JPH10315829A - 跳上げシートのロック装置 - Google Patents

跳上げシートのロック装置

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JPH10315829A
JPH10315829A JP14309097A JP14309097A JPH10315829A JP H10315829 A JPH10315829 A JP H10315829A JP 14309097 A JP14309097 A JP 14309097A JP 14309097 A JP14309097 A JP 14309097A JP H10315829 A JPH10315829 A JP H10315829A
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striker
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seat
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Ikuo Koga
郁夫 古閑
Mitsuo Kamata
光雄 鎌田
Mamoru Yamamoto
衛 山本
Yoshihiko Yamauchi
慶彦 山内
Toshihiko Ota
敏彦 太田
Masami Yonekura
正美 米倉
Harutoshi Fujii
治敏 藤井
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Nissan Shatai Co Ltd
Tachi S Co Ltd
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
Nissan Shatai Co Ltd
Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】跳上げシートのスライドレールに対するロック
解除性を向上させることである。 【構成】シート側のストライカ(9)を係合するアッパ
ーレール(7)のフック(1)にピン(10)を突設
し、このピン(10)にアッパーレール(7)に設けた
リリースプレート(2)を係合させて、リリースプレー
ト(2)を操作レバーの操作力でスライドさせることに
よりピン(10)を押動してフック(1)をロック解除
方向に回動させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバン、ワンボックス
カーと称される自動車に装着されるセカンドシート、サ
ードシートなどの跳上げシートのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のセカンドシート、サード
シートにはシートの不使用時にシートクッションの底部
一側を回転中心にシートクッションを前方又は側方に跳
上げて車床におけるシートクッションの設置場所を荷台
などのスペースに有効に利用するものがある。
【0003】そして、前記シートクッションはシートの
前後位置調節用スライドレールによって、車床に前後方
向に移動自在に取付けられている。このスライドレール
のアッパーレール側に設けたフックにシートクッション
の底部に有するストライカを係合させることによりシー
トクッションをアッパーレールに取付けている。
【0004】ところで、前記フックがスライドレールの
アッパーレールより上方に突出して荷物等を載置する場
合に、フックが邪魔になることがないように、即ち、フ
ックがアッパーレール内に格納できるように、種々のロ
ック装置についての提案がなされている。
【0005】例えば、車床側に固定するロアレールにア
ッパーレールをスライド自在に嵌合し該アッパーレール
に、シート側のストライカを係合するフックを起伏自在
に設け、該フックは下降するストライカによって起立し
てストライカを係合し、且つばねの弾力により倒伏方向
であるロック解除方向に付勢されている跳上げシートの
ロック装置が提案されている。
【0006】これは、アッパーレールにストライカによ
って押圧されるアームを設け、このアームの一端を前記
フックに連結し、アームがストライカによって押圧され
て回動すると、前記ばねの弾力に抗してアッパーレール
内に格納されているフックが起立して上方に突出し、ス
トライカを係合してロックするものである。
【0007】そして、以上のフックは前記ばねの弾力に
よって回転してロック解除するように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、前記従来品
は、ばねの弾力によってストライカが係合状態のフック
を回動してロック解除する構成であるので、ストライカ
に対するフックの摩擦抵抗力が大で、前記ばねの弾力に
よってはフックが回動し難い不具合があった。
【0009】そこで、本発明は斯様な従来品の不具合を
除去することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明に係る跳上げシートのロック装置は、前記従
来のフックの側面にピンを突設し、該ピンに係合してフ
ックをロック解除方向に操作レバーの操作力により回動
させるリリースプレートをアッパーレール側に設けてな
ることを特徴とするものである。
【0011】フックはリリースプレートのスライド等の
動きによって強制的に回動されるため、フックがロック
解除方向に確実に回動する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図中(1)はアッパーレール
(7)に上下方向に回動自在に軸着しばね(54)の弾
力により格納方向(倒伏方向)に付勢されているフッ
ク、(2)は操作レバー(26)の操作力によりフック
(1)を前記ばね(54)の弾力と同一方向に回動させ
るリリースプレートを各々示す。
【0013】前記フック(1)にはピン(10)が突設
され、このピン(10)にリリースプレート(2)が係
合(掛止)するように配設されている。
【0014】フック(1)は回転軸(51)に回転自在
に軸着され、回転軸(51)はアッパーレール(7)の
一部を外方にコ字状に折曲した折曲部(62)と、この
折曲部(62)にボルト(63)(63)によって締結
した支承片(61)とに架設されている。
【0015】そして、この回転軸(51)の前方には、
止軸(53)が折曲部(62)と支承片(61)との間
に並設され、この止軸(53)にアーム(3)の一端が
固着されている。そして、前記止軸(53)は一端を支
承片(61)に掛止したばね(54)の弾力で、アーム
(3)の他端を上方に回動するように付勢している。
【0016】アーム(3)の他端に有する係止孔(3
1)には、連結ピン(32)が一体に固着され、連結ピ
ン(32)はフック(1)に設けた長孔(11)内に挿
入されている。図中(12)はフック(1)の回転軸
(51)を軸着する軸着孔、(35)はアーム(3)の
止軸(53)を固着する固着用通孔を各々示す。
【0017】図中(4)はカムで、このカム(4)には
リリースプレート(2)に設けた連結長孔(22A)内
に挿入するピン(42)が設けてある。そして、このカ
ム(4)は前記止軸(53)に回転自在に軸着されてい
る。
【0018】以上のアッパーレール(7)は車床に固定
したロアレール(8)にスライド自在に嵌合する垂直状
のランナー(74)と、このランナー(74)の頂部に
溶接される水平状の天板(70)とからなるT字状で、
天板(70)には前記フック(1)が出没する溝孔(7
1A)と、この溝(71A)に連結し前記ストライカ
(9)が挿入するストライカ係合孔(71)が開孔され
ている。
【0019】図中(73)(73)はロアレール(8)
内を転動するローラ、(77)はランナー(74)を天
板(70)に溶接する凸起、(81)はロアレール
(8)の底部(80)の所定位置に開孔して前記カム
(4)の下端を挿通する通口、(82)は同フック
(1)の通口、(8A)(8A)はロアレール(8)の
上面部に開孔してランナー(74)スライド用の開口部
を被覆するカバーを各々示す。
【0020】前記フック(1)は図2、3に示すように
後端縁側にストライカ(9)が係合するように形成され
ており、図2に示すようにアーム(3)を下方にストラ
イカ(9)で押圧することにより、アーム(3)の他端
に設けた連結ピン(32)がばね(54)の弾力に抗し
て倒伏自在で天板(70)の下方に格納されているフッ
ク(1)を起立させる。これにより、フック(1)がス
トライカ(9)を係合してシートクッション(SC)を
アッパーレール(7)にロックする。
【0021】図示するリリースプレート(2)は天板
(70)の内面に前後方向にスライド自在に配設したス
ライド部(21)と、このスライド部(21)の一端よ
り後方に向けて垂直状に折曲する鉤片部(20)と、ス
ライド部(21)、鉤片部(20)と一体の垂直状の連
結片部(22)とから構成されている。
【0022】鉤片部(20)の上端縁は天板(70)の
内面より下方に垂直状に突設するガイド片(72)に摺
接され、且つ前記ピン(10)を内端縁に引掛けてロッ
ク状態のフック(1)を回動し得るように鉤形状に形成
されている。
【0023】なお、リリースプレート(2)の連結片部
(22)には前記カム(4)のピン(42)が挿入する
連結長孔(22A)が開孔され、リリースプレート
(2)のスライドによりカム(4)が回転されるように
構成されている。
【0024】リリースプレート(2)のスライド部(2
1)には取付ブラケット(23)が一体に設けてあり、
この取付ブラケット(23)に連結ロッド(24)を介
して天板(70)の先端に設けた操作レバー(26)が
連結され、また、バネ(25)によってリリースプレー
ト(2)が後方に付勢されている。
【0025】図中(27)は連結ロッド(24)の一端
が係合する操作レバー(26)と一体の可動片で、この
可動片(27)は常に引張ばね(28)によって操作レ
バー(26)が格納方向に付勢されている。(26A)
は操作レバー(26)のヒンジピンを各々示す。
【0026】斯して、操作レバー(26)を引くと、バ
ネ(25)の弾力に抗して連結ロッド(24)が引か
れ、リリースプレート(2)を前方にスライドさせる。
【0027】これにより、図2に示すロック状態におい
て、リリースプレート(2)の鉤片部(20)がフック
(1)のピン(10)をロック解除方向に押動する。そ
のため、前記フック(1)を付勢するばね(54)の弾
力と共にフック(1)をロック解除方向に回動させて、
フック(1)をアッパーレール(7)の天板(70)内
方に倒伏させて格納する。これにより、図3に示すよう
にロック状態が解除され、ストライカ(9)はアッパー
レール(7)側から脱出し、シートクッション(SC)
が跳上げ可能となる。
【0028】また、図3に示す状態からストライカ
(9)をフック(1)に係合させてシートクッション
(90)をアッパーレール(7)にロックするには、ス
トライカ(9)を下降させてアーム(3)の押圧部(3
A)を押し下げることにより、アーム(3)が回動す
る。これにより、格納状態のフック(1)が回動して起
立し、図2に示すようにストライカ(9)を係合してロ
ック状態となる。
【0029】その際、リリースプレート(2)はバネ
(25)の弾力によって後方に位置し、ピン(10)を
係合し得る状態になっている。図2、3において、図中
(3B)はアーム(3)のピン(10)当接部、(3
C)はアーム(3)の切欠部、(43)はカム(4)の
ストッパ部、(44)はカム(4)のロック部、(9
0)はストライカ(9)を固定したシートクッション
(SC)のレッグを各々示す。
【0030】図5は前記シートクッション(SC)の跳
上げ状態を示し、シートクッション(SC)の一側方は
ヒンジを介してスライドレール(R)に取付けられ、シ
ートクッション(SC)は車体の壁面(W)に沿って起
立され、車床(F)に本発明に係るロック装置を有する
スライドレールが設けてある。図中(SB)は、シート
バックを示す。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、フックが起立方向に回
動することにより、ストライカを係合してシートをスラ
イドレールにロックするものにおいて、フックにピンを
突設して、このピンをリリースプレートで回動すること
により、フックがロック解除方向に回動する。従って、
フックが強制的にリリースプレートにより回動されるた
め、ロック解除を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】ロック状態の縦断面図である。
【図3】ロック解除状態の断面図である。
【図4】ロック状態の横断面図である。
【図5】本発明状態を備えた跳上げシートの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 フック 2 リリースプレート 7 アッパーレール 8 ロアレール 9 ストライカ 10 フックのピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌田 光雄 神奈川県平塚市天沼10番1号 日産車体株 式会社内 (72)発明者 山本 衛 神奈川県平塚市天沼10番1号 日産車体株 式会社内 (72)発明者 山内 慶彦 神奈川県綾瀬市小園771番地 池田物産株 式会社内 (72)発明者 太田 敏彦 神奈川県綾瀬市小園771番地 池田物産株 式会社内 (72)発明者 米倉 正美 神奈川県綾瀬市小園771番地 池田物産株 式会社内 (72)発明者 藤井 治敏 東京都昭島市松原町3丁目2番12号 株式 会社タチエス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車床側に固定するロアレールに対してス
    ライド自在に嵌合するアッパーレールに、シート側のス
    トライカを係合するフックを起伏自在に設け、該フック
    は下降するストライカによって起立してストライカを係
    合し、且つばねの弾力により倒伏方向であるロック解除
    方向に付勢されている跳上げシートのロック装置におい
    て、 前記フックの側面にはピンを突設し、該ピンに係合して
    フックをロック解除方向に操作レバーの操作力により回
    動させるリリースプレートをアッパーレール側に設けて
    なることを特徴とする跳上げシートのロック装置。
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