JPH10314131A - 排気弁制御装置及び電子血圧計 - Google Patents
排気弁制御装置及び電子血圧計Info
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- JPH10314131A JPH10314131A JP9126903A JP12690397A JPH10314131A JP H10314131 A JPH10314131 A JP H10314131A JP 9126903 A JP9126903 A JP 9126903A JP 12690397 A JP12690397 A JP 12690397A JP H10314131 A JPH10314131 A JP H10314131A
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Abstract
し、急速に減圧し、残圧をなしとする。 【解決手段】 PNP形のトランジスタTR1 、NPN
形のトランジスタTR3の直列回路と、PNP形のトラ
ンジスタTR2 、NPN形のトランジスタTR4の直列
回路を並列接続してブリッジ構成とし、並列接続の接続
点aをVCCに接続し、接続点bをGND接続し、接続中
点c、dを排気弁24の電磁コイル5に接続し、排気弁
24を閉塞する際にはトランジスタTR2 、トランジス
タTR3 をオンして、排気弁24にVCCの駆動電圧を印
加し、排気弁24を開放する際にはトランジスタTR1
をPWM制御でオンし、トランジスタTR4 をオンし、
逆極性の電圧−VCCをPWM制御で排気弁24に加え
る。
Description
及びそれを用いた電子血圧計に関する。
は、図4に示すように、内管1を通して腕帯部やポンプ
部と接続されるフロントケース2と、オリフィスパッキ
ン3を介して内管1の圧力流出口1-1を開閉する駆動軸
4と、電磁力に基づいて駆動軸4を駆動する電磁コイル
5などで構成されている。そして、電磁コイル5の周り
には、ヨーク6とプレート7とが備えられており、この
ヨーク6とプレート7はマグネット8によって励磁され
ている。なお、10はフレーム部、11はターミナルで
ある。
バックダンパー9-2を介してフレーム部10に連結され
ている。この排気弁は、フロントケース2に設けられた
圧力流出口1-1に対してオリフィスパッキン3をマグネ
ット8とコイル5の発生する駆動力で押し当てることに
より、空気の流路を閉塞する構造となっている。そし
て、図5に示すように、トランジスタTR1などのスイ
ッチング素子を用いて、ダンパーを用いた流量コントロ
ール弁の電源のON/OFFを行い、エア系を大気に開
放する時は、単に流量コントロール弁に駆動電圧を加え
ないようにしていた。
制御では、長期間にわたって使用することにより、経年
変化でダンパーが塑性変形をおこすため、エア系を大気
に開放する時に、塑性変形の影響を受けて、減圧するの
に時間がかかる。また、場合によっては、残圧が発生し
たままとなる。これは被測定者に対して圧力がかかった
ままの拘束時間が長くなり、好ましくない。また、残圧
が発生したままの場合、被測定者の血流を阻害すること
になり、血圧連続監視を行っている場合などには血行障
害を起こすおそれがある、とういう問題があった。
ものであって、排気弁を開放側とする際に、完全に大気
に開放し、急速に減圧し得る排気弁制御装置を提供する
こと目的としている。
囲の請求項1に係る排気弁制御装置は、圧縮流体を外部
に流出させる圧力流出口と、この圧力流出口に圧接され
る弾性部材と、電磁コイルを含み、前記弾性部材を移動
させ、前記圧力流出口を適宜に閉塞または開放させる可
動部とを備えるものにおいて、前記排気弁の駆動電圧を
制御する手段と、駆動極性を反転する手段とを備えてい
る。
性部材で閉塞する場合に、弾性部材が圧力流出口に接近
する方向の駆動電圧を可動部の電磁コイルに印加する。
圧力流出口を開放するときには、駆動電圧の極性を逆転
して弾性部材が圧力流出口から遠ざかる方向に移動する
ように、可動部の電磁コイルに逆極性の駆動電圧を加え
る。
流体により加圧する加圧手段を備えるとともに、圧縮流
体を外部に流出させる圧力流出口と、この圧力流出口に
圧接される弾性部材と、前記コイルを含み、前記弾性部
材を移動させ、前記圧力流出口を適宜に閉塞または開放
させる可動部とを備える排気弁を有するものにおいて、
前記排気弁の駆動電圧または駆動デューティを制御する
手段と、駆動極性を反転する手段とを備えている。
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態電子血圧計の構成を示すブロック図である。この実
施形態電子血圧計は、空気圧により動脈を圧迫するため
のカフ21と、このカフ21を加圧するためのポンプ2
2と、カフ21の空気圧を検出する圧力センサ23と、
カフ21の空気圧を外部(大気)に開放する排気弁24
と、前記ポンプ22を駆動するポンプ駆動回路25と、
排気弁24を駆動する排気弁駆動回路26と、圧力セン
サ23より出力される電気信号を増幅する増幅回路27
と、その信号をディジタル信号に変換するA/D変換器
28と、電源ON/OFFや測定開始等の指示を入力す
る操作部29と、測定のための種々の演算・制御処理を
行う演算制御部30と、測定結果等を表示する表示部3
1とを備えている。もっとも、この電子血圧計の基本的
構成は従来のものと特に変わるところはない。
24として、図4に示したものを使用し、かつ排気弁駆
動回路26に特徴を持たせたことである。この排気弁駆
動回路26については後に詳述する。次に、図2のフロ
ー図により、上記実施形態電子血圧計の全体動作の概要
を説明する。先ず、電源スイッチがONされ、動作がス
タートした段階では、加圧ポンプ22がOFFしてお
り、排気弁24が開状態にあり、カフ21内は大気に開
放されている(ステップST1)。
ONされると(ステップST2)、ポンプ22がONさ
れるとともに、排気弁24も閉じられ、カフ21の加圧
が開始される(ステップST3)。加圧はカフ圧Pcが
加圧設定値を超えるまで継続され、カフ圧Pcが加圧設
定値を超えると(ステップST4)、ポンプ22がOF
Fして加圧が停止されるとともに、排気弁24により微
速排気となる(ステップST5)。微速排気中は測定の
ための処理が継続される。血圧測定のためのアルゴリズ
ムはここではすでによく知られたものを使用すれば十分
であり、特に重要なものではない。
場合によっては脈拍数が決定されると(ステップST
6)、加圧ポンプ22OFFの状態で排気弁24を開と
し、逆駆動により完全開放して、カフ21内を急速排気
する(ステップST7)。排気弁24の全開放、つまり
急速排気はカフ圧Pcが0となるまで継続され(ステッ
プST8)、カフ圧Pc=0となるとステップST2に
戻り、次の測定を待機する。
示す回路接続図である。図3においてPNP形のトラン
ジスタTR1 とNPN形のトランジスタTR3 が、PN
P形のトランジスタTR2 とNPN形のトランジスタT
R4 が、それぞれ直列に接続され、かつこれら4個のト
ランジスタがHブリッジ接続されている。Hブリッジ回
路の接続点aが電源VCCに、また接続点bが接地接続さ
れている。また、ブリッジ回路の接続点cと接続点dが
排気弁24に接続されている。さらに、演算制御部30
からの信号S1 が抵抗r2 を介して、トランジスタTR
2 のベースに抵抗r4 を介して、トランジスタTR4 の
ベースにそれぞれ加えられ、同じく演算制御部30から
の信号S2 が抵抗r1 を介して、トランジスタTR1 の
ベースに抵抗r3 を介して、トランジスタTR3 のベー
スにそれぞれ加えられるようになっている。
わる他の素子としてFET、サイリスタなどの半導体や
リレーなどのスイッチング素子でもよい。入力1(信号
S1)は演算制御部(CPU)30のPWM出力が可能
なポートに接続されている。測定待機中など排気弁24
を駆動しない状態では、信号S1 及び信号S2 をどちら
もハイレベルにすると、トランジスタTR3 、TR4 が
オン、トランジスタTR1 、TR2 がオフで、c点、d
点の電位はGND電極となり、排気弁24に係る電圧は
0となり、駆動電流は流れない。信号S1 及び信号S2
をどちらもローレベルとすると、トランジスタTR1 、
TR2 がオン、トランジスタTR3 、TR4 がオフで、
c点、d点の電位はVCCとなり、排気弁24に係る電圧
は0となり、やはり駆動電流が流れない。
る。加圧過程では信号S1 をローレベル、信号S2 をハ
イレベルにすることで、トランジスタTR2 、TR3 が
オン、トランジスタTR1 、TR4 がオフで、c点がV
CC、d点の電位がGND電位となり、排気弁24に加わ
る電圧は+VCCとなり、排気弁24は完全に閉塞する。
加圧設定値に達するとポンプ22を停止し、微速排気を
行い、測定を行う。微速排気過程では、信号S1 をPW
M制御、信号S2 をハイレベルにすることにより、微速
度合に応じたデューティで排気弁24を開放し、微速排
気制御を行う。
速排気する。急速排気過程では、信号S1 をハイレベル
またはPWM制御、信号S2 をローレベルにすることに
より、排気弁24の電磁コイル5には逆極性の電圧−V
CCが、あるいは所定のディーティだけ逆極性の電圧−V
CCが加えられ、駆動軸4が開放方向へ駆動され、圧力流
出口1-1が完全に開放される。
とした排気弁24は閉塞側のストロークに比べ、開放側
のストロークが短いため、過剰に駆動されてしまうのを
防ぐためである。したがって、過剰に駆動しても破壊や
劣化の発生しない排気弁24ではPWM制御する必要は
ない。また、演算制御部を構成する一般的なCPUで
は、PWM制御可能なポートは限られているため、順方
向駆動する場合も、逆方向駆動する場合も、上記のよう
に信号S1 に接続されたポートのみでPWM制御する。
この時、排気弁24を順電圧駆動する場合と、逆電圧駆
動する場合では、デューティ比に対するPWM制御波形
は反転する。PWMポートを複数備えたCPUでは、入
力2側をPWM制御してもよい。
る回路と、上記回路を測定シーケンスに応じて制御する
手段とを備えるものであるから、測定後、速やかに排気
し、被測定者への拘束時間を短くできる。エラー発生時
に速やかに排気し、再測定をすぐに行える。残圧の発生
が防げるので、被測定者が血行障害に陥るのを防げる。
等の効果がある。
ブロック図である。
するフロー図である。
回路の具体回路を示す回路接続図である。
略断面図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】圧縮流体を外部に流出させる圧力流出口
と、この圧力流出口に圧接される弾性部材と、電磁コイ
ルを含み、前記弾性部材を移動させ、前記圧力流出口を
適宜に閉塞または開放させる可動部とを備える排気弁の
制御装置であって、 前記排気弁の駆動電圧を制御する手段と、駆動極性を反
転する手段とを備えたことを特徴とする排気弁制御装
置。 - 【請求項2】前記制御手段は駆動電圧と、駆動デューテ
ィを制御するものである請求項1記載の排気弁制御装
置。 - 【請求項3】圧縮流体により加圧する加圧手段を備える
とともに、圧縮流体を外部に流出させる圧力流出口と、
この圧力流出口に圧接される弾性部材と、電磁コイルを
含み、前記弾性部材を移動させ、前記圧力流出口を適宜
に閉塞または開放させる可動部とを備える排気弁を有す
る電子血圧計において、 前記排気弁の駆動電圧または駆動ディーティを制御する
手段と、駆動極性を反転する手段とを備えたことを特徴
とする電子血圧計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9126903A JPH10314131A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 排気弁制御装置及び電子血圧計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9126903A JPH10314131A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 排気弁制御装置及び電子血圧計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10314131A true JPH10314131A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14946749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9126903A Pending JPH10314131A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 排気弁制御装置及び電子血圧計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10314131A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006075439A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Terumo Corp | 血圧計 |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP9126903A patent/JPH10314131A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006075439A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Terumo Corp | 血圧計 |
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A521 | Written amendment |
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