JPH10313816A - 成形チップス及びその製造法 - Google Patents
成形チップス及びその製造法Info
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- JPH10313816A JPH10313816A JP9139396A JP13939697A JPH10313816A JP H10313816 A JPH10313816 A JP H10313816A JP 9139396 A JP9139396 A JP 9139396A JP 13939697 A JP13939697 A JP 13939697A JP H10313816 A JPH10313816 A JP H10313816A
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Abstract
成形チップスであって、焼成中の底上げや火膨れ等によ
る外観の不良がない成形チップス及びその製造法を提供
する。 【解決手段】 予め糊化された澱粉質原料を乾燥重量比
で50%以上含有する原料を用いて生地を調製し、この
生地を用いて少なくとも片面に端縁に至る溝が所定間隔
で形成された所定形状のシートを成形する。こうして得
られた少なくとも片面に溝を有するシートを、溝が下面
になるようにしてスチールバンドに載せるか、又はメッ
シュバンドに載せて、オーブンで焼成することにより、
成形チップスを得る。この成形チップス10は、少なく
とも片面に端縁に至る溝11を有しており、底上げやラ
ンダムな火膨れ等がない。
Description
粉質原料を乾燥重量比で50%以上含有する原料から調
製したシート状の生地を、オーブンで焼成することによ
って製造される成形チップス及びその製造法に関する。
スナック菓子として親しまれている。ポテトチップスに
は、馬鈴薯をスライスしたものをフライして得られるリ
アルポテトチップスと、ポテトフレーク、ポテト粉末等
の乾燥ポテトを主原料とする生地をシート状に成形し、
フライするか又はオーブンで焼成して得られる成形ポテ
トチップスとが知られている。
菓子が注目されている。このようなローファットスナッ
クの製造に際しては、フライするよりも、焼成又はパフ
させたものに油をかけて製造する方が簡単である。ポテ
トチップスは、一般にフライして製造されていたが、米
国等においては、オーブンで焼成して得られる油脂分の
少ない成形ポテトチップスが製造されている。
ーブンの概略図であり、図中1はスチールバンドコンベ
ヤ又はメッシュバンドコンベヤ、2はコンベヤ1の上下
に配設されたヒータ3を有するオーブン本体である。そ
して、菓子生地4は、コンベヤ1に載せられてオーブン
本体2内に導入され、コンベヤ1の上下に配設されたヒ
ータ3で焼成されて取り出される。
テトを主原料とするシート状の生地をスチールバンドコ
ンベヤを有するオーブンで焼成すると、次のような問題
点があった。すなわち、図8において、5はコンベヤの
スチールバンド、4はその上で焼成されたシート状の生
地である。成形した生地をスチールバンド5で焼く際、
生地4とバンド5との間に空気が溜まり、焼成中にこれ
が抜けず、加熱膨脹して、生地4を部分的に持ち上げ
る。この底上げ部分4aは、バンド5から離れているた
め、熱の伝わり方が極端に悪くなり、水分が抜けず、色
が白くなる。また、この底上げ部分4aからひび割れし
やすくなる。更に、この底上げ部分4aの水分をとるま
で焼くと、他の部分が焦げてしまう。したがって、いず
れにしても商品価値が著しく低下してしまうという問題
点があった。
の生地をメッシュバンドコンベヤを有するオーブンで焼
成すると、次のような問題点があった。すなわち、焼成
中にシート状の生地の表面に水分が透過しにくい膜が形
成されて、生地の内部で蒸発した水分が逃げられなくな
って、図9に示すように、焼成した成形チップス6が部
分的に中空化して火膨れ6aを生じる。この火膨れ6a
は、ランダムにかつ種々の大きさで形成されるため、外
観が悪くなり、製品の均一化が図れず、強度も著しく低
下してしまう。
に針穴を所定間隔で形成して、この針穴から空気を抜き
ながら、焼成した製品も知られている。すなわち、スチ
ールバンドの場合は、この針穴から生地とスチールバン
ドとの間の空気を抜いて底上げを防ぎ、メッシュバンド
の場合は、生地の内部で蒸発した水分をこの針穴から外
に逃がして中空化を防ぐようにしたものである。
は、上記針穴を多数形成する必要があり、その結果、ス
ナック菓子としては違和感のある外観になってしまい、
強度も低下してしまうという問題点があった。例えば米
国などにおいて製造されているオーブンを利用した成形
ポテトチップスは、針穴を開けているため、スナックと
しては少し違和感があり、割れも非常に多く見受けられ
る。
焼成して得られる油脂分の少ない成形チップスであっ
て、焼成中の底上げや火膨れ等による外観の不良がない
成形チップス及びその製造法を提供することにある。
め、本発明の第1は、予め糊化された澱粉質原料を乾燥
重量比で50%以上含有する原料の生地をシート状に成
形し、オーブンで焼成して得られる成形チップスにおい
て、少なくとも片面に前記シートの端縁に至る溝が所定
間隔で形成されていることを特徴とする成形チップスを
提供するものである。
面に溝を形成したことにより、焼成時に底上げ部分がで
きたり、火膨れがランダムにできたりすることが防止さ
れ、スナック菓子に適した良好な外観で、しかも均一な
形状の製品を得ることができる。また、上記溝がシート
の端縁まで達しているので、特にスチールバンドコンベ
ヤに載せて焼成するときに、溝内を通って空気が逃げや
すくなると共に、端縁部での火膨れが防止されて強度が
向上する。そして、シートの表面に溝を設けたことによ
り、溝の部分で割れやすくなって軽い食感が得られる。
て、前記溝の幅が0.5〜12mm、深さが0.2〜
3.0mm、前記溝のない部分の幅が17mm以下、溝
部における厚さが0.3〜2mmとされている成形チッ
プスを提供するものである。
できたり、火膨れがランダムにできたりすることを防止
し、溝の部分で割れやすくして軽い食感にするという前
記効果をより高めることができる。溝の幅が、0.5m
m未満では焼成時に空気や水蒸気を逃がす作用が十分に
得られず、12mmを超えると強度が低下する。また、
溝の深さが、0.2mm未満では空気や水蒸気を逃がす
作用が十分に得られず、3mmを超えると製品全体の厚
さが厚くなりすぎて食感が硬くなる。更に、前記溝のな
い部分の幅が、17mmを超えると、空気や水蒸気を逃
がす作用が十分に得られなくなり、食感を軽くする効果
も乏しくなる。更に、溝部における厚さが0.3mm未
満では、強度が十分に得られず、割れやすくなり、2m
mを超えると、水蒸気を逃がす作用が十分に得られず、
食感も硬くなる。
おいて、前記溝と溝の間の部分が膨化して、その内部が
空洞になっている成形チップスを提供するものである。
ヤに載せて焼成したときに作られるもので、溝と溝の間
の部分が簾のように中空になっているので、歯触りの軽
い食感が得られる。
料を乾燥重量比で50%以上含有する原料から生地を調
製し、この生地を用いて少なくとも片面に端縁に至る溝
が所定間隔で形成された所定形状のシートを成形し、こ
のシートを前記溝が下面になるようにしてスチールバン
ドに載せてオーブンで焼成することを特徴とする成形チ
ップスの製造法を提供するものである。
面に端縁に至る溝を所定間隔で形成したことにより、シ
ートとスチールバンドとの間に溜まった空気が上記溝を
通って外部に逃がされるので、焼成時に底上げ部分がで
きるのが防止される。
料を乾燥重量比で50%以上含有する原料から生地を調
製し、この生地を用いて少なくとも片面に端縁に至る溝
が所定間隔で形成された所定形状のシートを成形し、こ
のシートをメッシュバンドに載せてオーブンで焼成する
ことを特徴とする成形チップスの製造法を提供するもの
である。
薄くなるのでその部分で焼成による膜が形成されにく
く、内部で蒸発した水分がその部分から外部に逃げやす
くなるので、火膨れがランダムに形成されるのが防止さ
れ、溝と溝の間の部分だけが中空になって簾状に膨らん
だ均一な外観の製品を得ることができる。
の発明において、前記溝の幅が0.5〜12mm、深さ
が0.2〜1.5mm、前記溝のない部分の幅が17m
m以下とされている成形チップスの製造法を提供するも
のである。
ヤを用いた場合の底上げや、メッシュバンドコンベヤを
用いた場合のランダムな火膨れを、より確実に防止する
ことができる。溝の幅が、0.5mm未満では空気や水
蒸気を逃がす作用が十分に得られず、12mmを超える
と強度が低下する。また、溝の深さが、0.2mm未満
では空気や水蒸気を逃がす作用が十分に得られず、1.
5mmを超えると全体の厚さが厚くなりすぎて食感が硬
くなる。更に、前記溝のない部分の幅が、17mmを超
えると、空気や水蒸気を逃がす作用が十分に得られなく
なる。
おいて、前記溝部における前記シートの厚さが0.1〜
0.8mmとされている成形チップスの製造法を提供す
るものである。
ヤを用いて焼成する場合に、上記溝の部分から内部の水
蒸気を逃がして、溝と溝の間の部分だけが簾状に膨らん
だ外観の製品を得るという作用効果を、より確実に得る
ことができる。上記溝部における厚さが、0.1未満で
は強度が十分に得れなくなり、0.8mmを超えると上
記作用効果が十分に得られなくなる。
糊化された澱粉質原料を乾燥重量比で50%以上含有す
るものが使用される。予め糊化された澱粉質原料とは、
澱粉質が主である原料をクッキングして乾燥したもの、
例えばポテトフレーク、寒梅粉、α−ワキシーコーンス
ターチ等や、又はクッキングのみで未乾燥のもの、例え
ばジャガイモを蒸煮したもの、カボチャを蒸煮してペー
ストにしたもの等を意味する。予め糊化された澱粉質原
料の生地中の含有量が、乾燥重量比で50%未満では、
菓子の味が粉っぽくなるという問題が生じる。
して、生の澱粉質原料、ショートニング等の油脂、砂
糖、食塩、カレー粉等の調味料、しそ、人参、りんご等
の野菜又は果実のペースト又はエキス、肉エキス、魚介
類のエキス、食物繊維、カルシウム素材、ビタミン類、
香料、色素等を適宜使用することができる。
ことにより生地を調製する。加水量は、上記原料混合物
の乾燥重量を100重量部としたとき、水60〜140
重量部となるようにすることが好ましい。加水量が上記
よりも少ないと菓子の食感が硬くなるという問題が生
じ、上記よりも多いと成形工程が生地のベタ付きによ
り、著しく困難になるという問題が生じる。
して所定の厚さのシート状にする。このとき、上記圧延
ローラの少なくともシートの一方の面に圧接されるもの
を、突条付(言い換えると溝付)のローラとし、シート
の表面に所定間隔で上記突条による溝を形成する。この
シートを例えば円形、楕円形等の所望の形に打ち抜くこ
とにより、シートの端縁に至る溝が所定間隔で形成され
たシートを得ることができる。
焼成する。スチールバンドコンベヤを用いたオーブンを
用いる場合は、上記シートの溝が形成された面を下にし
てスチールバンドに載せて焼成する。それによって、シ
ートとスチールバンドとの間に溜まった空気が溝を通し
て逃がされるので、底上げ部が形成するのを防止するこ
とができ、均一な焦げ目が付された均一な形状の製品を
得ることができる。
ーブンを用いる場合は、シートをどのような向きでメッ
シュバンドに載せてもよい。メッシュバンドではシート
表面に焼成による水分が透過しにくい膜が形成される
が、上記溝を設けることによって、溝の部分の厚さが薄
いため、その部分では上記膜が形成されにくくなり、生
地の内部で蒸発した水分をその部分から逃がして、火膨
れがランダムに生じるのを防ぐことができる。
形チップスの一実施形態が示されている。図1は平面
図、図2は図1のII−II矢示線に沿った断面図である。
この成形チップス10は、平面的に見て小判形をなし、
その両面に長手方向に沿って、端縁から端縁に至る平行
な溝11が形成されている。溝11の間の部分12は、
内部が空洞13をなす簾状に膨らんだ形状をなしてい
る。この成形チップス10は、上記簾状に膨らんだ部分
12によって、軽くて歯触りのよい食感が得られる。
な断面形状の生地シートをメッシュバンドオーブンで焼
成して得られたものである。この生地シート14は、そ
の両面に溝11’を有している。この場合、溝11’の
幅aは0.5〜12mm、深さbは0.2〜1.5m
m、溝11’のない部分の幅cは17mm以下とされる
ことが好ましい。また、生地シート14の溝11’がな
い部分の厚さdは0.5〜3.8mm、溝11’の部分
の厚さeは0.1〜0.8mmとされることが好まし
い。そして、この形状の生地シートを焼成すると、上記
溝11’の深さbは0.2〜3mm、溝11’の部分の
厚さeは0.3〜2mmとなる。
それぞれ異なる他の例が示されている。同図(a)に示
す生地シート15では、断面V字状の溝16が両面に形
成されている。同図(b)に示す生地シート17では、
断面円弧状の溝18が両面に形成されている。同図
(c)に示す生地シート19では、断面が台形状の溝2
0が両面に形成されている。同図(d)に示す生地シー
ト21では、シートの片面にのみ断面が台形状の溝22
が形成されている。なお、本発明において、溝の幅と
は、溝の凹部をなす部分の全体の幅を意味する。
形チップスの他の実施形態が示されている。図5は平面
図、図6は図5のVI−VI矢示線に沿った断面図である。
この成形チップス30は、平面的に見て円形をなし、そ
の両面に端縁から端縁に至る格子状の溝31が形成され
ている。溝31で囲まれた部分32はエンボス状に盛り
上がった形状をなしている。この成形チップス30は、
上記のような格子状の溝を両面に形成した生地シート
を、スチールバンドオーブンで焼成して得られたもので
ある。このように、シートの端縁に至る溝としては、各
種の形状のものが採用できる。
000rpmにて3分間混合して生地を得た。
ーターにて厚さ1.5mmのシートにし、深さ0.4m
m、幅2mm、溝の中心間のピッチ5mmの溝付ロール
と、フラットロールとを組み合わせ、溝付ロールを下
に、フラットロールを上に設置し、ロールギャップを
0.3mmに設定して上記シートを通過させ、丸型カッ
ターで抜き成形した。成形後のシートの厚い部分は1.
1mm、薄い部分は0.6mmであった。
と、メッシュバンドオーブンとを用いて、それぞれ20
0℃、5.5分の焙焼条件で焼成することにより、成形
ポテトチップスを得た。なお、スチールバンドオーブン
の場合は、溝を下にした。
は、底上りが全くなく、筋目模様を有する魅力的な外観
とテクスチャーを有するものであった。
規則な火膨れがなく、厚い部分は均一なわずかに中空状
態となり、薄い部分は全く中空とならず、全体として非
常にきれいな筋目模様を有するものとなった。また、厚
い部分がわずかに中空になっているため、テクスチャー
は、スチールバンドで焼いたものより更に良いものとな
った。
製造した後、一対のフラットロールのギャップを0.4
mmに設定して設置し、上記シートを上記フラットロー
ル間に通して圧延し、丸型カッターにて抜き成形した。
成形後のシートの厚さは全面均一で0.9mmであっ
た。
チールバンドオーブンと、メッシュバンドオーブンとを
用いて焼成し、成形ポテトチップスを得た。
は、ほぼ100%の割合で底上りが生じ、この部分は熱
伝導が悪く、水抜けが悪いため、焼き色も白く、硬かっ
た。更に、1週間後には80%の菓子にひび割れが発生
していた。
抜けが悪く、不規則な中空の火膨れを生じ、外観、テク
スチャー共に良くなかった。また、わずかの衝撃で火膨
れ部分が割れてしまった。
スとについて、8名の専門家パネルによって官能評価を
行った。評価は、テクスチャーと外観のそれぞれについ
て、5段階(1…よくない、2…ややわるい、3…ふつ
う、4…かなりよい、5…大変よい)で評価し、その平
均値を求めた。スチールバンドオーブンで焼成したもの
どうしを比較した結果を表2に、メッシュバンドオーブ
ンで焼成したものどうしを比較した結果を表3に示す。
トに穴をあけ、実施例1と同様に焼成してポテトチップ
スを得た。なお、ドッカーピンの直径は1.2mmで、
穴は千鳥状に配列し、一列に並んだ穴どうしの間隔が1
0mm、列と列との間隔が6mmとなるように配列し
た。
スとについて、前記試験例1と同様にして、テクスチャ
ーと外観について官能評価を行った。スチールバンドオ
ーブンで焼成したものどうしを比較した結果を表4に、
メッシュバンドオーブンで焼成したものどうしを比較し
た結果を表5に示す。
とでは、テクスチャーにおいては有意な差がなかった
が、外観においては有意差をもって溝を付与した実施例
1の方が良い評価が得られた。
000rpmにて3分間混合して生地を得た。
にスリーロールシーターで圧延した後、実施例1と同様
な溝付ロールとフラットロールとを用いて、同様な溝付
シートに成形した。このシートを190℃、6分の条件
でスチールバンドオーブン、メッシュバンドオーブンの
それぞれによって焼成し、スイートコーンチップスを得
た。このスイートコーンチップスは、実施例1のポテト
チップスと同様に、良好なテクスチャー及び外観を有し
ていた。
000rpmにて3分間混合して生地を得た。
にスリーロールシーターで圧延した後、実施例1と同様
な溝付ロールとフラットロールとを用いて、同様な溝付
シートに成形した。このシートを190℃、6分の条件
でスチールバンドオーブン、メッシュバンドオーブンの
それぞれによって焼成し、パンプキンチップスを得た。
このパンプキンチップスは、実施例1のポテトチップス
と同様に、良好なテクスチャー及び外観を有していた。
シートの少なくとも片面に端縁に至る溝を所定間隔で形
成したことにより、スチールバンドオーブンで焼成する
場合には、シートとスチールバンドとの間に溜まった空
気が上記溝を通って外部に逃がされるので、焼成時に底
上げ部分ができるのが防止される。また、メッシュバン
ドオーブンで焼成する場合には、溝の部分でシート厚が
薄くなるのでその部分で焼成による膜が形成されにくく
なり、内部で蒸発した水分がその部分から外部に逃げや
すくなるので、火膨れがランダムに形成されるのが防止
され、溝と溝の間の部分だけがわずかに中空になって簾
状に膨らんだ均一な外観の製品を得ることができる。し
たがって、テクスチャー及び外観に優れた油脂分の少な
い成形チップスを得ることができる。
平面図である。
断面図である。
例を示す断面図である。
す平面図である。
図である。
焼成したときの状態を示す断面図である。
焼成したときの状態を示す断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 予め糊化された澱粉質原料を乾燥重量比
で50%以上含有する原料の生地をシート状に成形し、
オーブンで焼成して得られる成形チップスにおいて、少
なくとも片面に前記シートの端縁に至る溝が所定間隔で
形成されていることを特徴とする成形チップス。 - 【請求項2】 前記溝の幅が0.5〜12mm、深さが
0.2〜3.0mm、前記溝のない部分の幅が17mm
以下、溝部における厚さが0.3〜2mmとされている
請求項1記載の成形チップス。 - 【請求項3】 前記溝と溝の間の部分が膨化して、その
内部が空洞になっている請求項1又は2記載の成形チッ
プス。 - 【請求項4】 予め糊化された澱粉質原料を乾燥重量比
で50%以上含有する原料から生地を調製し、この生地
を用いて少なくとも片面に端縁に至る溝が所定間隔で形
成された所定形状のシートを成形し、このシートを前記
溝が下面になるようにしてスチールバンドに載せてオー
ブンで焼成することを特徴とする成形チップスの製造
法。 - 【請求項5】 予め糊化された澱粉質原料を乾燥重量比
で50%以上含有する原料から生地を調製し、この生地
を用いて少なくとも片面に端縁に至る溝が所定間隔で形
成された所定形状のシートを成形し、このシートをメッ
シュバンドに載せてオーブンで焼成することを特徴とす
る成形チップスの製造法。 - 【請求項6】 前記溝の幅が0.5〜12mm、深さが
0.2〜1.5mm、前記溝のない部分の幅が17mm
以下とされている請求項4又は5記載の成形チップスの
製造法。 - 【請求項7】 前記溝部における前記シートの厚さが
0.1〜0.8mmとされている請求項5記載の成形チ
ップスの製造法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP13939697A JP4028617B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 成形チップス及びその製造法 |
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US09/214,850 US6117466A (en) | 1997-05-14 | 1998-03-12 | Formed chips and method of production thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP13939697A JP4028617B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 成形チップス及びその製造法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10313816A true JPH10313816A (ja) | 1998-12-02 |
JP4028617B2 JP4028617B2 (ja) | 2007-12-26 |
Family
ID=15244317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP13939697A Expired - Fee Related JP4028617B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 成形チップス及びその製造法 |
Country Status (3)
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JP (1) | JP4028617B2 (ja) |
WO (1) | WO1998051166A1 (ja) |
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