JPH10313363A - 情報送信装置及び情報送信方法 - Google Patents

情報送信装置及び情報送信方法

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JPH10313363A
JPH10313363A JP9137613A JP13761397A JPH10313363A JP H10313363 A JPH10313363 A JP H10313363A JP 9137613 A JP9137613 A JP 9137613A JP 13761397 A JP13761397 A JP 13761397A JP H10313363 A JPH10313363 A JP H10313363A
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JP
Japan
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information
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data
transmitted
identification
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Pending
Application number
JP9137613A
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English (en)
Inventor
Yoichi Aoki
陽一 青木
Shoichi Nagatomo
正一 永友
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信対象の情報を効率良く加工・編集及び送
信できるページングシステムを提供する。 【解決手段】 情報提供会社18から供給された情報は
加工して、コンテンツ番号を付してコンテンツファイル
に格納しておく。各コンテンツには、送信対象者を特定
するためのカテゴリが付されている。送信スケジュール
を設定する際、キーワードを入力し、コンテンツファイ
ルに格納されたコンテンツからそのキーワードを含むも
のを抽出すると共にそのコンテンツのカテゴリに対応す
るG−IDを特定する。抽出されたコンテンツのコンテ
ンツ番号とG−IDを送信時間を指定して送信スケジュ
ールファイルに登録する。送信時、送信スケジュールフ
ァイルからコンテンツ番号とG−IDを読み出し、コン
テンツ番号からメッセージを読み出して、ページングセ
ンタ12に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ページングシス
テム等に代表される無線データコミュニケーションシス
テムの情報サービスシステムに適用される情報送信装
置、及び情報サービスの送信方法に関し、特に、文字に
よる情報を無線信号により通信端末に送信することがで
きる情報送信装置、及び情報送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ページングシステムを用いて
加入者を一斉に呼び出して、メッセージデータとして情
報を送信することにより、該情報を提供する情報提供サ
ービスが知られている。従来の情報提供サービスは、図
28に示すように、ページャ211と、ページングセン
タ212と、送信局213と、電話機215と、公衆回
線網214と、電話機215と、情報提供会社218
と、から構成されている。ページングセンタ212は、
電話機215からの呼び出しに応じて送信局213から
ページャ211に呼び出し信号を送信すると共にダイレ
クトに接続された情報提供会社218から提供される情
報を送信局213から半ば放送的に送信している。
【0003】又、従来のページングシステムに適用され
ている情報サービスは、株式情報、為替情報等、主に数
値による情報がほとんどである。しかし、ページャにカ
ナ表示機能が付き、メッセージの表現方法も多種多様に
なったことから、情報サービスの内容も数字表示のみの
情報から、カナ表示主体の情報に切り替わりつつある。
【0004】さらに、近年、ページングサービスの利用
者が、ビジネスマンから若年層に変化していることか
ら、情報サービスの内容も、株式情報、為替情報等の定
型的なものからコンサートチケット情報、レコード等の
売り上げ情報、ショッピング情報、レストラン情報、地
元の情報等、多様性に富んだミニコミ誌的な意味合いの
強い情報に変化してきている。
【0005】しかし、この種の情報サービスにおいて
は、情報提供元が情報の種類によって異なっており、
又、株式情報、為替情報等の定型的な数値による情報に
比べて、その加工や処理に手間がかかる。このため、ペ
ージングサービスの事業者側が、これらの処理を一括し
て第三者に委託するケースが増加しつつある。
【0006】したがって、図28の構成に加えて、情報
加工を請け負う情報加工センタをページングセンタ21
2に接続する場合が考えられている。情報加工センタに
は、情報供給源である情報提供会社218として、例え
ば、イベント会社、出版社などから情報が提供される。
情報加工センタは、この情報をページャー211が読み
とれるメッセージデータの形態に加工し、予め情報サー
ビスの提供契約を交わしている加入者の所有するページ
ャ211のグループアドレスコード用の呼出番号(グル
ープ呼出番号)と共にページングセンタ212へ出力す
る。ページングセンタ212は、送信局213からペー
ジャ211にこの信号を送信すると共にメッセージデー
タとして情報を送信している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、情報提供会社
218から情報加工センタに提供される情報は、ページ
ャ211が直接読み取れるデータ形態ではない。また、
近年登場したRCR−STD43という方式によりペー
ジャ211に1回に送信できるデータ量は従来のPOC
SAG方式と比較して大幅に増加したが、それでもペー
ジャ211が1回に受信及び表示できるデータ量は制限
されている。このため、情報加工センタでは、情報加
工、及びページングセンタ212への送信処理を行うオ
ペレータが情報提供会社218から提供される送信対象
情報の内容を全て読んでチェックし、必要と思われる部
分をピックアップし、ページャ211に送信・表示でき
る所謂メッセージデータに加工してデータベースに格納
し、その後、送信スケジュールを作成して送信する必要
があった。
【0008】このように、従来の送信対象情報の編集と
加工は実質的に全て手作業で行われており、情報の編集
及び加工に膨大な時間とコスト(人件費)がかかるとい
う問題があった。
【0009】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、ページングシステムの情報サービス送信におい
て、情報送信側にとって送信対象の情報を効率良く加工
・編集及び送信配信できる情報送信装置、及び情報送信
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる情報送信装置は、少
なくとも1つの通信端末に情報を送信する情報送信装置
に適用されるものであって、情報を記憶する情報記憶手
段と、通信端末群で構成される複数のグループのそれぞ
れに共通に割り付けられた識別情報と、これらのグルー
プのそれぞれに属する通信端末群に送信すべき情報をそ
れぞれ対応付けて記憶する送信先情報記憶手段と、前記
情報記憶手段に記憶された情報を抽出するためのキーワ
ードを入力するキーワード入力手段と、前記情報記憶手
段に記憶されている情報の中から前記キーワード入力手
段により入力されたキーワードを含む情報を索出する情
報検索手段と、前記送信先情報記憶手段に記憶されてい
る識別情報の中から、この索出された情報を送信すべき
情報として記憶しているものを読み出す送信先識別情報
検索手段と、前記情報検索手段により索出された情報
を、前記送信先識別情報検索手段により索出された識別
情報で特定されるグループに送信する送信手段とを備え
ることを特徴とする。
【0011】この構成の情報送信装置によれば、送信対
象の情報を特定するためのキーワードを入力すると、情
報検索手段により送信対象の情報が検索され、さらに、
送信先識別情報検索手段により、送信先の識別情報が読
み出され、それらが対にされて送信手段に出力される。
従って、送信対象の情報を抽出し、その送信先を設定す
る処理を短時間で効率よく行うことができる。
【0012】送信手段は、例えば、ページングセンタと
送信局から構成される。
【0013】前記情報に識別コードを付し、送信スケジ
ュールを記憶するスケジュール記憶手段と、送信時刻を
指定する送信時刻指定手段と、前記検索手段により読み
出された情報の識別コードを送信すべき情報にかえて前
記送信先識別情報検索手段により読み出された識別情報
と、前記送信時刻指定手段により指定された時刻とを対
応付けて前記スケジュール記憶手段に格納する手段と、
をさらに配置してもよい。
【0014】この構成によれば、索出された情報の識別
コードと送信先の通信端末の識別情報とが、スケジュー
ル記憶手段に記憶される。従って、送信スケジュール
を、予め、キーワード、分類などを用いておおよそ設定
しておけば、送信対象の情報及び送信先が自動的に設定
される。従って、送信スケジュールを容易に作成するこ
とができる。
【0015】この場合、現在時刻を読み出すタイマ手段
と、前記タイマ手段により取得された現在時刻に従っ
て、前記スケジュール記憶手段から送信対象情報の識別
コードと送信対象のグループの識別情報とを読み出すと
ともに、この読み出した識別コードが付された情報を前
記情報記憶手段から読み出して前記識別情報で特定され
るグループに送信するよう前記送信手段を制御する制御
手段とを更に配置してもよい。
【0016】このような構成によれば、スケジュールフ
ァイルの設定に従って情報を自動的に送信することがで
きる。即ち、この情報供給システムを自動運転すること
ができる。
【0017】前記情報記憶手段は、前記情報毎に情報送
信に関する優先度を記憶し、前記送信手段は、前記情報
記憶手段から読み出した情報が複数ある場合に、前記優
先度に基づいて、これら読み出された情報より、送信す
べき情報を選択する選択手段を配置してもよい。このよ
うな構成によれば、送信対象の情報が多数ある場合に、
優先度の高い情報を先に送信することができる。
【0018】また、この発明の第2の観点に係る情報送
信装置は、少なくとも1つの通信端末に情報を送信する
情報送信装置に適用されるものであり、情報と該情報を
識別するための識別コードとを対応付けて記憶する情報
記憶手段と、情報の送信時刻、送信対象となる情報の識
別コード、及び送信先の通信端末の識別情報とからなる
送信スケジュールを記憶するスケジュール記憶手段と、
現在時刻を読み出すタイマ手段と、前記タイマ手段によ
り取得された現在時刻に従って前記スケジュール記憶手
段から供給対象の情報の識別コードと、送信対象の通信
端末の識別情報とを読み出すとともに、読み出した識別
コードが付された情報を前記情報記憶手段から読み出
し、該読み出した情報を前記識別情報で特定される通信
端末に送信する送信手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0019】このような構成によれば、予め送信スケジ
ュールファイルに設定されたスケジュールに従って情報
が送信される。従って、システムを自動運転することが
できる。
【0020】前記情報記憶手段に記憶された情報の中か
ら所望の情報を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段に
より抽出された情報の識別コードと送信先の通信端末の
識別情報とを、送信時刻と対応付けて前記スケジュール
記憶手段に登録する登録手段と、を配置しても良い。こ
のような構成によれば、情報を抽出し、送信先と対応付
けて送信スケジュールファイルに登録することにより、
システムを自動的に運行することができる。
【0021】前記情報記憶手段は、前記情報毎に情報送
信に関する優先度を記憶し、前記送信手段に、前記情報
記憶手段から読み出した情報が複数ある場合に、前記優
先度に基づいて、これら読み出された情報より、送信す
べき情報を選択する選択手段を配置しても良い。
【0022】このような構成によれば、送信対象の情報
が多数ある場合に、優先度の高い情報を先に送信するこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態にかかるペ
ージングシステムについて図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)まず、図1〜図5を参照して、デ
ータベースに格納された情報の中から送信対象の情報を
選択及び抽出し、送信対処のページャに送信する機能を
有するページングシステムについて説明する。
【0024】始めに、図1を参照して、このページング
システムの構成を説明する。図1に示すように、このペ
ージングシステムは、複数のページャ11(A〜I)
と、これらページャ11(A〜I)を呼び出すと共にメ
ッセージデータを送信するページングセンタ12と、ペ
ージングセンタ12からのアドレスデータ及びメッセー
ジデータを電波信号に変換して送信する送信局13と、
公衆回線網14を介してページングセンタ12に接続さ
れた電話機15と、情報提供会社18から提供される情
報を加工してコンテンツを作成する情報加工エンジン1
6と、情報提供会社18から提供された情報及び情報加
工エンジン16により加工された情報(コンテンツ)を
記憶するデータベース17と、情報加工エンジン16に
情報を提供する情報提供会社18とより構成され、ペー
ジングセンタ12と情報加工エンジン16とは専用パケ
ット回線19により接続されている。
【0025】ページングセンタ12は、ページャ11を
呼び出すと共に呼び出したページャ11にメッセージデ
ータを送信するためのものであり、図2に示すように、
入出力回路31、切替部32、呼出番号照合部33、加
入者メモリ34、音声応答回路35、送信データメモリ
36、制御部37、メッセージレジスタ38、ベクトル
レジスタ39、アドレスレジスタ40、送信信号処理制
御部41、フレーム/ブロック情報記憶用メモリ42、
時刻計時部43から構成されている。
【0026】図2において、入出力回路31は、公衆回
線網14を介して電話機15等から供給される呼出対象
となるページャー11の呼出番号及びメッセージ情報を
入力すると共に音声応答回路35からの音声メッセージ
を電話機15に対して出力(応答)する。
【0027】切換部32は、入出力回路31に接続さ
れ、入力データのうち、呼出番号を呼出番号照合部33
に出力し、メッセージ情報を制御部37に出力する。呼
出番号照合部33は、切換部32から供給された呼出番
号と加入者メモリ34に予め登録されている呼出番号と
を比較して、一致したか否かを判定する。
【0028】加入者メモリ34は、図3に示すように、
加入者名と、該加入者に関する個人情報と、各加入者が
所持するページャ(型番)と、個別呼出番号と、個別呼
出用のパスワード、アドレスデータが送信されるフレー
ムのフレームNo.、及びアドレスデータ(21ビッ
ト)と、グループ呼出番号と、グループ呼出用のパスワ
ード、グループアドレスデータが送信されるフレームの
フレームNo.、及びグループアドレスデータ(21ビ
ット)とを関連付けて記憶する。
【0029】加入者メモリ34を図3に示す構成とする
ことにより、例えば、電話機15から個別呼出番号「0
0−0000−0000」が発呼された場合には、この
呼び出しは、ページングセンタ12に着呼し、アドレス
データ「#A」に変換され、このアドレスデータが割り
付けられたページャ11AにフレームNo.1で送信さ
れる。
【0030】また、例えば、個別呼出番号「11−11
11−1111」が発呼された場合には、パスワードが
設定されているため、このパスワードが入力された場合
のみ、呼出番号がアドレス「#B」に変換され、このア
ドレスが割り付けられたページャ11BにフレームN
o.15で送信される。
【0031】また、グループ呼出番号「11−2222
−3333」が発呼され、パスワード「0123」が入
力されると、呼出番号がアドレス「#X」に変換され、
このアドレスが割り付けられたページャ11A,11
B,11CにフレームNo.30で送信される。
【0032】図2において、音声応答回路35は、入出
力回路31に接続され、制御部37の制御に従って、音
声メッセージを生成し、入出力回路31を介して回線接
続された発呼者(電話機15)に音声で応答する。
【0033】送信データメモリ36は、情報加工エンジ
ン16から一括送信された送信対象の情報(メッセージ
データ)を記憶する。
【0034】制御部37は、ページングセンタ12全体
の動作を制御すると共に電話機15からの呼び出し要求
に応じてページャ11を呼び出す一連のページング処理
を制御する。また、制御部37は、情報加工エンジン1
6と専用パケット回線19で接続されており、情報加工
エンジン16から専用パケット回線19を介して送られ
てくるグループ呼出番号とメッセージデータとに応じ
て、これらのデータを送信データメモリ36に一度格納
し、その後、当該グループ呼出番号に対応するグループ
アドレスにより指定されたページャ11にメッセージデ
ータに加工された情報を一括して送信するためのページ
ング処理を制御する。
【0035】メッセージレジスタ38は、ページャ11
に送信するメッセージデータを制御部37から受け取っ
て格納すると共に、そのメッセージデータを送信処理制
御部41に出力する。メッセージレジスタ38に格納さ
れたメッセージデータは、後述する送信フレームのメッ
セージフィールド(MF)C7に設定される。
【0036】ベクトルレジスタ39は、送信するメッセ
ージデータの形態を特徴付けるデータ、例えば、メッセ
ージが数字のみを示すデータ形態であるか、もしくは漢
字と仮名が混じったメッセージの表示を示すデータ形態
であるか、又、上記メッセージフィールド(MF)C7
において、当該メッセージデータがどこから始まり、ど
のくらいのデータ長なのか等を示すベクトルデータを格
納すると共に、そのベクトルデータを送信処理制御部4
1に出力する。
【0037】アドレスレジスタ40は、呼び出すページ
ャの識別情報であるアドレスデータ及びフレームNo.
データを制御部37から受け取って記憶すると共に、そ
の情報を送信処理制御部41に出力する。アドレスレジ
スタ40に格納されたアドレスデータ及びフレームN
o.データはそれぞれ後述する送信フレームのアドレス
フィールド(AF)C5、フレーム情報(FI)C2に
格納される。
【0038】送信処理制御部41は、メッセージレジス
タ38、ベクトルレジスタ39及びアドレスレジスタ4
0に接続され、メッセージデータ、ベクトルデータ、ア
ドレスデータ及びフレームNo.データ等のデータを取
り出し、後述の高度無線呼出方式RCR−STD 43
標準規格で定義されたデータ形式に分離、多重化処理
(インタリーブ処理)して送信データを形成すると共に
制御部37の制御に従ってこの送信データを送信局13
に出力する。
【0039】フレーム/ブロック情報記憶用メモリ42
は、制御部37により、送信フレームのフレーム情報
(F1)C2、及びブロック情報(BI)C4を設定す
るための設定情報を記憶するメモリであり、送信するフ
レームデータのサイクルNo.、フレームNo.及び送
信データに基づきアドレスフィールド(AF)C5及び
ベクトルフィールド(VF)C6の起点となるワード番
号等の情報が格納される。また、アドレスデータは、エ
ラーコードビットを含んで32ビット(ショート)と6
4ビット(ロング)の2種類があり、これらアドレスデ
ータのビット数によって、ベクトルフィールド(VF)
C6とメッセージフィールド(MF)C7の先頭アドレ
スが異なる。このため、これらのフィールドの先頭位置
を指示する。
【0040】時刻計時部43は、現在時刻を計時する。
【0041】次に、上記構成のページングセンタ12か
ら送信局13に送られるデータのフォーマットについて
説明する。
【0042】このページングシステムは、「RCR−S
TD 43標準規格」(以下、STD−43と称する)
に準拠する。この規格で採用されるデータ構成を図4
(A)〜(D)に示す。図4(A)は、1時間周期で送
信されるデータの構成、(B)は(A)における1サイ
クルの構成、(C)は1サイクル中の1フレームの構
成、そして、(D)は1フレームのブロック構成を示し
ている。
【0043】図4(A)に示すように、1時間当たりに
送信されるデータは、“No.0”から“No.14”
までの番号が付けられた15個のサイクルよりなる。各
サイクルは、図4(B)に示すように、“No.0”か
ら“No.127”までの番号が付けられた128個の
フレームよりなり、4分周期で送信される。そして1フ
レームの送信時間は、1.875秒である。
【0044】図4(C)及び(D)に示すように、各フ
レームはその内容に応じて、大きく分けて同期信号部D
1とインタリーブブロック部D2とに分かれる。同期信
号部D1は、先頭部より、同期部1(S1)C1、フレ
ーム情報(FI)C2、同期部2(S2)C3からな
り、115ミリ秒で送信される。また、インタリーブブ
ロック部D2は、11ブロックで構成され、先頭より1
ブロック乃至は数ブロック単位でブロック情報(BI)
C4、アドレスフィールド(AF)C5、ベクトルフィ
ールド(VF)C6、メッセージフィールド(MF)C
7、及びアイドルブロック(IB)C8の5種類のデー
タが設定される。そして、1ブロックにつき160ミリ
秒で送信される。
【0045】同期部1(S1)C1は、2値FSK変調
された1600BPSの112ビットから構成され、当
該フレームの受信タイミングや1600BPSシンボル
データの受信タイミング、及びインタリーブブロック部
D2が、以下の4種類のフレームタイプのうちどのフレ
ームタイプでインタリーブされているか、その送信形態
を示す情報が含まれている。 I .2値FSK変調/1600BPS II .2値FSK変調/3200BPS III .4値FSK変調/3200BPS IV .4値FSK変調/6400BPS
【0046】フレーム情報(FI)C2は、2値FSK
変調された1600BPSの32ビットで構成され、デ
ータ構成Aにおいて本フレームが属するサイクルのN
o.のデータ(4ビット)、そしてこのサイクルNo.
において、本フレームが属するフレームのNo.のデー
タ(7ビット)、及び複数回送信表示、及びその送信回
数を規定する情報が格納される。
【0047】同期部2(S2)C3、及びブロック情報
(BI)C4からアイドルブロック(IB)C8までの
インタリーブブロック部D2は、同期部1(S1)C1
で規定されたフレームタイプで送信されるデータであ
る。同期部2(S2)C3は同期部1(S1)C1で規
定された変調方式及び伝送速度で送信されるインタリー
ブブロック部D2に対し、呼び出されたページャーが取
り込めるようにタイミング情報を与えるブロックであ
る。
【0048】ブロック情報(BI)C4は、インタリー
ブブロック部D2のブロック#0にある、1ワードで構
成されたデータであり、本フィールドが終了し、後述の
アドレスフィールド(AF)C5の開始点となるワード
番号(2ビット)、及びベクトルフィールド(VF)C
6の開始点となるワード番号(6ビット)等の情報等を
格納するブロック情報1と、フレームNo.が0の時は
サイマルキャストシステムID、カレンダー、実時間情
報、タイムゾーン、及びシステムメッセージが格納され
るブロック情報2、3、4とを含む。
【0049】アドレスフィールド(AF)C5は、発呼
先のページャのアドレスデータを格納するフィールドで
あり、エラーコードビットを含んで、ショートアドレス
データ(32ビット)、又はロングアドレスデータ(6
4ビット)を格納する。
【0050】ベクトルフィールド(VF)C6は、アド
レスフィールド(AF)C5と対を成して設定されるも
ので、後述のメッセージフィールド(MF)C7におい
て自己宛てのメッセージデータが開始されるワード番
号、及び自己メッセージデータのデータ長を示すワード
数、及び自己メッセージデータのデータ形態等の情報を
格納するフィールドである。メッセージフィールド(M
F)C7は、ベクトルフィールド(VF)C6で規定さ
れた情報に応じたメッセージデータを格納するフィール
ドである。そして、アイドルブロック(IB)C8は、
未使用ブロックであり、ここには“1”又は“0”のパ
ターンがセットされる。
【0051】送信局13は、上述のフォーマットで送信
されてくるデータのうち、図5(D)に示す同期信号部
D1については送信処理データをそのまま、又、インタ
リーブブロック部D2についてはインタリーブ処理を施
し、さらに、これらを同期部1(S1)で規定されたフ
レームタイプで周波数変調して無線送信する。
【0052】次に、送信局から送信されてくる無線信号
を受信するページャ11について説明する。ページャ1
1は、上述のアドレスデータにより呼び出され、メッセ
ージデータを受信するものであり、図5に示すように、
アンテナ51と、受信部52と、デコーダ53と、CP
U54と、バッファメモリ55と、デ・インタリーブ回
路56と、BCHデコーダ57と、ID−ROM58
と、ROM59と、RAM60と、送信データメモリ6
1と、ドライバ62と、表示部63と、LEDドライバ
64と、LED65と、送信バッファ66と、D/A変
換部67と、アンプ68と、スピーカ69と、キー入力
部70とを備えている。
【0053】アンテナ51は、送信局13から図4を参
照して前述した送信フォーマットで送信されてくる1フ
レームのデータを受信して受信部52に出力する。
【0054】受信部52は、デコーダ53に接続され、
デコーダ53からの制御信号に基づいて動作し、受信デ
ータを復調する。受信部52は、同期部1(S1)C1
を取り込むことによって変調方式(I〜IV)を判別し、
判別した変調方式に従って、受信データを復調し、シリ
アルのビットデータを出力する。
【0055】デコーダ53は、初期設定の際にCPU5
4から出力された制御データや、受信された同期信号部
D1に含まれているフレームタイプデータのうち、変調
方式に関するデータや伝送速度に関するデータに基づい
てCPU54により制御される。
【0056】CPU54は、受信処理等のタイミングを
調整するために使用されるクロックを発生させるクロッ
クジェネレーター等を具備し、受信データとクロックと
に従って、バスBを介して結合されている各回路部を制
御する。
【0057】バッファメモリ55は、同期部1(S1)
C1より読み出したフレームパターン、フレーム情報
(FI)C2より読み出したデータ(サイクルNo.、
フレームNo.、複数回送信の回数)、ブロック情報
(BI)C4、及び、ベクトルフィールド(VF)C5
より読み出したデータ(アドレスフィールド(AF)、
ベクトルフィールド(VF)、メッセージフィールド
(MF)における自己のメッセージデータの開始ワード
番号やメッセージデータのワード数)等をブロック単位
で1フレーム分格納し、インタリーブ回復処理や、誤り
訂正処理、及びアドレス照合の際のワークエリアとして
使用される。
【0058】デ・インタリーブ回路56は、バッファメ
モリ55に格納された3200BPS(2値)、320
0BPS(4値)、もしくは6400BPS(4値)の
各データ1ブロックについて、それぞれのフレームパタ
ーンに応じて、多重化された1フレームのデータをフェ
ーズ毎に分離して復元(インタリーブ回復)する回路で
ある。
【0059】BCHデコーダ57は、デ・インタリーブ
回路56で復元処理された各ブロックデータに含まれる
10ビットのBCH符号と偶数パリティビットを用い
て、誤り訂正を施す。
【0060】ID−ROM58は、自機ページャー11
に割り付けられている個別アドレス及びグループアドレ
スと、図4(D)に示すアドレスフィールドが格納され
ているブロックの位置を示すデータとを記憶している。
【0061】ROM59は、CPU54を動作させるた
めの各種プログラムを記憶している。RAM60は、C
PU54が動作するためのワークエリアと受信されたメ
ッセージデータの格納処理に使用するメモリエリアとを
具備している。
【0062】送信データメモリ61は予め作成されたメ
ッセージデータ等を記憶する為のメモリである。
【0063】表示部63は、例えば、液晶パネル等から
構成され、ドライバ62は表示部63上にメッセージ等
の情報を表示する。
【0064】LEDドライバ64は、このページャ11
が発信する呼出番号、メッセージ情報等をDTMF信号
で送信するために、アンプ68を駆動する回路である。
発光ダイオード65は、ドライバ64がアンプ68を駆
動している間、点灯して、DTMF信号を送信中である
ことを報知する。送信バッファ66は、実際に送信され
るデータを一時的に格納するメモリエリアである。D/
A変換部67は送信バッファ66に格納されたデジタル
データをアナログデータに変換する回路部である。アン
プ68は、LEDドライバ64により駆動され、D/A
変換部67により変換されたアナログ信号を音声信号
(DTMF信号)に変換し、スピーカ69から放音す
る。
【0065】次に、情報加工エンジン16とデータベー
ス17について説明する。情報加工エンジン16は、情
報提供会社18から提供される情報を、ページャ11が
受信及び表示できるコンテンツ(1乃至複数のメッセー
ジデータより構成されるもの)に加工(編集)するとと
もにグループ呼出番号とこの情報より加工されたコンテ
ンツとをページングセンタ12に送信する、ネットワー
クサーバをメインフレームとしたアーキテクチャで構成
されている。この情報加工エンジン16は、図6に示す
ように、外部データ入力部81と、操作部82と、制御
部83と、メモリ84と、送信処理部85と、時刻計時
部86と、表示部88とを備える。
【0066】外部データ入力部81は、情報提供会社1
8より、提供される情報を入力する。操作部82は、キ
ーボード、マウス等の入力デバイスで構成されている。
表示部88はデータを表示するディスプレイモニタ等で
構成され、データ、指示等を入力及び表示する。
【0067】制御部83は、MPU等から構成され、メ
モリ84に格納されたプログラムに従って動作し、情報
を検索及び加工し、加工した情報を送信する。メモリ8
4は、RAM、ハードディスク装置などから構成され、
制御部83の動作プログラム、例えば、システム全体の
動作を制御するためのシステムプログラム、送信すべき
Kコンテンツ(メッセージデータ)を検索して抽出する
ための検索プログラムなどを記憶すると共に制御部83
のワークエリアとして機能する。送信処理部85は、ペ
ージャ11に送信するデータが書き込まれる送信バッフ
ァを備え、送信バッファに書き込まれたデータをページ
ングセンタ12に送信する。時刻計時部86は、現在時
刻を計時する。
【0068】一方、データベース17は、情報加工エン
ジン16の一種の外部記憶装置として構成されており、
図6に示すように、バッファ領域87、会員マスタファ
イルF1、グループマスタファイルF2、送信スケジュ
ールファイルF3、コンテンツファイルF4、ログファ
イルF5とを備える。バッファ領域87は、情報提供会
社18から提供された情報を一時的に蓄える。
【0069】次に、各ファイルの構成を説明する。会員
マスタファイルF1のファイル構成は、図7に示すよう
に、この情報サービスに登録した全ての会員に関して、
「会員番号」、「会員氏名」、「住所」、「電話」、
「年齢」、「性別」、「端末種別」、1又は複数の「G
−ID」、「有効期限」等の情報を格納する。
【0070】「会員番号」は、ファイル管理の為に、操
作者が任意に設定できるユニーク番号である。「会員氏
名」は、会員の氏名・名称である。「住所」は、会員の
住所である。「電話番号」は、会員の連絡先の電話番号
である。「年齢」は、会員の年齢である。「性別」は、
会員の性別であり、「1」は男性、「2」は女性として
「1」又は「2」の数値データが設定される。「端末種
別」は、会員が使用している端末(ページャ)の種別、
例えば、ページングタイプが文字及び数字を表示できる
インフォメーションページャであれば「1」、数字、も
しくはフリーワードメッセージを表示できるニューメリ
ックページャであれば「2」というふうに数値データで
設定される。又「端末種別」の欄は、表示可能な文字桁
数、格納可能なメッセージの本数、メーカー等によって
も数値データが異なる。
【0071】「G−ID」は、その会員が属するグルー
プのグループ呼出番号に対応して設定された例えば3桁
の数字データであり、会員の性別、年齢層、職業等のカ
テゴリや、サービスエリア等に応じて複数の数字データ
が用意されており、契約内容に応じて、一会員で複数の
「G−ID」を設定することも可能である。なお、情報
提供サービスは、グループ単位での情報の提供であるた
め、個別呼出用の呼出番号は設定されていない。「有効
期限」は、この会員の会員権の有効期限を示す。
【0072】G−IDマスタファイルF2のファイル構
成は、図8に示すように、上述の「G−ID」と、「グ
ループ呼出番号」と、「コメント」とからなる。「G−
ID」は、管理者が任意に設定できる3桁の数字データ
であり、この3桁の数字データは、サービスエリア、年
齢、性別等のカテゴリにより体系付けられている。「グ
ループ呼出番号」は、そのグループのページャ全てを呼
び出すために設定された呼出番号が設定され、ページン
グセンタ12で、21ビットのグループアドレスデータ
に変換される。「コメント」は、このグループの特徴の
が判別できるような情報を格納する部分であり、グルー
プの年齢層、性別、送信希望エリアや、送信すべきコン
テンツのカテゴリ、例えば、「ビジネス」、「株価」、
「ショッピング」、「レストラン」等の文字情報を格納
する部分である。
【0073】送信スケジュールファイルF3のファイル
構成は、図9に示すように、「送信予定時刻」、「コン
テンツNo.」、「優先度」と、「G−ID」、「送信
時間」、「送信OK/NG」を1組とした1乃至複数
(N個)の組の各項目からなる。
【0074】「送信予定時刻」には、コンテンツ(1乃
至複数のメッセージデータよりなる)をページングセン
タ12に送信する予定日時が10分単位で設定される。
「コンテンツNo.」は、後述するコンテンツファイル
F4内における送信すべきコンテンツの番号(コンテン
ツNo.)が設定される。「優先度」は、送信対象のコ
ンテンツの送信にかかる優先度を示すもので、送信の優
先度の高いものから、「1」は緊急、「2」は必送、
「3」は通常として「1」〜「3」のいずれかの数値デ
ータが設定される。「G−ID」は、送信すべき1又は
複数のグループの「G−ID」、すなわち3桁の数字デ
ータが設定される。またこの「G−ID」に対応づけて
「送信時間」、及び「送信OK/NG」が設定され、
「送信時間」はページングセンタ12に実際に送信され
た時間を記憶する。「送信OK/NG」は、ページング
センタ12へ送信した結果、即ち、ページングセンタ1
2から返送されるデータに基づいて、今回の送信が成功
したか失敗したかの区別を示すフラグを設定する。送信
が失敗(NG)であり、優先度が緊急であった場合に
は、再送信され、その送信時間と送信結果も登録され
る。
【0075】コンテンツファイルF4のファイル構成
は、図10に示すように、「コンテンツNo.」、「フ
ァイル名」、「メッセージ1〜n」、「分類1〜n」、
「ログ1〜n」、「更新日」、「コメント」、及び「期
限」からなる。
【0076】「コンテンツNo.」は、加工された情報
1つを1コンテンツとして、データベース17内の管理
のために設けられた番号(識別コード)であり、オペレ
ータが任意に設定可能である。「ファイル名」は、デー
タベース内の管理の為に付された名称であり、オペレー
タが任意に設定可能である。コンテンツは、ファイル名
毎にメッセージデータの数(メッセージ1〜N)だけサ
ブファイルに分けて格納されている。
【0077】「メッセージ」は、実際に送信されるメッ
セージデータ1回分を格納する領域である。これらメッ
セージデータは上記サブファイルの数だけナンバリング
され、ファイル名毎に1乃至複数個格納される。これは
情報提供会社18から提供された情報そのものが、ペー
ジングシステムでの情報サービス送信を意図して作成さ
れていないためで、オペレータは提供された情報を加
工、もしくはメッセージデータとして1回で送信できる
データ量に分割してしてデータベース17に蓄積しなけ
ればならない(データの編集及び蓄積)。「分類」は、
分割されたメッセージデータ毎に登録され、そのメッセ
ージデータが基本メッセージ(契約者のグループのペー
ジャ全てに必ず送信しなくてはならないもの)である
か、又はオプション(端末種別によっては必ずしも契約
者のグループのページャ全てに送信しなくてもよいも
の)であるかを示すものである。「ログ」は、当該ファ
イルに格納されるそれぞれのメッセージデータにおい
て、1回でも送信が完了しているものについてフラグ情
報が設定されるものであり、1つのファイルにメッセー
ジデータが複数ある場合は各メッセージデータについて
「メッセージ」、「分類」、及び「ログ」をそれぞれ1
組として、メッセージデータの本数分だけ設定される。
又、「更新日」は、当該ファイルの更新日を示す。「コ
メント」は、オペレータが任意に書き込める領域であ
り、当該ファイルの概要や、年齢層、性別、送信希望エ
リア、カテゴリ等、G−IDマスタファイルF2のコメ
ントとリンクする内容が設定される領域である。「期
限」は、当該ファイル名のコンテンツ送信期限を示す。
【0078】ログファイルF5は、送信スケジュールを
設定した際に自動的に設定されるものであり、送信スケ
ジュールファイル中のコンテンツNo.と対応して、実
際にデータ送信を実行した場合の送信記録を格納するフ
ァイルであり、データ送信時や送信ミスのチェックの場
合等に参照されるものである。そして、そのファイル構
成は、図11に示すように、「日付」、「時間」、「コ
ンテンツNo.」と、「G−ID」、「送信時間」、
「送信OK/NG」を1組として、送信スケジュールフ
ァイルに設定されたG−IDの数だけのメモリエリア
と、「優先度」、「メッセージNo.」、「設定時
間」、「回数」データ格納領域を1ファイル中のメッセ
ージデータの本数分だけ備えている。
【0079】「日付」は、送信スケジュール作成当初に
おいて、ページングセンタ12への送信を指定された日
付であり、又、「時間」は送信を指定された時刻であ
る。「コンテンツNo.」は送信したコンテンツの番号
であり、「G−ID」は、送信されたグループ呼出番号
に対応する3桁の数字データであり、「送信時間」は、
ページングセンタ12に実際に送信した日時と時間が設
定される。「送信OK/NG」はページングセンタ12
に送信した際、ページングセンタ12から返送される信
号に基づいたOK又はNGを意味するデータが格納さ
れ、「G−ID」、「送信時間」、「送信OK/NG」
の3つのデータは、送信スケジュール作成時に設定され
た「G−ID」の数だけ設定される。又、「優先度」
は、1ファイルに複数のメッセージデータがあった場
合、送信したメッセージNo.メッセージデータの優先
度(緊急と通常の別)を格納する。「設定時間」は、デ
ータ送信の後の送信スケジュールファイルF3における
送信予定時刻が格納され、「回数」は実際に送信した際
にカウントされた回数を格納する。
【0080】次に、このように構成された情報提供シス
テムの動作を説明する。この情報提供システムは、A)
通常のページング動作と、B)情報提供動作とを行う。
【0081】以下、これらの動作を順次説明する。 A−1) 通常のページング動作 発呼者は、呼び出し対象のページャ11の呼出番号を電
話機15から入力する。すると、この呼出番号により、
電話機15とページングセンタ12とが回線接続され、
ページングセンタ12において、この呼出番号は入出力
回路31を経由して切替部32に供給される。切替部3
2は、供給されたデータが呼出番号であることを判別
し、この呼出番号を呼出番号照合部33に供給する。呼
出番号照合部33は、加入者メモリ34をアクセスし
て、該当する呼出番号が加入者メモリ34に登録されて
いるか否かを判別し、判別結果を制御部37に通知す
る。制御部37は、判別結果が該当する呼出番号が登録
されていない旨の通知の場合、音声応答回路35に入力
された呼出番号が誤っている旨を出力する。この出力は
音声による回答アナウンスに変換され入出力回路31を
介して電話機15に送信され、その後、入出力回路31
は、この回線を切断する。この回答アナウンスにより、
発呼者は入力した呼出番号が間違っていたことを認識す
る。
【0082】一方、制御部37は、入力された呼出番号
が加入者メモリ34に登録されていると判別した場合に
は、加入者メモリ34から対応するフレームNo.とア
ドレスデータとを読み出し、送信データメモリ36に格
納すると共に音声応答回路35に送信すべきメッセージ
データを入力するよう回答アナウンスを出力させる。こ
の回答アナウンスは、入出力回路31を介して電話機1
5に送信され、出力される。そしてこの電話機15から
の回答アナウンスに従って、発呼者は送信すべきメッセ
ージデータを、ダイアル操作することにより入力する。
【0083】入出力回路31は、入力されたメッセージ
データを受け付け、切替部32に出力する。切替部32
は、入力されたメッセージデータを制御部37に出力す
る。制御部37は、入力されたメッセージデータを送信
データメモリ36に先に入力されたアドレスデータと対
応付けて格納する。
【0084】又、制御部37は、一定時間毎に、送信デ
ータメモリ36からグループ呼出番号、及び情報サービ
ス用のメッセージデータを読み出してメッセージレジス
タ38にセットし、このグループ呼出番号に対応するグ
ループアドレスデータをアドレスレジスタ40にセット
する。更に、ベクトルレジスタ39にベクトルデータを
適宜設定する。更に又、今回のフレームデータ送信に関
わる、サイクルNo.フレームNo.や、送信フレーム
のブロック構成をフレーム/ブロック情報記憶用メモリ
42にフレーム情報(FI)、及びブロック情報(B
I)として格納する。
【0085】制御部37は、メッセージレジスタ38、
ベクトルレジスタ39、アドレスレジスタ40、及びフ
レーム/ブロック情報記憶用メモリ42にそれぞれ定義
されたデータを格納すると、送信処理制御部41に送信
処理の開始を指示すると共に時刻計時部43から取得し
た現在時刻を通知する。制御部37は、メッセージレジ
スタ38、ベクトルレジスタ39、アドレスレジスタ4
0、及びフレーム/ブロック情報記憶用メモリ42にそ
れぞれデータを格納すると、送信処理制御部41に送信
処理の開始を指示すると共に現在時刻を通知する。この
通知に応答し、送信処理制御部41は、メッセージレジ
スタ38に格納されたメッセージデータ、ベクトルレジ
スタ39に格納されたベクトルデータ、アドレスレジス
タ40に格納されたアドレスデータ、及びフレーム/ブ
ロック情報記憶用メモリ42に格納されたフレーム情報
(FI)、及びブロック情報(BI)とを読み出して多
重化(インタリーブ処理)し、図4(C)に示すフレー
ム構成、及び図4(D)に示すブロック構成で1フレー
ムの送信データを組み立て、図4(A),(B)に示す
フォーマットで送信局13に送信する。送信局13は、
受信したフレームをページャ11(A〜I)に順次送信
する。
【0086】送信局13から送信されたFM電波信号
は、自己フレームのフレームNo.の送信タイミングで
間欠受信している各ページャ11のアンテナ51を介し
て受信部52に供給される。受信部52は、受信データ
の復調及び検波する。デコーダは、この信号をデコード
する。CPU54は、デコードされた信号を一旦バッフ
ァメモリ55に格納する。
【0087】デ・インタリーブ回路56は、バッファメ
モリ55に順次格納されていくデータをブロック単位で
インタリーブ回復処理し、BCHデコーダ57に出力す
る。BCHデコーダ57は、このインタリーブ回復処理
されたデータの誤り訂正を行う。CPU54は、BCH
デコーダ57により誤り訂正処理が施されたデータの
内、アドレスフィールド(AF)C5に設定されている
アドレスデータを読み出し、この受信アドレスデータと
同じアドレスデータがID−ROM58に格納されてい
るか否かを判別する。ID−ROM58に格納されてい
ない場合には、バッファメモリ55に格納されているデ
ータはそのページャ宛てではないので、破棄する。
【0088】一方、受信したアドレスデータと同じアド
レスデータがID−ROM58に格納されている場合、
CPU54はバッファメモリ55に格納されたデータを
RAM60に格納する。CPU54は、ユーザのキー入
力部70のキー操作に応答して、RAM60に格納され
たデータの内、メッセージデータを、ベクトルデータに
よる表示制御内容に応じてドライバ62を介して表示部
63に表示させる。このようにして、メッセージデータ
が表示される。
【0089】又、このページャ11は、受信したメッセ
ージを利用して、加入者が作成した返答メッセージを送
信することも可能である。この場合、ユーザは、キー入
力部70を操作して、メッセージ送信先のページャの呼
出番号と返答メッセージデータとを、ページャ11に入
力する。CPU54は、入力された呼出番号と返答メッ
セージデータとを送信データメモリ61に順次蓄積す
る。
【0090】入力が終了すると、ユーザは、ページャ1
1を電話機15の送話口に近づけて、キー入力部70か
ら送信を指示する。この指示に応答し、CPU54は、
送信データメモリ61に格納されていた呼出番号とメッ
セージデータを読み出し、送信バッファ66にセットす
る。送信バッファ66は、まず、呼出番号を出力する。
この呼出番号は、D/A変換部67によりアナログ信号
に変換され、アンプ68に供給される。アンプ68はL
EDドライバ64により駆動され、供給されたアナログ
信号をDTMF信号に変換してスピーカから放音され
る。また、アンプ68が駆動されている間、発光ダイオ
ード65が点灯し、放音中であることを報知する。
【0091】送信されたDTMF信号は、公衆回線を介
してページングセンタ12に送信され、入出力回路31
に受付られ、通常の呼び出しと同様に処理される。DT
MF信号により、電話機15とページングセンタ12の
間で回線接続を確立すると、CPU54は返答メッセー
ジデータをDTMF信号に変換して送信する。この返答
メッセージデータも通常のメッセージデータの送信と同
様に処理され、送信先のページャに送信される。
【0092】A−2) グループ呼び出し あるグループに属す複数のページャ11を呼び出す場
合、発呼者は、呼び出し対象のグループに割り付けられ
たグループ呼出番号と送信すべきメッセージデータとを
電話機15から入力する。このグループ呼出番号によ
り、電話機15とページングセンタ12とが回線接続さ
れる。ページングセンタ12は、個別呼び出し動作の場
合と同様に、呼び出し対象のグループのグループアドレ
スデータとメッセージデータとを含むフレームデータを
図4(C)に示すフォーマットに組み立て、図4
(A),(B)に示すフォーマットで送信局13に送信
する。送信局13は、この一連のデータを順次送信す
る。
【0093】各ページャ11は、送信局13から送信さ
れたアドレスを受信すると、そのアドレスデータが自己
のID−ROM58に格納されているか否かを判別し、
格納されている場合には、そのメッセージを受信し、表
示する。例えば、図3に示すように、ページャA〜Cが
グループ1、ページャD〜Fがグループ2、ページャG
〜Iがグループ3を構成している場合に、グループ1の
グループ呼出番号11−2222−3333で定義され
るグループの呼出依頼を受けた際には、このグループ呼
出番号はグループアドレスデータ#Xに変換され、ペー
ジャA〜Cが呼び出される。
【0094】B) 情報提供動作 情報提供動作は、情報加工エンジン16から、ページン
グセンタ12を経由してページャ11に情報サービスを
送信するための動作であり、ページングセンタ12から
ページャ11へのデータ送信については、A−2)に記
載したグループ呼び出し動作と変わるところは無いの
で、情報加工エンジン16による情報提供会社18から
提供された情報を加工し、送信スケジュールにしたがっ
てページングセンタ12へ、グループ呼出番号とメッセ
ージデータとを送信する過程について詳細に説明する。
情報提供動作は、以下の3つの工程で構成される。 (1)情報提供会社18から提供される情報を情報加工
エンジン16で1乃至複数のメッセージデータからなる
コンテンツに加工してデータベース17に登録する工程 (2)データベース17に蓄積したコンテンツの中から
送信すべきコンテンツ(メッセージデータ)を抽出し、
送信スケジュールに設定する工程 (3)送信スケジュールに設定されたコンテンツ(メッ
セージデータ)をページャ11に送信する工程 以下、各工程を順番に説明する。
【0095】工程(1) 情報提供会社18は、定期的又は不定期に、契約者に提
供すべき情報(コンサートチケット情報、ショッピング
情報、レストラン情報等)を、情報加工エンジン16に
送信する。情報提供会社18からのこれらの情報は、情
報加工エンジン16の外部データ入力部81により入力
される。外部データ入力部81は、入力されたこれらの
情報をデータベース17のバッファ領域87に、逐次格
納し個別管理する。
【0096】オペレータは、情報を1乃至複数のメッセ
ージデータからなるコンテンツに加工してコンテンツN
o.と対応づけて登録する場合、バッファ領域87に格
納されている加工対象となる情報を予めプリントアウト
等して、手元に用意しておく。次に、オペレータは、操
作部82を操作してメモリ84に格納されているシステ
ムプログラムの一部である加工プログラムを起動する。
【0097】この起動により、加工プログラムは、図1
2に示すコンテンツメンテナンス画面を表示部88に表
示する。オペレータは、提供された情報の内容を参照し
ながら、コンテンツメンテナンス画面の各領域に必要事
項を入力し、コンテンツの作成を始める(情報の加
工)。即ち、まず、コンテンツNo.入力領域に適切な
数字を設定することによりコンテンツNo.を設定す
る。さらに、「レストラン情報」、「百貨店情報」、
「デパート情報」、「チケット情報」等、そのコンテン
ツのカテゴリを表すファイル名を入力する。続いて、情
報内容に基づいて、1乃至複数のメッセージデータを作
成し、コンテンツを作成する。なお、インフォメーショ
ンページャ用のメッセージデータは、ひらがな・カタカ
ナ、数字を用いたメッセージとして、メッセージデータ
の長さもインフォメーションページャが表示できるサイ
ズとする。同様に、ニューメリックページャ用の送信メ
ッセージは、数字もしくは、2桁の数字データに対応し
てかなメッセージを表示させるためのフリーワードを用
いたメッセージとして、メッセージの長さもニューメリ
ックページャが表示できるサイズとする。さらに、コメ
ントとして、当該コンテンツを情報サービスとして送信
する場合の送信対象を特定付けるデータを入力し、情報
提供会社18から送信された期限も適宜設定する。
【0098】最後に、「登録」のボタンが指示される
と、制御部37は入力されたメッセージデータ(の組)
をコンテンツNo.と対応づけて、コンテンツファイル
F4に登録する。この際、各メッセージデータに対応し
て、分類(図中a1の欄)、及びログ(図中a2の欄)
の領域が表示されるので、分類(a1)に通常、もしく
はオプション等の情報を入力する。
【0099】なお、ファイル名を入力した段階で、「検
索」ボタンを操作し、図13に示す検索画面を表示部8
8表示させ、バッファ領域87に登録されている情報の
中からファイル名を含んでいる情報を検索してもよい。
即ち、ファイル名が入力され検索ボタンが操作される
と、制御部83はバッファ領域87をアクセスし、ファ
イル名に相当する文字列を有する情報を検索し、検索結
果表示領域に表示する。オペレータは、表示された情報
に基づいてコンテンツに加工できる。
【0100】又、一旦作成した、コンテンツを修正する
ことも可能である。この場合、オペレータは、加工プロ
グラムを起動し、図12に示すコンテンツメンテナンス
画面を表示部88に表示する。次に、「コンテンツN
o.」を入力し、「検索」ボタンを操作する。すると、
制御部83は、コンテンツファイルF4から入力された
コンテンツNo.が付されているファイルを検索し、全
メッセージデータを表示する。また、「上」、「下」ボ
タンを押すと、前のコンテンツNo.のコンテンツ、後
のコンテンツNo.のコンテンツをそれぞれ索出し、表
示する。オペレータは、表示されたデータを任意に修正
及び編集することができる。修正及び編集が完了し、
「登録」ボタンを操作すると、自動的に更新日を修正日
の日付が入力される。制御部83は、「登録」ボタンの
操作により、修正後のコンテンツをコンテンツファイル
F4に上書き保存する。上記の情報加工エンジン16の
動作により、工程(1)は処理される。
【0101】工程(2) 送信スケジュールは、1週間分のコンテンツの送信内容
を1つの番組表として登録でき、送信スケジュールファ
イルF3に設定できるようになっている。そして、送信
スケジュールファイルF3はこれらのコンテンツ(メッ
セージデータ)の送信スケジュールをまとめて管理す
る。送信スケジュールファイルF3には、予め各曜日毎
に、各送信時刻(例えば10分単位)に送信する番組
名、送信するコンテンツ(メッセージデータ)の内容、
及び送信するメッセージの本数(送信本数)が、その曜
日の番組表として設定されている。図14は、送信スケ
ジュールファイルF3に予め設定されている各曜日の番
組表の内、月曜日の番組表の表示部88への表示例を示
したものである。この表示は、オペレータが操作部82
を操作することにより、送信スケジュールファイルF3
を開き、各曜日の番組表の内、月曜日の番組表の表示を
指示すると表示部88に表示されるものである。この図
14においては、1行目に当該曜日の番組表名が表示さ
れ、その後、コンテンツが複数のメッセージデータより
なる場合は各メッセージデータの送信間隔(時間)、送
信本数、メッセージデータとともに送信される番組見出
し、当該コンテンツの送信時間帯、及び番組名とを1つ
の組として、複数組表示される。
【0102】図14の表示例が表示された後、オペレー
タは、その曜日に送信すべきコンテンツの抽出、設定動
作を行う。図15は、この指示操作に基づく表示例を示
したものであり、一つの番組名に対し、番組名、送信す
べきコンテンツの種類を特定するための対象ファイル
名、送信先を特定するための送信ID付随情報(対象
層、性別)、キーワード等を設定するための領域が予め
用意されている。オペレータは、これらの領域の内、キ
ーワードの欄に適当な文字列を入力すると、入力された
キーワードに基づいてコンテンツの検索を指示する。制
御部83は、この指示に応答し、コンテンツファイルF
4を検索し、入力されたキーワードを含むコンテンツを
抽出する。まず、制御部83は、入力されたキーワード
を含むコンテンツを、コンテンツファイルF4の中から
抽出し、「対象ファイル名」に表示させ、更に検出され
たファイルのコメント欄に記載されているカテゴリを、
送信ID付随情報欄に表示させる。
【0103】例えば、図16に示すように、キーワード
として「ブラジル」が設定されている場合には、コンテ
ンツファイルF4に登録されている情報のうち、コンテ
ンツが「ブラジル」を含む「レストラン情報」、「雑貨
店情報」、「デパート情報」のいずれかを設定し、これ
らのファイル名のコメント欄に記載されているカテゴリ
より対象層として、「10代前半」、「20代前半」、
性別として「女性」がそれぞれ設定される。
【0104】また、このカテゴリよりG−IDマスタフ
ァイルG2を検索し、コメントの欄に「レストラン情
報」、「雑貨店情報」、「デパート情報」等が設定され
ており、且つ、対象層が10代後半、20代前半、性別
が女性のG−IDが選択される。
【0105】コンテンツ、及びG−IDの抽出が終了す
ると、オペレータは、操作部83を操作して、メモリ8
4に登録されているシステムプログラムのうち、送信ス
ケジュール設定プログラムを起動し、図17に示す送信
スケジュール設定画面を表示する。この送信スケジュー
ル設定画面において、オペレータは、設定したコンテン
ツについて、その送信時間、コンテンツNo.、及び、
抽出されたG−IDに対応するグループ呼出番号、及び
そのコンテンツの優先度を設定する。設定が終了する
と、制御部83は、これらの設定を送信スケジュールフ
ァイルF3に登録する。
【0106】このような動作を繰り返すことにより、図
18の「送信設定」の段階のデータ遷移図に示すよう
に、送信時間毎に、G−IDマスタファイルF2に登録
されている送信対象のG−IDとコンテンツファイルF
4のコンテンツNo.とが送信スケジュールファイルF
3に設定され、送信スケジュールファイルF3が作成さ
れる。送信スケジュールファイルF3が生成されると、
この送信スケジュールファイルF3とコンテンツファイ
ルF4との設定内容に基づいてログファイルF5が生成
される。
【0107】又、オペレータは、図19に示す送信スケ
ジュールメンテナンス画面を使用して、設定済みの送信
スケジュールを内容の確認、編集、修正を行うことがで
きる。
【0108】工程(3) 制御部83はメモリ84に格納されたシステムプログラ
ムの送信プログラムに従って動作し、送信スケジュール
ファイルF3により定義されるスケジュールに従ってペ
ージングセンタ12に送信先のグループ呼出番号とメッ
セージデータとを送信する。この送信動作を図18の
「データ送信時」のデータ遷移図と図20のフローチャ
ートとを参照して説明する。まず、制御部84は時刻計
時部86から現在時刻及び曜日を読み取る(ステップS
101)。制御部83は読み取った曜日から、曜日が切
り替わっているか否かを判別する(ステップS10
2)。曜日が切り替わっていれば、システム内の送信ス
ケジュールを初期化して、送信スケジュールファイルF
3を当曜日用に切り替える(ステップ103)。その
後、ステップS101にリターンする。
【0109】一方、ステップS102で、曜日が切り替
わっていないと判別されると、送信スケジュールファイ
ルF3のその時間に対応するレコードを参照し、送信す
べきコンテンツが存在するか否か、即ち、送信すべきメ
ッセージデータの存在するコンテンツのコンテンツN
o.が登録されているか否かを判別する(ステップS1
04、S105)。
【0110】メッセージデータが存在しない、即ち、コ
ンテンツNo.が登録されていない場合には、ステップ
S101にリターンする。一方、コンテンツNo.が登
録されている場合には、図18の「データ送信時」のデ
ータ遷移図に示すように、コンテンツファイルF4の、
このコンテンツNo.に対応するファイル名において、
今回送信するメッセージNo.(1〜n)のメッセージ
データをログファイルF5を参照して読み出すととも
に、送信スケジュールに登録されているG−IDより、
G−IDマスタファイルF2を検索し、該当するグルー
プ呼出番号を読み出して(ステップS106)、送信デ
ータを組み立てる(ステップS107)。この場合緊急
送信等により送信すべきメッセージデータが複数存在す
る場合には、優先度を参照して、緊急「1」→必送
「2」→凡送「3」の順に送信すべきデータを選択す
る。そしてこれらのデータを送信処理部85内の送信バ
ッファに書き込む。
【0111】送信処理部85は、送信バッファに書き込
まれた内容を順次読み出し、ページングセンタ12へ一
括して送信する。この場合、送信スケジュールファイル
F3に送信すべきメッセージデータについて、送信すべ
きG−IDが複数設定されていた場合は、各々のG−I
Dについてグループ呼出番号をG−IDマスタファイル
を読み出して、メッセージデータとセットにして順次送
信データを作成し、一括してページングセンタ12に送
信する。送信処理部85は、今回のデータ送信に伴い、
各々のデータについてページングセンタ12から返送さ
れる送信結果を制御部83に通知する。この通知に応答
して、制御部83は、図18の「データ送信後」データ
遷移図に示すように、送信記録処理(ログ処理)を実行
する(ステップS109)。即ち、ページングセンタ1
2への送信が完了又は失敗すると、その送信時間を送信
スケジュールファイルF3の送信時間の欄に格納し、送
信したグループ呼出番号に対応するG−ID毎に「送信
OK/NG」の欄にフラグ情報をデータ送信完了又は失
敗に関連するフラグ情報を設定する。又、送信スケジュ
ールファイルF3の「コンテンツNo.」、「優先
度」、「G−ID」、及び先に設定された「送信時
間」、「送信OK/NG」の欄の内容が、ログファイル
F5の「コンテンツNo.」、「優先度」、「G−I
D」、「送信時間」、及び「送信OK/NG」の欄に設
定されるとともに送信スケジュールファイルF3の「送
信予定時刻」の欄の内容が、ログファイルF5の「設定
時間」の欄に設定される。そしてログとして記録された
データ送信にかかる「日付」及び「時間」データはコン
テンツファイルF4の送信処理されたメッセージデータ
のメッセージNo.に対応する「ログ」(1〜n)の欄
に設定される。更に今回の送信については「送信回数」
の欄にカウントされる。
【0112】以上説明したように、この実施の形態のペ
ージングサービスシステムによれば、通常の個別呼び出
し及びグループ呼び出しに加えて、ページングシステム
の情報サービス送信において、情報送信側にとって送信
対象の情報を効率良く加工・編集及び送信配信すること
ができる。すなわち、また、情報を送信する側にとって
は、取得した情報を、メッセージデータに加工して一旦
コンテンツファイルF4に格納し、これをキーワード、
優先度等をキーに検索して送信すべきメッセージデータ
を自動的に抽出できる。また、送信スケジュールファイ
ルF3を予め形成しておくことにより、オートパイロッ
トで送信すべきコンテンツ(メッセージデータ)と、送
信先のグループ呼出番号とをページングセンタ12に送
信するので、送信処理等に関わる送信内容(コンテン
ツ)の管理が容易である。更に一回の送信スケジュール
で複数のグループに対し同じ情報サービスのメッセージ
データを自動的に順次送信でき、さらに送信後はログ
(送信記録)を参照することにより、どのグループにつ
いて、どのメッセージデータの送信が完了又は失敗した
かを容易に検証することもできるので、確実な情報サー
ビスの配信が可能になる。
【0113】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、情報
サービスのメッセージデータがアンケートのようなもの
ならば、このメッセージデータを受信したページャ11
から情報加工エンジン16にDTMF信号により、受信
した情報サービスのメッセージデータに対する返信メッ
セージや情報を送信するようにしてもよい。この場合、
外部データ入力部81は、DTMF信号受信部を備え、
受信メッセージをコードデータに変換して、バッファ領
域87に格納する。
【0114】また、図5の構成では、ページャ11から
情報加工エンジン16にメッセージを返送するために、
DTMF信号を使用したが、他の送信方法を使用しても
よい。例えば、図21に示すように、ページャ11にモ
デム101とモデム101に接続されたコネクタ(モジ
ュラージャック等)102とを配置し、コネクタ102
を公衆回線網14に接続可能とし、返信メッセージをモ
デム101から送信するようにしてもよい。
【0115】また、例えば、図22に示すように、ペー
ジャ11に発光素子(LED等)111とその駆動回路
112とを配置し、返信メッセージを光通信で送信する
ようにしてもよい。
【0116】また、図1では、1つの送信局13を備え
るページングシステムの情報サービスの送信を例に示し
たが、図23に示すように、異なった地域(サービスエ
リア)に配置された複数の送信局13A〜13Cを備え
るページングシステムの情報サービスに使用してもよ
い。このような構成とすれば、送信局の送信エリア毎に
異なったグループ呼出番号を付与し、ある特定のローカ
ルエリアのページャのみに、例えば地域限定の情報を提
供することも可能である。例えば、各送信局がカバーす
るエリア毎にG−ID(グループ呼出番号)を割り付
け、各ページャには主に使用される地域に割り付けて、
G−IDに対応するグループ呼出番号のグループアドレ
スデータをそのページャに付加する。そして、地域に限
定した情報に関しては、特定の送信局からのみメッセー
ジデータを送信する。このような構成とすることによ
り、地域に限定した情報サービスをその地域のページャ
のみに配信することも可能である。
【0117】更に、図24に示すように、番組表におい
て、例えば、送信地域等を限定する表示を可能としても
よい。すなわち、このようにすることにより、送信地域
が指定されるG−IDの検索が可能となる。
【0118】また、情報提供会社18は図25に示すよ
うに複数あってもよい。
【0119】さらに、情報提供会社18が提供する情報
はテキスト情報等である必要はなく、音声情報等でもよ
い。この場合、情報加工エンジン16は、音声認識装置
又は録音装置等を備える。オペレータは、音声認識装置
で変換されたテキスト情報を加工・編集することによ
り、あるいは、録音装置に録音された音声を聴きなが
ら、コンテンツを入力する。さらにまた、情報提供会社
18からの情報の提供に限定されず、この情報提供シス
テムの加入者又は一般公衆からの情報の提供を受け付け
てもよい。
【0120】そして、情報加工エンジン16及びデータ
ベース17におけるファイル構成等は任意であり、変更
可能である。例えば、上述の例では、コンテンツファイ
ルF4を1つのファイルとしたが、コンテンツファイル
をファイル名毎に分割した複数のファイルとしてもよ
い。また、送信スケジュールファイルF3にはG−ID
を設定せず、コンテンツファイルF4のコンテンツ毎又
はメッセージ毎に送信先のG−IDを設定して、データ
送信のときにコンテンツファイルF4の内容からG−I
Dを判別するようにしてもよい。また、コンテンツN
o.の代わりにコンテンツ(メッセージデータ)自体
を、送信スケジュールファイルF3に設定してもよい。
【0121】更に上記実施の形態では、索出したコンテ
ンツと送信先のG−IDとを、手作業で送信スケジュー
ルファイルF3に設定したが、索出したデータを送信ス
ケジュールファイルF3に自動的に設定するようにして
もよい。この場合、図26に示す番組表などで、送信時
刻を指定すると共に検索対象カテゴリ等の項目を入力
し、検索を行って索出されたコンテンツのコンテンツN
o.を、送信スケジュールファイルF3に設定する。
【0122】なお、番組表(番組のスケジュール)を作
成することなく、直接送信スケジュールファイルF3を
作成してもよい。
【0123】また、番組表(番組のスケジュール)を設
定した後は、コンテンツの選択、送信先G−IDの決定
等を全て自動で行うようにしてもよい。この場合は、例
えば、番組名毎に対応するファイル名を定めておく。ま
た、番組名毎、又はファイル名毎に送信先のG−IDを
定めておく。送信スケジュール作成時には、図27に示
すように、番組名を読み出し(ステップS301)、読
み出した番組名に対応するファイル名のコンテンツを指
定された数だけ抽出し(ステップS302)、更にこれ
らファイル名に対応するG−IDを抽出し(ステップS
303)、抽出したコンテンツとG−IDとをコンテン
ツファイルF4に設定する(ステップS304)。続い
て、オペレータの操作による番組の指定の有無を判別し
(ステップS305)、次の番組が存在する場合はステ
ップS301にリターンし、存在しない場合は処理を終
了する。このような構成によれば、情報の抽出及び送信
をより一層自動化することができる。
【0124】又、情報提供会社18から供給される情報
をページャ11に表示可能な情報とすると共に、該情報
に情報提供会社18の会社別に分類情報を付すことによ
り、コンテンツの登録自体を自動化してもよい。この場
合は、制御部83は、コンテンツNo.を受信順等の一
定の基準に基づいて設定し、ファイル名、メッセージデ
ータ、有効期限、分類等は情報提供会社18から提供さ
れた内容をそのまま使用すればよい。尚、本実施の形態
では、ページングセンタ12と情報加工エンジン16と
の間は専用パケット回線19で接続されていたが、パケ
ットデータを伝送できるものであれば、データ伝送に使
用される回線は既存にあるもので十分対応可能である。
更にまた、本実施の形態では、本発明をページングシス
テムに適用される情報サービスに適用したが、これに限
定されること無く、本発明は様々な通信システム、例え
ば、FM信号を用いた放送システムの番組放送や、無線
電話システムに適用されるデータ通信等にも適用するこ
とは可能である。
【0125】
【発明の効果】本発明の第1の観点にかかる情報送信装
置によれば、送信対象の情報を特定するためのキーワー
ドを入力すると、情報検索手段により送信対象の情報が
検索され、さらに、送信先識別情報検索手段により、送
信先の識別情報が読み出され、それらが対にされて送信
手段に出力される。従って、送信対象の情報を抽出し、
その送信先を設定する処理を短時間で効率よく行うこと
ができる。
【0126】更に、索出された情報の識別コードと送信
先の通信端末の識別情報とが、スケジュール記憶手段に
記憶されることによって、送信スケジュールを、予め、
キーワード、分類などを用いておおよそ設定しておけ
ば、送信対象の情報及び送信先が自動的に設定される。
従って、送信スケジュールを容易に作成することができ
る。
【0127】更に、制御手段を設けることでスケジュー
ルファイルの設定に従って情報を自動的に送信すること
ができる。即ち、この情報供給システムを自動運転する
ことができる。
【0128】更に、選択手段の配置によって送信対象の
情報が多数ある場合に、優先度の高い情報を先に送信す
ることができる。
【0129】また、本発明の第2の観点にかかる情報送
信装置によれば、タイマ手段を設け、タイマ手段により
取得された現在時刻に従って読み出した情報を通信端末
に送信する構成とすることで、予め送信スケジュールフ
ァイルに設定されたスケジュールに従って情報が送信さ
れる。従って、システムを自動運転することができる。
【0130】更に、選択手段を配置することによって、
送信対象の情報が多数ある場合に、優先度の高い情報を
先に送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る情報提供シ
ステム全体の構成を模式的に示す図である。
【図2】ページングセンタの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】ページングセンタに配置される加入者メモリの
内容を示すメモリエリア構成図である。
【図4】高度無線呼出方式RCR−STD 43標準規
格のデータフォーマットを示す図である。
【図5】ページャ11の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図6】情報加工エンジン16及びデータベース17の
構成を示すブロック図である。
【図7】会員マスタファイルF1のファイル構成を説明
する図である。
【図8】G−IDマスタファイルF2のファイル構成を
説明する図である。
【図9】送信スケジュールファイルF3のファイル構成
を説明する図である。
【図10】コンテンツファイルF4のファイル構成を説
明する図である。
【図11】ログファイルF5のファイル構成を説明する
図である。
【図12】表示部88に表示されるコンテンツメンテナ
ンス画面の例を示す図である。
【図13】コンテンツ検索画面の一例を示す図である。
【図14】番組表の一例を示す図である。
【図15】コンテンツ抽出画面の一例を示す図である。
【図16】コンテンツ抽出画面の設定の一例を示す図で
ある。
【図17】送信スケジュール設定画面の一例を示す図で
ある。
【図18】ファイル間のデータの関係及び変化を示すデ
ータ遷移図である。
【図19】送信スケジュールメンテナンス画面の一例を
示す図である。
【図20】送信処理を示すフローチャートである。
【図21】モデムを備えるページャの構成の一例を示す
図である。
【図22】光通信機能を備えるページャの構成の一例を
示す図である。
【図23】エリア別にページングセンタ及び送信局を配
置した例を示す図である。
【図24】送信対象地域の指定を可能としたコンテンツ
抽出画面の一例を示す図である。
【図25】複数の情報提供会社から情報加工エンジンに
情報を提供する例を示す図である。
【図26】送信時刻の指定を可能としたコンテンツ抽出
画面の一例を示す図である。
【図27】番組表に基づいて送信スケジュールファイル
を自動作成する動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図28】従来のページングサービス及び情報提供サー
ビスのシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
11・・・ページャ、12・・・ページングセンタ、13・・・
送信局、14・・・公衆回線網、15・・・電話機、16・・・
情報加工エンジン、17・・・データベース、18・・・情報
提供会社

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの通信端末に情報を送信す
    る情報送信装置において、 情報を記憶する情報記憶手段と、 通信端末群で構成される複数のグループのそれぞれに共
    通に割り付けられた識別情報と、これらのグループのそ
    れぞれに属する通信端末群に送信すべき情報とをそれぞ
    れ対応付けて記憶する送信先情報記憶手段と、 前記情報記憶手段に記憶された情報を抽出するためのキ
    ーワードを入力するキーワード入力手段と、 前記情報記憶手段に記憶されている情報の中から前記キ
    ーワード入力手段により入力されたキーワードを含む情
    報を索出する情報検索手段と、 前記送信先情報記憶手段に記憶されている識別情報の中
    から、この索出された情報を送信すべき情報として記憶
    しているものを読み出す送信先識別情報検索手段と、 前記情報検索手段により索出された情報を、前記送信先
    識別情報検索手段により索出された識別情報で特定され
    るグループに送信する送信手段と、 を備えることを特徴とする情報送信装置。
  2. 【請求項2】前記情報にはそれぞれ識別コードが付され
    ており、 送信すべき情報とこの情報を送信すべき時刻とをそれぞ
    れ対応づけて記憶するスケジュール記憶手段と、 送信時刻を指定する送信時刻指定手段と、 前記検索手段により読み出された情報の識別コードを送
    信すべき情報にかえて前記送信先識別情報検索手段によ
    り読み出された識別情報と、前記送信時刻指定手段によ
    り指定された時刻とを対応付けて前記スケジュール記憶
    手段に格納する手段とをさらに備える、 ことを特徴とする請求項1に記載の情報送信装置。
  3. 【請求項3】現在時刻を読み出すタイマ手段と、 前記タイマ手段により取得された現在時刻に従って、前
    記スケジュール記憶手段から送信対象情報の識別コード
    と送信対象のグループの識別情報とを読み出すととも
    に、この読み出した識別コードが付された情報を前記情
    報記憶手段から読み出して、前記識別情報で特定される
    グループに送信するよう前記送信手段を制御する制御手
    段と、を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の
    情報送信装置。
  4. 【請求項4】前記情報記憶手段は、前記情報毎に情報送
    信に関する優先度を記憶し、 前記送信手段は、前記情報記憶手段から読み出した情報
    が複数ある場合に、前記優先度に基づいて、これら読み
    出された情報より、送信すべき情報を選択する選択手段
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報送信装
    置。
  5. 【請求項5】少なくとも1つの通信端末に情報を送信す
    る情報送信装置において、 情報と該情報を識別するための識別コードとを対応付け
    て記憶する情報記憶手段と、 情報の送信時刻、送信対象となる情報の識別コード、及
    び、送信先の通信端末の識別情報とからなる送信スケジ
    ュールを記憶するスケジュール記憶手段と、 現在時刻を読み出すタイマ手段と、 前記タイマ手段により取得された現在時刻に従って前記
    スケジュール記憶手段から供給対象の情報の識別コード
    と、送信対象の通信端末の識別情報とを読み出すととも
    に読み出した識別コードが付された情報を前記情報記憶
    手段から読み出し、該読み出した情報を前記識別情報で
    特定される通信端末に送信する送信手段と、 を備えることを特徴とする情報送信装置。
  6. 【請求項6】前記情報記憶手段に記憶された情報の中か
    ら所望の情報を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段に
    より抽出された情報の識別コードと送信先の通信端末の
    識別情報とを、送信時刻と対応付けて前記スケジュール
    記憶手段に登録する登録手段と、 を備えることを特徴とする請求項5に記載の情報送信装
    置。
  7. 【請求項7】前記情報記憶手段は、前記情報毎に情報送
    信に関する優先度を記憶し、 前記送信手段は、前記情報記憶手段から読み出した情報
    が複数ある場合に、前記優先度に基づいて、これら読み
    出された情報より、送信すべき情報を選択する選択手段
    を含む、 ことを特徴とする請求項5に記載の情報送信装置。
  8. 【請求項8】送信すべき情報を記憶するファイルより特
    定の情報を読み出して、少なくとも1つの通信端末にこ
    の情報を送信する情報送信方法であって、 キーワードを入力する段階と、 前記ファイルに記憶されている情報の中から入力された
    キーワードを含む情報を索出するとともに、複数の前記
    通信端末で構成されるグループのそれぞれに共通に割り
    付けられた識別情報とこのグループに属する通信端末群
    に送信すべき情報とをそれぞれ対応付けて記憶している
    ファイルから、索出された情報と対応づけて記憶されて
    いる識別情報を読み出し、送信すべきグループの識別情
    報として設定する段階と、 設定された識別情報で特定されるグループに、索出され
    た情報を送信する段階とを含む情報送信方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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