JPH10314225A - 使い捨てブリーフ - Google Patents
使い捨てブリーフInfo
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- JPH10314225A JPH10314225A JP10101589A JP10158998A JPH10314225A JP H10314225 A JPH10314225 A JP H10314225A JP 10101589 A JP10101589 A JP 10101589A JP 10158998 A JP10158998 A JP 10158998A JP H10314225 A JPH10314225 A JP H10314225A
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
5)にかけて弾性リボン(6,7)を幅広く配置する。
弾性リボン(6,7)は胴周り開口部(3)において伸
張応力と伸張倍率が大きく、股下区域(15)寄りにお
いて小さくしてある。それによりブリーフ(1)が非伸
縮性素材で作られていても、伸縮性と通気性とを有す
る。
Description
に関する。このブリーフは使い捨てのおむつや使い捨て
のトレニングパンツ等に応用することもできる。
ー16920、同3ー16923等によって公知であ
る。このうち実開平3ー16923の開示技術ではブリ
ーフのトップシートが伸縮性不織布であり、バックシー
トは、伸縮性不織布と伸縮性中敷シートとを接合して構
成してある。このブリーフはこれら伸縮性素材の使用に
よりフィット性が良好である。
ート、バックシート及び中敷シートのすべてを伸縮性素
材にすることで、ブリーフのほぼ全体に伸縮性を持たせ
ることができる。このブリーフはフィット性が極めて優
れている反面、伸縮性の中敷シートには不通気性のプラ
スチックシートを使用することにより通気性が犠牲にな
るという問題がある。そのために前記公知技術の場合
は、中敷シートのサイズを不織布のサイズより小さ目に
することでその問題解決をしている。ところが中敷シー
トに好適な伸縮性のプラスチックシートや、伸縮性の不
織布は、非伸縮性の素材と比べると、それらの原料素
材、及び製造工程のいずれにおいてもコスト高の傾向に
あることが一般に知られている。そのために、この種の
伸縮性ブリーフには一般消費者に少なからず経済的負担
を強いるという問題が残る。
材を幅広く配置すること等により伸縮性素材の使用を削
減、または不要とし、前記従来技術の問題を解決しよう
とするものである。
決するために要旨とするところは以下のとおりである。
透水性のバックシートと、該両シートの間に介在する吸
水性コアとからなり、胴周り開口部の端縁に沿って複数
本の第1の弾性部材と、一対の脚周り開口部の端縁に沿
って第2の弾性部材とが配置してある使い捨てブリーフ
を前提にしている。
第3の弾性部材が、前記第1の弾性部材の下部からおむ
つの股下区域へ向かう胴周りの所要範囲にわたって配置
してあり、前記第3の弾性部材が、部分的に互いにルー
プを形成していることを特徴とする。
第1の弾性部材の伸張倍率が、1.2〜3.0倍で、そ
の時の伸張応力が、100mm長当り15〜150gで
あり、前記第3の弾性部材の伸張倍率が、1.1〜2.
5倍で、その時の伸張応力が100mm長当り5〜80
gであることを含む。
て、前記第1および第3の弾性部材が、300〜100
0デニールであることを含む。
として、前記バックシートが、非伸縮性のプラスチック
フィルムと非伸縮性の不織布とのラミネートであり、か
つ、該不織布がブリーフの外側に位置していることを含
む。
にかけて弾性部材を幅広く配置することで、ブリーフが
たとえ非伸縮性の素材からできていても腰周りには伸縮
性を持たせることができる。弾性部材の伸張応力と伸張
倍率とを胴周り開口部近傍から股下区域にかけて小さく
することにより胴周りから腰周りにかけて圧迫感を和ら
げることができる。
ていることで、該弾性部材の収縮に伴い個々のループが
トップシート及びバックシートにしわを生じるからブリ
ーフと身体との間の接触面積を減らし、通気性の向上に
役立つ。
すると以下のとおりである。
フ1は、一対の脚周り開口部2と、胴周り開口部3とを
有し、脚周り弾性部材4と、胴周り弾性部材5とを取付
けてある。図2は、ブリーフ1の分解斜視図である。ブ
リーフ1は透水性トップシート8と、不透水性バックシ
ート9と、マット状の吸水性コア10と、脚周り弾性部
材4、胴周り弾性部材5とから構成してある。トップ及
びバックシート8、9の前後区域13、14は腰周り区
域を形成し、それらの間に位置する股下区域15の両側
縁には脚周り開口部2の切欠縁16を形成してある。バ
ックシート9では内面の通気不透水性のプラスチックシ
ート12が外面の肌触りの良い通気性の不織布11に接
着剤または融着手段で接合してある。この構成によりバ
ックシート9は通気不透水性である。プラスチックシー
ト12の上面にはそれが伸縮可能なように吸水性コア1
0を接着剤または融着手段で間欠的に接合してある。も
っとも、この発明に係るブリーフでは必ずしも吸水性コ
ア10を必要としない。トップ及び/またはバックシー
ト8、9の股下区域15には脚周り弾性部材4が、胴周
り開口用端部には弾性部材5が配置してある。いずれの
弾性部材も好ましくはリボン状であって、それが伸長下
に、間欠的にトップシート8及び/またはバックシート
9に接着剤で接合してある。こうして構成した積層体は
その中央部で縦方向に二つ折りに重ねてその両側縁をヒ
ートシール手段で接合することで図1に示すブリーフ1
に構成してある。
より、脚周り開口部2、胴周り開口部3に多数のギャザ
ーが生じている。この中、胴周り開口部3では、2種類
の弾性リボン6,7が開口部3の端縁から股下区域15
にかけて幅広く配置してある。開口部3の端縁の近傍で
は端縁と実質的に平行に配置した複数の弾性リボン6
が、また開口部3から股下区域15寄りには正弦曲線を
描いて配置した複数の弾性リボン7がある。正弦曲線は
互いにその頂点部分で接触、または重なり合い多数の小
さなループ18を形成している。
0倍の範囲で使用してあり、そのときの伸張応力が10
0mm長あたり15〜150gである。また弾性リボン
7は、伸張倍率が1.1〜2.5倍の範囲で使用してあ
り、そのときの伸張応力が100mm長当たり5〜80
gである。弾性リボン6の伸張倍率と伸張応力とは弾性
リボン7のそれらより常に大きくしておく。各弾性リボ
ン6,7は300〜1000デニールのものを使用す
る。弾性リボン6,7の特性はこれらの範囲において、
トップシート、バックシート8,9の素材や接着剤の特
性を勘案し、適宜に選べればよい。弾性リボン6、7を
このように構成することでブリーフ1は着用者に対して
胴周り開口部3で最も強く密着し、股下区域へ向かうに
つれて緩やかに密着するように作ることができる。弾性
リボン7がループ18を形成していると、弾性リボン6
や7の収縮によりブリーフ1にはこのループ18を一つ
の単位として多数のしわが生じる。それによりブリーフ
1は着用者の腰周りに良くフィットするが、着用者身体
への接触面積を少なくすることができる。また、これら
のしわを介してブリーフ1と身体との間には空気が流動
し、通気性が良好である。
に接合し、これを伸縮性のトップシートと組み合わせる
構成でもブリーフ1を得ることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】透水性のトップシートと、不透水性のバッ
クシートと、該両シートの間に介在する吸水性コアとか
らなり、胴周り開口部の端縁に沿って複数本の第1の弾
性部材と、一対の脚周り開口部の端縁に沿って第2の弾
性部材とが配置してある使い捨てブリーフにおいて、 複数本の第3の弾性部材が、前記第1の弾性部材の下部
からおむつの股下区域へ向かう胴周りの所要範囲にわた
って配置してあり、 前記第3の弾性部材が、部分的に互いにループを形成し
ていることを特徴とする前記ブリーフ。 - 【請求項2】前記第1の弾性部材の伸張倍率が、1.2
〜3.0倍で、その時の伸張応力が、100mm長当り
15〜150gであり、前記第3の弾性部材の伸張倍率
が、1.1〜2.5倍で、その時の伸張応力が100m
m長当り5〜80gである請求項1記載の使い捨てブリ
ーフ。 - 【請求項3】前記第1および第3の弾性部材が、300
〜1000デニールである請求項1記載のブリーフ。 - 【請求項4】前記バックシートが、非伸縮性のプラスチ
ックフィルムと非伸縮性の不織布とのラミネートであ
り、かつ、該不織布がブリーフの外側に位置している請
求項1記載の使い捨てブリーフ。
Priority Applications (1)
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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1998
- 1998-04-13 JP JP10158998A patent/JP3263659B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
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