JPH10314853A - 動圧流体軸受けの溝形成装置 - Google Patents

動圧流体軸受けの溝形成装置

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JPH10314853A
JPH10314853A JP12535997A JP12535997A JPH10314853A JP H10314853 A JPH10314853 A JP H10314853A JP 12535997 A JP12535997 A JP 12535997A JP 12535997 A JP12535997 A JP 12535997A JP H10314853 A JPH10314853 A JP H10314853A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体軸受けを構成するスリーブの内径面に形
成する溝を均一な深さに形成することができる動圧流体
軸受けの溝形成装置を提供する。 【解決手段】 加工ツール5が取り付けられた回動駆動
部1は、加工ツール5の回動軸方向と平行な2軸の回動
軸を有するリンク機構24を備えた遊動支持部3を介し
て直線駆動部2に支持されているので、加工ツール5は
X−Y平面で遊動自在となる。この加工ツール5の回動
とZ軸方向の移動とを制御して被加工物固定部6により
所定位置に固定されたスリーブ10内に挿入すると、加
工ツール5の対向側面に設けられた溝形成用チップ5a
がスリーブ10の内径面に当たる負荷により自動調芯し
てスリーブ10の中心軸と加工ツール5の中心軸とが一
致し、溝加工用チップ5aにより均等な深さに溝が形成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動圧流体軸受けを
形成させる円筒形状のスリーブの内径面に流体を流通さ
せる溝を形成する動圧流体軸受けの溝形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】動圧流体軸受けを構成するスリーブ内に
溝を形成する従来技術として、図4に示すような溝形成
装置が知られている。
【0003】図4において、動圧軸受けを形成させるス
リーブ30は、X軸方向とY軸方向とに直交する2軸の
直動ガイド32、33により構成された自動調芯ユニッ
ト40上に搭載されたチャック31に保持されており、
このスリーブ30の中心軸方向、即ち、X−Y平面と直
交するZ軸上に加工ツール34が回動駆動装置35に保
持されている。この加工ツール34の先端の対向側面に
は塑性加工により溝を形成する溝加工用チップ34aが
取り付けられており、この溝加工用チップ34aの加工
ツール34からの突出量は、加工ツール34の直径方向
でスリーブ30の内径より大きく設定されている。従っ
て、加工ツール34の回動と直線移動とを制御しつつス
リーブ30内に挿入することにより、溝加工用チップ3
4aにより任意形状の溝をスリーブ30の内径面に形成
することができる。
【0004】前記加工ツール34の回動及び直線移動
は、回動駆動用モータ36により加工ツール34を回動
駆動させる回動駆動部35と、この回動駆動部35を支
持するスライダ37を直線移動用モータ39で回転駆動
されるボールネジ38上でZ軸方向に直線移動させる直
線駆動装置41とによって行われ、前記回転駆動用モー
タ36及び直線駆動用モータ39を制御することによ
り、加工ツール34の回動と回動軸方向への直線移動と
が制御される。
【0005】前記直線駆動用モータ39の駆動により回
動駆動装置35を降下させて加工ツール34の先端をス
リーブ30の円筒内に挿入するとき、スリーブ30が自
動調芯ユニット40上のチャック31に保持されている
ことから、加工ツール34の中心軸とスリーブ30の中
心軸とのずれは加工ツール34がスリーブ30に接触し
たときの負荷により自動調芯ユニット40が負荷を受け
ない方向にスリーブ30を移動させるので、スリーブ3
0の中心は加工ツール34の中心位置に一致する方向に
移動する。更に、加工ツール34の回動と直線移動とが
制御されることにより、加工用チップ34aによってス
リーブ30の内径面に溝を形成しつつスリーブ30内に
加工ツール34が進入するとき、溝加工用チップ34a
から受ける負荷が均等になるように2軸の直動ガイド3
2、33が移動するため、スリーブ30はX−Y平面で
自動調芯され、加工用チップ34aによってスリーブ3
0の内径面には溝が形成され、加工ツール34の回動と
直線移動とによりジグザグ模様やVの字状等の形状に形
成することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成においては、X軸とY軸とに直交する2軸の直動
ガイド32、33によって自動調芯ユニット40を構成
しているため、加工ツール34から受ける負荷によって
スリーブ30がX軸方向またはY軸方向に移動するとき
は円滑な調芯移動がなされるが、それ以外の方向では直
動ガイド32、33を同時に移動させる必要があるため
移動の抵抗がX軸またはY軸方向への移動時より大きく
なり、調芯移動する方向により移動の動作が円滑になさ
れない結果、スリーブの内径面に形成される溝の深さが
均一に形成されない問題点があった。
【0007】また、スリーブ30はチャック31で所定
位置に固定する構造であるため、加工するスリーブ30
の種類が変わる毎にチャック31を交換する必要があ
り、量産時の生産性が低い問題点があった。
【0008】本発明の目的とするところは、動圧流体軸
受けの溝形成の加工精度を向上させると共に、量産化に
対応させた動圧流体軸受けの溝形成装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転軸の側面に被加工物の円筒内径より
大きい突出量で溝加工用チップを複数設けた加工ツール
の回動と回動軸方向への移動とを制御して、動圧流体軸
受けを形成させる円筒形状の被加工物の円筒内に挿入さ
せることにより、被加工物の円筒内径面に流体を流通さ
せる所定形状の溝を形成する動圧流体軸受けの溝形成装
置において、前記加工ツールを保持して回動駆動させる
回動駆動部と、前記加工ツールがその回動軸方向と直交
する平面上で所定姿勢を維持して遊動自在になるように
前記回動駆動部を支持する遊動支持部と、この遊動支持
部を加工ツールの回動軸方向に直線移動させる直線駆動
部と、前記被加工物を所定位置に位置決め固定する被加
工物固定部とを具備してなることを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、加工ツールを保持する
回動駆動部は、遊動支持部により回動軸方向に直交する
平面上で遊動自在に支持されているので、所定位置に位
置決め固定された被加工物の円筒内に加工ツールを挿入
するとき、加工ツールが被加工物に接触したときの負荷
により負荷を受けない方向に移動する自動調芯運動を行
って加工ツールの中心軸を被加工物の中心軸に一致させ
る。更に、加工ツールの回動と直線移動とを制御して被
加工物の円筒内に挿入すると、加工ツールの溝加工用チ
ップにより被加工物の内径面に溝が形成され、加工ツー
ルが遊動自在に支持されていることにより、被加工物の
中心軸に加工ツールの中心軸を一致させる自動調芯を行
いつつ溝の形成がなされ、均等な深さに溝が形成され
る。
【0011】上記構成における遊動支持部は、加工ツー
ルの回動軸方向と平行な複数の回動軸を備えて形成され
たリンク機構によって構成することにより、回動駆動部
は加工ツールの中心軸と直交する方向への移動が自在と
なり、加工ツールが被加工物の内径面に当たる負荷によ
り負荷を受けない方向に移動する自動調芯の動作が円滑
になされる。
【0012】また、遊動支持部による回動駆動部の遊動
範囲を規制する遊動間隔調整部を設けて構成することに
より、回動駆動部が不要な範囲にまで遊動することを規
制することができる。
【0013】上記遊動間隔調整部は、外周部にテーパ面
が形成された内側テーパリングを加工ツールの回転軸と
同軸に回動駆動部に取り付け、この内側テーパリングの
テーパと逆方向で同一の傾斜角度のテーパ面を内周部に
有する外側テーパリングを内側テーパリングの外周位置
にテーパ面間を対向させて配設し、この外側テーパリン
グを直線移動部に連結すると共に、いずれか一方のテー
パリングの加工ツール回動軸方向の取付位置を調整する
ことによりテーパ面間の間隔を調整可能として構成する
ことができ、回動駆動部を外側テーパリングと内側テー
パリングとの間隔の範囲で遊動自在になるように規制す
ることができる。
【0014】更に、被加工物固定部は、被加工物を保持
する治具と、この治具を所定位置に位置決めする位置決
め手段と、位置決めされた治具上の被加工物を固定する
固定手段とを備えて構成することができ、被加工物を治
具上に装着し、この治具を位置決め部により所定位置に
位置決めし、固定部により被加工物が加工ツールの回動
軸方向に移動しないように固定する各動作は、自動工程
によって実施することができるので、被加工物の溝形成
位置への搬入、搬出が自動化され、生産性を向上させる
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0016】ここに、図1、図2は本発明の実施形態に
係る動圧流体軸受けの溝形成装置の構成を断面で示す構
成図で、図1に示す構成の背後に配設された遊動支持部
3の構成を図2に展開状態にして示している。
【0017】本実施形態に係る動圧流体軸受けの溝形成
装置は、加工ツール5を回動駆動させる回動駆動部1
と、この回動駆動部1を加工ツール5の中心軸方向(Z
軸方向)に直線移動させる直線駆動部2と、前記回動駆
動部1を直線駆動部2に連結すると共に回動駆動部1を
Z軸に直交する平面上で遊動自在に支持する遊動支持部
3と、回動駆動部1の遊動範囲を規制する遊動間隔調整
部4と、被加工物であるスリーブ10を所定位置に位置
決め固定する被加工物固定部6とを備えて構成されてい
る。
【0018】前記回動駆動部1は、加工ツール5を取り
付けた駆動軸12を軸受け支持するハウジング13と、
前記駆動軸12を回動駆動する回動駆動モータ14とを
備えて構成され、図2に示すように、Z軸方向に平行な
第1の回動軸25及び第2の回動軸26を有するリンク
機構24を備えた遊動支持部3により直線駆動部2に連
結されると共に、図1に示すように、内側テーパリング
8と外側テーパリング9とを所定間隔離して配置した遊
動間隔調整部4により直線移動部2に連係されている。
また、前記直線駆動部2は、直線駆動モータ21により
ボールネジ22を回転駆動して、ボールネジ22上に螺
合するスライダ23をZ軸方向に直線移動できるように
構成されており、前記スライダ23には前記遊動支持部
3の第2の回動軸26を支持する支持アーム27が固定
され、第1の回動軸25が回動駆動部1に固定された支
持腕15で支持されているので、直線駆動部2によるス
ライダ23の移動により回動駆動部1をZ軸方向に移動
させることができる。
【0019】前記遊動支持部3を構成するリンク機構2
4の各回動軸25、26は、上記したようにそれぞれ回
動駆動部1と直線移動部2とに支持されると共に、それ
ぞれリンク機構24内で回動自在に軸受け支持されてい
るので、この遊動支持部3により回動駆動部1を直線駆
動部2に連結し、回動駆動部1を加工ツール5がX−Y
平面でその姿勢を維持した状態で遊動自在となるように
支持することができる。
【0020】上記構成は、回動駆動部1に取り付けられ
た加工ツール5の回動軸中心をA、遊動支持部3の第1
の回動軸25中心をB、第2の回動軸26中心をC、直
線駆動部2の直線移動軸中心をDとして、それぞれのX
−Y平面上の位置関係は、図3に示すようになる。回動
駆動部1は設置場所に固定された直線駆動部2に対して
遊動支持部3の回動自在の2軸を介して連結されている
ので、加工ツール5の回動軸AはX−Y平面で遊動自在
となる。この遊動の範囲は、図1に示すように回動軸A
と直線移動軸Dとの間に遊動間隔調整部4が配設される
ことにより規制される。
【0021】前記遊動間隔調整部4は、外周部にテーパ
面が形成された内側テーパリング8が加工ツール5の回
動軸と同軸に回動駆動部1のハウジング13に取り付け
られ、この内側テーパリング8のテーパと逆方向で同一
の傾斜角度のテーパ面を内周部に有する外側テーパリン
グ9を内側テーパリング8の外周位置にテーパ面間を対
向させて配設し、この外側テーパリング9を直線移動部
2のスライダ23に連結すると共に、内側テーパリング
8のハウジング13に対するZ軸方向の取付位置を調整
可能として構成されている。内側テーパリング8のハウ
ジング13への取付位置をZ軸方向に変更することによ
って、外側テーパリング9とのテーパ面間の間隔が変化
するので、この間隔が回動駆動部1の遊動範囲となる。
【0022】前記回動駆動部1に保持された加工ツール
5は、その先端部の側面には複数の溝加工用チップ5a
が対向位置に取り付けられ、この溝加工用チップ5aの
加工ツール5からの突出量は、加工ツール5の直径方向
でスリーブ10の内径より大きく設定されている。従っ
て、加工ツール5の回動と直線移動とを制御しつつスリ
ーブ10内に挿入することにより、加工用チップ5aに
よる塑性加工により任意形状の溝を所定深さでスリーブ
10の内径面に形成することができる。
【0023】上記加工ツール5により加工されるスリー
ブ10は個々に治具17に保持されており、スリーブ1
0を保持して加工位置に搬送されてきた治具17は、位
置決め装置18により所定位置に位置決めされ、固定装
置19によりスリーブ10が位置固定される。位置決め
装置18は固定部18aと可動部18bとを備え、治具
17が基準位置となる固定部18aに当接するように可
動部18bを移動させることによって、スリーブ10は
所定位置に位置決めされる。固定装置19はスリーブ1
0の内径より大きな開口部を有する押金具19bと、こ
の押金具19bをZ軸方向に駆動するアクチュエータ1
9aとにより構成され、位置決めされた治具17上のス
リーブ10上に押金具19bをアクチュエータ19aに
より押し下げて、押金具19bによりスリーブ10が治
具17上で回動しないように固定する。
【0024】上記構成において、被加工物固定部6に位
置決め固定されたスリーブ10に対して、直線駆動部2
の動作により回動駆動部1を下降させ、加工ツール5の
先端をスリーブ10の内径部に挿入するとき、回動駆動
部1が遊動支持部3により遊動自在に支持されているこ
とから、加工ツール5の一部がスリーブ10に接触する
と、接触した負荷により接触と反対方向に移動する自動
調芯の作用により加工ツール5の中心軸とスリーブ10
の中心軸とが一致する。更に、回動駆動モータ14およ
び直線駆動モータ21の回転速度を制御して加工ツール
5の回動とZ軸方向の直線移動とを制御して加工ツール
5をスリーブ10の内径部に進退移動させると、溝加工
チップ5aによりスリーブ10の内径面に溝が形成され
る。形成される溝は、加工ツール5の回動と直線移動と
の制御によりジグザグ模様あるいはVの字状等の形状に
形成することができる。また、回動駆動部1が遊動支持
されていることから、加工ツール5の対向側面に設けら
れた溝加工チップ5aがスリーブ10の内径面に均等加
圧するように自動調芯されるので、形成される溝の深さ
は均一となり、精度よく溝形成を行うことができる。
【0025】スリーブ10への溝形成の加工が終了する
と、被加工物固定部6の固定装置19を動作させてアク
チュエータ19aにより押金具19bによるスリーブ1
0の固定を解除し、位置決め装置18を動作させて可動
部18bによる治具17の固定部18aへの加圧を解除
すると、治具17は固定位置から取り出し自由となるの
で、次に加工するスリーブ10を保持した治具17と入
れ換える。この治具17の入れ換え作業は、治具17の
移載装置(図示せず)により自動化することができるの
で、量産時の生産性を向上させることができる。また、
異なるサイズのスリーブ10に対する溝加工は、これを
保持する治具17のスリーブ保持部分のサイズ変更によ
り対応でき、被加工物固定部6の構成を変更する必要は
ない。また、スリーブ10のサイズ変更に伴う加工ツー
ル5の取り換えにより、回動駆動部1の遊動範囲を変更
する必要があるときは、遊動間隔調整部4の内側テーパ
リング8の回動駆動部1へのZ軸方向の取り付け位置を
変更することによって容易に変更することができる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば、加工
ツールを回動駆動する回動駆動部は遊動支持部を介して
直線移動部に支持されているので、被加工物固定部によ
り所定位置に位置決め固定された被加工物の円筒内に加
工ツールを挿入するときに被加工物の中心軸に加工ツー
ルとの中心軸が自動調芯され、更に、加工ツールの対向
側面に設けられた溝加工用チップにより被加工物の内径
面に溝を形成するときにも前記自動調芯の作用により、
溝加工用チップは被加工物の内径面の各対向面を均等に
加圧するので、形成される溝の深さが均一になされ精度
のよい溝形成が達成される。また、被加工物固定部によ
る被加工物の所定位置への位置決め固定は、自動工程に
よって実施することができるので、被加工物の溝形成位
置への搬入、搬出が自動化され、生産性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る動圧流体軸受けの溝形
成装置の構成を要部断面で示す側面図。
【図2】同装置の遊動支持部の構成を展開状態にして示
す側面図。
【図3】同装置の各部中心の平面配置状態を説明する平
面配置図。
【図4】従来構成に係る動圧流体軸受けの溝形成装置の
構成を示す側面図。
【符号の説明】
1 回動駆動部 2 直線駆動部 3 遊動支持部 4 遊動間隔調整部 5 加工ツール 6 被加工物固定部 8 内側テーパリング 9 外側テーパリング 10 スリーブ(被加工物) 17 治具 18 位置決め装置(位置決め手段) 19 固定装置(固定手段) 25 第1の回動軸 26 第2の回動軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動軸の側面に被加工物の円筒内径より
    大きい突出量で溝加工用チップを複数設けた加工ツール
    の回動と回動軸方向への移動とを制御して、この加工ツ
    ールを動圧流体軸受けを形成させる円筒形状の被加工物
    の円筒内に挿入することにより、被加工物の円筒内径面
    に流体を流通させる所定形状の溝を形成する動圧流体軸
    受けの溝形成装置において、 前記加工ツールを保持して回動駆動させる回動駆動部
    と、前記加工ツールがその回動軸方向と直交する平面上
    で所定姿勢を維持して遊動自在になるように前記回動駆
    動部を支持する遊動支持部と、この遊動支持部を加工ツ
    ールの回動軸方向に直線移動させる直線駆動部と、前記
    被加工物を所定位置に位置決め固定する被加工物固定部
    とを具備してなることを特徴とする動圧流体軸受けの溝
    形成装置。
  2. 【請求項2】 遊動支持部が、加工ツールの回動軸方向
    と平行な複数の回動軸を備えて形成されたリンク機構に
    より構成されてなる請求項1記載の動圧流体軸受けの溝
    形成装置。
  3. 【請求項3】 遊動支持部による回動駆動部の遊動範囲
    を規制する遊動間隔調整部を設けた請求項1記載の動圧
    流体軸受けの溝形成装置。
  4. 【請求項4】 遊動間隔調整部が、外周部にテーパ面が
    形成された内側テーパリングを加工ツールの回転軸と同
    軸に回動駆動部に取り付け、この内側テーパリングのテ
    ーパと逆方向で同一の傾斜角度のテーパ面を内周部に有
    する外側テーパリングを前記内側テーパリングの外周位
    置にテーパ面間を対向させて配設し、この外側テーパリ
    ングを直線移動部に連結すると共に、いずれか一方のテ
    ーパリングの加工ツール回動軸方向の取付位置を調整す
    ることによりテーパ面間の間隔を調整可能として構成さ
    れてなる請求項3記載の動圧流体軸受けの溝形成装置
  5. 【請求項5】 被加工物固定部が、被加工物を保持する
    治具と、この治具を所定位置に位置決めする位置決め手
    段と、位置決めされた治具上の被加工物を固定する固定
    手段とを備えて構成されてなる請求項1記載の動圧流体
    軸受けの溝形成装置。
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