JPH10312745A - シャドウマスクの製造方法 - Google Patents
シャドウマスクの製造方法Info
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- JPH10312745A JPH10312745A JP12126197A JP12126197A JPH10312745A JP H10312745 A JPH10312745 A JP H10312745A JP 12126197 A JP12126197 A JP 12126197A JP 12126197 A JP12126197 A JP 12126197A JP H10312745 A JPH10312745 A JP H10312745A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ニス法を用い、二段階のスプレーエッチングに
よりシャドウマスクを製造する方法において、第二段階
目のエッチング工程の際にエッチング不良が生じないシ
ャドウマスクの製造方法を提供し、品質の良いシャドウ
マスクを得ることを目的とする。 【解決手段】ニス法を用い、二段階のスプレーエッチン
グにより長尺帯状のシャドウマスク金属素材に多数の貫
通孔を形成するシャドウマスクの製造方法において、第
二段階目のエッチング時、略水平方向に搬送されるシャ
ドウマスク金属素材の上下方向への蛇行を防止する手段
を有し、ニスを塗布した面と反対面側からエッチング液
をシャドウマスク金属素材に噴射することを特徴とする
シャドウマスクの製造方法。
よりシャドウマスクを製造する方法において、第二段階
目のエッチング工程の際にエッチング不良が生じないシ
ャドウマスクの製造方法を提供し、品質の良いシャドウ
マスクを得ることを目的とする。 【解決手段】ニス法を用い、二段階のスプレーエッチン
グにより長尺帯状のシャドウマスク金属素材に多数の貫
通孔を形成するシャドウマスクの製造方法において、第
二段階目のエッチング時、略水平方向に搬送されるシャ
ドウマスク金属素材の上下方向への蛇行を防止する手段
を有し、ニスを塗布した面と反対面側からエッチング液
をシャドウマスク金属素材に噴射することを特徴とする
シャドウマスクの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトエッチング
法によってシャドウマスクを製造する方法に係わり、特
に開孔の径が小さく開孔の数が多い高精細シャドウマス
クの製造方法に関する。
法によってシャドウマスクを製造する方法に係わり、特
に開孔の径が小さく開孔の数が多い高精細シャドウマス
クの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー受像管等に用いるシャドウ
マスクは、フォトエッチング法を用い製造することが一
般的となっており、そのなかでも特に、開孔の径が小さ
く開孔の数が多い高精細シャドウマスクの製造にあたっ
ては、ニス法と称される製造方法を用いることが主流と
なっている。すなわち、シャドウマスク金属素材(シャ
ドウマスク材1)として例えば板厚0.13mmである長尺帯
状の低炭素鋼板を用い、その両面を脱脂、整面、洗浄処
理した後、その両面にカゼインまたはポリビニルアルコ
ールと重クロム酸アンモニウム等からなる水溶性感光液
を塗布乾燥して、フォトレジスト膜2を形成する。次い
で、シャドウマスク材1の一方の面に小孔像のネガパタ
ーンを、他方の面に大孔像のネガパターンを露光する。
その後、温水にて、未露光未硬化部位のフォトレジスト
膜を溶解除去する現像処理を行った後、レジスト膜2に
対して硬膜処理およびバーニング処理を施せば、図5
(a)に示すように、所定のパターンに従ってシャドウ
マスク材1を露出した開口を有する小孔レジスト膜2aと
大孔レジスト膜2bとを表裏に有するシャドウマスク材1
が得られる。
マスクは、フォトエッチング法を用い製造することが一
般的となっており、そのなかでも特に、開孔の径が小さ
く開孔の数が多い高精細シャドウマスクの製造にあたっ
ては、ニス法と称される製造方法を用いることが主流と
なっている。すなわち、シャドウマスク金属素材(シャ
ドウマスク材1)として例えば板厚0.13mmである長尺帯
状の低炭素鋼板を用い、その両面を脱脂、整面、洗浄処
理した後、その両面にカゼインまたはポリビニルアルコ
ールと重クロム酸アンモニウム等からなる水溶性感光液
を塗布乾燥して、フォトレジスト膜2を形成する。次い
で、シャドウマスク材1の一方の面に小孔像のネガパタ
ーンを、他方の面に大孔像のネガパターンを露光する。
その後、温水にて、未露光未硬化部位のフォトレジスト
膜を溶解除去する現像処理を行った後、レジスト膜2に
対して硬膜処理およびバーニング処理を施せば、図5
(a)に示すように、所定のパターンに従ってシャドウ
マスク材1を露出した開口を有する小孔レジスト膜2aと
大孔レジスト膜2bとを表裏に有するシャドウマスク材1
が得られる。
【0003】次いで、第一段階のエッチングをシャドウ
マスク材1の表裏両面から行なう。エッチング液には、
ボーメ濃度40〜55、液温60〜70℃程度の塩化第二鉄液を
用い、スプレー圧 1.5〜3.0kg/cm2 のスプレーエッチン
グで行なうのが一般的である。この第一エッチング工程
では、図5(b)に示すように、エッチング進度は、途
中で止めるのが肝要である。また、この第一エッチング
工程では、シャドウマスク材1の大孔レジスト膜2bを有
する面に保護フィルムを貼り付け、小孔側からのみシャ
ドウマスク材1を中途までエッチングする方法もある。
マスク材1の表裏両面から行なう。エッチング液には、
ボーメ濃度40〜55、液温60〜70℃程度の塩化第二鉄液を
用い、スプレー圧 1.5〜3.0kg/cm2 のスプレーエッチン
グで行なうのが一般的である。この第一エッチング工程
では、図5(b)に示すように、エッチング進度は、途
中で止めるのが肝要である。また、この第一エッチング
工程では、シャドウマスク材1の大孔レジスト膜2bを有
する面に保護フィルムを貼り付け、小孔側からのみシャ
ドウマスク材1を中途までエッチングする方法もある。
【0004】次いで、シャドウマスク材1を水洗洗浄お
よび乾燥後、図5(c)に示すように、前段のエッチン
グで形成された小孔側の凹部3aを完全に埋め尽くすよう
ニス(例えば、熱可塑性樹脂等)を塗布形成し、ニス層
(以下、エッチング防止層4と記す)を形成する。な
お、エッチング防止層4の形成面は、小孔側であっても
大孔側であっても、差し支えないが、多くの場合、小孔
側に形成されるものである。
よび乾燥後、図5(c)に示すように、前段のエッチン
グで形成された小孔側の凹部3aを完全に埋め尽くすよう
ニス(例えば、熱可塑性樹脂等)を塗布形成し、ニス層
(以下、エッチング防止層4と記す)を形成する。な
お、エッチング防止層4の形成面は、小孔側であっても
大孔側であっても、差し支えないが、多くの場合、小孔
側に形成されるものである。
【0005】続いて、図5(d)に示すように、大孔側
からのみシャドウマスク材1をエッチングする第二エッ
チング工程を行ない、大孔側から小孔に貫通する貫通孔
5を形成する。次いで、エッチング防止層4およびレジ
スト膜2を剥膜し、水洗乾燥した後、不要部の断裁等を
行い、図5(e)に示すように、シャドウマスク6を得
るものである。
からのみシャドウマスク材1をエッチングする第二エッ
チング工程を行ない、大孔側から小孔に貫通する貫通孔
5を形成する。次いで、エッチング防止層4およびレジ
スト膜2を剥膜し、水洗乾燥した後、不要部の断裁等を
行い、図5(e)に示すように、シャドウマスク6を得
るものである。
【0006】上述したニス法、すなわちエッチング防止
層を用いた製造法では、フォトエッチング法では避ける
ことのできないサイドエッチング現象を小孔側で抑えて
いる、ということができる。すなわち、小孔側の凹部3a
にエッチング防止層4を充填することで、第二エッチン
グ工程では小孔はサイドエッチングされないことにな
り、第一エッチング工程における精確な小孔パターンを
維持できる。したがって、例えば材料金属板の厚さより
小さい孔径の貫通孔も可能としていた。
層を用いた製造法では、フォトエッチング法では避ける
ことのできないサイドエッチング現象を小孔側で抑えて
いる、ということができる。すなわち、小孔側の凹部3a
にエッチング防止層4を充填することで、第二エッチン
グ工程では小孔はサイドエッチングされないことにな
り、第一エッチング工程における精確な小孔パターンを
維持できる。したがって、例えば材料金属板の厚さより
小さい孔径の貫通孔も可能としていた。
【0007】上述したように、シャドウマスク材1への
エッチングは、スプレーエッチングにて行うことが一般
的といえ、第二エッチング工程においては、シャドウマ
スク材1の両面側からエッチング液のスプレー噴射を行
っていたものである。なぜならば、エッチング工程にお
いては、長尺帯状のシャドウマスク材1は、略水平方向
に搬送されながらエッチングされている。このため、図
4に示すように、シャドウマスク材1の片面側からのみ
スプレー噴射を行った場合、スプレー噴射の圧力によ
り、シャドウマスク材1の弛みや、蛇行が生じるもので
ある。なお、図4において、シャドウマスク材1は、搬
送手段である搬送用ローラー9上を紙面左から右に搬送
されており、前半のエッチングは、シャドウマスク材1
の両面に設けたスプレーノズル8からのスプレー噴射
を、また、後半は片面側からのスプレー噴射の例を示し
ている。
エッチングは、スプレーエッチングにて行うことが一般
的といえ、第二エッチング工程においては、シャドウマ
スク材1の両面側からエッチング液のスプレー噴射を行
っていたものである。なぜならば、エッチング工程にお
いては、長尺帯状のシャドウマスク材1は、略水平方向
に搬送されながらエッチングされている。このため、図
4に示すように、シャドウマスク材1の片面側からのみ
スプレー噴射を行った場合、スプレー噴射の圧力によ
り、シャドウマスク材1の弛みや、蛇行が生じるもので
ある。なお、図4において、シャドウマスク材1は、搬
送手段である搬送用ローラー9上を紙面左から右に搬送
されており、前半のエッチングは、シャドウマスク材1
の両面に設けたスプレーノズル8からのスプレー噴射
を、また、後半は片面側からのスプレー噴射の例を示し
ている。
【0008】エッチング中にシャドウマスク材1が弛み
や、蛇行を生じた場合、エッチング液がシャドウマスク
材1表面に滞留したり、あるいは、エッチング液がシャ
ドウマスク材1に正しく接触しない等で、所望するエッ
チングがなされないことになる。
や、蛇行を生じた場合、エッチング液がシャドウマスク
材1表面に滞留したり、あるいは、エッチング液がシャ
ドウマスク材1に正しく接触しない等で、所望するエッ
チングがなされないことになる。
【0009】このため、第二エッチング工程では、エッ
チング防止層4を形成した面と反対面側(図5の例では
大孔側凹部3b側)にのみエッチング液をスプレー噴射し
エッチングを行えばいいところを、エッチング防止層4
の形成面側にもスプレー噴射することで圧力の均衡をと
り、シャドウマスク材1の弛みや、蛇行を防止していた
ものである。
チング防止層4を形成した面と反対面側(図5の例では
大孔側凹部3b側)にのみエッチング液をスプレー噴射し
エッチングを行えばいいところを、エッチング防止層4
の形成面側にもスプレー噴射することで圧力の均衡をと
り、シャドウマスク材1の弛みや、蛇行を防止していた
ものである。
【0010】しかし、第二エッチング工程にて、エッチ
ング防止層4の形成面側にもスプレー噴射を行った場
合、以下の問題が生じていたものである。
ング防止層4の形成面側にもスプレー噴射を行った場
合、以下の問題が生じていたものである。
【0011】すなわち、エッチング防止層4を形成する
ニスが、スプレー噴射されたエッチング液に溶解する、
またはスプレー圧でニスの一部が剥がれる等で異物とな
りエッチング液に混入し、ひいては、ニス異物がエッチ
ング不良を引き起こすという問題である。
ニスが、スプレー噴射されたエッチング液に溶解する、
またはスプレー圧でニスの一部が剥がれる等で異物とな
りエッチング液に混入し、ひいては、ニス異物がエッチ
ング不良を引き起こすという問題である。
【0012】通常、製造コスト低減、廃液の処理回数の
低減等を考慮し、エッチング液を使い捨てとせず、循環
して使用しているものである。エッチング液を循環して
利用する際、循環経路には異物除去用フィルターを設
け、エッチング液中に混入した異物の除去を行うように
なってはいる。しかし、上述したように、第二エッチン
グ工程にてエッチング液中に、エッチング防止層4を形
成するニスがモノマーもしくはポリマーとして溶解もし
くは、剥がれ、異物として混入した場合、異物が非常に
微細であるため、異物除去用フィルターでは完全に取り
除くことは困難であった。
低減等を考慮し、エッチング液を使い捨てとせず、循環
して使用しているものである。エッチング液を循環して
利用する際、循環経路には異物除去用フィルターを設
け、エッチング液中に混入した異物の除去を行うように
なってはいる。しかし、上述したように、第二エッチン
グ工程にてエッチング液中に、エッチング防止層4を形
成するニスがモノマーもしくはポリマーとして溶解もし
くは、剥がれ、異物として混入した場合、異物が非常に
微細であるため、異物除去用フィルターでは完全に取り
除くことは困難であった。
【0013】このため、循環して利用することで、ニス
異物の混入したエッチング液をシャドウマスク材1にス
プレー噴射した際、エッチング液中のニス異物がシャド
ウマスク材1に付着していたものである。ニス異物は粘
度を有するため、一旦シャドウマスク材1に付着すると
エッチング液のスプレー圧では剥がれ難く、特に、ニス
異物の付着部位が、エッチングにより拡大すべき凹部
(図5の例では、大孔凹部3b)部位であった場合、ニス
異物がシャドウマスク材1へのエッチング液の接触を妨
げる等により凹部の拡大を遅くしていたものである。す
なわち、ニス異物が付着した凹部ではエッチングが遅く
なるため所望するエッチング形状が得られず、貫通孔が
所望する径より小さくなる、貫通孔の形状が所望の形状
とならない等のエッチング不良となっていたものであ
る。
異物の混入したエッチング液をシャドウマスク材1にス
プレー噴射した際、エッチング液中のニス異物がシャド
ウマスク材1に付着していたものである。ニス異物は粘
度を有するため、一旦シャドウマスク材1に付着すると
エッチング液のスプレー圧では剥がれ難く、特に、ニス
異物の付着部位が、エッチングにより拡大すべき凹部
(図5の例では、大孔凹部3b)部位であった場合、ニス
異物がシャドウマスク材1へのエッチング液の接触を妨
げる等により凹部の拡大を遅くしていたものである。す
なわち、ニス異物が付着した凹部ではエッチングが遅く
なるため所望するエッチング形状が得られず、貫通孔が
所望する径より小さくなる、貫通孔の形状が所望の形状
とならない等のエッチング不良となっていたものであ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に鑑みなされたものであり、ニス法を用い、二段
階のスプレーエッチングによりシャドウマスクを製造す
る方法において、第二エッチング工程の際にエッチング
不良が生じないシャドウマスクの製造方法を提供し、品
質の良いシャドウマスクを得ることを目的とするもので
ある。
な事情に鑑みなされたものであり、ニス法を用い、二段
階のスプレーエッチングによりシャドウマスクを製造す
る方法において、第二エッチング工程の際にエッチング
不良が生じないシャドウマスクの製造方法を提供し、品
質の良いシャドウマスクを得ることを目的とするもので
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1においては、ニス法を
用い、二段階のスプレーエッチングにより長尺帯状のシ
ャドウマスク金属素材に多数の貫通孔を形成するシャド
ウマスクの製造方法において、第二段階目のエッチング
時、略水平方向に搬送されるシャドウマスク金属素材の
上下方向への蛇行を防止する手段を有し、ニスを塗布し
た面と反対面側からエッチング液をシャドウマスク金属
素材に噴射することを特徴とするシャドウマスクの製造
方法としたものである。
を達成するために、まず請求項1においては、ニス法を
用い、二段階のスプレーエッチングにより長尺帯状のシ
ャドウマスク金属素材に多数の貫通孔を形成するシャド
ウマスクの製造方法において、第二段階目のエッチング
時、略水平方向に搬送されるシャドウマスク金属素材の
上下方向への蛇行を防止する手段を有し、ニスを塗布し
た面と反対面側からエッチング液をシャドウマスク金属
素材に噴射することを特徴とするシャドウマスクの製造
方法としたものである。
【0016】また、請求項2においては、前記蛇行防止
手段が、回転手段により回転する無端ベルトであり、第
二段階目のエッチング時、前記無端ベルト上を、ニスを
塗布した面を下面にしてシャドウマスク金属素材を搬送
することを特徴とする請求項1に記載のシャドウマスク
の製造方法としたものである。
手段が、回転手段により回転する無端ベルトであり、第
二段階目のエッチング時、前記無端ベルト上を、ニスを
塗布した面を下面にしてシャドウマスク金属素材を搬送
することを特徴とする請求項1に記載のシャドウマスク
の製造方法としたものである。
【0017】さらにまた、請求項3においては、前記蛇
行防止手段が、シャドウマスク金属素材の幅方向両端部
に位置するガイドロールであり、ニスを塗布した面を上
面にしてシャドウマスク金属素材を搬送し、第二段階目
のエッチングを行う際、前記ガイドロールにてシャドウ
マスク金属素材の両端を挟持することを特徴とする請求
項1に記載のシャドウマスクの製造方法としたものであ
る。
行防止手段が、シャドウマスク金属素材の幅方向両端部
に位置するガイドロールであり、ニスを塗布した面を上
面にしてシャドウマスク金属素材を搬送し、第二段階目
のエッチングを行う際、前記ガイドロールにてシャドウ
マスク金属素材の両端を挟持することを特徴とする請求
項1に記載のシャドウマスクの製造方法としたものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のシャドウマスクの製造方
法の特徴として、上述したように、第二エッチング工程
において、略水平方向に搬送されるシャドウマスク材1
に、上下方向への蛇行を防止する手段を設け、本来エッ
チングを行わなければならない面にのみエッチング液を
スプレー噴射するものである。これにより、シャドウマ
スク材1の片面側からのみスプレー噴射を行っても、シ
ャドウマスク材1に弛みや蛇行が生じず、しかも、エッ
チング防止層を形成するニスがエッチング液と接触する
ことで異物となることが防止でき、品質の良いシャドウ
マスクが得られるものである。この点を、本発明の実施
の形態例を模式的に示す図面に基づき、以下に説明を行
う。
法の特徴として、上述したように、第二エッチング工程
において、略水平方向に搬送されるシャドウマスク材1
に、上下方向への蛇行を防止する手段を設け、本来エッ
チングを行わなければならない面にのみエッチング液を
スプレー噴射するものである。これにより、シャドウマ
スク材1の片面側からのみスプレー噴射を行っても、シ
ャドウマスク材1に弛みや蛇行が生じず、しかも、エッ
チング防止層を形成するニスがエッチング液と接触する
ことで異物となることが防止でき、品質の良いシャドウ
マスクが得られるものである。この点を、本発明の実施
の形態例を模式的に示す図面に基づき、以下に説明を行
う。
【0019】図1の例において、シャドウマスク材1
は、巻取りロールから供給された長尺帯状の金属板であ
って、前述した(従来の技術)の項に記した工程等に従
い、図5(c)に示すように、小孔凹部3aを充填するエ
ッチング防止層4が形成されているものである。また図
1では、シャドウマスク材1は紙面左から右に略水平に
搬送され、上面を大孔凹部3b側、下面を小孔凹部3a側と
している。
は、巻取りロールから供給された長尺帯状の金属板であ
って、前述した(従来の技術)の項に記した工程等に従
い、図5(c)に示すように、小孔凹部3aを充填するエ
ッチング防止層4が形成されているものである。また図
1では、シャドウマスク材1は紙面左から右に略水平に
搬送され、上面を大孔凹部3b側、下面を小孔凹部3a側と
している。
【0020】次いで、図5(d)に示すように、小孔凹
部3aに貫通する貫通孔5を形成する第二エッチング工程
をエッチングチャンバー内にて行う。なお、図1におい
ては、説明の都合上、エッチングチャンバーの図示は行
っていない。エッチングチャンバー内には、駆動ロール
10を介して回転する、ゴム等を材質とする無端ベルト11
が設けられており、無端ベルト11はシャドウマスク材1
の搬送方向に、シャドウマスク材1の搬送と連動して回
転している。図1に示すように、シャドウマスク材1は
無端ベルト11上を、小孔凹部3a側と無端ベルト11表面と
が接触した形で搬送されている。ここで、無端ベルト11
上方に設けたスプレーノズル8より、シャドウマスク材
1の大孔凹部3b側にエッチング液7をスプレー噴射す
る。
部3aに貫通する貫通孔5を形成する第二エッチング工程
をエッチングチャンバー内にて行う。なお、図1におい
ては、説明の都合上、エッチングチャンバーの図示は行
っていない。エッチングチャンバー内には、駆動ロール
10を介して回転する、ゴム等を材質とする無端ベルト11
が設けられており、無端ベルト11はシャドウマスク材1
の搬送方向に、シャドウマスク材1の搬送と連動して回
転している。図1に示すように、シャドウマスク材1は
無端ベルト11上を、小孔凹部3a側と無端ベルト11表面と
が接触した形で搬送されている。ここで、無端ベルト11
上方に設けたスプレーノズル8より、シャドウマスク材
1の大孔凹部3b側にエッチング液7をスプレー噴射す
る。
【0021】大孔凹部3b側、すなわち上方側からのみエ
ッチング液7をスプレー噴射しても、シャドウマスク材
1は無端ベルト11で支えられているため、弛みや蛇行が
生じない。
ッチング液7をスプレー噴射しても、シャドウマスク材
1は無端ベルト11で支えられているため、弛みや蛇行が
生じない。
【0022】上述した説明では、エッチング液7をシャ
ドウマスク材1の上方側からスプレー噴射し、大孔凹部
3b側のエッチングを行っている。しかし、より精度の高
いシャドウマスクを得ようとする場合、エッチング液7
をシャドウマスク材1の下方側からスプレー噴射したほ
うが好ましい場合がある。すなわち、上方側からエッチ
ング液7をスプレー噴射した場合、略水平に搬送される
シャドウマスク材1表面に疲労したエッチング液が滞留
し、精度の高いエッチングを妨げる可能性がある。しか
るに、シャドウマスク材1の下方側からエッチング液を
スプレー噴射すれば、シャドウマスク材1と接触したエ
ッチング液は滞留することなく速やかに下に落ち、被エ
ッチング面には新鮮なエッチング液が接触することにな
り、精度の高いエッチングを行うことができるためであ
る。
ドウマスク材1の上方側からスプレー噴射し、大孔凹部
3b側のエッチングを行っている。しかし、より精度の高
いシャドウマスクを得ようとする場合、エッチング液7
をシャドウマスク材1の下方側からスプレー噴射したほ
うが好ましい場合がある。すなわち、上方側からエッチ
ング液7をスプレー噴射した場合、略水平に搬送される
シャドウマスク材1表面に疲労したエッチング液が滞留
し、精度の高いエッチングを妨げる可能性がある。しか
るに、シャドウマスク材1の下方側からエッチング液を
スプレー噴射すれば、シャドウマスク材1と接触したエ
ッチング液は滞留することなく速やかに下に落ち、被エ
ッチング面には新鮮なエッチング液が接触することにな
り、精度の高いエッチングを行うことができるためであ
る。
【0023】請求項3に係わる発明は、この点をも考慮
してなされたもので、シャドウマスク材1の下方側から
エッチング液7をスプレー噴射し、被エッチング面のエ
ッチングを行おうとするものである。請求項3に係わる
実施例を、図面に基づき以下に説明する。
してなされたもので、シャドウマスク材1の下方側から
エッチング液7をスプレー噴射し、被エッチング面のエ
ッチングを行おうとするものである。請求項3に係わる
実施例を、図面に基づき以下に説明する。
【0024】図2は、第二エッチング中のシャドウマス
ク材1を示している。シャドウマスク材1の小孔凹部3a
側には、上述した図1と同様にエッチング防止層4が形
成されており、図中左から右に大孔凹部3b側を下面にし
て搬送用ローラー(図示せず)上を略水平に搬送されて
いる。
ク材1を示している。シャドウマスク材1の小孔凹部3a
側には、上述した図1と同様にエッチング防止層4が形
成されており、図中左から右に大孔凹部3b側を下面にし
て搬送用ローラー(図示せず)上を略水平に搬送されて
いる。
【0025】請求項3に係わる発明の特徴として、シャ
ドウマスク材1の搬送方向左右の両端部に、図2およ
び、図2のX−X’線における断面図である図3に示す
ように、端部に凸部13を有する、例えば皿ネジ状のガイ
ドロール12を、凸部13を上にして直立して設けている。
ここで、シャドウマスク材1の上面と凸部13の下端が接
するようガイドロール12を設けているものである。すな
わち、シャドウマスク材1は、搬送用ローラー9とガイ
ドロール12とで挟まれた形となるものである。
ドウマスク材1の搬送方向左右の両端部に、図2およ
び、図2のX−X’線における断面図である図3に示す
ように、端部に凸部13を有する、例えば皿ネジ状のガイ
ドロール12を、凸部13を上にして直立して設けている。
ここで、シャドウマスク材1の上面と凸部13の下端が接
するようガイドロール12を設けているものである。すな
わち、シャドウマスク材1は、搬送用ローラー9とガイ
ドロール12とで挟まれた形となるものである。
【0026】請求項3に係わる発明では、図2に示すよ
うに、シャドウマスク材1の下面側よりエッチング液7
をスプレー噴射し、大孔凹部3b側のエッチングを行うも
のである。なお、図2において、スプレー噴射は、エッ
チング液7を供給する供給パイプ14に複数個設けられた
スプレーノズル8より行われており、供給パイプ14は所
定の角度にて揺動させている。
うに、シャドウマスク材1の下面側よりエッチング液7
をスプレー噴射し、大孔凹部3b側のエッチングを行うも
のである。なお、図2において、スプレー噴射は、エッ
チング液7を供給する供給パイプ14に複数個設けられた
スプレーノズル8より行われており、供給パイプ14は所
定の角度にて揺動させている。
【0027】図2および図3において、シャドウマスク
材1の下側からエッチング液7をスプレー噴射すると、
下面側からのスプレー圧でシャドウマスク材1は上に押
される。しかし、シャドウマスク材1の両端部には、凸
部13を有するガイドロール12が設けられており、凸部13
にて、上に押されているシャドウマスク材1を抑えるも
のである。これにより、下面側からのスプレー噴射を行
っても、シャドウマスク材1の蛇行が防止できる。
材1の下側からエッチング液7をスプレー噴射すると、
下面側からのスプレー圧でシャドウマスク材1は上に押
される。しかし、シャドウマスク材1の両端部には、凸
部13を有するガイドロール12が設けられており、凸部13
にて、上に押されているシャドウマスク材1を抑えるも
のである。これにより、下面側からのスプレー噴射を行
っても、シャドウマスク材1の蛇行が防止できる。
【0028】なお、シャドウマスク材1の両端部に設け
るガイドロール12の個数および位置は、シャドウマスク
材1の強度、幅、もしくはエッチング液7のスプレー圧
等の製造条件により適宜設定し、シャドウマスク材1の
蛇行防止を行うものである。
るガイドロール12の個数および位置は、シャドウマスク
材1の強度、幅、もしくはエッチング液7のスプレー圧
等の製造条件により適宜設定し、シャドウマスク材1の
蛇行防止を行うものである。
【0029】以上、本発明の実施例につき説明したが、
本発明の実施の形態は、上述した図面および説明に限定
されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形
を行っても構わないことはいうまでもない。例えば、図
2に示すガイドロール12では、端部の凸部13をテーパー
状としているが、凸部13を円盤としたバーベル状であっ
ても構わない。また、図2において、供給パイプ14をシ
ャドウマスク材1の搬送方向と直角とし、搬送方向に複
数本設けているが、シャドウマスク材1の搬送方向と平
行とし、幅方向に複数本設けても構わない。
本発明の実施の形態は、上述した図面および説明に限定
されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形
を行っても構わないことはいうまでもない。例えば、図
2に示すガイドロール12では、端部の凸部13をテーパー
状としているが、凸部13を円盤としたバーベル状であっ
ても構わない。また、図2において、供給パイプ14をシ
ャドウマスク材1の搬送方向と直角とし、搬送方向に複
数本設けているが、シャドウマスク材1の搬送方向と平
行とし、幅方向に複数本設けても構わない。
【0030】
【発明の効果】本発明のシャドウマスクの製造方法にお
いては、第二エッチング工程において、略水平方向に搬
送されるシャドウマスク材1に、上下方向への蛇行を防
止する手段を設け、本来エッチングを行わなければなら
ない面にのみエッチング液をスプレー噴射している。こ
れにより、シャドウマスク材1の片面側からのみスプレ
ー噴射を行っても、シャドウマスク材1に弛みや蛇行が
生じず、精度の良いエッチングが可能となる。しかも、
エッチング防止層へのスプレー噴射を行わないため、エ
ッチング防止層を形成するニスの溶解、剥がれが生じな
い。これにより、溶解または剥がれたニスが異物として
シャドウマスク材1に付着することで生じる、エッチン
グ形状不良が防止できる。また、請求項3に係わる発明
によれば、シャドウマスク材1の下方側からエッチング
液をスプレー噴射している。これにより、疲労したエッ
チング液が速やかに下に落ち、被エッチング面には新鮮
なエッチング液が接触することになり、精度の高いエッ
チングを行うことが可能となる。
いては、第二エッチング工程において、略水平方向に搬
送されるシャドウマスク材1に、上下方向への蛇行を防
止する手段を設け、本来エッチングを行わなければなら
ない面にのみエッチング液をスプレー噴射している。こ
れにより、シャドウマスク材1の片面側からのみスプレ
ー噴射を行っても、シャドウマスク材1に弛みや蛇行が
生じず、精度の良いエッチングが可能となる。しかも、
エッチング防止層へのスプレー噴射を行わないため、エ
ッチング防止層を形成するニスの溶解、剥がれが生じな
い。これにより、溶解または剥がれたニスが異物として
シャドウマスク材1に付着することで生じる、エッチン
グ形状不良が防止できる。また、請求項3に係わる発明
によれば、シャドウマスク材1の下方側からエッチング
液をスプレー噴射している。これにより、疲労したエッ
チング液が速やかに下に落ち、被エッチング面には新鮮
なエッチング液が接触することになり、精度の高いエッ
チングを行うことが可能となる。
【0031】さらにまた、本発明を用いることで、エッ
チング液の使用量が少なくなり、シャドウマスクの製造
コスト低減につながるという新たな効果も生じるもので
ある。すなわち、従来のシャドウマスクの製造方法にお
いては、ニス異物の混入によるエッチング不良を防止す
るため、頻繁にエッチング液の更新を行っていたもので
ある。しかるに、本発明を用いることにより、エッチン
グ液中へのニス異物の混入が極めて少なくなるため、エ
ッチング液の更新頻度を少なくできる。すなわちエッチ
ング液の使用量を削減できる、また、エッチング液中に
混入したニス異物を除去するために設けた異物除去用フ
ィルターの交換頻度が少なくなり、フィルターの使用量
を低減できる等、シャドウマスクの製造に要するコスト
を低減することが可能となるものである。
チング液の使用量が少なくなり、シャドウマスクの製造
コスト低減につながるという新たな効果も生じるもので
ある。すなわち、従来のシャドウマスクの製造方法にお
いては、ニス異物の混入によるエッチング不良を防止す
るため、頻繁にエッチング液の更新を行っていたもので
ある。しかるに、本発明を用いることにより、エッチン
グ液中へのニス異物の混入が極めて少なくなるため、エ
ッチング液の更新頻度を少なくできる。すなわちエッチ
ング液の使用量を削減できる、また、エッチング液中に
混入したニス異物を除去するために設けた異物除去用フ
ィルターの交換頻度が少なくなり、フィルターの使用量
を低減できる等、シャドウマスクの製造に要するコスト
を低減することが可能となるものである。
【0032】
【図1】本発明のシャドウマスクの製造方法の一実施例
の要部を示す説明図。
の要部を示す説明図。
【図2】本発明のシャドウマスクの製造方法の他の実施
例の要部を示す斜視図。
例の要部を示す斜視図。
【図3】本発明のシャドウマスクの製造方法の他の実施
例の要部を示す断面図。
例の要部を示す断面図。
【図4】シャドウマスク材の蛇行の例を示す説明図。
【図5】(a)〜(e)はシャドウマスクの製造方法の
一例を工程順に示す説明図。
一例を工程順に示す説明図。
1 シャドウマスク材 2 レジスト膜 3 凹部 4 エッチング防止層 5 貫通孔 6 シャドウマスク 7 エッチング液 8 スプレーノズル 9 搬送用ローラー 10 駆動ロール 11 無端ベルト 12 ガイドロール 13 凸部 14 供給パイプ
Claims (3)
- 【請求項1】ニス法を用い、二段階のスプレーエッチン
グにより長尺帯状のシャドウマスク金属素材に多数の貫
通孔を形成するシャドウマスクの製造方法において、第
二段階目のエッチング時、略水平方向に搬送されるシャ
ドウマスク金属素材の上下方向への蛇行を防止する手段
を有し、ニスを塗布した面と反対面側からエッチング液
をシャドウマスク金属素材に噴射することを特徴とする
シャドウマスクの製造方法。 - 【請求項2】前記蛇行防止手段が、回転手段により回転
する無端ベルトであり、第二段階目のエッチング時、前
記無端ベルト上を、ニスを塗布した面を下面にしてシャ
ドウマスク金属素材を搬送することを特徴とする請求項
1に記載のシャドウマスクの製造方法。 - 【請求項3】前記蛇行防止手段が、シャドウマスク金属
素材の幅方向両端部に位置するガイドロールであり、ニ
スを塗布した面を上面にしてシャドウマスク金属素材を
搬送し、第二段階目のエッチングを行う際、前記ガイド
ロールにてシャドウマスク金属素材の両端を挟持するこ
とを特徴とする請求項1に記載のシャドウマスクの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12126197A JPH10312745A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | シャドウマスクの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12126197A JPH10312745A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | シャドウマスクの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10312745A true JPH10312745A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14806885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12126197A Pending JPH10312745A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | シャドウマスクの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10312745A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016011434A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 凸版印刷株式会社 | メタルマスクおよびメタルマスクの製造方法 |
JP2018059130A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-12 | 大日本印刷株式会社 | 蒸着マスクの製造方法、及び蒸着マスクを製造するために用いられる金属板の製造方法 |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP12126197A patent/JPH10312745A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016011434A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 凸版印刷株式会社 | メタルマスクおよびメタルマスクの製造方法 |
JP2018059130A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-12 | 大日本印刷株式会社 | 蒸着マスクの製造方法、及び蒸着マスクを製造するために用いられる金属板の製造方法 |
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