図9は図8に示すガセット袋の製造工程を示す
説明図である。
説明図である。
【図10】図10はガセット袋に折ぐせを付する工程の
フローシートである。
フローシートである。
1 表素材 2 裏素材 3 マチ素材 4 袋底融着部 5 袋口 6 棒状体 7 袋底 8 マチ横断線 9 下部折込み部 10 折ぐせ板 11 上部折込み部 12 折りたたみ線 13 折りたたみ板 17 端部マチ用フィルム 18 マチ用フィルム 19 ガセット折込み深さ 20 近接部 21 タテ切断線 22 一定間隔 23 端タテ融着部 24 中央部タテ融着部 25 ヨコ切断線 26 脇融着部位 a、b、c、d 袋底を形成する四隅の点 x 袋底融着部の上端の点 y 表素材又は裏素材の脇線上でxからマチ幅だけ上の
点
点
Claims (7)
- 【請求項1】 ガセット袋の底部が、袋底融着部の基部
を中央にして方形に折りたたまれ、マチ素材の袋底融着
部からマチ幅の1/2の長さだけ上の部位が袋の深さ方
向と垂直に内折りされたマチ横断線の下部に形成された
下部折込み部を有する袋底を形成し、該袋底の袋底融着
部と平行な辺が表素材と同一幅で、袋底融着部と直交す
る辺がマチ素材の幅と同一幅であり、袋本体は、表素材
及び裏素材の間にマチ素材が中心線で外折りされて折込
まれ、マチ横断線の上部に下部折込み部とほぼ対称形の
上部折込み部を形成して袋底に垂直に立ち上げ、しかる
後、一方の側に倒して袋底と平行に扁平に折りたたま
れ、袋底融着部も一方の側に折りたたまれた状態の折ぐ
せ付ガセット袋。 - 【請求項2】 ガセット袋が、両脇のマチ部を形成する
フィルムの両端部でフィルムが切断され、且つ袋の表部
又は裏部を形成するフィルムと融着或いは接着されてい
ることを特徴とする請求項1記載の折ぐせ付ガセット
袋。 - 【請求項3】 袋底融着部が一方に折りたたまれて袋底
と融着或いは接着されていることを特徴とする請求項1
または2記載の折ぐせ付ガセット袋。 - 【請求項4】 下部折込み部が融着或いは接着されてい
ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
する折ぐせ付ガセット袋。 - 【請求項5】 ガセット袋の底部が、袋底融着部の基部
を中央にして方形に折りたたまれ、マチ素材の袋底融着
部からマチ幅の1/2の長さだけ上の部位が袋の深さ方
向と垂直に内折りされたマチ横断線の下部に形成された
下部折込み部を有する袋底を形成し、該袋底の袋底融着
部と平行な辺が表素材と同一幅で、袋底融着部と直交す
る辺がマチ素材の幅と同一幅であり、袋本体は、表素材
及び裏素材の間にマチ素材が中心線で外折りされて折込
まれ、マチ横断線の上部に下部折込み部とほぼ対称形の
上部折込み部を形成して袋底に垂直に立ち上げ、しかる
後、一方の側に倒して袋底と平行に扁平に折りたたま
れ、袋底融着部も一方の側に折りたたまれた折ぐせ付ガ
セット袋の製法において、下記工程からなる折ぐせ付ガ
セット袋の製法。 (1)2本の棒状体を表素材の幅間隔にセットして1対
の棒状体とし、2対の棒状体を袋口からマチ横断線まで
挿入する。 (2)2対の棒状体をマチ幅に広げる。 (3)棒状体を抜きながら、上部折込み部と一致する形
状の2枚の折ぐせ板を、袋の両マチ横断線からマチ幅の
1/2の長さだけ上の部位の中央部に挿入し、袋底に押
圧して上部折込み部を形成する。 (4)表素材または裏素材のいずれか一方の、袋底から
マチ幅と同一長さの部位に内折り線を設けて表素材、裏
素材及び底素材を平行に、扁平に折込み、押圧する。 - 【請求項6】 表素材、裏素材及び底素材を平行に、扁
平に折込み、押圧するに際し、袋底融着部の一方の全部
又は一部に接着剤を塗布し、接着剤を塗布した側に袋底
融着部を折込のことを特徴とする請求項5記載の折ぐせ
付ガセット袋の製法。 - 【請求項7】 表素材、裏素材及び底素材を平行に、扁
平に折込み、押圧するに際し、下部折込み部の全部又は
一部に接着剤を塗布することを特徴とする請求項5又は
6記載の折ぐせ付ガセット袋の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09142904A JP3096440B2 (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 折ぐせ付ガセット袋の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09142904A JP3096440B2 (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 折ぐせ付ガセット袋の製法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000110908A Division JP2000313450A (ja) | 2000-01-01 | 2000-04-12 | 折ぐせ付ガセット袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10316149A true JPH10316149A (ja) | 1998-12-02 |
JP3096440B2 JP3096440B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=15326322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09142904A Expired - Fee Related JP3096440B2 (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | 折ぐせ付ガセット袋の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3096440B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010137865A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Ibex:Kk | 折り畳み容器 |
CN101863145A (zh) * | 2010-06-11 | 2010-10-20 | 上海紫江彩印包装有限公司 | 一种包装袋的制作方法 |
WO2011024906A1 (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-03 | 株式会社細川洋行 | ガゼット袋及び口部材付ガゼット袋、並びにそれらの製造方法 |
JP2014169133A (ja) * | 2009-08-26 | 2014-09-18 | Hosokawa Yoko Co Ltd | 口部材付ガゼット袋及びその製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102336352B1 (ko) * | 2020-03-04 | 2021-12-08 | 이원기 | 포장봉투 제조 장치 |
-
1997
- 1997-05-19 JP JP09142904A patent/JP3096440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010137865A (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-24 | Ibex:Kk | 折り畳み容器 |
WO2011024906A1 (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-03 | 株式会社細川洋行 | ガゼット袋及び口部材付ガゼット袋、並びにそれらの製造方法 |
JP2011148549A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-08-04 | Hosokawa Yoko Co Ltd | ガゼット袋及び口部材付ガゼット袋、並びにそれらの製造方法 |
KR101385016B1 (ko) * | 2009-08-26 | 2014-04-14 | 가부시키가이샤 호소카와 요코 | 거싯 백 및 마우스 부재를 가지는 거싯 백, 및 이들의 제조 방법 |
JP2014169133A (ja) * | 2009-08-26 | 2014-09-18 | Hosokawa Yoko Co Ltd | 口部材付ガゼット袋及びその製造方法 |
US9630759B2 (en) | 2009-08-26 | 2017-04-25 | Hosokawa Yoko Co., Ltd. | Gusset bag, spout-attached gusset bag, and method of manufacturing the same |
CN101863145A (zh) * | 2010-06-11 | 2010-10-20 | 上海紫江彩印包装有限公司 | 一种包装袋的制作方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3096440B2 (ja) | 2000-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU698626B2 (en) | Container having a rectangular base and its manufacturing | |
JP4436521B2 (ja) | プラスチックフィルム等の溶着可能な材料から包装材料を製造するための方法 | |
US3033257A (en) | Bag forming tube and method of forming and accumulating the same | |
US5772332A (en) | Container having a rectangular base and its manufacturing | |
US4854733A (en) | Portable packing bag having a two section loop handle | |
US3337117A (en) | Beverage package | |
US20030054929A1 (en) | Flat bottom, stand up bag and method of manufacturing the same | |
JP3096440B2 (ja) | 折ぐせ付ガセット袋の製法 | |
JPH04500193A (ja) | 長方形板紙容器及びその製造方法 | |
JPH08511755A (ja) | 底ベースが広がった自立袋 | |
JP4057157B2 (ja) | プラスチック袋の製造方法 | |
JP2540379B2 (ja) | 成分溶出性嗜好食品のフィルタ―袋詰め品の製造方法 | |
JP3553892B2 (ja) | 支持具付抽出バッグ、被抽出材料収容支持具付抽出バッグ、及びそれらの製造用シート複合体 | |
JP2000313450A (ja) | 折ぐせ付ガセット袋 | |
JP3247443B2 (ja) | 商品包装袋の製造方法 | |
JPS6212325Y2 (ja) | ||
JP2021132761A (ja) | ドリッパー | |
JP3202184B2 (ja) | 内底入り角底袋の製造方法 | |
JP3967258B2 (ja) | ドリッパー | |
JP2593565Y2 (ja) | 商品包装袋中間体 | |
JP7156767B2 (ja) | 包装用平袋およびその積層体 | |
JP2714848B2 (ja) | 製袋用フイルム及びこれを用いた充填密封袋 | |
JP3359721B2 (ja) | 手提袋の製造方法 | |
JP3424977B2 (ja) | 手提袋の連続製造方法 | |
JPH10264943A (ja) | ガセット折込み袋及びその製法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |