JPH10313922A - ストッパー付き傘の柄 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、傘は壁に立て掛けたとき倒れやすく不
便のため、簡単な器具で倒れにくい傘を提供する。 【解決手段】 傘の柄（２）下端に、９０度に開閉出来
るストッパー（１）を取り付けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、傘の柄の側面に
ストッパーを取り付けた傘の柄に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、傘の柄は、傘を差すときの握り部
の役目や持ち運びするときの握り部の役目に限られてい
た。転倒防止の方法として、柄に吸盤を付ける、マグネ
ットを付ける、滑りにくい素材を付ける等が考えられる
が、実用化に乏しいものであった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。傘の柄に滑り止めの役目が無いため、傘置き
の無いところで傘を置くときは傘の柄を壁に立て掛ける
ことになるが重心が安定せず滑って倒れることが多く不
便であった。特に雨で濡れているときは滑りやすく、そ
の都度起こすのが大変であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】傘の柄（２）の側面にス
トッパー（１）を取り付ける。ストッパー（１）は支点
（３）を軸に９０度に開くようにする。本発明は、以上
のような構成よりなるストッパー付き傘の柄である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。 （イ）傘の柄（２）の握り部下方の側面にストッパー支
持台（５）を両面テープ、接着剤、ネジ等で取り付け
る。 （ロ）ストッパー（１）は傘の柄（２）の握り部下方の
側面のカーブに合わせた形状にする。 （ハ）ストッパー（１）の下端（７）は板バネ（４）に
作用するよう９０度に曲げる。 （ニ）ストッパー支持台（５）は板バネ（４）を固定し
てあり、ストッパー（１）とストッパー支持台（５）は
軸（６）でつなげる。 （ホ）ストッパー（１）は軸（６）を支点に板バネ
（４）の作用で９０度に開いて固定出来るようにする。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、
ストッパー（１）を９０度に開き、傘の柄（２）の握り
部下方の先端とストッパー（１）を壁に当てるようにし
て立て掛ける。尚、図６に示すように、ストッパー
（１）全体を傘の柄（２）の握り部下方の側面の溝
（９）に埋め込むようにすれば見栄えがよく、持つとき
の違和感が無くなる。

【０００６】

【発明の効果】傘置きの無い所で傘を立て掛けるとき、
ストッパー（１）を９０度に開き、傘の柄（２）の握り
部下方の一端を壁に当てるようにして立て掛ければ、傘
の石突き（８）を基点にストッパー（１）及び傘の柄
（２）との３点支持となるため容易に倒れなくなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の正面図である。

【図２】本発明の平面図である。

【図３】本発明のストッパーを開いたところの平面図で
ある。

【図４】ストッパーの構造図である。

【図５】本発明の使用中の斜視図である。

【図６】本発明の他の実施例を示す正面図である。

【符号の説明】

１ ストッパー ２ 傘の柄 ３ 支点 ４ 板バネ ５ ストッパー支持台 ６ 軸 ７ ストッパー下端 ８ 石突き ９ 溝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 傘の柄の側面にストッパーを取り付けた
   傘の柄