JPH10312274A - ソフトウェアシステムの稼働中プログラム置換方法および装置 - Google Patents

ソフトウェアシステムの稼働中プログラム置換方法および装置

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JPH10312274A
JPH10312274A JP12383297A JP12383297A JPH10312274A JP H10312274 A JPH10312274 A JP H10312274A JP 12383297 A JP12383297 A JP 12383297A JP 12383297 A JP12383297 A JP 12383297A JP H10312274 A JPH10312274 A JP H10312274A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ソフトウェアシステムを稼働状態にしたままで
実行中のプログラムを他のプログラムに置換する方法お
よび装置に関し、ソフトウェアシステムの改版作業に伴
って生じるシステム処理中断時間を短縮し、かつ、プロ
グラムが置換前に行っていた処理を置換後も継続できる
ようにすることを目的とする。 【解決手段】少なくとも置換プログラムのプログラム識
別名と被置換プログラムのプログラム識別名とプログラ
ム置換時の条件とを置換制御情報記憶手段が記憶し、置
換制御手段がこれらの置換制御情報を参照しながら、被
置換プログラムの処理の終了、被置換プログラムから置
換プログラムへの処理情報の引き継ぎ、置換プログラム
の処理の開始を制御するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトウェアシステム
を稼働状態にしたままで実行中のプログラムを他のプロ
グラムに置換する方法および装置に関する。
【0002】例えばソフトウェアシステムの改版作業を
行う際、そのソフトウェアシステムを構成するアプリケ
ーションプログラムを旧版から新版に置換するが、それ
に伴って生じるプログラム処理中断時間をできるだけ短
縮する必要があり、また、そのアプリケーションプログ
ラムの処理の連続性を置換の前後で可能なかぎり維持す
る必要がある。
【0003】
【従来の技術】ソフトウェアシステムの改版作業を行う
場合、一つの方法として、ソフトウェアシステムを停止
して非稼働状態にし、ディスク上の各アプリケーション
プログラムのファイルを旧版から新版に入れ替え、シス
テム動作環境(システム立上げ時に起動するファイルの
名前など)を書き換えた後、システムを再度立ち上げる
というやり方がある。
【0004】しかし、この方法ではソフトウェアシステ
ム全体の稼働を長時間中断しなければならず、ソフトウ
ェアシステムが提供しているすべての処理をいったん中
止しなければならないため問題がある。そこで、従来
は、ソフトウェアシステムが稼働中に新版アプリケーシ
ョンプログラムのファイルを起動し、システム動作環境
に設定されている旧版のファイル名を新版のファイル名
に書き換える方法などをとって処理中断時間の短縮を図
っていた。
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の方法で
は、旧版アプリケーションプログラムが行っていた処理
を新版アプリケーションプログラムが引き継ぐことがで
きないので、常時メッセージを受信するようなソフトウ
ェアシステムにとっては、システムの稼働を停止して改
版作業を行う場合と比べて実際上の利点はなかった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、ソフトウェアシステムの改版作業に伴って生
じるシステム処理中断時間を短縮し、アプリケーション
プログラムが置換前に行っていた処理を置換後も継続す
ることが可能なソフトウェアシステムにおける稼働中プ
ログラムの置換方法および装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る原理
説明図である。上述の課題を解決するために、本発明に
おいては、図1に示されるように、それぞれ特定の機能
を提供するプログラムの集合からなるソフトウェアシス
テム60の中に、稼働中プログラムを置換する際の置換
制御情報を記憶する置換制御情報記憶手段64と、置換
制御情報を参照しながら被置換プログラム61を置換プ
ログラム60に置換する置換制御手段63とを備えた稼
働中プログラム置換装置を組み込んでいる。そして、置
換制御情報記憶手段64は、少なくとも、置換プログラ
ムのプログラム識別名641と、被置換プログラムのプ
ログラム識別名642と、プログラム置換時の条件64
3とを記憶する。
【0007】また、本発明の稼働中プログラム置換装置
において、置換制御情報記憶手段64は、上記プログラ
ム置換時の条件643として被置換プログラム処理終了
条件644と置換プログラム処理開始条件645とを記
憶し、また更に、被置換プログラム61から置換プログ
ラム62へ処理情報を引き継がせるか否かを指示する引
き継ぎ制御情報646を記憶する。また、置換制御手段
63は、被置換プログラム処理終了条件644と引き継
ぎ制御情報646を参照することにより、被置換プログ
ラム61の処理を終了させると共に、置換プログラム6
2に引き継がせる処理情報があればそれを所定の記憶場
所に格納する被置換プログラム終了手段631と、置換
プログラム処理開始条件645と引き継ぎ制御情報64
6を参照することにより、置換プログラム62の処理を
開始させると共に、被置換プログラム61から引き継ぐ
処理情報があればそれを所定の記憶から取り出す置換プ
ログラム開始手段632とを含んで構成される。
【0008】また、本発明の稼働中プログラム置換装置
において、置換制御手段63は、置換プログラムが起動
される際に、置換プログラムに関する置換制御情報を置
換制御情報記憶手段64に記憶させる置換制御情報登録
手段634を含んで構成される。
【0009】
【作用】本発明においては、稼働中の被置換プログラム
61を置換プログラム62に置換する際に、置換制御情
報記憶手段64が、少なくとも、置換プログラムのプロ
グラム識別名641と、被置換プログラムのプログラム
識別名642と、プログラム置換時の条件643とを記
憶し、そして置換制御手段63が、上記の置換制御情報
を参照しながら被置換プログラム61を置換プログラム
62に置換する。
【0010】また、本発明においては、置換制御情報記
憶手段64が、被置換プログラム61から置換プログラ
ム62へ処理情報を引き継がせるか否かを指示する引き
継ぎ制御情報646を更に記憶し、そして置換制御手段
63が、プログラム置換時に、引き継ぎ制御情報646
を参照することにより被置換プログラム61から置換プ
ログラム62への処理情報の引き継ぎを行うか否かを判
断する。
【0011】また、本発明においては、置換制御情報記
憶手段64が、プログラム置換時の条件643として被
置換プログラム処理終了条件644を記憶し、そして置
換制御手段63が、プログラム置換時に、被置換プログ
ラム処理終了条件644を参照することにより、被置換
プログラム61の処理を即時に終了させるか、あるい
は、実行中の処理があればその処理が終了するのを待つ
か、を判断する。
【0012】また、本発明においては、置換制御情報記
憶手段64が、プログラム置換時の条件643として置
換プログラム処理開始条件645を記憶し、そして置換
制御手段63が、プログラム置換時に、置換プログラム
処理開始条件645を参照することにより、被置換プロ
グラム61の処理終了時に自動的に置換プログラム62
の処理を開始させるか、あるいは、手動的な指示に従っ
て置換プログラム62の処理を開始させるかを判断す
る。
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。本実施例ではUNIXオペレーティングシステム
上にアプリケーションシステムが構築されたソフトウェ
アシステムの改版を例にとって説明する。
【0013】図2は本発明が適用されるソフトウェアシ
ステム1の構成を示している。ソフトウェアシステム1
では、UNIXオペレーティングシステム2の上にn個
のアプリケーションプログラムからなるアプリケーショ
ンシステム3が構築されている。ディスク4には、実行
形式のアプリケーションプログラムのファイルが格納さ
れている。アプリケーションシステム3が立ち上がる時
に、それらのファイルから各アプリケーションプログラ
ムが起動される。
【0014】上記のアプリケーションプログラムはそれ
ぞれ特定の機能を有し、ユーザの要求に応じてその機能
を実行する。ここで、ユーザとは、図中に示すように、
ソフトウェアシステム1に直接接続される端末5、ネッ
トワークを経由してソフトウェアシステム1に接続され
る遠隔の端末6、ネットワークを経由してソフトウェア
システム1に接続される他システム7で稼働するプログ
ラムなどである。また、アプリケーションシステム3の
内部でも、あるアプリケーションプログラムが他のアプ
リケーションプログラムのユーザとなりうる。以下、ア
プリケーションプログラムがユーザのためにその機能を
実行することを「ユーザにサービスを提供する」と称す
る。
【0015】UNIXはマルチタスク、マルチユーザの
機能を備えたオペレーティングシステムなので、アプリ
ケーションシステム3の1つのアプリケーションプログ
ラムが複数のユーザに対して同時に同じサービスを提供
することができる。図3を参照してその仕組みについて
簡単に説明する。UNIXではタスクはプロセスと呼ば
れる。実行形式のアプリケーションプログラムのファイ
ル8を起動すると、そのアプリケーションプログラムの
プロセス9が生成される。そしてユーザ11がこのプロ
セス9に対してサービスを要求すると、それに対してプ
ロセス9は自分の分身である子プロセス10を生成す
る。以下、実行形式のアプリケーションプログラムのフ
ァイル8をアプリケーションファイル、アプリケーショ
ンファイルから生成されるプロセス9をアプリケーショ
ンプロセス、アプリケーションプロセスが生成する子プ
ロセス10をアプリケーションインスタンスと称する。
本実施例で、アプリケーションプログラムとは、アプリ
ケーションプロセスおよびそれが生成したアプリケーシ
ョンインスタンスとを総称したものである。
【0016】アプリケーションプロセス9はユーザ11
からのサービス要求に応じてユーザ対応にアプリケーシ
ョンインスタンス10を生成する。各アプリケーション
インスタンス10は、対応するユーザ11と情報の交換
等を行いながら所定の処理を行い、処理終了後に消滅す
る。すなわち、アプリケーションプロセス9がユーザ1
1からのサービス要求を受け付け、アプリケーションイ
ンスタンス10がユーザ11に対してサービスを提供す
る。
【0017】上述のアプリケーションシステム3のアプ
リケーションプログラムを旧版から新版に置換しようと
する場合、置換対象となるアプリケーションプログラム
は次のいずれかの状態にある。 1.アプリケーションプロセスの下にアプリケーション
インスタンスが生成されておらず、サービス処理は実行
されていない。 2.アプリケーションプロセスの下に1つ以上のアプリ
ケーションインスタンスが生成されており、サービス処
理が実行されている。
【0018】上記1の場合にアプリケーションプログラ
ムを置換するには、新版のアプリケーションファイルか
らアプリケーションプロセスを生成し、旧版のアプリケ
ーションプロセスを消滅させるだけなので極めて簡単で
ある。しかし、上記2の場合は次の問題があるので置換
が複雑になる。 旧版のアプリケーションプロセスの下に現在何個の
アプリケーションインスタンスが生成されていて、それ
ぞれがどのユーザに対応しているかを把握した上で、新
版のアプリケーションプロセスの下にも同数のアプリケ
ーションを生成し、それぞれにユーザを適正に対応付け
る必要がある。 それぞれのアプリケーションインスタンスが処理を
実行中かどうか等の現在の状態を把握した上で、旧版の
アプリケーションインスタンスの処理を新版のアプリケ
ーションインスタンスに引き継がせる必要がある。 アプリケーションプログラムを旧版から新版へ置換
している間、そのアプリケーションプログラムによるサ
ービスについては、ユーザからのアクセスを受け付けな
いようにする必要がある。
【0019】本実施例のアプリケーションシステム3
は、アプリケーションプログラムを旧版から新版へ置換
できるように、サービス制御機能およびアプリケーショ
ンプログラム毎のサービス情報管理表を設け、サービス
を一括管理できるようにしている。サービス制御機能は
特許請求の範囲に規定した置換制御手段に対応し、サー
ビス情報管理表は同じく置換制御情報記憶手段に対応す
る。上記の問題はサービス制御機能により以下のように
解決される。
【0020】上記の問題を解決するため、サービス制
御機能は、ユーザからのサービス要求をアプリケーショ
ンプロセスに仲介し、アプリケーションインスタンスの
生成と消滅の状況や、ユーザとアプリケーションインス
タンスとの対応関係を把握する。
【0021】また、上記の問題を解決するため、サー
ビス制御機能は、生成されたアプリケーションインスタ
ンス毎にサービス状態管理表を割り当てる。サービス状
態管理表にはそれに対応するサービスの現在の状態を示
す情報が格納され、サービス制御機能はサービス状態管
理表を参照することによりそのサービスを実行している
アプリケーションインスタンスの状態を把握することが
できる。
【0022】また、上記の問題を解決するために、ユ
ーザとアプリケーションプロセスまたはアプリケーショ
ンインスタンスとの間のアクセスはすべてサービス制御
機能を介して行われるようにし、アプリケーションプロ
グラム置換中、サービス制御機能はそのアプリケーショ
ンプログラムについてのユーザからのアクセスを受け付
けないようにする。
【0023】次に、サービス制御機能によるアプリケー
ションプログラムの置換の概要を図4〜図6を参照して
説明する。置換手順は次の5つに大別できる。 新版アプリケーションプログラムの起動 サービスの閉塞 ′旧版アプリケーションプログラムから新版アプリケ
ーションプログラムへの処理情報の引き継ぎ サービスの閉塞解除 旧版アプリケーションプログラムの停止
【0024】以下、上記の各手順の概要を順に説明す
る。 新版アプリケーションプログラムの起動 置換前の状態では、図4(a)に示すように、旧版アプ
リケーションプログラム22がユーザにサービスを提供
し、旧版アプリケーションプロセス12の下にいくつか
のアプリケーションインスタンス14が存在し、旧版ア
プリケーションプロセス12にはサービス情報管理表1
3が、各アプリケーションインスタンス14にはサービ
ス状態管理表15がそれぞれ割り当てられている。そこ
で、ディスクに格納されている新版アプリケーションフ
ァイルから新版アプリケーションプログラム23を起動
することにより新版アプリケーションプロセス16を生
成し、それに対するサービス情報管理表17をアプリケ
ーションシステムに登録し、更に、旧版と同数のアプリ
ケーションインスタンス18を生成してそれらに対して
サービス状態管理表19を割り当てる。
【0025】 サービスの閉塞 新版アプリケーションプログラム23が起動された時点
では、図4(b)に示すように、旧版アプリケーション
プログラム22と新版アプリケーションプログラム23
が同時に存在している。ただし、旧版アプリケーション
プログラム22はサービス制御機能を介してユーザ20
との間で情報交換等のアクセスを行いながらサービスを
提供する「活動状態」にあるのに対して、新版アプリケ
ーションプログラム23はサービスの提供を行っていな
い「非活動状態」にある。
【0026】旧版アプリケーションプログラム22を新
版アプリケーションプログラム23に置換するには、旧
版アプリケーションインスタンス18が現在実行してい
る処理を中断し、ユーザ20から旧版アプリケーション
プログラム22へのアクセスを受け付けないようにする
必要がある。これはユーザ20の側から見れば、その時
まで利用していたサービスが突然利用できなくなること
を意味する。このようにユーザへのサービスの提供を中
断することを、以後、「サービスを閉塞する」と称す
る。図5(c)に示すように、サービスを閉塞すること
によりアプリケーションプログラムは旧版、新版とも
「非活動状態」になる。
【0027】′旧版アプリケーションプログラムから
新版アプリケーションプログラムへの処理情報の引き継
ぎ 次に、図5(d)に示すように、旧版アプリケーション
インスタンス14がそれまで実行していた処理の情報2
1を、それぞれに対応する新版アプリケーションインス
タンス18に引き継がせる。
【0028】 サービスの閉塞解除 次に、このサービスを利用しているユーザ20が新版ア
プリケーションプログラム23との間でアクセスを行え
るようにし、旧版アプリケーションインスタンス14が
中断した処理を新版アプリケーションインスタンス18
に再開させる。このようにユーザへのサービスの提供を
再開することを、以後、「サービスを閉塞解除する」と
称する。図6(e)に示すように、サービスを閉塞解除
することにより新版アプリケーションプログラム23は
「活動状態」になり、旧版アプリケーションプログラム
22は「非活動状態」になる。
【0029】 旧版アプリケーションプログラムの停
止 最後に、旧版アプリケーションインスタンス14を消滅
させ、旧版アプリケーションに対するサービス状態管理
表15の割当てを解除し、更に旧版アプリケーションプ
ロセス12を消滅させることにより旧版アプリケーショ
ンプログラム22を停止する。
【0030】ところで、アプリケーションインスタンス
の状態に着目すれば、上記の〜の過程で以下のこと
を配慮することが望まれる。上記の「活動状態」のアプ
リケーションプログラムにおいて、サービスを実行して
いるアプリケーションインスタンスには図7に示す2つ
の状態がありうる。ここで、「処理実行状態」とはアプ
リケーションインスタンスが本来の処理を継続的に実行
している状態を意味し、「アイドル状態」とはアプリケ
ーションインスタンスが事象の発生や外部からの指示な
どを待っているか、あるいは何らかの理由で本来の処理
を休止している状態を意味する。
【0031】サービスの閉塞を開始した時に旧版アプリ
ケーションインスタンス14が「処理実行状態」であ
り、かつその処理は時間的な中断が不可能もしくは困難
な性質のものである場合、その処理を中断してすぐに置
換を始めてしまうと置換の前後で処理の連続性が失われ
てしまうことがある。このような場合、旧版アプリケー
ションインスタンス14の実行中の処理が終了するのを
待ってから置換を開始するのが望ましい。この場合は、
当然、新版アプリケーションインスタンス18が旧版ア
プリケーションインスタンス14の処理情報21を引き
継ぐ必要はない。一方、サービスの閉塞を開始した時に
旧版アプリケーションインスタンス14が「アイドル状
態」である場合は、即時に旧版アプリケーションインス
タンス14の処理を中断して置換を開始しても問題はな
いが、新版アプリケーションインスタンス18は中断し
た処理を再開するために、旧版アプリケーションインス
タンス14がそれまで使用していた処理情報21を引き
継ぐ必要がある。
【0032】図8は本実施例のサービス制御機能、サー
ビス情報管理表、およびサービス状態管理表を一層具体
的に示している。サービス制御機能30は、図8(a)
の機能構成が示すように、サービス情報登録機能31と
サービス情報登録解除機能32とサービス閉塞機能33
とサービス閉塞解除機能34とサービス起動機能35と
サービス停止機能36とサービス情報管理表40とサー
ビス状態管理表50とで構成されている。
【0033】これらの機能は、システム保守者が対応す
るコマンドをコンソールから投入することによって起動
される場合と、実行中のプログラムがその機能を呼び出
すことにより起動される場合と、サービス制御機能30
が自らの判断で起動する場合とがある。
【0034】サービス情報登録機能31は、アプリケー
ションシステムに新しいアプリケーションプログラムを
追加する際にそれに対応するサービス情報管理表40を
登録したり、既存のアプリケーションプログラムに対す
るサービス情報管理表40の内容を変更したりする機能
である。サービス情報登録機能31は請求項7で規定し
た置換制御情報登録手段に対応する。
【0035】サービス情報登録解除機能32は、アプリ
ケーションシステムから既存のアプリケーションプログ
ラムを削除する際にそれに対応するサービス情報管理表
40の登録を解除する機能である。
【0036】サービス閉塞機能33は、旧版アプリケー
ションプログラムから新版アプリケーションプログラム
への置換を行う際に、旧版アプリケーションインスタン
スが現在実行している処理を中断し、ユーザから旧版ア
プリケーションインスタンスへのアクセスを受け付けな
いようにすることにより、ユーザへのサービスの提供を
中断する機能である。サービス閉塞機能33は請求項6
で規定した被置換プログラム処理終了手段に対応する。
【0037】サービス閉塞解除機能34は、サービス閉
塞前に旧版アプリケーションプログラムによるサービス
を利用していたユーザが新版アプリケーションインスタ
ンスとの間でアクセスを行えるようにし、旧版アプリケ
ーションインスタンスが中断した処理を新版アプリケー
ションインスタンスに再開させることにより、ユーザへ
のサービスの提供を再開する機能である。サービス閉塞
機能34は請求項6で規定した置換プログラム処理開始
手段に対応する。
【0038】サービス起動機能35は、ディスクに格納
されているアプリケーションファイルを起動してアプリ
ケーションプロセスを生成することにより、それに対応
するサービスの提供を開始するために主にアプリケーシ
ョンシステム立上げ時に使用する機能である。アプリケ
ーションプログラムの置換時には、新版アプリケーショ
ンプログラムを起動するために使用できる。
【0039】サービス停止機能36は、アプリケーショ
ンインスタンスとアプリケーションプロセスを消滅させ
ることにより、それに対応するサービスの提供を停止す
るために主にアプリケーションシステム立下げ時に使用
する機能である。アプリケーション置換時には、旧版ア
プリケーションプログラムを停止するために使用でき
る。
【0040】図8(b)はサービス情報管理表40の内
容を示している。サービス情報管理表40は特許請求の
範囲で規定した置換制御情報記憶手段に対応する。サー
ビス情報管理表40には、アプリケーションファイル名
41、旧版アプリケーションファイル名42、閉塞条件
フラグ43、および閉塞解除条件44が格納される。こ
れらの情報は特許請求の範囲で規定した置換制御情報と
以下のように対応している。 アプリケーションファイル名41 ─> 置換プログラ
ム識別名 旧版アプリケーションファイル名42 ─> 被置換プ
ログラム識別名 閉塞条件フラグ43 ─> 被置換プログラム処理終了
条件と引き継ぎ制御情報 閉塞解除条件フラグ44 ─> 置換プログラム処理開
始条件
【0041】本実施例では、置換制御情報記憶手段の一
実施形態として、サービス情報管理表をアプリケーショ
ンプログラムごとに登録し、それぞれのサービス情報管
理表はそれに対応するアプリケーションプログラムに関
する置換制御情報を保持する。これについて図9を参照
して簡単に説明する。図9はアプリケーションプログラ
ムAをアプリケーションプログラムBに置換し、その
後、更にアプリケーションプログラムBをアプリケーシ
ョンプログラムCに置換する場合の例を示している。
【0042】アプリケーションプログラムAからBへの
置換では、アプリケーションプログラムAに対するサー
ビス情報管理表のアプリケーションファイル名、閉塞条
件フラグと、アプリケーションプログラムBに対するサ
ービス情報管理表のアプリケーションファイル名、旧版
アプリケーションファイル名、閉塞解除条件フラグが置
換制御情報として参照される。そして、アプリケーショ
ンプログラムBからCへの置換では、アプリケーション
プログラムBに対するサービス情報管理表のアプリケー
ションファイル名、閉塞条件フラグと、アプリケーショ
ンプログラムCに対するサービス情報管理表のアプリケ
ーションファイル名、旧版アプリケーションファイル
名、閉塞解除条件フラグが置換制御情報として参照され
る。
【0043】すなわち、各アプリケーションプログラム
に対するサービス情報管理表には、そのアプリケーショ
ンプログラムが置換プログラムであるときの情報と被置
換プログラムであるときの情報が格納されている。そし
て、アプリケーションプログラムの置換時に、置換プロ
グラムと被置換プログラム双方のサービス情報管理表が
置換制御情報記憶手段となり、その場合に応じて必要な
置換制御情報だけがそれぞれのサービス情報管理表から
読み出される。
【0044】次に、図8(b)のサービス情報管理表4
0の各情報について説明する。アプリケーションファイ
ル名41は、サービス情報管理表40が割り当てられて
いるアプリケーションプログラムに対するアプリケーシ
ョンファイル名である。
【0045】旧版アプリケーションファイル名42は、
サービス情報管理表40が割り当てられているアプリケ
ーションプログラムが置換プログラムである場合の被置
換プログラム、すなわち旧版アプリケーションプログラ
ムに対するアプリケーションファイル名である。サービ
ス情報管理表40が割り当てられているアプリケーショ
ンプログラムが被置換プログラムである場合はこの情報
は参照されない。
【0046】閉塞条件フラグ43は、アプリケーション
プログラムを置換する際のサービス閉塞条件を「即時閉
塞」または「待ち処理終了後閉塞」で指示するフラグで
ある。サービス情報管理表40が割り当てられているア
プリケーションプログラムが被置換プログラム(すなわ
ち旧版アプリケーションプログラム)である場合に閉塞
条件フラグ43が参照される。
【0047】閉塞条件フラグ43が「即時閉塞」を指示
する場合、サービス閉塞機能33を起動すると即時にサ
ービスが閉塞される。閉塞条件フラグ43が「「待ち処
理終了後閉塞」を指示する場合、サービス閉塞機能33
を起動すると、旧版アプリケーションインスタンスが
「処理実行状態」と「アイドル状態」(図7を参照)の
どちらであるかが検査され、「処理実行状態」であれば
その処理の終了後にサービスが閉塞され、「アイドル状
態」であれば即時にサービスが閉塞される。
【0048】なお、閉塞条件フラグ43は、特許請求の
範囲で規定した引き継ぎ制御情報も兼ねている。これ
は、サービスを即時に閉塞するか、あるいは現在実行中
の処理が終了してからサービスを閉塞するかの条件が、
処理情報を旧版アプリケーションプログラムから新版ア
プリケーションプログラムに引き継ぐか否かの条件に対
応しているためである。すなわち、旧版アプリケーショ
ンインスタンスが「アイドル状態」(図7を参照)であ
れば、サービスを即時に閉塞でき、それまでの処理情報
の引き継ぎを行うが、旧版アプリケーションインスタン
スが「処理実行状態」であれば、その処理が終了するの
を待ってからサービスを閉塞し、処理は終了しているの
で処理情報の引き継ぎは行わない。したがって、閉塞条
件フラグ43が「即時閉塞」を指示する場合は処理情報
の引き継ぎを行い、「待ち処理終了後閉塞」を指示する
場合は処理情報の引き継ぎを行わない。
【0049】システム保守者は、サービスの特性を考慮
して、次の基準で閉塞条件フラグ43の指示を決定する
ことができる。 開始してから短時間で処理を終えて終了するような
サービスは一般に「アイドル状態」の時間が短いので、
このようなサービスに対しては「待ち処理終了後閉塞」
を指示する。 開始してから長時間(例えば1年以上)かかるよう
なサービスは一般に「アイドル状態」の時間が長いの
で、このようなサービスに対しては「即時閉塞」を指示
する。
【0050】閉塞解除条件フラグ44は、アプリケーシ
ョンプログラムを置換する際のサービス閉塞解除条件を
「自動解除」と「手動解除」で指示するフラグである。
サービス情報管理表40が割り当てられているアプリケ
ーションプログラムが置換プログラム(すなわち新版ア
プリケーションプログラム)である場合に閉塞解除条件
フラグ44が参照される。
【0051】閉塞解除条件フラグ44が「自動解除」を
指示する場合、サービス閉塞機能33によりサービスが
閉塞され、旧版アプリケーションプログラムの処理が終
了した時点で、自動的にサービス閉塞解除機能34が起
動されてサービスが閉塞解除される。閉塞解除条件フラ
グ44が「手動解除」を指示する場合、サービス閉塞機
能33によりサービスが閉塞された後、システム保守者
等が手動で指示する(例えば、サービス閉塞解除のコマ
ンドをキーボードから入力する)ことによってサービス
閉塞解除機能34が起動されてサービスが閉塞解除され
る。
【0052】図8(c)はサービス状態管理表50の内
容を示している。サービス状態管理表50は、各アプリ
ケーションインスタンスが実行しているサービスの状態
に関する情報を保持する管理表であり、生成されたアプ
リケーションインスタンスに対して割り当てられ、その
アプリケーションインスタンスが消滅すると割当てが解
除される動的な情報である。サービス状態管理表50の
割当てと割当て解除はサービス制御機能30により自動
的に行われる。
【0053】サービス状態管理表50には、アプリケー
ションファイル名51、アプリケーションインスタンス
識別子52、サービス状態フラグ53、アプリケーショ
ンインスタンス状態フラグ54、引き継ぎ情報アドレス
55、および引き継ぎ情報語数56が格納される。
【0054】次に、図8(c)のサービス状態管理表5
0の各情報について説明する。アプリケーションファイ
ル名51は、そのサービスを実行するアプリケーション
プログラムに対するアプリケーションファイル名であ
る。アプリケーションインスタンス識別子52は、サー
ビス状態管理表50に対応するアプリケーションインス
タンスに付与された識別子である。
【0055】サービス制御機能は、サービス情報管理表
40のアプリケーションファイル名41、サービス状態
管理表50のアプリケーションファイル名51、アプリ
ケーションインスタンス識別子52を参照することによ
り、アプリケーションプロセスとアプリケーションイン
スタンスとの対応関係を認識し、アプリケーションイン
スタンスを識別することができる。
【0056】サービス状態フラグ53は、アプリケーシ
ョンファイル名51に対応するアプリケーションプログ
ラムが実行するサービスの状態を「提供中」または「閉
塞中」で指示するフラグである。「提供中」とはユーザ
に対してサービスを提供している状態であり、「閉塞
中」とはサービス閉塞機能33の実行によりサービスが
閉塞されている状態である。
【0057】アプリケーションインスタンス状態フラグ
54は、サービス状態管理表50が割り当てられたアプ
リケーションインスタンスの現在の状態が「処理実行状
態」と「アイドル状態」(図7を参照)のどちらである
かを示すフラグである。
【0058】引き継ぎ情報アドレス55と引き継ぎ情報
語数56は、旧版アプリケーションプログラムから新版
アプリケーションプログラムへの処理情報の引き継ぎを
行う際の作業用情報である。本実施例では、アプリケー
ションプログラムの置換時に、旧版アプリケーションプ
ログラムがその処理情報をいったんディスク上の所定の
記憶場所に保存し、新版アプリケーションプログラムが
ディスクに保存された処理情報を読み出すという形で処
理情報の引き継ぎを行う。したがって、引き継ぎ情報ア
ドレス55は処理情報が保存されているディスク上の先
頭アドレスであり、引き継ぎ情報語数56はディスクに
保存された処理情報の語数である。
【0059】次に、図4〜図6で概要を示したアプリケ
ーションプログラムの置換手順を、図8で具体化したサ
ービス制御機能、サービス情報管理表、サービス状態管
理表の内容に即して詳細に説明する。
【0060】図10は、アプリケーションプログラムの
置換の過程における旧版アプリケーションプログラム2
2と新版アプリケーションプログラム23の稼働状態の
例およびサービス情報管理表とサービス状態管理表の内
容を示している。すなわち、旧版アプリケーションプロ
セス12の下にn個の旧版アプリケーションインスタン
ス14が生成され、一方、新版アプリケーションプロセ
ス16の下にn個の新版アプリケーションインスタンス
18が生成されている。また、旧版アプリケーションプ
ログラム22に対してサービス情報管理表13が登録さ
れ、n個の旧版アプリケーションインスタンス14のそ
れぞれにサービス状態管理表15が割り当てられ、一
方、新版アプリケーションプログラム23に対してサー
ビス情報管理表17が登録され、n個の新版アプリケー
ションインスタンス18のそれぞれにサービス状態管理
表19が割り当てられている。また、便宜上、旧版アプ
リケーションファイル名はOLD、旧版アプリケーショ
ンインスタンス識別子はO1、O2、・・・Onとし、
新版アプリケーションファイル名はNEW、新版アプリ
ケーションインスタンス識別子はN1、N2、・・・N
nとする。以下の説明では図10に示した符号を使用す
る。
【0061】以下、前述したアプリケーションプログラ
ム置換手順〜の詳細を図10〜図14を参照して説
明する。
【0062】 新版アプリケーションプログラムの起
動 システム保守者は、予め作成された新版アプリケーショ
ンファイルNEWをディスクに格納しておき(ステップ
1)、次に、新版アプリケーションファイルNEWから
新版アプリケーションプログラム23を起動するために
サービス起動のコマンドをコンソールから投入する(ス
テップ2)。
【0063】サービス起動機能が起動されて新版アプリ
ケーションプロセス17が生成される(ステップ3)。
この時、新版アプリケーションプログラム23に対して
サービス情報管理表が既に登録されているかどうかを確
認するために現在登録されているサービス情報管理表が
検索される(ステップ4)。もし新版アプリケーション
プログラム23に対するサービス情報管理表が未登録で
あれば、サービス情報登録機能が起動され、新版アプリ
ケーションプログラム23に対してサービス情報管理表
17が登録される(ステップ5)。ステップ4と5の処
理を新版アプリケーションプログラム23の中に作りこ
んでおけば、新版アプリケーションプログラム23の起
動時に自動的にそれに対するサービス情報管理表17を
登録することができる。このように新版アプリケーショ
ンプログラムが起動時に自らサービス情報登録機能を呼
び出す方法は請求項7に対応する。
【0064】次に、新版アプリケーションプログラム2
3に対するサービス情報管理表17の旧版アプリケーシ
ョンファイル名171が参照され、その結果、アプリケ
ーションファイル名OLDに対応する旧版アプリケーシ
ョンプログラム22から、アプリケーションファイル名
NEWに対応する新版アプリケーションプログラム23
への置換が行われることがサービス制御機能により認識
される(ステップ6)。そして、旧版アプリケーション
プログラム22に対するサービス情報管理表13に関連
するサービス状態管理表15が検索され、その結果、旧
版アプリケーションプロセス12の下にn個のアプリケ
ーションインスタンスが存在することが確認される。サ
ービス情報管理表13とサービス状態管理表15との関
連はアプリケーションファイル名131とアプリケーシ
ョンファイル名151との一致を調べることで確認でき
る(ステップ7)。
【0065】上記のステップ6と7の処理は、サービス
制御機能が行っても、新版アプリケーションプロセス1
6が自分で行ってもよい。ステップ7の処理の結果を受
けて、新版アプリケーションプロセス16の下にn個の
アプリケーションインスタンスN1〜Nnが生成される
(ステップ8)。更に、生成された新版アプリケーショ
ンインスタンスN1〜Nnのそれぞれに対してサービス
状態管理表19が割り当てられる(ステップ9)。
【0066】 サービスの閉塞(旧版アプリケーショ
ンプログラムからの処理情報の引き継ぎを含む) 新版アプリケーションプログラム23の起動が終了する
と、次にサービス閉塞機能が起動される(ステップ1
0)。サービス閉塞機能の起動は、新版アプリケーショ
ンプログラム23の起動終了後にサービス制御機能が自
動的に行う方法と、システム保守者がサービス閉塞のコ
マンドをコンソールから投入することによって行う方法
とが可能である。
【0067】サービス閉塞機能が起動されると、旧版ア
プリケーションプログラム22に対するサービス情報管
理表13の閉塞条件フラグ133が検査される(ステッ
プ11)。閉塞条件フラグ133が「待ち処理終了後閉
塞」を指示していれば、待ち処理(ステップ12)を開
始する。閉塞条件フラグ133が「即時閉塞」を指示し
ていれば、待ち処理は行われない。この場合の待ち処理
とは、n個の旧版アプリケーションインスタンス14が
すべて「アイドル状態」になるのを待つ処理のことであ
る。サービス制御機能は旧版アプリケーションインスタ
ンス14に対するサービス状態管理表154のアプリケ
ーションインスタンス状態フラグ154を監視し、n個
の旧版アプリケーションインスタンス14がすべて「ア
イドル状態」になれば待ち処理を終了する。
【0068】各アプリケーションインスタンスは、自分
の状態をサービス制御機能に通知するために、サービス
状態管理表のアプリケーションインスタンス状態フラグ
をセットまたはリセットする。したがって、アプリケー
ションプログラムの中にアプリケーションインスタンス
状態フラグを適宜にセット・リセットする処理を作りこ
んでおく必要がある。
【0069】待ち処理(ステップ12)の終了後に、あ
るいは閉塞条件フラグ133が「即時閉塞」を指示して
いる場合は即時に、サービス制御機能は、n個の旧版ア
プリケーションインスタンスのサービス状態管理表15
のサービス状態フラグ153を「提供中」から「閉塞
中」に変え(ステップ13)、n個の旧版アプリケーシ
ョンインスタンス14の実行中の処理を終了させ(ステ
ップ14)、旧版アプリケーションプログラム22に対
するユーザからのアクセスを禁止する(ステップ1
5)。例えば、旧版アプリケーションプログラム22に
対してユーザからのアクセスがあってもそのユーザに拒
否応答を返す。
【0070】サービスが閉塞されると、処理情報の引き
継ぎを行うか否かを判断するために、旧版アプリケーシ
ョンプログラム22に対するサービス情報管理表13の
閉塞条件フラグ133が検査される(ステップ16)。
閉塞条件フラグ133が「待ち処理終了後閉塞」を指示
している場合、前述したように処理情報の引き継ぎの必
要はないので次のステップ17と18は省略される。一
方、閉塞条件フラグ133が「即時閉塞」を指示してい
る場合、旧版アプリケーションインスタンス14から新
版アプリケーションインスタンス18に処理情報を引き
継がせるために次のステップ17と18が実行される。
【0071】各旧版アプリケーションインスタンス14
がサービス閉塞直前まで実行していた処理の情報がディ
スクに保存される(ステップ17)。そして、保存され
た処理情報のディスク上の格納アドレスと語数が、各旧
版アプリケーションインスタンス14に対応する新版ア
プリケーションインスタンス18のサービス状態管理表
19の引き継ぎ情報アドレス195と引き継ぎ情報語数
196に書き込まれる(ステップ18)。ステップ16
〜18の処理情報引き継ぎの処理は、サービス制御機能
が行っても、各旧版アプリケーションインスタンス14
が自分で行ってもよい。
【0072】ステップ18までの処理が終了した旧版ア
プリケーションインスタンス14は、サービス閉塞のた
めの処理が完了したことを示すために、各自のサービス
状態管理表15のサービス状態フラグ153の指示を
「閉塞中」にする(ステップ19)。
【0073】 サービスの閉塞解除(新版アプリケー
ションプログラムへの処理情報の引き継ぎを含む) サービス制御機能は、サービスの閉塞の完了を判断する
ために、旧版アプリケーションインスタンス14のサー
ビス状態管理表15のサービス状態フラグ153を監視
する(ステップ20)。n個の旧版アプリケーションイ
ンスタンス14のサービス状態フラグ153がすべて
「閉塞中」を指示すれば、サービスの閉塞が完了したと
判断される。
【0074】サービス制御機能は、サービスの閉塞を自
動解除するか、あるいは手動解除するかを判断するため
に、新版アプリケーションプログラム23に対するサー
ビス情報管理表17の閉塞解除条件フラグ174を検査
する(ステップ21)。閉塞解除条件フラグ174が
「手動解除」を指示していれば、サービス制御機能は待
ち処理(ステップ22)を行い、閉塞解除条件フラグ1
74が「自動解除」を指示していれば待ち処理を行わな
い。この場合、待ち処理とは、システム保守者がサービ
スの閉塞解除のコマンドを投入するのを待つことであ
る。サービスの閉塞解除のコマンドが投入されれば以下
のステップに進む。
【0075】旧版アプリケーションインスタンス14の
処理情報がディスクに保存されているか否かを判断する
ために、旧版アプリケーションプログラム22に対する
サービス情報管理表13の閉塞条件フラグ133が検査
される(ステップ23)。閉塞条件フラグ133が「即
時閉塞」を指示している場合、保存されている旧版アプ
リケーションインスタンス14の処理情報を新版アプリ
ケーションインスタンス18が引き継ぐための処理(ス
テップ24)が行われ、閉塞条件フラグ133が「待ち
処理終了後閉塞」を指示している場合、前述したように
処理情報は保存されていないので引き継ぎ処理は行われ
ない。
【0076】新版アプリケーションインスタンス18の
サービス状態管理表19の引き継ぎ情報アドレス195
が示すディスク上のアドレスから、引き継ぎ情報語数1
96が示す語数の処理情報が読み出される(ステップ2
4)。ステップ23〜24の処理は、サービス制御機能
が行っても、各新版アプリケーションインスタンス18
が自分で行ってもよい。
【0077】ステップ24までの処理が終了した新版ア
プリケーションインスタンス18は、サービス閉塞解除
の準備が完了したことを示すために、各自のサービス状
態管理表19のサービス状態フラグ193の指示を「提
供中」にする(ステップ25)。
【0078】サービス制御機能は、サービス閉塞解除の
準備完了を判断するために、新版アプリケーションイン
スタンス18のサービス状態管理表19のサービス状態
フラグ193を監視する(ステップ26)。n個の新版
アプリケーションインスタンス18のサービス状態フラ
グ193がすべて「提供中」を指示すれば、サービスの
閉塞解除の準備が整ったと判断される。
【0079】そして、サービス制御機能は、新版アプリ
ケーションプログラム23に対するユーザからのアクセ
スを許可する(ステップ27)。例えば、サービス閉塞
前にそのサービスを利用していたユーザに対してサービ
ス再開が通知され、それらのユーザは、サービス閉塞前
にアクセスしていた旧版アプリケーションインスタンス
14に対応する新版アプリケーションインスタンス18
にアクセスできるようになる。以後、新版アプリケーシ
ョンプログラム23は通常の動作を開始し、ユザにサー
ビスを提供する。
【0080】 旧版アプリケーションプログラムの停
止 システム保守者は、新版アプリケーションプログラム2
3によるサービスが正常に再開したことを確認した後、
サービス停止のコマンドを投入する(ステップ28)。
サービス停止機能が起動されることにより、n個の旧版
アプリケーションインスタンス14に対するサービス状
態管理表19の割当てがそれぞれ解除され、次いで旧版
アプリケーションインスタンス14がすべて消滅し、最
後に旧版アプリケーションプロセス12が消滅する(ス
テップ29)。
【0081】更に、システム保守者がサービス情報登録
解除のコマンドを投入する(ステップ30)と、旧版ア
プリケーションプログラム22に対するサービス情報管
理表13の登録が解除される(ステップ31)。以上
で、旧版アプリケーションプログラム22から新版アプ
リケーションプログラム23への置換が完了する。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ソフトウェアシステムの改版時のアプリケーションプロ
グラムの処理を一括管理することにより、稼働中のアプ
リケーションプログラムを旧版から新版へ効率的に置換
し、それに伴って生じる処理中断時間を短縮することが
できる。
【0083】また、本発明によれば、置換前に旧版アプ
リケーションプログラムが行っていた処理の情報を置換
後に新版アプケーションプログラムに引き継がせること
で、置換のために旧版アプリケーションプログラムが中
断した処理を新版アプリケーションプログラムに再開さ
せることができる。
【0084】また、本発明によれば、置換するアプリケ
ーションプログラムの処理の特性に応じてアプリケーシ
ョンプログラム置換時の条件を指定できるので、置換の
前後のアプリケーションプログラムの処理の連続性が高
いレベルで保証される。
【0085】また、本発明によれば、新版アプリケーシ
ョンプログラムをソフトウェアシステムにおいて起動す
る際にそれに対する置換制御情報が自動的に登録される
ので、改版作業を省力化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原理説明図である。
【図2】実施例のソフトウェアシステムの構成を示す図
である。
【図3】実施例のアプリケーションプログラムの稼働の
概念図である。
【図4】実施例のアプリケーションプログラムの置換手
順の概要を説明するための図である。
【図5】実施例のアプリケーションプログラムの置換手
順の概要を説明するための図である。
【図6】実施例のアプリケーションプログラムの置換手
順の概要を説明するための図である。
【図7】実施例のアプリケーションインスタンスの状態
の遷移を説明するための図である。
【図8】実施例のサービス制御機能の構成を示す図であ
る。
【図9】置換時のサービス情報管理表の参照情報を示す
図である。
【図10】置換時の旧版および新版アプリケーションプ
ログラムの稼働状態の例を示す図である。
【図11】実施例のアプリケーションプログラムの置換
手順の詳細を説明するフローチャートである。
【図12】実施例のアプリケーションプログラムの置換
手順の詳細を説明するフローチャートである。
【図13】実施例のアプリケーションプログラムの置換
手順の詳細を説明するフローチャートである。
【図14】実施例のアプリケーションプログラムの置換
手順の詳細を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ソフトウェアシステム 2 UNIXオペレーティングシステム 3 アプリケーションシステム 4 ディスク 5 ソフトウェアシステム1に直接接続される端末 6 ネットワーク経由でソフトウェアシステム1に接続
される遠隔の端末 7 ネットワーク経由でソフトウェアシステム1に接続
される他システム 8 アプリケーションファイル 9 アプリケーションプロセス 10 アプリケーションインスタンス 11、20 ユーザ 12 旧版アプリケーションプロセス 13 旧版アプリケーションプログラムに対するサービ
ス情報管理表 14 旧版アプリケーションインスタンス 15 旧版アプリケーションインスタンスに対するサー
ビス状態管理表 16 新版アプリケーションプロセス 17 新版アプリケーションプログラムに対するサービ
ス情報管理表 18 新版アプリケーションインスタンス 19 新版アプリケーションインスタンスに対するサー
ビス状態管理表 21 アプリケーションインスタンスの処理情報 22 旧版アプリケーションプログラム 24 新版アプリケーションプログラム 30 サービス制御機能 31 サービス情報登録機能 32 サービス情報登録解除機能 33 サービス閉塞機能 34 サービス閉塞解除機能 35 サービス起動機能 36 サービス停止機能 40、13、17 サービス情報管理表 41、131、171 アプリケーションファイル名 42、172 旧版アプリケーションファイル名 43、133 閉塞条件フラグ 44、174 閉塞解除条件フラグ 50、15、19 サービス状態管理表 51、151、191 アプリケーションファイル名 52、152、192 アプリケーションインスタンス
識別子 53、153、193 サービス状態フラグ 54、154、194 アプリケーションインスタンス
状態フラグ 55、195 引き継ぎ情報アドレス 56、196 引き継ぎ情報語数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 灰▲塚▼ 凡樹 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 高崎 徹 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 山根 健一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 阿彦 浩文 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ特定の機能を提供するプログラ
    ムの集合からなるソフトウェアシステムの稼働中プログ
    ラム置換方法であって、 置換制御情報記憶手段と、 上記プログラムの機能とは別に設けられた置換制御手段
    とを備え、 該置換制御情報記憶手段は、 少なくとも、置換プログラムのプログラム識別名と、被
    置換プログラムのプログラム識別名と、プログラム置換
    時の条件とを記憶し、 該置換制御手段は、 上記の置換制御情報を参照しながら被置換プログラムを
    置換プログラムに置換することを特徴とするソフトウェ
    アシステムの稼働中プログラム置換方法。
  2. 【請求項2】 該置換制御情報記憶手段は、被置換プロ
    グラムから置換プログラムへ処理情報を引き継がせるか
    否かを指示する引き継ぎ制御情報を更に記憶し、 該置換制御手段は、プログラム置換時に、該引き継ぎ制
    御情報を参照することにより被置換プログラムから置換
    プログラムへの処理情報の引き継ぎを行うか否かを判断
    することを特徴とする請求項1記載のソフトウェアシス
    テムの稼働中プログラム置換方法。
  3. 【請求項3】 該置換制御情報記憶手段は、プログラム
    置換時の条件として被置換プログラム処理終了条件を記
    憶し、 該置換制御手段は、プログラム置換時に、該被置換プロ
    グラム処理終了条件を参照することにより、被置換プロ
    グラムの処理を即時に終了させるか、あるいは、実行中
    の処理があればその処理が終了するのを待つか、 を判断することを特徴とする請求項1または2に記載の
    ソフトウェアシステムにの稼働中プログラム置換方法。
  4. 【請求項4】 該置換制御情報記憶手段は、プログラム
    置換時の条件として置換プログラム処理開始条件を記憶
    し、 該置換制御手段は、プログラム置換時に、該置換プログ
    ラム処理開始条件を参照することにより、被置換プログ
    ラムの処理終了時に自動的に置換プログラムの処理を開
    始させるか、あるいは、手動的な指示に従って置換プロ
    グラムの処理を開始させるか、を判断することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のソフトウェアシス
    テムの稼働中プログラム置換方法。
  5. 【請求項5】 それぞれ特定の機能を提供するプログラ
    ムの集合からなるソフトウェアシステムの稼働中プログ
    ラム置換装置であって、 少なくとも、置換プログラムのプログラム識別名と、被
    置換プログラムのプログラム識別名と、プログラム置換
    時の条件とを記憶する置換制御情報記憶手段と、 上記の置換制御情報を参照しながら被置換プログラムを
    置換プログラムに置換する置換制御手段とを備えること
    を特徴とするソフトウェアシステムの稼働中プログラム
    置換装置。
  6. 【請求項6】 該置換制御情報記憶手段は、 上記プログラム置換時の条件として被置換プログラム処
    理終了条件と置換プログラム処理開始条件とを記憶し、 また更に、被置換プログラムから置換プログラムへ処理
    情報を引き継がせるか否かを指示する引き継ぎ制御情報
    を記憶し、 該置換制御手段は、 該被置換プログラム処理終了条件と引き継ぎ制御情報を
    参照することにより、被置換プログラムの処理を終了さ
    せると共に、置換プログラムに引き継がせる処理情報が
    あればそれを所定の記憶場所に格納する被置換プログラ
    ム終了手段と、 該置換プログラム処理開始条件と引き継ぎ制御情報を参
    照することにより、置換プログラムの処理を開始させる
    と共に、被置換プログラムから引き継ぐ処理情報があれ
    ばそれを所定の記憶から取り出す置換プログラム開始手
    段と、を含んで構成される請求項5記載のソフトウェア
    システムの稼働中プログラム置換装置。
  7. 【請求項7】 該置換制御手段は、置換プログラムが起
    動される際に、該置換プログラムに関する置換制御情報
    を該置換制御情報記憶手段に記憶させる置換制御情報登
    録手段を含んで構成される請求項5または6に記載のソ
    フトウェアシステムの稼働中プログラム置換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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