JPH10312475A - 自動券売機 - Google Patents

自動券売機

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JPH10312475A
JPH10312475A JP12046397A JP12046397A JPH10312475A JP H10312475 A JPH10312475 A JP H10312475A JP 12046397 A JP12046397 A JP 12046397A JP 12046397 A JP12046397 A JP 12046397A JP H10312475 A JPH10312475 A JP H10312475A
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Toru Fukuda
徹 福田
Yukio Namiki
幸雄 並木
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 料金ボタンの押下有効範囲を自動券売機が自
ら学習することにより、料金ボタンのタッチによる選択
時の操作性を向上するようにする。 【解決手段】 自動券売機のタッチパネルに表示されて
いる料金ボタン周辺付近をタッチすることにより、所望
の料金ボタンである場合は、前記タッチ位置を前記料金
ボタンの有効範囲と認識することにより、料金ボタンの
有効範囲をその周辺にまで拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タッチパネル型
の自動券売機に関し、特に、タッチパネルの画面に表示
される料金ボタンの選択時の操作性を向上するようにし
た自動券売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タッチパネルを操作することにより乗車
券、回数券(以下、乗車券類いう)を購入する従来の自
動券売機のタッチパネルは、料金ボタンが所定間隔をも
って縦横に複数配列表示されている。このタッチパネル
に表示されている複数の料金ボタンの中から1つを利用
客はタッチすることにより選択し、その後、タッチ選択
した料金ボタンに表示されている金額以上の硬貨または
紙幣を自動券売機に投入することにより、選択した料金
ボタンに対応する乗車券類が発券されるようになってい
る。
【0003】しかし、タッチパネルの画面上に表示され
る料金ボタンの表示範囲と、タッチした際に有効に押下
したことを認識することができる押下有効範囲とが、同
一の場合、料金ボタンの表示範囲の境界付近が押下され
たとき、当該料金ボタンを押下したことを自動券売機の
制御装置は認識することができないことがある。このよ
うな場合、利用客は料金ボタンの選択をやり直す必要が
あり、時には何度も選択すべき料金ボタンを押下する必
要があり、料金ボタンの選択操作性の低下につつながっ
ている。特に、先に自動券売機に貨幣を投入した後に、
料金ボタンを選択押下すると取引きが成立するが、この
場合、料金ボタンの表示範囲の周辺付近を押下し、利用
客が意図しない乗車券類が発券されたときは、駅窓口に
おいて購入した乗車券類の払い戻しを受ける必要があ
り、利用客にとって非常に不便である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記点に着目
してなされたものであって、料金ボタンの押下有効範囲
を自動券売機が自ら設定できるようにすることにより、
料金ボタンのタッチによる選択時の操作性を向上するよ
うにした自動券売機を提供することを課題とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、料金ボタンが所定間隔をもって縦横に複数配
列表示されたタッチパネルを有する自動券売機であっ
て、 前記料金ボタンの付近のタッチ位置を検出する位
置検出手段と; 前記タッチ位置により選択された料金
ボタンを確認の上、所望の料金ボタンでない場合はこの
選択された料金ボタンを取り消して、前記タッチ位置を
無効範囲として認識する無効範囲認識手段と; 前記タ
ッチ位置により選択された料金ボタンを確認の上、所望
の料金ボタンである場合は前記タッチ位置を有効範囲と
して認識する有効範囲認識手段と;前記タッチ位置を前
記料金ボタンと関連付けて前記有効範囲および前記無効
範囲を統計的に処理するための統計処理手段と; 前記
統計処理手段により前記料金ボタンの有効タッチ位置を
設定するための有効範囲再設定手段と; を備えて成る
自動券売機とした。
【0006】上記位置検出手段は、タッチパネルの周辺
に多数配列された投受光器などの光センサーからなって
いる。
【0007】また、上記統計処理において、上記料金ボ
タンの有効範囲および無効範囲を処理するに際して、出
現頻度により設定する度数分布によって統計処理を行
う。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例に
ついて図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明の自
動券売機10の外観を斜視図として概略的に示してい
る。自動券売機10は、券売機本体12と、該券売機本
体12の正面に配置されて手前側に傾斜した接客面14
とを有している。この接客面14には、その上部に自動
券売機10の動作状態を案内表示するための案内表示部
16を有している。
【0007】接客面14のほぼ中央部には、CRTディ
スプレイあるいは液晶ディスプレイを裏面に有するタッ
チパネル18が設けられている。このタッチパネル18
には、初期画面として、所定間隔をもって縦横に複数の
料金ボタン20が縦横に配列表示され、および次の画面
に切換えるための次画面ボタン21が表示されている。
符号22は、乗車券類を購入する際に硬貨を投入するた
めの硬貨投入口であり、その左側には、投入された貨幣
の金額、料金ボタンを押下したときの乗車券類の購入金
額、および釣銭金額を表示する金額表示部24が設けら
れている。また、接客面14の上部には、料金ボタン2
0のタッチによる選択を取り消すための取消しボタン1
7、および係員呼出しボタン19が設けられている。さ
らに、前記タッチパネル18の周縁には、タッチ位置を
検出するための多数の投受光器15が配列されている。
【0008】接客面14の下部には、紙幣を挿入するた
めの紙幣挿入口26と、お釣りが釣札である場合に該釣
札を返却するための釣札返却口28と、お釣りが硬貨で
ある場合に該硬貨を返却するための釣銭返却口30と、
発行した乗車券類が飛出さないように保持しておくため
のキャッチング方式の券受取り口32とが設けられてい
る。
【0009】図2は、本発明のタッチパネル18の料金
ボタン20の一部を示した図面であり、図2の(a)
は、自動券売機10の運用開始時における料金ボタン2
0の表示範囲とタッチ有効範囲とを示した図であり、図
2の(b)は、自動券売機10の運用開始後における料
金ボタン20の表示範囲とタッチ有効範囲とを示した図
である。
【0010】図2の(a)において、L1は、自動券売
機の運用開始時における横方向に料金ボタン20が隣り
合うセンサーの境界であり、L2は、自動券売機の運用
開始時における縦方向に料金ボタン20が隣り合うセン
サーの境界である。すなわち、運用開始時においては、
料金ボタン20の表示範囲と、料金ボタン20を押下し
た時の有効範囲とが同一である。
【0011】図2の(b)においては、ある料金ボタン
20周辺のタッチセンサー範囲が押下された場合に取り
引きが成立したとき、そのタッチセンサー範囲は有効範
囲Eであると認識した状態を示している。また、料金ボ
タン20の周辺のタッチセンサー範囲が押下された後に
図1に示す取消しボタン17が押下された場合は、利用
客の意図しない料金ボタン20を選択したと考えられ、
そのタッチセンサー範囲は無効範囲であると認識する。
すなわち、料金ボタン20の周辺のタッチセンサー範囲
と、取引きの成立・不成立の関係を統計的に処理するこ
とによって、料金ボタン20の表示の境界からその周辺
にまで有効範囲Eが拡大することになる。すなわち、タ
ッチセンサーの有効範囲Eは、自動券売機10自らが学
習しながら設定していく。
【0012】図3は本発明に係る自動券売機の概略ブロ
ック図である。CPUからなる中央制御ユニット40
は、ROM42に格納されているシステムプログラム
と、RAM44に格納されているワーキングデータとを
用いて演算処理を行うようになっている。
【0013】符号46は硬貨処理ユニットであって、該
硬貨処理ユニット46は、自動券売機に投入された硬貨
の真偽を判断するための硬貨鑑別装置、および計数器を
有し、また釣銭として硬貨を排出するための釣銭排出装
置を有している。
【0014】符号48は紙幣処理ユニットであって、該
紙幣処理ユニット48は、自動券売機に投入された紙幣
の真偽を判断するための紙幣鑑別装置、および計数器を
有し、また釣札として紙幣を排出するための釣札排出装
置を有している。
【0015】符号50は発券ユニットであって、自動券
売機に貨幣を投入し、料金ボタンを押した際に取引きが
成立したとき、乗車券類を排出するための機構を有し、
乗車券類の磁気記録面に磁気記録するための磁気ヘッ
ド、および乗車券類の表面に目視可能に所定情報を印刷
するための印刷装置を備えている。
【0016】次に、制御ユニット40の機能について図
4に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0017】ステップ(以下、STと略す)100は、
料金ボタン20の表示範囲とタッチ有効範囲が同一であ
る場合の、センサー範囲が初期値である自動券売機の運
用開始状態を示している。
【0018】ST102において、タッチパネル18の
料金ボタン20ないしはその周辺付近を押下すると、S
T104では、そのタッチ位置を検出する。このタッチ
位置の検出は、タッチパネル18の枠内周に多数配置さ
れた投受光器により検出し、その信号は制御ユニット4
0に送出される。このようにタッチ位置が検出されてタ
ッチパネル18の前記料金ボタン20が点灯した場合
は、ST106にて取消しボタン17(図1参照)を利
用客は押さなければ、ST108に進む。このように取
消しボタン20を利用客は押さなければ、前記点灯した
料金ボタン20は利用客の意図する料金ボタンであると
認識し、ST108において前記タッチした位置は有効
範囲Eであると認識しST112に進む。また、利用客
は、前記料金ボタン20を押したつもりであってもその
周辺を押す場合があり、この場合、利用客の意図しない
料金ボタン20が点灯した場合、取消しボタン17を押
すことにより、ST110に進み、前記タッチした位置
は無効であるとして認識しST112に進む。
【0019】ST112では、前記タッチした位置の有
効範囲Eと無効範囲の統計処理を行う。例えば、ある所
定のタッチ位置の有効範囲Eと無効範囲の出現頻度の分
布である度数分布の処理を行って統計をとる。
【0020】前記統計に基づいて、ST114では、前
記タッチ位置の有効範囲Eが所定の確率以上である場
合、例えば、70%〜80%以上である場合は、ST1
16に進み、当該タッチ位置が有効範囲Eであることを
再設定する。
【0021】このタッチ位置の有効範囲の再設定を繰返
すことにより、図2の(b)に示すように有効範囲Eが
料金ボタン20の周辺に確立されていく。すなわち、本
発明の自動券売機は、利用客のタッチパネルの料金ボタ
ン20の周辺付近を押すことの繰返しで徐々に当該料金
ボタン20の有効範囲Eが定まっていくものであり、い
わゆる学習機能を有することとなる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、自
動券売機のタッチパネルに表示されている複数の料金ボ
タンの各周辺付近をタッチすることにより、所望の料金
ボタンである場合は、前記タッチ位置を前記料金ボタン
の有効範囲と認識することにより、各料金ボタンの有効
範囲をその周辺にまで拡大するようにしたので、料金ボ
タンが表示されている範囲のみを有効範囲とする従来の
タッチパネルよりも操作性がすこぶる向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】タッチパネル形式の自動券売機の斜視図であ
る。
【図2】タッチパネルに表示された料金ボタンを拡大し
た一部を示しており、(a)は料金ボタンの表示範囲と
タッチ位置の有効範囲とが一致している運用開始時の図
であり、(b)は料金範囲の周辺付近のタッチ位置まで
有効範囲として拡大した運用開始後の図である。
【図3】自動券売機の概略的なブロック図である。
【図4】制御ユニットの処理機能を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 自動券売機 15 投受光器 18 タッチパネル 20 料金ボタン E 有効範囲

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 料金ボタンが所定間隔をもって縦横に複
    数配列表示されたタッチパネルを有する自動券売機であ
    って、 前記料金ボタン周辺付近のタッチ位置を検出する位置検
    出手段と;前記タッチ位置により選択された料金ボタン
    を確認の上、所望の料金ボタンでない場合はこの選択さ
    れた料金ボタンを取り消して、前記タッチ位置を無効範
    囲として認識する無効範囲認識手段と;前記タッチ位置
    により選択された料金ボタンを確認の上、所望の料金ボ
    タンである場合は前記タッチ位置を有効範囲として認識
    する有効範囲認識手段と;前記タッチ位置を前記料金ボ
    タンと関連付けて前記有効範囲および前記無効範囲を統
    計的に処理するための統計処理手段と;前記統計処理手
    段により前記料金ボタンの有効タッチ位置を設定するた
    めの有効範囲再設定手段と;を備えていることを特徴と
    する自動券売機。
  2. 【請求項2】 前記統計処理において、前記料金ボタン
    の有効範囲および無効範囲を処理するに際して、度数分
    布により統計処理を行うことを特徴とする請求項1に記
    載の自動券売機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013211703A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Mizuho Information & Research Institute Inc 入力支援プログラム及び入力支援装置
JP2015219743A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 アルパイン株式会社 情報処理装置及びコンピュータプログラム

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JP2013211703A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Mizuho Information & Research Institute Inc 入力支援プログラム及び入力支援装置
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