JPH10313590A - 電気車走行用モータの制御装置 - Google Patents

電気車走行用モータの制御装置

Info

Publication number
JPH10313590A
JPH10313590A JP9119513A JP11951397A JPH10313590A JP H10313590 A JPH10313590 A JP H10313590A JP 9119513 A JP9119513 A JP 9119513A JP 11951397 A JP11951397 A JP 11951397A JP H10313590 A JPH10313590 A JP H10313590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
power
devices
current
braking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9119513A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Baba
正 馬場
Atsushi Minobe
敦 美濃部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Yusoki Co Ltd filed Critical Nippon Yusoki Co Ltd
Priority to JP9119513A priority Critical patent/JPH10313590A/ja
Publication of JPH10313590A publication Critical patent/JPH10313590A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気車走行用モータの制御装置において、モ
ータの力行/制動をパワーデバイスを用いたチョッパ制
御により電子切換制御するものにあって、デバイスの電
流容量が少なくてすみ、発熱が少なく、放熱実装構造が
簡素になり、省スペース、低コスト化を図る。 【解決手段】 直流分巻モータのアマチュアAを含む回
路は、パワーデバイスのハーフブリッジ構成とし、フィ
ールドFCを含む回路は、パワーデバイスのフルブリッ
ジ構成とし、ハーフブリッジに大きいアマチュア電流を
流し、フルブリッジに小さいフィールド電流を流し、可
逆、力行/制動の電子切換制御を行う。これにより、デ
バイスの発熱総和は従来に比べ低減し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気車走行用モー
タの速度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、無人搬送車等に用いられる電気車
走行用のモータの速度制御装置として、モータの力行/
制動を、パワーデバイスを用いたチョッパ制御により電
子切換制御するものが知られている。図3にその回路例
を示す。この回路は、モータとして直流分巻モータを用
い、モータのアマチュアAの回路は、パワーデバイスの
フルブリッジ構成とし、フィールドFCの回路はデバイ
スを介して前記フルブリッジに並列に設けられる。フル
ブリッジを構成するパワーデバイスとしては、FET又
はIGBTを用い、その寄生ダイオード(破線で示す)
をフライホイールダイオードとして用いる。デバイス
F,FDは順方向回転用、デバイスR,RDは逆方向回
転用であり、CSは電流検知のためのカレントセンサで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の制御装置においては、アマチュア回路には
大きい電流が流れるため、大容量のデバイスを必要とし
高価であり、また、放熱装置の形状が大きくなる。特
に、フルブリッジ構成においては、順方向通電、及びF
ETの寄生ダイオードを利用した逆方向フライホイール
通電を行うため、通常のチョッパの2倍近くの電流容量
を持ったデバイスを必要とする。ちなみに、アマチュア
回路電流が200Aとすると、デバイスは比較的大電流
の400Aのものが4個となり、熱容量の大きい実装構
造となり、コスト高となる。また、制動は逆相プラギン
グを用いるため、制動時にもバッテリ電力を消費する。
デバイスの発熱総和は、フィールド回路電流は5A程度
であるが、デバイスは10Aのものを2個使用するとし
て、400A×4+10A×2=1620Aの関数とな
る。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、モータの力行/制動をパワーデ
バイスを用いたチョッパ制御により電子切換制御するも
のにあって、比較的デバイスの電流容量が少なくてす
み、発熱が少なく、放熱実装構造が簡素になり、省スペ
ース、低コスト化が図れる電気車走行用モータの制御装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、電気車走行用モータへの通電をパ
ワーデバイスを用いてチョッパ制御する電気車走行用モ
ータの制御装置において、モータとして直流分巻モータ
を用い、モータのアマチュア回路は、パワーデバイスの
ハーフブリッジ構成とし、モータのフィールド回路は、
パワーデバイスのフルブリッジ構成としたものである。
この構成においては、ハーフブリッジに大きいアマチュ
ア電流を流し、フルブリッジに小さいフィールド電流を
流し、可逆、力行/制動の電子切換制御を行う。アマチ
ュア回路のデバイスは2個で済み、デバイスの発熱総和
は従来に比べて大幅に少なくなる。
【0006】また、請求項2の発明は、上記請求項1に
記載の構成において、モータのアマチュアと並列に制動
時に導通されるパワーデバイスを接続したものである。
この構成においては、アマチュアと並列のパワーデバイ
スをオンすることによりモータを発電機として動作させ
る発電制動を行い、バッテリ電力の消費はない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面を参照して説明する。本実施形態による電気
車走行用モータの制御装置は、モータへの通電をパワー
デバイスを用いてチョッパ制御するものであり、図1に
示す通りである。図1において、モータとしては直流分
巻モータを用い、モータのアマチュアAを含む回路は、
アマチュアAに直列接続される駆動用パワーデバイスD
と、アマチュアAに並列接続されるパワーデバイスGの
ハーフブリッジ構成とする。モータのフィールドFCを
含む回路は、界磁制御用パワーデバイスF,FCH,
R,RCHのフルブリッジ構成とする。各パワーデバイ
スとしては、電界効果トランジスタ(FET)又はIG
BTを用いる。また、パワーデバイスGの寄生ダイオー
ド(破線で示す)をフライホイールダイオードとして用
いる。
【0008】フィールドFCの回路のパワーデバイス
F,FCHを導通させることで順方向回転、パワーデバ
イスR,RCHを導通させることで逆方向回転を行う。
さらに、制動は、アマチュアAと並列のパワーデバイス
Gを導通させることで、発電制動を行う。2個のカレン
トセンサCSからの各検知電流に基づいて、モータのア
マチュアA及びフィールドFCに流れる電流を制御し、
それぞれ力行・制動制御及び可逆制御を行う。なお、各
パワーデバイスのゲート制御回路は、図示を省略してい
る。
【0009】次に、上記構成の制御装置の動作について
説明する。モータの力行時には、駆動用パワーデバイス
Dをオン、オフさせて速度制御する(チョッパ)。この
力行時に、駆動用パワーデバイスDのオフ期間には、ア
マチュアAの内部リアクタンスのために、モータのアマ
チュア電流がフライホイール電流となってパワーデバイ
スGの寄生ダイオードに流れる。そして、フィールド回
路はフルブリッジとなるが、フィールド回路電流を5A
とすると、余裕をみても10Aの容量のデバイスが4個
で済むので、デバイスの発熱総和は、400A×2+1
0A×4=840Aの関数となり、従来のほぼ1/2と
なる。
【0010】図2は、電気車の走行パターン制御例を示
し、時間に対する速度特性図である。電気車は走行パタ
ーンに沿って加速及び減速を行い、特に、減速制御は電
気車の載荷荷重の変動や路面の勾配・路面抵抗等の外的
要因にも影響されず、安定した減速度で減速される必要
がある。このため、力行/制動を瞬時に切換え、目標と
する減速直線又は曲線に追随した減速特性を得なければ
ならない。このような力行/制動の電子切換え制御を、
上記の制御装置により容易に実現できる。
【0011】なお、本発明は上記実施形態の構成に限ら
れず種々の変形が可能である。例えば、上記各実施形態
では、スイッチング素子としてFETを示したが、その
他に、IGBTやバイポーラトランジスタ等を使用する
ことができる。また、駆動回路がフルブリッジ回路とさ
れる場合も、同様に適用可能である。
【0012】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
大きいアマチュア電流が流れる回路をハーフブリッジ構
成とし、小さいフィールド電流が流れる回路をフルブリ
ッジ構成とし、可逆、力行/制動の電子切換制御を行う
ようにしたので、デバイスの発熱総和が、従来のものに
比べてほぼ1/2となり、放熱実装構造を簡単にでき、
省スペース、低コスト化が図れる。
【0013】また、請求項2の発明によれば、アマチュ
アと並列のパワーデバイスをオンすることにより発電制
動を行うので、バッテリ電力を消費せず、電力効率が向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による電気車走行用モータ
の制御装置の回路図である。
【図2】電気車の走行パターン制御例を示す時間に対す
る速度特性図である。
【図3】従来の電気車走行用モータの制御装置の回路図
である。
【符号の説明】
A モータのアマチュア FC モータのフィールド D 駆動用パワーデバイス G パワーデバイス F,FCH,R,RCH 界磁制御用パワーデバイス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気車走行用モータへの通電をパワーデ
    バイスを用いてチョッパ制御する電気車走行用モータの
    制御装置において、 モータとして直流分巻モータを用い、 該モータのアマチュア回路は、パワーデバイスのハーフ
    ブリッジ構成とし、 該モータのフィールド回路は、パワーデバイスのフルブ
    リッジ構成としたことを特徴とする電気車走行用モータ
    の制御装置。
  2. 【請求項2】 モータのアマチュアと並列に制動時に導
    通されるパワーデバイスを接続したことを特徴とする請
    求項1に記載の電気車走行用モータの制御装置。
JP9119513A 1997-05-09 1997-05-09 電気車走行用モータの制御装置 Pending JPH10313590A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9119513A JPH10313590A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 電気車走行用モータの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9119513A JPH10313590A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 電気車走行用モータの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10313590A true JPH10313590A (ja) 1998-11-24

Family

ID=14763137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9119513A Pending JPH10313590A (ja) 1997-05-09 1997-05-09 電気車走行用モータの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10313590A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100287764B1 (ko) 최적의dc모우터/콘트롤러구조
US6469462B2 (en) Control apparatus for electric vehicle
JP2006353088A (ja) 燃料電池応用のためのアクティブ直流バス・フィルタ
JPH10164862A (ja) 電力変換装置
JP2004208409A (ja) 車両用動力制御装置
EP0560089B1 (en) Electrically powered lift truck
JP2002078104A (ja) 荷役車両の制御装置
JPH10313590A (ja) 電気車走行用モータの制御装置
JPH0564308A (ja) 電気自動車
JPS6329512B2 (ja)
JP4943719B2 (ja) スイッチトリラクタンスモータの回生制御装置
JP4585061B2 (ja) 電気自動車の制御方法
JP5441951B2 (ja) 回転電機
JP3764455B2 (ja) 直流負荷制御装置
JPH04145808A (ja) 電気自動車の省エネルギー装置
JP2939080B2 (ja) モータ制動装置
JPH0937545A (ja) 電源回路
JP2009296813A (ja) 回生抵抗冷却装置、その方法、および、モータ装置。
JPH06121402A (ja) バッテリ駆動電動車
JPH11299013A (ja) 電気車両におけるコンタクタ駆動装置、電気車両用制御装置及び電気式フォークリフト
KR100209309B1 (ko) 전동지게차의 플러그 신호 감지장치 및 제동속도제어방법
JP3015533B2 (ja) 車両用インバータ装置
JP3860466B2 (ja) モータドライバ
JPH10271888A (ja) リアクタンス負荷の駆動回路
JPH10215594A (ja) 運搬車の速度制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406